イラク憲法草案、移行国民議会に上程(アル・ナハール紙)
2005年08月24日付 Al-Nahar 紙

■ ジャアファリー首相、憲法草案修正の可能性低いとの観測
■ ブッシュ大統領、スンナ派に平和な暮らしか暴力かの選択を迫る

2005年8月24日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面

【AFP、ロイター、AP他】

 イラク移行国民議会において今週承認される見通しの憲法草案について、イラク政府は、全国規模での連邦制の導入に対する少数派スンナ派の強い反対にもかかわらず、大きな修正が施される可能性は低いとの観測を示した。またアメリカのブッシュ大統領は草案上程の一歩に対してすぐさま歓迎の意を表明し、スンナ派が草案を受け入れるよう促した。

 移行国民議会は月曜日の夜に草案を受理し、承認投票については各派の感情が落ち着くまで3日間延期することとした。しかしイブラヒーム・ジャアファリー内閣のライス・クッバ報道官は「上程された草案は、ほぼそのまま草案として採用されることになる」との声明を発表している。

 ジャラール・タラバーニー大統領は政治プロセス促進の勢いを保持するため、国内の各指導者間の仲介努力を再開した。大統領府のカムラン・ダーギー報道官は「タラバーニー大統領は憲法草案における対立点の解消に向けた努力の一環として各方面との接触を再開した。大統領は憲法の起草に国民の全勢力が参加することこそきわめて重要だと強調している。合意の原則こそがイラクの統一と安全と未来を保証すると大統領は考えている。」との声明を発表した。
(後略)

Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:森晋太郎 )
( 記事ID:742 )