2005年6月16日付 シャルグ紙14面
政治に積極参加するテヘラン女性は6%
【ISNA】テヘランに住む女性の41.3%は政治への参加度が低く、52.7%は中程度で、6%の女性だけが積極的に参加している、ということが調査によって判った。ハーイェデ・ゴッレヤーズィー女性参加センター調査局長は、アッラーメ・タバータバーイー大学学術委員会メンバーのモハンマド・ホセイン・パナーヒー教授がテヘラン女性を対象にして行った、政治参加への有力な要因についての調査の結果について、次のように述べた。「調査によれば、社会の政治的状況に満足している女性は40%に満たない。」「『政治的責任者の活動や社会の現状に対する抗議として、選挙や政治活動への参加を控えるかどうか』という質問に対して、60%はしたことがないと回答し、40%は一回以上、(政治的責任者に対する抗議で)消極的政治参加をした、と回答した。」ゴッレヤーズィー氏は続けて、調査対象の変化のひとつとしての職業的地位にもふれ、ISNAに対して次のように述べた。「調査によると、18.4%のテヘラン女性は社会的地位が高く、61.9%は中流、19.7%は低い地位にある。」氏の言によると、この調査結果によって、質問に答えた女性の家庭の42%は職業的地位が低く、20%は中流以下、18%は高い、あるいは非常に高い職業的地位にあり、テヘランで働く女性たちの職業的地位は、総じて男性の職業的地位よりも高いことがわかった。女性参加センター調査局長のゴッレヤーズィー氏は最後に、このように述べた。「この調査の結果は、テヘラン女性の政治に対する関心度を特に表している。38%のテヘラン女性は政治的活動に興味がなく、55%の女性も少し、もしくはある程度の興味であり、7%の女性のみが政治的活動に対して関心を持っている。」
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( 翻訳者:久野華代 )
( 記事ID:269 )