4ヶ月ぶりに黒海で漁解禁:カツオが大漁(Milliyet紙)
2005年09月02日付 Milliyet 紙

 黒海の漁師達は、一昨日の深夜(9/1早朝)に漁を解禁し、初日に大量のカツオが入ったケースと共に帰還した。カツオは一匹1トルコリラ(YTL)でせり落とされたものもあった。

 黒海では漁業シーズンが豊漁で始まった。一昨日の深夜、4ヶ月間の禁漁期間の終了にともない、漁師達はサムスンから50隻の漁船で黒海に出た。4時間続いた漁の後、大量のカツオと共に帰港した。
 シーズンの初日から魚と共に帰港できる幸せを味わった漁師達は、感謝の祈りをささげた。20年間漁師をしているというハルン・メジトさん(42歳)は、「漁の初日から大漁だったのは、今シーズンが初めてです。」と言った。

■80パーセントの増加
 せり方式で販売されるカツオは、1匹1トルコリラ(YTL)で競り落とされたものもあった。サムスンの水産共同組合代表ダウト・クヤク氏は、今年の漁獲量が80パーセント増加する見込みであることを述べ、「今年は大漁です。黒海でたくさんの魚が収穫されるのは、漁師達が禁漁を守っているためです。」と話した。

イスタンブルの漁師達も、クムカプにある水産市場にアジ、カツオ、スズキ、イワシとともに帰港した。漁師達は、価格は一週間以内に定まるだろうと言い、「今シーズンには期待しています。」と述べた。市場では、アジが1箱40-50トルコリラ、カツオは2匹で12トルコリラ、大型カツオは1匹40トルコリラから販売された。カツオ1匹の価格は、収穫量が多いため1リラまで下落する可能性があるとのことだ。


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( 翻訳者:山 雄起 )
( 記事ID:789 )