ジャック・シラク仏大統領「イラン・欧州核協議が不調に終われば問題を国連安保理に付託」 ハムシャフリー紙
2005年07月23日付 Hamshahri 紙
【ISNA】シラク・フランス大統領はシオニストの新聞に、もし欧州とイランの交渉が決裂した場合、この問題は国連安全保障理事会に付託されるだろう、と主張した。シラク大統領はシオニストの新聞であるハアレツ紙との会見で、「欧州とイランの核協議が成功し、核兵器が広まる危険が回避されることを望んでいる。そうでない場合には、もちろんこの問題を国連安全保障理事会へ送らなくてはいけないだろう」と述べた。シラク氏はまた、このインタビューでフランスとシオニズム政権との友好的な関係を強調し、そればかりか、同紙の伝えるところによれば、シオニズム政権との友好関係を言い表す際、普通では考えられないほど熱烈な調子で表現したという。
*注:イランはイスラエルを正統な国家として認めておらず、イスラエルを「シオニスト政権」、イスラエル国民一般を無差別に「シオニスト」と称し、「イスラエル市民」に対するいわゆる「自爆テロ」を「シオニスト」に対する「殉教」と呼ぶことが多い。
現地の新聞はこちらから
( 翻訳者:河西高志 )
( 記事ID:511 )