■ アッバース大統領「立法評議会選挙は来年1月に」
■ ガザ地区で最初の入植地撤去
2005年8月10日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面
【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】
パレスチナのガザ地区およびヨルダン川西岸地区における「分離」計画の実施期限が近づくなか、パレスチナのマフムード・アッバース大統領は、この8月17日に開始する予定のイスラエル軍撤退実行中にイスラエル人を攻撃することは、パレスチナ人の独立の機会を損なうものであるとして、これを控えるよう警告した。また、パレスチナ自治区における立法評議会選挙実施の日程として来年の1月を指定し、イスラム抵抗運動ハマースおよびイスラム・ジハードをはじめとするパレスチナ各派に対して前向きな姿勢を表明した。一方、「分離」計画実施の開始を控えて、イスラエル当局はガザ地区北部ドゥギート入植地の全住民を退去させた。
(後略)
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( 翻訳者:森晋太郎 )
( 記事ID:648 )