ハサン・ロウハーニー師ジュネーブへ
2005年05月25日付 Sharq 紙

2005年5月25日 シャルグ紙1面

【イラン国営通信】ハサン・ロウハーニー国家安全保障最高評議会書記は昨日、英独仏外相との核交渉のため、国連のヨーロッパ事務局が置かれているジュネーブに入った。あるイラン人外交官はジュネーブでイラン国営通信記者に対し、「最もハイレベルな対ヨーロッパ核交渉担当者が、水曜日午後にここジュネーブで、ヨーロッパ3カ国の外相と会談する予定だ」と述べた。ロウハーニー師と随行の交渉団がジュネーブに到着したまさにそのとき、ブリュッセルでイランとヨーロッパ3カ国の専門委員会は、今回の交渉の議題に関して討議しているところであった。その中のスィールース・ナーセリー、ホセイン・ムーサヴィヤーン、アリー・アーガーモハンマディーの三氏は、この交渉でロウハーニー師に合流する予定である。ヨーロッパのある外交官は火曜日、ウィーンにおいて次のように述べた。「イランとEUの高官は、ジュネーブでの会談で、対話の継続で合意することを目指している」。さらに同外交官は「一部の報道に反して、この協議は合意への最後の機会ではなく、のちの交渉への道を開くものである」と述べた。仏・独の外相、ハヴィエル・ソラナEU共通外交上級代表とともに、水曜日にロウハーニー師との会談に参加する予定の英外相ジャック・ストロー氏は、この会談の進展に期待する旨表明した。

Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:高橋靖子 )
( 記事ID:96 )