ナーズム・ヒクメトの「祖国への裏切り」、国会で読まれる(Milliyet紙)
2005年06月08日付 Milliyet 紙

公正発展党(AKP)のギュンドゥズ議員は、ある高校生が逮捕されるきっかけとなったナーズム・ヒクメトの詩を国会の演壇で読み上げた。

AKPサカリヤ選出の国会議員、スレイマン・ギュンドゥズ氏は、トルコ大国民議会総会で議題外の話題について言及し、ムーラ県ミラス郡で高校生Ç.C.が逮捕されるきっかけとなったナーズム・ヒクメトの「祖国への裏切り(非国民)」という詩を読み上げた。
ナーズム・ヒクメトの遺体がトルコに戻されることにかんし、自分たちの果たすべき役割があると話すギュンドュズは、「共産主義的な思想を持っていたと百年以上言われ続けてきたシェイフ・ベドレッディンとエンヴェル・パシャの遺体は再び戻ってくることになった。今度はナーズム・ヒクメトの番だ。我々はそれについても保護する責任がある」と語った。CHP(共和人民党)議員らは、ギュンドゥズの演説に対し「素晴らしい」と言って拍手を送った。

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( 翻訳者:塚田 )
( 記事ID:164 )