北日本をマグニチュード7.2の地震が襲う(アル・アハラーム紙)
2005年08月17日付 Al-Ahram 紙

■北日本をマグニチュード7.2の地震が襲う
 局地的に津波が起こる

【東京:カマール・ジャーブッラー-アジア諸国の首都-諸通信社】

 マグニチュード7.2の地震が日本の東北地方を襲ったが、死者は出なかった。恐怖の始まりは、揺れが地震が襲った地域の広い範囲で停電を、また列車の運休を、首都東京の諸空港の一時的閉鎖を引き起こしたあとのことだ。海からの弱い波(ツナミ)が、日本北部の海岸を襲ってきたあと、恐怖はさらに高まった。その津波が、学者や高官らの推測の眼前に、今後もっと強い津波が来る可能性の扉を開いたからだ。

 日本の気象庁は、マグニチュード7を越える地面の揺れは、日本の宮城県の海岸に向かって、太平洋の水面下20キロメートルの距離で起きたと発表した。地面の揺れは、死者も、行方不明者の報告ももたらさなかったが、北部の4地区(宮城、岩手、福島、埼玉)で、多くの公立私立の建物の半壊や全壊の結果、およそ46名の軽症の怪我人を出した。

(後略)

Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:榮谷温子 )
( 記事ID:700 )