高等教育機構(YÖK)、15県での大学新設を承認(Milliyet紙)
2005年09月18日付 Milliyet 紙
高等教育機構(YÖK)は、政府との摩擦の原因となった15県への新しい大学の開設に関するプロジェクトを承認した。YÖKのエルドアン・テズィチ理事長は、15県を優先順位により3段階に区分したことを明らかにした
新大学の開設のために国会を通過しなければならない法案に「学長は閣議により任命される」との文言があることに反対したYÖKは、政府との摩擦の原因となった15県に新大学を設置するプロジェクトを承認した。YÖKのテズィチ理事長は、15の県を優先順位という点から3段階に区分し、国民教育省に提案することを明らかにした。YÖK総会の後、会見を行ったテズィチ氏は、新しい大学の開設に関する尺度が定まったと述べた。テズィチ氏は次の様に説明した:
「7、8の基準が定められた。これらの基準には、その地域の発展状況や、その地域にある学部、学生、教員の数、高等専門学校の状況、つまり1つの大学のもとに統合できるかなどといった事柄が含まれる。(提案を)来週政府に伝えるつもりだ。大学開設の条件を満たしているものは、いくつかの条件をクリアすることで大学を開設できるだろう」。
設置基準は明日国民教育省に伝えられる予定。大学開設が協議されている県は次の通り:リゼ、ギレスン、カスタモヌ、オルドゥ、ドゥズジェ、テキルダー、ウシャク、アクサライ、ヨズガト、エルズィンジャン、クルシェヒル、アドゥヤマン、ブルドゥル、アマスヤ、チョルム。
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( 翻訳者:岩根 匡宏 )
( 記事ID:891 )