ヨルダンがアカバの米国軍艦攻撃犯人逮捕のため、同国史上最大の治安作戦を展開(アル・アハラーム紙)
2005年08月21日付 Al-Ahram 紙
■ヨルダンがアカバの米国軍艦攻撃犯人逮捕のため、同国史上最大の治安作戦を展開
多数の被疑者を拘束、未使用のミサイルを四発発見
米国、テロ攻撃を断罪・・・犯人逮捕へヨルダンとイスラエルとの協力を確言
【アンマン―サリーム・アル=マアーニー―諸通信社】
ヨルダン治安軍はアカバで、一昨日アカバ港とイスラエルのエイラートで起きたカチューシャロケット発射の被疑者の捜索作戦を開始した。この攻撃では主に、アカバ港の二隻の米国の戦艦が標的となった。今回の治安作戦はヨルダン史上最大のものであると評された。
ヨルダン軍は、アカバ市内の倉庫から三発のミサイルが発射されたことから、ヘリコプターを用いて、エジプト人、シリア人、イラク人などのアラブ人労働者が多数居住するアカバのアル=シャラーラ地区、アル=ヒザーン地区の二地区で捜索作戦を行った。同軍は二地区の家屋を一軒一軒捜索し、多くの被疑者を拘束した。
(後略)
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( 翻訳者:村山誓一 )
( 記事ID:714 )