アフメト・ユミット『物語は物語の中に』の韓国語版、出版(Milliyet 紙)
2005年07月27日付 Milliyet 紙

作家アフメト・ユミットの『物語は物語の中に(Masal Masal İçinde)』が、韓国最大手の出版社の1つであるPrunsoop出版から近日中に出版される。この本は、トルコ語版と同様にオルハン・アッカプランの挿絵が入れられる予定だ。同書は、以前アジス・ネスィンとオルハン・パムクの本を訳したナナ・リーが今回も韓国語へ訳した。


********************本記事への解説********************
Ahmet Ümit(1960~)
1960年、ガズィアンテプで7人兄弟の末っ子として生まれる。マルマラ大学公共政策学部卒業。1989年に詩集『街角の隠れ場(Sokağın Zulası)』でデビュー。1990年には文芸雑誌Yine HİŞTを創刊し、その後7年間続いた。1992年短編小説、『夜は裸足だった(Çıplak Ayaklıydı Gece)』により一躍脚光を浴び、フェリト・オウズ・バユル思想芸術賞(Ferit Oğuz Bayır Düşün ve Sanat Ödülü)を受賞。1994年長編小説『一声が夜を裂く(Bir Ses Böler Geceyi)』、『物語は物語の中に』を発表。近年は推理小説に関する研究書を執筆。また、彼の著作に現れる激しい感情は推理小説『霧と夜』(2002)に結実されている。
(参照 http://www.canyayinlari.com/yazar_ayrinti.asp?id=10)

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( 翻訳者:塚田 )
( 記事ID:537 )