散発的な攻撃でイラク人54名死亡、88名怪我、アメリカ兵3名死亡(アル・アハラーム紙)
2005年06月15日付 Al-Ahram 紙

散発的な攻撃でイラク人54名死亡、88名怪我、アメリカ兵3名死亡
(部分訳)

 Gallup機構が行なった世論調査では、アメリカ人の56%が「事態はイラクでの開戦を実行するほどではなかった」と考えており、米国のイラクからの完全撤退を支持する人の率は、17%から28%へと跳ね上がった。また、アメリカの徴収兵の下士官たちの死亡者数が1700名以上にのぼった後、ブッシュ大統領の所属する共和党のメンバーたちが、イラクからの米軍撤退の期限決定のアピールに参加した。おととい、ブッシュは、イラク大統領ジャラール・ターラバーニーに電話連絡し、暴力が続いていても、新憲法起草作業を完了することの重要性を強調した。アメリカのスポークスマンは、ブッシュとターラバーニーは、電話連絡で、イラク社会のすべてのグループが、憲法作成作業に参加することの重要性を受け入れたと述べた。
 暫定議会は、憲法の草稿の提出を、遅くとも8月半ばまでにと求めているといわれる。

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( 翻訳者:榮谷温子 )
( 記事ID:229 )