外相からムバーラク大統領へアメリカ訪問の結果報告(アル・アハラーム紙)
2005年09月24日付 Al-Ahram 紙

■外相からムバーラク大統領へアメリカ訪問の結果報告
 アブー・アル=ガイト外相:「議題は、イスラエルのガザ完全撤退について」

 ホスニー・ムバーラク大統領は、アハマド・アブ・アル=ガイト外相より、最近の米国訪問と国連サミットでの活動や、コンドリーザ・ライス国務長官を初めとする米国高官らとの会見の結果報告を受けた。
 アブー・アル=ガイト外相は昨朝カイロに戻った直後、「国際機構会議が開催されたことで、その協議により目的が達成され、世界の指導者間で協議するための大きな機会が与えられた」と述べた。
 ワシントンからの、本紙の特派員の報告では、アハマド・アブー・アル=ガイト外相は、同地でのライス国務長官との会議の直後に、「話し合いは、国際四者会議の成果についてと、どうやってイスラエルをガザから完全撤退させるかということ、そして空港と港をそこにつくることについてだった」と説明したということである。
 そして、アブー・アル=ガイト外相はこうも述べた。「また、話し合いの中で、アメリカは、イラクに隣接する国々から様々な国籍の人間がイラクに侵入している疑いに加え、イラク情勢へのアメリカの見解についても述べた」。
 そして同席していたエジプトのナビール・ファフミー米国大使が、「今回のアブー・アル=ガイト外相と合衆国高官らとの会見で、すべてのレベルにおいてエジプト・アメリカ間の話し合いを続けてゆきたいというアメリカ側の希望が明らかになった」と述べた。

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( 翻訳者:遠藤さやか )
( 記事ID:952 )