9月12日の新学期を前に教員の勤務校決定(Milliyet紙)
2005年08月30日付 Milliyet 紙
教育大臣のチェリキは、10338人の教員任命に関するコンピューターによる抽選を始め、「辞令にあるように、学校は9月12日に新しい教員たちとともに始まる」と話した。
国民教育省は昨日、空席となっている10509人分の常勤職に10338人の教員を任命した。教育大臣ヒュセイン・チェリキは、任命は透明かつ公正に行われたと述べ、「教員たちは9月5日から業務に就く。学校は9月12日の日曜日に始まる」と話した。チェリキは、昨日の首都教師会館で行われた教員任命式に参加した。
■「10箇所まで選択肢が認められた」
国民教育省総務部長レムズィ・カヤ氏は、10509人分(うち、10209席は今回初めて任命の対象となった)の空いている常勤職に教師を任命することを説明した。カヤは、教師たちに5つの県で10箇所まで選択肢を認めると説明し、点数とこの選択肢に基づいてコンピューターで抽選を行い、勤務する学校に教員として直接任命したと説明した。コンピューターによる任命は透明かつ公正に行われると話すチェリキは、国民教育省史上初めて県ではなく学校に直接任命を行っていると説明した。
■2万人分の契約教員
チェリキはこの常勤教員の任命のほかに、2万の契約教員の雇用を行うと述べ、9月1日から申込を受け付けると話した。任命された教師たちは9月5から業務に就き、学校は辞令にあるように9月12日に新しい教師たちとともに始まるとチェリキは語った。
■派遣教師システム
チェリキ教育相は、ある科目の教師は担当している学校で週6時間しか授業を行わないが、他の学校では同じ科目の授業を行う教師がいないことを指摘し、「そこで『派遣教師システム』を利用します。近くの学校で教師のいない授業があるところに教師を送り込むことを保障する」と話した。
□最初に任命された教師はうれし泣き
チェリキは、「教師候補の中で自分が任命されたのが大スクリーンでわかったら、姿を見せてください」と呼びかけた。最初にヨズガト・エセル小学校に任命されたことを知った英語教師ヤセミン・オゼルは、喜びに涙をこらえきれなかった。
現地の新聞はこちらから
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:佐藤 淳也 )
( 記事ID:771 )