トプカプ宮殿に真っ昼間に泥棒、なにが盗まれたかすら不明!(Milliyet紙)
2005年06月29日付 Milliyet 紙

トルコで最高の防犯体制を誇る博物館の一つで、文化観光省が管理するトプカプ宮殿へ昨日、白昼に泥棒が入った。宮殿からどの収蔵品が盗まれたかはいまだ明らかになっていない。

■血液サンプルを採取

単独もしくは複数の窃盗犯は、博物館が閉館する火曜日、金角湾に面した4番目の中庭に位置するバグダッド別館裏の施錠された倉庫に、ガラスを割って侵入したことが明らかになった。
割られたガラスの一部に血痕が残されていた。事件発覚後、宮殿へ入った警察は、職員からも血液サンプルを採った。当日、宮殿ではDÖSİM(独立採算事業運営室)の職員と清掃員、ガードマンが働いていた。

■カメラは無かった

博物館の関係者は、倉庫から何が盗まれたか明らかにするため、深夜まで財産目録とを見ながら収蔵品の確認作業を行った。倉庫には絵画、花瓶、燭台といった品々があったことが分かっている。さらに、大変貴重な手書きの書物が収蔵されているバグダッド別館図書室にも窃盗犯が侵入したのではないかという懸念もある。警察は、窃盗犯は素人で、トプカプ宮殿をよく知るものであるという見方を示した。関係者は倉庫内には監視カメラが無かったと語った。

■宮殿をどう守る?

トプカプ宮殿には通信網に接続されていない監視カメラがあり、映像は15日間保存される。訪問者に開放されている全ての場所に警報システムが設置されており、入口にはコンピューター管理の回転ドアシステムがある。また、門と館内にはガードマンが巡回している。博物館閉館後から翌日の開館時間までは門番が常駐している。窃盗が行われた倉庫のある場所へは観光客は入れない。

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( 翻訳者:塚田 真裕 )
( 記事ID:340 )