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2024-06-26 イスタンブルでの結婚、いくらかかる? (Cumhuriyet紙)

イスタンブル広域市に所属するイスタンブル計画機関(IPA)は、2024年におけるイスタンブルでの結婚費用を算出した。IPAは、イスタンブルでの結婚にかかる費用は、ヘンナ、婚約、装飾品、ハネムーンを除いて60万トルコリラであったことを明らかにした。      イスタンブル広域市に属するイスタンブル計画機関(IPA)は、2024年にイスタンブルで結婚にかかる費用に関して行った調査の結果を公表した。      発表によると、結婚にかかる費用は、5つのカテゴリーで合計79の記載事項に基づいて計算された。 全文をよむ

2024-06-21 イスタンブルの外国人人口は何人? (Cumhuriyet紙)

内務省は、イスタンブルに108万7017人の外国人がいることを明らかにした。      同省の発表では、移民管理局の公式な数字に基づき、今日時点でイスタンブルには53万612人の一時保護下にあるシリア人、3252人の国際保護下にある外国人、55万3153人の滞在許可のある外国人を含め、計108万7017人の外国人がいると明かされた。      発表の中で、「実態を反映しない推論に基づく言説に迎合しない」よう求められた。 全文をよむ

2024-06-20 出国税、3000トルコリラになる? (Cumhuriyet紙)

出国税が3000リラになると噂された。この話題に関して国庫・財務省関係者が発表を行った。      財務省が用意した一連の税制改革案はトルコ大国民議会に提出されると予想されている。改革案に含まれていると考えられる項目のひとつが出国税である。      出国者から徴収する手数料が150リラから1500リラに値上げすることが検討されている。      SNSで拡散され、歳入庁に関するものと言われるある書類には、出国税が3000リラに値上げされると述べられていた。      CNBC-eのニュースによ 全文をよむ

2024-06-20 イスタンブルで公営パン、60%値上げ (Medyescope紙)

イスタンブルの公営パン屋でパン(250g)の値段が60%値上げされ、5リラから8リラとなった。      ◾️昨年7月は2リラ、今年は3リラ値上げ      イスタンブルにある公営パン屋でパン(250g)が8リラで売り出された。パンの値段は、昨年(2023年)の7月に3リラから5リラに値上げされた。      イスタンブルの公営パン屋にある他の小麦粉製品の値上げ後の値段:   トースト用パン(670g) 45リラ   オーガニック全粒粉パン(500g) 40リラ   ブレッドスティック(200g 全文をよむ

2024-06-17 穀物生産者の問題を調査せよ (Cumhuriyet紙)

共和人民党オメル・フェトヒ・ギュレル議員は、決定された低い買取価格が穀物生産に及ぼす悪影響を調査するよう議会調査の開催を要望した。      共和人民党所属のニーデ選出オメル・フェトヒ・ギュレル国会議員は、穀物の買取価格決定過程における基準が詳細な形で分析され、決定された低い買取価格が今後の穀物生産に及ぼす悪影響を調査するため大国民議会に調査を発議をした。      ギュレル議員は、生産者が農産物公社が公表した低額の買取価格に大きく異議を唱え、価格を15リラに引き上げるよう望んでいる、と述べた。 全文をよむ

2024-06-15 空港で支払う出国税に関し注意喚起 (Milliyet紙)

報道やソーシャルメディアで話題になっていた出国税印紙に関する詳細が、歳入庁のインターネットサイト上に発表された。      歳入庁のインターネットサイトの発表は以下の通り。      「出国税を再設定することについて動きがあると報じられている。      他の税法と同じように、出国税についても、効果と効率の観点から継続的に検討が行われている。      ご存知のように、この税は、国外に渡航するトルコ国民から、出国時に一定の額が徴収されている。      出国税は、出国日に定められた額を支払わなけ 全文をよむ

2024-06-15 夏のビーチ、料金いろいろ (Hurriyet紙)

夏休みの始まりとともに、プライベートビーチの料金に関心が集まるようになった。我々も、プライベートビーチの料金を調査した。調査によると、最も手頃なビーチの料金が昨年比66%〜140%上昇していることがわかった。今年、ボドルムでは遊泳に一人当たり225ユーロ、もしくは600リラを求めるところもある。チェシメでは、料金が500リラから始まり3500リラにまで上っている。一部のビーチでは、入場料もミニマムチャージも設けていない。      犠牲祭と夏季を迎え、人々の視線はビーチに集まった。では、今夏の行 全文をよむ

2024-06-13 年金生活者へ、バイラム特別給付はじまる (Medyescope紙)

犠牲祭に向けたカウントダウンが続いている。年金生活者は6月10日(月)に特別給付金の受け取りが始まる。100万人の公的機関労働者へ給付される特別手当がいつ始まるのかについての情報は官報に掲載された。      年金生活者が犠牲祭の特別給付金を受け取る日付が先週明らかになった。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、年金生活者の犠牲祭特別給付金が2024年6月10日から6月14日の日程にわたり支給されると発表した。ヴェダト・ウシュクハン労働社会保障相がソーシャルメディアXのアカウントで公表した一覧 全文をよむ

2024-06-12 イスタンブルのトランバイ3路線、計画承認 (Cumhuriyet紙)

ウスキュダルからカドゥキョイを経由し、マルテペに向かうトラム計画はイスタンブル市議会を全会一致で通過した。この計画は大統領府の戦略・予算庁の投資計画とするため、承認に回される。      イスタンブル広域市のアジア側の3つの地区を互いに接続するトラムのウスキュダル・カドゥキョイ・マルテペ線の交通調査報告書がイスタンブル市議会で承認された。      イスタンブル市議会、6月第二定例会がヌリ・アスラン副議長の議事進行のもと、サラチュハーネの建物の中で行われた。      議会では実現可能性調査が完 全文をよむ

2024-06-11 イスタンブルに4か月で520万人ツーリスト (Hurriyet紙)

イスタンブル県文化観光局のデータによると、2024年の初めの4ヶ月間でイスタンブルを訪問した観光客数は5,244,936人であった。      これによると、最初の4ヶ月で観光客数は10%増加した。4月だけで140万人の外国人観光客が訪れた。したがって、4月に訪問した観光客数は年間単位で15%増加した。      ■ロシア勢がリード      データによれば:   ・イスタンブルにはロシア人が一番多く訪問している。4月に訪問した外国人観光客のうち、167,824人がロシア人で一位だった。   ・ 全文をよむ

2024-06-07 災害保険、義務化―6月末から (Milliyet紙)

メフメト・シムシェキ国庫・財務大臣は災害保険の義務化に関する重要な発表を行った。シムシェキ大臣は6月末時点で運用を開始すると語った。      シムシェキ財務大臣は災害保険の義務化(ZAS)に関する重要な発表を行った。シムシェキ大臣は、ZASを短期間で開始し、洪水、地滑り、暴風雨、雹、雪崩、森林火災も保険の対象であると述べた。      ◾️我々の目標は六月末に開始すること      シムシェキ大臣は「さらに、現時点で必須の地震保険で村落地域は対象外であったが、強制災害保険では自然災害の性質上、 全文をよむ

2024-06-01 年金生活者に長距離バス20%値引き (Hurriyet紙)

年金生活者は都市間長距離バスの料金を20%値引して購入できるようになる。      交通インフラ省によって「道路輸送法を変更する法律」が準備され、官報で告知され運用に入った。   法律における実用性を高め、抑止力を保持し、運送業者が法規の抜け道の利用しないようにし、規則が公平かつ持続可能なかたちで適用されるように変更が行われた。   整備によって、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が2024年は「年金生活者の年」と宣言したため、バスで都市間を移動する年金生活者たちは20%割引のチケット購入が可 全文をよむ

2024-05-27 犠牲獣の値段はいくらになる (Cumhuriyet紙)

国内赤身肉評議会は、今年の犠牲獣の供給ではどんな問題も発生しないだろうと述べた。アフメト・ハジュインジェ理事長は、犠牲獣の値段が1キロ当たり150リラから300リラで変動するだろうと述べた。      国際赤身肉評議会アフメト・ハジュインジェ理事長は、近年の屠殺数と比べると、今年は犠牲獣の供給ではどんな問題も発生しないだろうと述べた。      ハジュインジェ理事長は、書面による発表の中で、羊飼い、畜産業者、精肉業者、輸送業者、家畜市場における行商人、食肉処理場を念頭におくと、近づく犠牲祭が作り 全文をよむ

2024-05-26 パンの値上げ撤回―エラズー県 (Cumhuriyet紙)

エラズーでパンの2リラ値上げはエラズー県知事府の反対で撤回され、8TLで売られ続けることになる。      エラズーでパンの2リラ値上げが撤回された。エラズー県知事府の反対によって、8トルコリラ(TL)から10TLに値上げされたパンは8TLで売られ続けることになる。      エラズーのパン屋・小麦粉製造業者や食品販売業者商工会は、200グラムのパンの値段を8TLから10TLに上げると伝え、パン屋も10TLでパンを売り始めた。エラズー県知事府でパン屋商工会と会議が催され、2TLの値上げに県知事府 全文をよむ

2024-05-21 地震被害のカフラマンマラシュのバザール、修復へ (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュで2023年2月6日に発生した地震で重大な損害を受けた歴史的なバザールの修復は、文化観光省、観光都市整備省、気候変動省とカフラマンマラシュ広域市当局の連携で行われることになった。      カフラマンマラシュ広域市のフラット・ギョルゲル市長は、市として準備した補強プロジェクトにおいて最終段階に入ったことを明らかにし、バザールで被害が大きいことが原因で修復に10億トルコリラ以上の出資がなされると述べた。      ■「私たちは迅速に進める予定だ。」      最初の段階において、 全文をよむ

2024-05-19 アンカラ・チャンクル間、トゥズ(塩)特急、発進! (Cumhuriyet紙)

アンカラ発チャンクル行き「観光列車トゥズ(塩)特急」が5月18日に運行開始する。トゥズ特急のチャンクル観光への貢献が期待される。      アンカラからチャンクルまでの観光列車の運行開始は、チャンクル県庁主導のもと、自治体、トルコ国鉄、北アナトリア開発庁、チャンクル連盟、TÜRSAB(トルコ観光代理店協会)中央アナトリア地域代表委員会加盟代理店の協働により決定された。      ■90年ぶり      トゥズ(塩)特急は、チャンクルで1934 年に運行開始した「テネズー鉄道」という名の列車の後継 全文をよむ

2024-05-18 住宅販売、後退 (Hurriyet紙)

トルコ統計局(TÜİK)が行った発表によれば、4月の住宅販売数は11.8%減少した。      全国的に、4月の住宅販売数は前年同月比で11.8%減少し、75,569戸となった。住宅販売数が最も多い県は戸数順でイスタンブル県12,406戸、アンカラ県6,272戸、アンタルヤ県4,427戸となった一方、最も少ない県はアルダハン県18戸、ハッキャーリ県35戸、トゥンジェリ県49戸だった。1月〜4月期の住宅販売数は前年同期比で3.7%減少し、355,173戸となった。      ■住宅ローンでの住宅販 全文をよむ

2024-05-15 シムシェキ蔵相「EUとの関係、再活性化へ」 (Milliyet紙)

ブリュッセルに滞在中のメフメト・シムシェキ財務・国庫大臣は、「我々はEUとの関係を再活性化させている。そのために、昨日、ブリュッセルで重要な交渉をした。」と述べた。      ベルギーの首都ブリュッセルに滞在中のメフメト・シムシェキ財務相は、ソーシャルメディアのアカウントで声明を発表した。      シムシェキ蔵相は、以下のように述べた。「我々はEUとの関係を再活性化しています。そのために、昨日ブリュッセルで重要な交渉を行いました。EUが主催する経済・財政対話会議にて、我々の中期プログラムとその 全文をよむ

2024-05-10 インフレ進み、公務員給与と年金支給額はどうなる (Milliyet紙)

中央銀行は、今年2つ目のインフレレポートを公開した。これによると、年末のインフレ予測は当初の予想より2ポイントの上昇を示し、38%に修正された。では、最新のインフレ予測によれば、公務員や退職者への給与・年金支給額はどれくらい増加するのだろうか。予想される最低年金額は?詳細は…。      中央銀行のファティフ・カラハン総裁は、今年2度目のインフレ・レポートを公表した。カラハン総裁は、「2024年の年末のインフレ予測は38%に引き上げた。2025、26年はそれぞれ14%と9%台に留めた。中期のイン 全文をよむ

2024-05-02 夏営地へ、羊の大移動始まる―トカト県ニクサル郡 (Milliyet紙)

凄まじい大移動が始まった!トカト県ニクサル郡では、春の訪れとともに羊たちが高原に送られる。以下詳細。      トカト県のニクサル郡で、春の訪れとともに羊の群れの、夏営地への大移動が始まった。酪農家らは、羊とともに高地にある夏営地に向かって凄まじい大移動に出発した。この大移動の後、酪農家は羊の群れとともに約4,5カ月の間高原で過ごすことになる。      ニクサル郡では小型家畜の飼育が行われており、4月には天候の条件のもとで夏営地に向かって移動が始まった。毎年行っているように、今年も県中心部や村 全文をよむ

2024-04-29 市食堂への中傷、市民の支持を得ず (Cumhuriyet紙)

リベラル的見解の代表者の一つであるヒュルキルピというプラットフォームは、トルコ全土への拡大を計画しているイスタンブル広域市に属する市食堂を標的にした。しかし、この団体による反発は呼応を得ず、逆流を受けたかのようである。多くの国民が、投稿に反発した。      イスタンブル広域市エクレム・イマームオール市長の任期時に作られた市食堂は、議論の的になり続けている。リベラル的見解の代表者の一つヒュルキルピというプラットフォームは、SNSで市食堂を標的にした。しかし、彼らの反発は、SNSで支持を得られなか 全文をよむ

2024-04-28 預金利子、高騰中、50%越えも (Cumhuriyet紙)

トルコ共和国中央銀行(TCMB)金融政策決定委員会(PPK)は、4月の政策金利の決定を公開した。      PPKは金利を変更せず、政策金利を50%に保った。PPKの報告によると、「インフレに明確かつ継続的な崩れが予見される場合には、金融政策の姿勢が硬化される」と強調した。      TCMBが政策金利を50%の水準で保つ一方で、トルコリラの強制補填に当てられる金利を上げた。      中央銀行による声明では、「為替差益保護預金口座のために割り当てられるべき強制補填総額の更新を行い、トルコリラへ 全文をよむ

2024-04-27 ワインに続き、ラクも値上げ (Cumhuriyet紙)

酒類の値上げラッシュが続いている。ワインに続いてラクの価格も値上げされた。   最新のラクの価格は以下の通り。      4月に酒類の価格は値上げが続いた。ワインの値上げに続いて酒類販売店相互扶助協会(TBYD)のエロル・デュンダル会長はSNSアカウントからラクの値上げを発表した。   デュンダル組合長は「月曜にラクの新価格表を発表する。」と述べた。デュンダル組合長の投稿によれば、あるラクの銘柄の値段は以下のようになった。   「350ml 445リラ、500ml 599リラ、700ml 775 全文をよむ

2024-04-26 ビレジキ産のネギ、全国へ (Cumhuriyet紙)

トルコで青ネギの生産量の多い県の中で筆頭に位置するビレジキでは、ネギの最終の収穫が始まり、トルコの多くの県に送られている。      マルマラ地域の野菜生産の中心地の一つであるビレジキ県のソウト郡とインヒサル郡に属する村々のビニールハウスでは、ネギの最終収穫が行われ、洗浄された後、販売地へ送られている。気候上で微気候の特徴を持つ地域で「マルマラの小アンタルヤ」とい命名される一方で、ビニール栽培が行われる村々では、12月頃に始まった青ネギの収穫は終わりを迎えている。青ネギの収穫と洗浄で働く人々の多 全文をよむ

2024-04-25 国内観光客、6100万人を突破 (Hurriyet紙)

トルコ統計局(TÜİK)の世帯別国内旅行者数のデータは、昨年旅行者数が増加したことを明らかにした。      トルコ統計局(TÜİK)によれば、2023年国内旅行者数はその前年に比べ17.5%上昇し、6146万3千人に達した。今年の旅行者の延べ宿泊数は、前年比10.9%増の4億7307万9千泊に達した。平均宿泊数は7.7泊であった。[昨年]10月、11月、12月からなる第四四半期に国内居住者961万6000人が旅行に出た。平均宿泊数は6.7泊であった。      ◾️旅行支出は101%増加   全文をよむ

2024-04-21 ベイオール、ノスタルジック路面電車を廃止しバッテリー式路面電車へ (Cumhuriyet紙)

イスタンブルの中心地、イスティクラル通りにある電線が撤去され、景観破壊に終止符が打たれることになる。これに関連してノスタルジック路面電車に代わってバッテリー式路面電車計画が実施される。      ベイオールのイスティクラル通りのシンボルのひとつはノスタルジック路面電車である。これに代わって運転される電動のバッテリー式路面電車が、試運転の後に運用が開始される。      イスタンブル広域市が行った説明によると、イスタンブル広域市管轄下のイスタンブル電動トラム・地下ケーブルカー管理局が、1914年を 全文をよむ

2024-04-20 シムシェキ財相、IMFと会合 (Cumhuriyet紙)

メフメト・シムシェキ財務相は国際通貨基金(IMF)のギータ・ゴピナート副専務理事と会談した。ゴピナート氏はシムシェキ財務相との会談について「世界の見通しに関する素晴らしい会話」とのタイトルで写真を投稿し、注目された。      メフメト・シムシェキ財務相はIMFのギータ・ゴピナート副専務理事と会談した。   ゴピナート氏は会談の写真をSNSから投稿し、「トルコのメフメト・シムシェキ財務相と世界の見通しに関する素晴らしい会話」とコメントした。ゴピナート氏は写真にシムシェキ財務相へのメンションを付け 全文をよむ

2024-04-19 結婚シーズン、式場はすでに7割予約済み (Milliyet紙)

毎年、平均60万人が結婚するトルコでは、夏が近づくとともに結婚シーズンとなる。イズミルの結婚式場では9月までの予約の7割が埋まった。      空気が暖まると共に、結婚シーズンが始まった。結婚式場、家具、白物家電、ウェディングドレスのリサーチを行う結婚予定の男女は、予算に合う最適のプランを見つけようとしている。「エーゲの真珠」イズミルでは、結婚シーズンの始まりに伴い、結婚式場の予約が埋まった。様々なプランを提供し、様々な価格で顧客にサービスを提供する結婚式場は、9月までに、現在、7割の予約が埋ま 全文をよむ

2024-04-17 イスタンブル空港、搭乗客数記録更新! (Milliyet紙)

ラマダン休暇を含む4月5日から14日までの間に、空港全体では685万2948人もの旅行者が利用したが、イスタンブル空港では、4月14日に24万5995人の搭乗客数を持って、2024年の最高旅客数に到達した。      アブドゥルカディル・ウラルオール運輸・インフラ大臣は、4月5日から14日までの間に、トルコ全土の各空港で運航された4万2573本の航空便を使って685万2948人の乗客が旅行したと報告した。      ウラルオール大臣は、4月5日から14日まで、イスタンブル空港では1万4546本の 全文をよむ

2024-04-16 シムシェキ財務相、エルドアンとの対立の噂を否定 (Milliyet紙)

メフメト=シェムシキ国庫財務相は、一部のマスメディアが報じた「エルドアン大統領とシェムシキ経済相の間に対立が生じ、危機はグローバルシステムの介入によって解決した」という情報に関し、ソーシャルメディアで声明を出した。      メフメト=シェムシキ国庫財務大臣は「市民たちへ願うのは、捏造された噂を信用せず、政治に関し我々が伝えていないあらゆる情報または噂をどうか信じないでください」と述べた。      シェムシキ大臣は、ソーシャルメディアで発表を行い、ここのところ誤った情報で意図的な形で問題が生じ 全文をよむ

2024-04-14 イスタンブル水道局、貯水池の水量を発表 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルに水を供給しているダムの貯水率は、イスタンブル水道局のデータによると、81.52%であった。昨日、大都市のダムの平均貯水割合が81.55%と計測された。      イスタンブル水道局(ISKI)のデータによると、大都市のダムの貯水率の平均は81.52%になった。      昨年、全国で干ばつや季節平均より少ない降水量によってイスタンブルを支えるダムが渇水水準に達し、2023年11月11日に貯水率が16.18%まで下がっていた。      昨日(4月12日)には、大都市のダムの平均貯水 全文をよむ

2024-04-06 イスタンブル空港、バイラム混雑始まる (Milliyet紙)

ラマザンバイラム(断食明けの祭り)休暇を故郷やリゾート地、外国で過ごそうとする人々でイスタンブル空港が混雑した。   ラマザンバイラムまで数日となるなか、休暇をイスタンブルの外で過ごそうとする人々の移動が続いている。昼過ぎからイスタンブル空港の混雑は増した。   混雑のため、ターミナルの建物入口のX線保安検査場では行列ができた。イスタンブル空港を運営するİGAのチームは入口ゲートとX線検査装置を開放して、旅行者に支障がないように迅速な通過を促した。   需要を受けてトルコ航空(THY)とペガサス 全文をよむ

2024-03-30 小麦の自給率、96% (Hurriyet紙)

トルコ統計機構(TÜİK)は、2022年から2023年度の国産品の国内需要の供給度合い、つまり農産物の自給率を発表した。      これによると、トルコの穀物の中で小麦が自給率の最高値を記録した。      農産物バランス表情報によると、      -2022年から2023年度の穀物全体の自給率は、92.3%であった。      -穀物全体で一番大きな割合を占めていたのは小麦で、その自給率は、95.9%であった。      -飼料産業において一番重要な指標となる大麦の自給率は90%で、トウモロコ 全文をよむ

2024-03-29 地方選結果はトルコ・リラ相場にどう影響するか? (Cumhuriyet紙)

アメリカの投資銀行ゴールドマンサックスは、トルコの選挙の結果とは関わりなく通貨・財政政策が現行のまま継続するとの予測を行った。      ゴールドマンサックスは、3/31日曜日に行われる統一地方選挙の前に報告書を作成した。      報告書では「選挙の結果とは関わりなく通貨・財政政策が継続・保持されるほか、トルコリラへの圧力が収まると予想される。予算収入が長期間の平均に到達したため、選挙後に去年のような増税は予想されず、支出方面への圧力も低下すると予測される。」との表現がなされた。      ◾ 全文をよむ

2024-03-29 さあ、バイラム休暇、観光各地のお値段は? (Hurriyet紙)

バイラム(断食月明けの祝祭日)が夏のシーズンの前に当たり、国内観光客がよりカルチャーツアーに向かった。今季は黒海やカッパドキアツアーのニーズが高まっている。ボドルム、アンタルヤ、マルマリス、キプロスも、バイラム休暇に最も人気の地になった。では、これらの値段はいくらなのだろうか?5つ星ホテル4泊は最低1万1千リラ(約5万1949円)だ。1泊のカルチャーツアーは平均3000リラ(約1万4167円)である。バイラム休暇を楽しむ人々が特に注目している料金は…      9日間のバイラムと、続く学校の学期 全文をよむ

2024-03-24 地震被災のハタイで、イチゴ生産で光 (Cumhuriyet紙)

地震が襲ったハタイの豊かな土地で、イチゴの収穫が始まった。イチゴは畑で100トルコリラで取引される。      世紀の大災害によって完全に破壊されたハタイの肥沃な土地で多くの作物が育っている。地域の名産であるイチゴも収穫が始まった。ドルトヨル郡に6ドニュム(1000m2×6=6000m2)の土地でイチゴを育てるムハレム・ペキョズ氏は実りある収穫を始めた。ペキョズ氏の栽培したイチゴはキロ当たり畑で100トルコリラ(約470円)で取引される。      ◾️「私たちはうまいこと広げた。1ドニュム、2 全文をよむ

2024-03-23 無人戦闘航空機バイラクタルTB3新モデル、試験飛行成功! (Milliyet紙)

バイラクタルTB3の第2試作機の初の飛行テストが成功した。セルチュク・バイラクタルCTOはその瞬間をSNSアカウントから投稿した。      バイカル社が進めるバイラクタルTB3無人航空機計画において、2番目の試作機の初飛行が実現した。   バイカル社の最高技術責任者、セルチュク・バイラクタルCTOはその瞬間をSNSアカウントから投稿した。   セルチュク・バイラクタルCTOの投稿では「トルコ航空産業の黄金時代」と述べられた。      (以下、X(旧Twitter)でのセルチュク・バイラクタル 全文をよむ

2024-03-22 ギリシャ、外国人定住者政策見直し (Cumhuriyet紙)

ギリシャ政府は、「ゴールデンビザ」プログラムの一環として、最低不動産投資額を80万ユーロに引き上げ、EU圏外の投資家の不動産購入をさらに値上げした。      ギリシャ政府は、外国人に居住権を与える「ゴールデンビザ」プログラムのため、最低不動産投資額を25万ユーロから80万ユーロに引き上げた。      CNNトルコの報道によれば、新たな制限は3月31日以降適用され、アテネ、セラニク、プリンセス諸島の不動産が該当し、ギリシャのその他の地域においては40万ユーロとなる。      ギリシャ政府は、 全文をよむ

2024-03-21 トルコのアイスクリーム輸出、新記録 (Hurriyet紙)

7歳から70歳までのあらゆる味覚にアピールするアイスクリームは、幸福度を高めるだけでなく、トルコ経済の「目標を引き上げる」発展においてもリードしている。コンヤとチョルルの工場で 30年以上続いているAlgidaは2023年にトルコのアイスクリーム輸出額7400万ドルの80%以上相当に達成し、記録を更新した。      1990年に「トルコで幸せを創る」をモットーに、完全に国産で生産を開始したAlgidaは、毎年平均1900万世帯で6000万人のアイスクリーム愛好家に商品を届けている。トルコのアイ 全文をよむ

2024-03-17 エルドアン、年金受給者へのバイラム・ボーナス支給日程発表 (Cumhuriyet紙)

(速報)公正発展党のレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領がトルコ共和国建国100年を記念する労働者イフタール(断食明けの食事)会で演説。エルドアン大統領は、「年金者へのバイラム・ボーナスは4月2~5日の間に口座に入金される」と述べた。      エルドアン大統領の演説内容の要点は以下の通り。         「我々は愛する人々、親戚たち、仲間たちとともにイフタールの喜びを分かち合っているが、ガザでは今、言葉にもできないような人類の悲劇が起きている。イエメン、シリア、スーダン、新疆、アフガニスタ 全文をよむ

2024-03-13 入国時ビザでのギリシャ領エーゲ海諸島入国へ、あと17日 (Hurriyet紙)

ギリシャは、トルコ国民向けエーゲ海の5島における「アライバルビザ制度」の実施開始まで残り17日となり、時間との戦いに入った。制度の実施は、まず初段階として、ロドス島とコス島の他、レスボス島、キオス島、サモス島で開始される。      3月30日、エーゲ海の5島でトルコ国民向け「アライバルビザ制度」の実施を開始するため準備を行うギリシャは、技術的準備を完了させるために時間との戦いにある。1年間実行され、7日間有効の「アライバルビザ」の実施は、まず初めにロドス島、コス島に加えてレスボス島、キオス島、 全文をよむ

2024-03-11 市民が断食するのは断食月だけではない (Cumhuriyet紙)

共和人民党マニサ選出アフメト・ヴェフビ・バクルルオール国会議員は、トルコ統計局がインフレ率を72%であったと発表したことに触れて、「今年、市民はイフタール(一日の断食明けの食事)とサフル(一日の断食前の食事)の食卓で残念ながら以前のような食品の多様性はなくなるだろう。もはや市民は、断食月だけでなく、12ヶ月断食をしなければならないだろう。市民は、断食月の断食ではなく、公正発展党による断食をしなければならないだろう。」と述べた。      断食月が始まるとともに市民は最初のイフタールの食料の買い物 全文をよむ

2024-03-09 賃貸料税、間もなく始まる (Milliyet紙)

家を賃貸に出す何百万の不動産所有者に影響を与える動きが3月1日から始まった。対象者は今月末までに申請書を出さなければならない。一部の支払いや経費は賃貸料税から控除できるようになる。さて、賃貸料税を少しでも抑えるための条件は?申請はどこで受け付けているのか?詳細は以下に。      家賃収入を得る人々にとって申請手続き期間が3月1日から始まった。1ヶ月以内に不動産所有者は賃貸料収入を申告しなければならない。一部の費目は家賃収入から控除することができ、税金の支払い額を抑えることができる可能性もある。 全文をよむ

2024-03-08  高速鉄道、黒海岸へ (Hurriyet紙)

交通・インフラ大臣のアブドゥルカディル・ウラルオール氏は、高速鉄道網をトルコ全土にさらに広げるため、重点的に取り組んできたと明らかにし、直近ではアンカラ・スィヴァス間の高速鉄道路線を開通し、現在は高速鉄道網を黒海まで延長する計画に着手したと明かした。      交通・インフラ大臣のアブドゥルカディル・ウラルオール氏は、起工したギレスン湾立体交差点と、一日に3万2500台の交通量がある道路により、都市交通の渋滞を回避できるようになると明らかにしつつ、「このようにして、我々の計画により年間計3億30 全文をよむ

2024-03-02 アゼルバイジャンからのワイン輸入をエルドアン承認 (Cumhuriyet紙)

AKPのエルドアン大統領によって承認され、施行される決定がとられたことで、アゼルバイジャンから無関税で年間150万リットルのワインと発酵アルコール飲料が輸入される。      AKP党首のエルドアン大統領は国会が可決したアルコール飲料輸入を許可する法律を承認した。これによってアゼルバイジャンから関税ゼロで年間150万リットルのワインと発酵アルコール飲料が輸入されることになる。国会で可決されたアルコール飲料輸入を許可する法律はエルドアン大統領によって承認され、施行された。トルコはこれによってアゼル 全文をよむ

2024-03-02 今年の海外旅行、一番人気はトルコー独紙 (Hurriyet紙)

ドイツのヴェルト紙によると、ドイツ人に最も人気のある旅行先として不動のトップだったスペインが今年、トルコにその座を譲った。ヴェルト紙は今年観光業では記録的な結果になることが期待されているとした上で、トルコは観光客にとって手頃な価格で、品質も高いとした。      新型コロナウイルスによる制限が解除されたことで海外旅行はかつての栄光を取り戻した。観光業界は今年希望に溢れるなか、外国メディアの注目はトルコに集まっている。      ◾️今年は記録的な結果となる      ドイツの観光業は、夏が近づく 全文をよむ

2024-02-29 2023年、トルコ4.5%経済成長 (Hurriyet紙)

トルコ経済は2023年第4四半期に4%成長した。2023年全体では、トルコ経済は4.5%成長した。トルコは、EU諸国で最も成長した国となった。国民総生産は史上初めて1兆ドルを超え、1兆1185億9300万ドルに達した。財務・国庫大臣のメフメト・シムシェク氏は、成長率が中期計画を上回ったと述べ、構造改革を続けると明らかにした。      トルコ統計機構は、トルコの2023年における各種成長率を発表した。2023年の国内総生産は4.5%成長した。トルコは、EU諸国で最も成長した国となった。これにより 全文をよむ

2024-02-26 トルコ航空、アゼルバイジャンの航空会社と協定締結 (Cumhuriyet紙)

トルコ航空(THY)テクニック株式会社とアゼルバイジャンに拠点を置くシルクウェイウエスト航空の間で点検と予備部品補給のための協定が締結された。      THY広報コンサルタントからの発表によると協定によりシルクウェイウエスト航空はTHYテクニック株式会社の予備部品ストック入手を保証され、必要な部品のための点検と修理サービスを得られる。      発表会見に出席したミカイル・アクブルトTHYテクニック株式会社会長はシルクウェイウエスト航空と長く息が続く協力関係のための一歩を進めたことが光栄だと話 全文をよむ

2024-02-26 元ガラタサライのポドロフスキ、ドイツでドネル王に! (Hurriyet紙)

トルコサッカーのスーパーリーグではガラタサライとアンタルヤスポルで活躍していたルーカス・ポドルスキ選手は、サッカーでの輝かしいキャリアを自らの事業においても証明し続けている。このドイツのスター選手は、彼の母国でドネルケバブレストランとアイスクリームショップをチェーン展開しており、同企業の市場価値に注目が集まっている。      かつて我が国のガラタサライやアンタルヤスポルでプレーしたドイツ人サッカー選手ルーカス・ポドルスキは経営するレストランチェーンの成功で話題となっている。      ドネルケ 全文をよむ

2024-02-26 ラマザン・ピデの値段公表 (Cumhuriyet紙)

最新情報。ラマザン月が近づくとともにピデの値段も明らかになった。イスタンブルとアンカラでラマザン・ピデ250gは、15リラ(約72円)から販売される。      トルコ・窯焼き連盟ハリル・イブラヒム・バルジュ会長は、ラマザン・ピデの値段を公表した。これによると、ピデの1キロ当たりの値段は60リラ(約289円)になる。イスタンブルとアンカラでラマザン・ピデの250gは15リラから、300gは18リラ(約86円)から販売される。2023年はというと、300gのラマザン・ピデの値段は、10リラと公表さ 全文をよむ

2024-02-22 新金利政策、発表 (Cumhuriyet紙)

最新ニュース... トルコ共和国中央銀行(TCMB) 金融政策機構(PPK)   は利子の決定を発表した。今年の第二回目の会合を行ったPPKは、政策金利を期待を受けて   45%で固定をした。PPKの決定の文章に載せられた、「インフレーションで見受けられる明らかで恒久的な綻びが予想される状況では、経済政策の姿勢は締め付けを強めることになる」という表現が注意を引いた。      トルコ大統領府中央銀行(TCMB )の金融政策機構は市場が大きな関心を持って待っていた利子の決定を発表した。     全文をよむ

2024-02-21 トルコ国産軍用機カーン、初の試験飛行成功! (Hurriyet紙)

トルコの国産戦闘機であるカーンが初飛行を成功させた。ブルームバーグニュースは歴史的な飛行を「転換点」と評価し、ギリシャの報道機関はカーンの向上した特徴を報じた。日本の新聞社はトルコの輸出目標に注目した。       カーンは今日午前、ミュルテド空軍基地で滑走路に侵入し、初めて離陸した。初飛行のパイロットのバルバロス・デミルバシュ氏だった。       トルコはカーンによって第5世代の国産機を生産するインフラと技術を所有する数少ない国の一つとなる。       多くの役割を持つ国産戦闘機カー 全文をよむ

2024-02-16 シムシェキ国庫・財務相のインフレ予測 (Milliyet紙)

メフメト・シムシェキ国庫・財務相はインフレ指数に関してSNSアカウントで発表を行った。   メフメト・シムシェキ国庫・財務相の発表で次のような説明がなされた:市場の12か月後の年間のインフレ予測は37.8%になる。   予測の回復は4ヶ月続き7.5点に達する。    インフレ予測の回復はプログラムの目標に接近している。 全文をよむ

2024-02-15 外国人投資家の株購入、続く (Hurriyet紙)

■外国人投資家の株購入が続いた      海外投資家は市場価格と為替の変動を調整したデータに基づき、2月9日の週に3680万ドルの純株式を購入した。トルコ中央銀行の発表したデータによれば、同週の政府保証国債(買い切り)の純購入額は1350万ドルだった。   海外投資家の政府保証国債(リバースレポ)売上の純額は140万ドルだった一方、政府保証国債(担保)純額と政府保証国債(融資)の取引は実施されなかった。社債の購入額は純額で110万ドルに到達した。      ■348億ドル相当の株式がある     全文をよむ

2024-02-10 イスタンブルの生活費、前年同月に比べ87%増 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルに住む4人家族世帯の平均生活費は、前年1月に比べ80.29%、前月に比べ7.93%増加し、5万3058リラ(約25万7968円)となった。      イスタンブル広域市自治体に属するイスタンブル計画機構(İPA)は、1月の「イスタンブルの生活費調査」を発表した。      イスタンブルでの生活費は、前年同月に比べ80.29%増加した。よって、イスタンブルに住む4人家族の平均生活費は、5万3058リラとなった。      イスタンブルにおける生活費は、前月に比べ7.93%増加した。前年 全文をよむ

2024-02-09 トルコ地域を含むスターバックス中東等社株式、30%米国企業買収へ (Cumhuriyet紙)

アメリカのプライベート・エクイティ会社、アポロ・グローバル・マネジメントは、クウェートのアルシャヤ・グループが保有する、トルコを含む中東、北アフリカ、中央アジアのスターバックス株のうち、30%を取得するために動いた。      ロイターに語った関係者によると、アメリカのプライベート・エクイティ株式会社であるアポロ・グローバル・マネジメントは、クウェートのアルシャヤ・グループによって運営されている中東、北アフリカ、中央アジアのスターバックス・フランチャイズの少数株式を買うために、会合を行った。英国 全文をよむ

2024-02-09 お茶一杯、9リラに (Cumhuriyet紙)

アイドゥン県エフェレル郡の伝統的な飲み物であるお茶が値上がりしており、喫茶店では9TL、コーヒーハウスでは10TLになっている。      日々の生活に欠かせないお茶が、今週にかけて新たに値上がりしている。      アイドゥン県エフェレル郡の喫茶店協会が作成した最新の価格表が、喫茶店・コーヒーハウスの経営者に配布された。      昨年6月から現在までの間で、喫茶店で6.5TLで販売されていたお茶は9TLに、コーヒーハウスでは7TLが10TLになった。      また、こちらも欠かせない味であ 全文をよむ

2024-02-03 トルコ中央銀行、新総裁にファーティフ・カラハン氏任命 (Cumhuriyet紙)

トルコ中央銀行の総裁にファーティフ・カラハン氏が任命された。この決定は官報で公示された。      官報で公示された大統領の決定によると、中央銀行新総裁に、副総裁ファーティフ・カラハン氏が任命された。      ■ハフィゼ・ガイェ・エルカン氏、辞任      トルコ中央銀行の総裁だったハフィゼ・ガイ・エルカン氏は辞任し、以下のように発表した。      「こうしたすべての前向きな動きにも関わらず、世間に知られている通り、最近私に対する大々的な誹謗中傷キャンペーンが行われていた。私の家族や、さらに 全文をよむ

2024-02-02 トルコ中央銀行エルカン総裁、辞任 (Cumhuriyet紙)

最新ニュース、トルコ中央銀行のハフィゼ・ガイェ・エルカン総裁は自身のSNSアカウントで行ったツイートで「任務を免じるよう求めた」と発言した。エルカン総裁の発言を受けてメフメト・シムシェキ国庫・財務大臣は発表を行った。      トルコ中央銀行のハフィゼ・ガイェ・エルカン総裁は自身のSNSアカウントで行ったツイートで「任務を免じるようを求めた」と発言した。      エルカン総裁の発表は以下の形である。      「国民の皆様もご存知の通り、私は2023年6月8日からトルコ共和国中央銀行の総裁を務 全文をよむ

2024-02-02 国産自動車TOGG、何台街を走っている? (Milliyet紙)

TOGG(トルコ自動車合弁企業)の発表で、今日時点で街を走るT10X型の自動車の数が21208台に上ったことがわかった。      TOGGがSNS上で発表した内容によると、「過ぎた1月に目を向けてみよう。TOGGテクノロジーキャンパスにおいて、点検・修理・棚卸の調査を経て、1月8日に再生産を開始した。1月9日にラスベガスで開かれた世界最大のテクノロジーエキスポCES2024において、最新デザインのT10Fを世界の舞台に上がらせた。1月20日にはT10Xの、くじ引きも抽選もない一般の注文期間を開 全文をよむ

2024-01-30 IMF、トルコの成長推測を上方修正 (Milliyet紙)

国際通貨基金(IMF)は、10月のレポートで3%としたトルコの2023年末の成長予測を3.1%に引き上げた。       国際通貨基金(IMF)は、世界経済見通しレポートで、トルコの2024年の成長予測を3.1%に引き上げた。レポートでは、トルコの経済は今年3.1%、来年は3.2%の成長が見込まれると発表された。同機関が2023年10月に作成したレポートでは、トルコの経済成長は2024年に3%、2025年に3.2%であると予測されていた。       レポートでは、世界経済の成長予測は修正されな 全文をよむ

2024-01-27 スミット、大幅値上げ―アンカラ (Cumhuriyet紙)

アンカラ・スミット製造業者組合のサヴァシュ・デリバシュ代表は、明日(1/28)よりスミットの値段が15リラになると発表した。      アンカラ・スミット製造業者組合のサヴァシュ・デリバシュ代表は、明日よりアンカラにおけるスミットの値段が15リラになると発表した。スミットの値上げが最後に行われたのは7月31日で、その時は10リラに値上げされた。首都アンカラでは、明日以降15リラで販売される。      デリバシュ代表は、発表において、値上げせざるを得なかったと説明し、アンカラ市民に陳謝した。同代 全文をよむ

2024-01-26 イスタンブルで床屋、値上げ急 (Milliyet紙)

新年の訪れとともに、床屋で値上げが見受けられ始めた。イスタンブルでは、去年は150~200リラほどであった髪・髭のカット代は、今年になって250~500リラ(約1216〜2432円)の間で変動している。床屋代は地区によって異なっている。       家賃、電気代、水道代、人件費といった費用の値上がりは、床屋にも影響した。去年の一月には150リラほどであった散髪代は、今年は300~400リラ(約1459〜1945円)にまで値上がりした。      ■値上がりの理由が明らかに       イスタンブ 全文をよむ

2024-01-24 水産物出荷量、記録的数字に (Hurriyet紙)

イブラヒム・ユマクル農林大臣は、2023年の水産物の出荷量が新記録である100万トン規模になろうと明らかにした。ユマクル大臣は「私たちが漁師や養殖業者に提供してきたサポートや実施してきたプロジェクトの成果を得続けている。6月にトルコ統計局が発表することになるが、2023年我々は共和国史上の出荷記録を破ると予測している」と述べた。      ユマクル大臣は、水産物の養殖において生産量の増加が続いていると指摘し、この分野の生産量が2023年に55万トン近くになると予想していると述べた。同大臣は、ブラ 全文をよむ

2024-01-19 ディヤルバクル県バーラル区バージュラル街区の人口は15万! (Cumhuriyet紙)

ディヤルバクル県バーラル区バージュラル街区は人口が14万9194人で、人口規模の点では5県より大きい。24人の街区長候補者が街区をおさめようと競合している。      バーラル区の中心、バージュラル街区は、人口が14万9194人で、トルコの人口の多さから見ると最も大きい街区だ。      トルコ統計機構(TÜİK) のデータによると、バージュラル街区は、人口8万4241人のバイボルト、8万4366人のテュンジェリ、9万2481人のアルダハン、14万4544人のギュミュシュハーネ、14万7919人 全文をよむ

2024-01-19 中央アジア諸国、トルコ製無人戦闘機への関心高く―BBC詳細報じる (Hurriyet紙)

中央アジア諸国はここ数年、軍備増強のため無人航空機(IHA)や無人軍用機(SİHA)に興味を見せている。      これらの国々の中には、カザフスタン、キルギス、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンが含まれている。      これらの国々の要人が、無人航空機の購入に関して徐々にトルコに接近していると見られている。      トルコ企業によるİHA・SİHAの輸出は近年増加している。BBCは、これらの国々の報道機関がこの件に関連して報じたニュースをまとめた。      BBC動画サービス 全文をよむ

2024-01-12 1ドル30TLを突破、いくらまで上がるか? (Cumhuriyet紙)

トルコリラ(TL)が米ドルに対して価値を失い続けている。昨日のうちに1ドルが30TLを突破したドル/TLの為替レートが今日、新たに最高値で始まった。専門家は外貨の上昇が選挙まで続くと話し、価格を予想した。      毎日、抑制的な下落が続いているトルコリラ(TL)は昨日、1ドルが30TLを突破した。TL/ドルの小口取引市場では、夜間30.50リラまで上昇した後、21:51には30.09リラで取引された。      5月14日の総選挙から現在まで米ドルはTLに対して60%上昇し、専門家は上昇が続く 全文をよむ

2024-01-10 外国人にどれだけの不動産が売られたか? (Cumhuriyet紙)

環境都市整備・気候変動大臣のメフメト・オズハセキ氏は外国人が総面積として2831万8千平方キロメートルとなる17076件もの土地を購入したことを公表した。      共和人民党のニーデ県選出の国会議員のオメル・フェティ・ギュレル氏は外国人に売却される土地の量が異常に増加していることをトルコ大国民会議の議題にした。      共和人民党のオメル・フェティ・ギュレル議員は環境都市整備・気候変動省の先月、行われた2024年の予算交渉が実行された計画・予算委員会会合において、オズハセキ大臣に対して、深刻 全文をよむ

2024-01-08 みかんを全ての学校に配って: ハタイの柑橘類生産現場の窮状 (Cumhuriyet紙)

ハタイ県で枝に残っている柑橘類のために国民教育省に対して呼びかけが行われた。      農業上で発生している諸問題に地震という災害が加わり、被災地で最も重要な農産物中の柑橘類が収穫されずに枝に残っている。地震で最も被害を受けた県の一つであるハタイ県は、ミカン生産の39%を占め全国第一位、オレンジ生産の20%を占め全国第二位、レモン生産の9%を占め全国第三位の県である。この農産物の大部分が輸出用として生産されており、輸出が最も多い国々は、ロシアとウクライナとイラクである。      貿易における問 全文をよむ

2024-01-05 外国人投資家、9週間連続で株購入 (Cumhuriyet紙)

外国人投資家たちは、先週3.990万ドル分の株を購入し、外国人のネットポートフォリオの入札傾向は第9週目に移った。      共和国中央銀行によって週間の株価の推移の統計が発表された。   それによれば、外国人投資家は、12/29の週に3.990万ドル分の株と510万ドルの国債(DİBS)を購入し、480万ドルの会社株(ŞBS)を売却した。   外国人投資家は、ここ9週で国債も株式も購入することで位置を占めている。この期間で19億4,200万ドルのインターネット株式を購入した。これにより去年の株 全文をよむ

2023-12-31 為替ヘッジ付き預金からの変更者に高利 (Hurriyet紙)

為替ヘッジ付きの預金口座からの変更者に65%の利子!預金に応じた利回り       外貨換算為替ヘッジありの預金から一般定期預金へ戻した預金者に対し、高額の利回りが明らかになった。いくつかの銀行が外貨換算為替ヘッジありの預金から一般定期預金に戻した人々に上限65%の年利を支払っている。年間累積利回りも88%を超えている。しかし、この一般定期預金への変更に対しては、継続的な高金利規定は存在していない。一方為替ヘッジ付きの預金口座には、10〜20%の範囲で利子が適用されており、実質金利ではインフレ率 全文をよむ

2023-12-28 来年の最低賃金、年金、失業保険などなど、発表 (Hurriyet紙)

トルコの700万人に直接影響を与え、間接的には数百万人の勤労者に関わる月額最低賃金の引き上げが発表された。月額最低賃金は49.11パーセント上昇し、1万7千2リラ(約8万1356円)に達した。月額最低賃金の引き上げに伴い、多くの費目の支払い・支給額で変更があった。失業手当、インターンシップ賃金、一般健康保険料、出産期及び兵役期保険料支払い猶予額、退職金は月額最低賃金の増額に応じて上昇した。      ■額面月額最低賃金の引き上げ      額面の月額最低賃金は総額2万2リラ(約10万5271円) 全文をよむ

2023-12-21 外国人投資家のトルコ株購入続く (Cumhuriyet紙)

国外居住者(国外投資家)は先週、3億9600万ドル相当の株式、1億8090万ドル相当の国債、280万ドル相当の企業社債を購入した。      トルコ中央銀行により週間動産統計が発表された。      統計によると、国外居住者は12月15日の週に3億9600万ドル相当の株式、1億8090万ドル相当の国債、280万ドル相当の企業社債を購入した。      国外居住者は、直近の7週間で国債と株式の両方を購入する側におり、この期間に約17億6200万ドル相当の株式を購入した。年始から今までの株式の合計購 全文をよむ

2023-12-10 エチオビアからトルコへ、トルコ企業のコーヒー生産 (Hurriyet紙)

トルココーヒー商社は、「コーヒーの生まれ故郷」であるエチオピアで、コーヒー好きたちの嗜好へお送りする味の収穫から包装までを見届けている。      エチオピアは、全世界で人気のコーヒーで知られる東アフリカの国々のうちの一つである。トルココーヒー商社はチオピアでの収穫に参加し、コーヒー好きの人々へ特別な味を届けるコーヒーの、農場からコーヒーカップに至るまでの長い過程を現場で見守っている。エチオピアのイルガチェフェ市にあるコーヒー農場で慎重に収穫されたコーヒーの実は、長い作業の工程を経てトルコのコー 全文をよむ

2023-12-08 年金停滞に高齢者、不満 (Cumhuriyet紙)

新年度の年金引き上げを期待する退職者達は、受け取っている額では生活できないことを述べた。      新年度の年金引き上げを期待する退職者達は、受け取っている額では生活できないことを述べた。アクサライに住む退職者の一人は「トルコで年金で生活している退職者がいるか見てみよう。ちょうど今3000トルコリラと200ドルを交換してきた、トルコリラは溶けた。1万4000〜5000トルコリラで生活しているやつがいるなら聞いてくれ。1万1000トルコリラでどうやって生活するのかと。パンは一つ7トルコリラだ。私自 全文をよむ

2023-12-08 アゼルバイジャン初の製薬工場、トルコから (Cumhuriyet紙)

アゼルバイジャン初となる製薬工場がトルコ企業によって設立される予定だ。      アゼルバイジャンで設立予定の初となる製薬工場が、トルコ企業によって設立される。バクー近郊ピララヒ産業公園で行われたGen製薬コーカサス生産オペレーションズ株式会社の製薬工場の建設開始式典にはアゼルバイジャンのミカイル・ジャバロフ経済相やトルコの駐アゼルバイジャン大使、ジャヒト・バアジュ氏ら招待客が出席した。ジャバロフ経済相はアゼルバイジャンが石油以外のセクターの発展のために政策をすすめてきたと話し、「薬品、製薬も国 全文をよむ

2023-12-07 さあ、エーゲ海の島へ―必要な書類は? (Hurriyet紙)

トルコ国民がギリシャの島々に到着ビザを取得して入国できるようにする措置が講じられた。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のギリシャ訪問中、ギリシャのミツォタキス首相は到着ビザに関する発表を行い、ギリシャの10の島で7日間の到着ビザが導入されると述べた。トルコ国民がビザを申請するには、国境で行う必要のある手順がいくつかある。      ギリシャのキリヤコス・ミツォタキス首相は、本日エルドアン大統領と行った記者会見で、エーゲ海東部でトルコ国民に向けた7日間の到着ビザ問題についても話し合われたと述べた 全文をよむ

2023-12-03 オズハセキ環境相、地震被害のキリスで1045住宅、まもなく引き渡し (Hurriyet紙)

メフメト・オズハセキ環境都市気候変動大臣は、キリスの災害公営住宅1045戸が今月、入居対象者に引き渡されると発表した。      オズハセキ環境相は、ソーシャルメディアアカウントからの投稿で、震災復興を引き続き行っていると述べた。地震が発生したキリスで、今月から住宅の引き渡しが始まると発表したオズハセキ環境相は、次のように続けた。「キリスに、歴史的、文化的景観を守りながら皆さんの住まいを建設しています。      私たちはキリスに、集合住宅、集落の戸建て住宅、オフィス、納屋、倉庫からなる合計40 全文をよむ

2023-12-02 パンの値上げはあるのか? (Cumhuriyet紙)

トルコベーカリー協会のハリル・イブラヒム・バルジュ会長は最低賃金の決定と原材料費の高騰のため、1月にパンが再び価上がりする可能性があると言及した。      11月初めにイスタンブルで「パン1kg当たりの価格は最大40リラとなり、パン200gあたり8リラとなる」としていた「パン最高価格表」が承認された。   しかし大都市ではパンの価格は自治体ごとに異なっている。ある自治体では8リラで売られている一方、他の自治体では10リラで売られている。   イスタンブル県のダヴト・ギュル知事は自治体ごとにパン 全文をよむ

2023-11-23 トルコ中央銀行、政策金利を40%に引き上げ (Cumhuriyet紙)

トルコ共和国中央銀行は、トルコ統計局による62%のインフレの状況下で金利決定を発表した。中央銀行金融政策委員会は予想に反して政策金利を500ベーシスポイント引き上げ、40%とした。今回の利上げにより、中央銀行は新執行部の下で6 回目の利上げを実施したことになる。中央銀行は書面の中で、金融引き締め措置は短期間で完了するとのメッセージも示した。      ハフィゼ・ガイェ・エルカン総裁を議事進行役として6回目の会合を開催した中央銀行金融政策委員会(PPK)は、待望の金利決定を発表した。      こ 全文をよむ

2023-11-22 エルドアン大統領、経済対策を約束 (Cumhuriyet紙)

公正発展党のエルドアン大統領は、構造改革によってグローバル資本をトルコへ引き寄せると述べた。エルドアン大統領はまた、トルコリラの価値はもう下がることはないと述べた。      公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アルジェリア訪問の帰りの飛行機で記者たちに対して声明を述べた。      エルドアン大統領は、トルコリラの価値の下落は終わりを迎えたと述べ、「我々のディスインフレーションの施策は、かなりの高確率でトルコリラの価値の実質的な上昇を引き起こすだろう。トルコリラの実質的な下落は 全文をよむ

2023-11-20 高インフレでトルコ企業、エジプトに逃避 (Cumhuriyet紙)

トルコでの60%を超えるインフレに息絶え絶えのトルコ企業は、トルコで生産を行う代わりにエジプトを選択している。エジプトでのトルコ企業の投資は25億ドルを超える状態である。      約10年間の時を経て再接近しているトルコとエジプト両国は、商業的な協力を急増させている。最近では先週、公正発展党所属レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、サウジアラビアの首都リヤドで行われたイスラム協力機構とアラブ連盟の臨時共同首脳会議の際にエジプトのアブドゥルファッターフ・アッ・シーシー大統領と会談した。2人のリ 全文をよむ

2023-11-09 労働時間短縮なるか? (Cumhuriyet紙)

社会保障機構チーフスペシャリストのイサ・カラカシュ氏は、一週間当たりの労働時間を45時間から37.5時間に削減することを含む法案が野党により議会に提出されたと述べた。週の労働時間は短くなるのか?      社会保障機構のイサ・カラカシュ・チーフスペシャリストは、週の労働時間を37.5時間に削減する法案が議会に提出されたと明らかにした。      カラカシュ氏は、SNSの投稿の中で週の労働時間を45時間から37.5時間に減らす法案が野党により議会に提出されたと語った。      ■「野党による提案 全文をよむ

2023-11-07 トルコ航空の目標、中国から200万人 (Milliyet紙)

トルコ紹介イベントの枠組みで、中国でのイベントを開催したトルコ航空(THY)執行経営委員会会長アフメト・ボラト教授は、「今年我が国にやってきた中国人旅行者の数は昨年に比べて2倍に増加しました。来季には私たちの目標は200万人の旅行者をトルコにもたらすことを目標にしております。」と述べた。      世界中でトルコ紹介イベントを開催しているトルコ航空の今回の最初の停泊地は中国だった。北京で開催された会合では、TGA、イスタンブル空港運営会社とİGA、タシュテペ科学機構の代表者たちが、中国観光文化省 全文をよむ

2023-10-19 運輸インフラ相「パレスチナのトルコ人記者に無料インターネット」 (Hurriyet紙)

アブドゥルカディル・ウラロール運輸インフラ大臣は、イスラエルとパレスチナの最新状況を追うため現場に赴く記者たちに、無料通話、ショートメッセージ、無制限のデータ通信の付いた国際ローミング権を提供したと発表した。      ウラロール運輸インフラ大臣は、SNSで発表した声明で「イスラエルがガザ地区で犯した非人道的な残虐行為を国際社会に伝えるため困難な状況下で任務を実行する記者たちに、通信に関して不自由しないようGMSオペレーターの協力により、無料通話、SMS、無制限のデータ通信のついた国際ローミング 全文をよむ

2023-10-13 シムシェキ蔵相「トルコへの投資関心、当然のこと」 (Hurriyet紙)

メフメト・シムシェキ国庫・財務大臣は「トルコに強力なバックグラウンドがあることを念頭に置くと投資家たちの関心は驚くことではない。物価安定の保証、財政の健全性を再び確保することと構造的な改革の適用といった約束を実現させることにおいて、我々は強い決意を持っている。」と発言した。      トルコ経済の信用と安定の状況は日増しに強まっている。メフメト・シムシェキ国庫・財務大臣は、国外での外交を進めている。   政府が展開する金融財政政策によって持続的なインフレの低下が目指されている。       シム 全文をよむ

2023-10-09 農業・森林相、牡蠣養殖業の事業育成を発表 (Milliyet紙)

農業・森林省イブラヒム・ユマクル大臣は、「私たちは、業界から来た要望を精査し、特に適切な場所で牡蠣養殖業の開始を計画している。」と述べた。      ユマクル大臣は、書面にてトルコで水産養殖業における前進が遂げられたと発表した。同大臣は、海水を有機的にきれいにし餌と水を消費しない二枚貝の養殖は、2015年に始められ、すでに年間5500トンの生産が実現されていると述べ、次のように続けた。      「水産養殖業の分野で我が国が持つ潜在能力を測る目的で私たちが始めた事業の中で、私たちは貝の養殖おいて 全文をよむ

2023-10-02 アンタルヤを訪れる外国人観光客、支払うチップの額は (Cumhuriyet紙)

アンタルヤを訪れる観光客は、サービスを受けたホテルで満足の度合いによって職員にチップを置いていく。ヨーロッパ人の間で最もチップを置いていくのはドイツ人である一方、日本人は恥をかかせないようチップを払わない。観光客の中には通用しないお金を置いていくものもいる。さて、最も多くチップをどの国の観光客が払っているのか。      アンタルヤは毎年何百万人もの国内外観光客をもてなす観光客の天国である。バカンスに来た観光客は、この素晴らしい街で自然の美しさを堪能し、かつ、質の高いサービスを受ける一方、一般的 全文をよむ

2023-09-28 憲法裁判所、地震復興資金のための特別自動車増税反対を棄却 (Hurriyet紙)

憲法裁判所は、自動車税の追加徴収の法律の取り消しについての申請を棄却することを決定した。      トルコ大国民議会総会で6月に採択された一連の法律によってカフラマンマラシュを震源とする一連の地震の影響を軽減するため一度限りで特別自動車増税の適用が決定された。CHP(共和人民党)は憲法裁判所に適用の無効と執行停止を申し立てた。憲法裁判所は7月26日の議題会議で申請の一次審査を行い、執行停止の申請は本審査の段階で決定されるという判決を下した。憲法裁判所は適用の無効と施行停止を求めて行われた申請の主 全文をよむ

2023-09-24 ロシア製アックユ原発、不安のなか建設進む (Cumhuriyet紙)

メルシン所在の、ロシアが51%を所有するアックユ原発は、専門家の警告がありながらも速度を落とすことなく建設が続いている。      その事業は基礎建設の時点で割れ目があったことが前々から問題になっており、アックユ原発株式会社はそれを許していた。また、原子力発電所は古い科学技術だと述べる専門家らは、常に事故のリスクがあることを強調した。発電所で使われる冷却水は地中海から引く予定だ。しかし気候変動によって水温が上昇していると明らかにした生物保護団体は、事業を中止させるために2023年1月、環境都市整 全文をよむ

2023-09-24 イスタンブルへ、今年8か月で1150万外国人ツーリスト (Milliyet紙)

文化観光省は2023年の最初の8ヶ月間でイスタンブルに1152万4246人の外国人観光客が訪れた事を発表した。      2023年の最初の8ヶ月間でイスタンブルに1152万4246人の外国人観光客が訪れた。イスタンブルを訪れた外国人数は前年同期に比べ13.2%の上昇が見られた。文化観光省のデータによるとイスタンブルは8月に前年同月比4.9%上昇により174万7611人の外国人観光客が増えた。      8月にイスタンブルに入国した外国人観光客は17万9017人でロシア連邦が1位であり、2位は1 全文をよむ

2023-09-21 中央銀行の金利引き上げに対しシムシェキ財務相、初発言 (Cumhuriyet紙)

メフメト・シムシェキ国庫・財務相は、「物価の安定を守ることは私たちにとって最も重要な優先事項である」との投稿をした。      メフメト・シムシェキ国庫・財務相は、物価の安定に関するメッセージに新たなものを加えた。      シムシェキ財務相はX(旧Twitter)にて「物価の安定を守ることは私たちにとって最も重要な優先事項である」と投稿した。      トルコ中央銀行金融政策委員会は、1週間の物レポ金利を500ベーシスポイント引き上げ、25%から30%に増やした。      トルコ中央銀行の発 全文をよむ

2023-09-18 生鮮野菜・果物の輸出、20億ドルを超える (Cumhuriyet紙)

トルコの生鮮野菜・果物の輸出が、今年の最初の8カ月間で16%増、17億6400ドルから25億ドルに達した。      25億ドルの生鮮野菜・果物の輸出のうち2億200万ドル分をエーゲ生鮮野菜・果物輸出業協会の会員が実現した。      エーゲ地方からの輸出では、トマトが5100万ドルで1位であり、サクランボが4900万ドルであった。エーゲ地方から生鮮野菜・果物輸出では3位はミカンであり、ミカンの輸出で1140万ドルの利益を得た。      エーゲ輸出業協会副会長兼エーゲ生鮮野菜・果物輸出業協会会 全文をよむ

2023-09-13 アラビア語看板抑制に小さいフォントで抜け道 (Hurriyet紙)

内務省は「アラビア語の看板の抑止」に関した請願に対して、「国内で外国人が経営する店舗の看板では、トルコ語の使用を原則とする。外国語の表記は、トルコ語表記の25パーセント以内の大きさとフォントでなければならない。」とした。      ブルサ県で、あるトルコ国籍の人物は、「アラビア語の看板使用の抑止」に関して、トルコ大国民議会の請願委員会に請願書を提出した。請願書を受理した委員会は、この件に関して内務省に連絡をとった。内務省から議会に送られた回答には、アラビア語の看板使用に関して、以下の点が伝えられ 全文をよむ

2023-09-12 アラブ人が国に戻りトラブゾンは静かになった (Cumhuriyet紙)

トラブゾンの歴史的・観光向けの場が今日、特にアラビア人観光客が帰国し始めてきたため、最も閑散とした日々となっている。      トラブゾンの歴史的・観光向けの場所は、今日、取り分けアラビア人旅行者たちが、学校が始まるのにともなう帰還とともに、最も閑散としている日々が続いている。   およそ3年間続いた修復作業、そして周囲の整備作業ののちに2020年大統領レジェップ・タイイプ・エルドアンによって、テレカンファレンス方式によって開かれたオルタヒサル・アヤソフィア・ジャーミーは今日、かなり静かな状態で 全文をよむ

2023-09-10 ボドルム、国内客が去り、海外からの観光客増 (Milliyet紙)

9月の到来とともにボドルムでは国内観光客が休暇を終える一方、外国人の予約が増加した。専門家達は9月20日を過ぎて、値段は更に下がると話した。      ムーラ県の観光業を牽引するボドルム郡では国内観光客の動きが低下する中、同郡は外国人観光客に委ねられた。ボドルム宿泊協会副代表アリシル・シャーヒン氏は「ボドルムには中高年グループの客が来始めました。現在ホテルの満室率は80%台を示しています。」と話した。      世界で最も重要な観光地の一つであるボドルムでは国内外の観光客の動きが見られる。ミラス 全文をよむ

2023-09-10 まもなく始まる「トルコ・カード」、何ができる? (Hurriyet紙)

アブドゥルカディル・ウラルオール交通インフラ相は、「トルコ・カード」のパイロット運用が成功したと発表した。「トルコ・カード」は交通や送金、ショッピングの面で市民に大きな利便性をもたらすことになる。詳細は以下の通り。      アブドゥルカディル・ウラルオール交通インフラ相は、「トルコ・カード」についてコメントした。あらゆる交通サービスや金融システムの恩恵を受けることができる「トルコ・カード」について、次のように述べた。「プロジェクトの枠内の我々の目的は、都市公共交通サービスが提供される運輸業界の 全文をよむ

2023-09-08 給料、どうなる?シムシェキ経済相、効果は? (Cumhuriyet紙)

メフメト・シムシェキ国庫・財務大臣は、賃金の調整について「今後賃金調整は目標のインフレに沿って行う」と明らかにした。さて、「目標のインフレ」という発言は賃金にどのような影響を及ぼすのか?経済学者らがメフメト・シムシェキ大臣の発言を批評した。      中期計画プログラム(OVP)に関する記者らの問いに答えたメフメト・シムシェキ国庫・財務大臣は、賃上げについて話した。      シムシェキ大臣は賃上げについて「今後賃金調整は目標のインフレに沿って行う」と述べた。      さて、目標のインフレとい 全文をよむ

2023-09-01 不動産係争調停システム始める―初日から多数利用 (Milliyet紙)

家主と賃借人の間で起こる係争を短期間に解決しようと、今日実施が始まった係争調停局では混雑が見られた。      家主と賃借人との間の係争をめぐる裁判所での訴訟負担を軽減するために導入された不動産係争調停システムでは、初日、混雑が見られた。係争が生じている家主と賃借人は、まずそれぞれの地域の裁判所に行き、調停事務所で申請を行う。申請後、1日後には自動的にシステムが双方に調停役を任ずる。      システムでは双方に3週間が与えられる。この期間内に調停できなかった場合は追加で1週間与えられる。合計、 全文をよむ

2023-08-25 記録的観光客数、7か月で3千万人を超える (Milliyet紙)

トルコは2023年の7か月で合計3009万3446人の観光客を受け入れ、観光において記録的な年となった2019年の2652万4000人を超えた。      文化・観光省のデータによると、本年の最初の7か月でトルコに入国した人数のうち2676万6240人が外国人であった。1-6月期に発表された外国に居住するトルコ人、332万7203人という数も合計の入国者数に反映している。      トルコを2023年の1-7月に訪れた外国人の数では、昨年の同時期の数に比べ、16.22%上昇した。      本年 全文をよむ

2023-08-25 保育園・子もりの値段、上昇 (Milliyet紙)

働きに出なくてはならない母親たちが、子供を保育園に預け、家に子守りを呼ぶとき、高い料金に直面している。      イスタンブルで近頃高騰している保育園や子守りの料金が、働く母親と父親を悩ませている。私立保育園協会のハヂュ・ムラト・クシュ会長は、「子守りの料金は月2万5000リラほどだ。保育園の料金に至っては約7000~1万4000リラで変動する金額と言われる。そのため保育料も重い負担になっている」と話した。ベビーシッター会社の社長シェイマ・クバン氏は「日中働いている人たちの負担は1万8000~2 全文をよむ

2023-08-20 燃料油価格さらなる高騰の恐れ (Cumhuriyet紙)

共和人民党(CHP)のアフメト・アクン副党首は、秋には燃料油価格が50リラ(277円)にも達するだろうという見込みを明らかにした。同氏は、「燃料油価格高騰の原因は国際市場の影響だという見方は現実を反映していない」とし、燃料油価格高騰の最大の原因はトルコリラの価値下落にあると強調した。      CHPのアフメト・アクン副党首が、最近の度重なる燃料油価格値上げに関してコメント。会見のなかで同氏は、選挙以降の三か月間で燃料油価格が二倍になっているという点を指摘した。      副党首は、燃料油価格の 全文をよむ

2023-08-20 トルコでもステルス値上げ! (Cumhuriyet紙)

トルコ中小事業者連合(TESK)のベンデヴィ・パランデュケン会長はパッケージ製品の一部で内容量を減らして同じ値段を維持するステルス値上げが行われていると述べた。パランデュケン会長は「食料品や生活必需品をはじめとするパッケージ製品には法的な枠組みで内容量の基準を設けるべきだ。」と述べた。       トルコ中小事業者連合(TESK)のベンデヴィ・パランデュケン会長は書面での声明で、国民は買い物する際に内容量の不正について注意するよう呼びかけた。      パランデュケン会長はパッケージ製品の一部に 全文をよむ

2023-08-18 財務省による金融引き締め、債務者に打撃 (Cumhuriyet紙)

就任時に「合理的な政策に戻す」と話していたメフメト・シムシェキ国庫・財務相は、金融引き締めが続くと発表した。シムシェキ財務相は、民間銀行に購買力の低下に伴い需要が増大する消費者ローンの抑制を求めた。シムシェキ財務相は、「商業ローンを支援せよ」と述べた。消費者組合や経済学者は「お金があるのに借金をして携帯電話や車を買う人々を阻止しようとしているが、借金で生計を立てている低所得者はつぶされることになる。新たな経済政策で消費者にとって秋は、まさに『完全な嵐』になる」とコメントした。      経済で金 全文をよむ

2023-08-18 産業技術大臣「トルコ車トッグ、2000台を越える」 (Hurriyet紙)

メフメト・ファティヒ・カジュル産業技術大臣とメフメト・シムシェキ財務大臣がトルコの自動車メーカーであるTogg(トッグ)の生産技術拠点を視察した。カジュル大臣はSNSで視察の詳細について「道路を走るTogg車の数は2000台を超えた。生産をさらに加速していく。年末にはTogg T10Xの生産台数28000台を目指している」と明らかにした。      メフメト・ファティヒ・カジュル産業技術大臣とメフメト・シムシェキ財務大臣は、トルコ国産車であるToggの生産拠点を訪問した。        カジュル 全文をよむ

2023-08-15 住居を観光客に貸す者たちへの税務調査 (Hurriyet紙)

「宿泊施設の利用率が23%上昇しているにもかかわらず、ホテルは満室になっていない。なぜだろうか?それは、今年は宿泊のうち19%は家が宿泊先となっているためだ。」      地中海観光ホテル経営者協会 (AKTOB)のカーン・キャシフ・カヴァルオール会長はこのように指摘する。8月のはじめにまずメフメット・ヌリ・エルソイ文化観光相、それに続きアンタルヤのエルシン・ヤズジュ県知事が民泊施設に対し「調査が必要だ」と述べた。この調査とは「税務調査」のことである。      では、税法は日単位、週単位で貸し 全文をよむ

2023-08-11 トラブゾンへ観光客押し寄せる―主に湾岸諸国から (Hurriyet紙)

東黒海地方はここ数年、特に湾岸諸国からの観光客の注目を浴びており、トラブゾンでは今年7月の宿泊人数が前年比で81%増加した。トラブゾンでの今年7月の宿泊人数は26万8500人を数え、特に外国人観光客の数が112%増加した点が注目されている。      トラブゾンでの昨年7月の宿泊人数は148368人で、うちトルコ人が57825人、外国人が90543人だったが、今年の同じ期間の宿泊人数は268427人で、うちトルコ人が76535人、外国人が191892人だった。昨年7月と比較すると、トルコ人の宿泊 全文をよむ

2023-08-09 住宅価格、世界では低下傾向、トルコは上昇 (Cumhuriyet紙)

世界中で中央銀行がインフレを抑制しようとしている中、国際市場では住宅価格が低下傾向にある。一方トルコでは当該の状況とは反対に、住宅価格は上昇を続けている。世界住宅価格指数のレポートによると、56か国が記載されているリストにおいてトルコは最も住宅価格の上昇がみられた国となった。      イギリスに拠点を置く不動産コンサルタント会社のナイト・フランク社が、2023年の第一四半期の世界住宅価格指数報告書を発表した。      ハベル・チュルク紙のまとめたニュースによると、56か国の住宅市場が記録され 全文をよむ

2023-08-08  イスタンブルの公共交通料金、50%値上げ (Cumhuriyet紙)

最新ニュース…イスタンブル広域市市(iBB)役所交通調整センター(UKOME)の会合で公共交通機関の料金への値上げの決定が出た。これによれば9.90である満額運賃は15TLにまで上昇した。   タクシーのオープン料金に対して行われた75%の値上げとともに、40TLから70TLにまで値上げされた。      イスタンブルの公共交通料金へ51.5%の値上げが行われた。イスタンブル広域市(iBB)ブーラ・ギョクチェ副秘書室長が議長となり、1453チュルプジュ集会所で行われた会議においてİBBの公共交通 全文をよむ

2023-08-05 シムシェキ財務相発言の舞台裏-イスタンブルで国内外の投資家に向け (Cumhuriyet紙)

新たな経済主導陣はイスタンブルで国際投資家たちと会合を行った。シムシェキ財務相は参加した投資家40人以上に対して、チームはあらゆる政治的支援を受け、段階的な引き締めを続けていくと述べた。トルコ中央銀行のエルカン総裁はプレゼンで主にインフレに焦点を当てた。      イスタンブルでのJPモルガン主催の会合で、メフメト・シムシェキ財務相は投資家たちと一堂に会した。シムシェキ財務相とトルコ中央銀行のハフィゼ・ガイェ・エルカン総裁は一つ一つプレゼンを行った一方で、会議を知る関係者によれば会議は40人以上 全文をよむ

2023-08-04 トルコ、石油精製で記録 (Hurriyet紙)

殉職者エスマ・チェヴィクと殉職者アイビュケ・ヤルチュンの採掘地で掘削された新たな油田と合わせてシュルナク・ガバル地区では一日1万6188バレルの石油が生産されている。これにより、合計7万5052バレルの石油の生産で、一日の国内最大石油生産記録を打ち立てた。      新たに掘削された油田と合わせて一日の国内石油生産7万5052バレル相当で国内の歴史の記録を塗り替えた、とトルコ石油公社(TPAO)が伝えた。      TPAOは、ソーシャルメディアアカウントを通じて投稿を行い、殉職者エスマ・チェヴ 全文をよむ

2023-07-25 ショック!オリーブ油の値段、高騰 (Cumhuriyet紙)

トルコで最も重要なオリーブの中心地のひとつであるマニサのアクヒサルで昨年40万トンに達した収穫が、今年は最大で5万トンで留まるだろうと発表されている。オリーブの生産者たちは、借入負債のために不安を抱えている。アクヒサル農業部門長アクブーア氏は   「今年はオリーブ油が1リットル250リラに達したとしても誰も驚かせないだろう。」と述べた。      ギュルカン・アクギュネシュ-マニサ:    気候危機は、オリーブも直撃した。トルコで最も重要なオリーブの中心地であるマニサのアクヒサルではまるで「オリ 全文をよむ

2023-07-21 トルコ、中国向け輸出増加計画 (Hurriyet紙)

極東で牛乳や乳製品を輸出する取り組みに重点を置くテクシュト(Teksüt)社は、中国・上海で開かれたシアルチャイナ見本市の後、新たな輸出品送付を開始した。      Teksüt社取締役会のメルト・オズメン副取締役は、トルコから中国へ超高温殺菌処理(UHT)を施した牛乳を輸出するため必要な輸出証書を持つ唯一の団体がTeksütであると明かした。オズメン氏は、中国への輸出量は同社が最大であると強調し、24か国に輸出してきたことに触れて、5年以内に中国への輸出が輸出合計の中で最多を占めるよう目指すと 全文をよむ

2023-07-18 ヘーゼルナッツ収穫、日雇い労働者の賃金発表-オルドゥ県 (Hurriyet紙)

ヘーゼルナッツ収穫の時期が近づく中、収穫に従事する労働者の日雇い賃金を定めるために、オルドゥの農業組合長らがアルトゥンノルドゥ農業組合に参集した。      農業組合連合の執行部のアルスラン・ソイダン氏は、この決定はあくまでも推奨であると明かした。ソイダン氏の発表によると、16歳未満の子どもをヘーゼルナッツ収穫に従事させることは禁止で、もし発覚した場合には雇用主と労働者に1300リラの罰金が科されることになるという。また、ソイダン氏は以下のように述べた。      「ヘーゼルナッツ収穫に従事する 全文をよむ

2023-07-16 エルドアン大統領の湾岸訪問、200人のビジネスパーソンが同行 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が、明日(17日)から、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦を含む湾岸諸国への外遊に出発する。今回の外遊中にはビジネスフォーラムの開催も予定されており、ビジネス関係者200人以上が大統領に同行する。      エルドアン大統領が明日、三日間の湾岸諸国訪問ツアーに出発。大統領は、順にサウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦を訪問し各国首脳らと会談する。湾岸三か国を訪問の後は北キプロス・トルコ共和国を訪問することになっており、エルドアン大統領の忙しない外交 全文をよむ

2023-07-11 シムシェキ経済相「外貨準備の増は喜ばしい」 (Hurriyet紙)

シムシェキ国庫・財務相は、「5月26日に985億ドルだった中央銀行の準備預金が、6月30日に1086億ドル水準まで増加した。同期の純準備預金額は、142億ドルの上昇となった。この準備預金が示す急速な増加率は非常に喜ばしいことである。」と話した。      シムシェキ国庫・財務相は、中央銀行の準備預金額が増加したことを発表した。シムシェキ大臣はツイッター上で、「この準備預金が示す急速な増加率は非常に喜ばしいことである。」とつぶやいた。      シムシェキ大臣の発表は以下の通りである。      全文をよむ

2023-07-10 与党の統一地方選挙対策費用は低収入の人々を直撃する (Cumhuriyet紙)

エコノミストのシェレフ・オウズ博士は、公正発展党政権が前回の地方選挙で敗北した大都市で勝利するために必要な財源を論じた。オウズ博士は、捻出される財源が低所得者をより困難な状況に陥れると述べた。      エコノミストのオウズ博士は、エコノミム紙で発表した記事で公正発展党政権の統一地方選の費用について分析した。      オウズ博士は、政権の基本的な言説が敗北した大都市を取り戻すことであることに注目し、「例えば、イスタンブルのためだけに総選挙対策費用ほど追加費用が必要となるだろう。この姿勢によって 全文をよむ

2023-07-07 節税対策で、国境に長い列-アルトヴィン県サルプ国境門 (Cumhuriyet紙)

官報“Resmi Gazete”で公布された税引き上げで、外国から持ちもまれた携帯電話登録のために必要な額が20000リラに引き上げられたことを受けてアルトヴィン県サルプ国境門で混雑が見られた。今夜、日付が変わってから開始される20000リラではなく、6000リラに支払いを抑えるために市民の時間との戦いが始まっている。      アルトヴィン県ケマルパシャ郡、トルコがジョージアとコーカサス、中央アジア諸国に開いているサルプ国境門で、外国からの携帯電話登録料が混雑を引き起こしている。      夜 全文をよむ

2023-07-05 イスタンブル暮らしはいくらかかる? (Cumhuriyet紙)

イスタンブル企画庁の調査によると、イスタンブルの生活費は昨年に比べて63.86%上昇した。イスタンブルの4人家族の平均生活費は35,380リラと算出された。      イスタンブル企画庁の「イスタンブルの生活費」調査の上半期報告が発表された。報告によると、イスタンブルの生活費は昨年に比べて63.86%上昇した。      ここ6ヶ月では、相対的に1月に最も上昇した。      ■28%上昇した      イスタンブルの生活費は先月に比べて5.59%、昨年の12月に比べて28.20%上昇した。   全文をよむ

2023-07-02 飲料水「ハミディイェ」の名前が消えるって、ほんと? (Milliyet紙)

125年の歴史を持つ飲料水ブランド「ハミディイェ」の名称が変更されたという疑惑が波紋を呼ぶなか、釈明が相次いだ。      イスタンブル広域市の提携により製造されている「ハミディイェ・ウォーター」ブランドのペットボトルに記載された「HMD」という文字は、消費者を混乱させた。スルタン・アブデュルハミト2世にちなんで名付けられた、125年の歴史を持つブランドの名称が変更されたという疑惑は波紋を呼んだ。イスタンブル広域市は反発を受けて、「HMD」は「ハミディイェ・ウォーター」ブランドのセカンド・ブラン 全文をよむ

2023-06-29 公務員給与、昇給分入る側から出ていく (Cumhuriyet紙)

公務員の最低給与は7月に2万2000リラに上がった一方で、所得税率区分が変更されなければ公務員は一つ上の課税区分に入ることになる。このことは公務員給与からより多く差し引かれることを意味する。      公務員の最低給与は7月に2万2000リラに上がった一方で、同時に所得税率の変更がなされなければ労働者が得たものの一部を受け取ったと同時に失ってしまう。公務員は一つ上の課税区分に上昇するため、給与からより多く差し引かれることになる。同じ状況が、年始以降名目賃金が約2万2000リラに上昇した公共部門の 全文をよむ

2023-06-29 アックユ原子力発電所、間もなく発電開始、完全操業は2028 (Hurriyet紙)

アルパルスラン・バイラクタル・エネルギー天然資源大臣は、アックユ原子力発電所で近日中に発電が開始され、2028年までに発電所全体の稼働が計画されていると明らかにした。      トルコ初の原子力発電所であるアックユ原子力発電所を訪問したバイラクタル大臣は、作業員たちと犠牲祭を祝った。バイラクタル大臣にはメルシン県知事のアリ・ハムザ・ペフリバン氏、公正発展党のメルシン県選出のアリ・クラトゥル国会議員、アックユ原子力発電所の幹部らが付き添った。バイラクタル大臣はここで職員たちと食事した。その後バイラ 全文をよむ

2023-06-28 被災地で会社434社、廃業 (Cumhuriyet紙)

2月6日に発生したカフラマンマラシュを震源とする地震の後、被災地で3507の会社や協同組合が活動を開始した。廃業した会社と協同組合の数は、434社として記録された。      トルコ商工会議所連合のデータから集計された情報によると、災害の影響を受けた11県で、設立された会社の数が大幅に増加した。      これによると、2月から5月までの期間に設立された会社や協同組合の数は3507で、廃業した会社・協同組合の数は434であった。2月に11県で設立された会社・協同組合の数は510であった一方、廃業 全文をよむ

2023-06-27 対ドル・対ユーロでのトルコリラ下落、いつまで続く? (Cumhuriyet紙)

公的統制経済から自由経済への移行の一貫として行われた、トルコ中央銀行による外貨準備高の売却の停止とともにトルコリラはドルに対して28%の価格下落を見せている。これは年初からの傾向ではあるが、特に選挙後に顕著な傾向を示している。祝日前の最終営業日で、ドルは日中の最高価格となる対ユーロ26.20トルコリラ、対ドル28.56トルコリラの価格を付けた。      ドル/リラの為替レートは、トルコ共和国中央銀行の予測を下回る利上げ率とメフメト・シムシェキ財務大臣の自由為替取引体制への強調後の上昇率の加速が 全文をよむ

2023-06-24 犠牲祭まであと4日、動物市場に活気 (Milliyet紙)

犠牲祭まで残り4日となり、動物市場での売買が続いている。犠牲獣の販売が続く場所のうち、バフチェリエヴレルのチョバンチェシメ街区で開催されている市場も週末に活気づいた。売主たちは最終日ごろに盛況になるよう期待すると述べた。      犠牲祭まで残り4日となり、イスタンブルの動物市場では活気が続いている。犠牲獣の販売が続く地域のひとつ、バフチェリエヴレルのチョバンチェシメ街区の、バフチェリエヴレル当局の施設内で開催されている市場も週末に活気づいた。犠牲獣を買い求める人々は早朝から市場を訪れた。売主は 全文をよむ

2023-06-23 トルコの財政財務担当相、利子の改善は一歩一歩 (Cumhuriyet紙)

メフメト・シムシェキ国庫・財務担当相は、「私たちの経済政策は、短期的には物価の安定と金融の安定を目標としている。中央銀行が昨夜の発表で明らかにしたように、これは一過程である。目標をもって、段階的にこの過程を操作していくことになろう。」と述べた。      トルコの中央銀行が27か月ぶりに政策金利利息を引き上げたのち、対トルコリラでドル価格の上昇が加速している中、シムシェキ国庫・財務担当相が新たな発表を行った。      シムシェキ氏はイスタンブルへの出発前にアンカラ・エセンボーア空港で記者団の質 全文をよむ

2023-06-22 超低金利政策終了へ、新中央銀行の新決定 (Milliyet紙)

市場が待望していた中央銀行の金利決定が発表された。この決定によると、政策金利は8.5%から10.5%に引き上げられた。      中央銀行によって行われた発表では、以下のような声明が出された。「金融政策会議(理事会)は、政策金利である1週間物レポレートを8.5%から15%に引き上げることを決定した。      理事会は、インフレ率の低下をなるべく早く確立させ、インフレーション期待に歯止めをかけ、価格行動の悪化を統制下に置くために金融引き締めプロセスを開始すると決定した。      世界経済のイン 全文をよむ

2023-06-11 バイラム前に観光増、アンタリヤで満室率70%に (Milliyet紙)

アンタリヤ県カシュ郡で、隔離されたリゾートスポットとしてコロナ禍に人気を集めた高級別荘のバイラム前の稼働率が70%に達した。トルコ旅行業協会(TÜRSAB) 西アンタリヤ支部長のヒュセイン・ゲンジェル氏は、「前年に比べ予約が増え始めた。7月には客室稼働率100%になる見込みだ」と述べた。      ボリス・ジョンソン元英首相からアンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットからデビッド・ベッカムまで、多くのセレブや実業家がバカンス先に選ぶアンタリヤのカシュ郡カルカン地区にある高級別荘は、コロナ禍で隔 全文をよむ

2023-06-11 ボスフォラス、ダーダネルス海峡通過に新ルール (Hurriyet紙)

アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ大臣は、ボスフォラス、ダーダネルス海峡を通過するだけ(寄港なし)の国際船舶から徴収する料金設定が7月1日付で見直されると述べ、海峡通過料金は(船舶の)純トン数あたり4.42ドルに引き上げられると発表した。      アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ大臣は、どの港にも寄港せず両海峡を通過するだけの船舶から徴収する通行料を改定したと発表。同大臣は、文書発表のなかで、「昨年(2022年)、我々はボスフォラス、ダーダネルス海峡がもたらすトルコへの外 全文をよむ

2023-06-10 イスラエル客船、アランヤに―マーヴィーマラマラ号事件以来、初 (Milliyet紙)

マーヴィーマルマラ号事件後に初めて、イスラエルの客船がアランヤに係船した。船からは観光客1601人と乗組員601人が下船し、市場で買い物をした。      イスラエルのハイファ港から出港した全長207mの豪華クルーザーが、アランヤ港に係船した。船にはイスラエル人の乗客1601人と乗組員601人が乗っていると伝えられた。アランヤ警察、沿岸警備隊および港湾管理者によれば、異例の対策がとられた一方で、海上の一部に安全用ブイが設置された。警察と民間警備は周辺で厳しく警戒した。      通関手続き後、下 全文をよむ

2023-06-09 中央銀行総裁にエルカン氏任命-初の女性総裁 (Milliyet紙)

官報で発表された決定によると、中央銀行総裁にハフィーゼ・ガーイェ・エルカン氏が任命された。      トルコ共和国中央銀行総裁にハフィーゼ・ガーイェ・エルカン氏が任命された。大統領の任命決定は官報の今日の号で発表された。これによると、中央銀行総裁にハフィーゼ・ガーイェ・エルカン博士が任命され、中央銀行総裁のシャハプ・カヴジュオール氏は銀行業務・規制監視委員会委員長に任命された。      ■初の女性総裁      国外で重要な金融のキャリアを積んだエルカン氏は中央銀行史上で初の女性総裁となった。 全文をよむ

2023-06-08 金価格の高騰、続く (Cumhuriyet紙)

ドルとユーロの高騰は、金価格でも続いている。現在、金はグラム単価1485トルコリラで取引されている。本日は2387トルコリラの始値だったクォータートルコ共和国1/4共和国金貨は現在2398トルコリラで取引されている。       ドルとユーロの急騰は、金価格にも影響し続けている。    1日で1490トルコリラまで上昇した金1グラムの価格は、16時34分時点で1485トルコリラで取引されている。グラム価格はその日、1460トルコリラで開始していた。    金価格が50分以内に12トルコリラ上昇し 全文をよむ

2023-06-08 英国からトルコへ300万ポンドの「難民阻止代」 (Cumhuriyet紙)

英国政府が自国への移民の流入を防止することを目的に、トルコに約300万イギリス・ポンド(今日レートで8750万トルコリラ)の資金を投入したことが明らかとなった。      英国内務省が自国への移民の流入を防止することを目的に、トルコ国境警備にともなう装備と教育の援助を保障したことが公となった。      ■増加した資金援助額      英国ガーディアン紙の報道によれば、内務省の「送還と新たな統合支援」の範疇で、トルコ警察と沿岸警備隊に手始めに1万4千イギリス・ポンド(約40万トルコリラ)の資金を 全文をよむ

2023-05-30 財務相にメフメト・シムシェキ再登用か? (Cumhuriyet紙)

ロイター通信は、公正発展党(AKP)のエルドアン大統領が、非公式情報により当選が判明した後、メフメト・シムシェキ元財務大臣と会談していたことを伝えている。また、トルコメディアPatronlar Dünyasıのトイグン・アティラ氏は、大統領官邸で行われたこの会談の後、シムシェキ氏がエルドアン大統領に「我が国のため、我が祖国のため、任務にあたる準備は万端だ。」と伝え、経済のリーダーになるオファーを受け入れたと述べている。      5月28日に行われた大統領選挙決選投票の非公式な結果によると、レジ 全文をよむ

2023-05-22 食料品の値上げ、止まることを知らず (Cumhuriyet紙)

インフレが紙については下がった一方、食料品価格の上昇は5ヶ月で53%になった。専門家たちは、「本当の値上げを選挙後に見ることになろう。」と警告した。      選挙まで6日までとなり、話題が政権の民族主義とテロに関する言説によって変えられようとされても、国民の基本的な苦しみの種である価格の上昇は続いている。トルコ統計局によると、基本的な影響でインフレが43%まで後退したように見えたとしても、マーケットの[商品の]価格の上昇は止まらない。      経済においてドルの為替レートが統制できなくなり外 全文をよむ

2023-05-21 トルコ航空90周年 (Hurriyet紙)

トルコで最も価値あるブランドであり、世界の最も多くの国へ飛ぶ航空会社であるトルコ航空は、大空での90回目の記念日を祝っている。      トルコ国旗を1933年に初めて、定員28席の5機の航空機群と共に運び始めたこのグローバルブランドは、今日では415機の近代的な航空機群を擁して何百万人もの乗客を、129カ国344地点へ運んでいる。      90年間、私たちの国旗を大空で誇らしく翻してきたトルコ航空は、初めての国外航行を1947年にアンカラ―イスタンブル―アテネ航路で実現させた。トルコ国内市場 全文をよむ

2023-05-17 獲得議席数に応じた政党助成金額、決定 (Milliyet紙)

国会議員選挙の結果に応じて、国庫からで毎年政党に一定の条件で支給される助成金の合計が決められる。      5月14日の選挙の暫定結果に応じて、地方選挙が行われる2024年には、最新の選挙で7%の得票率制限を超えた公正発展党、共和人民党、民族主義者行動党、善良党、そして人民の民主主義党の候補者を用いて国会で議席を得た緑の左派党(Yeşil Sol Parti)を含めた合計5つの政党が国庫から政党助成金を受け取る。      選挙結果によって、2018年の選挙と比較して5月14日の選挙で獲得票を減 全文をよむ

2023-05-03 エルドアン、リゼでチャイ葉の買取価格発表 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、茶葉の買い取り価格は11.3リラであると発表した。      茶葉の買い取り価格が明らかになった。エルドアン大統領は、茶葉の買い取り価格が64%増加し、11.3リラに値上げされたと述べた。      エルドアン大統領は、発表で次のように述べた。   「昨年は支援金の補助により、茶葉は1キロ当たり7リラの買い取り価格をつけました。今年は支援金の補助により、チャイ葉の買い取り価格を64%値上げし、11リラ30クルシュに引き上げさせました。茶葉の新たな買い取り価 全文をよむ

2023-04-30 観光収入、23年度第1四半期で32%増―トルコ統計機構発表 (Cumhuriyet紙)

トルコ統計機構の発表によると、2023年第1四半期の観光収入は前年同期比32.3%増の86億9050万5000ドルだった。宿泊は27%増え、平均宿泊費は84ドルと2.8%増加した。      トルコ統計機構(TÜİK)は、2023年第1四半期の観光統計データを発表した。      1~3月までの第1四半期の観光収入は、前年同期比32.3%増の86億9050万5000ドルとなった。観光収入のうち20.8%は、トルコを訪れた在外トルコ人によるものだった。      第1四半期の支出のうち、75億3 全文をよむ

2023-04-29 アックユ原発、最初の燃料搬入 (Hurriyet紙)

トルコの巨大投資の一つであるアックユ原子力発電所が開所した。トルコの原子力分野のマイルストーンとなる同原発に、最初の核燃料が搬入された。当時エネルギー天然資源相だったベラト・アルバイラク元大臣も調印した一大プロジェクトでは、核燃料の引渡しとテストを実施後、発電所が稼働開始する。      トルコが核エネルギーを持つ国の仲間入りをする。アックユ原子力発電所に核燃料を入れたことでトルコは原子力施設を保有することになった。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラジーミル・プーチン 全文をよむ

2023-04-27 イスタンブルの家賃高騰、140%増! (Cumhuriyet紙)

外貨レートの上昇、建設費と需要の増加とともに、日ごとに上昇する賃貸価格は住宅市場を混乱させている。イスタンブルの平均家賃は1万3000リラ以上に上昇した。現時点で家賃1万リラを仕方ないとしたとしても、一部の区では40㎡以上の家を借りることができない。      トルコ全土の住宅価格の上昇は何百万人もの人々の共通の問題である。特にイスタンブルでは家の価格は、表現が適切ならば、絶えず上昇している。      イスタンブルの平均家賃は1万3000リラ(約8万9076円)を超えた。現時点で毎月1万リラを 全文をよむ

2023-04-27 アックユ原発、開所式挙行 (Milliyet紙)

エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領は、アックユ原発の燃料搬入の開所式に生中継で参加した。式典では、エルドアン大統領とプーチン大統領の重要な発言がみられた。      アックユ原発の最初の燃料搬入の開所式が開始した。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領は生中継で参加した。プーチン大統領は「アックユ原発の開所がトルコ共和国建国100周年に間に合ったことについて、エルドアン大統領の個人的な尽力があってこそ実現した」と述べた。      エネルギー・天然資源省 全文をよむ

2023-04-23 エルドアン政権、選挙前にまたボーナス「農家に無利子貸付」 (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領から、選挙の前に「朗報」がまたやって来た。農家の要望を長年聞いてこなかったエルドアン大統領は、5月14日まで指折り数える時期になって、無利子貸付のニュースを知らせた。      AKP政権期間は、農家を農業から切り離し、田畑を空き地とし、牧草地から家畜を消したとして歴史に残った。      農家の問題を、選挙前だけ思い出すエルドアン大統領は、新たな「朗報」を公表した。      エルドアン大統領は、ガズィアンテプ県ヌルダウ郡のベルプナル村 全文をよむ

2023-04-20 黒海ガス田、期待高まる (Milliyet紙)

黒海のガスにとって素晴らしい日がやって来た。今晩20時23分にエルドアン大統領が参加し地域のガスがシステムに供給される。重要な進歩の前に、ファティフ・ドンメズ エネルギー天然資源大臣は重要な発表を行った。ドンメズ氏はエルドアン大統領が与えた良いニュースに関する重要な情報を示した。詳細は以下の通り。      ファティフ・ドンメズ エネルギー天然資源大臣は、黒海のガスがシステムに供給される前に重要な発表を行った。ドンメズ大臣の発表は以下の通り。      「最初のガス田の発見を発表した時、長く難し 全文をよむ

2023-04-20 ボドルムへの観光客、記録的増加 (Cumhuriyet紙)

ラマザンの祝日の前夜、ムーラの観光地区ボドルムに旅行客が押し寄せ始めた。深夜以降、ボドルムへ15,000台の車両が入り、軍警察は町の入り口で車両の検査を強化した。      ラマザンの祝日をボドルムで過ごそうと国内外の観光客が押し寄せた。町には深夜以降、ボドルムへ15,000台の車両が入ったと発表された。      ■全ホテルの50%以上の部屋が埋まる!      ボドルム郡軍警察司令部のチームは、ギュベルジンリキ通行制御地点で、ドライバーの検査を行った。検査にはボドルムのビルゲハン・バヤル郡知 全文をよむ

2023-04-15 トルコ産蜂蜜、禁輸出の危機 (Cumhuriyet紙)

バルパルマク(蜂蜜製造)会社会長オゼン・アルトゥパルマク氏は、トルコ及び全世界で偽蜂蜜が広まっていることに言及した上で、「関係省庁に書面で申し立てた。(関係省庁は)緊急で対策を講じるべきだ。1万5千トンものトルコ産蜂蜜が禁輸出の危機にある。」と述べた。      長年、人工食品及び食品添加物は、食料品を巡る最大の争点の一つに挙げられており、蜂蜜製品においても最大の問題である。バルパルマク取締役会会長アルトゥパルマク氏は、一昨日記者会見を開き、ヨーロッパが偽蜂蜜を問題視し、ヨーロッパ向けの(トルコ 全文をよむ

2023-04-14 アンカラ・イスタンブル間、89分超高速鉄道構想 (Milliyet紙)

交通インフラ大臣のアディル・カライスマイロール氏は、アンカラ・イスタンブル間の超高速鉄道路線計画を大統領選後に開始する予定であると明らかにし、「新幹線は時速350kmに達する。アンカラ・イスタンブル間に敷かれる超高速鉄道路線により、移動時間は89分となる」と述べた。      カライスマイロール大臣は、超高速鉄道路線計画に関して書面による発表を行った。同大臣は、あらゆる移動手段と同様に鉄道についても、今日のことのみならず未来を見据えていると明かし、「鉄道は生活の一部である。我々の目標は、これを発 全文をよむ

2023-04-12 麻薬密売マフィアのボス、逮捕 (Cumhuriyet紙)

速報…赤手配書で指名手配されていた「バロン・ウルフィ」の通称で知られる麻薬王ウルフィ・チェティンカヤが、24年の懲役刑が確定し、イスタンブルで逮捕された。チェティンカヤは、裁判所での手続き完了後に拘束され、刑務所に送られた。       麻薬密売罪により赤手配書で指名手配されており、24年間の懲役刑が確定したため、4月11日火曜日の夜に実行された作戦によって逮捕されたウルフィ・チェティンカヤ(74)は、裁判所での手続き完了後、刑務所に送られた。       サルイェルで拘束され、警察署で夜を 全文をよむ

2023-04-12 TOKI、住宅ローンを25%値下げ (Hurriyet紙)

ムラト・クルム環境・都市計画・気候変動相は、「[環境・都市計画・気候変動省附属]集合住宅管理庁(TOKİ)を通じ毎年2回実施している住宅ローン減免の時期となった。今回は、4月24日に開始となる。TOKİの住居及び事業所を保有し、繰上げ返済を希望する場合、対象者の返済額が25%減免となる。」と発表した。      TOKİが定期的に行っている減免措置が新たに上書きされた。TOKİにて分譲物件を購入する対象者にとり、繰上げ返済での減免措置は大きなアドバンテージとなり、これによって市民はローンを完済す 全文をよむ

2023-04-04 クルム相、村の住居1万3400戸建設開始 (Milliyet紙)

ムラト・クルム環境都市整備気候変動相は、「震災地域で建設予定の143,000千戸の村落住宅のうち13,400戸の建築に取り掛かった。」と述べた。      ムラト・クルム環境都市整備気候変動相は、カフラマンマラシュ地震で影響を受けた震災地域における653の村落で着工された住居に関する情報を、公式のSNSアカウントで共有した。同相は、投稿において、「地域の建築に適した、ただの1階建て、2階建て住宅ではない。家畜小屋、会館、モスク、礼拝所、公園を含んだ一つの生活空間となっている。震災地域で建設予定の 全文をよむ

2023-04-03 ギュッラッチもお高いものに (Cumhuriyet紙)

ラマザン月の愛されるお菓子であるギュッラッチは、今年のイフタールの食卓の欠かせない物になれなかった。ギュッラッチ1キロは、今年、150リラから販売されている。      オスマン朝宮廷料理であるギュッラッチは、牛乳入りで軽い甘さのため、特にラマザン月に最も多く消費されるお菓子の筆頭にあたる。ラマザン月の到来とともに興味を持たれるギュッラッチは、今年もイフタールの食卓を飾った。しかし、購入者は沢山とはなれなかった。      ■今年は1キロ150リラから      ブルサ・菓子職人会議所会頭ネジッ 全文をよむ

2023-03-31 地震被害の企業家、4分の1は移転検討 (Milliyet紙)

人間開発財団(İNGEV)は、2月27日から3月27日の間にガジアンテプ、ハタイ、シャンウルファを筆頭に地震が発生した地域において小規模事業者の喫緊のニーズを明らかにするために調査を行った。「地震が発生した地域における中小企業の急を要するニーズの評価」調査の枠組みで、聞き取りをした595の企業のうち、49%が地震のあと、ビジネスを続けることができないと話した。      調査によれば、地震のあと、最も甚大な影響を受けたセクターは、卸売と小売業、食品製造業であると見られている。話をした企業の25. 全文をよむ

2023-03-28 338戸の暫定の職場、マラティヤに (Milliyet紙)

マラティヤでエムラック・コヌット(トルコの不動産投資会社)によって被災した中小業者を経済的に支援するため、2万6000㎡の土地に338の仮の職場の建設が開始された。ムラト・クルム環境・都市整備・気候変動相は、ソーシャルメディアで建設現場の様子をシェアした。      「世紀の大災害」とされるカフラマンマルシュを震源とした地震によりマラティヤの中小業者は仕事場に被害を受けた。彼らに対する経済的支援として、環境・都市整備・気候変動省は、エムラック・コヌットに委託し2万6000㎡の土地に338の職場の 全文をよむ

2023-03-24 地震被災へ5千万TLの寄付を約束したキプロス人、いったいどこへ? (Cumhuriyet紙)

イズミル広域市は、地震被災者とその家族向けに開始した「一つの家、一つの家族」キャンペーンで5000万TLを寄付すると表明していたサヴァシュ・アテシュと名乗るキプロス人ビジネスマンの行方を捜している。トゥンチ・ソイェル市長は「キプロス人と名乗るビジネスマンによる5000万TLの寄付は実行されていない」と述べた。アテシュの正体はセダト・ペケル氏(トルコマフィアのトップ)だといわれている。         イズミル広域市のトゥンチ・ソイェル市長は、「一つの家、一つの家族」キャンペーンにおいてキプロス人 全文をよむ

2023-03-23 地震、瓦礫の量は1億100万キロ分 (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュを震源とする地震の全容を調査する目的で組織されたトルコ大国民議会地震調査委員会は、公正発展党アフヨンカラヒサル県選出議員のヴェイセル・エルオール氏を議長として5回集まった。委員会でプレゼンを行った環境都市整気候変動省の環境政策総局エユプ・カラハン局長は、「約1億100万トンの瓦礫があると推定されます。200万から250万トンがリサイクル可能で、経済活動に利用できる材料となるだろうと見ています。」と話した。       「どうしようとも、ちり雲の発生を防ぐことはできません。」と話 全文をよむ

2023-03-23 瓦礫の下から製品救出の努力-1000万リラ相当、、、ハタイ県 (Milliyet紙)

カフラマンマラシュを震源とする一連の地震で、経営する4階建ての衣料品店を崩壊で失った青年が、瓦礫の中から重機で1000万リラ相当の製品を救出しようとしている。       2月6日に発生したカフラマンマラシュを震源とする一連の地震は、11県の中でもハタイに最も大きな被害をもたらした。街の経済の中心であった旧アンタキヤの何百もの店舗が崩れた。織物と卸売衣料品市場であるハラパラス地区では30歳の経営者、ウムト・タトゥルさんの4階建ての店も全壊し、およそ1000万リラ相当の衣料製品が瓦礫の中に残された 全文をよむ

2023-03-20 デミルオレンのショッピングセンター、借金不払いで銀行の手に (Cumhuriyet紙)

デミルオレン・グループ所有のデミルオレン・ショッピングセンターは、銀行融資の不払いが原因でデニズ・バンクの手に渡った。      イスティクラル通りで建設の際に大きな議論を生んだデミルオレン・グループが所有するデミルオレン・ショッピングセンターは、借金の肩代わりにドバイのNBDバンク傘下のデニズ・バンクの手に渡った。ショッピングセンターの名前はイスティクラルとなった。      デミルオレン・グループは、[ドアン・グループ傘下のメディア企業]ヒューリイェット・グループを買収するために受けた約8億 全文をよむ

2023-03-18 地震被害額は2兆リラ、55%は住宅被害 (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュとハタイを中心とした地震の総被害額は、1兆9550億リラであると算出された。1036億米ドルほどに相当し、2023年国民所得の約9%に達しうると見込まれている。      国庫財務省は、カフラマンマラシュを中心とした地震がもたらした被害額は、合計で1兆9550億リラとなることを明らかにした。災害の大きさと与えられたデータを集めることが困難であることが指摘された発表では、建物、家屋、オフィス、工場、機械、設備の情報が完全な計算に近づいたことが述べられた。当該地域では、1兆6000 全文をよむ

2023-03-10 コンテナ・ハウスの輸入の関税、ゼロに (Cumhuriyet紙)

移動式ハウス(コンテナ)の輸入関税及び追加関税(İGV)が、7月31日までゼロになる。       移動式ハウス(コンテナ)の輸入に関する大統領令が官報で公布され、施行された。       これにより、コンテナの輸入に際して7月31日まで(当日含め)、関税及び追加関税が0%とされることが決定した。    カフラマンマラシュを震源とする地震の後、被災者の収容のニーズを満たすため、コンテナの購入が加速した。    この法令は商業省が運用する。    一方で、同省の「関税告知の変更に関する布告」も 全文をよむ

2023-03-10 地震で被害を受けた車は100万台、保険はどうなる? (Milliyet紙)

トルコの11県に影響を及ぼした地震で百万台の車に損害があったことが明らかになっている。ではこの車にはどのくらいの被保険者がいるのだろうか。鉄くずと化した車はどうなるのか。消費者連合保険委員会トゥルサン・バウヂュ委員長は本紙のインタビューに答えてくれた。      カフラマンマラシュを震源とし、併せて11県に影響を及ぼした地震の中で百万台の車に損害があったとされる。ではこの車にはどのくらいの被保険者がいるのだろうか。鉄くずと化した車はどうなるのか。では詳細を...。      この問題に関する説明 全文をよむ

2023-03-08 国連、トルコ・シリア地震の被害額を発表 (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュを震源とした地震による被害額は1000億ドルを超えると推定されている。国連開発計画(UNDP)トルコ代表のルイザ・ヴィントン氏は、調査中のガズィアンテプで、地震の影響で270万人が住む場所を失い、60万近くの建物が崩壊したと述べた。大災害の一か月後の評価においてヴィントン氏は、「今日までの計算では、被害額だけで1000億ドルを超えると現時点で推定されている」と述べた。      先週、世界銀行は、トルコの惨状に340億ドルに相当すると推定した。しかしヴィントン氏は、トルコ政府か 全文をよむ

2023-03-05 地震によりイスタンブルで移住の波 (Milliyet紙)

4万5000人以上が命を落としたカフラマンマラシュでの地震後、ハイリスクとされる地域から移住しようという動きが起き始めた。移住先として需要が最も大きいのはトルコ住宅公社(TOKİ)の住宅だ。      カラマンマラシュを震央とする地震と甚大な被害は、イスタンブルの人々にあらためて1999年地震を思い出させた。イスタンブル市民は都市を離れ、より地盤の強い場所へ移住しようとしている。      古い建造物が集中するカドゥキョイ地区をはじめ、アヴジュラル地区、ベイリクドゥズ地区、バージュラル地区、セフ 全文をよむ

2023-03-01 建築資材の価格、11県で固定化 (Milliyet紙)

環境・都市整備・気候変動大臣のムラト・クルム氏はガズィアンテプにおいて経済界の代表者と建設業者たちと対面した。      環境・都市整備・気候変動大臣のムラト・クルム氏は、世紀の大惨事であるカフラマンマラシュ地震の発生後、調整が行われているガズィアンテプでの活動を続けている。クルム大臣は地震で被害を受けた11の県の被災者たち用に今後建設される災害対策を施した住居が設けられる土地の選定のため、科学者たちと会合を行うことに加えて、建設業者や建築資材生産者ととも個別に会合を行った。      クルム大 全文をよむ

2023-02-28 アンカラの家賃相場、地震以後、急上昇 (Hurriyet紙)

アンカラ主席検察局は、カフラマンマラシュを震源とする一連の震災後に、家賃が法外に上昇したのが確認されたのを受けて、捜査を開始した。      アンカラ主席検察局とディヤルバクル主席検察局は、地震後の法外な住宅販売価格および賃貸価格を理由に、捜査を開始した。      アンカラ主席検察局は書面にて、2月6日およびそれ以降にトルコで発生した地震の影響でアンカラに避難する被災者がいることを指摘した上で、「こうした状況を利用し、販売および賃貸価格に法外な上乗せ料金を追加する一部不動産所有者、不動産業者が 全文をよむ

2023-02-23 クルム都市開発相、建設予定の住宅を紹介「6カ月後に入居実現めざす」 (Milliyet紙)

環境・都市・気候変動大臣のムラト・クルム氏は、カフラマンマラシュを震源とする地震から16日後に市民らが災害対策を講じた住宅の契約に署名し始めたと明らかにした。      クルム大臣は、カフラマンマラシュを震源とする地震の影響を受けた諸県での損害調査の進捗が今日時点で80%に達し、数日以内に完了すると伝えた。      クルム大臣は、地震の被害を受けた住宅について「1年としているが、我々は前回の地震の際、6か月後に提供を始めた。ここでも同様に行う予定であり、6か月後に段階的に提供する」と述べた。  全文をよむ

2023-02-22 アックユ原発の労働者500人、退職―賃上げ不満 (Cumhuriyet紙)

メルスィン県アックユの原子力発電所建設を行うスィンテキ社で勤務する約600人の労働者が、不十分な賃上げの提案を受けて退職した。      労働者と雇用者のあいだで行われた話し合いの中で、雇用者側は10%の賃上げを提案した一方で、労働者側は30%の賃上げ要求を行った。      この議題に関して本紙に発表を行ったトルコ革新労働組合連盟-建造・建築・道路建設組合のニハト・デミル書記長は、反発の姿勢を見せた。      デミル書記長は、次第に深まる経済危機により労働者への悪影響を説明し、労働者たちの要 全文をよむ

2023-02-17 地震被害者に高額家賃の業者に罰金 (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュを震源とした地震後、被災地域から多くの避難者を受け入れた都市のひとつとなったアンカラで、家賃価格の高騰に地震被災者たちが反発した。アンカラの不動産組合に訴えた多くの地震被災者は家主から法外な料金を求められていると話した。アンカラ不動産組合のハカン・アクチャム組合長は「法外な家賃の値上げについて50件を超える苦情が来た。私はこの苦情を省庁に報告している。通商省には法外な価格への罰則がある。日和見主義者の家主たちに向けて課されるよう強く望む。」と述べた。       カフラマンマラ 全文をよむ

2023-02-17 持ち主の特定されない現金・宝飾品は国庫へ―地震被害 (Hurriyet紙)

カフラマンマラシュを震源とした地震で倒壊した建物の瓦礫から発見された持ち主不明の現金及び宝飾品は、遺産を担当する裁判所部署において保管された後、「所有者」または「相続人」が現れない場合、国庫に帰属する見通しだ。      カフラマンマラシュを震源としたマグニチュード7.7及び7.6の地震を受けて、災害救助隊を総動員した瓦礫撤去作業は続いている。多くの宝飾品、現金及び貴重品が隊員によって発見されている。検察局関係者からもたらされた情報によると、貴重品は、発見された際に自分のものであると立証した持 全文をよむ

2023-02-16 クルム都市計画相「住宅建築を開始した」 (Milliyet紙)

環境・都市・気候変動省のムラト・クルム大臣は、「10県において住宅建築を開始した。第一段階で3万戸の住宅を計画した。段階的に損害査定が完了し次第、住宅を市民に引き渡していくことになろだろう。105平方メートルの3部屋+1リビングを備えた集合住宅を建設する。」と言った。      環境・都市・気候変動省のムラト・クルム大臣は、カフラマンマラシュを震源とする地震で被災したガズィアンテプに加え、カフラマンマラシュ、ハタイ、アドゥヤマンと順に訪問し、上空からと地上からの検証を続ける中、新都市建設のための 全文をよむ

2023-02-03 ボスフォラス海峡通過に新制度 (Milliyet紙)

海事総局は、ボスポラス・ダーダネルス海峡を通過する石油製品の運搬船に対し、2月6日から船舶保険の加入証明書の提示を要求する。      ボスポラス・ダーダネルス海峡を通過する原油タンカーが提示を求められている船舶保険の加入証明書について、石油製品を運搬する船舶に対しても提示が求められる見込みだ。海事総局が文書で発表したところによると、積み荷が積載された状態でトルコの両海峡を通過する石油製品の運搬船は、船舶の詳細・積載物・旅程が記載され、P&I保険がこの船舶・旅程・積載物に関して有効かつこれらを含 全文をよむ

2023-01-31 2022年、ホテル業績発表 (Milliyet紙)

トルコホテル協会(TÜROB)は、2022年にトルコ全体におけるホテルの客室稼働率が1年前に比べて28パーセント上昇して、66.7%となったと発表した。イスタンブルの客室稼働率は、アンタルヤの部屋の価格の平均値を引き上げた。      宿泊業界における2022年の貸借対照表が明らかとなった。トルコ全体での客室稼働率は、2022年12月には減退する一方、年間を通じては、注意を引く上昇に達した。   世界全体のデータと分析会社であるSTRがトルコホテル協会(TÜROB)のために準備をした「2022年 全文をよむ

2023-01-25 お茶、25%値上げ―エスキシェヒル (Cumhuriyet紙)

エスキシェヒルのコーヒー取り扱い業者組合は、コーヒーハウスで売られるチャイの価格に25%上乗せし5リラに引き上げることを発表した。      エスキシェヒル・コーヒー取扱業者組合の理事会はチャイ価格販売表を更新する決定を行った。      組員からの要望に従い、コーヒーハウスでのチャイの価格を5リラへと変更した。店舗への卸売価格は4リラに変更された。2022年の7月1日から現在まで、提供価格3.5リラ、卸売価格が2.5リラとされていたチャイに1.5リラの値上げが行われた。      値上げに関し 全文をよむ

2023-01-22 ソイル内相、バイラクタル技術センター訪問 (Hurriyet紙)

バイカル社を訪れたスレイマン・ソイル内務大臣は、「我々は、トルコの治安部隊(軍隊)の戦闘・活動の友であり、トルコの誇りでもある無人航空機の基地、オズデミル・バイラクタル国立技術センターにいる」と述べた。      スレイマン・ソイル内務大臣がオズデミル・バイラクタル国立技術センターを訪問。同大臣は次のように投稿した。      「我々は、トルコの治安部隊の戦闘・活動の友であり、トルコの誇りでもある無人航空機の基地、オズデミル・バイラクタル国立技術センターにいる。      国家のそしてトルコの防 全文をよむ

2023-01-22 地下鉄キャウトハーネ・空港線開通 (Cumhuriyet紙)

地下鉄キャウトハーネ・空港線が運行開始する。地下鉄キャウトハーネ・空港線の開通日や停車駅は?      地下鉄キャウトハーネ・空港線の路線距離は34キロメートル。ベシクタシュ(ガイレッテペ)・キャウトハーネ・エユップ(ギョクテュルク)・イスタンブル空港地下鉄線は9駅あり、キャウトハーネ市、エユップスルタン市、アルナヴトキョイ市を通る。空港線は、約4か月後にはメトロバスや地下鉄ハジュオスマン・イェニカプ線のズィンジルリクユ駅に乗り入れる予定だ。約3.5キロメートルの区間が追加され、空港線の路線距離 全文をよむ

2023-01-17 公用自動車に3万台トーグ (Milliyet紙)

トーガに対しての公用の購入の保証が実現する。2035年にまで3万台の政府車両が様々な組織に使用されることになる。初の購入は今年行われる予定だ。         トルコ産自動車の使用の扇が広がる予定だ。公的機関は、トーグによって「道を開く」のだ。3万台の自動車が、政府系機関の公用車となる。      TRTが伝えるところによれば、トーグの公的な購入プロセスは、政府の部品オフィスが担う予定だ。公共購入保証におけるカレンダーも明確になった。最初の段階では、トーグのCセグメントSUVモデルが、政府系組織 全文をよむ

2023-01-17 黒海天然ガス輸送用国内パイプライン、完成 (Hurriyet紙)

総量が7100億立方メートルへと修正された黒海天然ガスの陸上輸送のため、長さ170キロメートルの天然ガスパイプラインが設置された。ガス生産施設から国内輸送網へとつながる36キロメートルの陸上パイプの設置も完成した。地理的困難が伴う現場において、また数多くの困難を乗り越えて設置が完了したパイプラインで、初めて自動溶接機が使用された。      ゾングルダクから170キロメートルの洋上で発見され、総量が7100億立方メートルへと修正された黒海ガスを国内輸送網へ接続するための作業が全速力で行われている 全文をよむ

2023-01-13 イスタンブルに新タクシー (Cumhuriyet紙)

UKOME(交通調整センター)の11月度会合でハイヤーへの転換が決定された1803台のミニバスと322台の乗合タクシーの代わりに投入される自動車が明らかになった。イスタンブル広域市のブーラ・ギョクチェ副秘書室長とウトゥク・ジハン交通局長が初号プロトタイプを紹介した。      黄色と黒に塗装されたこのタクシーの最も重要な特徴はバリアフリーである点だ。テクノロジーを搭載したこのタクシーには、運転手向けの非常ボタンもある。運転手がこのボタンを押すと、タクシー車両上部の行灯にSOSの文字が現れる。   全文をよむ

2023-01-12 トルコリラ安、対ユーロ最安値更新 (Cumhuriyet紙)

ドルのトルコリラ上の推移は今日も1ドル18.78リラに近いレベルで続いている中、本日発表される米国のインフレデータとトルコ共和国中央銀行によって発表されるデータは、市場で注目を集めるだろう。11月11日に19.02リラとなり、2022年の最高値となったユーロ/トルコリラは、今日の日中20.25リラとなり史上最高値を迎えた。      トルコ共和国中央銀行は、今日の14時30分に外貨準備高と国内居住者の週ごとの外貨預金高の変化を発表する。      遅くとも6月に実施され、早期繰り上げ実施が考えら 全文をよむ

2023-01-11 トルコ統計局国内口座局長、解任 (Cumhuriyet紙)

ジハト・エルジェ・イシュバシャル氏は、先月国民計算局局長を解任され、国際貿易統計局へ異動させられた。      関係者の話によると、トルコ統計局(TÜİK)は、局の上層部の役職者を解任した。解任は、第三四半期の(経済)成長率が予想を下回った旨のデータを発表したのちに行われた。      ブルームバーグのベリル・アクマンの書いたニュース記事によると、TÜİKの関係者は、国民計算局ジハト・エルジェ・イシュバシャル局長が先月解任され、国際貿易統計局に異動になったとの情報を提供した。イシュバシャル氏は本 全文をよむ

2023-01-10 トルコの失業率発表、10.2% (Hurriyet紙)

トルコ統計機構(TÜİK)によると、季節的影響を排除した11月の失業率は10.2%となった。      世帯当たりの労働力調査の結果によると、15歳以上の失業者数は2022年の11月に前月に比べ2万3千人増加し、357万6千人となった。失業率は変化せず、10.2%となった。失業率は男性で8.8%、女性は12.9%と予想されている。      ■季節的影響を排除すると雇用率は48.6%      雇用者数は2022年11月に前月比28万5千人増加し3157万4千人、雇用率は0.4%増加し48.6% 全文をよむ

2023-01-04 バイカル社リーダー・セルチュク・バイラクタール「超音速クズルエルマ、計画中」 (Hurriyet紙)

バイカル・テクノロジーのトップ、セルチュク・バイラクタール氏は、国産無人戦闘機クズルエルマの新モデルを開発中であると明らかにした。バイラクタール氏は、「クズルエルマの音速の新型の製作も検討している。音速を超えて飛行可能な新型になるだろう。加えてクズルエルマはアグレッシブな機動も行う」と述べた。      バイラクタール氏はTV100でジャンダシュ・トルガ・ウシュク氏の質問に答えた。同氏は「クズルエルマは戦闘機と戦えるようになるだろう」と話し、次のように述べた。      ■クズルエルマか、F-3 全文をよむ

2023-01-01 1月1日から始まる新制度、数々 (Hurriyet紙)

今日、2023年1月1日から様々なことがスタート。市民、小売業、実体経済部門に関する多数の制度改正が導入された。      1月1日から多くの制度改正が行われることが官報で発表された。運用が開始される制度改正は次のとおり。      1月1日から実施される重要な法改正として、電子商取引分野を規制する電子商取引法に関する改正法が筆頭に上げられる。この改正法は、電子商取引上での不正競争や独占を防止し、新規業者の市場参入を容易にすることと、健全かつバランスのとれた市場成長を目的としており、規模にも考慮 全文をよむ

2022-12-28 ギリシャとブルガリアからエディルネへ買い物客殺到 (Hurriyet紙)

新年を前に、ブルガリアやギリシャからの旅行者が買い物のためにエディルネへ殺到している。      ギリシャやブルガリアから朝早くに自家用車やツアーバスでトルコへ入国した観光客は、新年を前にエディルネで食料品から衣類まで、多くの需要を満たした。カプクレの国境ゲートでは長い車の列ができた。      エディルネへ来た隣国のギリシャやブルガリア国民は、街中心部の商店街や市で買い物をした。中心部で混雑をなす観光客は、エディルネの小売店主を笑顔にし続けている。衣類から食料品まで全てのニーズをエディルネで満 全文をよむ

2022-12-23 農家に燃料代補助、笑顔に (Milliyet紙)

ガズィアンテプ広域市から市内の33180の農民に向けた100%無償による404万6550リットルの燃料代補助は、耕起と播種を行う生産者を笑顔にした。      農業従事者カードの導入とともに実施された燃料代補助計画は、9県では農業従事者登録システム(ÇKS)に登録した農民全てにカードによる特典に加え、燃料代補助という大きな利益を授けることになった。農民たちは、ガズィアンテプ市の全区で実施される支援の中で、耕起の時期に最大の出費項目となる燃料費で補助を享受した喜びを口にし、ガズィアンテプ広域市のフ 全文をよむ

2022-12-21 最低賃金改正へ光、エルドアン発言 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、公正発展党の党会派会合において「今日最低賃金の問題に関して大臣と協議することによって、うまくいけば十中八九、明日公表し、進めていく」と述べた。エルドアン大統領はインフレーションについても言及し、「我が国が目標を達成する前には、インフレーションを即座に指定したレベルまで下げること以外に障害は残っていない。うまくいけばこの先数カ月でインフレーションが反対に下がっていくのを一緒に目撃することになるだろう」と述べた。      最低賃金に関する会議は続いている。エ 全文をよむ

2022-12-10 ブルガリア人、エディルネへ殺到 (Hurriyet紙)

エディルネは、来たる大晦日を前に買い物に来たブルガリア人観光客で混雑している。 エディルネ商工会議所のケマル・ジンギョズ会長は、「ブルガリアの観光客は、見たものすべてを購入します。エディルネの経済に非常に貢献しています。これはさらに、エディルネだけでなく、国の経済にも貢献しています。これを続けていくことが出来る限りは」と語った。      隣国ブルガリアからの観光客は、来たる新年への買い物のためにエディルネに押し寄せた。 為替レートの違いにより、市に来る観光客はほとんどすべてを購入し、市と国の経 全文をよむ

2022-12-07 トルコ航空の時価総額、ルフトハンザを抜く (Hurriyet紙)

イスタンブル株式取引所で取引されているトルコ航空(THY)の時価総額は、現在の為替レートで97億8000万ユーロに達し、ドイツのルフトハンザ航空を上回った。      イスタンブル株式取引所で取引されているトルコ航空の時価総額は、一昨日の株価が141トルコ・リラ(TL)に上昇したため、1913億TLに達した。2021年12月31日時点で20.02TLであったトルコ航空の株価は、年初より現在までの記録を破って592.3%上昇した。現在の為替レートで97億8000万ユーロに達したトルコ航空の時価総額 全文をよむ

2022-12-07 最低賃金、引き上げ (Hurriyet紙)

何百万人もの国民は近々行われる最低賃金の引上げに注目した。最低賃金の引き上げに加えて、影響する多くの分野で給料や手当が引き上げられる。インターンシップの手当、失業手当、65歳以上の老齢年金、障害者年金、最低賃金勤労者の退職金上限、一般健康保険料のような項目で最低賃金と同率の引き上げとなろう。      700万人近い勤労者は最低賃金の引き上げを待ちわびている。最低賃金決定委員会の会議は今日から行われる予定だ。今月に明らかになる最低賃金[の引き上げ]に伴って、多くの手当にも最低賃金と同率の引き上げ 全文をよむ

2022-12-02 ヘーゼルナッツ取引価格、記録的高値 (Hurriyet紙)

年末に近づき、自由市場でシーズンの初めから今日まででヘーゼルナッツの取引価格が記録的なレベルに高騰し、51リラ(TL)を超えた。      ここ数週間、[黒海地方の]ギレスンで約47リラだったヘーゼルナッツの価格は、12月時点で 51.5リラになった。ギレスンのヘーゼルナッツ販売者であるエムラフ・ペクデミルさんは、ヘーゼルナッツの価格はここ一週間のうちに上昇し、記録を更新し続けていると語った。今週50TLから始まったヘーゼルナッツの価格が2022年の最後の月に入ると51.5リラに達したと話し、「 全文をよむ

2022-11-30 交代時間を理由にした乗車拒否、次々―イスタンブル・エミニョニュ (Milliyet紙)

イスタンブルで最も賑やかな場所の一つであるエミニョニュで、タクシー運転手らは「交代時間」を理由に多くの人の乗車を拒否した。一部のタクシー運転手は交代場所の方向に向かう乗客を探していると主張した一方、カメラはタクシー運転手と交渉する多くの人々を捉えた。      イスタンブルで最も混雑する地点の一つであるエミニョニュで、タクシー運転手に関してまたも同じような光景が見られた。タクシー運転手らは「交代時間」であると多くの人々の乗車を拒否した。      寒い中多くの人々が長時間タクシーを待たざるを得な 全文をよむ

2022-11-30 アックユ原発、第一ユニット基本工事完成 (Hurriyet紙)

アックユ原子力共同株式会社のアナスタシア・ゾテエバ総局長は「原子力発電所の建設は予定通り順調に進んでいる。トルコの、そして全東地中海地域の安定した経済成長は、保証されたものとなった。」と話した。      アックユ原子力共同株式会社のゾテエバ総局長は、発電所建設は予定通り順調に進んでいると強調し、「トルコ共和国建国100周年を、皆一緒に誇りを持って迎えるだろう。トルコが、原子力を平和的利用する国々の仲間入りできるよう、全力を尽くしている。まさに2023年は、この場所で歴史を刻むことになるだろう。 全文をよむ

2022-11-26 イスタンブル空港、旅客数ヨーロッパ第一位 (Hurriyet紙)

欧州航空航法安全機構(Eurocontrol)の11月18~24日の期間のデータによると、イスタンブル空港は 1 日平均 1,220 便で、ヨーロッパで最も利用者の多い空港になった。      11月18~24日の期間のデータによると、イスタンブル空港は1日平均1,220便が発着し、ヨーロッパで最も利用者の多い空港になった。      ヨーロッパの空港中で第1位とされているイスタンブル空港は、11月も首位を維持している。EUROCONTROLの2022年11月18~24日のデータから、イスタンブ 全文をよむ

2022-11-22 アルトヴィンのユスフェリ・ダム、その特徴 (Hurriyet紙)

大きな経済効果を生み出し、エネルギー分野で250万人分の電力消費量を賄うことになる[アルトヴィンの]ユスフェリ・ダムは、エルドアン大統領参加の式典を経て活動が開始された。      トルコ最大、世界でも自身のカテゴリーで第5位の規模を誇るユスフェリ・ダムの活動がエルドアン大統領参加の式典を経て開始された。      250万人分の電力需要をまかなうユスフェリ・ダムには、他のダムが堆積物による被害を受けることを防ぎ使用寿命を延ばす効果もある。      ユスフェリ・ダムは340億リラ相当の投資額で 全文をよむ

2022-11-22 侵略生物対策、買い上げ種、拡大 (Milliyet紙)

アンタリアで開催された東・南ヨーロッパ侵略的外来種情報ネットワーク第11回会議では、トルコでフグを捕獲した漁業者に一匹当たり5リラ~12.5リラ程度が支払われる促進活動が他の侵略種にも拡大されるよう求められた。      農林省の付属機関である漁業水産物総局の調整のもと、地中海水産物調査加工教育局(AKSAM)は東・南ヨーロッパ侵略的外来種情報ネットワーク第11回会議を主催した。この会議の中で、地中海の生態系を脅かす侵略種対策も議題に上がった。アンタリアのデムレ郡に所在するAKSAMが所管するベ 全文をよむ

2022-11-09 パン連合、値上げの噂を否定 (Milliyet紙)

トルコパン連合のハリル・イブラヒム・バルジュ会長はパンが7.5トルコリラになるという噂に関して、「こうした人々は何の権限もない中、価格[変更]を請求する権限も持たず、委員会で何の職務もしていないにもかかわらず、パンの価格について「12月には7.5トルコリラになる」と言うのは非現実的です。12月もパンの価格は5トルコリラを超えることはないでしょう」と述べた。      トルコパン連合のバルジュ会長は、パン生産者雇用者組合のジハン・コリヴァル組合長の、イスタンブルで12月以前に5トルコリラで売られて 全文をよむ

2022-11-06 シンガポールでトルコ製香辛料3種、添加物質で回収命令 (Cumhuriyet紙)

トルコからシンガポールに販売された香辛料3製品が、発がん性物質を含んでいることを理由に市場から回収されたことがわかった。回収された製品はトルコで販売され続けている。      シンガポール食品庁(SFA)は、トルコから輸入された香辛料3製品に発がん性の着色料が含まれていることを特定した。これを受けて3製品は市場から回収された。      8world Newsの報道によれば、使用が認められていない、発がん性の人工着色料が認められたことを受けて、アーリフオールブランドのスマックパウダー、パプリカパ 全文をよむ

2022-10-31 食品偽装、肉のこの色に注意 (Cumhuriyet紙)

ここ20年間の頂点にあるインフレによって食品価格が上昇する中、赤身の肉は多くの国民にとって「夢」となった。赤身の肉の1キロ当たりの価格が160リラ(約1271円)を超えた時、出てきた訴えが話題になった。重量を増やすために肉の中に水が入れられていると言われている。水増しについては、肉の色に手を加えていると言われる。      高インフレが理由で人々が買うことが難しい「赤身の肉」について、新たな訴えが出てきた。トルコ厩舎羊・山羊飼育連合のニハト・チェリキ会長は、1キロ単価160リラを超える赤身の肉に 全文をよむ

2022-10-30 ネバーティ財務相、インフレーション対応を発言 (Cumhuriyet紙)

ネバーティ財務相は、トルコで昨年から物価だけでなく輸送費やエネルギー価格の高騰により、インフレが上昇していることに言及し、「インフレに対抗するため人に焦点を当てた。成長を望んでいるが、人々が職を失うことは望んでいない。製造や生産性を持続していきたい。エネルギー価格にかかる圧力が減ったのは幸運だ。我々はインフレを世界のようには認識していない。ヒューマンベースのアプローチでそれを見ている。」と述べた。      ヌレッディン・ネバーティ国庫財務相は、トルコはその地理的位置から、ロシアやイラン、サウジ 全文をよむ

2022-10-29 初のトルコ国産車TOGGにエルドアン大統領試乗、発売は3月 (Hurriyet紙)

   エルドアン大統領は、国内生産かつ国内メーカーによる自動車TOGGのテスト走行の時の模様をソーシャルメディアで公開した。      エルドアン大統領は、ソーシャルメディアでの投稿にて、“TOGGの道が開かれ、車輪に石が当たることがありませんように(パンクすることがないように)”と述べた。      ■シェントップ議長、バフチェリ党首の姿も      トルコ大国民議会(TBMM)議長のムスタファ・シェントップ氏、民族主義者行動党のデヴレット・バフチェリ氏も、TOGGのゲムリキにある工場の開業式 全文をよむ

2022-10-28 イスタンブル空港、トップの座を維持 (Hurriyet紙)

イスタンブル空港は2022年の第3四半期で1995万7147人に利用され、ヨーロッパで最も利用者数の多い空港となった。      イスタンブル空港はヨーロッパでのトップの座を維持している。ヨーロッパ国際空港評議会は今年の7月、8月、9月を含む第3四半期の統計を発表した。これによれば、イスタンブル空港は2022年の第3四半期で1995万7147人に利用され、再びヨーロッパで最も利用者数の多い空港となった。1813万3150人でロンドンのヒースロー空港、1740万4157人でパリのシャルル・ド・ゴー 全文をよむ

2022-10-28 攻撃偵察ドローンバイラクタール TB2、ポーランドに引き渡し完了 (Milliyet紙)

バイカル社のセルチュク・バイラクタールCEOは、SAHAエキスポの防衛・航空フェアで発表を行った。バイラクタール氏は、NATO諸国に対するTB2の初回納品を完了し、使用準備が整ったと述べた。      バイカル社は、昨年ポーランドとの間で無人航空機・バイラクタールTB2の輸出について合意した。ポーランドはバイラクタールTB2を24機購入し、欧州・NATO諸国の中で最初にトルコ製無人航空機を使用する国となった。セルチュク・バイラクタール氏の発言は次の通りだ。      当社が世界の無人航空機の中で 全文をよむ

2022-10-27 ガズプロム社、トルコに建設予定の天然ガスセンターに言及 (Yeni Safak紙)

ガズプロム社の取締役会代表のヴィクトル・ズプコフ氏は、トルコに建設予定の天然ガスセンターについて、ロシア、トルコに加えて、アゼルバイジャンとヨーロッパにとっても有益であると話した。      ガズプロム社の取締役会代表のヴィクトル・ズプコフ氏は、アゼルバイジャン首都のバクーで行われたヴェローナ・ユーラシア経済フォーラムで報道関係者の質問に答えた。アゼルバイジャンがトルコで建設を予定している天然ガス配給センターに対する対応を問われたズプコフ会長は、トルコで建設予定の天然ガスセンターがロシア、トルコ 全文をよむ

2022-10-26 ケルキューク(北イラク)に初の乗り入れ、トルコ航空 (Milliyet紙)

これまでは軍基地として使用されており、10月20日に空港として国内、国際線共に運航を開始したケルキューク空港に、最初の商用便となるトルコ航空の機体が到着する。      10月16日の式典で空港の仲間入りをしたイラクのケルキューク空港が、最初の民間飛行に沸き立っている。   明朝にイスタンブール空港から離陸予定の当該機は、昼頃にケルキューク空港に着陸する予定だ。      ■相互運行が予定されている。      これまでは軍基地として使用されており、10月16日の式典にて正式に開港されたケルキュ 全文をよむ

2022-10-25 ロシア航空会社ボベーダ、アンタリヤ便を再開 (Cumhuriyet紙)

ロシアの航空会社ボベーダは、12月末からアンタルヤ便の再開を計画していると発表した。      ロシアに対する制裁をうけて国際便を停止していたロシアの航空会社ボベーダが、新年にトルコ便の再開を計画している。      運輸省の関係者は、ロシア紙コメルサントにコメントを発表し、ポベーダ航空会社が新年にアンタルヤ行の通常便の運航を開始させるためRosaviatsiya(ロシア連邦航空局)に申請したと発表した。      同社は、12月23日から週7回のトルコ便運航を計画し、イスタンブル便の再開も検討 全文をよむ

2022-10-25 トルコ国産自動車TOGGとトルコ航空、協定締結 (Hurriyet紙)

トルコ航空とトルコの国内と国産自動車会社トッグの間でマイル協力協定が調印された。調調印の枠組みで、TOGG、トルコ航空・マイルズ&スマイルズと世界中の陸路でステイタス制マイルを獲得した最初の自動車メーカーとなる予定だ。      2023年の四半期で、初となる電気自動車両であるCSUVをゲームから引き戻したTOGGは、ユーザーが中心にあるモビリティ・エコシステムの力強い協力体制を作りあげ続けている。この一環として、トルコ航空とマイルズ&スマイルズのプログラムの枠組みで協力に調印したTOGGは、プ 全文をよむ

2022-10-19 国産ミサイル「タイフーン」、実験成功 (Hurriyet紙)

トルコ防衛産業分野の成功例にまた1つ新たなものが加わった。      リゼに本拠を構える「ロケット産業貿易社(ROKETSAN)」が開発した国産ミサイル「タイフーン」が試験的に打ち上げられた。      防衛産業局が主導する「タイフーン・ロケットシステム発展プロジェクト」の一環としてROKETSANによりミサイル発射実験が行われた。リゼ・アルトビン空港内にある国防省管轄の駐機場にて6時50分に陸から海に向けて長距離発射実験が行われ、国産ロケット「タイフーン」はシノップ沖に向け発射された。 全文をよむ

2022-10-11 公正取引委員会、WhatsAppに罰金求める (Milliyet紙)

ワッツアップ利用者に求められるデータ共有の強制に関し公正取引委員会が調査を行い、関連企業に行政的罰金が課され、企業間でデータを共有することの停止が求められた。      公正取引委員会は、2021年1月11日付の決定により、ワッツアップ利用者に求められるデータ共有の強制に関して、独自に調査を開始した。ここではメタ・プラットフォームズ(フェイスブック)、ワッツアップLLC、マドカ・トルコデータプロセッシングサービスに関し、同企業らが4054号の「競争保護に関する法律」の第6条を違反したか否かを確認 全文をよむ

2022-10-05 季節労働者、バーベキュー用木炭生産の苦労続く (Cumhuriyet紙)

ヨズガトで林地にテントを張り生活する季節労働者たちは、過酷な労働環境の中、バーベキュー用木炭を生産することで、生計を立てている。      バーベキュー用木炭の生産のため、マルディンのマズダー郡からヨズガトのチェケレキ郡にやって来た季節労働者たちの苦労は6ヶ月から7ヶ月間も続く。ベイユルドゥ郡にある林地でテント生活をする労働者たちは、家族を伴い生計を立てるために、つらい日々を過ごしている。     森林局により林地で進められている再緑化事業に際して指定された場所で伐採されたナラの木は、炭焼き窯で 全文をよむ

2022-10-05 イスタンブル空港、世界ベスト空港に選出 (Hurriyet紙)

世界有数の旅行雑誌の1つ「コンデ・ナスト・トラベラー」が行ったアンケートでイスタンブル空港は、シンガポール、韓国を抑えて世界一の空港に選ばれた。      ニューヨークとロンドンを拠点に世界32カ国で出版しているコンデ・ナスト・トラベラーの、読者間で行われた「世界一の空港」についてアンケートが終了した。24万人の読者が参加したアンケートではイスタンブル空港が「世界一の空港」に、シンガポールのチャンギ空港が2位、韓国のソウル仁川空港が3位にランクインした。      イスタンブル空港のCEOである 全文をよむ

2022-10-03 ENAG、9月のインフレデータを発表 (Cumhuriyet紙)

最新情報。トルコ統計機構の数字が世論で疑問視される中、インフレ調査グループ(ENAG)は、9月に関するインフレデータを発表した。これによると、9月で5.30%増加した。年間インフレは186.27%である中、年始からのインフレは101.63%となった。      インフレ調査グループ(ENAG)は、毎月、独自に計算するインフレ率を公表している。発表された率は、トルコ統計機構との間に大きな隔たりがあることが注目を引いている。ENAGは、本日、9月に関するインフレデータを発表した。   2022年9月 全文をよむ

2022-09-24 イスタンブルへの8月観光客166万5千人、一位はロシア人 (Hurriyet紙)

イスタンブルのアリ・イェルリカヤ知事は8月に外国人観光客166万5983人がイスタンブルを訪れ、最多はロシア人だったと述べた。      イェルリカヤ・イスタンブル知事はソーシャルメディアのアカウント上で発表を行い、「イスタンブル観光統計レポートによれば、8月に166万5983人の外国人観光客がイスタンブルを訪れた。今年の前半8か月にイスタンブルを訪問した外国観光客の数は1018万789人となった。」と述べた。   イェルリカヤ知事はイスタンブルに最も多く訪れたのはロシア人観光客であり、ロシア人 全文をよむ

2022-09-23 トルコ、2022年8か月に3200万人観光客をもてなす (Hurriyet紙)

トルコは、2022年の8ヶ月間に計3250万190人の観光客をもてなした。同年の8ヶ月間に最も観光客を送った国々の順では105.73%増加し、385万816人でドイツが1位となった。      文化観光省は、2022年の8ヶ月間にトルコを訪れた観光客数を公表した。これによると、トルコは2022年の8ヶ月間に計3250万190人の観光客をもてなした。この8ヶ月間にドイツが最も観光客を送った国となり、続いてロシア連邦が2番目、イギリスが3番目となった。      文化観光省の2022年1月~8月のデ 全文をよむ

2022-09-11 エリザベス女王葬儀へトルコから150万本のカーネーション輸出 (Cumhuriyet紙)

スコットランドのバルモラル城で、96歳で亡くなった英国エリザベス女王の追悼儀式・葬儀で使用されるとして、トルコのアンタルヤとウスパルタでは生花需要が90%増加した。葬儀に向け、少なくとも150万本のカーネーションの出荷が開始された。切り花業者にとっては9月11日、18日の日曜日も作業をおこなうこととなる。      エリザベス女王の死後、アンタルヤとウスパルタの切り花業界では大変な騒ぎが始まった。9月8日のエリザベス女王崩御を受け、英国王室は追悼・葬儀のため10日間にわたる一連の行事を準備した。 全文をよむ

2022-09-04 地中海産ウニ、イタリアに輸出―パスタ・ソースに使うんだって (Hurriyet紙)

「毒」のあるトゲを持つ外来種のウニが1.5トン水揚げされ、イタリアに輸出された。      地中海水産物研究生産教育機構(AKSAM)は、フグやミノカサゴといった地中海の生態系に被害を及ぼす外来種対策の枠組みで科学研究を開始した。この研究により、「毒」のあるトゲを持つ外来種ウニ「ガンガゼ」の生態が明らかになる。スエズ運河や船舶のバラスト水によって紅海やインド洋から地中海に流入したウニは、この研究によって経済にも参入することとなった。そうした中、漁師にウニ漁の許可が出た。初めて水揚げされた1.5ト 全文をよむ

2022-09-01 マニサの大雨、干しブドウ生産に大打撃 (Hurriyet紙)

マニサでは、昨日の大雨で、6つの郡で計2000ヘクタールのブドウ畑の地面で干されていたブドウが被害を受けた。ブドウ農家のオメル・ギョラルさんは「昨夜の大雨災害で私たちは悲嘆にくれている。雨のせいで、生産物のほとんど全てがダメになってしまった。畑のブドウも泥の中だ、とても被害は大きい。」と話した。      マニサ都市部で、昨日の昼頃から夜まで降り続いた大雨は、農地に大打撃を与えた。サルハンル、ユヌスエムレ、シェフザーデレル、トゥルグットル、サーリヒリ、アラシェヒル郡の2000ヘクタールのブドウ畑 全文をよむ

2022-09-01 ルーマニア、トルコからバイラクタル軍用ドローン購入へ (Cumhuriyet紙)

ルーマニアがトルコからバイラクタルTB2を18機購入することが明らかになった。      ルーマニアのG4メディアによると、ルーマニア国防省は、ルーマニア議会へ購入請求に関する承認を要求した。      想定されるコストは3億ドルにものぼる18機の一括供給には、輸送支援とともに特別教育や教育機器なども含まれていることが明らかになった。      ルーマニアの情報によると、バイラクタルTB2システムの供給は、NATO防衛計画の中でルーマニアに課された能力目標の達成のための道筋を策定し、ルーマニア軍 全文をよむ

2022-08-30 セルチュク・バイラクタル「トルコ製軍用ドローンは世界1」―サムスンでテクノフェスト (Milliyet紙)

テクノフェスト・カラデニズにより、トュルクパテント第七回国際会合フェアはISIF22のオープニングの式典でテクノフェスティバルの運営組織長セルチュク・バイラクタル氏による発表が行われた。      テクノフェスト黒海は、大きな興奮と共にスタートした。今年に、サムソンで行われたテクノフェストに対して大きな関心がある。大勢やってくる来客たちは、最新のテクノロジーそして将来の技術と邂逅している。      バイカル技術リーダーであるセルチュク・バイラクタル氏は、サムスンで開かれている「テクノフェスティ 全文をよむ

2022-08-27 カライスマイルオール交通インフラ相、イスタンブル地下鉄新路線を発表 (Milliyet紙)

カライスマイルオール交通インフラ大臣は、ガイレッテペ~イスタンブル空港~ハルカル地下鉄建設について(キャウートハーネ駅)重要な発表を行った。大臣は、「我々の目標は11月には市民の皆さんがイスタンブル空港へ地下鉄で行くことです。」と述べた。      カライスマイルオール交通インフラ大臣は、ガイレッテペ~イスタンブル空港~ハルカル地下鉄建設の視察を行った。大臣は地下鉄新路線が11月には運行開始の予定と告知した。      カライスマイルオール大臣は、総延長37キロメートルのガイレッテペ~イスタンブ 全文をよむ

2022-08-26 既製服輸出の目標は、400億ドル! (Hurriyet紙)

IHKIB(イスタンブル既製服輸出業者協会)とITO(イスタンブル商工会)が共催するIFCO(イスタンブル・ファッション・コネクション既製服フェア)の開会式が火曜に開催され、ムスタファ・ヴァランク産業技術大臣、TIM(トルコ輸出業者委員会)・IHKIBのムスタファ・ギュルテペ委員長とITOのシェキブ・アヴダギチ議長が参加した。      開会式でヴァランク氏は、このフェアが今年の目標である輸出額230億ドルに貢献することに期待しており、中期的には同セクターの輸出額400億ドルの目標を達成したいと 全文をよむ

2022-08-23 大学新入生の下宿探しの季節、始まる―イスタンブル (Milliyet紙)

大学登録手続きの開始にともない、学生の賃貸物件探しも始まった。イスタンブルでは今期、賃貸物件の需要が高まっていると不動産屋が明かす。イスタンブルの大学に入学予定の学生たちは地元から手付金を送り賃貸物件を押さえようとしている。      入学大学希望の手続きが開始され、イスタンブルで学ぶ予定の学生らは、住所が必要になることを見据えて賃貸物件探しを始めている。学生からの需要により不動産業界が活況となっている。学生は、高い賃料を低く抑えるため数人共同で一物件を賃貸しようとしている。不動産屋は、賃貸物件 全文をよむ

2022-08-18 ドイツの空港運営会社、トルコから労働者受け入れをキャンセル (Hurriyet紙)

ドイツでは、夏季休暇のはじめに、空港での人員不足が原因で発生した混乱の解決策として、トルコから労働者を受け入れることが決定された。しかし、ドイツ最大の空港運営会社であるフラポート社は、トルコから3カ月間の短期労働者の受け入れをキャンセルした。      フラポート社の行った発表では、トルコの人材サービス派遣会社から推薦された人材が、期待した条件を満たしていなかったことが明らかとなった。実際にやってきた労働者が、いくつかの分野で不足している点があったことに加えて、十分な空港業務経験がなかったこと、 全文をよむ

2022-08-14 日本企業によるトルコ企業の買収、あれもこれも (Cumhuriyet紙)

トルコに対する日本からの関心は年々高まり続けている。多数のトルコ企業が日本企業によって買収されており、そうした投資対象は食品から厨房機器にまで及ぶ。      とにかく日本はこの10 年近く、トルコを投資先国と見なしてきた。その過程で多数のトルコ企業が日本企業に売却された。      日本に拠点を置く多数の企業が多種多様な分野でトルコへ投資しようとしている。      名称や、一時期トルコ企業による経営だったことから、いまだにトルコ企業のものだと思われている製品も、実際は多くが日本企業のものだ。 全文をよむ

2022-08-13 黒海地方、ヘーゼルナッツの収穫始まる (Milliyet紙)

黒海地方できょうヘーゼルナッツの収穫が正式に始まった。トルコ農業会議所連合(TZOB)の管理組織メンバーであるアルスラン・ソイダン氏は、「オルドゥでは、収穫量の大幅な増加がみられました。収穫量は昨年は16万7千トンでしたが、今年は24万トンでした。およそ7万トンもの増加です。この県の経済に顕著なプラスとなるでしょう。」と話した。      黒海地方で重要な生活の糧であるヘーゼルナッツを収穫するため、生産者らは今日公式に農園に入った。ヘーゼルナッツが熟したため、海岸地帯の生産者たちの一部が収穫を始 全文をよむ

2022-08-12 野菜高騰!ーエルドアンの発言とは大違い (Cumhuriyet紙)

公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は「季節条件が野菜や果物の値段高騰に影響したのを見過ごすことはできない。」と述べたが、夏の終わりの月でも週市では野菜や果物の値段は10トルコリラ以下には下がらなかった。人々はオクラやイチジクを味わえないと語った。      エルドアン大統領は、2022年4月12日、閣議後に行った発表の中でトルコの野菜や果物の生産規模が十分であると説明し、「季節条件が野菜や果物の値段高騰に影響したのを見過ごすことはできない。」と述べた。しかし、厳しかった冬の条件の影 全文をよむ

2022-08-11 カライスマイルオール運輸相、空港直通地下鉄の9月開通明言 (Hurriyet紙)

CNNトゥルク特別ニュースチーフのフルヤ・オズトゥルク氏は、マルマライでアディル・カライスマイロール運輸大臣氏へインタビューを行った。カライスマイロール大臣は、「キャウトハーネ・イスタンブル空港間は9月末10月初めに運航開始する予定です。ガイレッテペ方面は年末に工事が終了するでしょう。また、サビハ・ギョクチェン空港への接続も9月に完成する予定です。カドゥキョイ発の路線はペンディキにやってきました。イスタンブル空港には秋に地下鉄が接続します。バシャクシェヒル所在のチャム・サクラ都市病院は10月完成 全文をよむ

2022-08-10 トルコからイラクへの輸出、昨年比30%増 (Milliyet紙)

トルコのイラク向けの輸出は、2022年最初の7ヵ月間で昨年と比較して30%増加し、73億6400万ドルに達した。シュルナク県のオスマン・ビルギン知事は、「イラク向けの輸出は昨年5位だった。しかし今年は4位に上昇した。イラクは私たちが最も多く輸出をしている4番目の国だ。これは非常に良いデータである」と述べた。      トルコ統計局(TÜİK)のデータによると、トルコからイラクへ今年の最初の7ヵ月間で73億6400万ドルの輸出がなされた。つまりトルコの総輸出額の5.1%をイラクが占めている。昨年に 全文をよむ

2022-08-09 スィミト・パン、大幅値上げ (Cumhuriyet紙)

年初から現在まで3リラで販売されてきたスィミットが50%値上げする。      人々がパンをめぐる闘争を繰り広げている。少し前に値上がりしたスィミットは再び値上げの道をたどっている。      ピデ・スィミット・チョレキの生産者・小売店アンカラ会議所のサバシュ・デリバシュ会長は、原価の極端な高騰がスィミットの価格に反映されている、とスプトゥニク通信に明かし、以下のように語った。      「スィミットは現在90グラムあたり4リラで売られているが、原価の暴騰をうけ、我々はスィミットの値上げを以前に 全文をよむ

2022-08-07 リゼのホテル、満室、観光客殺到 (Milliyet紙)

リゼ県チャムルヘムシン郡の観光センターが観光客をもてなしている。大勢の人が押し寄せている高原のホテルやペンション、バンガローに空室はなく、道路にも長い渋滞ができた。      国内外の観光客に人気のチャムルヘムシン郡アイデル高原では夏シーズンが賑わいを見せている。アイデル高原には、アラブ系の観光客が特に大きな関心を寄せており、ホテル、ペンション、バンガローに空室はなく、道路にも長い渋滞ができた。また高原でトレッキングを体験した人々は涼しい空気を楽しんだ。      高原でレストランを経営している 全文をよむ

2022-08-06 アカル国防相「ウクライナ穀物輸送船、続々。順調」 (Hurriyet紙)

ウクライナからさらに穀物輸送船3隻が出発した一方で、アカル国防相は「我々の活動はこれまでのところ計画された通り、合意書の記述に従って問題なく続いている。」と述べた。      フルスィ・アカル国防相はウクライナの港で待機している穀物・食料輸送船のうち3隻がさらに出発したと述べ、「我々の活動はこれまでのところ計画された通り、合意書の記述に従って問題なく続いている。」と述べた。アカル大臣は来賓としてトルコを訪れたシエラレオネのケリー・ハサン・コンテ国防相をトルコ国防省での軍事式典にて歓迎した。アカル 全文をよむ

2022-08-03 クシャダスに大型クルーズ3船3隻、観光客8000人 (Hurriyet紙)

アイドゥン県クシャダス郡のエーゲ・ポート港に、バハマ船籍のオデッセイ・オブ・ザ・シーズ、イタリア船籍のコスタ・ベネチア、パナマ船籍のMSCアルモニアといった3隻の大型クルーズ船で8270人の観光客がやって来た。船から降りた大半はアメリカ人観光客で、港で民族舞踊のパフォーマンスで迎えられた。      観光客の一部は、ツアーでイズミル県セルチュク郡のエフェソス古代都市と聖母マリアの家を見て回った。ツアーに参加しなかった人たちは、クシャダスの中心部で買い物をした。      グローバル・ポーツ・ホー 全文をよむ

2022-08-02 アククユ原発工事、急ピッチで進む (Hurriyet紙)

トルコ最初の原子力発電所プロジェクトの建築事業が、ロシア政府の原子エネルギー機構ロサトムによって、メルシンのギュナル郡で継続されている。      2億ドルの投資で、共和国史上、トルコにおいて単独契約で行われる最大の投資であるという特徴を有するアククユ原発(NGS)は、その80%をトルコ共和国国民である、2万5000人への雇用をもたらしている。社会安全機構によれば、現在のところアククユプロジェクトは、メルシンの最大の仕事場である。プロジェクトは、昨年だけで、発電所が建築されたギュルナルから600 全文をよむ

2022-08-01 アシュレの材料費、去年の二倍に (Cumhuriyet紙)

アシュレの日が近づく中、アシュレに使う食材の買い物が始まった。昨年と比べ、鍋一つあたりで6個作られるアシュレ材料費は2倍となり、最も大幅な増加は3倍で砂糖となった。      ヒジュラ暦によると、ムハッレム月10日とされているアシュレの日に、「アシュレ」のお菓子を配って豊穣さが広がるという信仰がアナトリアでは何世紀もの間続いてきた。トルコでもアシュレは、ムハッレム月の最後の日まで作られ、配られる。アシュレのレシピの中で特定の材料は欠かせない一方、基本的には手元にあるもので作られる。この食材の中で 全文をよむ

2022-07-31 イスタンブル家賃、高騰「学生アパートは手が出ない」 (Cumhuriyet紙)

トルコでは近年最大級の賃貸・不動産(高騰)危機があらゆる面で破壊的なレベルで続いており、大学入学を控えた若者らは今も賃貸探しに焦っている。      カドゥキョイの「生活していけない」プラットフォームのメンバーであるジハン・ウヤヌク氏は、ジュムフリイェト紙電子版に向けて発表した声明の中で、特に新年度には賃貸価格の大幅な上昇が予想されると述べた。      ジュムフリイェト紙は、イスタンブルの住宅地にあって、「居住可能な」レベルのアパートの賃貸料を大筋で調査した。      トルコ信用学生寮協会が 全文をよむ

2022-07-21 アククユ原発、第4基着工式 (Yeni Safak紙)

トルコで続く最も大きな投資のひとつであるアククユ原子力発電所(NGS)の第4原子炉の基礎工事は、エネルギー天然資源大臣のファーティフ・ドンメズ氏出席の着工式とともに始まった。ドンメズ大臣は、式中のスピーチで「アククユでは、ひとつの場所に4つの原発を作っているように考えられる。この4つの原子炉は60年間、雪の降る冬も、昼も夜も24時間絶え間なく稼働する予定だ。」と述べた。      エネルギーの90%以上を国外に頼るトルコは、世界的なエネルギー危機からの影響を最小限とするために、アククユ原子力発電 全文をよむ

2022-07-13 主要観光地、ごった返す (Hurriyet紙)

ムーラ県のボドルム、マルマリス、フェトゥヒイェ、ダッチャ、ウラ、イズミル県のチェシュメとチャナッカレ県のボズジャアダが9日間のバイラム休暇中、観光客であふれた。「観光天国」であるこれらの郡だが、ムーラには300万人の観光客が訪れ、イズミルのチェシュメ郡には人口の20倍が訪れるなど、人口が激増した。チャナッカレのボズジャアダ郡では全ての宿泊施設が埋まり、3千人の人口が3万人にまで増加した。      ムーラ県の102万1141人という人口は、9日間のクルバンバイラム休暇で400万人を超えた。宿泊施 全文をよむ

2022-07-11 衣料関係者、湾岸戦争期もこれほど酷くなかった (Cumhuriyet紙)

トルコにおける衣類生産の重要な中心地のひとつであるイズミルで原材料費の高騰と急激なインフレが原因で深刻な危機が起こっている。生産者は、価格が1年で4倍上昇し、6ヶ月で3回値上げが行われたと強調し、以前にこのような時期はなかったと注意を引いた。      イズミルで、特にシャツ、ブライダル、パンツといった繊維製品の動向を示すミーマル・ケマレッティン通りの卸売業者と生産者は、市場の条件に苦しんでいる。      価格が1年で4倍上昇したと強調したシャツ生産者のムザフェル・アルトゥンソズさんは、「小売 全文をよむ

2022-07-08 ドローン兵器バイラクタル2号に各国の関心 (Milliyet紙)

バイラクタール社がリトアニアに寄贈したトルコ製無人軍用機(SIHA)を見に何百人もの人々が集まり、群衆は写真を撮ろうと殺到した。AFP通信が寄贈式典での写真を世界に提供した。      ロシアのウクライナ侵攻により、トルコ製の無人軍用機(SIHA)・バイラクタールTB2が注目を集めている。ウクライナは、シリア、リビア、ナゴルノ・カラバフなど数多くの戦線で戦闘の情勢を変えてきたバイラクタールTB2を、侵攻が始まる前に入手していた。トルコから購入したSIHAは、侵略に対する抵抗運動の象徴の1つとなっ 全文をよむ

2022-07-07 バラの収穫期おわる、今年は収穫減 (Cumhuriyet紙)

ウスパルタで毎年5~6月にかけて行われるバラの収穫が終わった。バラ協会代表のハサン・チェリキ氏によると今年は40%以上の収穫減となったことがわかった。      特に、ケチボルル、ギョネン地域の畑で栽培されたバラは、早朝に摘み取られ、工場へと運ばれた。キャンペーンと、収穫時期について情報を発信したバラ協会代表のチェリキ氏は、今年は5月19日に始まり、およそ50日間続いたバラのキャンペーン期間が終了したと話した。      キャンペーンが始まった当初は、暑さのために問題が発生したと話したチェリキ氏 全文をよむ

2022-07-05 南東アナトリアで油田みつかる? (Milliyet紙)

トルコの油層に関しかなりの埋蔵を指摘される南東アナトリアで、近年話題に上り、50年前にコンクリートで閉鎖された同地域の土地で油田発見の期待が高まっている。      ディヤルバクルで石油が発見されたり、アダナ県セイハンのコンクリートで覆われた杭泉から石油が出たりしたことをうけ、ガズィアンテプ、シャンルウルファ、アドゥヤマン、ディヤルバクル、マラティヤでは、地元住民らが100近い地点の再調査を求めている。      近年トルコで石油や石油のような埋蔵資源発見のため注力されてきた調査によって次々に吉 全文をよむ

2022-06-27 砂糖への値上げ尽きず:退蔵したのは誰だ (Cumhuriyet紙)

砂糖の販売価格が4ヶ月おきの2回の値上げ後に約4倍になった。共和人民党ニーデ選出国会議員オメル・フェトゥヒ・ギュレル議員は、値上げの原因が公表されるよう述べ、農業森林省の回答を要望して質問主意書を提出した。      共和人民党ニーデ選出オメル・フェトゥヒ・ギュレル議員は、砂糖が3月に31%、最近では67%に達する率で値上げが起こなわれたことを論評し、「砂糖工場が民営化されなければ、今日、砂糖で起こっている騰貴を見ることはなかった。」と述べた。      ギュレル議員は、2022年3月にトルコの 全文をよむ

2022-06-26 エルズィンジャンの金採掘業者に環境汚染罰金 (Hurriyet紙)

環境・都市化・気候変動省は、エルズィンジャン県イリチ郡で環境汚染の原因となっている金鉱山の操業に対し、2872号環境法に基づき、同法で「上限」とされる1600万トルコリラ(約1億2919万円)の罰金を課した。      2022年6月21日に、エルズィンジャン県イリチ郡チョプレル村の金鉱山において、ヒープリーチング(堆積浸出)工程を担う施設のパイプラインが故障し、環境汚染が発生したことを受け、環境・都市化・気候変動に関する環境検査チームが直ちに同地域に派遣された。実施された検査で、パイプラインか 全文をよむ

2022-06-20 ネット販売サイトGittiGidiyor活動停止に (Cumhuriyet紙)

トルコの主要なネット販売サイトGittiGidiyorが閉鎖される。Gittigidiyorは、7月18日時点で新たな注文は受け付けない。カスタマー・サービス以外の従業員は、7月31日まで勤務する。      アメリカのインターネット通販サイトeBayは、2011年に株式の大半を取得したGittiGidiyorのトルコでの活動を停止すると発表した。eBayが行った活動停止に関する発表によると、GittiGidiyorは、7月18日時点で新たな注文は受け付けない。サイト利用者は、9月15日まで個人 全文をよむ

2022-06-19 鉄道車両国内生産に支援 (Cumhuriyet紙)

トルコ国内で製造された鉄道車両に向け、2027年末までの間は形式承認証明書類の手数料が免除されることになる。      運輸・海事・通信省による「鉄道車両登録および登録簿の規則」が、公式官報に掲載された後に発効した。   鉄道車両が国の鉄道網を安全に運行できるようにするため、関連する技術および行政の法令の遵守、また所有権を確認するために登録手数料が設定されている。今回この規則によりこの登録料が再決定された。   今年の登録料は、複数車両を組み合わせて使用される車両では(編成内の1両につき)3,5 全文をよむ

2022-06-08 ユーロ、対トルコリラ最高値を更新 (Cumhuriyet紙)

ユーロが18.50の基準を超え、今年の最高値を18.5096とした。      公正発展党党首で大統領のエルドアン氏が金利を引き上げないことに固執し続けたこと、そして最後に行った演説で「この政府は金利を引き上げないつもりだ。反対に我々は金利の引き下げを継続していく。」と述べた後、外貨預金において一日で大幅な上昇が見られた。      ユーロートルコリラの終値は1ユーロ17.9991リラだったが、今日、2022年の最高値の18.5096リラとなった。      トルコが向こう5年間の債務を破産から 全文をよむ

2022-06-03 6月の家賃上昇率、39%! (Cumhuriyet紙)

トルコ統計協会(TÜİK)がインフレ率を公表したあと、6月に契約更新があるため家賃上昇率も明らかになった。      インフレ率が公表された6月に、家賃上昇率も明らかになった。消費者物価指数の12ヶ月平均値に基づいて算出される家賃上昇率は、6月に39.33%になった。      トルコ統計協会が公表したデータによると、消費者物価指数は2022年5月には前月比で2.98%、昨年12月比で35.64%、前年同月比で73.50%、12ヶ月の平均値と比べると39.33%上昇した。      ■家賃の上昇 全文をよむ

2022-06-02 開通8回延期のアンカラ・シヴァス間鉄道、今度は内緒の工事発注 (Cumhuriyet紙)

Ankara-Sivas 高速鉄道(YHT)プロジェクトでは、以前に建設されたトンネルと地面が何度も崩壊し、へこみが発生、開通が8回延期された後、別の地盤崩壊が検出された。充填改善工事の入札が、誰にも発表されることなく開始された。      Ankara-Sivas高速鉄道は、AKP政府のお気に入りの請負業者により2008年に開始されたが、250億リラが費やされたにも関わらず完成しないまま、別の問題が明るみになった。      Sözcü紙のユスフ・デミル氏の報道によると、以前の問題と陥没が原因 全文をよむ

2022-05-30 茶摘みは今年もアフリカ出身の労働者 (Cumhuriyet紙)

黒海地方東部の諸県で茶摘みのためガンビア、セネガル、スーダン、ザンビア出身の労働者が、今年もやってきた。茶生産者相互扶助協会ムスタファ・マヴィ会長はこの状況に不満を述べ、「計算によると約10億リラといった数字が、茶摘み労働者を通して私たちの地域から流出する。」と述べた。      リゼ県、トラブゾン県、アルトゥヴィン県、ギレスン県の8万3千ヘクタールの土地で100万人の生産者家族にとって茶摘みの季節が始まった。生産者も畑に入り、収穫できるほど熟した茶葉を摘み始めた。収穫を自分自身でできない生産者 全文をよむ

2022-05-28 TOKIよりイスタンブル空港跡地問題で発言 (Cumhuriyet紙)

集合住宅局(TOKİ)は、アタテュルク国際空港跡地の開発計画の変更について、人々の関心を集める主張に対し回答した。 TOKİは声明において、すべての入札は施行されている法と規則の範囲内で行われていると反論した。      TOKİは、アタテュルク国際空港跡地に関して、いくつかのウェブサイトに出ているニュースに関して書面で声明を出した。   声明ではTOKİは施行されている法律および規則の範囲内ですべての入札を実施しているとの反論があり、入札では法律4734号入札法の基本原理第5条にある「透明性、 全文をよむ

2022-05-27 カタールの投資狙いはガラタサライ島、イスタンブル空港、ガラタポート (Cumhuriyet紙)

本紙の記者ジャーレ・オズゲンテュルクは、カタール人に売却されたトルコの不動産について書いた。アルターナティフ銀行を買収して名声を得たアル=ファ―ダン家がガラタポートをめぐり交渉を行い、彼らの狙いがガラタサライ島であることがわかった。      トルコの不動産が日を追うごとに外国の人々に売却されていることに着目したオズゲンテュルク記者は、本日付けの記事でカタール人の手に渡ったことが話題となっている重要なプロジェクトについて書いた。      ■止まることなく売却      カタールのシェイフ・タミ 全文をよむ

2022-05-26 中央銀行金利据え置き―批判殺到 (Cumhuriyet紙)

トルコ共和国中央銀行(TCMB)は14%の政策金利を据え置いた。中央銀行の発表のあと、ソーシャルメディアでは、この決定に対し、批判の声があがった。      年間インフレーションの69.97%への上昇と、ここ数ヶ月の金利引き下げが、為替危機の引き金となり、中央銀行は先月と同じように今月も政策金利変更は行わなかった。      上記の中央銀行の決定のあと、国会議員や経済学者らは、SNSのアカウントで反発した。      CHPのイズミル県選出議員のトゥジャイ・オズカン氏は、自身のTwitterアカ 全文をよむ

2022-05-23 公的機関備蓄のひき肉の缶詰放出も大きな利鞘 (Cumhuriyet紙)

食肉牛乳協会が2020年に生産し、消費期限まで10カ月となったひき肉の缶詰をトルコ農業信用組合マーケットは、30%の利益を付加して売った。      ヌレッディン・ネバティ財務・国庫大臣は、先週、実業家と集った会議の後に退蔵行為を決して見逃さないと発表した。ネバティ大臣は、「私たち皆の共通の問題であるインフレとの闘いで私たち国民を安堵させる措置を講ずる件で、包括的な会談を実現した。解決の選択肢を生み出しながら、画期的な実施措置を発展させ、好意的かつ果敢な試みを行なっている組織を最後まで支持すると 全文をよむ

2022-05-14 リゼ・アルトビン空港開港、その特徴は? (Hurriyet紙)

世界で5か所にしか存在せず、このうち2つがトルコ国内に位置する、埋め立てで人工島を作り建設されたリゼ・アルトビン空港が本日開催された式典の後開港した。巨大な空港の開港は、エルドアン大統領とアゼルバイジャンのイルハム・アリイェブ大統領により執り行われた。エルドアン大統領が2014年にリゼでの集会で「私があなた方を見ていると空を見ている。分かった、あなた方は空港を欲しがっているのだ。」という言葉を受けてリゼ・アルトビンの共同運営の空港に向けた動きがスタートした。さてリゼ・アルトビンの空港のプロジェク 全文をよむ

2022-05-10 トルコの失業率11.5% (Cumhuriyet紙)

トルコ統計機構は3月の失業率を発表した。世帯労働力調査の結果は以下のとおりである。2022年3月における15歳以上の失業者数は前月から15万3千人増加し389万4千人に上った。失業率は0.4ポイント増加し11.5%となった。男性の失業率は10.3%、女性は13.9%と推定されている。      ■季節要因調整済み就業率は46.5%      2022年3月の就業者数は前月から5万9千人減少し2995万6千人、就業率は0.2ポイント減少し46.5%となった。男性の就業率は64.4%、女性の就業率は 全文をよむ

2022-05-08 母の日の花、アンタルヤから33か国へ (Hurriyet紙)

観光都市でもあり、切り花の一大生産地でもあるアンタルヤから、母の日に向けて世界の33か国に一斉に花が輸出された。      オランダ、英国、ドイツをはじめとする世界各国に輸出された切り花7000万本はトルコ経済に1000万ドルの収入をもたらした。今年も花種としてはカーネーションの人気が最も高く、色では、赤いカーネーションに白、ピンクが続いた。      中央アナトリア観賞植物・生産物輸出業協会の理事会の一員であるアフメト・ドゥマンジュ氏は、カーネーション以外の花種にも需要はあるが、カーネーション 全文をよむ

2022-05-07 交通インフラ相「イスタンブルの地下鉄、70%が完成」 (Hurriyet紙)

交通インフラ大臣のアディル・カライスマイルオール氏は、バクルキョイ駅(イスタンブルのフェリー乗り場)~バフチェリエヴレル駅~ギュンギョレン駅~バージュラル駅(キラズル)を結ぶ地下鉄路線のトンネル掘削工事の完成式典で演説を行い、“「プロジェクトの進捗状況は本日までで70%に達しました”」と述べた。      アディル・カライスマイルオール交通インフラ大臣は、バクルキョイ~キラズル間の地下鉄路線のトンネル掘削工事の完成式典に出席した。カライスマイルオール大臣は式典で演説を行い、「現在、イスタンブル広 全文をよむ

2022-05-06 埋め立て地へのリゼ・アルトゥヴィン空港、間もなく完成 (Yeni Safak紙)

リゼ・アルトヴィン空港開港まであと少しだ。空港は5月14日に開港し、最初の着陸機はレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領を乗せた飛行機だ。      トルコの埋め立てに建設され、2本の滑走路を持つリゼ・アルトヴィン空港は、5月14日にエルドアン大統領とアゼルバイジャンのアリエフ大統領の出席のもと開港される。      ■最初の着陸   この空港は、リゼへ34㎞、ホパへ54㎞、アルトヴィンへ125㎞の距離に位置し、最初の着陸機はエルドアン大統領とアリイェ 全文をよむ

2022-04-27 ロシア製アククユ原子力発電所工事進む (Hurriyet紙)

メルシンのギュルナル郡で建設が続くアククユ原子力発電所の第一発電所の建設現場で排水システムの整備に向けた一工程が完了した。      この工程が完了したことで原子力発電所の設備が冷却された後、淡水化された海水を排出する排水路と。排水泉が組み合わされた。      排水システムの整備は、アククユ原子力発電所の高いテクノロジーを持つ沿岸施設の建設における最も重要な段階の1つとして際立っている。アククユ原子力発電所の第一、第二発電所の排水路と。排水泉の建設は並行して行われている。これらの施設の建設では 全文をよむ

2022-04-25 断食明け祭日前にキャンディー危機 (Cumhuriyet紙)

上昇する砂糖の価格に自営業者たちは不平を述べた。砂糖の価格が急騰していることは人々の購買力を落とすと述べた自営業者は、「店の前に来て値段を尋ねて店から出ていく人が多くいる。1キロ買うなら500グラムあるいは250グラムに減らす人もいる。」と述べた。      共和人民党アダナ選出ブルハネッティン・ブルト国会議員は、断食明け祭日を前に、アダナにある祭日用のキャンディーとロクムを売っている店を訪問した。ブルト議員は、自営業者がコロナ禍の前後でどれだけの売り上げがあったか尋ねた。      ある自営業 全文をよむ

2022-04-23 ボドラムに今年最初の大型客船 (Milliyet紙)

ムーラ県のボドルム市に寄港した、シーズン初の大型客船「アルタヌア」号からが526名の来訪者をもたらした。観光客は、市中心部でションピングをし、歴史的な場所や観光スポットを訪ねた。      ボドルムへシーズン初の旅客船が今朝ロードス島から来航した。バハマ船籍で、全長230mの大型客船「アルタヌア」号は、乗組員526名、乗組員448名を乗せ、クムバフチェ桟橋に接岸した。下船した観光客の大半はドイツ人で、クムバフチェをはじめに市街地の歴史的な場所や観光スポットで時間を過ごし、ショッピングをした。この 全文をよむ

2022-04-19 イスタンブルの住宅価格、1年で2倍に (Cumhuriyet紙)

中央銀行が明らかにしたデータによると、イスタンブルの住宅価格は昨年の同月と比較すると名目上106%上昇した。住宅価格が値上がりしている一方で、住宅需要は健在で、不動産屋での売買物件探しは難しくなっている。      トルコ共和国中央銀行が公開した住宅価格指数データにより、トルコ共和国全体における住宅価格は前月と比較し13.5%、昨年同月と比較すると名目上96.4%上昇したことが明らかになった。      データによると、イスタンブルにおける住宅価格は昨年の2月に比べ106%上昇した。住宅価格と賃 全文をよむ

2022-04-10 政府の「食肉安価」政策、それでも食肉価格上昇 (Cumhuriyet紙)

トルコ政府が「食肉安価」のために設ける「畜肉・乳製品協会への家畜供給者への2500トルコリラ(約21,750円)支援」の計算式が生産者に適用されると、生産者の損失が1キロあたり27.14TL(約236円)となる。      一昨日の共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首の来訪を受け入れなかった畜肉・乳製品協会(ESK)は、組織の設立趣旨にそぐわぬ政策をとっている。ESKの組織設立趣旨には「政府の一般的な畜産政策の枠組みの中で、畜産業界への規制と支援の役割を果たすこと、市場経済原理におい 全文をよむ

2022-04-09 黒海天然ガスパイプライン、地上に到達はいつ? (Milliyet紙)

サカリヤガス田開発プロジェクトの責任者であるトルガ・デミル氏は、フィルヨスにおける積み出し作業の75%が完成し、黒海のガスを送るためのパイプラインが6月初頭には地表へ延長できるという情報を示した。      サカリヤガス田開発プロジェクトの責任者であるトルガ・デミル氏は、フィルヨス天然ガス処理施設にて記者クラブメンバーを前に施設の模型をもとに説明を行った。デミル氏は模型の分離装置を示し、ガスはここから水分除去装置に送られ、その後人々が利用可能な状態で「パイプライン・石油輸送会社」のパイプラインへ 全文をよむ

2022-04-04 砂糖の値上げに、物乞いか盗人になるか (Cumhuriyet紙)

トルコ砂糖公社は、砂糖に30%の値上げを行った。このようにして、トルコ砂糖公社では砂糖1キロ当たり5.96リラ(約50円)から7.8リラ(約65円)に値上がりした。本紙のテレビチームとして、イスタンブルのエミノニュにいる人々に値上げに関してどう思うかを尋ねた。      トルコ砂糖公社は、2022年3月4日に砂糖の価格を20%値上げした。この値上げに対する批判が続く中、トルコ砂糖公社は3月31日にも砂糖に30%の値上げを行ったと発表した。このようにトルコ砂糖公社では砂糖の1キロ当たりの価格は5. 全文をよむ

2022-04-01 都市ガス、大幅値上げ (Cumhuriyet紙)

都市ガスが大幅に値上がりし、住宅で使用されるガスは、35%の値上げとなった。石油ガス・パイプライン輸送株式会社(BOTAŞ)は、国際情勢に関連して発生した変動が原因で起こった値上げは、4月1日より適用されると発表した。      住宅で使用される都市ガスの価格は35%、発電用に使用される都市ガスは44.3%、製造業で使用されるガスにおいては50%の値上げが行われた。      石油ガス・パイプライン輸送株式会社(BOTAŞ)は、2022年4月の都市ガスの卸売価格の料金表をインターネットサイトで発 全文をよむ

2022-04-01 ロシア、ひまわり油に輸出制限 (Cumhuriyet紙)

ロシア農業省は、国内市場の安定を守るため4月15日以降ひまわり油の輸出を一時的に制限することになると発表した。      ロシア農業省は、書面による発表で国際的にひまわり油及びひまわりの種の需要が増加していると明らかにした。      同発表では、需要の増加に伴いロシア産のものも需要が増えているとし、「国内市場の安定を守るために4月15日から8月31日までの期間、ひまわり油の輸出を一時的に制限した。150万トンにまで輸出量は制限された」と述べられた。      また、4月1日以降ひまわりの種とキ 全文をよむ

2022-03-30 トルコ経済相、消費税引き下げに言及 (Milliyet紙)

通商省は全81県にある通商局を通じて全国で監査の実施を予定しており、消費税の引き下げを価格に反映せず、不当な価格の値上げによって市民を苦しめている企業に最も厳しい制裁を科すと発表した。      メフメト・ムシュ通商相は、「我々は生活必需品のうち、洗剤、石鹸、トイレットペーパー、ペーパーナプキン、おむつといった製品における、消費税18%から8%への引き下げに向けた措置の目的達成のために、必要な作業を開始した。消費税の引き下げを価格に反映せず、不当な価格の値上げで市民を苦しめる企業には、最も厳しい 全文をよむ

2022-03-26 ウクライナ避難民アンタルヤに集中、家賃高騰 (Cumhuriyet紙)

ウクライナでの戦争から逃れてトルコへ避難したウクライナ人たちが最も選ぶ都市はアンタルヤだった。高い需要によって街の家賃価格が3倍まで高騰する結果となった。       ロシア・ウクライナ戦争から逃れたウクライナ人たちは、アンタルヤに殺到し、住宅需要の高まりによって価格が高騰した。       不動産投資の専門家であるセルカン・セネクチ氏は、「戦争前は日に2、3人が(物件を)探しにきた一方で、現在の戦争勃発後にはこれが8人から10人にまで増えました。家賃3000リラ(約2万4672円)としていた1 全文をよむ

2022-03-26 エルドアン大統領「物価高騰を乗り越える」 (Cumhuriyet紙)

トカト空港開業式典の場で語ったエルドアン大統領は、「トルコは強固なインフラの恩恵により、パンデミックを乗り越えたように、物価高の問題も短期間で乗り越える」と述べた。      公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、トカト空港および完成したその他の投資事業の開業式典でスピーチした。      エルドアン大統領のスピーチの中で特筆すべきものは以下の通りである。   ・13年前の3月25日、トカトで会合を行っていた時に逝去の知らせを受けた、我々の兄弟ムフシン・ヤズジュオールを悼み、偲びた 全文をよむ

2022-03-23 イスタンブル公共交通機関値上げ案否決 (Milliyet紙)

イスタンブルの全公共交通機関の車両に50%、シャトル類に40%の値上げ案が反対多数で否決された。また、学生用割引カードの利用可能年齢を25歳までにする案も受け入れられなかった。      イスタンブル広域市市役所交通調整センター(UKOME)の会議がバクルキョイの1453年チュルプジュ社会施設において行われ、イスタンブルの運転手組合による50–100%値上げ願いが提出された。会議ではタクシー、ドルムシュ、地下鉄、メトロビュス、バスのような公共交通機関車両に対して50%、シャトルに対して40%の値 全文をよむ

2022-03-19 チャナッカレ大橋完成、日本を抜き世界一に (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領により開通式を執り行われた1915年チャナッカレ大橋が世界各国のマスコミの話題となった。シンボルとなる橋として建てられた1915年チャナッカレ大橋は同時に主塔間距離の記録でも注目を集めた。橋は日本を追い抜いたと伝えられた。      世界で最も長い吊り橋プロジェクトである1915年チャナッカレ大橋は昨日エルドアン大統領により開通となった。      トルコの巨大プロジェクトに名を連ねるこの橋は、アジアとヨーロッパの大陸をチャナッカレ海峡を挟んで初めて結ぶものと 全文をよむ

2022-03-17 トルコ中央銀行、金利据え置き (Hurriyet紙)

トルコ中央銀行は、金利を14%で固定することを決定した。   中央銀行は、「物価の安定を図るため、インフレの恒久的な低下を示す強力な指標がみられ、中期的には5%の目標に到達するまで、手の内にある全ての手段をリラ化戦略の枠組みの中で決意をもって使用し続ける。」と述べた。      トルコ中央銀行(TCMB)は、一週間物レポ金利を市場の期待にそう方向には変更しなかった。      TCMBの金融政策委員会(PPK)が会議後に行った説明によると、一週間物レポ金利は14%のままだった。    TCMBは 全文をよむ

2022-03-17 ロシアのウクライナ侵攻によりトルコの皮革産業に打撃 (Milliyet紙)

ロシアが続けるウクライナへの武力侵攻は、トルコから両国へ皮革を輸出する産業部門に負の影響を与えた。チョルル皮革組織工業地帯理事長のイスマイル・アージャは、製品の70%がロシアとウクライナに輸出してきたこと述べて、皮革産業部門において大きな損失が発生したと話した。      テキルダーのチョルル郡の皮革組織工業地帯には約3000人を雇用する120の工場があり、ここで生産される製品の70%がロシアとウクライナに送られていたが、軍事行動のために輸出が停止してしまった。      皮革組織工業団地理事長 全文をよむ

2022-03-16 イスタンブルの住宅価格、急騰 (Cumhuriyet紙)

住宅価格指数が、1月に昨年12月と比べて13.1%上昇して279.7となった。これによると、住宅価格が一年に77.4%上昇したことになる。      トルコ共和国中央銀行によって2022年1月の住宅価格指数のデータが発表された。      質の影響を取り除いたトルコの住宅価格の変動を追求する目的で見積もられた住宅価格指数(2017年のものを100とする)は、1月に昨年12月と比べて13.1%上昇して279.7を記録した。      住宅価格指数は1月に2021年の同月と比べて77.4%上昇してい 全文をよむ

2022-03-11 17トルコ船籍船、ロシアの港をようやく出港 (Milliyet紙)

海事総局は発表を行い、「2月24日からアゾフ海のロシア諸港で待機していたトルコ船籍の18隻の船のうち17隻が出航し、1隻はテムリュクで荷積のために待機している。悪天候のため一部の船はケルチで待機しており、天気が回復すれば到着港へ向かう予定だ。」と述べた。      アゾフ海のロシア諸港で待機するトルコ船籍の18の船のうち17が出航した。交通インフラ省に属する海事総局はロシア諸港で待機する18隻の船のうち17隻がトルコへ向けて出港したと発表した。      この問題に関して行った発表では、以下のよ 全文をよむ

2022-03-09 穀物輸出増大 (Milliyet紙)

イスタンブル穀物・豆類・油糧種子及び製品輸出協会(İHBİR)理事長のハルーク・オクトゥルは穀物部門の輸出が毎月のように1月と2月にも記録的な増加を見せたと述べて、1月に去年同月と比べて41.43%増の8億4785万3千ドルの輸出を行い、2月には、52%増の9億7000万ドルの輸出をおこなったと述べた。公表されたデータによると、キューバへの輸出は記録的な増加となって価値ベースで448,213パーセント増加した。      発表されたデータによると、1月のİHBİRの輸出額は2億4074万6千ドル 全文をよむ

2022-03-07 ヒマワリ油価格の上昇、継続中 (Cumhuriyet紙)

農産物問題専門の世界的なコンサルティング会社であるLMCインターナショナル株式会社によると、ウクライナでの状況が好転しない限り食用油の価格は上昇し続ける。植物油に起こる本当の困難が今後6カ月以内に起こると予想されている。      トルコで起こっているように、地球規模で食用油について深刻な危機が起こっている。LMCインターナショナル株式会社ジェームス・フライCEOによると、食用油の価格が今後数カ月間は高値でとどまり続けるだろう。      ブルームバーグHTの情報によると、「価格が下降に転じる前 全文をよむ

2022-03-06 ロシア製アククユ原発の行方は? (Cumhuriyet紙)

共和人民党(CHP)メルスィン選出のアリ・マーヒル・バシャルル国会議員はトルコ大国民議会(TBMM)総会で、メルスィンで工事が続くアククユ原子力発電所を批判し、「原発の51%はいずれにしてもロシア人のものだ。千年経っても51%はロシア人のものなのだ…。今一度この契約を考え直せ、特にメルスィンのアククユ原発とロシア人の関係を断て」と述べた。      原子力規制法案はTBMM総会で昨日(土曜日)可決され法制化された。      アリ・マーヒル・バシャルルは協議中、総会での発言で次のように述べた。  全文をよむ

2022-03-03 ウクライナとの商売頓挫―イスタンブル・ラーレリの商店主悲鳴 (Cumhuriyet紙)

全世界に影響を与えているウクライナ-ロシア戦争は、ラーレリの商店主にも影響をあたえている。長年商売を行っていると述べる商店主は、税関が閉鎖されていることと難しい状況に立たされていることをジュムヒュリエットテレビへ説明した。      トルコで有数の繊維業の中心地であるイスタンブルのファーティヒ区ラーレリで、ロシアのウクライナ侵攻による混乱が生じている。      侵攻が始まる前に行われたトルコへの発注がキャンセルや延期とされる一方で、トルコに残っていたウクライナ市民は祖国へ戻れない。      全文をよむ

2022-02-26 ロシアのウクライナ侵攻がもたらすトルコ経済の危機 (Cumhuriyet紙)

ソズジュ紙のムラト・ムラトオール記者が、ロシア・ウクライナ戦争はトルコの経済政策に影響すると警告した。ムラトオール記者は「ロシアのウクライナ侵攻はトルコの危うい計画を瓦解させた」と述べた。      ソズジュ紙のムラト・ムラトオール記者が「経済のプランAはパー、プランBはナシ!」との記事を投稿した。      ムラトオール記者は記事で、ロシア・ウクライナ戦争がトルコの経済政策に影響すると警告した。      ムラトオール記者は「ロシアのウクライナ侵攻はトルコの危うい計画を瓦解させた。政策にプラン 全文をよむ

2022-02-25 ウクライナ侵攻開始でトルコ観光業に打撃 (Cumhuriyet紙)

トルコは2020年以来ウクライナ最大の外国資本の投資主体の一つであった。50億ドルの投資をしている1000近くの企業が固唾を飲んで展開を注視している。      ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻の開始に伴って世界中で厳しい制裁が表明され、ビジネス界に緊張が走った。ウクライナの港が閉鎖されたことであらゆる製品が立ち往生し、貿易は混乱し始めている。アナドル・エフェスは、ウクライナでの営業を停止したことを明らかにした一方、ウクライナのトルコ企業は営業できず、店舗は閉められた。      ウクライ 全文をよむ

2022-02-24 農業森林省よりウクライナ侵攻に関する声明 (Milliyet紙)

農業森林省は、関連組織とともに、国際的な展開を注視し、必要な対応をとることを明らかにした。      省から出された声明では以下のことが述べられた。「現在ロシアとウクライナの間での展開とこのことが国際穀物・食品市場への起こりうる影響も当省によって注視されている。しかし、最近ではこれらの展開が小麦を筆頭として我が国の食糧供給に問題を引き起こすであろうという評価が下されている。ロシアとウクライナを筆頭として、黒海沿岸諸国は、世界の穀物流通において重要な位置を占めており、我が国にもたらす物流上の利点の 全文をよむ

2022-02-24 ロシア−ウクライナ戦争を受けて財務省からトルコリラに関する発表 (Milliyet紙)

財務省は、ロシアのウクライナへの軍事侵攻に関する展開を注視していることを述べて、「国際社会で起きているこの展開を受けて経済的な影響は、農業、観光業、対外貿易、エネルギー、契約など全ての分野において、財務省と関係省庁が調整を取りながら注視している」と発表した。      ロシアのウクライナへ対する攻撃の開始は国際市場を揺るがした。財務省から行われた発表では以下の事項が述べられた。      ■「全ての対応が断固として行われる」   「ロシア連邦によるウクライナに対する軍事侵攻に関する展開は注視され 全文をよむ

2022-02-24 ウクライナ侵攻によりグランドバザールで金購入の動き (Milliyet紙)

ロシアが開始したウクライナへの軍事侵攻は金と為替価格を上昇させ、グランドバザールでも動きがあった。      ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始したのちに、金と為替価格が上昇し始めた。ファーティヒ区のグランドバザールでは、金価格が1グラム900リラにまで上昇した。貯蓄を持つ人々は、比較的安全とみられる金への投資を開始した。グランドバザールの商工業者も人々が投資のために金を買い始めたと明らかにした。グランドバザールの「浮動市場」にも動きが見られた。      グランドバザールの商工業者レシャット・ 全文をよむ

2022-02-22 輸出快調!サルプ国境ゲートで新記録 (Milliyet紙)

アルトヴィンにあるトルコのカフカス方面への最も重要な国境の一つであるサルプ国境ゲートにおいて2月19日に807台のトラクタートラックが通過し、新記録を達成した。      アルトヴィンのケマルパシャ郡に位置するサルプ国境ゲートから2月19日に輸出品を運ぶ807台のトラクタートラックが通過した。この数はサルプ国境ゲートから今日に至るまでに最大のトラクタートラック通過数として記録された。以前2021年12月5日に704台のトラクタートラックが通過し新記録となったが、この数は3ヶ月後に新たに807台の 全文をよむ

2022-02-22 ロシア・ウクライナ危機でトルコ観光業、大打撃 (Hurriyet紙)

CHPのムーラ選出の国会議員であるミュルセル・アルバン氏は、昨年我が国にやってきた旅行者100人当たり23人がロシアそしてウクライナ国民であるということを引き合いに出しながら、ロシアとウクライナ間における緊張ではトルコの旅行セクターが最も影響を受けるだろうと述べた。CHP議員のアルバン氏は、観光省が、シーズンが始まる前に活動プランを行う必要があると述べた。         ウクライナとロシア間における緊張のリスクに対しての旅行セクターの代表者たちの不安が続いている。ロシア大統領ウラジミール・プー 全文をよむ

2022-02-21 新電気料金の詳細発表 (Milliyet紙)

多くの人々が待望する新たな電気料金に関する詳細が明らかにされつつある。これによると商工業者へ適用される段階的電気料金に制限率が設けられた。      世帯、商工業者及び市民団体を筆頭として多くの人々が待望している新たな電気料金に関する詳細が明らかになりつつある。これに関する発表を行ったCNN Türkのアルダ・エルドアン記者は以下の情報を述べた。      ■電気代はどれだけ低下するか   規定が3月1日以前に明らかになることが期待されている。電気代値上げには商工業者と一般市民から苦情が出ている 全文をよむ

2022-02-19 アルトヴィン、超高架橋、完成間近か (Milliyet紙)

アルトヴィンにて建設が続けられているユスフェリダムと新しい居住地区内に建設される4つの特別計画高架橋の建設に従事するトルコ人技術者と作業員たちは高架橋の大部分が完成するという幸運を味わっている。      アルトヴィン県チョルル川の上に建設が続けられているユスフェリダムにより(ダム湖の)水面の下に取り残される予定の市街地のための新しい居住地が高台に建設されている。      新居住地の建設が急ピッチで進められる一方,移設道路に含まれる4本の特別高架橋の建設が完了した。高架橋の3本の建設はまもなく 全文をよむ

2022-02-17 トルコ中央銀行金利引き上げ見送りにドル値上がり (Cumhuriyet紙)

速報:トルコ中央銀行(TCMB)の金利決定後、ドルが値上がりした      TCMBは2月中14%であった政策金利を変更しなかった。   TCMBは、昨年、政策金利を9月、10月、11月、12月の間、合計で500ベーシスポイントの19%から14%に引き下げ、1月は期待に添って、どの金利も変更しなかった。銀行は、2月も同様にどの金利も変更しなかった。      ■0ドルとユーロは最終段階にある      TCBMの金利決定の翌日、13.58トルコリラ周辺から始まった1トルコリラ当たりのドルの価格は 全文をよむ

2022-02-16 消費税減税により肉が10リラ値下げ (Milliyet紙)

トルコ肉屋連盟副会長のオスマン・ヤルドゥムジュは、「私たちは約束を守り、7リラの値下げのところを1キロの肉に10リラで実行した。ひき肉を120リラから110リラへ、角切り肉を130リラから120リラに値下げした。今のところトルコ国外から肉を輸入していないが、国内の流通があり肉は十分な量がある。肉が必要なものがいれば、彼らに送りましょう。ラマダンの前に肉が値上げするとは思っていない」と述べた。      トルコ肉屋連盟副会長のオスマン・ヤルドゥムジュは、食料品への消費税率が18%から1%に引き下げ 全文をよむ

2022-02-15 アククユ原発工事、労働者抗議のデモ (Cumhuriyet紙)

メルスィンのアククユ原子力発電所の労働者たちは、給料が値上げされなかったために、抗議活動を展開した。約700人の労働者が、サブコン会社の建物の前に向かい行進を行った。労働者たちは、抗議活動ののち給料を2月18日に振り込むと伝えた。      メルスィンで建設が続いているアククユ原子力発電所プロジェクトにおいて、サブコン会社で仕事をおこなっている約700人の労働者が1月の間に給料が支払われなかったこと、また給料に対して値上げがおこなわれないことを受けての抗議活動を行った。労働者たちは朝方にアククユ 全文をよむ

2022-02-13 基本食料品の消費税1%に、あの商品はいくらに? (Hurriyet紙)

レジェップ・タイップ・エルドアン大統領から、基本食料品の消費税が8%から1%に引き下げられたという朗報が伝えられた。ではこの消費税引き下げは食料価格にどのように反映されるのだろうか。各製品の価格はどれくらい下がるのか? 新価格は以下の通り。      レジェップ・タイップ・エルドアン大統領が、基本食料品の消費税引き下げという朗報を伝えた。ではエルドアン大統領の発表後、食料品市場にはどのような影響が期待されるのだろうか?詳細は以下。      ■消費税減税は食料品市場にどのように反映されるか?   全文をよむ

2022-02-12 エルドアン大統領、生活必需品消費税1%へ減税発表 (Cumhuriyet紙)

[速報]AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は基本食品類における8%のVAT(消費税)を1%に下げると発表した。エルドアン大統領は「VATシステムの簡素化の範囲内で、基本食品類のVAT8%を1%に値下げする。」と述べた。      AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はヌレッディン・ネバーティ国庫・財務相の支援、措置、促進法案を発表するプログラムにビデオ会議方式で参加した。   エルドアン大統領はVATについての新決定を発表し「VATシステムの簡素化の範囲内で、基本食品類のVAT 全文をよむ

2022-02-07 トルコ農業組合会長、ロシアーウクライナ問題はパンと食糧の値段に悪影響 (Cumhuriyet紙)

トルコ農業組合シェムシ・バイラクタル会長は、我が国が小麦の輸入の大部分をロシアとウクライナから行っていると述べた。「ロシアーウクライナ問題が原因で輸入問題が発生すれば、パンを筆頭に食料品の値段に悪影響を及ぼすだろう。」と述べた。      トルコ農業組合シェムシ・バイラクタル会長は、ロシアとウクライナの間で続いている緊張関係がトルコの小麦粉製品の値段に影響を与えるだろうと警告した。      この問題に関して書面で声明を出したバイラクタル会長は、我が国の2021年小麦全輸入量のうち86.6%をロ 全文をよむ

2022-02-04 エルドアンの許可で都市開発補償ローンの上限変更 (Milliyet紙)

危険建造物として認定されたマンションや商業施設に対して与えられるリスク支援ローンの金額がレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領の署名によって変更された。では都市開発ローンはどのようにして借りられるのか。以下がその詳細である。      所有する建造物が危険であると認定される個人や法人が銀行から借りることができるローンが、環境都市整備及び気候変動省によって施行される支援の上限が大統領命令によって2倍に増額された。20万リラであった上限は100%引き上げられて40万リラに増額された。では、都市開発ロ 全文をよむ

2022-02-04 運輸インフラ相「トルコのインターネット速度65%増」 (Hurriyet紙)

運輸・インフラ担当省のアディル・カライスマイルオール大臣は「オークラ・スピードテスト社の国際データによると、モバイル・ブロードバンド通信の速度は世界平均が29.55Mpbsなのに対しトルコでは31.43Mpbsだった。固定ブロードバンド通信の速度は、ここ1年で65%向上して44.77Mpbsに達した」と述べた。       カライスマイルオール大臣は文書声明で、インターネット・インフラに関して2021年を評価した。カライスマイルオール大臣は、トルコの光ファイバー網の総延長が45万5千キロメートル 全文をよむ

2022-02-03 ネバーティ―蔵相の日経インタビュー (Hurriyet紙)

ヌレッディン・ネバーティー国庫・財務大臣は日本経済新聞社のインタビューに応じた。新しい為替保護預金口座政策は、総額2720億トルコリラを超えたと述べたネバーティー大臣は、2022年は成長率が5%程度となることを見込んでいると明らかにした。ネバーティー大臣はインフレに関しては「4月時点でピークは50%以下であると予想している。」と話した。大臣は「トルコリラにおいてこれ以上他の損失が発生しないように願っている。」と述べた。      ヌレッディン・ネバーティ国庫・財務大臣は、日本のメディアに対し、経 全文をよむ

2022-01-31 観光業に光が見えた? (Hurriyet紙)

トルコは、パンデミックのために困難のうちに過ぎた2021年に3千万人の観光客を迎える中で、244億ドルの収入を得ることができた。2020年に比べれば、非常に大きな増大があった旅行業はいまだに望むようなレベルに到達をしていないとはいえ、獲得をした旅行者の数そして手にした収入は旅行業者たちに希望を与えた。旅行業者たちは2022年がさらに実りの多い年となることに、更には記録がもたらされた2019年と肩を並べることができるだろうと注意を引いている。      世界は、約2年間にわたってコロナウィルスとと 全文をよむ

2022-01-31 製パン協会会長、値上げ報道を否定 (Cumhuriyet紙)

トルコ製パン連盟のハリル・イブラヒム・バルジュ会長は、国内のパン価格について、200~210グラムのパンは3リラで販売されていると指摘し、「4リラや5リラといった報道の数字は的外れである」と述べた。      トルコ製パン連盟のハリル・イブラヒム・バルジュ会長は、書面による説明で、パンが4リラや5リラで販売されているというメディアの報道は、実情から乖離していると指摘した。      バルジュ会長は、『1月には勤労者の賃上げがあり、また、電気、天然ガス、イースト菌などの必要経費も上昇している。これ 全文をよむ

2022-01-31 カタール資本の銀行、従業員に公式インフレ率以下のベースアップ (Cumhuriyet紙)

民間銀行の2022年のベースアップは、33%から45%の間であった。為替の変動が原因で損失が出たと発表したカタール資本のアルタナティフ銀行は20%にとどまった。      経済で大きな動揺が生じ、トルコリラが約100%価値を失い、微小なものから一切のものの値段が上がった2021年に、勤労者の目は、賃金に起こるはずのベースアップに向けられた。最も重要な指標である月額最低賃金が50%増額して4250リラ(約3万6392円)と発表されたことで、官公庁、民間企業、金融機関は勤労者に対して行うベースアップ 全文をよむ

2022-01-29 Toggに関する素晴らしい進展!ヨーロッパに初めての支社 (Cumhuriyet紙)

トルコの国内自動車ベンチャーのToggは、ヨーロッパ市場に参入するための行動を開始した。Toggはドイツのシュトゥットガルトに支社を開いた。以下がその詳細である。      2011年から、トルコは自動車産業の未完の物語に新たな窓を開こうとしていた。レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領は首相時代に国産自動車の夢を語り、「その責任に堪えるような人物を探している」と述べた。      まず事業の立ち上げが行われ、その後ゲムリッキにおいて工場の建設が始まった。製造ラインは一歩一歩組み上げられており、 全文をよむ

2022-01-29 資産トルコリラ建て変更企業への免税措置、法制化 (Cumhuriyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)総会で可決された「税務手続法および法人税法改正に関する法律」が官報にて発行された。      同法によれば暫定課税期間を含む2021年、2022年の会計期間および2023年の会計期間の暫定課税期間においては、税法内のインフレ調整に関する条件が満たされるか否かに関わらず、財務諸表はインフレ調整の対象にならない。   インフレ調整が行われない期間は「インフレ調整の条件が満たされない期間」とみなされる。   2023年12月31日付の財務諸表はインフレ調整の条件が満たされる 全文をよむ

2022-01-28 エネルギー天然資源省より発表、工場での停電は明日終わる (Hurriyet紙)

エネルギー天然資源省による発表で、工業地帯において施行されている電気の供給停止が1月29日付けで終了することが知らされた。BOTAŞ社の公表によれば、「イランからトルコへのガス供給の試験を目的として、限定的な量で始めた」と言われている。      ■エネルギー天然資源省のツイッターアカウントにおいて投稿された発表では以下のように述べられている。   「工業地帯で実行されている電気の供給停止は1月29日付で終了する。天然ガスに対して施行されている供給停止は1月31日付で40%から20%に変更する。 全文をよむ

2022-01-27 イラン、天然ガス供給障害でトルコを非難 (Cumhuriyet紙)

イラン国営ガス会社は、トルコへの天然ガス供給停止に関して、「トルコ側の天然ガス昇圧設備における技術的な問題のため、トルコは現在ガスを手に入れられていない。」と話した。      イランから入手される天然ガスが停止され、これに並行してトルコ国内で天然ガスが不足したため、産業プラントでの生産停止といった影響が続く中、イラン当局は問題の原因はイラン側ではなくトルコ側にあると主張している。      ソズジュ紙のサユグ・オズトゥルク記者の記事によると、イラン国営ガス会社の公式発表は、『イランからトルコへ 全文をよむ

2022-01-26 労働者に追加賃上げ!エルドアンが生放送で言及 (Milliyet紙)

最新ニュースによると、エルドアン大統領が出席した生放送番組で労働者の給与に関する吉報を公表した。エルドアンは「公務員の雇用契約において我々が行ったように、国営企業の労働者たちの給与も2.5%の賃上げをさらに追加する。こうすることで労働者たちの給与を28%引き上げたことになる」という発表を行った。エルドアン大統領はイランからの天然ガスの供給が停止していることに関して「我々がイランに対して負っている物に関しては問題ではない。むしろこのような言説は嘘である。10–15日中に天然ガスの供給は続けられるだ 全文をよむ

2022-01-24 イラン供給停止、天然ガス危機拡大 (Cumhuriyet紙)

電力の使用制限は、食糧生産から重工業まで全ての分野に影響するだろう。供給のチェーンは壊れ、生産は停止し、請求書はまた人々に切られるだろう。      イランの技術的な欠陥が原因でトルコに供給される天然ガスの停止後に始まったエネルギー危機は徐々に拡大している。トルコ電力株式会社は、イランの供給停止を理由として、最初に工場の天然ガスの使用を40%制限した。この最終決定によって、今日から産業プラントで電力の使用制限が適用される予定である。国の工業生産を少なくとも3日間完全に停止させることになった。使用 全文をよむ

2022-01-20 イラン産天然ガス供給ライン障害発生、大規模事業者に配給制限 (Milliyet紙)

石油ガス・パイプライン輸送株式会社(BOTAŞ)総局は、イランにおける天然ガス輸送ラインで発生した障害のため、消費量の多い産業プラントと発電所に制限を設けることで、天然ガス消費を制限し、上記以外の消費者が影響を受けないようにあらゆる対策を取ったと伝えた。      発表では、電気と天然ガスシステムのバランスを保つ目的で消費量の多い産業プラントと発電所に制限を設け、停止計画を事前に通知することで、天然ガスの消費に制限を実施すると明らかにされた。      ■「10日間行われない」      BOT 全文をよむ

2022-01-18 ヴァン・イラン間の空路開設へ (Hurriyet紙)

ヴァンの経済に大きく貢献しているイランの観光客は、1月31日以降、テヘランからヴァンへ航空機で移動することが可能になる。      イランの民間航空会社は、第一段階の試験飛行を毎週月曜日と金曜日に行う予定だ。1月31日から始まる試験飛行では、飛行機は18時30分にテヘラン空港を離陸し、19時30分にヴァン・フェリト・メレン空港へ着陸する予定だ。これを前に航空会社の役員らは、ヴァン県の広域副市長を兼任するメフメト・エミン・ビルメズ知事を訪問した。県知事室で実現したこの訪問では、開始が予定されるテヘ 全文をよむ

2022-01-17 電気料金に段階式課金プラン導入 (Cumhuriyet紙)

エネルギー市場管理協会(EPDK)が1月1日から導入した段階式課金プランでは、一戸当たり150kW・h以下の電力消費に対し、キロワット時あたり税込み1.37トルコリラが請求される。それより多い電力消費に関してはキロワット時あたり2.06トルコリラとなる。      エネルギー市場管理協会は、低電圧均一プランに契約している全住宅を、2022年1月1日から段階式課金プランに移行することを決めた。      これにより、各住宅の電気料金には、EPDKの2022年新プランである段階式課金プランの料金単価 全文をよむ

2022-01-16 「食べていけない」の横断幕にも罰金 (Cumhuriyet紙)

エスキシェヒル県のハルクエヴィ〔訳者注:福祉に関わる人権団体、1932年設立〕に掲げられた「食べていけない、値上げを撤回せよ」と書かれた横断幕に、1万8千リラの罰金が課された。      エスキシェヒル県にあるハルクエヴィ〔の諸支部〕は、「食べていけない、値上げを撤回せよ」と呼びかける横断幕を一斉に掲げた。しかしその45分後、県知事通告を根拠にエスキシェヒル県警察局によって深夜撤去された。      その後、支部の入った建物に同じ横断幕を再び掲げたハルクエヴィの会員に、エスキシェヒル県警察局は法 全文をよむ

2022-01-16 ドル・リラレート予測「危機はすぐそこに」 (Cumhuriyet紙)

トルコリラが史上最低レベルになっている昨今、2022年末ドルレート予測が注意を引いた。エコノミストのレムズィ・オズデミル、セルチュク・ゲチェル、アッティラ・イェシルアダが2022年ドル予測を発表した。      大晦日にドルが再上昇する中、各エコノミストの2022年末ドルレート予測・期待レートが発表された。ドルレートは急騰して18.36TLレベルにまで上がり、12月20日に行われた介入で10TLレベルにまで下落していた。      ドルレートは2021年最終取引日に再び上昇傾向に変わった。12月 全文をよむ

2022-01-12 ネバーティー財務相がトルコ企業家・実業家協会と会見 (Milliyet紙)

ヌレッディン・ネバーティー財務大臣はトルコ企業家・実業家協会(TÜSİAD)のシモーネ・カスロウスキー会長の代表団と会見した。TÜSİAD会長カスロウスキー氏は、「我々は最新の経済状況を評価した。とても開かれたやりとりとなった」と述べた。      ネバーディー大臣は、TÜSİADの代表団と会談を行った。カスロウスキー氏は、報道陣に非公開3時間の会見を行ったのちに、記者団の質疑応答に対応した。カスロウスキー氏は、ネバーディー大臣との会見において、最新の経済状況の評価を行なったことを明らかにしなが 全文をよむ

2022-01-03 統計局の発表で最も値上がりしたものは (Cumhuriyet紙)

トルコ統計局は12月のインフレを36.08%と発表した(注)。この率は、ここ19年で最も高い。高インフレは、統計局の消費者物価指数にも反映した。最も値上がりした商品は、ナス、きゅうり、小麦粉、マーガリンだった。      消費者価格ベースで2021年12月期における最大の値上がりを示したのは64.48%で書写・デッサン用の紙であり、最も値下がりしたのは29.47%でカリフラワーであった。      トルコ統計局にデータによると、先月、紙の値上がりに59%でナス、49.76%でキュウリが続いた。  全文をよむ

2022-01-01 1915チャナッカレ橋、完成間近か―世界最長の吊り橋に (Milliyet紙)

1915チャナッカレ橋で、車道の舗装作業が続いている。この橋は、チャナッカレ海峡(ダーダネルス海峡)を6分で通過することを可能にするもので、チャナッカレ海戦の戦勝107周年を祝う3月18日に開通予定だ。      1915チャナッカレ橋は、チャナッカレ海峡においてヨーロッパ大陸とアジア大陸を初めて繋ぎ、また共和国100周年を象徴するものとなる。この橋は、支間が2,023メートルあり、「世界最長の主径間を持つ吊り橋」の称号を得ている。1915チャナッカレ橋は、2017年3月18日にレジェプ・タイイ 全文をよむ

2021-12-29 ネバティ財務相のお気楽発言に批判集中 (Cumhuriyet紙)

ヌレッディン・ネバティ国庫・財務副大臣は、『感染の拡大は終了したのだろうか、そうだ終わったのだ。経済は生きているのだろうか、生きている。成長は12%に達したのだろうか。という発言に対して、共和人民党(CHP)ヴェリ・アーババ氏が反応を示した。アーババ氏は、「やぁネバティ氏よ、嘘をこれほど簡単に言ってはいけない。あなたは嘘の権化だ、あなたは嘘の亡者だ。」と述べた。      「私たちは新たな大臣のポートレイトを目の当たりにしています。毎日新たなポットが壊れて、毎日新たな嘘をついている大臣のポートレ 全文をよむ

2021-12-26 価格を巡って与党内部のあつれき (Cumhuriyet紙)

エルドアン首相は、小売店に商品価格の値引きを要求し続けている。経営陣は「政府の要求の後に割引すること」を望んでいる。(スーパーマーケットなどの)小売り業界のほぼ半分近くを、世間で「三文字」(校閲者註: BİM、A101、Şokの3企業)として知られている、オーナーが公正発展党に近い人々に属するブランドが支配している。トイレットペーパー、ペーパータオル、ひまわり油の値引きは非常に困難である。      為替レートがひとまず引き下げられた後、新しい段階に入ったようだ:小売店は価格を下げなければならな 全文をよむ

2021-12-25 ドル下落、3つの要因 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領の経済に関する発言をうけ、トルコリラは対ドルで反発した。専門家がドルを下落させた要因を3つ挙げた。      公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の発言に対する反響が続いている。エルドアン大統領は、リラ安に起因する貯蓄に対する国民の不安を払拭するため「新たな金融政策案を準備中だ」と語り、リラ建て預金口座の金利が外国為替相場の上昇率を下回った場合、差額を国民に補填すると述べた。      エルドアン大統領の発言をうけ、リラ・ドル相場は最高値の1ドル=18.40 全文をよむ

2021-12-24 中央銀行、本日のドル・リラレートを発表 (Hurriyet紙)

中央銀行は、外貨レート[変動の差額]を保証したトルコリラ預金に関し基盤となるレートの数値を発表した。この発表によると、対ドルレートの数値は[1ドルが]11.67トルコリラで、対ユーロレートは[1ユーロが]13.22トルコリラであると伝えられた。満期日に口座名義人の自国通貨に基づく資産をいかなる状況であっても守ることが原則となる。      過日行われた閣議の後レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は外貨を指標とするトルコ・リラ預金に関する取り組みについて発表を行った。      この決定を受け 全文をよむ

2021-12-23 ドル、対リラ下落 (Cumhuriyet紙)

ドルは対リラで、トルコリラ預金保護の発表後、下落を続けた。      公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が経済に関する声明を発表した後、為替レート上のドルの下落は続いた。ドルは日が変わっても対リラで下落するスタートとなった後、1ドルが10.50リラ台で取引されている。同時間帯のユーロ対リラも11.86リラからの取引。      ■オミクロン変異株の影響      アナリストらは、新型コロナウイルス(Covid-19)感染症のオミクロン変異株に関する懸念の低下が世界規模のドルへの圧力 全文をよむ

2021-12-22 親イスラム系独立実業家協会、トルコリラ回復に自信 (Hurriyet紙)

独立事業家協会のマフムト・アスマル会長は、一時的、また人為的な発展により行なわれた価格設定は失われると話した。      マフムト・アスマル会長は、「市場で見られた緩和は、中長期的に続き、トルコリラは以前のように回復するだろう。実際の経済発展に基づくものではない、一時的で人為的な発展によって行なわれた価格設定は常に失われると決まっている」と述べた。      マフムト・アスマル会長は、金角湾コンファレンスセンターで行われ、ムスタファ・ヴァランク産業技術相も参加した、独立事業者協会のビジョン202 全文をよむ

2021-12-22 金利決定前に再び対ドル最安値 (Cumhuriyet紙)

利下げの決定を行う前にドルが史上最高に       ドル/トルコリラは、トルコ中央銀行が金利決定をする前に新たなピークを迎えた。一日を14,79リラのレベルで始めたドル為替相場は、午前中には0.3%(ママ)近く上昇し、15リラに達した。ドル/トルコリラはトルコ中央銀行が金利決定をする前に、15,28リラという数字とともに史上最高値周辺で取引でされている。英ポンド/トルコリラが20リラ水準を超え、ユーロ/トルコリラは17,22リラ近くまで上昇した。       400ベーシスポイントの利下げを取り 全文をよむ

2021-12-22 トルコ中央銀行、外貨口座をトルコリラ口座に変更への優遇措置を発表 (Hurriyet紙)

最新の報道によれば中央銀行(MB)によって行われた発表において、「トルコ共和国中央銀行は、外貨保証の各口座また為替タイプで参加をしている資本の要請を受けてTL建ての預金口座に移し変えることが出来るという形で、口座と投資資産の持ち主に対して支援をもたらすことを決定した。という表現が用いられた。中央銀行(MB)の発表によれば、この支援によって2021年12月20日にアメリカドル、ユーロそしてイギリス・スターリング・ポンドから外国為替預金口座もしくは、外貨の投資資産保有者が恩恵を受けるだろうと述べられ 全文をよむ

2021-12-19 親政府紙(サバフ紙)、年金増額を報道 (Cumhuriyet紙)

公正発展党(AKP)に近いことで知られるSabah(サバフ)紙が年金増額を報じた。   最低賃金の引き上げに続いて、12月のインフレ率に応じて決定される年金の増加率にも注目が集まっている。政府寄りで知られるサバフ紙が、AKPのレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領がインフレ率+25パーセントの年金額引き上げを命じたと報じた。      新年から適用される最低賃金額が発表され、その後の関心は年金に向けられている。   (現在)退職した公務員を除く、合計848万人の雇用労働者、270万8千人の自営業 全文をよむ

2021-12-18 トルコ実業家協会(TUSIAD)、政府の経済政策批判 (Milliyet紙)

トルコ実業家協会(TÜSİAD)は、政府の経済政策を批判する文書を公表した。全文は以下の通り。      目下の経済の動揺は、現在の経済政策が目標とされる結果を達成できないことを明らかにした。われわれTÜSİADは、この経済状況に陥る前も、政府の経済政策が進められている間も、官公庁や国民に対し、拙速な金利引き下げ政策は経済を動揺させると何度も主張してきた。われわれは、政府の経済政策がトルコリラの激しい下落、インフレの加速、投資・成長・雇用の圧迫、また最も重要なこととして、国の貧困化を引き起こすリ 全文をよむ

2021-12-17 トルコ中央銀行、5回目のドル防衛対応 (Cumhuriyet紙)

速報・・・トルコ共和国中央銀行(TCMB)は、対ドル為替レートが歴史的高値となっているのを受けて、市場への売りの方向で介入した。      トルコ共和国中央銀行が続けている金利引き下げとオープンエンド政策の後、ドルーTLレートは1TL=17ドルを超え歴史的高値となった。中央銀行は、ドルーTLレートが1TL=17ドルを超えた後、市場への売りの方向で5回目の介入を行った。      12月1日に行われた中央銀行による1回目の介入は約6.5ドル規模、2回目は12月3日に約4億ドル規模、3回目は12月1 全文をよむ

2021-12-16 Erdal Saglamコラム「金利への固執とインフレ爆発」 (Cumhuriyet紙)

今日の中央銀行の会合で出されるであろう金利決定は、また重大な決定のひとつとなるだろう。決定がどんなものであろうと、タイイプ・エルドアン大統領の金利への固執は、もはやインフレを爆発させる段階まできており、年末には非常に高い数字を目撃する可能性があると言えるだろう。      市場の大多数は、今日の会合で100ベーシスポイントの金利引き下げの決定が出されるとみている。現在までの指標を見てもこの予想は正しいといえる。   ただしここ数日の出来事が、金利決定に影響を与える可能性があることから目をそらさな 全文をよむ

2021-12-16 ガソリンや軽油の価格が上昇 (Milliyet紙)

今夜半より、ガソリンは1Lあたり77クルシュ、軽油にも31クルシュの値上げが実施された。      エネルギー石油ガス供給ステーション雇用者協会(EPGİS)が行った発表によると、今夜半より、ガソリンは1L販売価格あたり77クルシュ、軽油にも31クルシュの値上げが実施された。      価格引き上げの後、ガソリンの平均販売価格はイスタンブルで9.57リラから10.34リラに、アンカラで9.64リラから10.41リラに、イズミルでは9.66リラから10.43リラに上昇する見込みだ。軽油の平均販売価 全文をよむ

2021-12-15 年明け、値上げラッシュか?パソコン、携帯、テレビ、食洗器、冷蔵庫? (Cumhuriyet紙)

数多くの商品に大幅な値上げが行われているのに次いで、年明けからも大幅な値上げが行われると予想して、全国民が頭を悩ませ始めている。パソコン、携帯、テレビ、食洗器、冷蔵庫などの白物家電はどれほどの値段になるのだろうか?      ドル対トルコリラ為替レートにおける市場価値の差は日々拡大を続けている中、経済危機はトルコ国民の懐を痛め続けている。白物家電は経済危機により恩恵を得ている。      中古品店で売られている中古の白物家電の価格を調べているジュムフリイェトTVは、年明けから白物家電の価格が50 全文をよむ

2021-12-10 中央銀行、10日間で3度目のドル高介入 (Milliyet紙)

トルコ共和国中央銀行(TCMB)の声明では「為替レートが正常でない値を示しているため、市場への売りの方向で介入している」と述べられている。      先週トルコ共和国中央銀行は2度に渡って為替市場に介入したが、今日も更に同じ形で介入した。      TCMBは事前の発表通り「為替レートが正常でない値を示しているため、市場への売りの方向で介入している」という声明を発し、1$=13.90TLの段階で市場への介入を開始した。      市場への売りの方向で介入が行われたことで、為替レートは1$=13. 全文をよむ

2021-12-09 エルドアンは政権ではなく、トルコを大安売りしている! (Cumhuriyet紙)

ムスタファ・バルバイ      経済問題の専門家たちをはじめとする誰もが経済の行方について熟考しようとしている。誰もが、と言える。なぜなら我々は全員の暮らしが直接影響される時期にいるからだ。      大統領周辺の癒着経済に取り込まれた幸福な少数派を除いて、誰も近い未来について前向きなことを言うことができない。      まず以下のことを強調しよう:トルコ経済は沈まない、沈めない…。何が起こるだろうか?搾取され、不当に譲渡され、財産が人手に渡るのだ!      我々は現在これを経験しているのだ。 全文をよむ

2021-12-09 市民の借金の沼で、ローンを返済できなかった人の数が2倍に (Cumhuriyet紙)

大統領府が発行した統計は、トルコにおける経済的困窮を明らかにした。   今年の上半期に消費者信用を支払うことができなかった人々の数は、127.2%増加して78万8861人になった。   大統領戦略予算省の「トルコ経済の週間動向と概観報告書」には、借金返済を行わない人の数も含まれている。   統計によると、昨年1月から7月の間に消費者信用を返済できなかった人の数は34万7276人だった。   今年の同時期に、消費者信用を支払うことができなかった人の数は、78万8861人に増加した。      ■1 全文をよむ

2021-12-06 マスティック、人々はグラム単位で購入 (Cumhuriyet紙)

1kgあたり3500リラ(約2万9328円)で売られているマスティック・ガムの健康への効果は数えきれない。価格が上昇したことが原因で人々がグラム単位で購入が可能なマスティック・ガムは、自然界で最も強い殺菌作用を持ち、感染症への対策でも最も効果がある。      トルコでほとんどあらゆる分野で値上げの波が続く中、多くの食品でも価格の上昇が続いている。マスティック・ガムも財布に厳しい商品の筆頭に来る。      ブルサで祖父の代から薬種商を長い間営んでいると述べたタネル・エスィンさんは、「マスティッ 全文をよむ

2021-12-02 財務相辞任、後任は娘婿アルバイラクの親友 (Cumhuriyet紙)

国庫・財務大臣ルトゥフィ・エルヴァン氏が辞任し、後任にヌレッディン・ネバティ副財務大臣が就任した。      官報で公布された大統領令の決定によると、辞任を願い出たルトゥフィ・エルヴァン氏の後任としてヌレッディン・ネバティ氏が国庫・財務相に任命された。      ■ヌレッディン・ネバティ氏とは      エルヴァン国庫・財務相が辞任した。エルヴァン氏の後任にはエルドアン大統領の娘婿で元財務相のベラト・アルバイラク氏と親しいことで知られるヌレッディン・ネバティ国庫・財務副大臣が就任した。      全文をよむ

2021-12-01 エルドアン大統領、トルコ新経済指針発表 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、TRT共同放送で、議論になっていることに関する重要な件に関して明らかにした。大統領はトルコの新しい経済モデルを明らかにし、「高い金利でホットマネーを引き出す政策ではなく、低い金利で投資と貿易をサポートしていく」と述べた。大統領は、低い金利で新たな投資をサポートすることを話し、「トルコに長期投資を行う人は常に利益を得ており、今後も得続ける」と述べた。また大統領は、雇用の問題に関して新しいサポート法案を準備していると述べ、「一つは追加の雇用支援法案、もう一つは製造業に対する輸入代 全文をよむ

2021-11-30 リラ、さらに下落へ (Cumhuriyet紙)

速報:オミクロン株に対してワクチンの影響力が弱まるであろうという不安によって、ドルは再び活発な値動きとなった。      国際的な市場においてコロナウィルスが新たなオミクロン株に対してワクチンの効果が減少するであろうという不安が売り傾向への道を開ける中、トルコにおいて上昇するインフレにも関わらず政策的に利子が下がるであろうという不安がTLに圧力をかけ続けている。      先週13.45によって、記録を破ったのちに11.50に至るまで、引き下がったドル/TLは今日再び13のレベルを見た。レートは 全文をよむ

2021-11-28 経済回復はなるか?野党は結束できるか? (Cumhuriyet紙)

【アレヴ・ジョシュクン】先週の最も重大な問題は、間違いなくトルコ経済が陥った状況とトルコリラの暴落だ。      まとめると、11月1日に1ドル= 9.5リラだったトルコリラ相場は、27日には1ドル= 12.4リラにまで下落した。つまり、1ドルは26日間で2.9リラ高くなり、トルコリラは25%その価値を下げた。これほどの短期間にリラ安がここまで進行するのは共和国史上初のことだ。      政治権力の座に留まろうと与党が行う経済政策は、その基本理念が全く不明だ。筋書きが全く見通せず、財界は深刻な不 全文をよむ

2021-11-25 ドル高騰、企業を圧迫、建築停止状態 (Cumhuriyet紙)

外貨為替レートが[対リラで]30%近く上昇したことにより建設会社は原料調達に困難をきたし始めた。建設は停止状態となっている。       外貨為替レートが30%近く上昇することによって、中間財や原材料の販売会社からの価格提示を受け入れるのに困難が生じ始めた。      この問題に関して、ババジャン・ホールディングスのイブラヒム・ババジャン取締役会長は「この異例な時期に中間財は為替レートの指標に連動しており、企業は注文したがらないからである。建設業では深刻な支出の増加が見られる。この状況は生産業、 全文をよむ

2021-11-22 エルドアン大統領「経済回復への戦い」発表 (Cumhuriyet紙)

閣議が終了した。公正発展党エルドアン大統領は、「トルコの歴史で初めて自身の需要に適した経済政策を検討するチャンスを手にした。私たちは遊びを見ているのです。私たちの意思の計画とともに継続するチャンスを手にしたようです。この経済の救済戦争に勝利をしようではありませんか。」と述べた。      閣議は、レジェップ・タイイプ・エルドアンが、議長となって実現がされた。   3時間15分続いた閣議では、経済の最新の状況とともに、国内そして国外における進展が取り上げられた。      閉会した閣議ののちに会見 全文をよむ

2021-11-19 リラ防衛、エルドアンの最後のプラン (Cumhuriyet紙)

 経済学者のエヴリン・デブリム・ゼリュト氏は中央銀行の金利決定後の、政府のドル金利に関する新たな計画について記述した。    トルコ共和国中央銀行(TCMB)の通貨政策委員会(PPK)は政策金利を100ベーシスポイント下げ、15%に落とした。決定では利下げは12月も続くと伝えられた。    金利決定の後、経済学者のエヴリン・デブリム・ゼリュト氏はAKPには為替レートを下げ、海外からの資金流入を確保するための計画があると発言した。    ゼリュト氏は11月20〜22日に政府はドルを下げるため行動を 全文をよむ

2021-11-18 アククユ原発工事、今度は浸水 (Cumhuriyet紙)

メルスィンのアククユ原子力発電所の工事現場にある作業員食堂が、先週の雨で浸水したことがわかった。      メルスィンのアククユ原発の工事では先週変電設備の爆発により火災が発生したが、今度は作業員食堂が浸水の被害に遭ったことがわかった。   先週月曜・火曜の雨の後、1人の従業員によって撮影された12秒の動画では、数千人の作業員が食事をするエリアが浸水した様子が捉えられている。      動画の公開と同じ頃、アククユ原発会社が文書で声明を発表した。声明には「アククユ原発の工事現場付近で、激しい雨の 全文をよむ

2021-11-14 ダーダネルス海峡架橋の1915チャナッカレ大橋、3月開通へ (Hurriyet紙)

2017年3月18日にチャナッカレのラープセキ地区とゲリボル地区の間に敷設された1915年チャナッカレ大橋の最終床版はめ込み式が、レジェップ・タイップ・エルドアン大統領出席のもと、執り行われた。      写真1:トルコ共和国建国100周年を象徴する1915チャナッカレ大橋は、2023メートルの中央径間(センタースパン)を持つ世界最長の吊り橋としてヨーロッパとアジアの両大陸を始めてダーダネルスで接続する。      写真2:「通過時間は6分に短縮」    1915チャナッカレ大橋の最終床版はめ込 全文をよむ

2021-11-07 濃霧で海峡閉鎖、大損害 (Milliyet紙)

ボスポラス海峡とダーダネルス海峡では、ここ2〜3日発生していた霧のため、海峡を通過しようとしていた貨物船数百隻が長時間の待機を強いられた。海峡の入り口に船が渋滞し、遅滞による被害額は数百万ドルにのぼるとみられる。      写真1:ここ数日、マルマラ地方に影響を与えている霧は、海上交通にも悪影響を及ぼしている。ボスポラス海峡ではこの霧の影響が深刻となり、海峡での海上交通は約11時間にわたって運航が中断され、これにより商業船の通行にも遅延が発生した。      写真2:被害甚大   一般に船がボス 全文をよむ

2021-11-04 イスマイルオール運輸相「新イスタンブル運河の主入札交渉続く」 (Cumhuriyet紙)

アディル・カライスマイルオール運輸相は、イスタンブル運河計画に関し主入札に関する交渉と準備作業が続いていると述べた。      カライスマイルオール運輸相は、トルコ2023サミット(サバフ紙とトルコの経済チャンネルであるA Paraが共催)での発言の中で、「主入札交渉と準備作業が続いている。この遅れ…自己資金でこの計画を自ら運営するために、特別な取り組みを行っている。国家予算に負担をかけずにこの計画を遂行するために取り組んでいる」と述べた。      カライスマイルオール運輸相は、イスタンブル運 全文をよむ

2021-10-31 アックユ原発、工事現場で火災 (Cumhuriyet紙)

ルシン県に建設中のアックユ原子力発電所で火災が発生したことが明らかになった。火災に関連して共和人民党(CHP)のアリ・マヒル・バシャルル氏は、「この原子力発電所は、メルシンとトルコにとって災いの元だ」と発言。      メルシン・アックユ原子力発電所で変圧器が爆発し火災が発生した。変圧器爆発は、従業員と近隣住民に恐怖の瞬間をもたらした。      アリ・マヒル・バシャルル氏は、メルシン・アックユ原子力発電所の建設は多くの欠陥を孕んでいることについて喚起し次のように述べた。「建造の段階で何度も土壌 全文をよむ

2021-10-26 外貨両替所で身分証提示が必要に、その反応は (Cumhuriyet紙)

認可両替所管理者協会ムスタファ・ウンベル代表は、先週両替所に対して出された通達が引き起こした問題を説明した。      政府が導入した、外貨両替所で取引を行う際に身分証の提示を義務化したことは、両替所以外の場所での取引を増加させている。「記録に残る」のを恐れて身分証を提示して記録に残るのを望まない人々は、別の方法を選ぶ際に、選ばれた場所の一つは貴金属商であった。認可両替所管理者連合ウンベル代表は、先週、両替所に向けて出された通達が引き起こした問題を説明した。特に、導入された両替所での身分証の提示 全文をよむ

2021-10-23 金価格高騰、どこまで? (Milliyet紙)

金価格が再び高水準に達し、人々はグラム単位の金に代わって、より低価格な1グラム未満単位の金商品へと向いた。市場では0.25g、 0.1g、0.05gの金の販売が開始された。別の言葉で言い換えると70リラから始まる価格で金を購入できる。      昨年、経済の停滞や低金利やドル、ユーロといった通貨単位の価値が失われたことで投資家は安全な投資先である金に向き、金価格は記録的数字となった。1オンス(31.1g)あたりの金は史上初の2000ドル超え、グラムあたり540リラに到達した。   2021年、ワ 全文をよむ

2021-10-18 各種企業連合代表、現状の継続は無理、今後30-40%の値上げとなろう (Cumhuriyet紙)

小売業界は費用の増加を何カ月間も消費者へ反映させないように努めてきたと述べた各種企業連合スィナン・オンジェエル代表は、現状の継続は無理であるとして、新シーズンに向けて商品が30%から40%の値上げとなるだろうと述べた。      純収益の上では6月以降始まった[需要の]急増によってコロナ禍の損失を回復し始めた組織的小売業界は、原料危機とインフレの圧力が原因で冬に向けて不安を抱いて備えている。      ここ数カ月で費用が急増した原料の入手も困難な業界では、生産の遅れに関連して、棚に商品を補充でき 全文をよむ

2021-10-15 トルコ中央銀行の人事異動、その背景に1280億ドル (Cumhuriyet紙)

中央銀行での最新の人事異動の考えられる理由として、国外メディアでは「金利の引き下げに反対する者たちが解任された」という主張がさかんに行われた。ムラト・クビライ博士は「政権交替後に起訴が速やかに議題となることへの懸念」という可能性に言及した。 フィナンシャル・タイムズは、解任されたうちの一人が外貨準備金の処理に反対であると訴えていることが目につく。      公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と中央銀行(TCMB)のシャハップ・カヴジュオウル総裁が昨晩に旧大統領府でサプライズの会談を 全文をよむ

2021-10-04 この村の胡桃は一年前から注文受付 (Cumhuriyet紙)

ブルサの標高1200メートルで実り、キロあたり30リラ以上で一年前から販売される胡桃の収穫が始まった。収穫を行う村の住民は、一年前に受け付けた注文の品を顧客に届けている。      ウルダーの背面にあるケレス郡ソルグン村で胡桃の収穫が始まった。気候と高地での栽培によって味の名声がトルコ全土に広まっている胡桃の注文を、村人たちは1年前から受け付けている。      油分が多くとてもおいしい胡桃を村人たちは1年前から販売している。おいしい山の胡桃は、市場での胡桃より高値で販売されているにもかかわらず 全文をよむ

2021-10-02 スーダンでトルコの種で農業 (Milliyet紙)

トラキア種苗会社とトラキア外国貿易プラットフォームの協業によって、スーダンでひまわり、稲、綿、小麦、とうもろこし、大豆の種が生産されると発表された。      トラキア開発局から行われた発表によれば、トラキアの代表的な種苗農業機械会社の代表者たちはスーダンの農業地域として知られるジャジーラ州でトラキア開発局主導で実現された訪問で投資と協業の合意書を調印した。   トラキア開発局はトラキア種苗会社とトラキア外国貿易プラットフォームの協業で、スーダンの首都ハルツームと(ジャジーラ州都の)ワドメダニで 全文をよむ

2021-09-25 イスタンブル海上タクシー、始業 (Hurriyet紙)

金閣湾造船所で完全に国内かつ国家的に建造される新世代型海上タクシー50艇のうち8艇が9月24日の世界海事デーに着水した。      24日、金角湾造船所で海上タクシーの式典が執り行われた。(海上交通機関である)シティライン社のスィネム・デデタシュ社長は「1455年から今日までガレー船やガレオン船、蒸気客船、カーフェリー、いまも通行で利用されるフェリーといった数多くの初建造が行われてきた金角湾造船所で今日、さらに新たな地平を開けたことを嬉しく思います。私たちの海上タクシーは今日8艇着水しましたが、 全文をよむ

2021-09-10 ムシュ通商相「アゼルバイジャンとの通商発展祈念」 (Hurriyet紙)

メフメト・ムシュ通商大臣は、トルコとアゼルバイジャン経済がお互いにとってライバルではなく補完するものであると明らかにし、二国間の通商関係をさらに発展させたいと述べた。      ムシュ大臣は、テュルク協議会経済閣僚第10回会議に参加するため訪れたアゼルバイジャンで、アゼルバイジャンのミカイル・ジャバロフ経済大臣及び参加国の大臣らとともに、故ハイダル・アリエフ大統領の墓、殉職者墓地、バクー・テュルク殉職者墓地を訪れた。      訪問の後に報道陣に会見を行ったムシュ大臣は、参加予定の会合でテュルク 全文をよむ

2021-08-30 対面授業開始の報で大学所在の街で家賃上昇 (Cumhuriyet紙)

9月に大学が対面授業に移行することが発表された後、学生を多く抱える県で家賃が一月で5%から28%の間で上昇した。最も上昇したのはイスタンブル、アダナ、テキルダーであった。      トルコの81県に所在する大学で300万人以上の学生が教育を受けている。多くの都市にとって、大学生はその都市の経済の原動力となる一要素である。不動産の評価を行うEndeksa.comは、学校の開校との情報の後に調査を行い、この事態の展開が家賃へ反映したかを調べた。調査によると、全ての都市で家賃に学生値上げを加算し、家賃 全文をよむ

2021-08-08 エルソイ観光相、山火事から観光業の回復を (Hurriyet紙)

エルソイ文化観光相は、「火事で一時的なキャンセルがありますが、予約は続いています。山火事の鎮火に伴いキャンセルは減少し予約が増えています。空港の到着便数も再び急増し始めました。地域が速やかに回復することを願っています」と話した。      メフメト・ヌリ・エルソイ文化観光相は、山火事の鎮火でキャンセルが減少し予約が増加したと述べ、「(山火事の影響を受けた市街地で)私たちが地域にできる最大の支援は回復に貢献することです。私たちが市民に唯一望むことは、ここの回復への道のりのために食事をしたり、宿泊し 全文をよむ

2021-08-02 飲食業界、メニューにインフレ率を反映させることを要望 (Cumhuriyet紙)

パンデミックの大打撃を受けた業界の1つは、飲食業界である。営業休止あるいはリモートワークを決定した企業と機関が職員への食事提供を中止したことが原因で60% 近く縮小した業界を、現在も食品価格の断続的な高騰が打撃を与えている。年間契約で働く企業は、インフレが正しく反映されていないとも述べて、計算に新たな項目を加えることを望んだ。「鍋インフレ」と。      提供する食事の価格を年間契約とインフレ率で決定すると述べたトルコ食品産業者協会連合のヒュセイン・ボズダー代表は、公表された数字は真のインフレを 全文をよむ

2021-07-17 エディルネ・ウルス市場、ブルガリアからの買い物客で賑わい (Milliyet紙)

食料品から布生地にいたるまで製品が揃っているエディルネのウルス市場にブルガリア人観光客や移民から高い関心を集まっている。      周辺の県をはじめ、ギリシャやブルガリアから訪問客の定番の観光地となり「社交市場」として知られる場所で、300軒の小売商が開店した。      ウルス市場小売商協同組合のビュレント・レイソール組合長は記者に行った発表で、市場では最も活気ある日々を送っていると述べた。観光客はトルコでの買い物を5倍増加させ、以前買い物できなかった分を取り返すかのようだった。      レ 全文をよむ

2021-07-12 トルコの自動車生産、23%増 (Hurriyet紙)

トルコの自動車生産は今年上半期、前年同期比23%増となり63万9661台となった。      自動車産業協会(OSD)の発表で2021年1-6月期の生産・輸出台数および市場データが共有された。これによれば、今年上半期の総自動車生産数は前年同期比23%増となり63万9661台、乗用車生産も15%増で41万6021台となった。トラクター生産を含めた総生産台数は66万9409台となった。   同期の自動車産業設備稼働率は65%となった。自動車区分別の設備稼働率は、小型車(乗用車・小型商用車)が65%、 全文をよむ

2021-07-10 021年犠牲獣の値段、発表 (Hurriyet紙)

犠牲祭まで数日に迫るなか、2021年の犠牲獣の値段が明らかになった。トルコ農業組合連合(TZOB)のシェムシ・バイラクタル会長は犠牲獣の値段を公表した。   バイラクタル会長は「大型の犠牲獣は1頭あたり6500〜35000リラ、小型の犠牲獣は1頭あたり1300〜5000リラの間で変動する。重量あたりの値段は大型の犠牲獣は1kg 24〜35リラ、小型の犠牲獣は1kg 24〜40リラの間だ。」と述べた。      トルコ農業組合連合(TZOB)のシェムシ・バイラクタル会長は犠牲獣の値段は県ごとや重量 全文をよむ

2021-07-06 トルコの人口、世界19位 (Hurriyet紙)

世界規模の人口統計によれば、トルコは235か国中で19位となった。      2021年のテーマは、リプロダクティブヘルスそして全ての人間の諸権利が優先させられることとなった。トルコは、人口規模によればランキングにおいて235か国中の19位となった。      トルコ統計局(TÜİK)によって行われた発表によれば、国際連合開発計画(UNDP)によって、1989年に世界人口が50億人に達した日付である「1987年7月11日」が「世界人口の日」として認定された。この特別な日に国際連合人口基金(UNF 全文をよむ

2021-07-04 犠牲祭の動物、今晩イスタンブル入り (Hurriyet紙)

犠牲祭用の動物はアナトリア各県からトラックに積み込まれ、今夜0時にイスタンブル入りする。それに向け、犠牲用動物を積んだトラックが県境の駐車場で待機しはじめた。      イスタンブルへの犠牲動物の搬入は今夜(7月5日)0時に開始される。犠牲動物を運搬するトラックは、数時間前にイスタンブルへの玄関口付近の駐車場で待機をはじめた。時計が0時を指すと車両が動き、犠牲動物が市場に運び込まれる。      ■「23〜24頭連れてきている。価格は様々だが、だいたい1万7000〜1万8000リラ(22万円~2 全文をよむ

2021-07-01 気温40度、農産物に被害 (Yeni Safak紙)

アンタルヤで日陰でも40度を記録するという、例年を上回る猛暑のため、畑で収穫されるのを待っていた350トンのスイカが焼けて、黄色く変色した。      約1週間にわたる異常な暑さのため、スイカ生産者は厳しい日々を過ごしている。      話をしてくれたのは、50ドニュム(約5ヘクタール)の農地にスイカを植えるアリ・アクソイ氏だ。彼はスイカを収穫し販売に向けて準備しているときに挫折した。      畑の5kgから20kgサイズのほとんどすべてのスイカが、猛烈な熱気と北東からの風によって焼けてしまっ 全文をよむ

2021-06-29 スーパー等の販売方法規制、はじまる (Hurriyet紙)

やってきた最新のニュースによれば、野菜そして果物をパッケージングしての運搬また貯蔵をすること、また小売店において販売される際に適応されなければならない規則の数々が明らかとなった。      2.これによれば、商品のパッケージングにおいては、一回のみ使用のもの、もしくは再利用可能なパッケージングを用いることができるようになる予定である。各商品は、適当な諸条件において守られて運ばれることが担保される形で、パッケージングがなされる予定である。パッケージは、すべての国外商品から取り除かれることになる。  全文をよむ

2021-06-22 今夏の観光客2千万人超、めざす (Milliyet紙)

トルコホテル業者連盟(TÜROFED)副会長メフメト・イシュレル氏は、旅行業者が次々と吉報を得ているということを述べながら、「ロシアからの航空便に対しての許可の決定は、同時に影響を示しました。トルコの各地のビーチに素晴らしい供給をもたらしました。私たちの飛行便は最初の日より30%増大しました。昨年には、1600万人の旅行客がやってきました。私たちは、今年は2000万人の境界を乗り越えることが出来るだろうと信じています。」と語った。      イシュレル氏は、AAの特派員に対してトルコが新種のコロ 全文をよむ

2021-06-20 非公式経済:ボアズィチ大、エコロジカル・フットプリントでトルコの非公式経済活動の環境への影響を測定 (その他紙)

非公式経済の諸活動は、経済だけではなく環境にもまた害をもたらしている。非公式経済の環境的な影響を研究しているボアズィチ大学の教員であるメフタプ・ウシュク氏は小規模な各種企業が、非公式経済の諸活動にまでも時間とともに戻すことのできない様々な破壊に道を開いたと語っている。様々な調査において、違法なルートで行われた廃棄物の輸入についてもまた言及したウシュク氏は、「トルコに違法なルートで入ってきた数多くのゴミ、そして廃棄物が存在していますが、これらは原材料としてでさえ使用がされないものです。そして循環経 全文をよむ

2021-06-14 ヘーゼルナッツ収穫期近づき、生産者はドルベースの公示価格を要求 (Cumhuriyet紙)

ヘーゼルナッツの収穫時期が近づく中、生産者たちは公示価格を待っている。今年は、価格のドルベースでの公示と最低価格3.5ドルを望んでいる生産者は、市場での独占を防止するためにも、ヘーゼルナッツ生産販売協同組合の強化を望んでいる。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、先週行った発表でヘーゼルナッツの価格を近日中に公示すると述べた。農産物公社によって公示される価格については、「適正な価格になるだろう。」と述べた。オルドゥとともにヘーゼルナッツの2大生産地の一つであるギレスンの農業組合ヌレ 全文をよむ

2021-06-13 イスタンブル新運河の架橋計画明らかに (Cumhuriyet紙)

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2021-06-11 7月1日、ドイツ、トルコへの旅行解禁 (Hurriyet紙)

AFP通信の最新ニュースによると、ドイツはほとんどの国に対するウイルス旅行警告を、7月1日に解除すると発表した。直近7日間に記録した感染率が10万人あたり50-200人の国々は、もはや「リスク地域」にはならない。これに従い、トルコへの旅行警告も7月1日に解除される。      コロナウイルス(Covid-19)の世界的流行とともに多くの国に対する旅行警告を発したドイツから、新たな発表があった。      ドイツのハイコ・マース外務大臣は今日の発表で、ドイツが大半の国に向けた旅行警告を7月1日に解 全文をよむ

2021-06-10 ユカル・アフリン・ダム、明日完成式典 (Milliyet紙)

明日、ユカル・アフリンダムと水路の完成式が行われる。エルドアン大統領はオンラインで、ベキル・パクデミル農業森林相は現地で参加する。      農業森林省の発表によると、シリアからの難民の流入などによりキリスの水の需要が高まった。上水需要にこたえるため、2015年に工事がはじまったユカル・アフリンダムが完成した。      ダムと水路の完成式には、エルドアン大統領はオンラインで、ベキル・パクデミル農業森林相は現地で参加する。      3億リラの工費で3800万立方メートルの貯水量をもつこのダムと 全文をよむ

2021-06-03 欧州在住トルコ人に凶報ートルコ銀行口座を欧州側に通知制度はじまる (Hurriyet紙)

トルコが146か国と結んだ「金融口座情報の自動送信に関する多国間協定」が、大統領府の決定を受けて運用に入った。通知文では施行日が2020年2月3日とされている。      トルコが2017年に批准した「金融口座情報の自動送信に関する多国間協定」が、公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の決定によって施行された。これにより、トルコの銀行口座所有者の情報が協定国と共有されることになる。この協定はゲストワーカーとしてドイツ、オランダ、フランス、イタリア、ベルギー、スウェーデンなどの 全文をよむ

2021-06-02 雑貨製造のベルナルド社、倒産 (Cumhuriyet紙)

トルコの大手食器ブランドであるベルナルドが倒産した。イスタンブル第一審商業裁判所はベルナルドの破産を承認した。      経済危機の直中にあるトルコでは、コロナウイルス感染の影響でさらに多くの業界が危機に瀕している。経済苦境に耐えかねた企業からは、次々と破産のニュースが届いている。      食器業界大手のベルナルドは、イスタンブル第一審商業裁判所の決定により、5月18日に倒産した。ベルナルド社の清算手続きはイスタンブル第一倒産局が担当する。      ■122店舗、150拠点      ベルナ 全文をよむ

2021-06-02 観光業「赤字は、冬に挽回」 (Hurriyet紙)

トルコの観光業は夏のシーズンが到来したにもかかわらず未だ望むようなレベルには達していない。ヨーロッパからは未だ観光活動が始まっていない。ロシアはというと、航空制限を延長した、この好ましくない進展にもかかわらず観光業者は希望を抱いている。観光業者は「6月末から7月初めに観光活動が始まる。5月と6月の損失は9月と10月に取り戻そうと思っている」と話した。      コロナ禍は今年も観光産業に影響を与え続けている。感染者数は激減したが、ロシアやヨーロッパ各国からのトルコへの渡航許可は出なかった。トルコ 全文をよむ

2021-05-25 新型ヘリコプター開発進展 (Hurriyet紙)

トルコ航空宇宙産業株式会社(TUSAŞ)ギョクベイ・ヘリコプタープログラムの長、ギョクハン・トゥルスン氏は「特に飛行テストでは重量、バランス、速度、高度の点でヘリコプターの限界を超えた。最も重要な特徴の一つは自動運転技術を自社で開発している点である。この点において自動運転のテストも開始段階にある。」      独自のプラットフォームを通じて、トルコの汎用ヘリコプター需要を満たすため開発されているギョクベイ・ヘリコプターは、テストで限界を突破し配備準備を進めている。      トルコ航空宇宙産業株 全文をよむ

2021-05-08 アダナで青空市場、再開-賑わい戻る (Cumhuriyet紙)

アダナで閉鎖されていた地域の青空市場が再開された。市場の陳列カウンター前はしばらくすると大混雑が発生し、コロナウィルス感染予防対策はみられなかった。      コロナウィルス感染予防施策がいかに失敗しているかを示す写真がトルコ全土から報じられ続けている。      アダナで閉鎖されていた地域の青空市場が内務省の通達によって多くの場所で開かれた。市民たちは市場ですごしたが、感染予防対策は見られなかった。       一部の市民が果物や野菜の陳列カウンターでソーシャルディスタンスのルールを守らずに買 全文をよむ

2021-04-30 トルコからカザフスタンへの投資、最高額へ (Milliyet紙)

昨年、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大にもかかわらず、トルコ企業からカザフスタンへ合計362.4百万ドルの投資がなされた。      カザフスタン外務省が作成した「カザフスタン・トルコの投資における協働の新時代」というレポートでは、2020年にはCOVID-19の影響で世界の直接投資額が42%減少したのに対し、トルコ企業によるカザフスタンへの投資額は過去最高の数値となった。      トルコ企業によるカザフスタンへの投資額は、昨年の新型コロナウイルス感染拡大にもかかわらず2019 全文をよむ

2021-04-17 トルコ自動車産業基地ブルサ、日産1300台 (Hurriyet紙)

第1四半期にトルコ国内で生産された36万766台の自動車のうち、32.5%がブルサの自動車工場で出荷された。またブルサで生産された自動車の68%は国外に輸出された。      トルコの重要な自動車生産拠点の一つであるブルサでは第1四半期に11万7430台の自動車を出荷した一方で、1日1300台の生産を達成した。   アナトリア通信の特派員が自動車産業協会(OSD)のデータから収集した情報によると、1月から3月までのトルコ国内自動車総生産数はトラクターを含み36万766台と算出された。   国内の 全文をよむ

2021-04-16 ブルームバーグ誌「エルドアンは金利引き下げを待たざるを得ない」 (Cumhuriyet紙)

中央銀行金融政策部は、新総裁のシャハプ・カヴジュオール氏を議長として初めての会議を実施し、金利に関する決定を行った。ブルームバーグ誌は「エルドアン大統領は、彼が望む金利引き下げを実現させるためにもう少し待つことを余儀なくされるだろう」と述べている。      中央銀行のナジ・アーバル総裁は、金利を2ポイント引き上げ19%に到達させた後に解任されたが、後任のカヴジュオール総裁も金利を19%に据え置く決定を下した。      ブルームバーグ誌が中央銀行の金利に関する決定について評価した。同誌のニュー 全文をよむ

2021-04-13 ショック!ロシア、トルコ航空便を制限ー6月1日まで (Cumhuriyet紙)

ロシアがトルコ間の航空路線を4月15日から6月1日まで制限することを決定したことで、観光都市であるチェシュメでは失望が起きた。      イズミルのチェシュメ観光ホテル協会(ÇEŞTOB)のヤクプ・デミル会長は決定に関して、「我々は観光業者として落胆しました。ロシア人市場は我々の観光業のおよそ50%を占めています。この状況はトルコの観光業にとってある種、挿管となっている。新たな決定により、このルートが6月1日よりも前に開かれることを願っている。」と述べた。      ■700万人の観光客     全文をよむ

2021-04-12 いもと玉ねぎに対する大統領の決定に生産者は満足していない (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領は、昨日行った会見で、生産者の手元に余ったイモと玉ねぎをラマザンの前に贈り物として配るとし、「120万トンのイモと30万トンの玉ねぎを政府として購入し、贈り物として国民に配る。」と述べた。ネウシェヒル及びニーデ地方のイモ生産者は、約1月を超える期間厳しい状況であった。この状況が話題になったにもかかわらず、適切な時に措置が講じられなかったと述べた。      エルドアン大統領がイモと玉ねぎに対して行った措置を「支援のために私たちが死に体になるのを待っていた。」と述べたイモ生産者のム 全文をよむ

2021-03-28 投資ファンドからゲティルへ、3億ドルの投資 (Hurriyet紙)

トルコで生まれ海外進出を果たしているゲティル社に国内外の投資ファンドから注目が集まっており、投資額は3億ドルに上っている。      スーパーマーケット商品の配送モデルとともに設立された技術系スタートアップ企業であるゲティルは、2か月で(投資)第3ラウンドまで完了し、国内外ファンドから3億ドル相当の新規投資を受けた。      ゲティル社の発表では、「ゲティル社は評価額を26億ドルに引き上げ、わずか5年半という短期間でトルコ企業としては初のユニコーン(10億ドル以上の価値を持つスタートアップ企業 全文をよむ

2021-03-11 スーパーの営業時間は? (Milliyet紙)

スーパーの営業時間の調べが続いている。コロナウィルス感染拡大によりスーパーの営業時間は短縮されていたが、直近の通常化の決定を受けてこれが更新された。   リスクグループによっても各県でスーパーの営業時間が変わる。さて、スーパーは何時に開き、何時に閉まるのか。BİMやA101、その他のスーパーの営業時間を見ていこう。      スーパーの営業時間はいつなのか、何時から何時まで開いているのか。コロナウィルス感染拡大により、平日と週末の営業時間短縮の決定に伴い、最新の営業時間が気になるところだ。内務省 全文をよむ

2021-03-10 長距離バス、定員半数制限解除 (Milliyet紙)

パンデミックにより都市間バスで始められた定員半数制限が解除された。これにより、バス会社は今後は営業許可書に記されている上限客数に従って乗客を受け入れることになる。      正常化プロセス開始後、特定の地域では都市間バスの定員50%制限が解除された。この進展は、国内旅行の活性化の先端を行くものだ。      感染拡大の初期以降、公共交通機関におけるソーシャルディスタンスの観点から、定員の50%で運行することが義務付けられていた。   この件に関して声明を出したトルコ商工会議所連合高速道路旅客輸送 全文をよむ

2021-03-06 オンライン商法に公正取引機構による調査開始 (Milliyet紙)

公正取引協会は、オンライン広告業界における国内外の最新動向を綿密に追跡することで同業界内の行動面および制度的な競争課題を検証し、それらの解決策を案出する目的で業界調査を開始した。      公正取引協会のウェブサイトのアナウンスメントによると、オンライン広告業界は、複数のサービスおよび参入者を含む複雑なサプライチェーンを有し、双方向的な市場の特徴を示す、多種多様な広告手法によるサブ・マーケットで構成されているという。      この市場の急速な発展が全世界でも公正取引委員会の注目を集め、業界は最 全文をよむ

2021-02-27 アフターコロナもショッピングモールやチェーン店、日曜営業規制か? (Milliyet紙)

中小業者、ショッピングモール、チェーン店は、アフターコロナの日曜営業規制の延長[の是非]をめぐって行動を始めた。[中小]業者が欧州を例に小売法案に日曜営業規制の延長の盛り込みを求める一方、ショッピングモールの経営陣は「雇用が傷つく」と語る。      トルコの小売業界に「日曜<バザール>」日*論争が再び巻き起こった。中小業者は、新たな小売法案にショッピングモールとチェーン店の日曜休業延長を盛り込むため、動きを始めた。以前も出されたこの要望は、新型コロナウイルス禍でショッピングモールに導入された週 全文をよむ

2021-02-20 国外から持ち込みの電子機器、申請期間延長 (Hurriyet紙)

トルコ国内に国外から手荷物として持ち込まれたモバイルネットワークを使用する電子機器の登録の申請期間が、新型コロナウイルス感染拡大のため120日から365日に延長された。      情報技術・通信機構は、「デジタルIDを含む機器の登録に関する規則の変更に関する件」を官報に公示した。      機構は、電子機器の製造番号にあたる国際移動体装置識別番号(IMEI)をもとに端末を識別する。「ブラックリスト」には、違法のもの、紛失したもの、盗難されたもの、デジタルIDを変更されるか他の端末にコピーされたも 全文をよむ

2021-02-17 高額不動産購入の外国人へ「トルコワーズ・カード」提案 (Hurriyet紙)

不動産海外広報機構(GİGDER)は、外国人が一定の金額以上の投資を行った場合、長期間滞在許可を得ることができる「トルコワーズ・カードの整備の提案」を環境都市整備省に行った。       提案に関して評価を行ったGİGDER代表のオメル・ファールク・アクバル氏は、トルコにおいて外国人が一定の金額以上の投資を行った場合、長期滞在が許可される制度の設立を省に提案したことを明らかにした。アクバル氏は、「最低10万ドルを投資した外国人にはトルコワーズ・カードを発行し、5年間の滞在許可を得られるようにす 全文をよむ

2021-02-16 2020年、住宅価格30%上昇 (Milliyet紙)

住宅価格指数は、2020年12月ではひと月前に比べて1.7%、2019年の同じ月に比べて30.3%の上昇によって154,8のレベルで推移した。         トルコ共和国中央銀行(TCMB)によって2020年12月の時期に関する住宅価格インデックスのデータが発表された。      トルコにおける住宅の把握することの出来る特徴が期間内に確認されて、品質の影響が加味されない価格の変動を観察する目的によって計算された住宅価格指数(KFE※住宅価格指数、2017=100)は、2020年12月において、 全文をよむ

2021-02-07 コロナ禍の運転手組合、有料道路通行料の値引きを要求 (Milliyet紙)

トルコ中小事業者連合(TESK)ベンデヴィ・パランドケン会長は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により運転手らの必要コストが増えたとし、「払わざるを得ない橋と高速道路の通行料は我々運送業者に負担となっている。したがって運送業者への値下げがなされるべきである。」と語った。      パランドケン会長は書面による発表を行い、新型コロナウイルス感染症により運転手らの収入が減っていると述べた。      パランドケン会長は、昨年と比べて値上がりしている橋と高速道路の通行料金では運送業者たちは 全文をよむ

2021-02-05 コロナ・ワクチン2本、盗難?―コンヤ (Cumhuriyet紙)

コンヤにあるタシュケント国立病院で35本のワクチンが紛失した。うち2本がコロナワクチンであると述べられた。事件について、保健局が調査を開始した。      コンヤ・タシュケント国立病院に搬入されたコロナワクチンは、より良い状態で保管するため、同じ建物の階下にある家族保健センターの保管庫に置かれた。施錠された保管庫で1月19日に点検が行われ、コロナワクチンのうちの2本が紛失していることが発覚した。家族保健センターで行われた調査の結果、 他の保管庫にあったクリミア・コンゴ出血熱、はしか、結核、破傷風 全文をよむ

2021-01-30 アルトヴィンのダム建設、完成近づく (Milliyet紙)

アルトヴィン県のチョルフ川での建設が続く、全高275mでトルコ最高かつ「二重湾曲構造の薄型アーチダム」としては世界3位の高さになるユスフェリ・ダムの完成が最終段階に入った。   ムラト・クルム環境都市開発相、アディル・カライスマイルオール交通インフラ相、ベキル・パクデミルリ農林相らがユスフェリ・ダムの現場を視察した。      トルコ国境内で410kmの長さを持ち、北東アナトリア最大級の川であるアルトヴィン県のチョルフ川の流域で、ユスフェリ・ダムならびにHES (水力発電所)プロジェクトは201 全文をよむ

2021-01-28 ハムシ漁禁止、10日間延長「もう少し大きくなるまで待って」 (Hurriyet紙)

農業森林省は、黒海で漁獲されるハムシ(カタクチイワシ)の制限漁獲サイズを下回る個体の率が増えたことを受け、ハムシ漁を1月8日から10日間禁止した。      イスタンブルのボスフォラス海峡と黒海で禁漁が設定され、本紙はこれについて大々的に報じた。      農業森林省は、1月18日に終了した禁漁期間を10日延長した。昨日(1月27日)、漁業・水産業総局は、これまでに2回適用された商業目的のハムシ禁漁が2月7日まで延長されたことを明らかにした。延長の理由として、2回の禁漁期間中に、ハムシの個体数は 全文をよむ

2021-01-27 物流増、ヨーロッパ行のトラック、トルコで滞留中 (Milliyet紙)

最新ニュースによると、ヨーロッパ諸国に貨物を運ぶ大型トレーラーが、エディルネのカプクレ国境検問所の駐車場と道路に長い列を作り、1400台もの大型トレーラーが出国のために待機していた。ブルガリアに絶縁体の材料を運ぶためにカプクレ国境検問所に来て、3日間順番を待っているヒュッセイン・ソフオール氏は、トルコがヨーロッパ各国に比べ輸出の面でとてもいい状況にあると話した。      1. トルコ各地からヨーロッパ各国に行くために出発した荷物をいっぱいに積んだ大型トレーラーは、駐車場と道路沿いで大変混雑して 全文をよむ

2021-01-24 イズミル・カラブルン半島の水仙の花、売れ行き好調 (Milliyet紙)

イズミル県カラブルン郡に生育し、冬の花として知られる水仙の栽培者らは今年の新型コロナウイルス(Covid-19)流行によりソーシャルメディア上で消費者にアクセスしようと試みている。   カラブルンのシンボルの一つであり、神話からその名を取ったと言われている水仙の花は、冬の寒さが始まる11月末〜2月初めに収穫される。      畑から収穫した後約10日間日持ちし、色、繊細なつくりと強い香りが特徴のカラブルン水仙は、化粧品産業でも利用されている。      昨年から全世界に影響を及ぼしているCovi 全文をよむ

2021-01-23 中小業者、6つの要望 (Hurriyet紙)

トルコ中小事業者連合のベンデヴィ・パランドケン会長は、中小業者からの要望を伝えるためエルドアン大統領と面会し、新型コロナウィルス対策によるマイナス影響の緩和のため、6つの点で支援を要望した。      中小業者は新型コロナ対策によるマイナス影響の緩和のため、6つの点で支援を要望した。トルコ中小事業者連合(TESK)のベンデヴィ・パランドケン会長は、エルドアン大統領とイスタンブルで面会し要望を提出した。パランドケン会長は「非常に実りある面会だった。大統領には問題を担当大臣と評価の上、閣議で議論する 全文をよむ

2021-01-20 マルディンの土地、農業に提供されるか? (Cumhuriyet紙)

約300万デカール(3000㎢)の肥沃な土地を有し、トルコの小麦粉輸出量の36%、精麦輸出量の35%、そしてマカロニ輸出量の10%を占めるマルディン県で、農地の転用を防ぐため、県知事府と広域市による取り組みが始まった。      マルディン広域市議会で議題に上がった。マルディン広域市の副市長も務めるマフムト・デミルタシュ県知事は、農地を土地開発に転用しないよう全郡の郡長に指示を出した。その一方で、県知事府においても、開発対策委員会が本件に関する要望を検討し、農地の転用を防ぐ。      県知事府 全文をよむ

2021-01-20 ジョージア、最大の取引相手国はトルコ (Milliyet紙)

ジョージア国家統計機構は、15億9754万5千ドルでトルコが、昨年のジョージアの最大の貿易相手国であったと発表した。      ジョージア国家統計機構によって行われた発表によれば、ジョージアの貿易相手国として、ロシアが13億2824万3千ドルで第2位に、中国が11億8501万7千ドルで第3位であったと明らかにした。      昨年、14億797万5400ドルでジョージアに対してはトルコから最も輸入が行われ、ジョージアからの輸出はといえば、中国が4億7626万9900ドルで最大であったと明らかにし 全文をよむ

2021-01-18 焼き栗売りの昨今の経済状況 (Hurriyet紙)

焼き栗売り、ポップコーン売り、スィミット売り。すべてが最も有名なイスタンブルの写真の一角に写りこんでいる。街の最も混み合う中心地で販売を行っているこの就業者たちは、同時に日常の忙しない労働にあって経済の一部となっている      感染拡大期に講じられた措置の中で実施された隔離と外出制限の影響を最も受けた職種のひとつがこの[屋台の]移動販売者たちである。私たちもタクスィム広場のイス ティクラール通りの入り口で何年も焼き栗を販売しているユスフ・デニズさんの屋台を一日借り受けて焼栗売りになった。最初に 全文をよむ

2021-01-16 水力発電所、続々―経済に貢献 (Milliyet紙)

エルズルムでは流水を利用する水力発電所30箇所に加え、計画段階の新たなエネルギーダムが運用に入ることにより、今後国内経済に大きな利益をもたらすとみられている。      都市を流れるチョルフ川、ユーフラテス川(カラス川)とアラス川流域の流水に対して稼働している4つのダムとそのほか、水位調整水門つきの水力発電所30箇所がある。設備容量8万1876MW、1時間2.46473GWという年間平均生産量をもつ水力発電所施設30基に追加する形で、さらに設備容量5万6176 MW、1時間1.58795GWとい 全文をよむ

2021-01-16 ハムシ禁漁、1年延長提案 (Milliyet紙)

農林省による黒海でのハムシ(ヨーロッパカタクチイワシ)漁の禁止の1月28日までの延長は、人々に前向きに受け止められた。黒海工科大学海洋科学技術研究所長のアフメト・ジェマル・ディンチェル教授は禁漁の1年間の延長を提案している。      農林省は、黒海で水揚げされるハムシについて、漁獲可能な大きさ以下のものの割合が増えたため、1月8日より10日間漁を禁止していた。農林省は16日の発表で、禁漁の28日までの延長を明かした。サムスンの人々はハムシの成長のため、禁漁の延長を前向きに受け止めている。   全文をよむ

2021-01-15 通販急成長、2021年の目標は? (Milliyet紙)

新型コロナウイルス(COVID-19)の流行の影響により、2020年にはオンライン通販への支出が昨年と比較して85%増加した。売上記録が増加し、オンライン通販業界の2021年の目標は4,000億リラとなった。      電子通販事業者協会(ETİD)の資料によると、コロナウイルスの流行の影響により、2020年にはオンライン通販への支出が昨年と比較して85%増加した。売上記録の増加を受け、オンライン通販業界の2021年の目標は4,000億リラとなった。   同協会は、2020年のオンライン通販の資 全文をよむ

2021-01-10 外出禁止の日曜日、観光客は例外措置―雨にも負けずイスタンブル観光 (Hurriyet紙)

コロナウイルス対策の一環として週末に適用された外出制限は観光客には免除されており、雨天にもかかわらず、観光を楽しもうとスルタンアフメット広場へ繰り出していた。      トルコ全国で、週末に適用された外出制限は観光客には免除された。そのため観光客らは雨天にもかかわらず、アヤソフィア・モスクやブルーモスクを訪れた。 連日、数千人単位の人が訪れるスルタンアフメット広場では、観光客らが雨の中、歩き回り写真を撮影する姿がみられた。 全文をよむ

2021-01-01 イスタンブルのタクシー、今日から11%値上げ (Hurriyet紙)

イスタンブルの商業タクシーの運賃再設定が本日始まった。運賃は11%値上げされ、初乗り運賃は14.50TLになる。      イスタンブルでのタクシー運賃値上げの後、タクシー運転手らはメーターを再設定しようとイェニカプ・イベント広場で数キロにわたる長蛇の列を作った。再設定手続きのため早朝に列に並んだ運転手らは、現状に納得いかないと話した。      イスタンブルでのタクシー運賃値上げの後、タクシー運転手らはメーターを再設定しようとイェニカプ・イベント広場に並んだ。運転手らは3日間かかる手続きを待つ 全文をよむ

2020-12-23 中国へ鉄道で13日、輸出開始 (Hurriyet紙)

運輸大臣のルフサル・ペクジャン氏は、「トルコ製品を歴史的なシルクロードを辿って鉄道を通じて世界最大の市場の一つである中国へ13日間で到達させることに喜びと誇りを感じています。」と語った。      ペクジャン運輸大臣は、イスタンブルのチェルケズキョイからスタートした旅路を中国の西安市で終える最初の輸送車両の歓迎式典へビデオカンファレンス形式で参加をした。      同大臣は、トルコを出発しジョージアとアゼルバイジャンを過ぎ、カスピ海を越える形によってカザキスタンを加え、約8700キロメートルの旅 全文をよむ

2020-12-18 名物エミニョニュ宝くじ売り場、250メートルの列 (Milliyet紙)

シサル・チャンス社が運営する国民宝くじの特別年始抽選では、史上最高の1億トルコリラの賞金が設定され、抽選まで日数が数えるほどとなり興奮が生じている。幸運を求める人は、夢を実現させるため売り場へと向かっている。売り場では、4分の1券が25リラ、ハーフ券は50リラ、フル券が100リラで販売され、売店の前には長い行列ができ始めた。エミニョニュにある有名な宝くじ売り場の前には、一日中長い行列が出来ていた。何十メートルにも伸びた行列は空からも窺うことができた。毎年運を試すのだという人もいれば、借金返済のた 全文をよむ

2020-12-04 「経済回復奨励法」6か月延長 (Hurriyet紙)

雇用奨励の期間が官報での発表をもって延長された。      経済回復奨励法の延長の対象である短期の労働から離れた職場に対して実施される正常化援助の期間は3か月から6か月になった。      官報で発表された大統領の決定とともに、トルコ大国民議会で出された法令により、延長の権利を与えられた雇用奨励はさらに2年間実施される予定となった。      これによると、女性、若者、職業上の適性証書をもつ者に適用される雇用奨励は2022年の12月31日まで実施される予定であり、同様に追加の雇用奨励も続けていく 全文をよむ

2020-11-20 販売台数1位、2位は? (Hurriyet紙)

私たちの国で売上記録を塗り替えた2つのブランドが、最も多く売れた車種の新車を発売した。フィアット・エーゲとルノー・メガーヌの最新型がショールームに現れる。小さなエンジンながら高出力を誇り、どちらの車も1000cc規模のエンジンを使用するようになった。      トルコで最も売れているブランドの一角を占めるフィアットとルノーが、有名なモデルの改良を行った。根本的な変化ではないものの、マイナーチェンジにより自動車業界での差別化を実現した。      エーゲ・メガーヌのどちらのモデルも価格の変更はない 全文をよむ

2020-11-06 イスタンブル市、中小規模工場の勤務時間7時~16時にー混雑対策 (Hurriyet紙)

イスタンブル県庁は、集合産業地域、小規模産業地区、産業組織に関し、就業開始時間を午前7時にするとの条件で、就業時間の終了時刻を決定する権限を会社の判断に委ねると告知した。       イスタンブル県庁は発表を行い、県の公衆衛生会議の11月4日付けの第100号第4条にて、集合産業地域、小規模産業地区、産業組織を対象に、就業時間の開始を7時から、終了を16時に、調整されると明らかにされた。       告知では、「就業時間の開始を7時とする条件で、勤務時間の増加または交代制の勤務の実施を希望する企業 全文をよむ

2020-11-04 登録商標のアナムル・バナナ、生産好調 (Milliyet紙)

トルコのバナナの一大生産地であるメルスィン県のアナムル郡で、「登録商標」のバナナの作付面積はおよそ5千万平方メートルに達した。      地理的な理由で微気候の特徴をもつ同地域において、ビニールハウスで有機栽培されるアナムル産バナナは農家にとっての最大の収入源となっている。      近年にビニールハウスの数は増加し、2018年に3千万平方メートル、2019年には4千万平方メートルとなったバナナの作付面積は、今年およそ5千万平方メートルとなった。      1年中収穫することができる特産品のアナ 全文をよむ

2020-10-28 コロナウイルス 日本の航空会社を直撃 (Hurriyet紙)

日本の全日本空輸は今年度において49億ドルの赤字を見込んでいる。      日本で最大規模の航空会社の一つである全日空(A N A)は、来年3月末までの2020年度において5100億円(49億ドル)の赤字に陥る見通しだ。A N Aの発表によれば、新型コロナウイルス流行の状況で航空旅行の需要が減少したため、同社は、今年度において赤字を見込んでいることを明らかにした。公表されたデータによると、A N Aは3月から9月の6ヶ月間において総収入が72%減少し、1880億円(17.9億ドル)の赤字を記録し 全文をよむ

2020-10-28 イスタンブルで新地下鉄路線開通 (Hurriyet紙)

イスタンブルのヨーロッパ側初となる無人運行の地下鉄路線の第一段階であるM7メジディエキョイーマフムトベイ線は、今日、初となる運行を行った。10日間に渡って無料運転をおこなう予定のメトロには、経路であるために乗り込む人々と同じ位、興味ゆえに乗り込む乗客たちも存在した。乗客のうちの一人であるセラハッティン・シムシェキ氏は、「最初の運行なので興味を持って乗り込みました。普通使うルートではありませんが、初めての乗車体験のために、見物のために来たのです。対策はとっています、マスクを装着してやってきました。 全文をよむ

2020-10-25 スパゲティ消費25%増加 (Cumhuriyet紙)

新型コロナウイルス感染拡大の流れと共に失業率が最大になり、何百万人もの勤労者が1170リラ(1リラ=12.72円)の「給料補填」によってなんとか暮らしを立てようと努めているトルコで、スパゲッティの消費も大幅に増加した。      トルコ製麺業者協会アブドゥルカディル・キュラフチュオール会長は、「世界スパゲッティ・デー」のお祝いを通じて書面による発表を行い、スパゲッティが「世界のあらゆる層が手にすることが出来る健康的で経済的な商品である」と述べて、トルコで新型コロナウイルスの感染拡大の過程でスパゲ 全文をよむ

2020-10-23 カタール、トルコ産品購入支援キャンペーン (Milliyet紙)

最新情報によると、サウジアラビアが開始したトルコ産品ボイコットは、アラブ世界から思うような支持が得られておらず、カタールではトルコ産品を支援するキャンペーンが始まった。カタールの小売商人は、トルコ産品を押し出して、トルコ産品のみを購入するよう市民へ求めた。      サウジアラビアは、トルコ産品に対してボイコット運動を開始した。トルコ産品に対して開始された「半公式のボイコット」運動により、消費者と業界の人々に圧力がかけられた。      サバフ紙の報道によると、トルコへ支援メッセージが伝えられた 全文をよむ

2020-10-17 エーゲ海地域観光業者、支援パケットに感謝 (Milliyet紙)

 エーゲ海地域観光宿泊業協会(ETİK)のメフメト・イシュレル会長はトルコ銀行協会が発表した観光支援パケット適用が業界にとって命の水のような価値があると述べた。      イシュレル会長はアナトリア通信社(AA)の特派員に対し、発表された支援パケットが困難な時期にある業界の先を見据えた観点から重要であると述べた。      イシュレル会長は「観光業者が借り入れた借入金の返済期限が来た。少なくともこの支援によって延期とするだろう。」と述べ、以下のように話した。      「メフメト・ヌリ・エルソイ 全文をよむ

2020-10-17 国産気球、初飛行-カッパドキア (Hurriyet紙)

カッパドキアで、試験を通過した国産熱気球の観光客らを乗せた初の飛行が行われ、観光客らはカッパドキアの空からの眺めを楽しんだ。      カッパドキアを拠点とするPashaBalloonsによって作られた6つの熱気球は、日の出とともに上空へと出発した。   これらの気球のかごの部分の広さはそれぞれ異なる。国内外からの観光客ら合わせて68人が約45分間の空の旅に参加した。      PashaBalloons取締役会会長のハリス・アイドアン氏は、地元で作られた気球が他の気球とともにカッパドキアの空を 全文をよむ

2020-10-15 イスタンブル、明日からパン代値上げ (Milliyet紙)

イスタンブルで10月16日(金)以降適用されるパンの新価格設定が明らかになった。パン1000グラム(1キロ)の売価は最高で7.5トルコリラとなる。つまりパン200グラムの価格が1.25トルコリラから1.5トルコリラに引き上げられたということだ。      イスタンブル製パン会議所の会見によると、10月16日(金)からパン1000グラム(1キロ)の売価は最高で7.5トルコリラとなる。   つまりパン200グラムの価格が1.25トルコリラから1.5トルコリラに引き上げられたということだ。この決定は、 全文をよむ

2020-10-08 トルコリラ対ドルでさらに下落 (Cumhuriyet紙)

トルコリラの下落が続いている。自由市場では7日に対ドル7.8876リラ、対ユーロでは9.2710リラまで下落した。トルコのリスクプレミアムも再び上昇した。      ドルリラは7日、金融市場で国際的なリスク選好が旺盛ではない中、特に地政学的リスクの高まりが原因で上昇方向へと動いた。      9月24日の中央銀行による利下げ前には7.72リラを付け、この利下げとその他の措置により7.51リラまで下がりしその後再び上昇していたドルは、7日には7.88リラとなり過去最安値を更新した。(訳者注:9月2 全文をよむ

2020-10-07 トルコの航空業、9月の乗客数950万人 (Milliyet紙)

トルコ全国の空港で9月に運航された航空便の乗客数は、947万4204人であった。      運輸インフラ整備省国家空港運営総局は、9月及び1月から9月までの期間に関する航空便数、乗客数、貨物量の統計を発表した。      これによれば、9月に国内・国際線の合計便数は11万2832便であったのに対し、この9ヶ月間の合計乗客数は6176万4733人であった。      一方で、8月の国内線利用客数は381万11人であり、9月は前月比13.5ポイント増加の432万5265人であった。8月のトルコにおけ 全文をよむ

2020-10-04 国産自動車生産へ―最新状況 (Hurriyet紙)

トルコ自動車産業ベンチャーグループ(TOGG)が、国産車の生産工場建設工事を進めている。この建設作業で、5万立方メートルの掘削工事でおよそ3000本の土壌補強杭が立てられ、建設現場の最新状況が明らかとなった。      トルコのハイテクノロジーを導入した初の国産車生産工場の起工式は、7月18日、ブルサ県ジェムリッキ郡においてレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領の出席のもと行われ、作業が全速力で続けられている。 TOGGは先月ソーシャルメディアの公式アカウントから、「ジェムリッキでの建設開始から 全文をよむ

2020-10-01 2020年夏、最も多い観光客はドイツから (Hurriyet紙)

1月-8月の間に725万5107人の外国人観光客がトルコを訪れた。国別ではドイツからの観光客が最も多く、その数は78万9602人だった。      新型コロナウィルスの正常化プロセスを経て、航空便が再開し、観光客が6月中旬以降、トルコのお気に入りの観光スポットを訪れ始めた。      アナドル通信の特派員が文化観光省の出入国統計をまとめた情報によると、今年8か月間にトルコを訪れた外国人観光客数は、昨年同時期と比べるとコロナウィルスのために76.6%減少し、計725万5107人を受け入れた。   全文をよむ

2020-09-29 トルコで携帯番号数、1億4千6百万! (Hurriyet紙)

トルコの携帯電話事業者の携帯電話番号数が1億4432万2千個になり、固定電話では213万個を記録した。      情報技術・通信機構からの情報をまとめたものによると、国内で8180万人の携帯電話の契約者がいる。      携帯電話事業の番号数は9月29日現在で1億4645万2千個に達し、このうち1億4432万2千個が携帯電話、213万個が固定電話からなる。      期間ごとに見てみると、今年の第一四半期に携帯電話の番号は、その前の四半期と比べて5.6%増加した。      携帯電話番号ポータビ 全文をよむ

2020-09-26 みかん豊作、25%増 (Milliyet紙)

トルコを代表する輸出農産物のひとつであるみかんは、収穫25%増の見込みとのことで、農家と輸出業者には喜ばしいニュースとなった。      冬に欠かせない果物のひとつ、みかん。早期に収穫されたものは既に店頭に並んでいるが、エーゲ海周辺ではまだ収穫が始まっていない。木々で色付くのを待っているみかんの実止まりは前年度比25%増となり、農家を満足させた。10月に収穫の開始される温州みかんは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で輸出が増加すると見られている。      ■みかん輸出、目標は4億ドル      全文をよむ

2020-09-18 トルコ国鉄の車輪、国産化へ (Milliyet紙)

トルコで初、そして唯一、鉄道車輪の生産施設を保有するカラビュク鉄鋼工場株式会社(KARDEMİR社)が、トルコ国鉄運輸株式会社(TCDD Taşımacılık A.Ş.)の鉄道車輪の製造業務を委託された。      KARDEMİR社の声明では、トルコのこれまでの鋼鉄製品分野での輸入政策に対抗して、製品開発研究を続けて来た同社が、トルコ国鉄運輸株式会社が必要とし発注した、モノブロック鉄道車輪の委託を落札し、売買契約が成立したと述べられた。      声明では、「およそ1600個のモノブロック鉄 全文をよむ

2020-09-09 失業保険申請、6か月で100万人増 (Cumhuriyet紙)

1月-7月期において、トルコ労働協会(İŞKUR)に失業保険を申請をした労働者の数は、6月に比べ96,186人、3月に比べ564,107人増加した。      トルコ労働協会(İŞKUR)の8月の「月間統計報告」において、トルコで大きな問題となっている失業が、コロナ禍でより深刻な状況になっていることが改めて確認された。      報告によると、失業保険を受け取るために1月から7月までに申請をした失業者の数は106万6,303人となった。このうち、保険金を受け取れたのは、しばしば批判されている重労 全文をよむ

2020-09-04 カドゥキョイ市場でコロナ対策 (Hurriyet紙)

内務省から81県知事府に宛てて送られた新型コロナウイルス対策指示に従い、カドゥキョイ市長のムスタファ・オズアルスラン博士の立会いの下、コズヤタウ地区市場で監査が行われた。      「健康のために、我々皆のために」というスローガンで内務省から出された通達書に従って、カドゥキョイのムスタファ・オズアルスラン市長は、コズヤタウ市場へ赴き、監査を行った。市場の入り口には消毒機器が置かれており、買い物にやってくる人々には検温も行われた。この試験には、カドゥキョイ副市長で弁護士のオヌル・テムルレンキ氏や、 全文をよむ

2020-09-02 コロナ第二波でショッピングモール閉店も? (Cumhuriyet紙)

KDMショッピングセンター(AVM)の賃貸・経営コンサルタントの設立者であるムラト・イズジ氏は、トルコではパンデミックの第二波に誰も準備が出来ていないと指摘し、ショッピングモールとその中にある店舗でも閉店が相次いでいると語った。      国内外で50以上のAVMのプロジェクト、コンセプト開発、賃貸と経営サービスを提供しているKDMショッピングセンター賃貸・経営コンサルタントの創設者であるムラト・イズジ氏は、アダナでAVMが閉店したと強調し、その場所が将来的には大学もしくは他の建物として存続し得 全文をよむ

2020-08-30 教育経費への消費税、1%へ軽減 (Hurriyet紙)

官報に掲載された決定によると、教育および教育関係サービスにかかる消費税が8%から1%に減税された。      官報に掲載されたその他の改正では、現在、消費税8%の対象となっている教育ならびに教育関係サービスの課税率は1%に引き下げられた。      これにより、パンデミック期間におけるいわゆる民間部門への財政支援継続の一環として、大学を含む教育期間の学期開始前に、同業界で活動する納税者への消費税課税率を引き下げ、その差額が保護者にとって有効に反映されることが目的とされた。 全文をよむ

2020-08-27 アックユ原発、第二動力ユニット到着 (Milliyet紙)

トルコ初の原発アックユ原子力発電所にて、第二動力ユニットのパッシブセーフティ(受動的安全)システムの要となる原子炉格納容器が到着した。      アックユ原子力株式会社の説明によると、原子炉格納容器は、第3世代原子炉にも搭載された高耐震性、流体力学、耐衝撃性といった最高水準の安全機能を備え、重さ169トン、高さ5.8メートル、直径は6.1メートルである。      ロシアのティアジュマシュ社によって製造された原子炉格納容器は、アックユ原子力発電所の第二動力ユニットに2020年11月に搭載される予 全文をよむ

2020-08-24 北マルマラ高速道路の管理業務、イスタンブル県軍警察へ (Hurriyet紙)

イスタンブル県のアリ・イェリカヤ県知事は、[ヨーロッパ側の]シリブリクナル料金所から[アジア側の]コジャエリ県境までの間163kmある北マルマラ高速道路について、本日より軍警察が交通・保安業務を管轄することになったと公表した。      イスタンブル県知事の承認により、シリブリクナル料金所を起点にコジャエリ県境に至る163kmの北マルマラ高速道路の交通・保安業務が、本日以降、イスタンブル県軍警察司令部の管轄となって遂行される。      2020年6月26日付の官報第31167号で発表・施行とな 全文をよむ

2020-08-23 カッパドキア気球観光、159日ぶりに再開 (Hurriyet紙)

トルコの主要観光地のひとつカッパドキア地区でコロナ対策の下で、昨3月に一時的に中止となっていた熱気球の運行が159日ぶりに再開した。      トルコ民間航空総局によってカッパドキア地区で3月17日に一時的に中止された熱気球のツアーは23日早朝に再開した。その時間に159日ぶりに熱気球に乗るべく国内外の観光客がホテルから送迎の車で出発した。      車に乗る際に熱を測られた観光客たちはギョレメにある気球の発着所に連れていかれた。熱気球に乗った観光客がマスクを着けて、ソーシャルディスタンスを守る 全文をよむ

2020-08-21 黒海ガス田、どこで?いつから? (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、世論が注目する「朗報」に関する最新の情報を発表した。大統領はドルマバフチェ宮殿の執務室で 「国民へのお知らせ」というスピーチを行い、「ファーティヒ掘削船がトゥナ第1地点でのボーリング調査で、素晴らしいことに3200億立方メートルの天然ガスが埋蔵されていることを発見した。この調査は完全に国家が主導して行われたものだ」と述べた。大統領は、天然ガスを利用できるようになる時期についても明かした。大統領が話した内容の要旨は次の通りである。      エルドアン大統領 全文をよむ

2020-08-16 トルコ航空、9月の飛行プラン発表 (Milliyet紙)

コロナウイルスの影響を受けながらも6月11日から徐々に国際線を再開しているターキッシュ・エアラインズが9月の運行計画を発表。このなかには7月19日に二度目の運行中止となったイランのテヘラン便、シラーズ便、タブリーズ便、マシュハド便の再開も含まれている。      6月11日から徐々に国際線を段階的に再開させているターキッシュ・エアラインズは、9月から以下の路線を再開させる計画である。   イラン テヘラン便、タブリーズ便、シラーズ便、マシュハド便、アルトヴィン・ホパ便(トルコ)   カナダ バン 全文をよむ

2020-08-04 南東アナトリア地方から輸出増 (Milliyet紙)

南東アナトリア輸出組合(GAİB)コーディネーターリーダーのフィキレット・キレジ氏は7か月間で48億1904万ドルの輸出を行ったと伝えた。      キレジ氏は声明文の中で、感染症流行下で世界中の多くの国と同様にトルコでも多くの分野で悪影響を被っていながらも、5月以降始まった輸出の回復が7月にピークとなったと述べた。      同氏は、国際貿易が徐々にあるべき所に収まり、製造業同様に輸出でも期待されていた増加が生じ始めていると強調し、「7月は我等が地方の増加が明らかに見られた。今月はガズィアンテ 全文をよむ

2020-08-02 売れ残りの犠牲の羊、食肉乳製品協会が買い上げへ (Hurriyet紙)

ベキル・パクデミルリ農業森林大臣は、生産者のもとに売れ残った犠牲獣の肉および乳を買い上げると発表した。      ベキル・パクデミルリ農業森林大臣は、「今年も犠牲獣を売ることができない生産者を苦しませない。市場で売れなかった家畜はすべて、希望するなら、本省の食肉乳製品機関(ESK)が買い上げる」と述べた。      パクデミルリ大臣は文書発表にて、今年の犠牲祭では牛120万頭、羊360万頭が犠牲に屠されたと述べた。また今年も犠牲獣を売ることができなかった生産者を苦しませないとし、以下のように発表 全文をよむ

2020-08-01 犠牲獣、販売不振で値下がり (Yeni Safak紙)

エスキシェヒルの畜産市では新型コロナウィルスの影響により畜産家たちが買い手が見つけられず、値下げを余儀なくされた。1300TLだった小型の犠牲獣は犠牲祭の2日目には900TLから販売されはじめた。   犠牲獣市で小型の家畜を販売するユスフ・デリジさんは「病気のせいか、でなければ国民に金がないからか?今年はこんな様子だ。私は家畜を1000TLで買ったが、1000TLで売る。家畜78頭のうち6頭余った。販売はあったが、去年のようではない。値段が下がったのだ。なぜこうなったか私たちはわからない。」と話 全文をよむ

2020-07-31 飲食業で消費税、年末まで1%に (Hurriyet紙)

ベラト・アルバイラク財務大臣は昨夜Twitterで、バイラム前に商店を中心とした全ての国民に向けたよい報せとして、非常に多くの事業やサービスにおいて、年末まで消費税を減税すると発表した。      本日この情報は官報にも掲載され、付加価値税の減税の対象となる業種には飲食店業が含まれるということだ。この施策で、2020年末まで付加価値税の税率が8%から1%に引き下げられた。      飲食業界では、付加価値税の1%への引き下げは好意的に受け止められている。業界の代表者は、飲食業界が感染拡大の影響を 全文をよむ

2020-07-31 金価格、高騰 (Milliyet紙)

金の1オンスあたりの価格が1.982,73ドルの歴史的最高値を更新後、1.974,40ドルから取引されている。犠牲祭で国内市場が休業している今日、海外市場では高値で始まった金1グラムが444,5トルコリラの歴史的高値をつけ、その後、1%上昇し、443,2リラのレベルで推移している。      新型コロナウイルス感染症の流行への第2波の懸念やグローバル経済についての不確実性、中央銀行の先例のない支援などの材料から、歴史的高値をつけた金1オンスは、今日1.982,73ドルを記録した。      1日 全文をよむ

2020-07-28 キッザニア遊園地、8月1日オープン (Milliyet紙)

子供たちの国「キッザニア・イスタンブル」は全世界に影響を及ぼしているコロナウイルスの流行の後の「ニューノーマル」のルールと手引きによった追加対策をとった。8月1日から楽しみながら学ぶ体験が再開される。キッザニア・イスタンブルCEOのエブル・ティムール氏は、「衛生的で安全なキッザニア体験」の原則がソーシャルディスタンス、マスクの着用、最小限の接触、最大限の衛生の4つの基本ルールからなっていると述べた。      子供たちの国「キッザニア・イスタンブル」は、トルコで初めてコロナウイルスの感染者が発見 全文をよむ

2020-07-24  ロシア旅行会社、トルコ・ツアー販売開始 (Milliyet紙)

ロシア旅行業者協会(ATOR)は、ロシア・トルコ間の航空機の運航再開に向けた決定が出たことを受け、旅行会社がトルコ行きの休暇ツアー商品を発売すると告知した。      ロシア旅行事業者協会(ATOR)の文書声明で、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行により運休となっていたロシアの空の便が、4ヶ月ぶりとなる8月1日に、トルコとの間で再開されることが伝えられた。      声明では、この決定を受けてロシアの旅行会社がトルコ行きのツアー商品の販売を開始するとして、「イスタンブルとの間を結ぶツア 全文をよむ

2020-07-23 ロシア・トルコ間の空路、8月1日再開 (Hurriyet紙)

ロシア・トルコ間のフライトの公式な再開日はロシア政府側からは発表されていないが、8月1日になることが確定した。      露航空会社アエロフロートは、来月以降モスクワからトルコに2便、サンクトペテルブルクから1便を就航する。4ヶ月間の運休を経て再開するトルコ行きのフライトでは、航空券の価格高騰は無く、片道14,000ルーブル(約1350トルコリラ)だ。ロシア・トルコ間の空路便を再開する点で両国の機関が合意に至ったことが、7月15日に、トルコによって公表されると、夏休みを渇望するロシア国民から強い 全文をよむ

2020-07-23 ヘーゼルナッツ輸出、新記録 (Milliyet紙)

黒海ヘーゼルナッツ・関連製品輸出団体(KFMİB)は、2020年のヘーゼルナッツの収穫量が670,285トンとなったことを公表した。      KFMİB事務総局は、ヘーゼルナッツの収穫量を算出するため、毎年団体により2月に芽の数、5月には芽から枝になった数、そして7月には枝と枝についている安定した実の数の調査と、3ステップの調査が行われていることを発表した。      調査は専門農業技師により、ヘーゼルナッツを栽培している13県87郡の408の農園で1,378の枝を数えて行われたという。その中 全文をよむ

2020-07-19 コロナ感染拡大でトルコからイラン・アフガニスタン航空便停止 (Hurriyet紙)

トルコからイランおよびアフガニスタンへの航空便が感染拡大を受けて停止された。      トルコ運輸省の発表では、「COVID-19対応プロセスの枠組みにおいて、イランおよびアフガニスタンへの航空便は感染予防措置のためトルコ側によって停止された」と述べられた。      イラン航空会社ユニオンのマクスッド・エセディ・サマニ会長は、トルコ運輸省ならびに保健省からの要請として運行停止要求を受けたと述べた。      イラン側関係者は、この決定は深夜0時以降発効され有効となると述べている。またそれ以前に 全文をよむ

2020-07-18 アイドゥン・テニズリ高速道路、2年以内に開通へ (Hurriyet紙)

交通インフラ省のアディル・カライスマイルオール大臣は「我々はアイドゥンの最も重要な計画の一つである、アイドゥン・デニズリ間自動車道の入札を成功のうちに先月実現させた。我々はこの自動車道の2年以内の開通を目指す。」と述べた。      アディル・カライスマイルオール交通インフラ相はアイドゥン・デニズリ間自動車道に関して、「最短で入札プロセスを完了したのち、願わくば、我々の全目標は2年以内にこの自動車道を開通することだ。」と述べた。      アイドゥンでのスケジュールに従い、カライスマイルオール大 全文をよむ

2020-07-17 サクランボ、51か国へ輸出 (Milliyet紙)

エスキシェヒルの標高1,325mに位置するミハルチュチュク郡の最も有名な生活の糧であるサクランボが、およそ10日間にわたる収穫期にて輸出も開始された。      郡で1998年に開始されたサクランボ栽培で得られた収益は、生産者の顔をほころばせた。桜の木の数は次第に増え、40万本に達した。       標高の高い地域で育てられているため、遅めに熟するこのサクランボは、独特の香りと大きさにより注目されている。       ミハルチュチュクのサクランボは、日持ちする商品であることもあり輸出にも回されて 全文をよむ

2020-07-10  サッカーチーム、ユニフォームはどれだけ売れた? (Hurriyet紙)

サッカーファンが、ピッチ上での競争に関心を持つのと同じくらいその答えに興味がある問いの1つは、ピッチ外でのサッカークラブのブランドの競争だろう。ここで最も明確な要因を持つのはユニフォームの売上である。サッカーファンは、クラブの成功に応じてユニフォームの販売に群がり、クラブに物質的な影響をもたらす一方、ユニフォームの売上競争でも上位に進出しようと目論んでいる。ガラタサライ、ベシクタシュ、フェネルバフチェの間で数年来繰り広げられてきたユニフォームの売上競争は、今シーズンは各クラブのピッチ内でのパフォ 全文をよむ

2020-07-06 社会保険付き雇用者に、コロナの打撃 (Cumhuriyet紙)

トルコ経済政策調査基金は、社会保障機構とトルコ労働協会のデータから算出して、雇用における2020年4月と2019年4月のデータを比較した。明らかになった結果によると、社会保険加入の雇用者は37万9千人減少した一方、失業保険の申請数は16万7千件増加した。      社会保険加入の雇用者数は、67県で減少した。調査によって明らかになった結果は次の通り。      ・社会保険加入の雇用者数が最も大きな減少を示した業界は15万人の減少で建設業界であった。      ・建設業界を、13万人減少で建物環境 全文をよむ

2020-06-30 アックユ原発、第一ユニットの蒸気発生機4台、完成間近か (Hurriyet紙)

アックユ原子力発電所第一ユニットで使用される蒸気発生器4台の製造が完了した。      ロシア国家原子力機関(Rosatom)のエンジニアリング部門で、同国の有力電力エンジニアリング会社のアトムエネルゴマシの声明によると、アックユ原発の第一ユニットで使用される蒸気発生器の完成により、同原発建設の重要な一段階が完了した。      操業試験と管理については、蒸気発生器の品質専門家が各製品に対して合計415回の試験を実行した。      蒸気発生器はそれぞれ直径4メートル以上、長さ約15メートル、重 全文をよむ

2020-06-19 トルコ中央銀行、中国と通貨スワップ協定合意 (Hurriyet紙)

トルコ中央銀行は「中国人民銀行との間で更新されたスワップ協定により、6月18日に中国人民元の初回借り入れを行った。商業銀行も国際的な活動に関連する商品展開を、関連するスワップ協定を基盤とする部門戦略によって広げることができるようになる」との声明を発した。      トルコ共和国中央銀行(TCMB)は、中国人民銀行との間で更新されたスワップ協定により6月18日に中国人民元の初回借り入れを行ったと発表した。      中央銀行の発表によると、TCMBと中華人民共和国人民銀行の間で2019年に更新され 全文をよむ

2020-06-19 カルス・ダム、操業開始へ (Hurriyet紙)

べキル・パクデミルリ農業・林業大臣は、カルス最大の公共投資の一つであるカルス・ダムが、あすレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領もビデオ会議を通じて参加する式典により供用を開始すると明らかにした。      べキル・パクデミルリ農業・林業大臣は、文書での説明にて、カルス・ダムが地域最大のプロジェクトのうちの一つであることを明言した。パクデミル氏は、ダムが、エネルギー供給、農業用水、そして雇用の観点から重要であることを強調し、「カルス・ダムのダム湖に貯められる水により、カルス平原の260、030平方 全文をよむ

2020-06-18 宗務庁、イスラム金融機関経由で給与支払い開始 (Milliyet紙)

宗務庁のアリ・エルバシュ長官主導で利息との闘いの中で無利子の金融機関を介した職員の給与の支払いにむけた準備は完了した。      この作業のなか、第一段階では組織の給与支払い手続き基準を終了した後、本部及び一部の地方組織職員の給与支払いが無利子の金融機関を介して開始された。      各県の宗務局本部が、今も給与支払い手続き基準を定める最中である手続きを終えて後、給与および賃金がどの機関を通じて支払われるのかに関し決定することで、15万人を超える宗務職員は無利子の金融機関から給与を受け取る。   全文をよむ

2020-06-15 大型ショッピングモールから大量のコロナ感染者発生 (Cumhuriyet紙)

ショッピングモールで組織されるトルコ商業・協同・教育・事務所および芸術家労働組合のハイダル・オズデミルオール委員長は、大型ショッピングモールで集団感染事案の数が増加に転じたと注意を引いた。      6月6日に本紙に対して行った談話で、危機的な日付が6月15日であったと注意を引いたオズデミルオール委員長は、「しかし必要な措置が講じられなかった。様々な都市の大型ショッピングモールから断続的に集団感染事案の情報が届いた。すぐに措置を講じるべきだ」と述べた。      オズデミルオール委員長は、イスタ 全文をよむ

2020-06-14 3月失業率、公式発表より10%さらに悪い? (Cumhuriyet紙)

著名な経済学者であるマーフィ・エイルメズ氏は、本当の失業者統計データはトルコ統計機構(TUIK)から発表された最新のデータよりマイナスになると述べた。      経済学者のマーフィ・エイルメズ氏は「あなたがトルコ統計機構(TUIK)発表データを用いてコメントしたら、あなたは社会の一部から「国民の裏切り者」呼ばわりされるかもしれない。我々は広義の失業率は23.1%と見ており、この数字は公式発表された数字(13.2%)を10ポイントも上回っている」と述べた。      マーフィ・エイルメズ氏による「 全文をよむ

2020-06-11 コロナ対策で市場、早じまい命令ーエセンユルトでは衝突も (Milliyet紙)

内務省が新型コロナウイルス対策の一環として出した通達に基づき、地域の市場を午後7時以降閉めるようエセンユルトの行政警官が警告をしたことが大騒ぎを引き起こした。袋いっぱいの野菜と果物が抗議目的でバザールの中央に投げ込まれる一方、買い物にやってきた人々は"ソーシャル・ディスタンス"の規則を無視して、市場内に投げ込まれた青果を取ろうと競い合った。      内務省は今年3月、新型コロナウイルス対策の一環として県、郡、町の地域の市場で従われるべき規則をまとめた通達を出した。通達の第11条項で、「市場及び 全文をよむ

2020-06-10 アンタリヤ入国制限解除、最初の観光客はドイツから (Hurriyet紙)

アンタリヤ空港において、旅行制限解除後初の国際線がドイツから到着した。搭乗客は、詳細な健康診断を受けた後、パスポートコントロールへと移った。      コロナウイルス対策により長期間適用されていた国外旅行制限が今日をもって解除された。観光都市であるアンタリヤ到着した初の国際線は、ドイツからだった。チャーター機で運行した6便のうち最初の便はミュンヘンから、2便目がデュッセルドルフから到着した。ミュンヘンからの便は11時40分に着陸し、デュッセルドルフからの便は12時20分に着陸した。最初の2便の搭 全文をよむ

2020-06-07 イズミル・アンタリヤ間高速道路、入札へー所要時間3時間へ (Milliyet紙)

速報によれば、運輸インフラ省のアディル・カライスマイルオール大臣はトルコの二大観光拠点であるイズミルとアンタリヤをつなぐ高速道路計画において163km長のアイドゥン-デニズリ道の橋脚の入札が6月11日になされると発表した。また同大臣は、「高速道路が完成すれば、イズミル-アンタリヤ間の現行の国道およそ580km、所要時間6〜7時間だったものが高速道路440kmで所要時間3時間に短縮されると述べた。      カライスマイルオール大臣は文書発表のなかで、すでに開通しているイズミル-アイドゥン道から延 全文をよむ

2020-06-03 トルコ航空国際線、6月10日以後の予定発表 (Hurriyet紙)

トルコ航空のビラル・エクシ氏がツイッターから行った重要な発表は以下の通りである。      国外線の飛行についてお尋ねになっていらっしゃいますが、それは当然のことです。   まずは技術面に関しての発表を行いましょう。      1)世界の全ての空路の予約システムは、330もしくは350日先にまで予約を行わなければなりません。      2)通常化した場合には夏季と冬季のスケジュールが明らかにされ、そして予約のシステムへとダウンロードされるのです。      3)現在のところ、国外線は6月10日ま 全文をよむ

2020-06-02 国内線、徐々に正常化へ (Milliyet紙)

新型コロナウイルスによる緊急事態からの正常化の一環で、昨日から国内線の運航再開が始まる中、トルコ航空はイスタンブル空港発着の国内線の便を6月4日から増やして、国内34都市への運航が再開となる。さらに、6月18日にはヨーロッパの6ヶ国16都市とアナトリア地域の14都市との間の直行便を再開するとした。      トルコ航空は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い4月の初週から国内線・国際線の全ての便を休止していた。感染拡大が収束しつつある中で、正常化の一環として6月1日からイスタンブル、アンカラ、イズ 全文をよむ

2020-06-02 トルコ、EU加盟候補国支援の対象に (Milliyet紙)

欧州連合(EU)の欧州委員会近隣・拡大交渉総局の担当委員であるオリベル・バルヘリ氏は、EUが加盟候補国のために実施する加入前支援措置(IPA)の2021-2027年に渡る第三期にトルコが含まれると述べた。      バルヘリ委員、EU外務・安全保障政策上級代表のジョセップ・ボレル氏、欧州委員会国際協力担当委員のユッタ・ウルピライネン氏は、EUの将来的な予算で対外分野に使用される財源について会見を開いた。      バルヘリ委員は、EUの2021-2027年の予算を定める「多年の財政的な枠組み」案 全文をよむ

2020-05-31 リゼで茶摘みに動員令 (Cumhuriyet紙)

リゼ県フンドゥクル郡で、トルコでは恐らく初の自治体による茶摘みのための動員令が出された。90名が一日半に渡ってボランティアによる共同作業で茶を摘み、その茶葉により自治体は2万195リラの収入を手にした。      リゼ県フンドゥクル自治体は、ラズ語で「メジ」というボランティアによる共同作業の名のもとに自治体内で茶摘みの動員令を発した。「フンドゥクルではメジがある」といって出発したフンドゥクルの人々は、自治体の指示によって茶摘みを始めた。90人が参加した共同作業では茶畑の清掃、茶摘み、摘んだ茶葉の 全文をよむ

2020-05-31 貨物船12万人乗り組員、海上に足止め中 (Hurriyet紙)

トルコ船主雇用組合副会長兼船舶機械操作技術者会議室(GEMİMO)副室長でありインジェ商船技術部門のアフメト・ヤシャル・ジャンジャ氏は、コロナ拡大の影響で12万人のトルコ人乗船員が世界各地の海で足止めされており、帰国を待っていると発表した。      コロナウイルスの影響で国境が閉鎖されたことで、乗組員らにとっては厳しい試練が始まった。世界中の海上では、あらゆる貨物船舶の要員が各地の港に上陸する前に船上で足止めを食らっている。国際船員連盟(IFSMA)は、長期間船上に留まっている船員は誤操作リス 全文をよむ

2020-05-28 コロナ禍、追加の経済対策発表 (Al-Ahram紙)

国庫・財務大臣のベラト・アルバイラクは、5月27日に出演したテレビ番組で住宅及び観光業を対象とした新たな融資対策の準備をしていることを述べたが、詳細については触れなかった。CNNトルコの記者であるギュルシェン・ジョシュクンは、この対策に関する詳細をくれた。      国庫・財務大臣ベラト・アルバイラクは27日にTRTニュースにゲスト出演した。アルバイラク財務大臣はトルコが強力な経済を有していることを強調し、新たな支援対策の準備が進められていることを示唆した。CNNのトルコ記者であるギュルシェン・ 全文をよむ

2020-05-27 ギリシャ、外国人観客受け入れへ (Milliyet紙)

世界中で猛威を奮っているコロナウイルスの脅威の後、日常の通常化に向けた歩みが一歩一歩進められている。夏の到来が近づくとともにギリシャは、イスラエルやドイツも含む20〜25カ国からの観光客の受け入れを許可する予定と発表した。      ギリシャでは14日間の検疫ルールが適用されない旅行が、6月中旬から認められると明らかにされた。経済の20%を観光収入が占めているギリシャでは、今後どの国からの観光客を認めるかに関するリストを公表し、このリストには20〜25カ国が掲載される予定であると述べられた。これ 全文をよむ

2020-05-26 トルコ航空、7月再開、乗降ルールは? (Hurriyet紙)

トルコ航空は6月より運航を再開する予定で、運航に関しても新たな試みがなされる。搭乗の際はアナウンスで座席番号が呼び出され搭乗する。機内の通路には列を作らず、乗客同士の接触は避けるとした。      トルコ航空は、新型コロナウイルスの影響で暫くの間運航を休止していたが、6月5日より国内線のみで運航を開始する予定で、これにより、飛行機による移動は新たな時代を迎える。トルコ航空社長のビラル・エキシ氏は、SNSで乗客の機内での注意点を明らかにした。      「現在、運航再開に向けて準備を進めている。今 全文をよむ

2020-05-24 中小業者は感染症の事態に耐えられない (Cumhuriyet紙)

トルコ商工会議所・証券取引所連合会は、コロナウイルスの影響が強くなった4月に関して、設立された法人と閉鎖された法人の数を発表した。      これによると、前年4月に6789の法人が設立された一方、今年の4月は2878に減少した。1年間での減少は、57%を記録した。      ■影響を受けたのは中小業者      設立及び閉鎖された法人を調査すると、特に中小の個人事業がコロナウイルスの影響に耐えられなかったことが判明した。前年の4月に、1828の中小業者が設立された一方、1265の中小業者が閉鎖 全文をよむ

2020-05-24 高速鉄道、5月28日、運航再開 (Yeni Safak紙)

交通インフラ大臣アーディル・カライスマイルオールが、コロナウイルス蔓延対策の結果が現れはじめたと話し、鉄道輸送の正常化プロセスが開始されたと発表した。カライスマイルオール大臣は、「正常化プロセスのなかで、高速鉄道は2020年5月28日以降、アンカラーイスタンブル線、アンカラーエスキシェヒル線、アンカラーコンヤ線、コンヤーイスタンブル線が一日合計16便運行する。5月28日には、各路線においてソーシャル・ディスタンスを保ち、隔離に注意を払うことで運行を開始させる。」      交通インフラ大臣アーデ 全文をよむ

2020-05-22 外出禁止のバイラム4日間、開いている場所は? (Cumhuriyet紙)

断食月明けの祝日(ラマザンバイラム)に当たる5月23-26日に、今年はトルコ全土で外出禁止令が出される予定である。パン屋や菓子店は禁止令の間も営業を続ける。食堂やレストランは持ち帰りサービスのみだ。      ■アリフェの日(バイラム前日)に開いている場所は      内務省の発表によると、スーパーやバッカル(食料雑貨店)、青果店や肉屋、ナッツ店はバイラム前日にあたる5月23日(土)10時から17時の間は営業することができる。      人々(20歳以下、65歳以上は対象外)は日用必需品の補充の 全文をよむ

2020-05-22 バイラム前のブルサの市場、立錐の余地なし (Milliyet紙)

ブルサでは、4日間の外出禁止と、バイラム前の影響で、市場に多くの人が集まった。      県知事府の決定後、歴史あるハンと市場の地域ではマスクの着用が義務付けられたが、市民たちは、バイラム前日前の買い物を済ませ、市場を後にする姿が見られた。4日間の外出が禁止されたことと、ラマザン・バイラム(断食明けの祭り)前であることから、市場が人で溢れかえった。市場では混雑のせいであちらこちらで歩くのに困難な様子が伺えた。バイラムの買い物を済ませた市民たちはすぐに家路についた。 全文をよむ

2020-05-21 ラマザン祭で働く人々に関する10の質問 (Hurriyet紙)

ラマザン・バイラム中に4日間の外出禁止令が発令された。ラマザン・バイラムの祝日が外出禁止となったことで、働く人々は様々な疑問を持っている。バイラムの休みは有給年次休暇から引かれるのだろうか、外出禁止で雇用者は従業員に給料を支払うのかどうか、などの質問が挙げられている。短期で給与を受け取る労働者もバイラム休み中に給与が出るのかどうか気にかけている。それでは、外出禁止令が発令されたラマザン・バイラム期間中の、働く人々の有給及び給与に関する権利に関する質疑応答を見ていこう。      1. 従業員が年 全文をよむ

2020-05-20 ドルの下落傾向、続く (Hurriyet紙)

2週間に渡って下落の傾向にあるドルの本日の始値は、1ドル6.77トルコリラだった。中央銀行がカタール中央銀行と結んだスワップ枠の拡大も、ドルの下落に影響している。市場は中央銀行の明日の金融政策委員会の決定に注目している。      ドル/TL(トルコリラ)相場は安値で始まり、1ドル6.7850TLで取引されている。約2週間にわたり下落の傾向にあるドルは、昨日スワップ協定に関する報道が流れたことで、4月13日以降最低水準である6.7532まで下落し、終値は前日から1.6ドル下がって6.7778ドル 全文をよむ

2020-05-15 HDP系6市長、逮捕へ (Milliyet紙)

速報によると内務省は、スィイルト市、スィイルト県バイカン市、スィイルト県クルトゥラン市、ムシュ県アルトゥノヴァ町、ウードゥル市の市長が、進められている対テロ捜査の一環で身柄を拘束され、市長の職を解かれるということだ。      内務省の文書での発表によると、スィイルト市のベリヴァン・ヘレン・ウシュク市長、スィイルト県バイカン市のラマザン・サルスルマズ市長、スィイルト県クルトゥラン市のバラン・アクギュル市長、ムシュ県コルクト郡アルトゥノヴァ町のジャスィム・ブダク町長、ウードゥル市のヤシャル・アクク 全文をよむ

2020-05-15 ガラタ塔、ワクフ総局へ (Hurriyet紙)

ワクフ総局長のブルハン・エルソイ氏は、ガラタ塔の所有権が裁判所の判決をもってワクフ総局に登録されたと述べた。      ワクフ総局長のブルハン・エルソイ氏は5月11日~17日のワクフ週間のために総局のビルで報道関係者に対して会見を行った。コロナウイルス対策のため、ワクフ週間をソーシャルメディア上の様々な活動をすることで祝ったが、対策のためのワクフの活動を続けていることを明らかにしたエルソイ氏は、以下のように話した。「このような状況下でも私たちのサービスを継続させた。乾物の配布を続けた。扶助金の支 全文をよむ

2020-05-12 コロナ禍の影響で農地価格、20%上昇 (Milliyet紙)

エスキシェヒルの不動産仲介者会議室長ガーズィ・チェリキ氏は、コロナウィルス(Covid-19)が原因で家屋用の土地、畑、庭への需要が増大し、こうした不動産の価格が20パーセント上昇したと語った。      コロナウィルスが流行したために数多くのセクターと同様に、不動産部門の土地でも経済的な波が生じている。この一環で固定資産という特徴を持つ不動産の土地、畑、庭の価格では需要に沿って増加が生じた。不動産価格がコロナ禍の中で増加したのにも関わらず、市民の人々は大きな関心を示している。      ■「価 全文をよむ

2020-05-09 サビハ・ギョクチェン空港、5月28日再開へ (Hurriyet紙)

イスタンブルのサビハ・ギョクチェン国際空港は、トルコ全域でのコロナウイルス感染拡大を受けて3月28日から臨時休業していたが、5月28日からの営業再開に向けて準備を始めている。      イスタンブルのサビハ・ギョクチェン国際空港は、コロナウイルス感染拡大を受けた対策の一環として3月28日から臨時休業をしていたが、関連機関の承認を得れば、5月28日に営業再開する準備を進めている。この件について、サビハ・ギョクチェン空港で全ての旅客輸送を中止していた期間は経営側としても厳しい時間だった、とサビハ・ギ 全文をよむ

2020-05-08 リラ安の背景は? (Milliyet紙)

セダト・アイバル教授はCNNトルコのライヴ放送で,外国為替取引における操作に関して, “通貨レートが武器のように用いられています.これは直接トルコに関係する展開です”と述べた.      外国為替取引は操作されているのだろうか?外国からの攻撃の理由は何か?という質問に関して,セダト・アイバル教授は,CNNトルコの生放送で以下のように述べた.       “この方法の攻撃は2019年3月にもありました.2018年8月にも同様のものがありました.通貨レートは武器のように用いられています.これは直接ト 全文をよむ

2020-05-08 コロナ影響の産業分野に付加価値税還付、方針決定 (Hurriyet紙)

新型コロナウイルスの影響を受けて不可抗力の事態にある業界に向けて、付加価値税還付の基本方針が発表された。      国庫財務省国税庁による付加価値税(VAT)適用の基本方針変更に関する通達は官報で発表され、変更が施行された。この通達で、新型コロナウイルス対策による苦境期での、VAT還付の手続き方法が明らかにされた。      苦境に立たされている納税者らが行う、VAT還付証明の提出期間が延長された。苦境にあろうとなかろうと納税者たちがVATの還付を求めるには、VATに関連する証明書の提出と、その 全文をよむ

2020-05-07 マルマライ線で初めて貨物列車通過へ (Milliyet紙)

運輸インフラ省のアディル・カライスマイルオール大臣は、明日の夜、アジアとヨーロッパの両大陸をボスフォラス海峡の海底を通る地下鉄でつないでいるマルマライを、初めて国内貨物列車が通過することについて、「マルマライでは明日、初の国内貨物の運送が始まる予定だ。今後年間で2万5千以上のコンテナがアナトリアの工業地から積載され、マルマライを通りヨーロッパ側へと運ばれるだろう」と述べた。      カライスマイルオール大臣は文書声明で、マルマライが北京からロンドンまで続く最短で経済的、効率的な国際鉄道である中 全文をよむ

2020-05-06 トルコ航空、国際線再開はいつ? (Hurriyet紙)

コロナウイルスによって、国全土でとられている対策の一環として、国内線ならびに国際線の航空便が運行停止されている。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、正常化へのスケジュールを発表したのち、トルコ航空(THY)の国際線の便を段階的に再開していく事を伝え、また運航禁止措置の解除後、どの国々に対して運行するのかということに関して最新の発表を行った。この発表後、航空便が果たしていつ平常に戻るのかについても関心が集まっている。さて、それでは航空便はいつ再開するのだろうか?どの国々への運行が行わるのだろう 全文をよむ

2020-05-05 コロナからの経済正常化プロセス発表 (Milliyet紙)

速報によると、トルコのコロナウイルス感染者数のグラフに良い情報が来つづける一方で、私たちは新常態をどのように過ごしていくのだろうか。移行期はどのようになるのだろうか。ショッピングモールや美容室の新たな労働環境はどのようになるのか。季節農業労働者たちの環境はどのようなものに。スポーツの試合は始まるのだろうか。      CNNトルコのアンカラ代表のディジレ・ジャノヴァ氏は生放送で移行期に関する裏情報を伝えた。以下が詳細である。      ■午後に重大な会議      今日、重要な会議がある。午後に 全文をよむ

2020-05-02 外出自粛でお家で野菜栽培、大人気 (Milliyet紙)

アンタルヤ県マナヴガト郡において、新型コロナウイルス対策の一環で外出を制限されている市民らの関心は、時間をつぶすため野菜や果実の栽培に向いている。苗を売るイスメト・アトチュさんは多くの需要を受けていると言い、次のように話した。「今までにこんなことは見たことがない。『無料配布しています』と言ったってここまでにはならない。業者が1日に2回商品を運んでくるが、それでも間に合わない。」      新型コロナウイルス対策の一環で、トルコ全土の65歳以上20歳以下の人々には無期限、30の広域都市とゾングルダ 全文をよむ

2020-04-29 フェティエで地熱開発、問題化 (Cumhuriyet紙)

フェティエのカヤキョイとオルデニズ地区周辺の地域で地熱開発が開始された。件の問題は議会に持ち込まれた。      世界的に有名な砂浜とビーチを有するフェティエの一部地域で地熱開発が開始されたことが反発を呼んだ。ボーリング調査6箇所のうち2箇所がオルデニズ潟湖内で行われたことが注目された。      共和人民党(CHP)ムーラ選出国会議員のスレイマン・ギルギン氏は、エネルギー天然資源省によってムーラ県フェティエのカヤキョイとオルデニズ地区周辺の2182ヘクタールの土地が「ボーリングを用いた地熱開発 全文をよむ

2020-04-27 黒海地方で茶畑を保有するイスタンブル在住者の杞憂 (Hurriyet紙)

イスタンブルから黒海地方へ茶葉の収穫に来ることがどうして禁止されたかが明らかになった。イスタンブル在住で黒海地方に茶畑を保有する人は、約10万人いる。彼らが収穫に来ることでコロナウィルスがこの地方に拡大すると恐れられた。      リゼ県、アルトヴィン県、トラブゾン県、ギレスン県の知事たちが感染症拡大の危険性に対して先週に下した決定によると、茶葉の収穫は周辺の県から来た人々だけで行う予定である。議論を呼んだこの決定は、内務省と行った会議の後に下されたという。入手した情報によると、問題はイスタンブ 全文をよむ

2020-04-25 エーゲ海マルマリスで島、売りますー1500万ドル! (Milliyet紙)

ギョコワ湾にあるゲリボル島が、1500万ドルにて売りに出された。実業家のオズギュル・キュルシャト氏は、自身を含め島には22名の共同所有者がおり、島を買い取るものに売り渡しの交渉を行うことを表明した。      マルマリスにあるチャマルは、世界的に有名な観光地だ。その中のゲリボル島が、22名の共同所有者の合意のもと、1500万ドルにて売りに出された。ゲリボル島は、観光シーズンになると観光船が行き着く島となっており、その美しい自然には地元の人も観光客も魅せられる。この島はギョコワの特別環境保護地区に 全文をよむ

2020-04-25 ショッピングモールは、いつ再開? (Hurriyet紙)

大型ショッピングセンターおよび投資家協会の会長であるフセイン・アトラシュ氏は、ショッピングセンターの再開に向けて、国庫及び財政担当大臣であるベラト・アルバイラク氏が圧力をかけているという報道が事実とは異なると述べた。法的手段に訴えるとするアトラシュ会長は、ショッピングセンターが科学委員会と内務省が適切と判断した場合、5月11日に段階的に再開を行うと述べた。      大型ショッピングセンターおよび投資家協会の会長であるフセイン・アトラシュ氏は次のように話す。「国庫及び財政担当副大臣であるヌレディ 全文をよむ

2020-04-16 81県772の市場で厳戒態勢 (Hurriyet紙)

内務省から81県の地区の週市に厳戒態勢。772の地区の週市が規制された。      内務省は以下のような発表を行った。      3,095名の警官や軍警察が参加した対策では、ソーシャル・ディスタンス、マスク着用の義務化、商品を手で触らない、販売台の間を3メートル空けるなどの規制を守らなかった342名の市場の販売員や客らに対して法的・行政的な措置を執行した。      内務省は、昨日4月15日、81県で合計3,095名の警察や軍警察が参加して地区の週市へ管理対策を実施させた。トルコ全体で772の 全文をよむ

2020-04-16 イスタンブル郊外高級住宅、コロナ感染回避で人気急上昇 (Milliyet紙)

新型コロナウィルス感染拡大に伴い、人が少ない閑静な場所で、家具付きの物件を借りる人々が出てきた。サルイェル市ゼケリヤキョイでは、ここ一カ月で多くの家具付きのヴィラタイプの家が賃りられており、家の数は少ないが需要は日に日に増えている。      ■家賃は5千リラから3万リラの間を変動      不動産アドバイザーのセダト・ウナルさんは様々なエリアから物件探しの依頼がきていると述べ、こう語った。「物件を探しに来ているお客さんの多くはフロリヤ、ハルカル、ニシャンタシュ、アタシェヒルから来ている。セキュ 全文をよむ

2020-04-13 食料品の値上がり、感染症でも止まらず (Cumhuriyet紙)

世界的に食品の価格は、コロナウィルスと原油価格の下落という理由で3月から大いに後退している一方、トルコでは輸入に依存している農業原材料費の上昇という理由で食品価格の高騰が続いている。      油量種子、乳製品、肉、砂糖の価格の月毎の変化を記録した国連食糧農業機関の世界食料価格指数は、2020年3月に前月比4.3%下落し、172.2ポイントに後退した。      トルコでは同時期の食料価格は、1.95%上昇し、健康問題に次いでインフレを増す二番目に大きな要因となった。これによると、同時期の同じ食 全文をよむ

2020-04-09 経済、流血つづく―政府の支援は遠く・・ (Cumhuriyet紙)

政府、中小事業主に対しての現状経済対策無し。支援はごく一部に限定。      新型コロナウイルスが猛威を振るっている。それによる経済への支障は大きく、あらゆるところで不安が頂点に達している状況である。何週もの間、オフィスや美容院、カフェなどが休業している。      レストランでは持ち帰りサービスのみ許可されている。とは言え、大半が客が来ないため休業している。人々の目と耳は、ここ40年間「縮小された」政府に向けられている。小紙は首都アンカラで、営業を続けている店主に話を聞いた。彼ら全員はまさに危 全文をよむ

2020-04-09 トルコ、経済支援を米中央銀行制度(FED)に要請 (Cumhuriyet紙)

トルコは、新型コロナウィルスのために90か国が融資申請するIMF(国際通貨基金)には申請せず、ドル支援のためにFED(米中央銀行制度)に申請を行った。      新型コロナウィルスの感染拡大以降、FEDは増加する世界的なドルの需要に応じて、14か国とスワップ協定を結んだ。トルコもこれに加わるために正式に申請を行ったことがあきらかとなった。      ブルームバーグ社がこの件に近い関係筋から得た情報によると、トルコ中央銀行もスワップ協定に加わるために正式に政府から要請がなされた。しかしFEDはまだ 全文をよむ

2020-04-03 お茶摘み、4万人外国人労働者来ない (Cumhuriyet紙)

東黒海地方にある4県の茶畑では、約4万人ほどの外国人労働者が働いているが、今年は新型コロナウイルス対策の一環で国境ゲートが閉鎖されているため、トルコへ入国することができない。      東黒海地方のリゼ、トラブゾン、アルトヴィン、ギレスンの各県では、83万デカール(830平方km)の土地で100万もの農家が営む茶畑では収穫の日が近づいている。茶摘みは5月に始まるが、今年は新型コロナウイルス対策により外国人労働者が参加しない。毎年これらの地域4県の茶生産で働く外国人労働者はおよそ4万人で、ジョージ 全文をよむ

2020-04-02 好調な東黒海貿易に暗雲―コロナ影響 (Milliyet紙)

東黒海地方のトラブゾン、リゼ、アルトヴィン、ギュムシュハーネの各県では2020年の第一4半期で総額3億5,771万4,165ドル相当の輸出を行い、前年同時期比2.5パーセントの増加を示した。その一方で、コロナウイルスの流行が原因で国際市場で始まった停滞が注目される。      この件に関して説明したサッフェト・カルヨンジュ東黒海輸出業者組合長は、トラブゾン、リゼ、アルトヴィン、ギュムシュハーネの各県で2020年の1月から3月に行われた輸出の商品別順位が、総額2億2,071万784ドルでヘーゼルナ 全文をよむ

2020-03-28 長距離バス、運行中止ーコロナウイルス対策 (Hurriyet紙)

イスタンブル県のアリ・イェルリカヤ県知事は3月28日17時以降の市外へのバス運行を中止したと発表した。新型コロナウィルスの流行を理由としたバスでの移動制限の後、バスターミナルに訪れた利用者はチケット料金を見て何が起こったのかと驚いていた。20日前にマルディンから訪れたアリフ・アクブルトゥさんは「マルディンからは90リラで来ました。今は280リラで帰ることになります。これほどの値上げがどうして起きるのか、わかりません。私はここ20日間でこれ以上の交通費を払っていません。」と話した。      内務 全文をよむ

2020-03-20 市場の野菜も袋詰めにーコロナ対策 (Milliyet紙)

ルフサル・ペキジャン通商大臣は、新型コロナウイルス対策の一環として青果の卸・小売販売に複数の対策を講じたと発表した。これによると、市場では陳列台同士の間をできるだけ広く保ち、袋詰めされていない青果は扱われない予定だ。      ペキジャン通商大臣の文書発表によると、中国で発生し全世界に広まっているコロナウイルスの脅威に対して、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の主導と決意の下、保健省をはじめとした全省庁や公的機関によって非常に重要な対策や迅速な決定がとられているという。ペキジャン大臣はその過程 全文をよむ

2020-03-14 ショッピングモール、開店時間12時~8時にーコロナ対策 (Hurriyet紙)

ショッピングモール投資家協会(AYD)の会長、ヒュセイン・アルタシュ教授はショッピングモールでの12時から20時の間のフレキシブルな営業時間を一時的に適用するようにと推奨したとの発表を行った。アルタシュ会長は「ショッピングモールの屋内の子ども用プレイエリアやイベントスペースの閉鎖を推奨する。」と述べた。      AYDから行われた発表では、運営委員会のメンバーが参加して行われたワークショップで新型コロナウィルス(COVID-19)感染症について推奨される対策が取り上げられたと伝えられた。   全文をよむ

2020-02-19 イスタンブル、大気汚染深刻 (Hurriyet紙)

イスタンブルでは最近もやがかかって汚染された空気が蔓延している。   入ってきた最新の知らせによれば、特にカルタル、エセンユルト、そしてファティフでの大気汚染が健康に悪影響と言えるまでのレベルに達した。もやがかかり汚れた空気の原因はというと、トルコの高気圧の影響と、そしてこれと関連して気温の反転、つまり、気温が高度の上昇に伴い低下すべきところ、上昇する状況が生じているということだ。   専門家はイスタンブルにおいて、特に大気汚染が最もひどいエセンユルト、カルタル、そしてファティフの地区で発生しう 全文をよむ

2020-02-15 イスタンブル市、新イスタンブル運河計画を提訴 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市は、ÇED(環境影響評価)による新イスタンブル運河計画の可決の取り消しと、その執行の停止を行政裁判所に申請した。      イスタンブル広域市弁護団は、提訴状にて、「事実として違法であり、施行された場合取り返しのつかない害を及ぼすÇED(環境影響評価)によるこの新イスタンブル運河計画の可決は、事前にかつ早急に執行の停止をせねばならない。」と述べた。提訴状では、可決に至るまでには不備があったことを強調し、ÇED(環境影響評価)の報告書は「法的規制、都市計画の原則および技術、公共の 全文をよむ

2020-02-14 投資予算、1兆TL越え (Milliyet紙)

2020年の投資計画が官報で公表された。計画には、総額1兆5090億トルコリラとなる2994件のプロジェクトが盛り込まれた。今年は、公共投資には771億が割り当てられた。      トルコ国内で、進行中の、もしくは開始される公共投資の総額の合計は1兆リラを超える予定だ。      “2020年の公共投資計画の承認と実施に関する大統領決定”が官報で報じられた。投資計画において、プロジェクトの合計が1兆591億683万3428リラとなり、2019年末で合計支出は4161億4396万5464リラとなり 全文をよむ

2020-02-09 現政権での小麦輸入は記録的増加 (Cumhuriyet紙)

公正発展党は16年間にわたる政権期間で5225万トンの小麦輸入に141億ドルを支払い、共和国史上の記録を作った。公正発展党の政権期間だけで小麦の輸入に支払った734億1100万リラは、2014年から2019年の間に生産者に支払われた738億9100万リラの農業補助金に迫っている。2018年の収穫期に生産者たちは市場に1トン当たり800リラから900リラで出荷した小麦は、もはや国外から農産物局の仲介で1トン当たり1300リラから1350リラで輸入している。      共和人民党ブルサ選出国会議員オ 全文をよむ

2020-02-07 イスタンブルの公共交通料金、35%値上げ (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市が、公共交通の値上げを行うと公表した。      イスタンブル広域市から発表された声明では、「UKOME(交通調整センター)は、およそ3年間据え置かれてきた公共交通の運賃について、物価の大幅な上昇を受け、新たな料金水準を設定することを決めた。2月10日月曜日より適用される新しい運賃表では、正規の電子乗車券が3.50リラ、学生用乗車券が1.75リラ、ブルーカード(訳注:1か月定期・180回乗車)が275リラ、学生用ブルーカード(訳注:1か月定期・200回乗車)が50リラとなること 全文をよむ

2020-02-05 アククユ原発、稼働は2023年 (Milliyet紙)

メルスィンで建設中の4つのユニットからなるアククユ原発の1号機が2023年に、2号機が2026年に稼働予定である。      ロシア連邦原子力庁(ロスアトム)によりメルスィンで建設中のトルコ初の原発であるアククユ原発に関してメディアに対して説明セミナーが行われた。セミナーでは、原子力発電所の安全システム、アククユ原発の現在の状況、原子力技術における記者の見解、地球温暖化や気候変動、エネルギーの種類の環境への影響という問題において情報共有がなされた。      ■2号機は2026年に稼働予定   全文をよむ

2020-01-29 白物家電業界、好調 (Radikal紙)

トルコの白物家電業界連盟(Türkbesd)のデータによると、輸出と国内の売上数の合計が去年を2%、生産数は1%を下回った。      同連盟のジャン・ディンチェル代表は、2019年の業績に関して記者会見を行い、2019年の上半期において特別付加価値税(ÖTV)の撤廃、下半期の経済の回復の傾向、企業のキャンペーンと強い輸出への支援のおかげで、合計の売上台数は去年に比べて2%下回りながらも、50万個を達成したと論評した。      ディンチェル代表は、トルコが2019年の第3四半期に成長の傾向へと 全文をよむ

2020-01-26 経済問題の影響は水の購入にも及ぶ (Cumhuriyet紙)

四人家族の年間ペットボトル購入費用が2000リラまで上昇すると、水道水に使用する浄水器の購入が二倍に膨れ上がった。浄水器がある家庭の数が300万に上昇すると見込まれる。      あらゆる物の値上げに伴う生活用品の高騰は、最も基本的な消費物である飲料水まで国民を倹約に仕向けた。      イスタンブル・炭酸水・水・果実水生産者・販売者協会のアフメト・トゥラン・アクカヤ会長によると、トルコ全土でここ1年でペットボルトの飲料水は、小額の値上げが続いて合計で65%上昇した。イスタンブルで2018年に発 全文をよむ

2020-01-22 ダボス会議、アルバイラク財務相の発言内容 (Hurriyet紙)

アルバイラク国庫及び財務担当大臣はダボス会議の二日目に重要な発表を行った。アルバイラク大臣は、「トルコの存在感への信頼を確かな意味において獲得したプロセスである。2020年は更に静かに過ぎる年となるだろう。国際的な成長予測について様々な期待が更にポジティブなものとなる年である。これはポジティブな展開なのである。勿論のこと、私たちは世界の安定に組している」と語った。      ■アルバイラク大臣の発表の抜粋      私たちは昨日の夜に伝統料理の夕食会に参加した。世界中からやってきた首脳たち、実業 全文をよむ

2020-01-18 イスタンブル地下鉄新空港線、レールの火入れ式 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ガイレテペ・イスタンブル空港線の地下鉄プロジェクトにおいてレールの火入れ式を行った。     レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ガイレテペ・イスタンブル空港線地下鉄プロジェクトの火入れ式でスピーチを行った。式典でのスピーチ後、エルドアン大統領はプロジェクトで使用されるレールの火入れを行った。     エルドアン大統領は、今回のプロジェクトに関して以下のように話した。     「わが国初の高速地下鉄という称号を得るこの路線により、イスタンブル空港・ガイ 全文をよむ

2020-01-10 イスタンブル空港、36言語でサービス (Hurriyet紙)

イスタンブル空港では外国人利用客がコミュニケーション上で問題を被らないように、空港の35カ所で36言語・80方言に対応した利用者向けの「即時翻訳サービス」を開始した。英語・フランス語・スペイン語など広く使用されている言語の他、ロシア語・ペルシア語・朝鮮語・デンマーク語・チェコ語・ウルドゥー語など合計36言語を網羅する翻訳サービスについて、利用客からは満足の声があがっている。      トルコ最大の外国への玄関口であるイスタンブル空港で、利用客に問題を解決するためにテクノロジーを提供するプロジェク 全文をよむ

2020-01-08 グランドバザールの店舗売買、差し止め (Milliyet紙)

イスタンブルの観光客が足繁く通う場所である、世界中で有名な歴史深いグランドバザールで1200万トルコリラの価格でオークションに出された9.2㎡の店の売却がオーナーの4人の兄弟の和解とともにキャンセルされた。      グランドバザールで9.2㎡のセレンギル兄弟が所有する商店が1200万トルコリラの価格で昨年の11月のオークションに出品された。イスタンブル第六簡易裁判所では売却による共同経営の解消について訴訟が起こされた。      裁判所は商店の売却をオークションで実現するために各紙に宣伝を行っ 全文をよむ

2020-01-08 トルコ・ストリームとは何?どこを通る? (Milliyet紙)

トルコストリームの弁が開かれる。金閣湾会議センターで開催される式典とともにプロジェクトは始動する。この熱い展開ののち、「トルコストリームとは何か?」「トルコストリームはどこを通過するのか」という問いがトレンドとなった。さて、この話題についての情報とは…。      トルコストリームで新たな進展。ロシアの天然ガスをトルコへ、トルコからヨーロッパへ運ぶトルコストリームのための式典が設けられようとしている。トルコストリームの弁が開けられる際、その担い手は、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアの 全文をよむ

2020-01-08 プーチン・エルドアンにより、トルコ・ストリーム開通! (Milliyet紙)

最新のニュースによれば、トルコ・ストリームが開通した。開通式典がレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのヴラジミル・プー チン大統領により行われた。アメリカ-イラン間における危機に触れたエルドアン大統領は、「同盟国であるアメリカと隣国のイランの間で我々が望まない地点に及んだ。イラクとシリアの代理戦争の舞台とならないよう。我々は外交手段を用い解消に努めている」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシアのウラジミル・プーチン大統領は、ロシアの天然ガスをトルコと、トルコを 全文をよむ

2020-01-03 トルコ絨毯、年間25億ドル輸出 (Milliyet紙)

トルコ輸出業者会議(TIM)の絨毯部門のセラハッティン・カプラン代表は、2019年、25億3500万ドルもの絨毯の輸出が行われたと明らかにした。      カプラン代表は、書面での発表を行い、2019年にトルコ全土から181カ国に対し、絨毯の輸出が行われたと明らかにした。      同代表は、絨毯輸出業者は、昨年、前年と比べて11.9%増加した25億3500万ドル相当の製品を輸出したと強調し、2019年に絨毯業界としての目標に到達したと話した。      到達までのプロセスにおいて、目標を高めた 全文をよむ

2019-12-30 アナドルジェット、軽食サービス大幅削減 (Cumhuriyet紙)

トルコ航空のLCCであるアナドルジェットは、機内でのサービスの大幅な削減に踏み切った。増加する支出に対する緊縮措置の一環としてサンドイッチとコーヒーのサービスを完全に廃止した。      アナドルジェットのサービス廃止により利用客の減少にどれほど影響するのかが心配されている。      ■コーヒーがメニューから消えた      アナドルジェットの新しいサービスの方針では、深刻な緊縮措置の適用が始まった。驚きの決定により、旅行者への無料のサービスのメニューからサンドイッチとコーヒーが完全に廃止され 全文をよむ

2019-12-28 世界はどう見た?―トルコ初の純国産自動車発表 (Hurriyet紙)

トルコ初の国産車が27日夜ゲブゼで開催された大型式典で、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領によって発表された。   この開発はソーシャルメディアで話題を集め、世界のメディアが大きな関心を見せた。      初自動車開発であったデヴリムから58年後、完全国内開発した新国産車の発表は27日夜生放送で実現した。   レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は「今日という歴史的な日に、トルコ60年の夢の実現に至った瞬間を我々は目撃している」と述べた。   速報としてテレビ放送された発表ではSUVとセダンの 全文をよむ

2019-12-28 初の国産自動車、生産はゲムリキで (Hurriyet紙)

トルコの自動車開発グループ(TOGG)は、国産自動車の生産のため、ブルサのゲムリキ市に所在するトルコ国軍(TSK)が所有する土地に工場を建設する予定である。       トルコで高度なテクノロジーによって支えられた国産の自動車が製造されることになる工場は、レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領の署名により発表された決定により、ブルサに建設されることが確実となった。エルドアン大統領は、ゲブゼにあるITバレーにて国産の自動車を紹介する会見を行い、工場がゲムリキ市のハララル地域にある、トルコ国軍が管轄 全文をよむ

2019-12-22 温泉観光、10億ドル稼ぎ出す (Yeni Safak紙)

トルコ国内の温泉施設には、1年中、外国人75万人をはじめとする300万人の旅行者が訪れ、約10億ドルの収入をもたらした。      2017年に設立された地熱健康観光協会(TESTUD)は、病院や温泉施設、リハビリセンターを持ち、専門の保健スタッフらからなる183名がいる。同協会のヤヴズ・ユルク会長は、TESTUDの今年の活動に関する評価を行った。      ユルク会長は、トルコの高齢者・障害者ケア施設に関する外国の保険会社や保健機関への国内外での教育・紹介活動を行いつつ、近隣諸国をはじめとする 全文をよむ

2019-12-22 イズミル・ウスパルタ間の列車、10年ぶりに運行再開 (Hurriyet紙)

地中海とエーゲ海をレールで結ぶギョルレル・エクスプレス(湖畔特急)が、10年ぶりに、10月25日、運行を再開した。ウスパルタ―イズミル間の移動手段として列車を選択する人々に快適で心地良い旅を提供するギョルレル・エクスプレスは、連日、何十人もの乗客にこの上ない旅を保証している      ウスパルタ―イズミル間を毎日往復運行するギョルレル・エクスプレスは、定員262人の四両編成である。列車はバスマーネ駅を22時30分、ウスパルタ駅を22:00時に発車し、平均所要時間は8時間である。電車はトルバル駅、 全文をよむ

2019-12-21 経営危機のアトラスグローバル航空、運行再開 (Hurriyet紙)

経済的な問題のため一時期運航を停止していたアトラスグローバル航空が運航を再開し、再開後の初飛行を実現した。      運航を一時的に中止していたアトラスグローバル航空は、予定されていた運航を再開した。26日間の中止ののちの初運航はイスタンブル空港からロンドンまでの区間で実現した。      同航空社は11月26日に行った発表で、再建プロセスのために運航を12月21日まで一時的に中止すると発表した。このプロセス中、同社社員は有給休暇扱いとなる一方で、運航を取りやめる便については乗客との航空券売買に 全文をよむ

2019-12-19 ロシアに輸出トップは「みかん」 (Milliyet紙)

今年1月から11月にかけて、トルコからロシアに2億1469万8494ドル相当の柑橘類が輸出された。      アナトリア通信特派員がまとめた東黒海輸出者協会(DKİB)のデータによると、ロシアに1月から11月の間で39万3548トンの柑橘類が売られた。      合計で2億1469万8494ドルの外貨流入をもたらした柑橘類の輸出のなかで、最も売れたのはミカンで23万352トン輸出された。この果物の輸出によって、1億1792万3287ドルの収益が出た。      同時期にレモンが5494万7966 全文をよむ

2019-12-16 農産物の国産はもはや夢 (Cumhuriyet紙)

トルコ国内産物と国内商品の消費を増やすため、毎年12月12日から18日までの国産品週間では、農産物における国産自給率が話題になった。      トルコ統計協会のここ10年間の植物性産品バランスシートによると、農産物の生産が増加しても、増える消費を賄えない。不足分は、輸入で補っている。農産物の自給率の減少は次の通り。      ・全ての野菜について、国内生産が国内需要を賄う割合は2009-2010年では108%だったが、2017-2018年には106.6%に落ちた。      ・2009-2010 全文をよむ

2019-12-12 アルバイラク財務相、社会保障対策分譲住宅への応募日程発表 (Hurriyet紙)

ベラト・アルバイラク財務大臣は社会保障対策分譲住宅のための応募日程を12月15日から1月15日とすることを述べた。       ベラト・アルバイラク財務大臣は社会保障対策分譲住宅計画に関する詳細を発表した。アルバイラク大臣は申し込みが12月15日から1月15日の間に受け付けられることを述べた。       240ヶ月を満期とし、10パーセントを頭金とする月々894リラの支払いで住宅が得られる。2LDKと3LDKの家が所有者へと1-1.5年のうちに引き渡される。       2LDKの家は14万- 全文をよむ

2019-12-07 スーパーマーケットチェーンへ規模規制―小売業法案、国会へ (Hurriyet紙)

スーパーマーケットチェーンが小規模コミュニティに店舗を開く際に、今後、人口基準が導入される。この基準として3000人または5000人で区切るか議論がなされている。また小規模食料品店が協同組合を組織したり農業協同組合との協働することも可能となる。安価な食料のための「供給・流通協同組合」モデルが開発される見込みである。   商務省が中心となって取り組む小売業法案では、スーパーマーケットチェーン制限から、小規模食料品店が低コストで商品を購入できるようにする「流通協同組合」の設立に至るまで多種多様な改正 全文をよむ

2019-12-04 高速鉄道12列車、アンカラに到着 (Yeni Safak紙)

トルコ国営鉄道(TCDD)総局によりドイツに発注された12セットの高速鉄道車両の第一号がアンカラ・マルシャンディズ駅に到着した。通関手続きの後に試験運行が開始される列車は、2020年2月20日にサービス開始が計画されている。第二号が今月納品されることが計画されている列車車両全体がサービスを開始すると、高速鉄道利用客は一日2万2000人から、2020年に約3万人、2021年には約4万人にまで増やすことを計画している。      TCDD総局の発注した12セットの高速鉄道(YHT)車両の第一号がアン 全文をよむ

2019-12-01 鉄道路線の国境管理、時間短縮へ (Hurriyet紙)

トルコ国鉄(TCDD)運輸株式会社の最高責任者であるカムラン・ヤズジュ氏は、「我が国には1,213kmの高速鉄道(YHT)路線と11,590kmの在来線からなる合計12,803kmの鉄道網上に、784箇所の駅と停車場があり、これにより旅客・貨物の輸送と管理が行われている」と述べた。       ヤズジュ氏は、トラブゾンで行われた「第4回国際シルクロード実業家サミット」へ参加し、アナドル通信に対し行った声明において、163年にわたって続く歴史を持つトルコの鉄道は、より有効で生産的な鉄道部門を確立す 全文をよむ

2019-12-01 シシェジャム、イタリアで二つ目の工場開設 (Hurriyet紙)

伊ジュゼッペ・コンテ首相は、「シシェジャムが経済的にも環境的にも持続可能なプロジェクトを携えてやってきた。そしてこの工場を稼働させることによって重要な一歩を踏み出した」と述べた。      板ガラス、住宅用ガラス製品、ガラス容器、ガラス繊維といったガラスを用いるあらゆる産業分野からソーダ・クロム化合物までカバーする世界有数企業であるシシェジャム社が、イタリアで二つ目の板ガラス投資となるマンフレドーニア工場を開設した。      イタリアのプッリャ州モンテ・サンタンジェロにあるマンフレドーニア工場 全文をよむ

2019-11-28 VAKKO、13年ぶりベイオールに出店 (Hurriyet紙)

2006年に撤退したイスタンブルのベイオール地区に44年間店を構えていた老舗ワッコが、13年ぶりに出店する。      ベイオール区長ハイダル・アリ・ユルドゥズ氏はこれまで、ワッコにベイオールに戻ってくるよう呼びかけを行っており、「ジェム・ハッコ氏を訪問し、彼にもう一度来て、ベイオールで店を出すようにお願いする」と述べていた。ベイオール区長のこの誘いにワッコのCEOジェム・ハッコ氏から返答がきた。先日ハイダル・アリ・ユルドゥズ区長を訪問したジェム・ハッコCEOはユルデドゥズ区長のベイオールに戻っ 全文をよむ

2019-11-27 トルコからカタールへ羊、輸出 (Milliyet紙)

トルコにおいて羊の数が最も多い県の一つであるヴァンで3万頭の家畜がカタールへと輸入された。畜産で生計を立てている人々の顔をほころばすこの輸入は継続されることが伝えられた。オザルプ郡農林業総局副局長メフメト・エミン・ポラト氏は、最近一年間で行われた3万の家畜の輸入のうち2万は、オザルプ郡で行われたと語った。      牧草地と植生の豊かなポテンシャルを有しているヴァンで畜産は、重要な位置を占めている。トルコにおいて最も多くの羊が飼育される県の一つであるヴァンは、最近1年間羊の輸出が行われている。輸 全文をよむ

2019-11-27 ボドルムの違法建築のホテル・別荘、解体工事、まもなく完了 (Yeni Safak紙)

ムーラ県ボドルム郡で、違法建築のホテル11棟と、別荘と住宅2200軒の解体工事が完了した。都市計画にそぐわない19の計画のうち18が解体された。BESAグループによる「The Bo Viera」プロジェクトの解体工事は95%完了した。      ムラト・クルム環境都市整備相は、8月20日にボドルムを訪問し、違法建築に関する調査会に参加した。行われた調査の結果、都市計画にそぐわない建物の解体が開始された。9月28日に再びボドルムを訪れたクルム大臣は、プロジェクトの責任者に「あなたたちが解体しないの 全文をよむ

2019-11-26 マニサから中国へ300万ドルの干しぶどう輸出 (Hurriyet紙)

企業役員のシェムセッティン・オズギュル氏は、「中国で始めに3万トンの市場を見込んでいる。マーケットポテンシャルは非常に大きく、将来性がある」と述べた。      マニサ県のある企業が、中国最大の食料品輸入企業の一社に300万ドル規模の干しぶどうの輸出協定を結んだ。      トルコの農産物は東アジアの国々でその味や品質、価格の点で優れているとして人気が出始めている。ヘーゼルナッツの輸出が倍増している中国へ、干しぶどうの輸出も増え始めた。      オズギュル・タルム社は長年干しぶどうの輸出をして 全文をよむ

2019-11-24 アンタリヤ、旅行者数1500万人超 (Hurriyet紙)

世界で最も観光客が訪れる都市の一つであるアンタリヤに船舶および航空機で訪れた外国からの観光客数が11月20日時点で1,556万7千人に達した。   世界的に重要な観光地のひとつに数えられるアンタリヤは、11ヶ月で1500万人を超す外国人旅行者を受け入れた。      193ヶ国の旅行者が選んだこの都市は今年、外国人観光客数記録を塗り替えた。昨年アンタリヤが受け入れた観光客数は1,364万2千人だったが、10月の時点で1,400万人に達しこの数字を追い抜いた。   アンタリヤ県文化観光局のデータに 全文をよむ

2019-11-20 メッカ巡礼2020のお値段は? (Milliyet紙)

2020年のメッカ巡礼の事前登録が続いている。初めて登録を行う候補者たちのための事前登録は、2019年12月13日の23時59分まで続けられる。      「初回登録」を行いたい人は、アル・バラカ・チュルク、ハルクバンク、クウェート・チュルク、PTTバンク、トルコ・フィナンス、ワクフ・バンク、ワクフ・カトゥルム、ズィラート・バンカス、ズィラート・カトゥルムの各銀行のうちのどれかひとつ(インターネット銀行(PTT銀行以外)もしくは各支社のうちの一つに)25TLの事前登録料金を支払った後に“www. 全文をよむ

2019-11-18 通信教育で学生になれば、これだけお得 (Hurriyet紙)

学生証がもたらす利益の活用を望む人は、大学の通信教育に登録する。通信教育に登録し265リラを支払えば、205リラの[交通機関利用のためのプリペイド式ICカード]イスタンブルカードの月額料金を学生割引で40リラまで下げられる。この方法を用いて交通機関では年間1715リラの利益を受けられる一方、映画や博物館での割引にも活用されている。アナトリア大学だけでも270万人の通信教育の学生のうち220万人は形だけの学生である。      生活費が限られているために買い物のセール期間を待っている人々が、支出を 全文をよむ

2019-11-17 グランドバザールの店1軒、その値段は? (Milliyet紙)

その評判がトルコの国境を越える歴史的なグランドバザールでは、使用面積9.2平米の店舗が1200万トルコリラ(約2億2740万円)という価格から公開オークションで販売に出されていた。この店舗はグランドバザールのベヤズィト門付近のエリアに位置している。      イスタンブル第6簡易裁判所の売買管理局から各紙に知らされた公示によると、歴史的なグランドバザールの一店舗が公開オークションで販売される。   公売は2020年1月10日にイスタンブル第6簡易裁判所の聴聞室で開催される。店舗の使用面積は9.2 全文をよむ

2019-11-14 ムーディーズ、トルコの経済成長率予想を上方修正 (Hurriyet紙)

ムーディーズはトルコの経済成長率の伸長が速まるという予測を発表し、2019年の経済成長率予測は0.2%となった。      国際格付け機関のムーディーズは、トルコの経済成長率予測の伸長が速まるという予測を発表し、2019年の経済成長率予測は-2%から0.2%に上方修正された。      ムーディーズは「国際マクロ経済の展望・2020年~2021年」報告で、今後2年間の世界経済の成長が鈍化し、2020年・2021年は世界経済が後退するという予測を発表した。      同報告では、G-20各国の20 全文をよむ

2019-11-14 ボルの古城風別荘地、2021年終了へ (Milliyet紙)

ボル県のムドゥルヌ郡でアラブ人顧客のみに販売され、城のような建築物ということで話題にあがっているブルジュ・アル・ババス計画を行っている企業に関して、2018年に出された破産決定が裁判所によって撤回された。サロット・グループのメズヘル・イェルデレン社長は裁判期間中に負債の50パーセントを清算したことと、プロジェクトが2021年に終了することを述べた。      ムドゥルヌ郡で2011年に建設が始まった732軒の別荘、ショッピングセンター、ホテル、2つのコンベンションセンターがあるプロジェクトの中で 全文をよむ

2019-11-10 高速鉄道で特急の時代 (Hurriyet紙)

交通インフラ省は、2020年に新たな高速鉄道事業の操業を準備する一方、生産性向上のためにも高速鉄道路線では特急の運行が始まる。      交通インフラ省は、新しい事業計画を準備し、高速鉄道路線における大都市間の特急運行を行う予定である。高速鉄道の全長も2020年中には1213km から2269kmに増加される予定である。このうちアンカラ・シヴァス間の高速鉄道路線は2020年中に運行が開始される路線の一つである。鉄道における近代化とイ ンフラ整備事業は続く予定である。現在、路線のうち2657kmの 全文をよむ

2019-11-06 高さ最高、ビトリスの橋、まもなく完成 (Hurriyet紙)

1970年代に最初の入札が行われたトルコで最も高い橋は、ビトリス県ヒザン郡とスィィルト県ペルヴァリ郡の間に建設されて、開通までの日数は僅かとなっている。      ボタン橋は1970年代に最初の入札が行われたが、様々な理由から遅れが生じたために未完成となっている長さ450m、高さ120mの橋だ。2015年に改めて入札され、今年の末に開通する見込みである。ビトリス県ヒザン郡とスィイルト県ペルヴァニ郡を互いに繋ぎ、ボタン川の上に建設されたボタン橋は、トルコの最長の橋としても歴史に残るだろう。ボタン川 全文をよむ

2019-11-03 初の中国発ヨーロッパ行き貨物列車、11月6日アンカラ着 (Hurriyet紙)

中国を出発しマルマライ(※訳注:ボスフォラス海峡を通る海底トンネル)を通過して欧州へ向かう初の貨物列車「中欧班列」(チャイナ・レイルウェイ・エクスプレス)が、カルス経由でトルコへと入った。      列車がアンカラ駅に到着する11月6日には、交通インフラ省のジャーヒト・トゥルハン大臣が参列してセレモニーが行われる。      アナトリア通信社の記者がトルコ国営鉄道から得た情報によれば、「中欧班列」は中国を出発し、カスピ海横断国際輸送ルート「トランス・カスピアン・インターナショナル・トランスポート 全文をよむ

2019-11-03 新税法案、予算計画委員会を通過 (Cumhuriyet紙)

デジタルサービス税、宿泊税、高級住宅税、所得税の税率に関する新区分及び課税率追加等の改定を含む法案が、トルコ大国民議会(TBMM)予算計画委員会で承認された。      デジタルサービス税、宿泊税、高級住宅税、所得税の税率に関する新区分及び課税率追加等の改定を含む法案が、トルコ大国民議会(TBMM)予算計画委員会を通過。      デジタルサービス税、宿泊税、高級住宅税、所得税の税率に関する新区分及び課税率追加等の改定を含む、デジタルサービス税法及びその他の法、さらに改正第375号に基づく改定実 全文をよむ

2019-11-03 マルマライ、6年間の収益は14億リラ (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、直近のグループ会合で、6年間でマルマライを利用した乗客の数は4億300万人だったと明らかにした。ここから移動によってマルマライはこの期間で14億リラの収益を上げたことになる。      トルコの最重要かつ最大のプロジェクトであるマルマライは、可能にした快適さ、時間、節約の利益と同時に、数字的にも注目を集めている。ヨーロッパ大陸とアジア大陸の間で途切れることなく鉄道でつなぐことを可能にしたマルマライは、開通した2013年以来、何十億もの数字とともに話される収入となった。レジェプ 全文をよむ

2019-11-01 全日空、2020夏からイスタンブル便就航へ (Hurriyet紙)

İGA(イスタンブル・グランド空港)運営会社は、2020年夏季よりイスタンブル・東京間の就航を始める全日本空輸の役員らを迎え、イスタンブル空港を案内した。      İGA運営社は、2020年夏季よりイスタンブル・東京間の就航を始める全日本空輸の役員らをイスタンブル空港で出迎えた。      İGAは同社のツイッターアカウントで全日本空輸からの訪問客についてツイートした。「2020年夏季よりイスタンブル(IST/イスタンブル空港)・東京(HND/羽田空港)間で1日1便運航を始める@FlyANA_ 全文をよむ

2019-10-31 年末のインフレ予想、12% (Cumhuriyet紙)

中央銀行のムラト・ウイサル総裁が、2019年度の年末インフレ予測が12%となったことを発表した。その一つ前の報告書では年末のインフレ予測が13.9%であることを示していた。      トルコ共和国中央銀行(TCMB)のムラト・ウイサル総裁は2019年の第4四半期に関するインフレ報告を発表した。中央銀行のカラキョイ支部で行われた会議で話したTCMBのムラト・ウイサル総裁は、以前の報告では13.9%と示された年末のインフレ予想率が1.9%下がり、12%に落ちたことを述べた。2020年の年末に関するイ 全文をよむ

2019-10-30 象牙等、絶滅危惧種の産品、大量押収 (Hurriyet紙)

イスタンブルで行われた捜査において、象牙、サイのツノ、パイソンの革製品等、絶滅危惧種に当たる動物のツノと骨を使用した製品が押収された。      密輸対策局に、キャウトハーネのある家に絶滅危惧種の動物のツノやその他の品々があると通報が寄せられた。その通報を元に捜査が始められた。      捜査員は一定期間調査を進めた後、家宅捜索を行った。これにより、アゼルバイジャン国籍のN.Sが逮捕された。また、長さ50センチメートルのサイのツノが1本、長さ85センチメートルの象牙が2本、4.5メートルのパイソ 全文をよむ

2019-10-25 イスタンブル運河、進捗は? (Hurriyet紙)

環境都市整備省は、イスタンブル運河について、調査・評価委員会の会合を行う予定だ。      イスタンブル運河のプロジェクト調査・評価委員会の会合は、11月28日に開催される。 海の埋め立て、海底探査や沿岸の構造などの項目が検証される。      環境影響評価・許可総局は、この件に関するインターネット上での説明で次の情報を開示した。      「イスタンブル県のキュチュクチェクメジェ・アヴジュラル・アルナヴトキョイ・バサクシェヒルの各市において、トルコ共和国交通海事通信省インフラストラクチャー投資 全文をよむ

2019-10-20 オリーブ産業、危機 (Hurriyet紙)

コスト増加に加え、気候変動がオリーブ園での疫病を引きおこし、その結果品質が低下したことで、生産者と輸出業者の両方が損害を受けた。      エーゲ海地方オリーブ・オリーブオイル輸出業者協会(EZZİB) のデータによると、国内で2018年10月1日~2019年9月期のオリーブ総輸出量は、前年同時期と比べて、重量では34%増加し9万1228トン、市場価値では11%増加の1億4160万ドルに上った。一方で同時期のオリーブオイル輸出量は、重量では19.6%減少の4万9437トン、市場価値は42%減の1 全文をよむ

2019-10-19 東地中海海岸道路、間もなく開通 (Hurriyet紙)

ハタイにある二つの観光地の街を結ぶサマンダー・アルスズ海岸道路が、まもなく完成する。ハタイの海沿いの街であるサマンダーとアルスズを結ぶ約50kmの海岸道路の間の26kmが、道路に適していないために、アンタキヤとイスケンデルン間の112kmもの道路を通過せざるを得なかったが、その遠回りをする必要がなくなる。      地元の人々及び観光客らは、3月に行われた入札の後開始された、オフロード車とトラクターでのみ通行することのできた26kmの機能していなかった海岸道路の工事が終わることを喜んでいる。アン 全文をよむ

2019-10-18 カイセリでIS捜査 (Cumhuriyet紙)

カイセリでテロ組織・IS(イスラミック・ステート)に対する捜査が行われ、シリア国籍の容疑者5人が拘束された。      カイセリ県の発表によると、県の軍警察部隊がテロ組織・ISメンバーの捜索の過程で、以前ISで武力を用いた活動を行っていたとされる外国籍の容疑者5人がカイセリにいることを突き止めた。      軍警察部隊はコジャスィナン郡の複数箇所で同時に行われていた作戦で、シリア国籍であるB.S、N.A、M.H、N.A、M.Hの5人の身柄を拘束した。      容疑者らは軍警察での手続きの後、カ 全文をよむ

2019-10-15 フォルクスワーゲン、トルコでの工場建設を延期の噂 (Cumhuriyet紙)

ドイツの経済新聞ハンデルスブラット紙は、フォルクスワーゲンがトルコでの新工場設立を延期したと報じた。会社のイメージを損なう可能性があるために設立に踏み切れなかったもようだ。      ハンデルスブラット紙は、大手自動車会社のフォルクスワーゲン(VW)が新工場をトルコに設立することを計画をしていたが、シリアで行われている軍事作戦を理由に延期したと報じた。      同社の経営部門や監査部門筋からの情報によると、より少ないコストとより多くの収益を見込んで新工場設立の候補地にトルコが挙げられていたが、 全文をよむ

2019-10-05 地震で変わる不動産市場 (Cumhuriyet紙)

イスタンブルで先日発生したマグニチュード5.8の地震以降、特に古い物件に住む人々が新築物件を探してはじめた。これに不動産業界が動きはじめ、最近「耐震住宅」「新築」「地震対策適合住宅」といった広告が前面に押し出されつつある。一方でこうした状況は、特に賃貸物件の価格を押し上げた。地震への不安から物件探しをする人々は、高額な住宅価格に不満を口にしている。      過去数年の住宅広告といえば「ボスポラス海峡を一望」「公共交通機関に近い」といった特徴が軒を連ねていたが、イスタンブルで発生したマグニチュー 全文をよむ

2019-10-05 自動車用港湾建設、日本が借款 (Hurriyet紙)

トルコで自動車用のRO-RO船(ローロー船:貨物フェリー)ターミナルを建設するため2018年に日本郵船株式会社(NYKLine)から1億1千万ドルの投資決定を得たOYAK(軍支援協会)財閥は、日本国際協力銀行(JBIC)並びにMUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ)銀行との融資契約に署名を行った。OYAK港が資金調達のため署名を行ったこの規約は、日本企業がトルコで投資や輸出を行う機会を創出することも期待されている。    OYAK財閥海事港湾マネージメント株式会社は、トルコ最大の自動車用港湾 全文をよむ

2019-10-05 綿花農家、低価格に苦闘 (Cumhuriyet紙)

農家によって「白い金」とも呼ばれる綿花の収穫が始まる中、その価格が(1キロ)3.5リラと公表されたことが生産者を苦境に立たせることとなった。共和人民党(CHP)のアイドゥン県国会議員でありトルコ大国民議会(TBMM)の公共事業整備交通観光委員会のヒュセイン・ユルドゥズ委員は「省庁は綿花農家への支援補助金を直ちに発表するべきだ」と述べた。      ユルドゥズ委員は公表された綿花の価格では生産者は借金さえ支払うことができなくなると述べ、「軽油や肥料について倍近い値上げを行うにも関わらず、綿花の価格 全文をよむ

2019-10-01 イスタンブル地震、保険はおりるの? (Milliyet紙)

住宅が地震で被害を受けるリスクに備えて作られたDASK(自然災害保険機構)への年間の掛け金はいくらなのか。被害状況に対する保険金はいくらもらえるのか。物品は保険の適用範囲内なのか。賃貸利用者でもDASKに申し込めるのか。被保険者でない人でも電気や水道を利用することはできるのだろうか。      ■DASKに関するよくある20の質問      先週イスタンブルで発生したM5.8の地震は、国民にZDS(強制地震保険)をまたも思い出させた。DASKのもとで設立されたZDSは、現時点で200億リラの損害 全文をよむ

2019-09-28 クレジットカード、金利引き下げ (Milliyet紙)

トルコ共和国中央銀行(TCMB)のトルコリラと外貨単位でのクレジットカード取引において適応される月ごとの最大約定金利と延滞金利が引き下げられた。      TCMBの「クレジットカード取引において適応される最大金利に関する報告」における、「変更実行についての報告」が官報上に掲載された。件の報告は2016年11月12日付の第29886号官報において掲載され、その第4条上で変更がなされた。      これによれば、クレジットカード取引で適応される月ごとの最大約定金利はトルコリラ単位では1.6%、外貨 全文をよむ

2019-09-27 トマス・クック倒産、トルコにも大打撃 (Cumhuriyet紙)

トルコへもっとも多くの旅行客をもたらしていた旅行代理店の一つである、英国のトマス・クック社が倒産したことは、とくにムーラ県において多くの事業者を苦境に陥れた。       共和人民党(CHP)のムーラ県選出の国会議員であるミュルセル・アルバン氏は、ホテルが大変な苦境に陥っていることを明らかにし、以下の点について特に言及した。   「公正発展党(AKP)のエルドアン政権は、この切迫した状況に介入し損害の大部分を補填しなければならない。気候変動の結果自然災害が起こるように、この倒産の結果起きているこ 全文をよむ

2019-09-26 フォルクスワーゲン:フォルクスワーゲンからトルコへ巨額の投資 (Hurriyet紙)

フォルクスワーゲン生産担当取締役のアンドレアス・トストマン氏は、「フォルクスワーゲンはトルコにおける生産工場のための最後の会談を行っている。」と語った。      ドイツの自動車製造会社フォルクスワーゲンのトルコでの新規の生産工場の設立のための会談は、合意に達する見込みだ。      ベルリンにおいて新聞記者たちに対しておこなった発表おいて、「トルコ(の責任者ら)との交渉会談は完了するところだ。」と語ったフォルクスワーゲンのアンドレアス・トストマン生産担当取締役は、会談が二週間もしくはそれ以上の 全文をよむ

2019-09-20 パン、こっそり値上げ (Cumhuriyet紙)

イスタンブルのいくつかの地区では、パンの製造販売店がまとまって値上げを決定した。アヴジュラル地区では、パンが25クルシュ値上げされた。      ここ1年で生産コストが35%上昇したため、パンの製造販売店はそれに対応することを余儀なくされていたが、これまで値上げ要求を認められてこなかった。しかし彼らは、法的に規定されていない値上げを始めた。イスタンブルのアヴジュラル地区では、先週は200グラム=1.25TLで販売されていたパンが、今週初には200グラム=1.50TLに値上げされていた。パン製造販 全文をよむ

2019-09-20 地下鉄ウムラニエ・ギョズテペ線2022年完成へ (Cumhuriyet紙)

工事が中断されていたウムラニエ〜ギョズテペ間の地下鉄路線の建設が再開された。イスタンブル広域市のイマムオール市長は、掘削式典でスピーチをし、イスタンブルにおいて現在までに建設された鉄道網は価値のあるものであるが、依然として十全なものではないと述べた。      イスタンブル広域市のエクレム・イマムオール市長は掘削式典にて以下のように話した。      「222キロメートルにもなる地下鉄の工事が続いている。なんと残念ながら、今ここにあるギョズテペ〜ウムラニエ線のようなプロジェクト8つにおいて、1年 全文をよむ

2019-09-20 日照りを救う雨―クルクラレリ (Hurriyet紙)

トルコのヨーロッパ側に位置するクルクラレリ市では、どしゃ降りの雨のおかげで、取水後に、何千匹もの魚が死に、残った魚たちも同様の危険にさらされていた池の水量レベルが高まった。村長のシェヴケト・フィリズさんは「今日も雨のおかげで魚たちは助かっ た。魚たちが泳ぎ始めたのをみれたよ」と話した。      ババエスキ郡に属するオルチル村にある池から畑へ水を供給するために、7日前から取水しはじめた。水量が池の底のほうまで下がったため、県特別行政体の職員達は3日前に始めた作業を、大雨のため中断した。彼らは、3 全文をよむ

2019-09-15 弁護士数、10年間で2倍に (Milliyet紙)

法務省がトルコ大国民議会(TBMM)へ提出した報告書は、トルコで弁護士の数がここ10年で2倍に増加したことを明らかにした。トルコにおける弁護士の数は2019年7月1日時点で14万6950人に達した。      本紙が得た情報によると、ファーティフ・エルマン・ユナルなる人物がトルコ大国民議会(TBMM)の請願委員会に訴えでた。それによると、公務員達が退職せずに弁護士となるための許可が与えられ、また無給で休暇許可を得ることなく弁護士となるための研修への参加が認められるよう求めた。委員会はこの議題を法 全文をよむ

2019-09-12 トルコ中央銀行、新利子発表 (Milliyet紙)

トルコ中央銀行の金融政策委員会は、1週間を期限とするレポ取引の利息率(主要政策金利)を3.25ポイント下げ、19.75%から16.5%とした。      トルコ共和国中央銀行(TCMB)は利息率に関する会見を行い、ムラト・ウイサル総裁主宰で招集された金融政策委員会(PPK)において、主要政策金利が19.75%から16.5%に引き下げられることに決まったと発表した。      会見では、最新のデータによると、経済活動の場で穏やかな回復傾向が続いていることが明らかにされた。      また、上半期に 全文をよむ

2019-09-11 コンヤで土地崩落、大きな穴 (Cumhuriyet紙)

コンヤのカラプナル郡で特に農地で見られる陥没穴が、農家を不安にさせている。直径30メートル、深さ5メートルにわたる陥没穴が一週間前に整備された農地に出現したことを述べたレシャディイェ街区のムスタファ・ヤパル街区長は、「農家は解決を求めている。彼らは農地への種まきができない。農家は恐れている。」と述べた。      カラプナル郡で地下水の汲み上げと土砂崩れによって出現した、そしてその数が330以上にわたる陥没穴は、住民たちを不安にさせている。郡内では直近でレシャディイェ街区のキュチュク・カラクユで 全文をよむ

2019-09-07 イスタンブル新空港、利用者3千万人を突破 (Hurriyet紙)

イスタンブル空港運営局(İGA)は、4月6日に行われた大規模な移転から今日までに、空港利用者が三千万人を突破したことをSNSアカウントで明らかにした。      4月6日に行われた大規模な移転から今日までに、イスタンブル新空港の利用者が三千万人を突破したことが明らかになった。   イスタンブル空港運営局(İGA)の公式ツイッターは、イスタンブル新空港は人々にかけがえのない旅の経験を届けるために、休むことなく稼働していると述べた。       公式ツイッターでは、「今日までに我が空港を利用して下さ 全文をよむ

2019-09-03 旧ボモンティ・ビール工場建物、宗務庁へ (Cumhuriyet紙)

トルコ及びイスタンブルの近代化産業遺産であるボモンティ・ビール工場の建造物群が宗務庁へ移管された。      イスタンブルの重要なシンボルの一つであるボモンティ・ビール工場だが、最後の建物群も宗務庁へ移管された。   1890年にフェリキョイに建設されたボモンティ・ビール工場とその関連建造物群は、1998年にイスタンブル第一文化遺産保護地域委員会によって「保存されるべき文化遺産」として登録された。      今回、イスタンブルの近代化産業遺産のひとつであるこの歴史的建造物に関連し、イスタンブル第 全文をよむ

2019-09-02 八月にイスタンブルで最も値上がりしたものは (Cumhuriyet紙)

イスタンブル商工会議所は、市場の透明性を確保し、世論に広報する目的で、8月にイスタンブルで小売価格が最も値上がりした商品と最も値下がりした商品の価格及び変動割合を発表した。      イスタンブル商工会議所のイスタンブル消費者物価指数に掲載された242商品のうち73商品の小売加価格が上昇している一方、34商品の価格が下落し、135の商品の価格は変動しなかった。      ■8月に長短フィルター付のタバコの価格が27%上昇      8月にはタバコ、アルコール飲料、ソフトドリンクの食品消費グループ 全文をよむ

2019-08-31 イスタンブル・イズミル高速道路、利用者数は? (Hurriyet紙)

メフメト・ジャーヒト・トゥルハン交通インフラ相は、「イスタンブル・イズミル自動車道は、ご存知の通り、8月5日、犠牲祭前に全線開通した。それより前に開通していた部分もあったが、現在は全線利用できる。最新の数字では、250万台近い自動車がこの道路を利用した。これは大変な数字だ」と述べた。      メフメト・ジャーヒト・トゥルハン交通インフラ大臣は、アンカラ・スィヴァス高速鉄道(YHT)プロジェクトが進行していることを明らかにし、「今年の年末近くにはこの路線での試験走行が始まるだろう。その後、段階を 全文をよむ

2019-08-25 アンタルヤの外国人観光客、17%増 (Cumhuriyet紙)

トルコの最も素晴らしい観光地のひとつであるアンタルヤへ、今年1月1日から8月22日の間に訪れた外国人観光客数が1千万5323人に達して記録を更新し、観光セクターが大いに沸いた。      県文化観光局のアンタルヤとガーズィーパシャ空港のデータによれば、2019年1月1日から8月22日の間にこの街へ来た外国人観光客の数が、2018年の同期間と比べ17.6パーセント増加し記録を更新した。最も多くの観光客を送る国としてはロシアが首位、次いでドイツが二番目であった。      2017年1月1日から8月 全文をよむ

2019-08-23 オリエント・クイーン号、マルマリスへ寄港 (Hurriyet紙)

豪華客船オリエント・クイーン号は、219名の乗客を伴ってマルマリス港へ停泊した。      豪華客船オリエント・クイーン号は地中海ツアーの航路にあるムーラ県マルマリス郡に到着した。同客船はクルーズ・ポート港の大埠頭に停船し、その船内には多くがレバノン人である乗客219名と船員145名が乗船している。      観光客たちは市内を観光し、ヨットハーバーにあるレストランやカフェで食事をし、屋内市場で買い物をした。客船はギリシャのサントリーニ島から来訪し、23日夜にレバノンの首都ベイルートに向けて出港 全文をよむ

2019-08-23 チャナッカレ橋、工事進む (Hurriyet紙)

チャナッカレ海峡にて2017年3月18日に着工された「1915 チャナッカレ海峡大橋」では、ヨーロッパ側とアジア側におよそ3ヶ月前にケーソンが設置され、この上に高さ318mの主塔の建設が続けられている。中断することなく続けられている建設作業の最新の状況が空から撮影された。この橋はデザインの繊細さにおいて世界でもトップクラスに入る予定である。      チャナッカレ県ラプセキ郡のシェケルカヤと、反対側のゲリボル郡のスュトリュジェの間に架けられる予定の橋の建設が全力で続けられている。      「1 全文をよむ

2019-08-21 トルコから中国に500万トン大理石輸出! (Milliyet紙)

在アンカラ中華人民共和国大使のデン・リ氏は、トルコと中国間の大理石貿易の重要性に言及しつつ、トルコから中国へ昨年500万トンの大理石が輸出されたことを明らかにした。      大理石産業において3000年以上の歴史を持つアフヨンカラヒサル県のイスジェヒサル郡で、500近くの大理石業者によって生産される”アフヨン大理石”は、中国をはじめインド、アメリカ、イラク、フランス、アラブ首長国連邦、サウジアラビアなど120ヶ国へ輸出されている。      アフヨンカラヒサル商工会議所のデータによれば、201 全文をよむ

2019-08-17 ロクムの試食サービス禁止へーサフランボル (Cumhuriyet紙)

オスマン朝時代より残るカラビュクの建築とロクムで有名なサフランボル郡で、最も多くの人が訪れる歴史的市場の店先でのロクムの提供が禁止された。      サフランボル当局は、観光客が最も訪れた歴史的市場地域でロクム屋たちが店先の路上で無料のロクムを提供するのは不衛生であり、また観光客を不快にさせる可能性があるとして禁止した。      35年間ロクムを製造しているイッゼト・オゼルさん(57)は、禁止に従わなかったとして市警察により5回にわたって罰金153TLを言い渡された。   ロクム製造者のイッゼ 全文をよむ

2019-08-16 1400万人が旅行・帰郷―トルコのバイラム休暇 (Hurriyet紙)

ジャーヒト・トゥルハン交通インフラ大臣は、犠牲祭の期間、1400万人が旅行したことを明らかにした。      ジャーヒト・トゥルハン交通インフラ大臣は、このバイラム期間に370万の旅行客が空港を利用し、410万人がバス、250万人が電車での旅行を選択したと発表した。      アナドル通信の記者の取材に対し、大臣は次のように答えた。   「バイラムの休暇期間、空・陸上・鉄道交通において旅行客が乗りたいものに問題なく乗れるよう、特別対策を講じた。      バイラム期間、各地の空港を利用した旅行者 全文をよむ

2019-08-14 イスタンブル新空港は「国の惨事」 (Cumhuriyet紙)

建設から開港までそして運用が行われるようになるまで何十もの問題に直面したイスタンブル新空港に関しての訴えが、時折起きる事件と共に新たにニュースとなる。離陸の準備をしていた飛行機が滑走路でスリップした、嵐のために飛行機が他の空港へと回され、誘導路が崩壊して最後には飛行機が鳥の大群と衝突したことで空港に関しての訴えが再び取り沙汰されている。      環境学の専門家であるドアン・カンタルジュ博士は、「土地はかつて炭坑があった土地だった。埋め立てを行っても、安定した建設基盤は構築できなかっただろう。施 全文をよむ

2019-08-11 乾燥なす、金と値段を競う (Cumhuriyet紙)

ムーラの食卓に欠かせない冬の乾燥野菜が、店の陳列棚を彩る。乾燥ナスは、1㎏あたり200リラで売りに出されている。      ムーラで冬に消費される目的で今年生産されたオクラ、唐辛子、カボチャ、ナスといった乾燥野菜が露天市の陳列棚に並べら売りに出された。色とりどりの見た目で売り場の棚を飾る乾燥野菜の中で最も注目を集めるのが、1㎏あたり200リラのナスである。      ムーラの中心であるメンテシェ郡で22年間八百屋を営んでおり、妻と3人の子供の5人家族であるセブギ・ボズさんは、「野菜を乾燥させるの 全文をよむ

2019-08-09 ヴァン、イラン人ツーリストで満杯 (Cumhuriyet紙)

イラン人観光客が自国の夏休みを活用してヴァンを来訪し、地元の業者らはバイラムを前に顔がほころんだ。      夏休みを活用するイラン人観光客が、ヴァンへ押し寄せている。ヴァンのホテルはイラン人で満員となり、彼らはショッピングセンターで買い物をし、街の中心部のレストランを好んで利用している。      イラン人は歴史的な場所への訪問も欠かすことはなく、またヴァン湖で泳いで休暇を満喫している。観光業者らは、イラン人による混雑は9月末まで続くだろうと見ており、この状態を365日に分散させられるよう努力 全文をよむ

2019-08-08 バイラム直前、空港の混雑はじまる (Hurriyet紙)

犠牲祭の休暇を国内外で過ごす人々が空港に押し寄せた。      犠牲祭の休暇をトルコ国内外で過ごそうとする人々で、イスタンブル空港は混雑が起きている。   早朝から空港に現れ始めたトルコ人や外国人の旅行者らは、セキュリティチェックを受けてターミナルに入った。   旅行者らは、空港職員に誘導されてそれぞれのターミナルへ向かい、カウンターでチェックインを行った。   国外に旅行する旅客は、国際線ターミナルにある地点でパスポートチェックを受けて、飛行機に搭乗した。      昼すぎ、空港ではセキュリテ 全文をよむ

2019-08-04 イスタンブル・イズミル高速道路、往復500TL! (Cumhuriyet紙)

共和人民党(CHP)のアイクト・エルドードゥ議員は、イスタンブル・イズミル高速道路の通行料金表を明らかにした。      エルドードゥ議員は、エルドアン大統領によって今日の開通が計画されているイスタンブル・イズミル高速道路の通行料を発表した。   エルドードゥ議員が掲載した数字によると、自動車がイスタンブル・イズミル間を往復する費用は500リラ以上だ。   エルドードゥ議員のツイートは以下の通り。      アイクト・エルドードゥ @aykuterdogdu      今日、イスタンブル・イズミ 全文をよむ

2019-08-04 バイラム間近か、バスチケット売れきれへ (Milliyet紙)

全長距離バス協会(TOF)のムスタファ・ユルドゥルム会長は、犠牲祭(バイラム)のために決定された1万便の追加便のチケットが売れきれ寸前であるとし、「一部の乗客は、バイラム休暇の日数が9日に伸びるかもしれないと考え、まだチケットを購入していない。しかし、皆さんが、一刻も早く往復便を購入されるよう、お勧めする」と述べた。      同時に、トルコ商工会議所長距離バス部門会議所長の肩書ももつユルドゥルム氏は、AA通信の記者に対し、バイラムのために都市間の長距離バスに人が殺到していると述べた。      全文をよむ

2019-08-02 煙草、さらに値上げ (Cumhuriyet紙)

6月23日の選挙後、値上げのニュースが続いている。最近では、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社製品で3リラに達する値上げが行われた。フィリップ・モリス・トルコ社の関係者は、製品の値上げはしないと発表した。タバコ値上げ後の新価格を紹介しよう。      タバコの値段が再び上がった。値上げされたのは「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」シリーズだ。他の銘柄のタバコの値段は同じであり、新たな値上げはないと発表された。フィリップ・モリス・トルコ社の関係者は、「現在値上げは考えていない」と述べた。値上げ 全文をよむ

2019-08-02 サルダ湖開発、またTOKIへ? (Cumhuriyet紙)

ブルドゥル県イェシルオヴァ郡にあるサルダ湖において、集合住宅局(TOKİ)により進められている「国定公園」の建設に対して反対の声が上がっている。トルコ技術者建築家会議所連合(TMMOB)の景観建築家会議所本部は、この件に関し、「サルダ湖周辺にはすでに十二分に開発の手が及んでいる。今回の環境都市整備省TOKİによる入札は、湖の消失を意味する。アイデルとウズンギョルの開発例は、TOKİへの登録が、特別環境保護区域にどれほど損害を与えるかを示している。サルダ湖に関し、規則にも、(上位の)開発計画にも、 全文をよむ

2019-07-31 6月貿易数値、発表 (Hurriyet紙)

6月の貿易赤字は、42.5%減の31億7700万ドルだった。   トルコ統計機構と通商省の連携により作成された速報貿易データによれば、2019年6月の輸出は、2018年の同月と比較して14.3%減の110億8200万ドル、輸入は22.7%減の142億5900万ドルだった。      ■貿易赤字は42.5%減      6月の貿易赤字は、42.5%減の31億7700万ドルであった。貿易収支率は2018年6月に70.1%であったのに対し、2019年6月は77.7%に上昇した。      ■季節調整系 全文をよむ

2019-07-26 トルコストリーム・パイプライン、ロシアからの最初の供給は2020年1月1日 (Cumhuriyet紙)

ロシアのエネルギー大臣アレクサンデル・ノヴァック氏は、トルコストリーム(チュルクアクム)天然ガスのパイプラインプロジェクトの第一段階は、2020年の1月1日に稼働を開始することを目指していると表明した。      ノヴァック氏は、アンタルヤで開催された第20回トルコ・ロシア間のビジネス会議の会合において、その中で新聞記者と談話し、チュルクアクム天然ガスのパイプラインプロジェクトは、2020年の1月1日に稼働を開始することを目指していると表明した。      ■プロジェクトの第二段階はブルガリアを 全文をよむ

2019-07-23 犠牲祭用の羊のイスタンブル搬入、7・27開始 (Hurriyet紙)

イスタンブル県農林業総局は、犠牲祭用の羊の都市への搬入が7月27日に開始されることを発表した。      県農林業総局によって行われた発表によれば、犠牲祭において国民が健康で安全な犠牲祭用の羊を確保すること、そして衛生条件に合う処理方法で人々、環境そして動物の健康に害を与えない形で宗教的義務を果たすことのために必要な作業が始められたことを明らかにした。   イスタンブルに向けて行われる羊の搬入と犠牲祭用の羊の在庫が、国民の需要を満たす水準にあると明らかにされた発表では、トラキヤ地方への搬入につい 全文をよむ

2019-07-21  アックユ原子力発電所建設、技術者の警告 (Cumhuriyet紙)

アックユで働くエンジニアたちと従業員たちは次のように説明している。地面の亀裂の原因は、現在の地面が自身を支えられていないことだ、と。基礎は海水でいっぱいだ。どのような質の裏込め材が使用されているのかも明らかになっていない。プロジェクトは現在の請負業者の過去の「経験」に従って動いており、「やってみよう、何事も起こらないさ」という論理で行動に移されている。その行動はあたかも原子力発電所ではなく集合住宅を建設しているかのようだ。      チェルノブイリの悲劇を引き起こした原子力発電所を建設したロシア 全文をよむ

2019-07-19 S-400、F-35問題でトルコ経団連(TUSIAD)代表、訪米 (Cumhuriyet紙)

トルコ実業家協会(TÜSİAD)のシモン・カスロウスキ会長を筆頭とするTÜSİAD代表団が、アメリカの首都ワシントンを訪問した。今回の訪問に関して会見を行ったカスロウスキ会長は、「トルコ・アメリカ間でS400やF35、及び制裁措置の件から始まったこの緊張関係が、双方が大西洋を横断する世界共通の価値観と利益を尊重し、合理的且つ件名なアプローチで解決されることを願っている」と述べた。    TÜSİADが行った会見によると、アメリカ側の関係者や議員、及び公共機関の長らと7月の16、17日の二日間で会 全文をよむ

2019-07-19 アマゾン創設者ジェフ・ベゾス、ボドルムで休暇中 (Cumhuriyet紙)

世界で最も裕福な実業家の一人、アマゾン創設者のジェフ・ベゾズ氏(55歳)が、レンタルした超豪華クルーザー「フライング・フォックス」とともにボドルムで休暇中だ。      アマゾン創設者のジェフ・ベゾズ氏は、エーゲ海と地中海の入江を回り、マルマリス沖合に停泊した。その後ダトチャに渡り、同行している20人近い招待客とともにダトチャ半島とその周辺の入江を回遊した。      ドイツ企業が保有する、1日のレンタル料金が40万ユーロという超豪華クルーザー「フライング・フォックス」で休暇を過ごしているベゾズ 全文をよむ

2019-07-19 海外から持ち込みスマホへの課徴金は1500TLへ (Hurriyet紙)

官報に掲載された大統領令で、海外から持ち込まれたスマートフォンに対する課徴金額が1500リラとなることが明らかとなった。      スマートフォンに関する新たな決定が官報で公表された。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の署名入りで、官報に掲載された決定で、旅行者によって持ち込まれたスマートフォンの使用許可課徴金は1500リラと定められた。これまでの課徴金額は618.65リラであった。      この決定は、官報掲載日の翌日から施行される。 全文をよむ

2019-07-12 ロシア貿易へ鉄道ルート、積極策 (Milliyet紙)

トルコのパシフィック・ユーラシア・ロジスティクス社は、トルコとロシアの間で鉄道輸送の発展に向け、過去数カ月の間にロシア鉄道ロジスティクス社と協定を結んだ。9月にはバクー(アゼルバイジャン)、トビリシ(ジョージア)、カルス(トルコ)を走る鉄道路線で、初回試験輸送を行う計画を進めている。      パシフィック・ユーラシア・ロジスティスク社の役員であるイスラム・シャイフバンダロフ(İslam Shakhbandarov)氏は、アナドル通信社の取材に対し、5月6日にトルコ・ロシア・アゼルバイジャンの鉄 全文をよむ

2019-07-07 政治介入によりトルコ中央銀行総裁解任 (Cumhuriyet紙)

ムラト・チェティンカヤ中央銀行総裁が、大統領の決定により解任された。エルドアン大統領とアルバイラク財務大臣がチェティンカヤ氏の辞任を要求したものの、拒否されたことが明らかになった。      トルコ共和国中央銀行(TCMB)のムラト・チェティンカヤ総裁は、夜半発表された大統領決定により解任された。チェティンカヤ氏の代わりに、ムラト・ウイサル副総裁が任命された。チェティンカヤ氏が4年間の任期満了まであと10か月を残して解任されたことについては、政府の要求にも関わらずTCMBが金利を引き下げなかった 全文をよむ

2019-07-07 シリア系住民急増の地方自治体へ国連開発機構支援 (Milliyet紙)

シリア人の人口が急増している自治体では、新しいインフラ投資の必要性が急速に高まっている。資金の限られている自治外に対しては、国連の開発機関であるUNDP(国連開発計画)が支援する。      社会の多くの分野で自国への帰国が期待されているシリア難民だが、すでに地方自治体ではインフラ投資の際、考慮に入れる要素となっている。ハタイ県、キリス県、シャンルウルファ県、そしてガーズィアンテプ県では、固形・液体廃棄物処理施設をはじめ、あらゆるインフラ投資においてシリア人難民の流入により増加した人口をベースに 全文をよむ

2019-07-06 世界第三位のダム建設続く―アルトヴィン県チョルフ (Hurriyet紙)

アルトヴィン県チョルフ川流域で建設中であり、完成すれば全高270mでトルコ最高、二重湾曲構造の薄型アーチダムとしては世界で第3位の高さを持つダムとなる「ユスフェリ・ダムおよび水力発電所(HES)プロジェクト」において、ダムの堤高が112mに到達した。      アルトヴィン県を流れるチョルフ川は、トルコ国境内で410kmの長さをもつ北東アナトリア最大級の川である。2013年2月26日に当時首相だったレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領により、遠隔会議で定礎が行われた「ユスフェリ・ダムならびにHE 全文をよむ

2019-06-27 エルドアン大統領、日本製スィノプ原発計画、停止を言明 (Cumhuriyet紙)

ムラト・イェトキン記者の記事によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は2023年を目標に計画していた日本とのスィノプ原子力発電所の計画を中止すると発表した。       ムラト・イェトキン記者によるブログyetkinreport.comに載ったブログによると、エルドアン大統領は、6月28日―29日にかけて日本の大阪で行われるG20サミットに参加するためにトルコを出発する前に、日本の著名な新聞社のうちの日経新聞で27日に報道されるインタビューで、計画が当初のコストの2倍になっているため中止 全文をよむ

2019-06-25 ヴァン発テヘラン列列車、運行開始 (Yeni Safak紙)

イラン国鉄運輸会社のモハンマド・ラジャビー社長は、「テヘラン-タブリーズ-ヴァンを結ぶ列車が、現地時間9時半に発車した。列車は、夕方タブリーズに、翌日朝にはヴァンに到着する」と話した。      (写真下)テヘランーヴァン間の列車のチケットは、大人225万イランリアル(17ドル)、小人130万イランリアル(10ドル)と発表された。      ◼︎イラン国鉄運輸会社のモハンマド・ラジャビー社長が、テヘラン-ヴァン間の列車の運行開始を発表      タスニム通信社(Tasnim)によると、ラジャビー 全文をよむ

2019-06-20 ボル県、洪水警報 (Hurriyet紙)

ボル県内で大きな被害をもたらした大雨ののち、被害確認作業が始められた。日中15時から18時の間に町に被害がもたらすと予想される大雨に関して警告が出された。       ボル県庁から行われた発表によると、昨日の15時から20時30分の間に被害をもたらす強い降雨で1平方メートルあたりボル中心部で32.4、ボル山で22.8、ドルトディヴァンのチェティコレン村で81.6、ドルトディヴァンで27.7、ムドゥルヌで27.4、イェニチャーアで25.2、ゲレデで 10.8、ギョイニュクで1、メンゲンで10.9、 全文をよむ

2019-06-17 若者4人に1人が失業 (Cumhuriyet紙)

失業率は2月、3月、4月を包括する3月期に、前年の同時期と比べて4.0%増加して14.1%に上昇した。若者世代(15〜24歳)においては7.5%増加して25.2%となり、15〜64歳のグループにおいては4.0%増加して14.3%に上昇した。      トルコ統計機関(TÜİK)のデータによると、トルコ全国の15歳以上の失業者数が、2019年3月に、前年同時期に比べて133万4千人増加して454万4千人となった。失業率は4%増加して14.1%である。      また同時期、農業以外の失業率は4.2 全文をよむ

2019-06-17 司法の独立がなければ、経済の改善はない (Cumhuriyet紙)

サバンジュ大学とトルコ産業・実業家協会競合フォーラム委員長でサバンジュ大学イザク・アティヤシュ准教授は、経済では深刻な不透明性が増しているとし、「様々なショックに対して行政がどのように回答するかについての不透明性は、近年深刻な形で増加している」と述べた。アティヤシュ准教授によると、司法の独立について国際的なトルコの順位は深刻な形で落ちた。経済を担う行政組織でシステム化は弱体化し、組織への信頼は落ちた。外国資本の信頼を得るためにまずこの問題について対策をとるべきである。      「現在、会社は、 全文をよむ

2019-06-16 閉鎖のアタチュルク空港に多額の支出はなぜ? (Cumhuriyet紙)

人民共和党(CHP)ガムゼ・アククシュ・イルゲズディ副党首は閉鎖されたアタテュルク空港の為に充てられた支出を議会の会期中に報告した。      CHPガムゼ・アククシュ・イルゲズディ副党首は閉鎖されたアタテュルク空港の為に   国家空港運営総局(DHMİ)の予算から2019年と2020年にむけ39億500万トルコリラの支出が当てられていることを会期中に報告した。      イルゲズディ副党首はジャヒト・トゥルハン交通インフラ相へ「配分された予算はTAVエアポーツ・ホールディングに支払われつつ、失 全文をよむ

2019-06-14 イスタンブルの景観改善へーチャムルジャの丘 (Hurriyet紙)

チャムルジャで景観を害している複数のアンテナや鉄塔を一本化することに取り掛かったキュチュクチャムルジャのテレビ・ラジオ塔の工事では、レストランや展望デッキなどのパブリックスペースが置かれる予定の複数階の取り付けが完了した。塔下部分の装飾過程も完成へと近づいている。今年末には営業を開始するよう、工事は7/24まで続く。      ■工事は2016年から現在まで継続      このプロジェクトは、ブユクチャムルジャ・ジャーミィの建設とともに話題に上り、チャムルジャの丘にある何十ものラジオやテレビの発 全文をよむ

2019-06-12 トルコ産サクランボ、世界へ (Hurriyet紙)

マニサ県サーリフリ郡のケメル地区にあるサクランボ農園で生産される、世界品質のサーリフリ産サクランボは4年前から国外へ輸出されており、主にヨーロッパの人々に食べられていたが、今年は極東と韓国にも輸出される。枝から収穫されたサクランボは、ヨーロッパと極東への輸出用にトレーラーに積み上げられている。      エーゲ地方最大のサクランボ農園の保有者ハルク・ナイマンさんは、トルコは科学的農業と大規模農場を必要としているという考えから、2011年、サーリフリ郡ケメル地区に現代的なサクランボ農園を設立し、現 全文をよむ

2019-06-12 タクシー営業権、再び値上がり (Cumhuriyet紙)

旅客輸送業ウーバーがイスタンブルにおけるミニバスのビジネスを終了すると発表し、タクシーメーター料金で値上りが予想されることで、一時30%の下落で125万リラまで価格の下がったタクシー営業権料金に40万リラのドーピング効果が生じた。イスタンブル全体でタクシー営業権は165万リラまで上昇した。      公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が5月の最終週にイスタンブル中小業者達と行なった会合で特別消費税の減額延長に関する発表を行って、タクシーメーター料金で料金表の更新が予想され 全文をよむ

2019-06-08 アンタリヤへのバイラム観光客、40万人 (Hurriyet紙)

ラマザン・バイラムの休暇が9連休となったことで、アンタルヤでは大変な混雑が発生した。      トルコホテル業者連盟(TÜROFED)のオスマン・アユク会長は、ラマザン・バイラム休暇中に宿泊施設全体で満室率100%に達していると明らかにし、「連休中に40万人がアンタルヤの施設に滞在するとみている」と述べた。      ラマザン・バイラム休暇が9連休となったおかげで、観光地では大変な混雑が発生した。特に「観光業の首都」アンタルヤの中心部と各郡では混雑が続いている。      連休を過ごす人々は、沿 全文をよむ

2019-06-07 豪華客船、4年ぶりにイスタンブル寄港 (Hurriyet紙)

イスタンブルにクルーズ船が四年ぶりに来航した。10階建ての”Regent Seven Seas Voyager”号はサライブルヌ港に錨を下ろし、750名の乗客がオスマン軍楽隊(メフテル)の歓迎を受けた。      カラキョイ港港湾局のメフメト・カルヨンジュ副局長は、「イスタンブルのような国際都市に4年ぶりに船が寄港したことは、私たちにとって、そしてトルコにとって幸せをもたらすものだ」と述べた。”Regent Seven Seas Voyager”号は乗客の大半がイタリア人やギリシャ人で、午前8時 全文をよむ

2019-06-02 アドゥヤマンでバイラムに必須の食べ物 (Milliyet紙)

アドゥヤマンの竃を使った職人達は、バイラムまで数日と迫り、アドゥヤマン独特の地域メニューであるバイラム・タプラマの注文に応じるべく、日夜奮闘を続けている。      長年、アドゥヤマンの町では家庭で小麦粉、牛乳、ベーキングパウダー、砂糖、塩、イースト菌を混ぜ、農村部ではかまどで都市部ではオーブンで作られてきた「バイラム・タプラマ」は、訪問客に舌鼓を打たせている。      アドゥヤマンの竃を使った職人達は、バイラム(断食月明けの宗教的祭日)まで数日と迫り、近隣の県やイスタンブル、アンカラ、イズミ 全文をよむ

2019-05-30 バイラムを前に、ドル値下がり (Cumhuriyet紙)

先週まで上昇傾向にあったドルは今週になって腹ばいになっている。始値6.01リラだったドルは14時30分までに5.87リラに下がり、ユーロは6.55リラで取引されている。       BIST(イスタンブル証券取引所)の100銘柄からなる株価指数は午前に2.03パーセント上昇し、88,955.12ポイントで終了した。    株価指数は連続オークションで、13時の小休止までに前日終値より1768.82ポイントを得た。昨日、87,186.30ポイントで閉められたトルコイスタンブル100種指数は、前日よ 全文をよむ

2019-05-27 ヤウズ・セリム橋運営会社、国の保証金支払い方法に変更申請 (Cumhuriyet紙)

ヤウズ・スルタン・セリム橋と北バイパス道路の開通部分では、国が運営会社に対して行う予定の保証金の支払いに際し二つの異なる時期のドルのレートが考慮されるようになる。支払いは、年の前半は1月、年の後半は7月のドルのレートが基本となる予定である。国は、支払いを行う時期も変更した。これにより、1月1日から6月30日分については同年の7月に、7月1日から12月31日分については翌年の1月に保証金の支払いを行う予定である。      ヤウズ・スルタン・セリム橋と北バイパス道路を、ICイチタシュ建設とアスタル 全文をよむ

2019-05-26 断食月明けのバイラムに100憶リラの経済効果 (Milliyet紙)

トルコホテル業者連盟(TÜROFED)のオスマン・アユク会長は、バイラム休暇に旅行をする人の数が500万人を超え、100億リラの経済効果を生むと述べた。      ラマザン・バイラムの休暇が9日間となることが2か月前から発表されていたこと、学校の休校期間と重なることから、国内旅行の活性化が期待されている。TÜROFEDのオスマン・アユク会長は、ラマザン・バイラム休暇の時期は国内市場がもっとも活性化し活動的になる時期だと述べた。アユク会長は、9日間のまとまった長い休暇のチャンスになることを指摘し、 全文をよむ

2019-05-26 チャナッカレ海峡橋工事、すすむ (Hurriyet紙)

トルコ共和国建国100周年を記念し、二本の橋脚の間が2023メートルにもなる1915チャナッカレ大橋建設に向け、ヨーロッパ側とアジア側で作業が続いている。      完成すれば「世界最大の支間長をもつ吊り橋」の称号を得ることとなり、さらに色やデザイン、それ以外の特徴も含めて「象徴の橋」となる。この1915チャナッカレ大橋の、アジア側ラプセキ郡に設置予定の主塔ケーソンが水中に沈埋された。      ゲリボル郡スュトリュジェ地区とラプセキ郡シェケルカヤ地区の建設用地で建設が進んでいる1915チャナッ 全文をよむ

2019-05-24 これで冬は大丈夫?―イスタンブル新空港 (Cumhuriyet紙)

イスタンブル空港に飛行機がまた着陸できなかった。パイロットらは気が気ではない。      イスタンブルで、昨日突然の豪雨が原因でフライトにも影響を受けた。新たに開港したイスタンブル空港に向け飛行していた飛行機が、着陸の前に長時間上空で旋回を強いられた。ご存知の通り少し前にも飛行機が強風が原因で空港に着陸できず上空で長時間旋回していた。いくつかの飛行機がチョルル空港に目的地を変更した。一昨日も飛行機の翼が照明塔にあたった飛行場の件で、機長のバハドゥヌン・アルタン氏と話した。   これらの事象は予見 全文をよむ

2019-05-23 通勤列車利用者、2400万人に (Hurriyet紙)

ゲブゼ-ハルカル通勤列車の利用者数が68日でイスタンブルの人口の1.5倍に相当する2400万人に達した。停車駅が43あるマルマライの4月の利用者数は去年の同月から80%増加した。開通から今まで合計で3億4200万人がマルマライを利用してきた。1日の平均利用者数は16万5000人から35万人に激増した。      ゲブゼ-ハルカル通勤列車の利用者数が68日でイスタンブルの人口の1.5倍に相当する2400万人に達した。一方、停車駅が43あるマルマライの4月の利用者数は去年の同月から80%増加した。  全文をよむ

2019-05-17 ここからロシアと日本へ―サーモン (Hurriyet紙)

25年前にペルシェンベ郡に試験的に建設された養殖いけすでは、年間3000トンの養殖魚が水揚げされている。養殖業者らは、今年は水揚げ量が消費量より多かったために魚の売値を生産コストより下げていると明らかにした。      オルドゥ県ペルシェンベ郡のいけすで養殖された養殖魚はロシアや日本へ輸出されている。ペルシェンベ郡に建設された幅500メートルのいけすでは、毎年何千トンもの魚が水揚げされている。約25年前に試験的に養殖が開始され、徐々に養殖魚の生産を増やしており、それらは1キロあたり30~40リラ 全文をよむ

2019-05-16 海外インターネット通販に課税 (Hurriyet紙)

海外インターネットサイトから行われた無課税の買い物とともに、親類縁者へ2年に一度携帯電話を持ち込める期間が終了した。       官報が昨日の号に掲載した共和国大統領命令によって関税法に関連した4458号法令の変更が行われた。アリババやアマゾンのような国外インターネットサイトから郵便あるいはお急ぎ便によって届く、商品や手数料が22ユーロまでの個人利用の商品からは税は取られなかったが、昨日の決定によってこの免税は廃止された。このように海外インターネットサイトから行われた買い物金額の合計が5ユーロに 全文をよむ

2019-05-14 トルコ・ストリーム、12月31日始動へ! (Hurriyet紙)

ガスプロムのヴィタリイ・マルケロフ副社長は、「(トルコ・ストリーム)プロジェクトにおける海底とロシア領での建設は完了した。最初のガス輸送は12月31日の開始を計画している」と会見で明らかにした。      ロシアのエネルギー大手ガスプロムのヴィタリイ・マルケロフ副社長は、トルコ・ストリームのパイプラインプロジェクトで、天然ガスの初回輸送を12月31日に計画していることを明らかにした。      マルケロフ副社長はサンクトペテルブルクで行った記者会見で、トルコ・ストリームプロジェクトにおけるトルコ 全文をよむ

2019-05-11 トルコ諸銀行、リラ防衛にドル売却 (Cumhuriyet紙)

ロイター通信社は、2つの情報源に基づいた情報で、トルコの銀行は今週、トルコリラ(TL)の対ドル為替の下落を抑えるために約45億ドルを売却したとした。 ロイター通信はトルコの公的銀行は昨夜もドルを売り続けていた、と伝えた。      ロイター通信とブルームバーグ通信は、木曜日の夜間トルコ市場は終了していたが、公的銀行はアジア市場で取引を行い、それほど取引がなされなかった市場でTLを支えるためにおよそ10億ドルを売却したと、昨日報じた。      高等選挙委員会がイスタンブル広域市の市長選挙を再度行 全文をよむ

2019-05-04 観光業、目標は二けた成長 (Hurriyet紙)

トルコホテル業者連盟(TÜROFED)のオスマン・アユク会長は今年の観光分野では二桁成長を期待していると述べ、「2019年のトルコの目標は5,000万人であるが、われわれの目標は5,000万人を超えることだ」と話した。    オスマン・アユクTÜROFED会長は、2018年度はトルコにとって非常に大きな成功をおさめたシーズンであったと話した。トルコは例年、観光分野において20%の増加率を実現しており、この割合の内30%を占めているのがアンタルヤであると話すアユク会長は、さらに以下のように続けた。 全文をよむ

2019-05-03 ボスニア・ヘルツェゴビナから食肉輸入へー首脳会議 (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、昨日(5月2日)大統領官邸で、ボスニア・ヘルツェゴビナのミロラド・ドディク大統領評議会議長と会談を行った。      一対一の首脳会談及び代表団間の会談の後、両氏は共同記者会見を行った。エルドアン大統領は、次の通り述べた。      ■重要な前進      歴史的ルーツに繋がりを持つボスニア・ヘルツェゴビナとトルコとの関係は、我々にとって常に優先度が高い。嬉しいことに、両国の貿易は上昇曲線を描いている。本日最新の自由貿易協定に署名したことで、両国の貿易が1 全文をよむ

2019-04-27 マルメロ輸出、急増 (Hurriyet紙)

トルコはマルメロの生産及び輸出において世界トップのシェアを誇っており、生産量の約60%を占めるサカリヤ県は高い収穫量で国の輸出に貢献している。    国際連合食料農業機関(FAO)の2017年データベースによると、マルメロ生産量では174,038トンでトルコが世界トップとなり、その後に112,783トンで中国、109,516トンでウズベキスタンが続く結果となった。    地中海輸出業組合(AKİB)から得られた情報によると、2017年は18,977トンのマルメロが輸出され、昨年はこの数字を上回る 全文をよむ

2019-04-24 インド富豪、アンタリヤで盛大結婚式 (Hurriyet紙)

アンタルヤ県のケメル及びセレキ市で11日間で4つのインド式結婚式が執り行われるということが明らかになった。      インド人市場で活躍しているインベントゥム・グローバルによる書面による説明によれば、観光の中心ベレキで4つの盛大な結婚式が行われる。      結婚式主催者は、個人名、予算を明らかにすることは望まないと明らかにした。結婚式の招待客は、設えられた魅力的なショーと高揚させる雰囲気の中で祝いを続けることになる。      ■多数の飾り付け      結婚式の飛行機、ホテル、交通手段、娯楽 全文をよむ

2019-04-22 「火をつけろ!」叫んだ女性らも逮捕―クルチダルオール襲撃事件 (Cumhuriyet紙)

殉職者の葬儀で起きた共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首への襲撃事件で、「火をつけろ」と叫び、車両へ投石した女性らも逮捕された。。      トルコーイラク国境で行っている軍事作戦中にテロ組織PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)のメンバーと交戦し殉職した兵士のうち、歩兵契約イネル・クルクジュ兵卒は、21日アンカラ県チュブク郡アククズル地区で葬儀がおこなわれた後、埋葬された。この葬儀でクルチダルオールCHP党首がある集団から殴る蹴るの暴行を受けた。クルチダルオールCHP党首は 全文をよむ

2019-04-19 フルーツジュース輸出、150か国へ (Milliyet紙)

トルコから昨年150の国へ輸出されたフルーツジュースは、2億7900万ドルの売り上げとなった。      エーゲ輸出業連合(EIB)が行った会見によると、トルコは2018年、150の国へフルーツジュースを輸出した。フルーツジュースの輸出は、2017年に比べ、30%増加し、輸出額は2億7900万ドルに増加した。      会見で見解を示した、エーゲ生鮮果実・野菜輸出業者連盟運営委員会会長のハイレッティン・ウチャク氏は、フルーツジュースの輸出が増え続けていくだろうと明らかにしながら以下のように話した 全文をよむ

2019-04-14 サクランボ、初収穫 (Hurriyet紙)

トルコの早生サクランボの生産地のうちの一つであるマニサ県のシェフザーデレル郡で初物の収穫が行われた。      北半球でサクランボが最も早く育つ場所として知られているサンジャクル・ボズキョイ地区で暮らしている生産者たちは、早朝から畑に出て早生「クリストバリナ」という種の桜の木から収穫を行った。      木から注意して収穫されたサクランボは、販売のために地域の広場にある集荷センターに運ばれた。      ■最初の収穫は約15㎏      生産者であるメティン・コユンジュさんは、アナトリア通信に、 全文をよむ

2019-04-14 トルコ人の観光需要の陰りと新傾向 (Cumhuriyet紙)

海外へのツアーでは平均5.5泊に下がった滞在日数がさらに減少するリスクがあることを述べたプロントツアーの代表オナラン氏は「経済危機が深刻化し売り出せる休暇期間は60日に低下しかねない。」と語った。      プロントツアー取締役アリ・オナラン氏は2018年が困難な一年であったこと、物価と外貨の高騰が観光会社を苦しめていて、何より極めて不安定な期間が影響していると述べた。      ■15-16%の増加      オナラン氏は2016年以降毎年、年の初めには厳しいことを述べてきたと強調し、以下のよ 全文をよむ

2019-04-08 ホンダ、トルコでの生産停止を発表 (Cumhuriyet紙)

ホンダ(本田技研工業)は、2021年にトルコでの自動車生産終了を決定したと発表した。同社は、トルコでの販売および販売後のサービスを顧客に提供しつづける予定だ。      ホンダのトルコ現地法人(Honda Türkiye A.Ş)は、2021年に現行のシビックセダン・モデルの生産を終了し、その後トルコにおける自動車生産の操業を終了することを決定した。同社の発表によると、今回の決定がなされたのは、世界的な自動車業界で電動化が進んだため、およびそれに伴い適正な生産能力を確保する必要が生じたためである 全文をよむ

2019-04-08 チャイクル、記録的損失 (Cumhuriyet紙)

1年間で3回総局長が変わり、前総局長エクレム・ユジェが公正発展党から出馬してサカルヤ市長に選出されたチャイクル(茶事業総局)は、4200万リラの利益が見込まれる一方、記録的な損失を計上した。2017年に2億6760万リラの損失を記録したチャイクルは、この損失をほぼ3倍に膨らませ、合計6億5708万6千リラの損失に達した。チャイクルの損失は、1日当たり350トンの茶葉を加工できる工場が6棟建設できるほどである。      チャイクル事業報告書では、「2018年事業計画では4230万リラの利益を見込 全文をよむ

2019-04-07  トルコ52か国へサクランボ輸出 (Hurriyet紙)

2018年、トルコは52ヶ国へのサクランボの輸出という成功を収め、中国へは2万7千ドルのトルコ産サクランボが輸出された。      サクランボの生産において世界首位を誇るトルコは、サクランボが最も好まれる国の一つであり、年間8億ドル規模のサクランボを輸入する中国への、トルコ産サクランボの入国時の障害を撤廃するために交渉を続けている。2018年、トルコは52ヶ国へサクランボを輸出し、中華人民共和国へは2万7千ドル分のトルコ産サクランボを輸出した。トルコはサクランボやブドウの生産量で世界トップを誇る 全文をよむ

2019-04-07 イスタンブル新空港、順調に離陸 (Hurriyet紙)

トルコ航空の報道顧問ヤフヤ・ウスチュン氏から、本日イスタンブル新空港に発着した便で合計2万5223人の旅客を輸送したと発表された。ウスチュン氏は移転プロセスが完了したイスタンブル新空港を到着・出発するトルコ航空の定期便について発表を行った。      ヤフヤ・ウスチュン氏は、新たなホームであるイスタンブル空港では午後13時45分以降、48便が1万641人の乗客を輸送したと明らかにし、「われらが空港を訪れる旅客数は79便で1万4582人。私どものゲストの手荷物数は2万1792個、稼働率は84パーセ 全文をよむ

2019-04-07 パムッカレ、東アジア観光客でいっぱい (Milliyet紙)

トルコの重要な観光地のひとつ、パムッカレは、素晴らしい新年のスタートを切った。東アジアからの観光客の集団が関心を示した“白い天国”で観光客は日没の眺めを楽しんだ。      国連教育科学文化機関(UNESCO)の世界遺産のひとつに数えられるパムッカレは、四季を通じて観光客の関心を引いている。ヒエラポリス古代都市遺跡における建造物、世界で類を見ない白い石灰岩と温泉、そして2500年ものあいだ人々へ癒しをもたらしてきたパムッカレへは、世界中から観光客が集まってくる。      トルコで最も観光客が訪 全文をよむ

2019-03-30 イスタンブルへどの国から?―順位の変動 (Cumhuriyet紙)

文化観光省の発表したデータによれば、イスタンブルへ最も多く訪れた観光客数(国別)ランキングが昨年の同時期より変化を見せた。これによれば、昨年の1-2月のランキング1位はイランであったが、今年は2位に後退した。      イスタンブルに今年1-2月に訪れた観光客数ランキングは去年の同時期より変化を見せた。昨年の1-2月の1位だったイラン人は今年のランキングでは2位に後退し、ドイツ人が来訪数12万6千人で今年の1位になった。昨年の観光客数ランキングでは4位のサウジアラビア人は今年、来訪が39.4 全文をよむ

2019-03-28 中国、トルコへの投資を倍増へ (Hurriyet紙)

中華人民共和国の駐アンカラ大使Deng Li氏は,「私たちの主要な目標の一つは,中国からトルコへの投資規模を2021年に60億ドル規模に到達させることだ」と述べた.      中華人民共和国のDeng Li駐アンカラ大使,DEİK(対外経済関係協力機構)/トルコ−中国経済評議会のムラト・コルバシュ会長,南南協力推進委員会のLyu Xinhua会長,そして中華人民共和国のCui Wei駐イスタンブル総領事は、DEİKが開催した“トルコ・中国間通商・投資セミナー”について,新聞記者と会合を開いた.  全文をよむ

2019-03-28 中央銀行より、為替レートに関する発表 (Cumhuriyet紙)

中央銀行の貯蓄に関しての声明を行ったチェティンカヤ中央銀行長官は「中央銀行は貯蓄を増やす政策を継続的に行っている。この一週間で私たちの貯蓄の総額は43億ドルの増加によって3月27日までに967億ドルに到達した」と述べた。朝方にスワップ市場において売りのラインが20パーセントから30パーセントに上げられたことが発表された。       ■スワップの動向       トルコ共和国中央銀行が各銀行へと送った文書に関して「外国為替のトルコリラスワップ市場において期限満了になっていないスワップ取引の売りの 全文をよむ

2019-03-23 トルコ・リラ下落の理由は? (Cumhuriyet紙)

 経済学者のマフフィ・エイルメズ氏は、トルコリラ(TL)下落の原因について著した。エイルメズ氏は、「全通貨がドルに対して下落している一方、その中でTLの下落は一番である」と述べ、「インフレ、中央銀行の金利、CDSプレミアムの面から、トルコはグループの弱い環という立場にある」とした。      経済史において興味深い実験がある: 1994年、変動金利制だった際に固定金利制において有効な手段が協議されデノミが行われた。この時代でも実行不可能な3重の仮定が、正しいか否か我々は検証した。       ま 全文をよむ

2019-03-23 エルドアンのゴラン高原発言で、ドル高騰 (Cumhuriyet紙)

タイイプ・エルドアン大統領が「トランプ米大統領によるゴラン高原についての残念な発言は、当該地域に新たな危機を招く」と発言したことを受け、アメリカとの関係がより悪化するとの懸念から為替および金利レートが急激に高騰した。この日は5.46レベルから始まったドル/トルコリラの為替レートは5.8448レベルまで上昇し、ユーロ/トルコリラも6.21レベルから6.6116まで急上昇した。トルコ中央銀行(TCMB)による金利上昇シグナルも、為替レートの高騰を止めることはできなかった。    イスタンブル証券取引 全文をよむ

2019-03-15 失業者数、400万を突破 (Cumhuriyet紙)

昨年12月時点の失業者数が、前年の同時期に比べ、101万1千人増加し、430万2千人となった。      トルコ統計機構のデータによると、失業者数は、前年同時期に比べ、101万1千人増加し、430万2千人に達した。12月期で、農業以外の失業率は3.3ポイント増加して15.6%と予測されており、若年層(15-24歳)の失業率は5.3ポイント増の24.5%、15歳から64歳の間では、3.1ポイント増の13.7%となった。      トルコ統計機構のデータでは、12月期の就業者数は前年同時期に比べて、 全文をよむ

2019-03-11 ジャガイモ輸入関税撤廃 (Milliyet紙)

通商省によるジャガイモ輸入における輸入免許の適用に関する通告及びその問題に関する大統領の決定が、官報で報じられ、施行された。      これによると、20万トンまでのジャガイモ輸入は関税がかからなくなる。輸入免許は4月20日まで有効である。      ジャガイモ輸入において適用される輸入免許の、配布方法、申請、使用方法、原則等は通産省の通告により明らかにされた。      決定に含まれていない事案には、輸入体制決議及びその他関連法が適応される。      この通告は、輸入免許の範疇で輸入を実施す 全文をよむ

2019-03-10 増加する美容医療の施術数、世界有数国に (Cumhuriyet紙)

世界の化粧品市場規模は、4600億ドルである。化粧品市場規模は、世界全体で1年あたり平均10%ずつ拡大している。       2018年、トルコの化粧品市場規模は113億トルコリラ(約2312億円)に達した。2020年には140〜150億TLを上回ると期待されている。その中でも最大シェアはスキンケアとアンチエイジングの商品が占めている。しかし、近年はやりを見せているもう一つの市場がある。美容医療である。      ■1位の座はアメリカ       外科的処置(手術)が不要な美容医療には、毛髪の植 全文をよむ

2019-03-10 イスタンブル空路利用者、2か月で1500万超 (Hurriyet紙)

今年の1月・2月期にアタテュルク空港、サビハ・ギョクチェン空港、イスタンブル空港を出発した国内線および国際線の便を利用した乗客数は、昨年同時期に比べ21万6,490人増加した。イスタンブルの各空港からのフライトで今年最初の2ヶ月間に旅立った旅行者の数は、1,528万5,517人と計上された。      今年最初の2ヶ月でイスタンブルにある空港を利用した旅行者の数は、昨年同時期に比べ21万6,490人増加し、1,528万5,517人に上った。      アナトリア通信が国家空港管理総局(DHMİ) 全文をよむ

2019-03-08 通商省、女性投資家支援策 (Milliyet紙)

ルフサル・ペクジャン関税通商相は、「女性や女性起業家らは、輸出業を行うための融資に対して支援を必要としている。われわれはこうした状況を受け、エクシムバンクやQNBフィナンスバンクとともに女性起業家及び女性輸出業者らに対して新たな融資支援策を発表する予定である。この支援策では、社内の51%以上を女性が占める会社や企業に対し、輸出業者としての登録を行う際に合計で2億ドルに加え1億トルコリラが援助される」と発表した。    「トルコ女性起業家会議」は、通商省主催でトルコ中小事業者連合(TESK)やトル 全文をよむ

2019-03-02 群衆の興奮のなか、炭鉱労働者採用くじ引き (Hurriyet紙)

トルコ石炭協会(TTK)による地下壁製作の労働者雇用の抽選会が、ゾングルダクにて朝から始まった。会場に入り切らなかった群衆は、抽選の間何時間も外で待ち、成り行きを見守った。TTKの抽選が終わり名前を呼ばれた人は、大きな喜びに包まれた。隣の人たちと抱き合った若者たちは、携帯電話で家族へ朗報を伝えた。       TTKで地下壁製作の労働者雇用の抽選会に、早朝から多くの参加者が集まった。エネルギー天然資源大臣ファティフ・ドネメズ氏と家族労働福祉大臣のゼフラ・ズュムリュト・セルチュク氏出席のもと朝から 全文をよむ

2019-02-28 毛皮、付加価値税ゼロに (Cumhuriyet紙)

官報にて発表された決定によれば、生の毛皮、鞣し、整えた毛皮において付加価値税がゼロに引き下げられた。      官報で一部の商品に適用される付加価値税の税率に関する決定が発表された。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のサインによって施行となった法整備によれば、43.01の商品コードのついた生の毛皮に関する付加価値税は0%に引き下げられた。以前、付加価値税は20%で適用されていた。      43.02の商品コードがついた鞣し、整えた毛皮においても付加価値税は0%に定められた。 全文をよむ

2019-02-25 60トン・トマト、害虫混入でロシアから返品 (Cumhuriyet紙)

ロシア連邦動物植物検疫監督局 (Rosselhoznadzor) のブリャンスク及びスモレンスク地域の当局は、トルコから送られてきた59.9トンのトマトが自国に入ることを許可しなかった。      ロシア連邦動物植物検疫監督局の声明によると、仮倉庫で行われた検査の際に、トルコから3回に分けられて送られてきた59.9トンのトマトに生きた幼虫が寄生していた。      このため、生産品はロシアで市場に出荷されず、生産会社に返品されたことが、明らかになった。      トルコのジェット機が2015年1 全文をよむ

2019-02-25 学用品代、財布に痛し (Cumhuriyet紙)

共和人民党副党首ヴェリ・アーババは、経済危機が子供たちにどのように影響するかに関する調査を行った。調査では、学用品代を1年前にと比較し、家計の苦しさが学校関係の支出によって増大していると述べた。      アーババ副党首は、調査で次のように述べた。「2017年9月の新学期のための出費は、平均275リラである一方、今年は平均408リラであった。つまり、学用品で平均1.5倍増加した。」      調査によると、初等教育以外の生徒が学校の授業のために追加で使用している補助文具も50リラから65リラの間 全文をよむ

2019-02-24 トルコ製装甲車、輸出好調 (Hurriyet紙)

ヌロル・マキナ社が製造するワイヴァン・ヤルチンやヨルクといった装甲車に国外で注目が高まっている。同社の売上高において、輸出の占める割合は2012年に比べ11倍増加し、75パーセントに達した。      同社はアフリカ、中東、中央アジア諸国に輸出しており、増加する注文に応じるため、「下請け協力会社」と位置づけられる装甲車の様々な部品を製造する国内製造業者に新しい業務を追加していきたい意向である。      増加する国内外から装甲車発注のおかげでヌロル・マキナ社は国内地元産業に新たな事業機会を提供し 全文をよむ

2019-02-21 TUSIAD新会長にカスロウスキ氏選出 (Cumhuriyet紙)

トルコ実業家協会(TÜSİAD)の第49回定例会議が2月20日イスタンブルで開かれた。TÜSİADはこの日新会長を選ぶことになっていた。TÜSİAD新会長の唯一候補はシモン・カスロウスキだった。      シモン・カスロウスキは1963年にイタリアのトリノ市で生まれた。父親はアルド・カスロウスキ、母親はギア・カスロウスキである。オルガニキ・キミヤ社社長であるステファノ・カスロウスキとは兄弟である。イスタンブルにあるピエール・ロティ高校を1980年に卒業。同年入学したマサチューセッツ州ウォースター 全文をよむ

2019-02-19 ホンダ・トルコ工場「シビック生産は終わるが、工場は残る?」 (Hurriyet紙)

日本のホンダは、2021年からイギリスの工場を閉鎖し、トルコ国内の工場ではシビックセダンの生産を終了すると発表した。この決定により、ヨーロッパでの生産を完全終了させるというサインを出したホンダ・ターキーのビュレント・クルチェル副総支配人は、シビックセダン・モデルの生産は終了するが、ゲブゼにある工場の閉鎖に関しては正式な決定は未だないと述べた。      日本の大手自動車メーカーホンダは、グローバル生産体制の構築に伴い、2021年にイギリスの工場を閉鎖する事、トルコでもシビックセダン・モデルの生産 全文をよむ

2019-02-19 イスタンブル新空港、チケット販売再びストップ (Cumhuriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領によって、2018年10月29日に正式に開港し、移転プロセスが現在まで公的に2回遅延しているイスタンブル空港からのチケットの販売が停止した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領によって、2018年10月29日に正式に開港されたイスタンブル空港の移転プロセスが暗礁に乗り上げている。移転プロセスが公的に、2度延期されている空港で、今度はチケットの販売が停止された。      エアポートニュースのニュースによると、最近、大きな移転プロセスについての発表が 全文をよむ

2019-02-17 モンテネグロにトルコ投資急増 (Hurriyet紙)

トルコ人投資家たちは、モンテネグロで2097の会社を設立した。特にブドゥヴァに投資をしたトルコ人の最近1年間の会社設立率は、255%増加した。      モンテネグロ税務署が行った説明によると、2018年には遂にモンテネグロで合計2097の会社が設立された。      商務省のブログに掲載されている情報によると、モンテネグロ税務署の説明で、トルコ国民によって創設された最も大きな会社の数は、ブドゥヴァで1048社、ポドゴリツァ609社が活動している。モンテネグロにおいてここ1年間で投資をしたトルコ 全文をよむ

2019-02-10 けんか相手にギュレン派なすりつけ (Hurriyet紙)

建築請負業者のトゥルグト・K氏は7月15日クーデタ未遂事件の15日前に言い争になった隣人とその3人の息子を、クーデタ未遂後に「ギュレン派」として無実の罪を着せた。2年後、その親子が無罪と判明し、トゥルグト・K氏に対して「虚偽告訴罪」の取り調べが始まった。      クーデター未遂事件の15日前である2016年6月30日、アンカラで建築請負業を営むトゥルグト・K氏と、彼の職場に隣接して自動車販売業を営んでいたアリフ・Ö氏の間で、駐車に関する言い争いが発生し、トゥルグト・K氏はアリフ・Ö氏を刃物で脅 全文をよむ

2019-02-10 開通まであと1か月、海峡をまたぐ鉄道路線 (Hurriyet紙)

イスタンブル市民が長年待ち望んでいたハルカル-ゲブゼ新路線開通まで、残り28日となった。       マルマライ線に繋がる新郊外鉄道の初運行は、3月10日になるとの発表があった。イスタンブルのヨーロッパ側とアナトリア側で海岸線道路とE-5高速道路の大幅な混雑緩和が期待されているこの鉄道路線で、最終テストが行われる。ハルカルからゲブゼまでは乗り継ぎなしで所要時間115分と見込まれている。利用客が多いと見込まれるボスタンジュ-バクルキョイ間は、37分となる予定。77kmの路線に設けられる43の駅は、 全文をよむ

2019-02-08 ビトリスの女性ら起業、「編みぐるみ」人形生産 (Hurriyet紙)

ビトリス県の主婦たちが趣味として始めた、かぎ針編みの技術をもちいて作るおもちゃ芸術「編みぐるみ」が販売に出された。      ビトリス市によってベシュ・ミナーレ街区に開かれたこの教室が大きな注目を集めている。教室に参加した女性たちは社交的になり、さらには彼女らが作った商品を売って家計に貢献している。アリフェ・ウズム先生は、夫の仕事の関係で歴史教師の職を辞めてビトリスへやってきたのち、ここで12人の女性達に市が支援する「編みぐるみ」教室を開いている。彼女は自身の子供たちのために始めた仕事をほかの女 全文をよむ

2019-02-03 在ドイツのトルコ人向け、トルコ不動産フェア開催 (Hurriyet紙)

ドイツのデュッセルドルフで2019年2月8~10日に開催される、「ふるさとトルコの不動産・投資フェア」の最終準備が整った。トルコの名だたる不動産企業76社が集うフェアでは、来場者らが100以上のプロジェクトのなかから好みの特長を持つ住宅、オフィス、店舗のセレクションを吟味し、かつ最適な条件でそれらを購入するチャンスを探る。      環境都市計画省の支援で、デミルオレン・メディア・グループとİSTexpo企画が共同で開催する「ふるさとトルコの不動産・投資フェア」へのカウントダウンが始まった。ドイ 全文をよむ

2019-02-03 チャムルジャ・モスク建設の会社、倒産 (Cumhuriyet紙)

チャムルジャ・モスク、アタテュルク国際空港、そして世界貿易センタービルの建設にあたったへデフ建設が、倒産することとなった。       3ヶ月前に破産手続きを求めてたイスタンブル・アナドル第一審商業裁判所は、2018/1179号決定に基づき、同社へ3ヶ月の猶予を与えていた。1997年に設立された同社が進行しているプロジェクトには、エチオピア・アジスアベバ病院プロジェクト、アジスアベバ住宅・レストラン・ショッピングセンタープロジェクト、ドーア・クンブルガズとキャーウトハーネ6540がある。     全文をよむ

2019-02-02 イスタンブルの値上げチャンピオンは、長ピーマン (Cumhuriyet紙)

イスタンブルで1月の値上げチャンピオンは長ピーマンとなった。      イスタンブル商工会議所は、2019年1月に最も値上げされた商品と値下げされた商品を発表した。これによると、イスタンブル商工会議所が発行する、イスタンブル物価動向指数に記載されている242品目のうち112品目の小売価格が上昇し、57品目の価格が低下、73品目の価格は平行に推移していた。      ■1月、長ピーマンの価格が73.75%上昇      1月の食料品の価格動向のうち、長ピーマンは青果・乾果分野に属し、73.75%で 全文をよむ

2019-02-01 書籍類、付加価値税ゼロに (Cumhuriyet紙)

文化観光省からの出版許可証を得ている出版社により出版される書籍や定期刊行物について、付加価値税はゼロとなった。      2月1日(金)以降、文化観光省が出版許可証を発行した出版社により出版される書籍や定期刊行物について、付加価値税はゼロとなった。      トルコ出版協会が説明に応じた。      説明によれば、文化観光省出版許可証を所有する出版社や書籍卸売業者、その他の販売業者または消費者に販売する際、「付加価値税適用外措置」が導入される。   「適用外措置」は在庫にある書籍や新たに出版され 全文をよむ

2019-01-29 ブルサ・ウルダースキー場、アラブ観光客に大人気 (Hurriyet紙)

学期間休みに国内外から訪れる人々でにぎわうウルダーのスキー場や施設は、特にアラブ人観光客から強い関心を集めている。      トルコの重要なスキー場の一つであるウルダーは学期間休みで混雑しており、特にアラブ人観光客からの関心が観光業者たちを悦ばせている。      冬の観光といわれてまず思いつくのは、マルマラ地方で最も標高の高いウルダーである。ウルダーは、ブルサやイスタンブルといった近隣の中心地に加えて、全国そして国外から訪れる数十万の人々を毎年迎えている。      ウルダーで8000台近くの 全文をよむ

2019-01-29 オスマン・ガーズィ橋、売却? (Cumhuriyet紙)

オスマンガーズィ橋とイスタンブルーイズミル間の高速道路を建設した多国籍コンソーシアムが、事業売却を見越して複数の国際銀行へ相談を申し込んだ。      共同事業の株式の内27パーセントを保有するヌロルホールディングの最高財務責任者(CFO)ケリム・ケマフル氏は、ブルームバーグ(米国の金融情報サービス会社)に対する説明で、国際銀行から2~3か月以内に、資金の還流が期待されていると述べた。ケマフル氏は、最終的に70億ドル規模の事業の一部あるいは全部を売却する選択肢も机上にあると述べた。      ま 全文をよむ

2019-01-28 使用済み食用油にも課税? (Cumhuriyet紙)

植物油生産者協会のターヒル・ビュユクヘルヴァジュギル会長は、記者たちによるこの部門の問題に関する質問に回答した。      ハベルチュルク紙に掲載された記事によると、ビュユクヘルヴァジュギル会長は、スーパーのレジ袋有料化に関連して環境法案では油に対しても1リットルあたり10クルシュの「廃油税」が制定されたとし、植物油と鉱油に対して1リットルあたり50クルシュの税金が計画されていたが、検討の結果10クル シュまで下がったと説明した。      同会長は、本来これも必要ない、トルコではファストフード 全文をよむ

2019-01-24 地下鉄カバタシュ・マフムトベイ線、試験走行車両投入 (Hurriyet紙)

イスタンブル第二の、そしてヨーロッパ側で初となる無人運転のメトロ、カバタシュ-マフムトベイ線に初の車両が降ろされた。2月末まで車両の内部検査を行い、主要線路で試験運転が可能な状態にする狙いだ。本メトロでは無人運転中の信号テストが行われることとなっており、今年度末には運行開始が見込まれている。      イスタンブル第二の、そしてヨーロッパ側で初となる無人運転のメトロ、カバタシュ-マフムトベイ線に初の車両が降ろされた。イスタンブル広域市からの情報によればカバタシュ-マフムトベイ・メトロ線開通工事は 全文をよむ

2019-01-22 TUSIAD、世界銀行と協定調印 (Cumhuriyet紙)

トルコ実業家協会(TÜSİAD)は、世界銀行グループの機関である国際金融公社(IFC)との間で、男女同権、国際貿易、公正取引、金融部門および資本市場、企業統治、デジタル・エコノミーの分野に取り組むため、友好協定に調印した。      世界銀行グループの機関であるIFCとトルコ実業家協会(TÜSİAD)は、協定の調印に加えて、トルコで民間部門の発展に寄与するために、特定の部門とテーマを含んだ協力関係の強化を決定した。      男女同権、国際貿易、公正取引、金融部門および資本市場、企業統治、デジタ 全文をよむ

2019-01-15 イスタンブル新旧空港、引っ越し日程明らかに (Milliyet紙)

国家空港管理総局(DHMİ)総局長、フンダ・オジャク氏は、アタチテュルク空港からイスタンブル空港への段階的な引っ越しは3月3日までに終わらせ、それ以降は大規模移行が行われると発表した。      イスタンブル空港で免税店の第二エリアのオープニングセレモニーに参加したDHMİ総局長、フンダ・オジャク氏は、記者たちの質問に答えた。アタテュルク空港からイスタンブル空港への移転計画を、冬の事情により3月までは段階的なものに決定したオジャク氏は、「10月29日に共和国大統領レジェプ・タイイプ・エルドアン氏 全文をよむ

2019-01-14 アナドル・いすゞ、四ヶ月間に26日操業休業に (Hurriyet紙)

アナドル・いすゞは、国内市場からの需要の減少のため、四ヶ月で26日間操業を休業する。いすゞが公共への通知プラットフォーム(KAP)に行った発表によると、操業を休止することによって総売上と総生産に「重要な影響」があるとは見られていない。いすゞがKAPに行った発表は次のとおりである。「国内市場からの需要の減少のため、1月には6日間、2月には8日間、3月には8日間、4月には4日間、操業を休止する予定である。操業休止、または操業できない状態となった理由は、国内市場における最近の需要の減少である。」 全文をよむ

2019-01-11 トルコ航空、新イスタンブル空港発着便を拡充 (Hurriyet紙)

トルコ航空は、イスタンブル空港から本日(1月10日)、国際線ではパリ、フランクフルト、ミュンヘン、トビリシ、アシガバート便の運航を、国内線ではディヤバクル便とハタイ便の運航を開始した。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領により開港が実現されたイスタンブル空港で、2018年10月31日に就航したトルコ航空は、発着便を新たに10便拡充した。新空港からアンカラ、ガーズィアンテプ、アダナ、イズミル、トラブゾン、アンタルヤ、エルジャン、バクーを始めとする8路線を実現させたトルコ航空は、本日以降 全文をよむ

2019-01-11 ギリシャ・トルコ合同捜査、覚せい剤、大量押収ークルド組織関与か (Hurriyet紙)

トルコとギリシャの薬物取締捜査官によって、ギリシャのピレウス港で行われた(捜査)作戦で、コンテナ1基内で押収した覚せい剤が錠剤数にして4、500万個あることが明らかにされた。輸送はテロ組織民主統一党(PYD)/人民防衛隊(YPG)によって企てられたとも発表された。      アナトリア通信社(AA)特派員が得た情報によれば、覚せい剤の売人を法廷で裁くために(捜査)活動を休みなく続けるトルコの薬物取締捜査官は、1月7日にギリシャのピレウス港でシリアから来たコンテナ1基内に大量の覚せい剤の錠剤がある 全文をよむ

2019-01-09 イスタンブルの4人家族、生きていくのに最低必要な金額は? (Cumhuriyet紙)

トルコベンチャー経済活動・職業倫理協会のアイハン・カラハン委員長は、「イスタンブルで2人の子供がいる家族で、家計支持者が稼がなければならない生活費は、2,782リラである。2人の子供がいて、夫婦の片方が働いていない家庭の家計支持者が取得しばならない控除額は286リラである。合計で3,067リラが、イスタンブルで人間らしい生活を送るための費用となる。すなわち、政府によって発表された最低賃金とトルコ[で生活するために要する費用]との平均の間には約20%の差がある」と述べた。      カラハン委員長 全文をよむ

2019-01-07 ハムスィの値段二倍に (Hurriyet紙)

ビレジキの中心地シャドゥルヴァンの向かいで魚屋を営んでいるジェラル・カラカヤさんは、ジョージアの海水の温度が低いため、魚の群れがジョージアに行ってしまったと述べた。ここ1週間でハムスィ(カタクチイワシ)の価格が高騰していると述べたカラカヤさんは、次のように続けた。      「海水の温度が下がらないため、黒海の魚の群れが減少した。このため、ハムスィを筆頭に魚の価格が高騰している。ハムスィは、今シーズン初めの価格は10リラだったが、現在20リラまで上昇した。ジョージアの海水温が低いため、ハムスィの 全文をよむ

2019-01-05 タバコの特別消費税、値上げー63%から67%へ (Hurriyet紙)

たばこ葉を含むたばこなど、たばこ製品の特別消費税率は、63から67パーセントに引き上げられた。      一部の産品に適用される特別消費税率と額が、新たに発表された。追加決定の施行が大統領府決定官報で公開され、施行された。      これによれば、たばこ葉を含むたばこ、たばこの代替品や他の原料から作られたたばこ、たばこの代用となる原料、つまり「ブレンド」、もしくは再精製されたタバコ、たばこ製品、嗅ぎたばこと咀嚼用のたばこ製品では、特別消費税率は63%から67%に引き上げられた。      当該の 全文をよむ

2018-12-30 明日が最後、新年からレジ袋有料化 (Hurriyet紙)

レジ袋が2019年1月1日から消費者に最低でも25クルシュで売られる。店側が望んだとしても、無料で配布はできない。なぜならば罰則があるからである。このため、店は一方で準備のためにレジ袋代のレシートへの記載の試行をする一方、有料のレジ袋に関心を示さない消費者向けにロゴの入ったエコバックを生産している。      ■価格は1.5リラから5リラ      ポスタ紙の報道によると、トルコには3万件のスーパーがある。スーパーは、布のバックやリサイクル可能なバックを売り始めてさえいる。価格は1.5リラから5 全文をよむ

2018-12-30 イラン観光客、お目当ては? (Hurriyet紙)

トルコの冬の観光スポットの一つ、ジュブルテペ・スキーリゾートは、イラン人観光客のお気に入りとなっている。      トルコの冬の重要観光スポットの一つ、ジュブルテペ・スキーリゾートは、イラン人観光客のお気に入りとなっている。カルス県サルカムシュ郡にあり、松林と白銀の雪、さらにはロングラン滑走コースを有し、冬の観光に欠かせないスポットの一つである海抜2,634メートルのジュブルテペは、トルコ各地から来る国内の観光客と並び、ここ数年はより多くのイランからの観光客を受け入れ始めている。   イラン人観 全文をよむ

2018-12-29 文化観光省、11か月の観光客数発表 (Cumhuriyet紙)

2018年12月の時点で、宿泊施設数11,554箇所、ベッド数147万8,958床がトルコには存在している。    トルコは今年の11か月間で375万人の外国人観光客を受け入れ、外国人居住者を含む訪問者数は4300万人に到達した。文化観光省が行った発表では、同省による入出国管理統計によると今年の11か月間で昨年同時期と比較して22.25%増の3753万7,696人の外国人観光客がトルコを訪問したと述べられた。    トルコ統計局(TÜİK)が作成した9か月間のデータによると、国外に居住する521 全文をよむ

2018-12-28 新年休暇、リゾート地のホテルは満杯 (Cumhuriyet紙)

夏だけでなく冬でも人気な観光地の1つである保養地・チェシュメでは、現地で新年を迎えようとする人々がホテルを予約しており、ホテルの収容率はほぼ100%となっている。      新年まで残すところわずかとなり、トルコ最大の保養地の1つであるイズミル県のチェシュメではホテルの収容率がほぼ100%となっている。チェシュメは夏だけでなく冬も人気の観光地でもあり、新年へ向けた準備がほぼ完了している。新年を楽しみたい人々は特にリゾートホテルを選んでおり、年始の観光客の数は10万人に達すると見込まれている。   全文をよむ

2018-12-16 大型ショッピングセンターが売却されれば、外国人投資家は撤退するだろう (Cumhuriyet紙)

大型ショッピングセンターの投資家は最も難しい時期を過ごしている。トルコにある合計412の大型ショッピングセンターのうち30%を外国人投資家が所有している。投資家は銀行に約150億ドルの負債がある一方、賃貸料が新たな施策によって外貨からトルコリラ払いに切り替わり、負債返済を危機に陥れた。負債が原因で多くの大型ショッピングセンター経営権が銀行に移る危険がある。      アメリカの商業不動産投資運営会社であるジョーンズラングラサール株式会社トルコ支社長アヴィ・アルカシュによると、現在まで銀行によって 全文をよむ

2018-12-16 2016年来労働許可取得のシリア人は27000人超 (Cumhuriyet紙)

CHP副党首でイスタンブル選出のオヌルサル・アドゥギュゼル議員によるシリア人の就労許可に関する質問に対する、大統領府報道センター(CİMER)からの返答は、「2016年から現在まで27,930人のシリア人に就労許可を与えた」というものだった。      CHP副党首でイスタンブル選出のオヌルサル・アドゥギュゼル議員は、一時的保護の状態にあるシリア国籍の外国人に関して、大統領府コミュニケーションセンター(CİMER)に情報の開示を求め、それに対する回答を公開した。与えられた回答で、2016年1月か 全文をよむ

2018-12-10 空港移行期間にサビハ・ギョクチェン空港への需要増加 (Hurriyet紙)

サビハ・ギョクチェン空港から出発する航空会社は、[アタテュルク空港からイスタンブル新空港への]移行期間において予約が増加している。利用者が不利益を受けず、移行期間においても利用者の輸送を途切れさせないために、サビハ・ギョクチェン空港で24時間滑走路を開放することを含む全ての準備が完了した。      ■唯一営業している空港      12月30日3時から始まり12月31日(1月1日?)0時までの45時間でアタテュルク空港とイスタンブル空港における容量の削減が実施される。利用者はこの大移行期間に問 全文をよむ

2018-12-07 2018年飛行機利用、9.9%増 (Hurriyet紙)

トルコの空港の乗客数は一年前に比べ総計で9.9%の増加を見せ、1億9648万860人に達した。とりわけ観光業においては重要な場所であるイズミル、アンタルヤとムーラ空港における乗客数の増加は注目を集めた。      観光業における前途有望な発展は旅客輸送にも影響をもたらした。   国家空港管理総局の2018年11月末、未確定の旅客輸送データによれば、国内の空港において昨年の同時期と比べ9.9%の乗客数の増加が実現した。国内線と国際線のデータ合わせて全国で1億9648万860人が飛行機による旅行を選 全文をよむ

2018-12-04 日本企業、スィノプ原発断念かー65万本の木を切られたが… (Cumhuriyet紙)

日本がトルコでの原子力発電所建設計画を断念する方向で進められているのが明らかにされた。      日本は、スィノプでの原子力発電所建設計画を、より高度な基準下の安全対策の必要性と、トルコリラの価値の損失によりコストが跳ね上がったことを理由に、断念することを検討していることが明らかにされた。      日本経済新聞は、日本のトルコでの原子力発電所建設計画が断念する方向で進められていると報じた。      ロイター通信は、日本を中心とする官民連合(コンソーシアム)によって引き受けられた計画のコストが 全文をよむ

2018-12-04 お城住宅…ームドゥルヌにこの住宅群 (Hurriyet紙)

数百年の(歴史感漂う)独特の建築で知られるムドゥルヌで、お城タイプの住宅を建設したことで大きく非難されているブルジ・アル・ババス計画は、建設中に森林地帯を掘削し樹木を伐採していたことがわかった。(販売)会社の幹部について、ムドゥルヌ第一審刑事裁判所で裁判が開かれた。詳細は以下の通り。      ■森林に有刺鉄線      ボル県ムドゥルヌ郡でお城タイプの建物を建築したことで批判されているブルジ・アル・ババス計画について、サロトグループは、ブルジ・アル・ババスも含む傘下の三社の破産申し立てをイスタ 全文をよむ

2018-12-04 カタールのOPEC脱退は何を意味するのか (Cumhuriyet紙)

カタールのOPEC脱退の発表は、精神的な影響を及ぼしうる象徴的な動きとして見受けられている。この決定は、サウジアラビアの主導で一部諸国がカタールに制裁を断行したことにより始まった外交的危機の延長である、との意見がある。      カタールは、2019年1月に石油輸出国機構(OPEC)から脱退することを発表した。      カタールのエネルギー相サアド・シェリダ・アル=カアビは、昨日12月3日に開いた記者会見で、液化天然ガス(LNG)の生産に専念するためにOPECを脱退を希望すると述べた。     全文をよむ

2018-12-02 リンデン、キロ250リラになると (Hurriyet紙)

アンタルヤで冬期に風邪の予防のため頻繁に用いられるリンデンが1キロ250リラとなると、市民は薬種商から予算に応じて40gあるいは100gと袋に小分けにされたものを購入し始めた。      寒くなるのに伴い、免疫力を高め、風邪を予防したいと思う人は、薬種商に寄り始めた。寒い冬の晩あるいは日中、暖かいハーブティーを飲みたいと思う人が優先的に選ぶリンデンは、その価格に驚かされる。金1グラムが約200リラで売られている一方、冬に最も好まれる飲み物であるリンデン1キロ当たりの値段は、250リラとなっている 全文をよむ

2018-12-01 イスタンブル・イズミル高速道路、一部開通 (Cumhuriyet紙)

イズミル―イスタンブル間の9時間の移動時間を3.5時間に短縮することができる高速道路プロジェクトで、イズミルとマニサを接続したケマルパシャ―サルハンル線が開通した。      ゲブゼ―オルハンガーズィ―イズミル高速道路第三セクター方式プロジェクトで、イズミル県のケマルパシャ・ジャンクションとマニサ県のサルハンル・ジャンクションの間の49㎞の区間が今日開通した。この開通により同区間で平均1時間かかる移動時間が、約35分に短縮した。      高速道路を利用するドライバーのカーディル・ユルドゥルムさ 全文をよむ

2018-11-25 金持ちカプジュ(警備員)の遺産騒動 (Hurriyet紙)

30年間、警備員を務め、88歳で他界したメフメト・カシュカヤ氏の遺産、チャンカヤで8戸、プルサクラルで3戸のアパート、1つの土地、銀行にある1キロの金塊、70万リラが、5人の子供たちの間で、紛争の種となっている。      クズライのビジネスセンターで警備員として務め、退職していたカシュカヤ氏は、2015年11月27日に他界し、莫大な遺産を残した。カシュカヤ氏の息子、セラハッティン、セバハッティン、バイラム、メスト・カシュカヤは、父親の財産をめぐり、姉妹であるギュルヴァデ・ギュミュシュを父親の財 全文をよむ

2018-11-22 アルバイラク財務相も経済減速を認める (Cumhuriyet紙)

アルバイラク国庫財務大臣も経済の減速を認めた。      トルコ大国民議会計画予算委員会での協議の最終日、国庫財務省の予算案について話し合われた。ベラト・アルバイラク国庫財務大臣は、2018年下半期の経済の減速が先行指標によって示されていると述べた。政府の目標でも、経済の回復は2年後の2021年になるだろうとのことだ。財務省のデータによると地下経済の比率は26.80%であり、来年度の税収の中では労働者の収入から引かれる所得税が最大の比率を占めるだろうということだ。予算案では、2019年には171 全文をよむ

2018-11-20 エルドアン・プーチン固い握手―天然ガス・トルコストリーム大きな一歩 (Hurriyet紙)

トルコストリーム・天然ガスパイプライン計画の最難関の段階が昨日行われた式で完了した。315億立方メートルの天然ガスをロシアからトルコへ2019年に運ぶことが予定され、そのガスの半分はヨーロッパに運輸される予定だ。エルドアン大統領とロシアのプーチン大統領は、パイプラインの最終部分とそれが海に下されるのを共に見守った。      トルコストリームは、トルコに2019年に315億立方メートルの天然ガスを輸送し始める予定であり、天然ガスパイプライン計画の最難関の段階が完了した。黒海の海面から2キロメート 全文をよむ

2018-11-12 薬の確保に関し厚生大臣の発表 (Hurriyet紙)

ファフレッティン・コジャ厚生大臣は、薬の入手で支障が生じているとの訴えに「ここ最近、為替相場の不安定さを機会と捉え、入手の点で問題が生じているということを、本省としても注視している」と述べた。      コジャ厚生大臣は、ソーシャルネットワークサービスであるツイッターのアカウントで発表を行った。薬の確保において問題が生じているとの主張に回答したコジャ大臣は、トルコで実行されている国民健康保険が世界で最も広範囲であると述べた。トルコで認可された薬は、適切な条件に適合すると治療のために社会保障機構に 全文をよむ

2018-11-07 シリア「株式会社」、増強続く (Hurriyet紙)

シリアの人々は、今やトルコに避難するだけではなく、商売の世界でも存在感を示している。トルコ政治経済調査財団(TPEAV)の報告によると、この1年で設立されたシリア系企業の数は85%増加した。2018年9月には163のシリア系企業が設立され、この合計値は、既存の外資系企業の11.8%に相当する。      トルコ政治経済調査財団(TPEAV)のシリア系企業報告によると、この1年で設立されたシリア系企業の数は85%増加した。シリア系企業の影響により、キリス県は、外資系企業の割合がトルコで首位となった 全文をよむ

2018-11-01 10月経済統計、発表 (Cumhuriyet紙)

ルフサル・ペクジャントルコ貿易大臣は、TIM(トルコ貿易者会議)での会合で10月の輸出額についての声明を出した。      ペクジャン貿易相は10月の輸出額がトルコの歴史上最高額に到達したことを示し「10月に13.1%増の157億3200万ドルの輸出が実現した」と述べた。      ペクジャン貿易相は、アダナ博物館で開催された記者会見で10月の輸出実績を発表した。      ペクジャン貿易相は、10月にはトルコ史上最高の月間輸出額に達したと話し、次のように続けた。      「10月には13.1 全文をよむ

2018-10-23 長距離バスのお茶とケーキのサービス、終焉? (Cumhuriyet紙)

トルコバス協会会長ムスタファ・ユルドゥルム氏は、幾つかのバス会社が無料のお茶とケーキのサービスを終了し、この先市内へのバスサービスも終了して代わりに有料バスを設けると話した。      バス業界の景気縮小が40%に達したと話すユルドゥルム氏は、以下のように述べた。   「我らがバス業界の景気縮小は40%に達した。航空業界は正反対でどんどん成長している。多くのバス会社は困難な状況にある。状況を打開する道を見つけることを余儀なくされている。もはや長距離輸送の需要はなく皆バスではなく飛行機を選択してい 全文をよむ

2018-10-21 密輸タバコ減少で、税収損失50億リラ減 (Hurriyet紙)

テロ組織の重要な収入源を占める密輸たばこ対策は結果を生んだ。対策の結果、密輸たばこの割合は、ここ9年間で最も低い水準に下がり、8.7%となった。前年はというと、密輸たばこの割合は11.3%であった。密輸と偽造たばこの割合が20%台から8.7%に落ちたことで、現在の価値にすると政府の税収の損失は90億リラから38億リラへ減少した。タバコ生産者協議会は、1年間に定期的に空箱の分析を行っている。人口が20万人を超える36の都市で、通りや公共機関で1万個の空箱を無作為に集める。集めた空箱は、専門家によっ 全文をよむ

2018-10-19 ドイツ、トルコから介護労働者5万人募集 (Hurriyet紙)

ドイツはトルコから高齢者介護・看護労働者50000人を募集しており、彼らの講習への登録が始まった。講習後は3年間の試用期間に入り、月収950ユーロでドイツで働き、住居と食事が提供される。しかし、ドイツ側は3つの条件を提示している。      ドイツ・トルコ両国の保健省、それにトルコ・国民教育省が交わした協定により、トルコからドイツへ派遣される50000人の介護労働者に向けた講習への登録が始まった。      トルコの若者にドイツでの就労の機会を与えることになるこのプロジェクトに際して、アダナ・コ 全文をよむ

2018-10-16 1ドルはいくらで計算?ーリラ契約義務化 (Hurriyet紙)

国庫財務省の算出によると、例えば2017年2月18日付で締結され、2018年10月11日にトルコリラ(TL)に換えられる1000ドルの契約は、ドルの交換レートが3.77TL、消費者物価指数(TÜFE)が17.99%で、4457TLとなる。TLに換えない場合、6300TLから5万5000TLの間で行政罰則金が発生し、契約した両者にそれぞれ科されることとなる。累犯した場合、この罰金額は2倍となる。      国庫財務省は、外貨からTLへの変換公式を定めた。寄せられた質問に端を発し17の質問に回答した 全文をよむ

2018-10-15 果物・野菜の生産者を携帯で確認 (Hurriyet紙)

ルフサル・ペクジャン通商大臣は、商品タグの中で開発された「状態登録システムモバイル」を実施することで、人々が購入した果物と野菜に関する生産日と場所、売買価格といった全ての情報を携帯から見ることができると述べて、「この形で極端な価格の上昇があったならば把握でき、 人々はある意味で自分で監視行うようになるだろう」と述べた。      ペクジャン大臣は、アナドル通信に「第5957号果物と野菜と十分な需給の要望のある他の商品取引正常化についての法律」に基づき野菜と果物の取引における情報モデルが実現したと 全文をよむ

2018-10-11 ISの逃亡支援担当者の関係者、逮捕ーカイセリ (Hurriyet紙)

カイセリ県警テロ対策部は、ISテロ組織の逃亡支援トルコ担当のアブー・ジャファルというコードネームをもつ人物に関係していたと明らかにされた、ジャファルの年下のきょうだいと親戚を含む人物達に一掃捜査をおこなった。      一斉捜査では、ロシア国籍のラシッド・エニケエヴ、エレナ・ラクマノヴァ、シリア国籍のマフムド・シェイフ・ムハンメド、スメイェ・シェイフ・ムハンメド、アフマド・アラケル、ミナ・モハンメド・アル=アリ、エジプト国籍のナダ・アフマド・Mという名の7人が逮捕された。      家宅捜査では 全文をよむ

2018-10-09 住宅価格、イスタンブル、アンカラを抜く最高地は? (Hurriyet紙)

トルコ全土で住宅価格が最高の5つの県の価値が明らかになった      これによると、全トルコで平均的な1平方メートルの販売価格は2193トルコリラであることが確認された一方、国内全域で平均的な住宅の大きさは125平方メートルで平均住宅価格は27万4125トルコリラ、住宅投資資金回収期間は平均16年間だった。Endeksa.comのデータによると、全トルコで住宅価格はこの4年間で33%、最近1年で15%上昇したことが示された。今後6か月での住宅価格上昇は見込まれていない。自動不動産鑑定プラットフォ 全文をよむ

2018-10-07 75億ユーロプロジェクト・新イスタンブル空港10月29日ISLコードで開港 (Hurriyet紙)

今日までに75億ユーロを使ってきたイスタンブル新空港の準備は終わりに近づいた。10月29日から始業する新空港は2018年12月31日夜までは、ISLのコード名を使う。それ以後は、現在アタテュルク空港が使っているISTのコードが、新空港に移る。      移転が2018年12月29~31日に延期されたイスタンブル新空港の近況を視察するため、IGA空港管理会社のCEOであるカドゥリ・サムスンル氏とともに工事現場で落ち合った。サムスンル氏の第一声は、開港日についてだった。   「2018年10月29日 全文をよむ

2018-10-03 インフレ率、15年ぶりの高い数値 (Hurriyet紙)

為替レートの急上昇と、その後の値上げラッシュは9月のインフレ率を急上昇させた。       昨日、トルコ統計局はインフレデータを発表した。消費者物価指数は9月に8月に較べて一か月で6.30パーセント上昇し、年間の消費者物価指数は24.52%の数字に上昇した。月毎、年毎の消費者物価指数におけるこの数字はここ15年でもっとも高い水準である。生産者物価指数はよりひどいものになっている。月間の生産者物価指数は10.88パーセント上昇し、年間の生産者物価指数は46.15パーセントに急上昇した。この2つの数 全文をよむ

2018-10-03 新空港への移転プロセス、発表 (Hurriyet紙)

国家空港管理総局のフンダ・オジャク総局長は、10月29日に正式に開港されるイスタンブル新空港移転に関して、航空会社を含む各航空関係機関を招集し、会議を開いた。      会議についての記事では、イスタンブル新空港は10月29日に式典とともに開港し、その後10月30日、31日に想定されているビッグバン方式で移転が行われ、12月30日、31日に行われる「総合ターミナル設備点検」のために使われると明らかになった。 全文をよむ

2018-10-02 「国産」標記義務化、はじまる (Hurriyet紙)

トルコで生産された商品は、ラベルに「国産品」とのロゴを使用することが3日から義務化される。国産品ロゴが違法に使用された場合、1ラベルごとに274トルコリラ(約5,200円)の罰金が課せられる。      トルコで生産された商品は、ラベルに「国産品」とのロゴを使用することが3日から義務化される。   生産地がトルコであり小売りで販売されている商品への「国産品ロゴ」の使用は15日間の移行期間の後、10月3日から義務となる。      商務省価格ラベル管理局による規制の範囲内において、ラベルと表におけ 全文をよむ

2018-09-22 トラブゾンの不動産に国外から注目高まる (Hurriyet紙)

トラブゾンでは近年、観光だけでなく不動産投資にも外国人観光客から熱い視線が寄せられている。      美しい自然と歴史、穏やかな気候、草原と地元の美味において有名なトラブゾンには、年間200万人を超える観光客が訪れる。そして、観光の発展は、トラブゾンにおける外国人観光客の不動産投資を増加させる誘因にもなった。      トラブゾン商工会議所(TSO)のスアト・ハジュサリフオール会頭は、AA通信の記者に対し、トラブゾンはトルコにおける外国人観光客への住宅販売分野で、長年、トップレベルにあると話す。 全文をよむ

2018-09-21 イスタンブル郊外鉄道線、年末開通へ (Hurriyet紙)

イスタンブルにおける交通と公共交通機関を大きく変えると期待されるハルカル・ゲブゼ郊外鉄道の完成カウントダウンが始まった。 メフメト・ジャーヒト・トルハン交通インフラ整備省大臣は、テスト作業が進んでいる郊外鉄道は、年末に稼働すると発表した。 プロジェクトが完了すると、イスタンブルの端から端まで直通115分で行くことができる。      イスタンブル人が長い間待ち焦がれていたハルカル・ゲブゼ郊外鉄道完成のカウントダウンが始まった。都市交通と公共交通機関を大きく変えると期待される政府のプロジェクトでテ 全文をよむ

2018-09-20 アマゾン・トルコ、今日から始業 (Cumhuriyet紙)

世界的ネット通販大企業のアマゾンが、今日からトルコでの運営を開始した。      世界一の富豪でありアマゾンの創設者であるジェフ・ベゾス氏の会社がトルコでの運営を開始した。Amazon.com.trのトルコ代表のサム・ニコルス氏は、「Amazonとしての目的は、顧客がインターネットを通して欲しいと思うありとあらゆる商品を魅力的な価格で提供し、世界中で最も顧客第一の会社になることです。」と述べ、次のように加えた。「Amazon.comの創立1995年以来、トルコの多くの顧客が世界中のAmazonス 全文をよむ

2018-09-16 ペクメズ生産、年間一万トン (Milliyet紙)

アイドゥン県コジャエリ郡バージュラル地区の住民は、年間50トンのペクメズを生産して、約100万リラの収入を得ている。この地区のラマザン・キュチュクオール地区長は、近年発生した問題のため、ブドウ園は解体されイチジク変更されており、ブドウの生産は半分に落ち込んだと述べ、ブドウをブランド化するため、当局に支援を求めた。      郡の中心に15kmの距離にあるバージュラル地区の住人のほとんどが、生産したブドウから作った天然のペクメズ(ブドウを煮詰めて作った液体状のもの)を市場に売り出して生計を立ててい 全文をよむ

2018-09-13 トルコ中央銀行、金利引き上げ (Hurriyet紙)

トルコ中央銀行、政策金利を6.25ポイント引き上げで市場を驚かせる。      PPK(金融政策委員会)は、政策金利である1週間のレポ入札最低金利を、17.5%から24%へと利上げした。この決定の後、1ドル=6.40リラ付近で推移していたレートは1ドル=6.01リラへと下落した。ムラト・チェティンカヤ中央銀行総裁を議長としているPPKは会見で、ここ最近の相場データは経済活動の落ち着き傾向が顕在化したものだとしたうえで、外需を守ることで内需の縮小が加速していると述べた。会見では、近頃の物価上昇が物 全文をよむ

2018-09-13 契約はトルコリラが条件化―猶予は30日 (Milliyet紙)

官報に掲載された大統領の決定によると、動産と不動産の売買と借用の契約において、価格は為替あるいは為替インデックスによって決定されなくなる。現行の契約において、為替によって決定した価格は30日以内にトルコリラとして再び定められるだろう。       動産と不動産の売買と借用の契約において、為替によって定められた価格が30日以内にトルコリラへと変更されるという大統領の決定が官報で報道され、施行された。      「トルコ通貨の価値の保護に関する第32号決定において変更がなされることについての決定」は 全文をよむ

2018-09-13 シムシェキ元財務相に「就職口」あちこちから (Hurriyet紙)

6月24日のダブル選挙で候補者とならず、11年に渡る政治家人生を静かに終えた前財務相および副首相のメフメト・シムシェキ氏に対して、ロンドンとニューヨークから多くの声が掛かっている。      ドゥンヤ紙のケリム・ウルケル記者が今日、これらの内の一つについて報じた。フェリト・シャヘンキ氏が代表を務めドウシュグループとヒュスニュ・オズイェイン氏が代表を務めるフィバホールディングがロンドンで共同設立したドーム銀行頭取職のオファーである。      シムシェキ氏の関係者はオズイェイン氏とシャヘンキ氏から 全文をよむ

2018-09-07 トルコのカタールへの輸出93%増 (Hurriyet紙)

トルコからカタールへの輸出額は、2018年の8か月間で去年の同時期と比較して93%増加した6億3600万ドルに達した。      エーゲ輸出機構(EIB)の発表によれば、トルコからカタールへの輸出額は2017年の1月~8月には3億3000万ドルであった。両国の政治的、経済的関係が急速に密接になった結果、トルコの2018年8か月間の輸出は、93%増の6億3600万ドルに達した。      カタールへの鉄と非鉄金属部門の輸出額は合計1億1800万ドルでトップである。電気・電子部門と化学部門は、それぞ 全文をよむ

2018-09-04 新空港バス便の入札結果、明らかに (Hurriyet紙)

イスタンブル新空港の旅客輸送競売をガラタサライクラブの副会長であるアブドゥッラーヒム・アルバイラクの会社であるアルトゥル、TAV諸空港ホールディングのハヴァシュ、エフェ・エルボズに属すフリー旅行会社から成る共同事業が4億7500万リラで入札した。競売の前に推測された値段はKDVを含め4億6800万リラだった。      第一段階が10月29日に開港するイスタンブル新空港に150台のバスと18車線で運行される便をどの企業が落札するかが、今日行われた競売で決定した。競売はアルトゥル、ハヴァシュ、フリ 全文をよむ

2018-09-04 市場待望の金利引き上げはあるか? (Hurriyet紙)

8月のインフレ率は9月3日に予想値を下回ったが、にもかかわらず交換レートには上昇傾向が見られた。これを受けて来週中央銀行が金利を引き上げる兆しを見せたことで、市場はわずかに安定した。      ほぼ全ての市場関係者は、中央銀行が9月3日にインフレ率に次いで行った発表について、「来週、金融政策委員会(PPK)で金利引き上げが行われるだろう」と認識した。しかしながらこの直後に、「中央銀行がわずかな金利引き上げで済ますだろうか。もしかすると、市場が待ち望んでいる4~5ポイントの引き上げをするのではない 全文をよむ

2018-09-04 マルマライ線の運行本数、工事前の水準へ (Cumhuriyet紙)

ジャーヒト・トゥルハン運輸相は、マルマライ線のアイルルク・チェシュメ駅とソユトチェシュメ駅の間の鉄道敷設工事が終わったとし、「この結果、10分間隔で行われていたマルマライ線の運行が、5分、7分、10分間隔になった」と述べた。      トゥルハン運輸相は、イスタンブルのゲブゼ・ハルカル郊外線改良プロジェクトのため、マルマライ線のアイルルク・チェシュメ駅とソユトチェシュメ駅の間で、7月2日に始まった鉄道敷設工事が終わったと発表した。      この完成により、便数を増やし、間隔をつめて運行でいるよ 全文をよむ

2018-09-01 Servet Yıldırımコラム:まずはTLの安定 (Milliyet紙)

トルコ市場はもう二か月途絶えることのない波の中にある。      これは初めてのことではない。以前にもこのような波間に落ちたことがあった。      ただ今回は少し長く続いているが、以前の波もそうだったように、終わりがない波なわけではない。      危機と呼ぼうが、乱気流と呼ぼうが、名前は何でもいいが、この一過程が終われば動勢が読み取れる程度の為替相場と利子に落ち着くだろう。      経済と市場に新たなバランスがもたらされるだろう。      過去でそうであったように過剰に価格が落ちたトルコ 全文をよむ

2018-08-30 トルコ・リラ、安定へ生みの苦しみ (Cumhuriyet紙)

週の始めから6.15から6.30リラを推移したドル・トルコリラの為替レートは、昨日、上がり続けている。一日当たりの価値喪失は3%を超えた。      週の始めから今日まで上昇傾向が続いている為替が、昨日ドイツによるトルコへの緊急財政援助を評価して、6.15リラほどに後退した。しかし、ドイツ関係者がこの主張を否定し、ムーディーズがトルコの18の銀行と2社の金融会社の信用を落としたことで、再び緊張を高めている。      流動性の低い状態が続いているドルとトルコリラ為替レートは、昨日上がり始めた。ト 全文をよむ

2018-08-28 9日休暇が明け、ドル上昇 (Cumhuriyet紙)

9日間の休暇の間、変動のなかった為替が、休暇後の始業1日目に変動した。専門家らはこの変動について、為替危機は外部からの圧力ではなく、内部市場の需要が要因であると述べている。      9日続いた犠牲祭の休暇中は静かだった為替市場が休暇終了後に突然変動し、1ドル6.30リラ、1ユーロは7.20リラを記録した。エルドアン大統領や与党政治家、政府よりの記者らはこの為替危機を外部の力が働いたものと考えたが、経済の専門家らはこれを否定した。経済学教授のヤルチュン・カラテぺ氏はソーシャルメディアで、為替需要 全文をよむ

2018-08-27 今度はレモン、何で10リラに (Cumhuriyet紙)

一部スーパーや週市でレモンが1キロ当たりの価格で10リラとなった。生産者は、レモンが現場では1リラから1.8リラの間で取引されており、価格上昇は輸出が原因であると述べた。輸出業者たちはというと、輸出がまだ完全に始まってはおらず、価格の上昇に輸出の影響はないと述べた。野菜・果樹仲介業者はというと、レモン市場を数人の業者が握っており、彼らの手中にレモンがとどまって、価格をつり上げていると述べた。      最近、スーパーと週市で価格によって最も注目を浴びている商品の筆頭にレモンが来る。1キロのレモン 全文をよむ

2018-08-20 バイラムを利用した驚くべき値段設定 (Hurriyet紙)

クルバン・バイラム(犠牲祭の祝日)の間、200万人の観光客に備えているボドゥルムでは、機会主義者たちも活動を始めた。特に、休暇期間中に海水浴場が様々な入場料を要求するのが見受けられる一方、メニューの値段も増額が生じた。ボドゥルム商工会議所マフムト・コジャドン会頭は、「法外な価格を要求するものを、私たちに知らせてほしい」と警告した。      トルココーヒーが一杯16リラ、紅茶小グラス一杯18リラ、トマトスープ23リラ、ミネラルウォーター小15リラ、コーラ28リラ、ラフマジュン34リラ、サービス係 全文をよむ

2018-08-18 新規タクシーは、国産車限定へ (Cumhuriyet紙)

イスタンブル広域市のメヴリュト・ウイサル市長が国内製造への支援を呼びかけた後行われたUKOMEの会合で、新たなタクシーは国産の「C」区分とすることが決定された。      交通調整センター(UKOME)は、なんらかの理由で車両を変える場合、黄色のタクシー運行業者が使用する車両は国産の「C」区分とすることを決定した。      昨今の経済的発展を受けて、イスタンブル広域市のメヴリュト・ウイサル市長が国内製造への支援を呼びかけた後に行われたUKOMEの会合で、新たにいくつかのことが決定された。   全文をよむ

2018-08-17 トルコ人投資家は住宅買い控え (Cumhuriyet紙)

ドル・ユーロに対するトルコリラの下落により、トルコ人投資家は住宅購入を控えていると、アクソイ・ホールディングCEOのバトゥ・アクソイ氏は指摘した。      ボドルム・ティルキジキ湾に2億ユーロの投資を目的とした、エピック・アイランドプロジェクトのうち1億5千ユーロ分の別荘が完成した。2019年夏期に入居予定の住宅は、今日までに30%が売れた。アクソイ氏は、為替レートの影響で一番安くて230万ユーロする別荘の購入にトルコ人が踏みきらないと述べ、このため販売先を海外市場へ変えたとした。またアクソイ 全文をよむ

2018-08-17 銀行監督機構からTL防衛に新対策 (Hurriyet紙)

銀行調整監督機構(BDDK)は国内銀行のトルコリラ買取のフォワード、オプション取引、またこれに類するスワップ以外の取引を直近の収支における法的な純資産の25%に制限することを発表した。      BDDKの文書での発表では「旧知のとおり、銀行が国外居住者と行った外貨とトルコリラの金種で行ったスワップ取引のうち、取引の開始日のスポット取引で国内銀行がトルコリラで外貨を購入するスワップ取引とまたこのようなスワップに類する取引(スポット取引+定期外貨取引)の合計が当該銀行資本の最新の法定純資本の25% 全文をよむ

2018-08-15 ドル高沈静の理由 (Cumhuriyet紙)

ここ最近におけるアジア取引において7の限界を超えたドル/TLは、15日早朝の取引において6.44リラにまで下がった。専門家達はドルにおけるこの下落において、ホワイトハウスにおける会談の重要性を指摘している。      ここ最近のアジア取引において7の限界を超えたドル/TLは、昨日波のある進展を見せ、今朝は6.90~6.92リラから一日が始まった。朝の早い取引において1ドルが6.44リラにまで下がった。ドルにおいて起こった、この急な下落の理由が心配されている。分析家達の共通の見解はホワイトハウスに 全文をよむ

2018-08-11 トルコ・リラ危機、中央銀行の対策は? (Cumhuriyet紙)

直近の金利の決定以来、レートは10%上昇した。この上昇はインフレを最低1.5ポイント上昇させる。市場金利は25%に達し、中央銀行の取りうる選択肢は減少している。      トルコリラの暴落を受けて行うべきことについて、経済学者らの警告が続いている。議論されている選択肢の中には、トルコ中央銀行(TCMB)による金利と資産の管理もある。      中央銀行は、7月24日の金融政策委員会(PPK)の会合で、政策金利を確定させた。レートの上昇はこの日以来約10%に達した。各10%ずつの金利の上昇が、イン 全文をよむ

2018-08-11 黒海地方大雨被害、ヘーゼルナッツだけで700トン (Hurriyet紙)

オルドゥで昨日(8/10)起こった洪水でヘーゼルナッツ生産者が最大の被害を受けた。ヘーゼルナッツの収穫量の1/3は、前日に降水量を受けた地域で生産されていた。べキル・パクデミルリ農林業相は「推定される被害は約600~700トンに上る見込みである」と述べた。      ヘーゼルナッツの生産者は、オルドゥで、橋や堤防を壊した洪水災害で、もっとも被害をうけた。ヘーゼルナッツ生産者の損失額をべキル・パクデミル農林業相が明らかにした。マニサに滞在し、知事を訪問したパクデミルリ大臣は、オルドゥでの洪水災害後 全文をよむ

2018-08-11 トルコ・リラに手痛い打撃 (Hurriyet紙)

昨日、トルコ・リラは歴史上最も変動の激しい1日を経験した。トランプ米大統領がトルコから輸入する鉄鋼やアルミへの関税を2倍に引き上げるとコメントしたことにより、1ドル=6.8トルコ・リラまで下げた。    トルコ・リラにとって、昨日は最も変動の大きい1日となった。米ドルは、昨日だけで一時1ドルあたり6.80トルコ・リラまで高騰し歴史的な高値をつけた一方、ユーロは1ユーロ=7.83トルコ・リラ、ポンドは1スターリング・ポンド=6.80トルコ・リラをつけた。    前日の夜にアメリカとの会談で具体的な 全文をよむ

2018-08-09 財務省、成長予測を下方修正 (Cumhuriyet紙)

国庫財務省は中期経済計画の取り組みを継続すること、2019年の成長率が3〜4パーセントの間になるだろうことを述べた。       ベラト・アルバイラク国庫財務大臣が8月10日に新たな経済モデルを発表するようだ。       国庫財務省は中期経済計画の取り組みを継続すること、2019年の成長率が3〜4パーセントの間になるだろうことを述べた。       国庫財務省の発表では「銀行や企業への為替リスク、流動性リスクはない。財政赤字は1.5パーセント台に限定され、財務負債の借り入れ率は100パーセント 全文をよむ

2018-08-05 トルコ・リラ下落の五つの理由 (Cumhuriyet紙)

為替レートでのドル高騰の影響を受けないようにと、政府が提案した解決策の一つが人民元での貿易であった。しかし、数字は、トルコ・リラが、ドルあるいはユーロだけに対してだけでなく中国の通貨単位である人民元も含む多くの通貨単位に対して価値が下落しているのを示している。ここ1年でトルコ・リラは、ドルに対して44%下落している一方、人民元に対する下落も42%であった。      大統領府の閣議による100日間活動計画では、対外市場で中国に向けて人民元を通じて債券発行を行うと公表された。他方、輸出において優先 全文をよむ

2018-08-03 トルコ公正取引委員会、独占禁止法で、グーグル捜査 (Cumhuriyet紙)

トルコ公正取引委員会は、グーグル広告・マーケティング社、グーグル・インターナショナル合同会社、グーグル合同会社、グーグル・アイルランド社 に対し捜査を行う決定をした。      トトルコ公正取引委員会はインターネット上で発表を行い、グーグル広告・マーケティング社、グーグルインターナショナル合同会社、グーグル合同会社、グーグルアイルランド社 に対し捜査を行う決定をしたことが明らかになった。      発表は下記の通り:      「グーグルが検索市場における優越的地位を濫用し、オンラインショッピン 全文をよむ

2018-08-01 アンヤリヤ5つ星ホテルで電気止められる―宿泊客騒動 (Cumhuriyet紙)

アンタリヤのマナヴガト郡にある5つ星ホテルで、前経営者の負債が原因で電気が停められた。停電は15時間に渡り、ホテルに滞在していた国内外の宿泊客の抗議を呼んだ。電気は、郡長と、現在ホテルを所有する企業の保証によって再開された。      この出来事は、真夜中に、マナヴガト郡のチョラクル地方にある5つ星ホテルで起きた。ホテルの電気は、以前のオーナーである旅行会社が抱えた総額28万リラの未払金のために午前3時に停止された。320室のうち250の客室が埋まっており、国内外の旅行客が大きな迷惑を被った。  全文をよむ

2018-07-30 トルコ中央銀行、インフレ予測を上方修正 (Hurriyet紙)

トルコ中央銀行(TCMB)は、2018年年末に関するインフレーションの予測をトルコリラ(TL)における下落と食品価格の高騰が原因で5ポイント上昇し13.4%に引き上げた一方、中央銀行総裁ムラト・チェティンカヤ氏はインフレーションが予測から大きな乖離がある場合「ためらうことなく」金融引き締めを行うと約束した。      経済アナリスト達は、TCMBがより上方修正をしてさらに実際に近い年末インフレーションの予測を行い、長い間乖離してきた市場の予測に近づけたと述べる一方、TCMBは経済政策との調和に注 全文をよむ

2018-07-29 ギリシャへの渡航ヴィザ申請業務、アイヴァルクでも (Hurriyet紙)

バルクケスィル県アイヴァルク郡商工会議所とギリシャ総領事館の間で取り交わされ議定書により、ギリシャへの渡航ヴィザ申請は、最速で行われる。      アイヴァルク商工会議所とギリシャ総領事館の間で1年間の協議の末に3月にギリシャへの渡航ヴィザ申請に関する議定書が調印され、アイヴァルクでギリシャへの渡航ヴィザ申請業務は、EU27カ国のヴィザ申請業務を行うスイス系のVFSグローバル社により開始された。      アイヴァルク商工会議所内に設置された事務局で平日は8時30分から12時までの間ヴィザ申請業 全文をよむ

2018-07-27 トルコのネット販売、一番売れているのは? (Cumhuriyet紙)

インターネットでの取引が最も盛んな日は月曜日、時間は21:30であった。モバイル経由での電子商取引は、同取引の94.6%に上った。      トラブゾンで開催された電子商取引サミットで、Hepsiburada商業グループは、6ヵ月のインターネット商取引データを発表した。データによると、電子商取引で最も伸びを見せたのが映画チケット・映画カテゴリー(+269%)、第2位がオフィス・事務用品(+130%)であった。また、金取引のカテゴリーは110%の伸びを示した。インターネットで最も売れた商品はおむつ 全文をよむ

2018-07-26 パン、値上げ (Milliyet紙)

トルコ製パン連盟のハリル・イブラヒム・バルジュ代表は、「パンの値段を15%以上値上げすることはない。キロ当たり5リラのパンの値段が5リラ75クルシュを超えるようなことは起きない。また、トルコ全土で一律の値上げが適用されるということはない」と述べた。      トルコ製パン連盟のバルジュ代表は、連盟本部でパンの値段に関する記者会見を開いた。   パンの値段について、トルコ全土で「ひそかな値上げ、隠れ値上げ」報道がされていることに言及し、次のように語った。      「イスタンブル県でなされたこの報 全文をよむ

2018-07-18 アンズ生産最盛期ー女性たちの生活の糧 (Hurriyet紙)

女性たちは収穫されたアンズを日向に並べ、2-3日経ってから一つ一つ種を取り除き、また日干しする。      トルコで最も甘いアンズが育てられるというエラズー県バスキル郡で始まった収穫は、女性にとっても生活の糧となった。      最も良質なアンズが育つことで知られるエラズー県バスキル郡で収穫が続いている。6万ドニュム(1ドニュムは約920㎡)ものアンズ畑での収穫作業に、エラズー県内や周辺県からバスキル郡へ集まった季節労働者のほとんどは女性で、ここで生活費を稼いでいる。家計の足しとなるよう、日給5 全文をよむ

2018-07-18 金納兵役制、国にはいくら入る? (Hurriyet紙)

議会に提出された金納兵役制の改正は、枠内に入ることが明らかにされた132万4000人に完全に適用されることができれば、政府の金庫へ約200億リラの収入が入る。      アナドル通信の記者がおこなった報告によれば、短期間内に法制化されることが見込まれる金納兵役制の改正によって得られる収入で防衛分野が強化される。      AKPの副党首メフメト・ムシュ氏の発表によれば、改正は1993年12月31日よりも前に生まれた132万4000人に関係する。      金納兵役制の適用への申込みは、年齢制限と 全文をよむ

2018-07-12 シリア人実業家、ウルファで工場建設 (Hurriyet紙)

シャンルウルファ県でシリア実業家起業家協会(SİAD)が10種の工場を建設することを発表した。      県知事府の書面による発表によれば、SİADはシャンルウルファ経済特区にて靴、プラスチック容器、建材、ニット製品、繊維、リサイクル用品といった種々の10工場の建設を目指しており、シャンルウルファ経済特区代表との間で結ばれた建設用地割り当てに関する協定書に、シャンルウルファ県のアブドゥッラー・エリン知事は署名した。      エリン県知事は署名式の演説で、この街で一年務めてきたこと、雇用増加のた 全文をよむ

2018-07-06 インド大富豪、3500人従業員にイスタンブル社員旅行プレゼント (Hurriyet紙)

世界の大富豪の一人として数えられるインド人の実業家が、3,500人の従業員に7月11日から18日にかけてイスタンブルでの休暇を与えることがわかった。    トルコ旅行代理店組合(TÜRSAB)のフィルズ・バールカヤ会長は、「このインド人の観光グループは、7月11日から18日までの1週間にわたりイスタンブルに滞在します。3,500人程のグループは、イスタンブルでも最高級と言われる10箇所のホテルを含む、多くのホテルで宿泊予約をしています」と話した。また、「この社員旅行のために1,000万ドル近い予 全文をよむ

2018-07-05 外貨建て借款への懸念、高まる (Cumhuriyet紙)

建設・不動産の520億ドルに達する外貨借款の蓄積は、為替上昇によって、財政面で不安を生み出している。      建設・建築材料業界で、第2四半期の活動が停滞し、企業の財政状況にも悪影響が見られ始めた。2018年6月に建設業界で現在の業務レベルは3.6ポイント下がった。この後退には財務指標の悪化や資金調達が難しくなったことが影響している。新しい受注は、4月において前月に比べると1・5ポイント高くなったあと、5月に2.2、6月に3・4ポイント後退した。このように選挙決定の後新しい受注指標で4月に比べ 全文をよむ

2018-07-03 ブルガリアから医薬品の不法持ち込み、押収 (Milliyet紙)

イスタンブルで行われた警察の捜査で、ブルガリアから不衛生かつ不法な方法で、国内へ持ち込まれた27,527点の医薬密輸品が押収された。これらの医薬品のほとんどが、がん治療に使われる錠剤と血清であったことは注意を引いた。この捜査を含めると、イスタンブルで対密輸警察が6か月間に押収した医薬品は136万2千点に達した。      イスタンブル警察の密輸対策班は、以前から医薬品の密輸を行っているİ.Ç(匿名)がブルガリアから違法な医薬品を持ち込んだとの情報を得た。(容疑を)確認するため、İ.Çを車両で追跡 全文をよむ

2018-07-01 高騰するジャガイモの値段、沈静化へ (Milliyet紙)

アフィヨンカラヒサル県サンドゥクル郡で、初物のジャガイモの収穫が始まった。初物のジャガイモは、大きさによって50クルシュから 1.5リラの間で値が決まる。サンドゥクル農協スレイマン・ユルドゥズ会長は、サンドゥクル産ジャガイモが市場に出回ることによって、市場の価格も適正になるだろうと述べた。      最近、ジャガイモの価格が市場の値段で[一キロ]5リラから6リラに近づく一方、トルコの最も重要なジャガイモ生産の中心地であるサンドゥクルで収穫の季節が始まった。サンドゥクル郡アラギョズ村で収穫されたジ 全文をよむ

2018-06-21 トルコ産衣料品、問題は質の低下 (Cumhuriyet紙)

輸出をけん引している部門の一つである繊維産業について、国内外のバイヤーグループが、トルコは質の良い製品から遠のいていることを強調し、「品質を戻すように」呼びかけた。      トルコの最も大きな産業のなかで、400憶ドル規模の衣料品部門の輸出を担うバイヤーグループは品質の低下に苦言を呈した。南アジアにあるバングラデシュ、ヨーロッパではポルトガルが台頭している衣料品や繊維製品において、今日まで迅速な生産や物流の利点といった点で好まれていたトルコ商品の品質が深刻なほど落ちていることに、世界的な大企業 全文をよむ

2018-06-14 第三基目、原発予定地は? (Cumhuriyet紙)

ベラト・アルバイラク・エネルギー天然資源相は、第3基目の原発予定地がトラキアであると述べた。      同相は、CNNチュルクの番組に出演し、本件に関し以下のように述べた。      「2023年にアックユ原発の一号機が始動する。第3基目の原発予定地はほぼ明確となっている。大規模なエネルギー需要により、おそらくトラキア地方が原発予定地となる。この地域でのエネルギー生産量は多いとは言えない。大事なことは、原料地での生産、もう一点は需要供給のバランスだ。2018年に詳細を発表する予定だ。」      全文をよむ

2018-06-12 アゼルバイジャン天然ガス移送のTANAP、始動! (Milliyet紙)

トルコのエネルギー需要保障に重要な貢献をするであろうアナトリア横断パイプラインプロジェクト(TANAP)が式典によって開通した。TANAPによって、東と西の間でアゼルバイジャンとともにエネルギー橋が建設され、エネルギーの新たな誕生が約束された。エルドアン大統領は歴史的な開通において、「TANAPは、共通ビジョンの最後の成果だ。TANAPは同時に我々が始動させる新しいプロジェクトの先駆けとなるものだ。」と話した。      トルコとアゼルバイジャンによって工事が3年に及び、アゼルバイジャンの天然ガ 全文をよむ

2018-06-12 イラン・トルコ間の鉄道往来、復活へ (Hurriyet紙)

ヴァンにおいて、テロ組織であるPKK(クルディスタン労働者党)の攻撃により2015年に運行停止されたイラン・ヴァン間の鉄道線が、安全上の問題が取り払われたため、6月15日に運行を再開する。      ヴァンにおいて、PKKのテロリストの攻撃によって3年間運行を停止していたイラン・ヴァン間の旅客列車サービスが、ラマザン・バイラムの初日から再開する。      治安部隊が、国における平穏と安全を確保することを目的にテロ組織であるPKKに向けて行い、成功した軍事作戦は、地域での社会的、経済的生活が正常 全文をよむ

2018-06-10 わらの値段、昨年の二倍 (Milliyet紙)

マルディンデリキ郡でわらの値段は二倍となった。昨年トンあたり150リラから売られていたわらは、今年300リラからとなっている。      マルディン県デリキ郡で収穫物が刈り入れられて収穫された後、わらの運び出しも始まった。断食月で気温35度にもかかわらず、袋詰めされてトラックに積まれたわらは、販売のため近県に運ばれる。      うだるような暑さにもかかわらず、畑で運び出されるわらの今年の価格は2倍に膨れ上がっている。昨年は1トン当たり150リラから200リラの間であった小麦と大麦のわらの価格が 全文をよむ

2018-06-10 サクランボ輸出、184%増 (Hurriyet紙)

2018年度のサクランボの輸出は成功裡にスタートした。サクランボの生産で世界を牽引するトルコは、2017年4月1日から同年5月31日の間に1,892万8千ドルのサクランボを輸出していたが、2018年同時期には、5,380万2千ドルのサクランボの輸出を果たした。サクランボの輸出は、184%増えたことになる。        エーゲ地方生鮮果物・野菜輸出連合運営委員長ハイレッティン・ウチャク氏は、2018年4月・5月のサクランボ輸出がうまくいっているとし、最近のサクランボの価格の変動を短期間で克服し、 全文をよむ

2018-06-09 ロシア天然ガストルコルート、黒海海底50時間の旅 (Hurriyet紙)

ロシアから黒海をとおりトルコとヨーロッパへ天然ガスを輸送する計画である、トルコストリーム天然ガスパイプライン事業の第1フェーズが完了に近づいている。   ロシアのアナパを起点とし、海に敷設されるパイプは、クルクラーレリ県クユキョイで終わり、天然ガスを陸に運び出す。   天然ガスがパイプラインをとおる旅は50時間にも及ぶ。2019年末には天然ガスの流入が開始される予定だ。      ロシアから黒海をとおりトルコとヨーロッパへ天然ガスを輸送する計画である「トルコストリーム」天然ガスパイプライン事業の 全文をよむ

2018-06-08 アルスラン運輸海事通信大臣から重要発表 (Hurriyet紙)

運輸海運通信大臣アフメット・アルスランはバクー・トビリシ・カルス鉄道事業によりトルコに来た貨物をヨーロッパへ運ぶことが出来るとし、「さらにエディルネからカルスまで高速鉄道をつなぐ事業も段階的に進んでいる。超高速鉄道と高速鉄道の違いは速度の違いである」と述べた。   アルスラン大臣の発言内容の要旨は以下のとおりである。      *バクー・トビリシ・カルス鉄道事業は国際輸送において非常に重要である。   他の代替ルートとして、カルスからアンカラに抜け、そこからイスタンブルまでの鉄道は既に存在してい 全文をよむ

2018-06-05 近づくラマザン・バイラム、エーゲ海・地中海地方のホテルは満杯 (Hurriyet紙)

ラマザン・バイラムまで残り少なくなり、エーゲ海、地中海のホテルは外国人観光客に加え、国内の観光客で満杯になる。6月14日のバイラムイブからおよそ50万がバイラム休暇のために動き出す事が予想される中、このうち30−35万人はホテルを利用すると予想されている。トルコホテル経営者連盟(TÜROFED)のメフメト・イシュレル副会長は、「旅行業界の人々にとっては素晴らしいバイラムです。バイラム期ホテルの稼働率は100%に達した。アンタルヤのホテルの80%は外国人、20%は国内旅行者でいっぱいだ。エーゲ海も 全文をよむ

2018-06-05 大金持ちはエルドアンのせいで国外脱出―ニューヨークタイムス紙 (Cumhuriyet紙)

 アメリカの伝統ある新聞ニューヨークタイムズに、トルコ在住の億万長者の12%がトルコを脱出したとの記事が掲載された。それには2つの理由がある:「景気低迷とタイイプ・エルドアン大統領の抑圧的政策」である。       ラッチャー・シャーマ氏の署名記事では、ある国で経済が落ち込んだ際、資産を最初に国外へ持ち出す人々が富裕層であるされている。「富裕層は、一般的に資産を国外へは移さないものだ。しかしこの現象が起きたときには、危険を知らせるアラームが鳴り始めたものと理解すべきだ。」       ある調査に 全文をよむ

2018-06-04 サムスン-スィヴァス間鉄道、9月に運転再開 (Hurriyet紙)

改修工事の80%が完了したサムスン-スィヴァス間鉄道は2018年9月に開通が計画されている。      国営鉄道局から入手した情報によると、2015年9月に閉鎖されたサムスン‐スィヴァス(カルン)間鉄道において、改修工事が急速に続いている。378kmのサムスン-スィヴァス間は、駅の線路も加えると全長420kmに及ぶ工事が行われている。      ■南北の輸送手段が鉄道に変わるだろう      改修工事のうち80%の物理的な改修が実現した。今までに383kmは線路が敷設された。計画の総費用は12億 全文をよむ

2018-05-30 高騰のドル、一転、下落続く (Hurriyet紙)

ドルのレートは、シムシェキ副首相がロンドンで発したメッセージと共に、下落を続けつつサイコロジカルレベルである4.5トルコリラより下を記録した。その後下落し続け4.45トルコリラレベルまで引き下げられた。      中央銀行の試みの後に方向を下に変えたドル/トルコリラは、今日4.54レベルから始まった。ドルのレートは、シムシェキ副首相がロンドンで発したメッセージと共に下落し続け、サイコロジカルレベルである4.50トルコリラを下回り、その後徐々に下落を続け4.4594トルコリラまで引き下げられた。ド 全文をよむ

2018-05-29 アンタリア観光、活況―観光客数、新記録を更新へ (Cumhuriyet紙)

アンタリヤの年初から5月28日までの観光客数は、これまでに最も多くの観光客が訪れた2014年の数を上回った。5月28日時点で、2014年に268万3,000人であった観光客の数が、今年は268万6,000人となった。      アンタリヤ文化・観光地方局が、アンタリヤ空港とガーズィパシャ・アランヤ空港のデータに基いて公表した観光客の総数は、5月28日までの数字で、5カ月間の観光客が最多数に達した。観光業の首都ともいえるアンタリヤには、これまでに2014年に最多の観光客が訪れ、その年の1月1日から 全文をよむ

2018-05-26 イスタンブル新国際空港、その巨大さへの対応策は? (Hurriyet紙)

10月29日に第一段階がオープンするイスタンブル新空港は非常に大きく、143の旅客ゲートの端から端までの距離はタクスィム・シシュリ間の距離に達する1キロ800メートルも歩くほどの距離になる。巨大な空港で航空機の搭乗口の変更することで旅客機に乗り遅れるリスクを回避するために、IGA(イスタンブル新空港)は一連の措置を講じる。旅行者が見るフライトインフォメーションモニターでは、ゲートへ歩行距離のフライトについて通知される。      イスタンブル新空港に向け、すでにカウントダウンが始まっており、搭乗 全文をよむ

2018-05-26 トラブゾンの鮭(鱒)養殖、好調ー日本企業と契約 (Hurriyet紙)

黒海地方で生産されるサケ(マス)が日本、インドネシア、ベトナム、マレーシアのほか、多くのヨーロッパ諸国へも輸出されている。   黒海地方では今漁期のサケ(マス)の輸出は昨年の3倍に増加することが見込まれている。      トラブゾンで生産されるサケ(マス)は日本を始めとし、マレーシア、インドネシア、ベトナムといった極東の諸国や多くの欧州諸国へも輸出されている。   トルコではサケ(マス)の生産の大部分が黒海の養殖場で行なわれており、今年の輸出量は昨年と比較し3倍増加となることが目指されている。  全文をよむ

2018-05-25 ドル高、止まるか? (Hurriyet紙)

読者は次のような疑問を抱く。「中央銀行の決定でドル高は止まるのか、ドルは買い時だろうか、それとも売り時だろうか、今後ドルの価値はどうなっていくのか?」      単刀直入に言えば、売り買いに関してはコメントできない。推測となるが、ドルの状況ついて確認してみよう…。経済学者の分析のようではなく、簡単に説明しよう。      まず第一に、ドル高の理由はいくつかある。アメリカでの金利引き上げ―世界的に利上げの傾向がある―、新興国における通貨価値の下落、原油価格の上昇…。これらすべてが影響している。より 全文をよむ

2018-05-24 ノーベル賞経済学者、トルコ経済に警告 (Cumhuriyet紙)

ノーベル賞経済学者、ポール・クルーグマン氏はトルコ経済と新興市場について評価した。クラグマン氏は、トルコ経済を「下げ止まらない状況にある」と表現した。      ノーベル賞経済学者であるポール・クルーグマン氏は、ツイッターに「トルコ経済は下げ止まらない状況にある」と投稿した。ニューヨーク・タイムス紙に定期的にコラムを掲載しているクルーグマン氏は、ツイッターで「1997年の政党のようになるのだろうか。トルコは全く下げ止まりを見せない状況にある」とコメントした。      クルーグマン氏は同時にアル 全文をよむ

2018-05-20 穀物生産者、不作への懸念 (Milliyet紙)

トルコの重要な穀倉地のひとつであるウルファでは、収穫が始まった穀物に対し不規則な降雨や雹の発生が原因となって収穫が半分になると予想されている。      トルコのレンズ豆の36%、小麦の10%、大麦の11%が生産されているシャンルウルファは、作付面積の点ではコンヤ、アンカラに次ぐ3位である。      秋と冬に干ばつを経験したシャンルウルファでは4月と5月に豪雨と雹が発生し、天水農地で被害を受ける原因となった。      発生天候不順によって天水農業が行われる地域では収穫が始まる穀物の収穫量が例 全文をよむ

2018-05-17 ドアン・メディアグループのデミルオレンへの売却、完了 (Cumhuriyet紙)

ドアン企業グループホールディング株式会社(以下、ドアンホールディング)は、デミルオレン・メディア投資通商株式会社間で署名された「株式売買契約」に基づき、直接・間接保有企業の持ち株の売却・譲渡が本日を以て完了し、売却価額の全額が現金で口座に払込まれたと発表した。      ドアンホールディングは、公共開示プラットフォームで発表を行い、「以前の発表のとおり、4月6日付で当社とデミルオレン・メディア投資通商株式会社間で署名された「株式売買契約」に基づき、直接持ち株企業であるドアン新聞株式会社、ヒュッリ 全文をよむ

2018-05-16 ドル、新高値更新 (Cumhuriyet紙)

経済指標におけるネガティブな動向の影響で他の発展途上国の通貨とは否定的な意味で区別されたトルコリラが、ドル、ユーロ、スターリング・ポンドに対して新たに歴的低水準に下落したことを受け、中央銀行が行った「必要な対策が取られるだろう」との発表は、トルコリラの下落をやわらげた。      外国為替相場は、1ドル4.5001リラ、1ユーロ5.3251リラ、1スターリング・ポンド6.0698になり、新たに歴史的記録の水準にまで達した。   為替相場における急激な外貨高騰が続く中、中央銀行は「必要な対策が取ら 全文をよむ

2018-05-12 ピスタチオ高騰、トルコ菓子協会抗議の生産停止 (Hurriyet紙)

バクラヴァ・菓子職人連合(BAKTAD)は、ピスタチオの価格が210トルコリラ(TL)へ達したことにより、ピスタチオ製品の生産を停止し、この状況に抗議する決定を下したことを発表した。      BAKTAD会長のメフメト・ユルドゥルム氏は「バクラヴァ業界はラマザン月の消費者の利益を考慮し、値上げは行わない。しかし、ピスタチオの価格が承認できる水準になるまで、ピスタチオ入り製品の生産停止を考えている」と述べた。      ピスタチオの値上がりで、バクラヴァ業界は困難な状況に陥った。1キロあたり 全文をよむ

2018-05-12 トルコ、アメリカのアルミ・鉄鋼輸入課税に対抗策 (Hurriyet紙)

ニハト・ゼイベクチ経済大臣は、「(アメリカが鉄鋼とアルミニウムに課した税の適用について)今週以降、アメリカ側に伝えつつ、トルコとして対抗策を取ることを我々は述べている。今後、トルコ・アメリカ間の貿易面でアメリカによりマイナスの影響を与えることにもなりうる」との発表を行った。      ニハト・ゼイベクチ経済大臣は、アメリカが鉄鋼とアルミニウムの輸入に課す関税を適用することを決定したのに対し、トルコのメッセージをアメリカ側の担当者に明確に伝えたことを明らかにし、「今週以降、アメリカ側に伝えつつ、ト 全文をよむ

2018-05-12 外国人学生へ、労働許可 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は昨日(11日)、国際学生会議の最終プログラムでスピーチを行い、トルコ在住の外国人学生11万5000人の労働許可が与えられると述べた。エルドアン大統領の発言は次のとおり。      ■ギュレン派による妨害の防止      「ギュレン派が最重要視していたのは、外国からの学生、つまり皆さんだった。我々は、トルコへの留学生の受入からその教育、卒業後にいたるまで、あらゆる段階で、イスラームとトルコの敵であるあのテロ組織の妨害から救う措置を講じ、現在もその措置をとってい 全文をよむ

2018-05-11  インドの大富豪、ボドルムのホテル4日間貸し切り大結婚式 (Hurriyet紙)

インドで最も裕福で有名な一族、大手不動産会社M3Mグループ社長でドナルド・トランプ・ジュニア氏の共同経営者バサント・バンサル氏は息子の結婚式のためにボドルムにやってきた。バンサル氏とアッガルワル一族、招待者がホテルに訪れ、4日と4晩に渡る披露宴が始まった。      インドの有名なビジネスマンの一人、M3Mグループ社長にしてドナルド・トランプ・ジュニア氏の共同出資者であるバサント・バンサル氏は、ディヴヤ・アッガル ワルと結婚する息子のピユシュ・バンサルの結婚式の会場としてボドルムを選んだ。バンサ 全文をよむ

2018-05-07 オフィス・店舗賃貸価格、前年比22%下降 (Hurriyet紙)

クッシュマン・ウェイクフィールドによって出されたレポートによると、第一四半期は2017年の同期に比べ大通りの店舗とオフィスの賃貸価格が、為替に伴って、22%下降した。      不動産サービス会社であるクッシュマン・ウェイクフィールドによって出された「トルコ市場調査2018年第一四半期オフィス、小売り、産業、物流」というタイトルのレポートによると、イスタンブルではオフィスの賃貸価格で下落が続いている。      1月に失業率が10.8%と改善しないこと、3月にインフレーションが10.23%上昇し 全文をよむ

2018-05-07 ドルは週の初日、幾ら (Milliyet紙)

中央銀行による先々週の金利の引き上げにもかかわらず、世界的な展開と高いインフレ、トルコ特有の不安によって為替と金利で急激な上昇を先週経験した。1ドルが4.2902リラと歴史的な高値を記録する一方、10年債利回りはここ2日間で0.9%上昇した。      金融関係者たちの予想を上回るインフレデータ発表の後に、再び中央銀行に注目が向けられるとされる中、ロイター通信によると市場では6月7日の金融政策審議会の決定を待たずに対策が採られうるという見込みが非常に強まった。      過去の例を基に、為替の流 全文をよむ

2018-05-05 豪華客船、トルコ寄港を再開へ (Hurriyet紙)

 世界最大のクルーズ会社が、船のルートの決定ごとにトルコをルートから外し、2018年は寄港しないと発表していたが、再びトルコをそのルートに戻した。ロイヤル・カリビアン・クルーズ社の最も豪華な客船の一つであるアザマラ・ジャーニー号は、5月15日、イギリス人とアメリカ人を主な客とする船で、クシャダス港に停泊する。完全な復帰は、2019~2020年となる。      様々な事件、周辺国での戦争や特に欧米諸国でのトルコに対するネガティブなイメージのため、2016年の観光客数・観光収入は落ち込み、困難な状 全文をよむ

2018-04-29 アンタリヤ観光復活!―ロシア、ドイツからチャーター便続々 (Hurriyet紙)

トルコ最大の旅行先であるアンタリヤは、旅行者数100万人の壁を4月26日に越えた。2大市場であるロシアとドイツから喜ばしい人数が来ているこの町では、4月27日に昨年に比べ41%の増加を実現した。      トルコで最も重要な外貨流入源である旅行業において、2018年は記録に向けて走っている。ヌマン・クルトゥルムシュ文化観光大臣が2日前に行った発表によると、トルコにやって来た旅行者の総数は500万人を越え、このうち100万人以上がアンタリヤに来たという。アンタリヤに4月26日までにやって来た旅行者 全文をよむ

2018-04-17 レモン、畑で1リラ、八百屋で5リラ (Hurriyet紙)

 トルコの柑橘類生産と輸出における重要な部分を占めるムーラ県では、1年間平均65000トンのレモンの収穫がある。しかし、今年は、およそ50%減り、35000トンに落ちた。今年の悪天候のせいで収穫が落ちたレモンだが、そのせいで価格は上がった。ムーラ県の生産者から1リラで購入されているレモンは市場では5リラで売られている。       オルタジャ郡農業組合長のサリム・チョルル氏は、アナトリア通信の記者に行った発表で、ムーラ県が、エーゲ地方の柑橘類の生産において最も多くを占めていると語った。レモン生産 全文をよむ

2018-04-17 トルコ中央銀行、離職者続出 (Hurriyet紙)

中央銀行ではここ一年、定年退職、辞職、退職などの理由で908名が離職した。2016年には4,564名であった職員の数が2017年には3,730名に減少した。この職員数は過去10年で最も低い数値である。      中央銀行では昨年、職員に向けて退職を促すためにある取り組みを行った。1952年、1962年生まれの職員に対して年齢に応じて退職促進プログラムを決定した。1962年生まれをはじめとし、退職した場合、勤務給与の2〜12倍が支払われると見られていた。このシステムでは、歳を重ねるごとに支払われる 全文をよむ

2018-04-11 トルコとカタール、大規模契約調印 (Cumhuriyet紙)

カタールとトルコの間で、合計52億ドル規模の天然ガスと石油化学施設への投資協定が調印された。      カタールとトルコの間で52億ドル相当のエネルギー合意が調印された。メットキャップ(Metcap)エネルギー投資とフージョン・ダイナミクスは、トルコで合計52億ドル分の天然ガスと石油化学施設投資のための合意に達した。両社は、トラキアで天然ガスに重点を置くメタノール260万トンと軽オレフィン100万トンの生産キャパシティを有する化学施設を建設する。政府の推奨によって支援されるこの投資は、トルコの経 全文をよむ

2018-04-07 アックユ原発、これだけの問題 (Cumhuriyet紙)

 カピチュレーションとは端的に言うと、ある国が別のある国に対し与える特権のことだ。より詳しく言うなら、経済的、社会的、政治的特権が、一方の法制化か、あるいは協定によって与えられること、となる。        8年前、トルコはロシアに対し、国際協定に基づきアックユへの4基の原子炉をもつ原子力発電所建設許可を与えた。もちろん、官報で公表された(2010年10月6日)この国際協定の、冒頭はもとよりどこにもカピチュレーションの言葉が含まれていない。    しかし、トルコが、トルコ電力貿易・契約会社を通じ 全文をよむ

2018-04-06 ドアン・メディア、デミルオレン・メディアグループに売却完了 (Milliyet紙)

デミルオレン・メディア・グループがドアン・メディア・グループ買収に正式署名。   メディア界の巨大買収が完了。デミルオレン・メディア・グループがドアン・メディア・グループを買収。      ドアン企業グループホールディングが公共開示プラットフォームに対して行った発表の中で本件について以下のように記載した。       「2018年4月6日付2018/04号取締役会会議において、      -直接のパートナーであるドアン新聞株式会社の105,000,000トルコリラ払込済みの発行済資本における、額 全文をよむ

2018-04-06 さよなら、アイドゥン・ベイ―ヒュッリイェト紙に別れの日 (Hurriyet紙)

ドアン・ホールディングスのアイドゥン・ドアン名誉会長が、ヒュッリイェト紙並びにドアン・メディアへ別れを告げた。    アイドゥン・ドアン名誉会長は、はじめにポスタ紙やファナティク紙、そしてメディアネットの拠点があるトランプ・タワーに赴いた。    アイドゥン・ドアン名誉会長とともに娘たちやアイドゥン・ドアン財団及びドアン・オンラインのハンザデ・ドアン・ボイネル取締役会長、ドアン・ホールディングスのベギュムハン・ドアン・ファラルヤル取締役会長、アイドゥン・ドアン財団の取締役副会長でありドアン・ホー 全文をよむ

2018-03-27 イスタンブル・タクシー新時代ー空車ランプ義務化 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市は、タクシーの屋根のランプと停車場に「テクノロジー」を導入する。屋根のランプの色によってタクシーが空車かどうかが判明し、人々が空車かどうか悩む問題を解決するため、イスタンブル広域市による取り組みが始まった。      新しい形の屋根のランプは、タクシーが空車ならば緑、使用中ならば赤、予約中ならばオレンジが点灯する。さらに、屋根のランプに設置されるセンサーのおかげで温度、湿度、騒音、大気の状態、混雑状況といったデータを収集できる。この情報を旅行者に提供できる。新しいタイプのタクシ 全文をよむ

2018-03-27 ノールーズ(ネヴルーズ)でイラン人観光客、待望ートラブゾン (Hurriyet紙)

ノールーズのためにトルコに来たイラン人観光客の数は前年よりも15%増加      トルコ旅行代理店組合(TÜRSAB)は、特にイラン、アゼルバイジャンの国民たちがノールーズのお休みにトラブゾン訪問を選んだと述べた。同組合東黒海地域担当執行部スアト・ギュルキョク会長は、トラブゾン側としてイランで4年前に行った取り組みが実を結び始めたと話した。      イランの観光客が連年増加しながら地域にやってくると述べたギュルキョク会長は、トラブゾンの本当の良さが十分に評価される必要があると述べ、以下のように 全文をよむ

2018-03-27 干しアンズの輸出、増 (Hurriyet紙)

「世界の干しあんずの都」であると名高いマラティヤから去年9万4874トンの干しあんずが輸出された。      トルコにある1700万本のあんずの木のうち約800万本を有するマラティヤでは、5万世帯の生計をあんずの生産でまかなっている。「ハサンベイ、カバアシュ、ハジュハリルオール、アルヤナク」のようにそれぞれに異なる大きさと味のあんずの品種が育つ町で、種子を取って乾燥させられながか工場で加工される干しあんずが、世界中のテーブルを飾っている。      ロシアからニュージーランドへ、アメリカからサウ 全文をよむ

2018-03-24 アイドゥン・ドアン・インタビュー「トルコ以外では暮らせない」 (Cumhuriyet紙)

ドアングループのアイドゥン・ドアン名誉会長は、ドアン・メディア・グループに関し、デミロレングループとの交渉についてT24.com.trの質問に答えた。 アイディン・ドアン氏は、売却について圧力はうけていないとし、「私のビジネスライフの59年間のうち40年はメディア業界で過ごした。もちろん、だれだって悲しいものだ」と彼は言った。      T24.com.trのドアン・アクン編集長の「売却について圧力を受けたかという質問に対して『いいえ』と答えたドアン・ホールディングスのアイドゥン・ドアン名誉会長 全文をよむ

2018-03-23 運輸大臣、チャナッカレ1915大橋(ダーダネルス海峡大橋)の最新状況を発表 (Milliyet紙)

アフメット・アルスラン運輸海運通信大臣は「大統領、首相の参加のもと(掘削着工式が行われ)、橋脚が設置される場所の掘削を開始した。また設置される橋脚の土台となるケーソン基礎を着工した。約2か月以内には塔と床版のテストを同時に実施する。」と話した。      アルスラン運輸海運通信大臣はイフラス・ホールディングを訪問した。(イフラス・ホールディングの)トゥルキイェ紙のニュース会議に参加したアルスラン大臣は重要な発表を行った。      大臣は、ダーダネルス海峡で建設が始まったチャナッカレ1915大橋 全文をよむ

2018-03-23 ドアン・グループ買収のデミルオレン財閥に融資不調疑惑 (Cumhuriyet紙)

ダヴトオール元首相の在任時に首相顧問を務めていたアトゥルガン・バヤル氏が、デミルオレン財閥はドアン・メディア社を買収するための資金調達が出来ない、国立の銀行はローン融資を行わないだろうと意見を述べた。      アフメト・ダヴトオールが首相であった時期に「戦略顧問」を務めたアトゥルガン・バヤル氏はドアン・メディア・グループの買収を表明しているデミルオレン財閥の資金調達が不調であると主張している。      バヤル氏はツイッターのアカウントからこの件についてツイートした。「デミルオレン財閥はドアン 全文をよむ

2018-03-21 Vahap Munyar コラム:ダーダネルス海峡大橋は160億ドルの経済を創出する (Hurriyet紙)

大林産業・リマック・SK建設・ヤプ・メルケズィによる企業グループがチャナッカレ1915大橋(ダーダネルス海峡大橋)・自動車道事業の入札一番手となり、"BOT(建設・運営・譲渡)"のための企業を設立した。         - 社名はチャナッカレ橋・自動車道投資・運営株式会社(Çanakkale Köprüsü ve Otoyolu Yatırım ve İşletme A.Ş.)      共同企業体のトルコ側企業リマック・ホールディングの創設者ニハト・オズデミル、セザイ・バジャクスズとヤプ・メル 全文をよむ

2018-03-18 イスタンブル広域市市長「第一優先課題は地下鉄敷設」 (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市のメヴリュト・ウイサル市長は、昨夜行われた公正発展党(AKP)のアルナヴトキョイ年次大会において、「我々がいま、第一に優先すべきことは地下鉄である。地下鉄の路線の第一優先事項は、私たちが一番多く票をとるところに建設することだ」と発言し、議論となった。その発言の後、昨日AKPスルタンベイリ区会議において発言したウイサル市長は、「今日まで我々が差別的でなかったように、これからも我々が差別的になることはない。しかし、(これまで)疎外されたり、無視された場所がある場合には、どこまでだっ 全文をよむ

2018-03-14 イスタンブル海岸15階ホテル計画含む開発案、破棄 (Cumhuriyet紙)

観光都市整備省は、バクルキョイで15階建ての、約45メートルの高さであったホテルの建設計画を中止した。イェシルキョイ海岸にあるエリアは、バクルキョイ自治体に2月13日に送られた中止に関する文書により、以前のような緑地帯のままになることが決まった。      観光都市整備省土地計画総局は、バクルキョイ自治体のセヴケティエ地区にある1080区画、35-39の地片に関する開発計画の変更への異議の申し立てを検討した。省がバクルキョイ自治体首長に送った2月13日付けの文書には、「異議申し立てを検証し、省に 全文をよむ

2018-03-13 ロシアからの観光客500万人超へ (Hurriyet紙)

トルコへ最も多くの観光客を送り出す国であるロシアでは、2018年の夏シーズンに向けての動きが始まり、ロシアメディアは、今年のトルコを訪れるロシア人観光客数が500万人を超すだろうと報道した。      およそ100万部の発行部数を誇るロシア紙「コムソモルスカヤ・プラウダ」がグローバルコネクション国際関係メディアグループの協力で準備したトルコ観光特別号で、グローバルコネクションの総合コーディネーター、オヌル・タユシュ氏は、トルコの2018年の目標は500万人以上のロシア人観光客を迎えることだと話し 全文をよむ

2018-03-12 地元タクシーとウーバーの争い、法廷へ (Hurriyet紙)

世界のあらゆる場所でインターネット上からタクシーサービスを提供するウーバーに対して、イスタンブルタクシー運転手会議所が起こした訴訟を前にタクシー運転手会議所の会員である何十人ものタクシー運転手が、朝方チャーラヤンにあるイスタンブル裁判所の前に集結した。      ウーバーに抗議したタクシー運転手たちは、「仕事を盗み取っている」と述べた。      会議所エユップ・アクス代表はというと、「第10初等商業裁判所で訴訟がある。ウーバーを営業停止にするよう要望した。ウーバーは、泥棒である。今日は第二回の 全文をよむ

2018-03-10 アックユ原発、着工へ準備万全ーロシア側副代表 (Hurriyet紙)

原子力株式会社(NÜKLEER AŞ)の運営責任者であるコンスタンティ・リザク副代表は、アックユ原発(NGS)建設開始にむけた準備活動が続いていると明かし、「トルコ原子力エネルギー協会からライセンスを取得次第、すぐに着工する予定である。現状で日付の発表は難しい。建設開始に向け、今月末にはすべての調整が完了する見込みである。最初のコンクリートを流しこむ準備は3月末には完了するはずだ」と述べた。      ■3月12日卒業の学生が就職      リザク副代表は、トルコ初の原子力発電所プロジェクトであ 全文をよむ

2018-02-26 地方勧業銀行、債務の多い県を発表 (Cumhuriyet紙)

地方勧業銀行(イルレル・バンカス)は、債務のある自治体のリストを公開した。リストの上位5位には公正発展党所属の首長である都市がランクインした。最も多い債務は10億7300万リラ(1トルコリラは約28円)で公正発展党所属の市長のブルサ広域市であった。ブルサに続くのは公正発展党のファトマ・シャーヒンが市長であるガーズィアンテプ広域都市で、8億2100万リラで債務の多い都市の中にランクインしている。ウードゥル市は、1500万でもっとも債務が少ない都市であった。      地方勧業銀行は、債務のある自治 全文をよむ

2018-02-23 イスタンブル第三空港、滑走路に点灯 (Hurriyet紙)

大急ぎで建設を続けていた第三空港が、本日日没と共に歴史的な瞬間を迎えた。滑走路の建設が完了した空港で、照明システムが本日初めて稼働した。      全システムが正常に稼働したとき、アプローチと滑走路の照明の前でイスタンブルグランド空港(IGA)職員がガッツポーズをした。   工事についての発表をしたイスタンブルグランド空港(IGA)最高経営責任者ユスフ・アクチャイオール氏は、「滑走路の照明が、最初にできた長さ3,750メートル、幅60メートルの滑走路で正常に敷設された」と述べた。      建設 全文をよむ

2018-02-23 テンサイ生産、危機 (Cumhuriyet紙)

共和人民党(CHP)のオメル・フェトヒ・ギュレル氏が、 民営化庁(ÖİB)によって進められている14砂糖工場の売却計画の開始がテンサイ(サトウダイコン)生産を脅かしていると発言した。      ÖİBによる14砂糖工場の入札計画の開始はテンサイ生産者をピリピリさせている。トルコでは2010年に13万6748人のテンサイ農家がいたが、残念ながら誤った政策によりテンサイを育てる農家が年々減少していた。現在テンサイ生産業界の中で買取制度が大きな問題となっている。A枠での買取の他に、C枠での買取が行われ 全文をよむ

2018-02-12 TOKI機構長、「2018年には15000人の退職者に住宅提供」 (Cumhuriyet紙)

TOKİ(集合住宅局)機構長のエルギュン・トゥラン氏は、組織として、2017年に全く家を所有していない1万5千人の定年退職者に家を提供したこと、2018年にも1万5千人の定年退職者を家の所有者とすることを目標としていると述べた。      DHA(ドアン通信社)の取材に次のように答えた。   「2015年には政府の決定によってほとんどすべてのプロジェクトの25%を、住居を全く所有しない定年退職者に提供した。2017年は家を持たない定年退職者1万5千人以上に住居を与えた。今年の我々の目標は住居を全 全文をよむ

2018-02-12 「牧畜業に戻れば300頭羊プレゼント」、その条件は? (Hurriyet紙)

食糧農業畜産大臣アフメト・エシュレフ・ファクババ氏は、「チャンクル農業部門評価」の会合で演説をした。      ■50万頭の羊をプレゼントするために行動を始めた      「私たちがこの職に就いて以来、肉の輸入が問題だと言っている。なぜこの肉の輸入に至ったのか、これをどう正すことができるかと考えている。もし地方の人々が生活のため町で暮らそうとするなら、その時は農業と畜産の両方が終わってしまう。300頭の羊プロジェクトは人々を興奮させた。私たちの目的は動物の数を何とか増やすことだ。現在トルコには4 全文をよむ

2018-02-12 トルコから韓国・日本・中国へ、巻貝類輸出急増 (Hurriyet紙)

ナトリア通信が、東黒海輸出業者協会(DKIB)の記録から集計したデータによると、2016年にはトルコは極東の国々に1435トンもの巻貝を輸出し、860万8211ドルの収益を上げた。 国全体としては、昨年には2049トンの巻貝の輸出で1256万1483ドルの収入を上げた。 このように、昨年のトルコからなされた巻貝類の輸出は、その前の年と比べて量としては43%、金額としては46%増加している。       ■ 韓国が筆頭       トルコ全土からなされた輸出で、韓国は762万5010ドル分と最 全文をよむ

2018-02-11 南キプロスの海底資源探査船、エーゲ海に続き地中海で緊張高める (Hurriyet紙)

キプロス共和国のギリシャ側運営政府(南キプロス)の主導により、アンタルヤ公海周辺で一ヶ月にわたり試掘活動を実施し、中規模の天然ガス床に到達したイタリアENI社所有の探査船 Saimpem 12000号が、新たな試掘活動のため北キプロスのガズィマウサ公海地域へ進行した。これに対して北キプロスは強固な反対姿勢を示しており、トルコとの共同探査のため同じ地域でこれに対応する歩みを進めることを発表した。一方でギリシャ側メディアは、探査船がトルコの戦艦に妨害されたと主張している。      トルコと北キプロ 全文をよむ

2018-02-10 VAKKO、外国資本に売られる? (Hurriyet紙)

長い間売りに出されていた世界的有名ブランドのワッコ(Vakko)社の売却交渉が進展していることが分かった。昨年8月からコンサルタント契約を結んでいた同社は、多くのファンドの目に留まっている。特に中東のファンドは調査を行っている      世界的ブランド、ワッコ社の売却の日まで僅かに数えるほどとなった。「ドゥンヤ」紙のジュリデ・イイチュルク・ギュルダマルの記事によると、 長い間売りに出されていた世界的ブランドである同社の売却に関する交渉が進展していると分かった。2017年8月にクレディ・スイス社と 全文をよむ

2018-02-07 不衛生なムール貝ドルマ、2トン分差し押さえ (Cumhuriyet紙)

イスタンブール、ベイオール地区で実施された検査でムール貝2トンが不衛生であるとわかり押収され、工場も閉鎖された。      ベイオール地区農業局 、警察局、市警察は不衛生なムール貝ドルマ(ムール貝のご飯詰め)の生産者に対し、集団検査を実施した。検査で不衛生なムール貝のドルマが生産されている場所が特定された。      検出後、捜査員たちはムール貝ドルマが生産される地下や不衛生な階段下を手入れした。      捜査の際、不衛生なムール貝ドルマの作り手たちは捜査員によって強制的に外に出された。捜査員 全文をよむ

2018-02-05 ドラマ効果で南米でトルコのお菓子に関心増加 (Hurriyet紙)

新たな市場の開拓を目指しているチョコレート・菓子製造業の助けにトルコドラマが一役買った。南米でトルコドラマへの関心の高まることで菓子・チョコレートの輸出が作り出された。イスタンブル穀物・豆類・ナッツ類・加工品輸出業者協会ゼケリヤ・メテ会長は、アルゼンチンへの輸出が326%増加したとし、2018年にも南米へ向けた製造を増やす予定であると強調した。同協会の招待により私たちが訪れたドイツのケルンで行われたISM2018フェアでゼケリヤ・メテ会長は、私たちの質問に答えた。      メテ会長は、「トルコ 全文をよむ

2018-01-28 ペガサス航空トラブゾン事故機、再利用の計画は? (Milliyet紙)

1月13日の夜、トラブゾン空港着陸時に滑走路から飛び出したペガサス航空機が、トラブゾンで文化・芸術施設として再利用される。      ペガサス航空PC8622便ボーイング737-800型、登録コードTC-CPFのアンカラ発トラブゾン行き航空機は、1月13日夜、トラブゾン空港着陸時に滑走路から飛び出した。これを受け、トラブゾン広域市のオルハン・フェヴズィ・ギュムリュクチュオール市長は、トラブゾン空港着陸後に滑走路を飛び出したペガサス航空の機体を、適当な地域に設置し、図書館や社会文化施設として再利用 全文をよむ

2018-01-25 アイスクリームのMADO、株式42%を売却 (Hurriyet紙)

1年以上、カタールのアル・スライヤ・ホールディング・グループとパートナーシップミーティングを行ってきたMADOは、株式の42.7%を売却した。      MADOで継続してきたパートナーシップミーティングが終了し、同社の株の42%が売却された。カタールのアル・スライヤとベンチャー・キャピタル・バンク(訳注:本拠地バーレーン)は、MADOの株式をルクセンブルクに本社を置くターキッシュ・カフェ・カンパニーS.A.R.L社を通じて購入した。      公正取引委員会はこの件について(MADOの親会社) 全文をよむ

2018-01-24 夏はトルコへ!ーロシアで予約殺到の謎 (Cumhuriyet紙)

ロシアツアー管理組合は、ロシア人観光客がトルコのサマーシーズンの早期予約のチャンスに多くの要望が集まっていると述べた。      ロシアツアー管理組合が行った発表では、「市場参加者のコメントによると、2018年の1月にトルコへの早期予約の要望が昨年より高い。この早期予約が通常より早く開始したことと、トルコがこのチャンスを値段面でアピールしてることは、関連している」と述べられた。      ロシアの旅行会社であるNTKインツーリストの情報によると、アンタルヤへのツアーの予約の数は4倍、マルマリスへ 全文をよむ

2018-01-09 カナル・イスタンブルのルート、決定 (Hurriyet紙)

カナル・イスタンブルの、10万分の1スケールのルート・建設候補地のプランが決定した。最新のプランによれば、カナル(運河)・イスタンブルは、アヴジュラル、キュチュクチェクメジェ、バシャクシェヒル、アルナヴトキョイを通り、45.2㎞の長さになる予定だ。      サバフ紙のエルハン・オズチュルク氏の報道によると、エルドアン大統領がプロジェクトの詳細を発表する予定で、カナル・イスタンブルの入札プロセスも開始された。用意された5つの選択肢から選ばれたカナル・イスタンブルのルートは公式決定された。そしてボ 全文をよむ

2018-01-07 顔面移植の地中海大学病院、破綻の危機 (Cumhuriyet紙)

顔面と腕の移植によってその名前を世界に知らしめたアクデニズ大学(AÜ)病院は、医療企業に対する2億5000万リラの負債のために活動を停止されようとしている。医長のビュレント・アイドゥンル博士は、「事態は本当に限界だ。この状況がこのまま続けば多くの物資が不足し、おそらく多くの重要な手術も行えなくなるだろう」と述べた。      トルコで初めて行われた顔面と腕の移植によってその名を世界に知らしめ、年に5万件の手術と110万件の外来診療を取り扱うアクデニズ大学(AÜ)医学部附属病院は、医療企業への2億 全文をよむ

2018-01-07 米土ヴィザ問題解消、トルコ向けカリブ海クルーズ運営会社に笑顔 (Hurriyet紙)

米国との間で生じていたビザ問題が解決されたことで、米国旅行を扱っている企業がホっと一息ついた。      世界の大手クルーズ旅行会社の一つであり米国に本社を置くロイヤル・カリビアンのトルコ渉外マーケティングディレクターであるジハンギル・ジャヌユルマズ氏は、ビザ問題の解決は、トルコの観光業者を大いに喜ばせたと話す。例えばマイアミ発のカリブ海ツアーに、2016年はトルコから3500名が参加しており、2017年にはこの数は4200人にも上ったと話すジャヌユルマズ氏は、「しかし、ビザ問題以降そうした要望 全文をよむ

2018-01-02 イラン騒乱にヴァンの観光業者に不安広がる (Hurriyet紙)

イランの幾つかの都市で「物価高」を訴えて行われている抗議活動は、ヴァンの観光業者を不安にさせている。      イランのマシュハドとカシュマル市で始まり、さらに後に多くの都市に広がり国家体制とハサン・ロウハーニー大統領政権に対して行われているデモは、ヴァンの観光業者を不安に陥れている。イランが最大の市場であるためにその地での混乱が彼らにネガティブな方向で影響を与えかねないと述べる観光業者たちは、内乱が一刻も早く終結するよう希望していると話した。      問題に関する発表を行ったエリート・ワール 全文をよむ

2017-12-25 兵士の食事は公的機関が提供へ (Milliyet紙)

軍で発生した食中毒事件と最終的に海軍で発生した馬肉スキャンダルの後、防衛省は対策を講じた。省は、2018年の軍の食料購入に関する抜本的な決定を下した。決定に従って、全国の軍の食料は、もはや公的機関と公的機関の性質を持つ組織によって提供されることになった。最も危険な可能性の高い食肉製品について指定された組織は、牛肉・牛乳協会である。新年度から例外なく、もはやすべての食肉と乳製品はこの協会から買うことになる。      ■馬肉スキャンダル      軍で発生した食中毒事件に続いて、最終的に海軍に関し 全文をよむ

2017-12-21 太陽光発電措置工場へ、大規模投資 (Hurriyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム首相は、3月に入札が行われた太陽光YEKA(再生可能エネルギー資源領域)を落札したカルヨンと、韓国のハンファグループのHQCL(ハンファ・Qセルズ)社が建設予定の太陽光パネル工場と研究開発センターに5億ドルの投資を行うことを発表し、韓国企業がトルコでの大規模プロジェクトにさらに多くの参入する意欲があると述べた。      カルヨンとハンファグループは3月に、コンヤ県カラプナルに建設予定の1000メガワット出力の太陽光発電所、発電所で使われる太陽光パネルの生産工場、そして研究開 全文をよむ

2017-12-16 「1200万人労働者賃金3000TL以下、40%が最低賃金で働く」トルコの状況 (Hurriyet紙)

最低賃金における2018年のための値上げ率発表に先立ち、労働社会保障省はある調査をおこなった。これによると、トルコにおける労働者の40.3%が最低賃金で働いており、42.7%は最低賃金の2倍ほどの給与を得ている。       労働社会保障省は今月中に、2018年の増加を明らかにすることになりまた数百万人の労働者に関連する最低賃金を写し出した。同省の指針によると、トルコで働く人のうち40.3%、言い換えれば580万人は、最低賃金で働いている。労働者の42.7%は最低賃金の2倍ほどの給与を得ている。 全文をよむ

2017-12-10 アックユ原子力発電所の最新状況 (Hurriyet紙)

エネルギー・天然資源省のファーティフ・ドンメズ事務次官とロスアトム国家機構のアレクセイ・リハチェフ総局長は、アククユ原子力発電所で限定的な作業許可のもと進められている活動に関し実地見分した。      一行は、メルスィンのギュルナル郡にあるアックユ原子力発電所の建設予定地で調査を行った。      計画の担当者たちから情報を得たドンメズ事務次官は、ここでコメントを行い、発電所により地域の景観がよくなり、福祉の水準が大きく向上するだろうと述べた。      ドンメズ事務次官は、ロシア側とトルコ側で 全文をよむ

2017-12-10 シムシェキ副首相、企業家に懇願「外国資金に頼るな」 (Milliyet紙)

メフメト・シムシェキ副首相は、Twitterのメッセージで対外債務に警鐘を鳴らし、それがグローバル経済の成長を妨げうると述べ、トルコの企業へ向けて提案と警告を行った。       メフメト・シムシェキ副首相は、ここ10年間の対外債務の増加に警鐘を鳴らし、経済成長を妨げうると警告した。メフメト・シムシェキ副首相は、この状況がトルコ企業にも影響を与える可能性があると述べ、ソーシャルメディア上でトルコ企業へ一連の提案と警告を行った。      企業は、債務のかわりに提携先を見つける必要があると述べたシ 全文をよむ

2017-12-08 漁業養殖所、環境破壊論争続くーメルスィン (Cumhuriyet紙)

メルスィン沿岸に60の漁業養殖所を建設する計画に関する論争が続いている。      メルスィン環境自然協会代表のサバハト・アルスン氏は、一部の地域で違法に漁業養殖所が建設され始めていると明らかにした。アルスン代表は、「ダナ島の周りで養殖所が建てられ始めている。この養殖所は現在操業中である。さらにこの最初の漁業養殖所の操業が始まると同時に2つの養殖所の建設も続いている。ダナ島の周囲に建設された漁業養殖所の環境アセスメント報告書はなく、許可証もとても古くなっていて有効でない。建設地域も第一段階の自然 全文をよむ

2017-12-02 エクメキ・パンは、250グラムか200グラムか (Hurriyet紙)

 新年から、エクメキ・パンは下限250グラムではなく、とうとう200グラムで製造可能となる。しかし、イスタンブル・パン製造業者組合会長ファフリ・オゼル氏とパン製造業経営者労働組合書記長ジハン・コリヴァル氏は、小規模なパン屋の技術で200グラムのパンは製造できず、大規模なパン製造業者とトルコ・パン製造業者連合会長ハリル・イブラヒム・バルジュ氏のロビイングで新しい決定がなされたと主張した。対するバルジュ氏は、この主張を「たわごと」と評した。      年始からとうとう、パンは250グラムではなく20 全文をよむ

2017-11-27 ハタイ、世界に月桂樹の葉を輸出 (Milliyet紙)

ハタイで森林から入手できる何千トンもの月桂樹の葉は、製薬産業や化粧品産業で使用されるため様々な国に輸出されている。      月桂樹の葉から得られる油は、シャンプーやボディーローション、香水、化粧品産業とともに製薬産業でも使用されている。食品産業においても、食用肉や魚の缶詰のほかピラフにも添えられる月桂樹の葉は、同時に火薬の原料として防衛産業においても使用される。ハタイのヤイラダー郡の村人の主な収入源である月桂樹の油と月桂樹の葉は、多目的であると評価されている。油からは石鹸、葉からは様々な病気へ 全文をよむ

2017-11-26 最低賃金に政府の100TL支援終了、企業側負担増 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)計画予算委員会で、2年間適用された100トルコリラ(TL)の最低賃金支援を終了するというナジ・アーバル財務相の発表は、最低賃金団体交渉に直接影響を与える。団体交渉前にとられた決定で、2018年に適用する予定の最低賃金への企業側負担額は100TL増加した。       数百万人の労働者に関する最低賃金を2018年に何リラとするかは、労働者、雇用者と政府の代表者で構成される最低賃金調整委員会が決定する予定である。委員会の作業は、12月に開始され、月末前に結論が出される。現 全文をよむ

2017-11-22 ドル、新最高値更新へ (Cumhuriyet紙)

昨日、ドルは外貨市場で急速に値上がりし、これを止めるため中央銀行が各銀行の資金調達コストを引き上げる処置を講じたが、今日最初の取引で3.98リラをも超えて歴史的な新記録の水準まで上昇した。中央銀行の各銀行の加重平均資金調達コストは今日初めて、12.25%に上昇した。中央銀行は以前、各銀行の限界資金調達を平均9.25%でおこなっていた。      中央銀行は、昨日外貨における急上昇を止めるために銀行の資金調達コストを引き上げる処置を講じ、これによりブレーキがかけられたドルとユーロは日が改まって記録 全文をよむ

2017-11-14 ロシア「米の経済制裁はトルコ・ストリームの障害」 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国のロシアに対する新しい制裁が、トルコ・ストリームと北方ストリーム2を含むパイプラインプロジェクト完成の障害となっていることが指摘された。      ロシアのエネルギー会社、ガスプロムによって発表された第3四半期の報告書で、ロシアに対するアメリカの新しい制裁が同社の外国人投資家に悪影響を与える可能性があると述べられた。      報告書は、この制裁のために、トルコ・ストリームと北方ストリーム2の含むすべてのパイプラインプロジェクトの完成に望ましくない障害が出て来ていることを指摘し、「 全文をよむ

2017-11-13 自然の恵みの輸出額1億2800万ドル (Milliyet紙)

エーゲ家具・紙・森林製品輸出者協会会長ヌレッティン・タラクチュオールは、世界で増加する健康食品の傾向に関するものとして、医学植物とアロマ植物に対する需要が徐々に増加しており、トルコとして増加している需要に応えるための市場の可能性を持っていると述べた。      世界全体で全ての分野において競争の条件が段々と厳しくなっていること、競争のために必要な基準が常に拡大していること、自分自身を発展させられず新しくできない分野では競争に生き残ることができないことに注意を引いたタラクチュオール会長は、「工業製 全文をよむ

2017-11-09 接収の軍用地、すべて緑地として利用 (Hurriyet紙)

オズハセキ環境都市整備相は、軍用地の全てを緑地化することに、反対意見はないと述べた。      メフメト・オズハセキ環境都市整備相は、アナトリア通信社(AA)編集部でこの件についての見解を述べた。   オズハセキ大臣は、街中にある軍用地に関して、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領からこの問題において確かな指示があることを述べた。      ■「全て緑地化する」      オズハセキ大臣は、「街中に残っている軍用地は、今から50~60年ほど前、あるいはもっと前は、街の境界線地域にいた軍隊が使用し 全文をよむ

2017-11-08 ガソリン10日で2度目の値上げ (Cumhuriyet紙)

ガソリン代と外貨の高騰の影響により、ガソリン代は先週1リットル当たり12クルシュ値上がりし、今日の深夜からまた13クルシュ値上がりする。このようにして、ガソリンは1リットル当たり25クルシュ価格が上がった。軽油の価格も金曜、もしくは土曜日10-12クルシュ値上がりされる予定だ。      石油製品雇用者組合(PÜİS)の発表によると、「製油所の小売り価格の変更によって、2017年11月9日以降、13クルシュの値上がりがされる」と述べた。新たな値上げとともに、1リットルあたりのガソリンの値段はアン 全文をよむ

2017-11-03 ヘーゼルナッツ・ペーストのヌテラ、トルコ以外の原産国探し (Hurriyet紙)

ヌテラを販売するイタリアのチョコレート製造会社フェレロが、ヘーゼルナッツの需要を賄うため、世界最大の原産国であるトルコ以外へ原産地をシフトすることがわかった。ロイター通信によると、同社はカナダからチリ、オーストラリアにいたるまで多くの国で新たな原産地を探しているという。ヌテラの新しい原産国を探す労力は、変動する価格や限られた供給が支配的な28億ドルもの規模を持つヘーゼルナッツ市場において、トルコの支配を崩す可能性がある。    世界のヘーゼルナッツ収穫量の70%をトルコが占めている。ヘーゼルナッ 全文をよむ

2017-11-02 2年ぶり、ロシアにトマト輸出 (Milliyet紙)

トルコとロシアの合意の後、トマトの最初の輸出が始まった。      トルコの地中海地域でつくられる野菜と果物の輸出の担う団体のある責任者は、スプートニクへの談話において、「ロシアへのトマトの出荷を開始する。最初の輸出は今日行われた」と述べた。      先週ロシア政府の公式ページでは、トルコからのトマトの輸入が11月1日をもって認可されるという決定が発表された。この決定によると、2年後にはトルコの特定企業から1年間で5万トンものトマトが入荷されることに許可が下りた。 全文をよむ

2017-10-25 2キロにひとつ、ショッピングモール―イスタンブル (Hurriyet紙)

イスタンブルのアナドル側路のカルタル・ジェヴィズリからユーラシアトンネルに伸びる16km線上では建設が全力で続いている。実際に大変な交通渋滞を抱えるこの地域ではわずか16kmの間に9つものショッピングモールが存在する。ホテル、病院、オフィス、住宅がある路線には、近いうちにフィキルテペの都市整備計画の完了でもって35,000戸の住宅がさらに加えられると予想されている。      イスタンブルの最も重大な障害の筆頭におそらく交通問題が挙げられる。連日、交通に要する時間は増加している。交通問題を解消す 全文をよむ

2017-10-23 ウズベキスタン、交易目標は50億ドル (Hurriyet紙)

トルコとウズベキスタンの関係は、1990年代末期から冷えきっていたが、ここに来て雪解けの兆しを見せている。ウズベキスタン初代大統領イスラム・カリモフの死後、昨年11月に大統領タイイプ・エルドアンの訪問によって両国間の関係は新たな時代に入った。相互対話が新たに始まったこの時期にウズベキスタン大統領シャヴカト・ミルズィヤエフが近々トルコを訪問することは大きな意味がある。ミルズィヤエフ大統領のトルコ訪問で、投資、観光、貿易といった多くのテーマでの相互合意を議題にするとみられている。      ■4倍に 全文をよむ

2017-10-21  アククユ原発建設、2018年初頭に建設許可? (Hurriyet紙)

トルコ原子力エネルギー委員会は、環境活動家らの反発にもかかわらず、アククユ原子力発電所に対し、限定的な作業許可を与えた。これを受け、トルコ初の原子力発電所として200億ドルの経済投資となる同発電所の建設許可が2018年初頭にも取得される予定である。      環境活動家らの反発を受けてもアククユ原子力発電所の建設が中止されることなく、第一歩が進められた。トルコ初の原子力発電所であり、200億ドルの経済投資となるアククユ原子力発電所に限定的な作業許可が与えられたのである。建設許可は2018年上半期 全文をよむ

2017-10-16 ある時代の終わり:ナイロン袋有料化に (Hurriyet紙)

EU基準に合わせる作業の一環で2019年からのナイロン袋有料化計画が、実施前から議論が始まっている。プラスティック生産者が制限はプラスティック製品の使用の抑止力にならないと主張する一方、環境保護者はというと有料化を支持し、ナイロン袋の使用を最小限にする決定を望んでいる。      環境都市省によってEU加入の課題への適合措置として準備された過剰包装制限案により、2019年1月1日からナイロン袋は販売所での有料配布となるとされている。      ヨーロッパの特定の国のマーケットでは、ナイロン袋の禁 全文をよむ

2017-10-15 開発懸念―TOKI、アイデル高原調査 (Milliyet紙)

首相府集合住宅局(TOKI)が、リゼ県の有名なアイデル高原で適用される都市開発プロジェクトに関する意見集めのために2日間に渡る調査会議を開始した。      アイデル高原にある広場で行われた調査会議には、公共、民間、NGO、民間の人が参加した。プロジェクトコーディネーターのハカン・アチュル氏は、アイデル高原が持続可能で次世代に引き継ぐことを目指していると公言し、無計画に開発が進められてきたアイデルは、徐々になくなりつつあると述べた。アチュル氏は、「TOKIが行う働きによって、アイデルは再び古き 全文をよむ

2017-10-09 トルコ航空より、アメリカ行きチケット購入者へ (Cumhuriyet紙)

トルコ航空は、アメリカとの間で昨日始まった「ヴィザ危機」について重要なお知らせを行った。      トルコ航空から届いたお知らせは以下の通りだ。      トルコ-アメリカ間のヴィザの適用について一部変更がありました。この変更はイスタンブル乗り継ぎの乗客の皆様には影響がありません。      イスタンブル乗り継ぎのお客様を除き、トルコ-アメリカ間で、2017年10月9日以前に手配されました航空券について、2017年10月9日〜2017年10月31日の間にトルコ航空とアナトリア・ジェット便に登録さ 全文をよむ

2017-10-01 トルコから日本へ鶏肉輸出、開始へ (Hurriyet紙)

ニハト・ゼイベクジ経済大臣は、食糧農業畜産省と共に行った取組により、日本への鶏肉輸出が可能になったと述べ、「トルコから日本への鶏肉輸出の障害は、完全に取り除かれた」と述べた。       ゼイベクジ大臣は、日本への鶏肉輸出に関して言及した。ゼイベクジ大臣は、これまでトルコが様々な家畜の病気のせいで日本へ鶏肉を輸出できなかったと振り返り、日本は鶏肉と関連製品を30億ドル以上輸入する最も重要な市場である、と述べた。      ■「重要な波及効果」       日本は、島国であるため食品の安全と衛生問 全文をよむ

2017-09-30 ボルに眠るシェール・ガス (Hurriyet紙)

トルコ鉱山開発財団のトップ、ギュヴェン・オナル理事長は、ボル地方の人口1万5千371人の県であるギョイヌクで、数十億トンのシェールガスが見つかったと発表した。オナル理事長はさらに、アンカラのベイパザルとナルハン、コンヤのエレーリ、ニーデのボシュ郡にもシェールガスが眠っている可能性を明らかにした。      トルコの新たな財宝はシェールガスになるかもしれない。イスタンブルで開催されている世界エネルギー大会・エネルギーサミットに伴うエキシビション (INERMA)で講演をしたトルコ鉱山開発財団のトッ 全文をよむ

2017-09-27 トルコ・アゼルバイジャン・ジョージアを結ぶ鉄道、発進 (Cumhuriyet紙)

先日バクー・ティフリス・カルス(BTK)線で最初のテスト運転に参加したアフメト・アルスラン交通海事通信相は明日、最初の電車でジョージアからトルコのカルスへ向かう。      トルコ、ジョージアそしてアゼルバイジャンを線路で結ぶ、「バクー・ティフリス・カルス線」が完成した。関係各所を訪問するため、ジョージアの首都ティフリスに滞在中のアフメト・アラスラン交通海事通信相は、完成したBTK線の最初の乗客となる。      一方、AKP(公正発展党)のカルス県支部長アデム・チャルクン氏は、電車でジョージア 全文をよむ

2017-09-25 北イラク住民投票は、70億ドルの貿易に影響 (Hurriyet紙)

2日前に行われた閣議では、北イラクの全需要の70%をトルコが供給していることに注意を引き、このためトルコの対外貿易において悪 い影響があったとしても、ハブル国境門の閉鎖と輸出の中止が決定された。実業界によると、住民投票によって70億ドル相当の貿易に影響が出る可能性がある。      トルコで最も重要な話題は、現在、クルド自治政府による住民投票である。政府は、住民投票の決定が誤りであり、決定が取り消される必要があると述べた。先週の金曜、まず国家安全保障評議会を招集し、その後閣議を招集した。住民投票 全文をよむ

2017-09-23 ウクライナ産多産羊、商売繁盛 (Hurriyet紙)

ブルサ出身の起業家は、ウクライナから一度に5つ子を生んだ羊を連れてきた、今や注文には追い付かない。       ムスタファ・アイドゥンは、2年前にウクライナから、14ヵ月に2度の出産をし、一度に2から5頭の羊を産んだロマノフスキー種の羊を連れてきた。最初に連れてきた100頭の羊は、14ヵ月で600頭の羊を産んだ。これら羊全てを売ったアイドゥンさんは、300頭更に多産の羊を連れてきた。妊娠中であるこれらの羊から900頭の子羊が新たに誕生することを期待するアイドゥンさんは、生まれていない子羊をまだ母 全文をよむ

2017-09-18 北イラク、国民投票もトルコの投資やまず (Hurriyet紙)

気候はとても暑く、42度である。しかし、都市の中心部アルビル城塞の周辺は、あふれんばかりに混雑している。子連れを含むたくさんのアルビルの人々は、バルザーニ政府が9月25日に行うと発表した国民投票を前に、毎日のようにこの広場に集まっている。マーチや民謡を歌っている。北イラクのクルド地域で最も大きい都市であるアルビルの全ての場所が旗で満たされている。人々の話題も国民投票一色である。政府の主張によると、国民投票で賛成と答える人の割合は75%である。      しかし、[イスタンブルの]エジプシャン・バ 全文をよむ

2017-09-16 電気技術会議所「夏時間の継続は多大な経済損失」 (Cumhuriyet紙)

トルコの電気技術会議所(EMO)は、夏時間を継続により、28億トルコリラ分のエネルギーが余計に消費されていると発表し、これによるムダが発生しているため、夏時間継続適用を撤廃する呼びかけを行った。      ビルギュン紙の報道によると、夏時間の継続適用は昨年から運用が開始され、今年も継続適用が発表されている。トルコ建築家技術者商工会議所に属すEMOは、夏時間の継続適用が、エネルギーのムダにつながっていることを明らかにし、夏時間の継続に反対の意を示した。      EMOは文書で、月間のエネルギー消 全文をよむ

2017-09-06 造幣局で続く、アタテュルクなしのコイン鋳造 (Cumhuriyet紙)

造幣局は、今年の最初の六か月に2665万2千枚以上のアタテュルクの肖像がない1リラの硬貨を鋳造した。世論の批判にも関わらずアタテュルクの肖像がない1リラ硬貨の鋳造は続けられている。      造幣総局は、今年の最初の6か月間に1987万枚のアタテュルクの肖像が入った1リラ硬貨に対して、2665万2千枚以上のアタテュルクの肖像が描かれていない1リラの硬貨を鋳造した。      ■アタテュルクなしの硬貨が国会の議題に      報道官のうちエルドアン・スュゼル氏が伝えたところによると、表面にアタテュ 全文をよむ

2017-09-03 トルコの浪費具合 (Milliyet紙)

関税貿易省によって出された「浪費の具合」分析において、トルコ国民の貯金をしている割合は14%にとどまり、スマートフォンを使用し ている割合については、84%であった。      関税貿易省からの書面による発表によると、省によって行われた「消費者の浪費具合分析」という名の調査は、7つの地域から26都市の市街地で18歳から69歳の間の1,650人を対象に面談形式で行われた。      調査では、特に毎年断食月に頻繁に話題になるパンの消費に関してもデータを示した。トルコ国民の66%が毎日パンを購入する 全文をよむ

2017-08-31 イスタンブル、学生のための寮・住宅はいくら? (Cumhuriyet紙)

イスタンブルでは学生の家賃が800~2,500リラの範囲にあり、民営の学生寮は500リラからとなっている。       学生たちにとって、賃貸住宅や学生寮を探す長期戦が始まった。国営の学生寮に入れなかった学生は、家族とともに賃貸住宅や学生寮を探し始めた。高等教育を行う185の大学では700万人近くに及ぶ学生に対し学生寮を提供しきれていない。今年度のはじめに初めて家を借りる大学生は約10万を超え、賃貸アパートの数も35,000~40,000に及ぶと予測される。大学生に最も多く住宅を貸し出すイスタン 全文をよむ

2017-08-30 ムーディーズ、トルコの成長予測を上方修正2.6%から3.7%へ (Milliyet紙)

ムーディーズは、トルコの2017年の成長予測を2.6%から3.7%に引き上げた。      国際信用格付け企業ムーディーズは、水曜日に発表したグローバル・マクロ・レポートで、トルコの2017年成長予測を上方修正したことを伝えた。国祭信用格付け会社ムーディーズはトルコの2017年成長予測を2.6%から3.7%に引き上げた。ムーディーズは、トルコが2018年には3.2%成長すると見込んでいる。ムーディーズはまた今年中にインフレ率が9.5%、来年には8.5%になると予測している。      レポートで 全文をよむ

2017-08-26 バイラム長期休暇始まる―ボドルムに4万人! (Hurriyet紙)

10日間のクルバン・バイラム休暇の初日、ボドゥルムには国内の観光客らが押し寄せた。ボドゥルムのホテルはどこも満室となり、交通渋滞も発生し、ビーチは足を踏み入れる場所もないほど混み合った。    バイラム休暇を得た市民らが、金曜の仕事を終えるともに大都市を離れ、土曜朝にボドゥルムに到着し始めた。様々な都市からやってきた観光客らは、ボドゥルムを始めムーラのマルマリスやフェトゥヒイェ、ウラ、そしてアクヤカといった観光地に多く流れ込んだ。特にボドゥルムでは車で来た多くの観光客により、交通渋滞が発生した。 全文をよむ

2017-08-13 これが、トルコの国際企業 (Milliyet紙)

以前は、世界の大手企業へ向けて部品生産を行う供給産業会社であった。その後行った建設により、国外でトルコ国旗をたなびかせた。グローバル危機と共に、海外でブランドは競争に参入し、世界中のあらゆる場所で投資を始めている。今現在は、大規模なプロジェクトでライバルたちへ挑戦している。エチオピアから北極、タイ、インドネシア、カタール、ドイツに至るまで、多くの国で興味深い投資で自身を有名にした素晴らしいトルコ人たち……      ■ルネサンス・ホールディング:北極で-50℃の中、天然ガスを発掘      ルネ 全文をよむ

2017-07-31 消費者を惑わす表示、禁止にー「村のヨーグルト」「伝統の味」な使用不可 (Cumhuriyet紙)

食糧農業畜産省は、消費者の買い物における間違いを最小にするための措置を取り、食品パッケージで使うことができる表示や禁止事項を示すガイドを作成した。ガイドによると、食品パッケージに「本当の」あるいは「本物の」といった表現は決して用いることができない。「伝統的な」という表現を使用するには、30年という条件がある。      食糧農業畜産省は、消費者が買い物で間違えないようにするため、食品パッケージガイドを作成した。食糧管理総局によって構成されたガイドには、食料品の表示において注意が必要なすべての項目 全文をよむ

2017-07-21 フィッチ・レーティングス社、トルコの格付けBB+ (Hurriyet紙)

国際的な信用格付け機関フィッチ・レーティングスは、トルコの格付けを「BB+」と評価し、格付け見通しを「安定」と発表した      フィッチ・レーティングスは、発表の中でトルコの格付けを「BB+」と評価し、見通しも「安定」していると明らかにした。発表で、トルコの格付けが高い外部金融の脆弱化と、金融政策の安定性、力強い成長指数がバランスのとれた状態にあると明らかにした。      トルコの構造的な指標が、同列の他国に比べ上位にあることを強調された発表では、国で、政治的な支持を拡大するため、政府が積極 全文をよむ

2017-07-15 UAE首脳「カタール危機に係わらずトルコとの関係は堅調」 (Hurriyet紙)

カタールに禁輸措置を適用している湾岸諸国のうちアラブ首長国連邦(UAE)は、トルコとの間には緊張がないことを強調している。UAE当局者は、カタールにあるトルコ軍基地に不快感を抱いていないと述べ、カタール危機が継続する一方でトルコとの関係は冷えていないこと、相互の投資が続いていることを述べた。      カタールへの禁輸措置を適用している国の1つであるアラブ首長国連邦(UAE)は、トルコとの関係がこれによって壊されることを望んでいない。2国間で近年急速に高まっている直接投資や貿易、観光活動に言及し 全文をよむ

2017-07-10 カタール危機後のトルコ-イラン関係 (Milliyet紙)

カタール危機によって、イランとトルコの間の経済関係において新たな時代が始まった。経済相ニハト・ゼイベクチのテヘラン会談で、貿易規模の目標値が300億ドルから500億ドルに上方修正された。      カタール危機と最近の政治情勢は、トルコとイランの間での経済協力を進展させる歩みをもたらした。両国間での経済関係において、新しい時代に入り始めている。ハベルテュルク紙のフェヴズィ・チャクルの記事によると、経済相ニハト・ゼイベクチがイランでの会談で300億ドルと見られていた貿易規模の目標値を両国の潜在能力 全文をよむ

2017-07-07 イラン人ツーリスト、イラン・ナイトで盛り上がる (Hurriyet紙)

クシャダスにあるホテルで開催されたイラン・ナイトに約500人近くの観光客が参加した。その多くをテヘランやタブリーズから来た富裕層が構成しているイラン人観光客は、22時頃に始まったパーティーにとても特別なドレスを着て参加した。      イランから休暇のためにクシャダスにやって来たイラン人観光客は、楽しみにおいて際限を知らなかった。クシャダスでのイラン・ナイトに集まったイラン出身の裕福な観光客はバブルパーティーに参加し、女性ダンサーとともに楽しんだ。      大きな関心を引きつけたイラン・ナイト 全文をよむ

2017-07-05 米国行きの飛行機でのラップトップ禁止、解除 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国がアタテュルク国際空港から飛ぶ便において、機内への電子機器の持ち込み禁止を解除した後、乗客らは102日振りにニューヨーク着の始発便で電子機器とともに搭乗した。    3月25日以降、アメリカ及びイギリス行きの便において電子機器の機内持ち込みが禁止されていた。アメリカが機内持ち込み禁止を解除した後、本日(5日)イスタンブルのアタテュルク空港からトルコ航空TK-3便、午前6時45分発、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港行きに搭乗した乗客らは、102日間に及ぶ禁止期間後、国際線の出発 全文をよむ

2017-07-03 ヨーグルトメーカー代表者、起業に支援 (Hurriyet紙)

世界で最も成功した起業家に一人とされる、ヨーグルトメーカー・チョバニの創業者ハムディ・ウルカヤは、トルコの起業家に支援をする。5年間に500万ドルが支援金とされるウルカヤのこのプログラムに、6人のトルコ人起業家が得ればれた。      ヨーグルトメーカーのチョバニによって、世界で最も影響力のある100人に選ばれたハムディ・ウルカヤは、夢を経済的利益と社会的利益に変えることを望むトルコ人企業家のために行動を起こした。チョバニ社をゼロから始めた一人の起業家として、わずか10年でアメリカの食品大手の仲 全文をよむ

2017-06-29 トルコの建設会社、ロシアで大事業 (Hurriyet紙)

ESTAコンストラクションはまた大事業の建設を開始した。ESTAコンストラクションが契約する新国際空港の建設が、落札されておよそ15日という短期間で始まった。空港は、初期段階において1億3000万ドルもの資本を投入される見込みだ。      先日、世界的大企業メルセデス・ベンツがロシアでの最大の投資である工場の入札を落札し、建設を始めたESTAコンストラクションから新たな攻撃がまた来た。 ESTA建設は、ロシアのサラトフ市で、初期段階の時点で1億3000万ドルもの資本が投入される新空港の建設権を 全文をよむ

2017-06-26 新年金制度、7月1日スタート (Hurriyet紙)

45歳以下の従業員を100-250人保有するトルコ全土の民間部門は、7月1日から自動積み立て制度に組み込まれる。これにより約150万人の労働者が制度に加わることが期待される。      45歳以下の従業員を100-250人保有するトルコ全土の民間部門は7月1日より自動的に個人年金制度(BES)に加わる。      アナトリア通信(AA)が集めた情報によると、国全体で積立金を向上させる目的で1月1日に始められた( この)制度に対し、45歳以下の労働者は切れ目なく加入を継続すると共に、この(制度の) 全文をよむ

2017-06-21 「産業育成生産支援法」がもたらす大きな変化 (Hurriyet紙)

国民議会本会議において採決され、後日適用される産業育成生産支援法によって週末休暇から高等教育教育関係者、研究開発分野の従業員、労働安全衛生に至るまで多くの分野で変化が起きる。以下がその変化だ。      ■週休は廃止      今から93年前、1924年に制定され、週に1日の休暇の取得を求める週休に関する法律はもはや廃止される。理由はというと、特に産業経営者が毎年の週休中に働けるように自治体から週末の就業許可証を取得することが経営者に負担になるからだ。新しい法律によって会社の判断でもう週末の労働 全文をよむ

2017-06-20 格付会社、トルコの成長予想を上方修正 (Cumhuriyet紙)

フィッチは、「国際経済の見通し」についてのレポートを公開した      国際信用機関のフィッチ・レーティングスは、国際経済が今年2.9%、来年3.1%の成長が予想されると述べた。フィッチ・レーティングスが用意した、6月の「国際経済の見通し」に関する報告書で、国際成長率が高まると述べる中、成長速度は2017年と2018年に高まるであろうと述べた。 全文をよむ

2017-06-20 トゥズ湖下の燃料地下貯蔵庫工事の入札8月4日に (Hurriyet紙)

トゥズ湖天然ガス地下貯蔵庫の貯蔵能力向上プロジェクトに向けた事前資格審査の最終申請は、8月4日(月)の15時まで行われる。      トゥズ湖天然ガス地下貯蔵庫の貯蔵能力向上プロジェクトにむけた入札が開かれる。入札における事前資格審査の申請日程は8月4日(月)になることが分かった。      国営パイプライン・石油輸送公社(BOTAŞ社)は入札に関連して告知を出し、本日付けの官報に掲載された。これによれば、天然ガスの貯蔵能力を向上させるために開かれるこの入札において、入札希望者は入札の最終申請を 全文をよむ

2017-06-17 無保険雇用の被害は甚大 (Cumhuriyet紙)

中部黒海開発エージェンシー(OKA)のメヴリュト・オゼン会長は、無保険で労働者を働かせることによる国への損失は650億リラだと述べた。      サムスン、アマスヤ、トカト、チョルムの各県で、中部黒海開発エージェンシーによって実施された「OKA未加入雇用との闘い―2」プロジェクトによって、未加入の雇用をできなくしこの問題を社会的に認知させるため一連の活動が行われた。2002年に52.14%であった未加入雇用の割合は、行われた各プロジェクトや説明会などの活動によって2016年には33.49%ほど下 全文をよむ

2017-06-15 公務員の賃上げ18%要求に返答2分の1 (Cumhuriyet紙)

政府は、公務員およそ20万人に対し「冗談のような」昇給の提案を行った。公務員側が18%の昇給を求めたのに対し、政府は9%を提示した。      政府は公務員およそ20万人を対象とした団体交渉会合で最初の提案を行った。トルコ労連(Türk-İş)が初年度18%の昇給を求めたのに対し、政府は6+3%として、9%を提案した。トルコ労連はこの提案を拒絶、交渉が続いている。      トルコ労連の組合員16万人を含む、合計20万人の公務員を対象とした団体交渉会合で、トルコ労連と政府との間で交渉が続いている 全文をよむ

2017-06-15 アックユ原子力発電所、49年間の操業許可 (Hurriyet紙)

エネルギー市場規制局(EPDK)はアックユ原子力発電所について、アックユ原子力株式会社へ2017年6月15日施行で、49年間の操業許可を与えた。      アックユ原子力発電所に操業許可が与えられた。   2015年6月25日に仮許可が与えられていたアックユ原子力発電所に、2017年6月15日施行で49年間の操業許可が与えられた。   年間8000時間の稼働で、発電システムの主要素の一つとして継続的かつ定期的な供給能力を持つことから、ベースロード発電所となる4800MWの「アックユ原子力発電所」 全文をよむ

2017-06-12 運輸王手のMNG、ドバイ系企業に買収 (Cumhuriyet紙)

トルコの貨物輸送王手のMNG運輸社がドバイを拠点とする有限会社ミラージュ・カルゴに買収された。      総支店数815店、従業員数9000人を抱えるMNG運輸社の買収は、公正取引協会の承認の後、株式譲渡を経て実現した。      公正取引協会のウェブサイトにて公表された告知には「有限会社ミラージュ・カルゴによりMNG国内外運輸株式会社の全株式がメフメト・ナズィフ氏、アスラン・クト氏、ムスタファ・エフタル・ギョルゲリ氏、ハサン・タイヤル・アルジャ氏、アイシェギュル・オズカプラン氏から引き継がれる 全文をよむ

2017-06-04 鶏肉生産メーカーのムドゥル、売り出しに (Hurriyet紙)

一時期、最も大きな雇用の源の一つであり、トルコ初の総合鶏肉生産メーカーだったムドゥル・ピリチが売りに出された。有名なブランドと加工場の売却のための提案は、6月15日まで募集中である。      始まりを1967年のボル県のムドゥルで踏み出したトルコ初の総合鶏肉生産メーカーであるムドゥル・ピリチは、昨年の5月に閉鎖された。300人ほどの労働者は、退職金を受け取り、退職した。   一時期、地域のもっと大きな雇用の源であったムドゥル・ピリチの加工場とブランドの買収提案を受け入れることにより、一括あるい 全文をよむ

2017-05-28 ナツメヤシの値段は昨年の値段で食卓に (Milliyet紙)

ブルサでナツメヤシ店を営むチーデム・チェティンカヤは、アナトリア通信から受けた取材で、昨年官報で発表された閣議での輸入枠組の追加決定により、ナツメヤシ輸入の際に関税が撤廃されたことに触れた。      チェティンカヤさんは、関税の撤廃によりトラック輸送ベースで3千から4千ドルといった利益が生じたとし、「関税の撤廃は、昨年ラマザンのために私たちが輸入を行った後に決定された。このため、昨年のラマザン月には間に合わなかった」と述べた。      関税の引き下げが今年に反映していると述べたチェティンカヤ 全文をよむ

2017-05-27 フランス、トルコ産サクランボを輸入禁止に―残留農薬 (Cumhuriyet紙)

フランスは、昨年残留農薬を理由にトルコからのさくらんぼ購入を停止したが、今年も同様の適用を続けている。      フランスは昨年、さくらんぼに有効物質「ジメトエート」が含まれていたことを理由に挙げてトルコからのさくらんぼの輸入を停止した。フランスは、警告にもかかわらず同じ有効物質が今年も確認されたとして、トルコからのさくらんぼの輸入禁止を継続する決定を下した。      世界の報道によると、輸出業者組合この件に関して輸出業者らに警告を発し、フランスにさくらんぼを輸入する前に(トルコ経済省の)在パ 全文をよむ

2017-05-27 地熱発電、目標は5000メガワット (Hurriyet紙)

地熱発電所投資家協会(JESDER)のウフク・シェンチュルク会長は、トルコの地熱エネルギー分野への投資促進が必要であるとし、「世界銀行のような投資機構から15年据え置きの融資を得られることと地熱エネルギーの温度差に対し追加の購入保証があれば、トルコの地熱発電量に5000メガワットを付け加えることができる」と語った。      トルコにおける地熱発電設備容量は850メガワットを上回ると説明するシェンチュルク会長は、投資家の手のなかにある発展途上かつ計画段階にあるプロジェクトと合わせれば、発電量を短 全文をよむ

2017-05-18 IATA会長「米英行き機内電子機器禁止の損害は10億ドルとなる」 (Cumhuriyet紙)

アメリカがトルコを含むイスラム8か国からのフライトで電子機器の持ち込みを禁止した(今後イギリスも禁止する)が、その総費用が航空業界で10億ドルに達した。      アメリカ政府は、トルコを含む8か国からのフライトで、機内に電子機器を持ち込むことを禁止し、これをヨーロッパの空港にも拡大しようとしたことは、航空業界の激しい反発を招いている。IATAのアレクサンドル・ド・ジュニアック会長は、持ち込み禁止がヨーロッパの空港にまで広まった場合、搭乗者に10億ドルの追加負担がかかると指摘した。      ジ 全文をよむ

2017-05-06 ホームメイド・トゥルシュ(ピクルス)、村から世界へ販売中 (Hurriyet紙)

スンドゥルグ郡で起業家のハリル・ギュネル氏が2007年に100トンで始めた「ホームメイドピクルス」の生産は1500トンを超え、輸出を始めた。郡全体で450軒の農家の家族と契約を結んだギュネル氏が伝統的な方法で生産したピクルスは、国内の市場だけではなく、イギリス、スペイン、カタール、サウジアラビアにも売られている。      バルケスィル県スンドゥルグ郡で起業家のハリル・ギュネル氏が2007年に100トンで始めた「ホームメイドピクルス」の生産が1500トンを超え、輸出を始めた。郡全体で450軒の農 全文をよむ

2017-05-05 ビジネスクラスにはラップトップ貸出し開始―トルコ航空、英米便で (Hurriyet紙)

トルコ航空(THY)のビラル・エクシ社長は、アメリカとイギリスへの便においてビジネスクラスの乗客に対し、5日からラップトップの貸し出しを始めると発表した。      エクシ氏は、携帯電話以外の電子機器の機内持ち込みを禁止する決定をした後、Twitterの公式アカウントで、アメリカ便とイギリス便では乗客にラップトップを貸し出すと発表した。      ビラル・エクシ社長は、「アメリカとイギリスへの便では、ビジネスクラスのお客様のためにラップトップの貸し出しを5日から始めます」と書き込んだ。 全文をよむ

2017-04-29 シーズン最初のロシア観光客、放水でお出迎え―アンタリヤ (Cumhuriyet紙)

ムーラ県ボドルム郡に今年最初のロシア人旅行者の一団がやって来た。空港に降りた飛行機は消防車によって作られた水のリボンを通過して迎えられた。      ムーラ県ボドルム郡に今年最初のロシア人旅行者の一団がやって来た。空港に降りた飛行機は消防車によって作られた水のリボンを通過して迎えられた。   夏季最初のロシア人旅行者の一団を乗せた飛行機がボドルム空港に降りるやいなや、滑走路で待機していた消防車の作った水のリボンで濡らされながら迎えられた。アズル航空でモスクワからやって来た189人の旅行者は、空港 全文をよむ

2017-04-20 イスラム開発銀行、イスタンブル株式市場へ参画計画 (Cumhuriyet紙)

イスラム開発銀行が、株式市場への参画を求めている。ヒンメト・カラダー・イスタンブル株式市場(BIST)総裁は、交渉を年末までに終わらせたいと話した。       イスラム開発銀行(IKB)は、イスタンブル株式市場の株式10%の購入を検討していると声明した。まずはトルコでのイスラム金融の普及に乗り出す。アブドゥルハキム・エルワエル・イスラム開発銀行協力・出資ディレクターはロイター通信に対し、イスタンブル株式市場の株取得に向けての交渉は2、3か月以内に纏まるだろうと話した。      ■株式の73% 全文をよむ

2017-04-20 独政府、トルコ旅行に注意喚起 (Cumhuriyet紙)

ドイツ政府は、トルコに関連した旅行に新たに注意勧告をした。勧告は、国民投票に基づくデモの発生の可能性を示唆しており、ドイツ国民にデモから距離を置くよう要請した。      ドイツ外務省は、国民投票後にトルコへ旅行に行く自国民に対して新たに注意喚起を行った。外務省によりネット上に掲載された4月19日更新の旅行と安全に関する注意勧告では、4月16日に行われた国民投票に着目した。      説明では、「2017年4月16日にトルコで憲法改正に関する国民投票が行われた。国民投票の最終的な結果が4月末に向 全文をよむ

2017-04-15 ボスフォラス海峡第一橋(7月15日殉職者橋)、自由通行システムへ (Hurriyet紙)

ボスフォラス海峡第一橋(7月15日殉職者橋)の自由通行が始まることを言及した交通海事通信大臣のアフメト・アルスラン氏は、正式導入が2017年7月15日から始まることを明らかにした。      アルスラン大臣は、カルス県を訪問した際に行った記者会見で、2000万人が関係するボスフォラス海峡第一橋(7月15日殉職者橋)において重要なステップが開始され、料金所を廃止し、自由通行のシステムを導入するため、4月20日に重要な一歩が踏み出されることを述べた。      交通海事通信大臣のアフメト・アルスラン 全文をよむ

2017-04-13 トルコ航空で新サービス、乗り換え客は5つ星ホテルへ (Milliyet紙)

トルコ航空にとって、イスタンブル・アタテュルク国際空港で乗り換える乗客は重要な存在だが、同社はそのような乗客に対して試験的に新サービスを開始した。イスタンブルで20時間以上乗り換え待ちをする乗客に対し宿泊サービスを提供する。      トルコ航空(THY)は、パキスタン発の乗り換え客に対してイスタンブルで無料宿泊サービスを始めた。航空券のクラスによって、スルタンアフメトとタクスィムの4つ星・5つ星ホテルでの無料宿泊を提供する。試験的な導入が成功すれば、サービスの範囲は広がる見込みだ。      全文をよむ

2017-04-10 ヴェステル、東芝テレビ部門買収問題で発表 (Hurriyet紙)

トルコ大手企業のヴェステル社は、日本の東芝のテレビ部門を買収するとの報道に関し発表を行った。      ヴェステル電子通商株式会社は世論啓発プラットフォーム(KAP)に以下のような発表を行った。      「2017年4月9日付の日経新聞をソースとする、諸通信社で報道されているニュースにより、当社のグローバルブランドの認知または買収による国際市場での地位をさらに確固たるものとし、ブランド販売を増すという戦略のもと、株式会社東芝のテレビ部門(東芝映像ソリューション株式会社)の買収について協議を開始 全文をよむ

2017-04-09 トルコ建設業も、危機の入口 (Cumhuriyet紙)

サルプハン・ファイナンス公園を建設した会社の倒産は、無計画で管理されず、在庫を抱えて運営されているこの業界において、新たな倒産の懸念を生んでいる。      建設業界における無計画で調節不能な成長は危機を作り出している。次から次へと催されるキャンペーンにも関わらず、約100万戸の物件が売れ残っている。毎日、新しいプロジェクトは進行している。地価と建築費用の高騰、株式市場為替の圧力も業界を苦しめている。建築設計家連盟会長で建設設計連合会長、さらにトルコ経団連建築家議会会長のタヒル・テッリオール氏に 全文をよむ

2017-04-08 ブッキング・コム、禁止、ペンションや中小ホテルに打撃 (Cumhuriyet紙)

ブッキング・コム、が禁止とされて以降、エーゲ海地方のリゾート村や市街地ホテルの損失は40%にも及ぶ。      オンライン予約サイト ブッキング・コム、のトルコ国内での運営が、トルコ観光代理店組合(TÜRSAB) の申し立てによる裁判所決議により差し止められた。これにより最も大きな打撃を受けたのがペンション方式で営業している市街地ホテルやリゾート村である。エーゲ海地方の「中小ホテル」では、これまでに損失が40%に上っていることが明らかになっている。数日間のんびり過ごしたり、あるいは充実した週末を 全文をよむ

2017-04-07 私立大学、学費値上げラッシュ (Cumhuriyet紙)

コチ大学で医学部を志望する学生は年に87,600リラ(1リラ=約30円)必要になる。      私立大学は2017~2018年の学費を公開し始めた。コチ大学では、医学部を除く全ての学部で学費が年間63,400TLになるとし、医学部については、専攻する学生は年間87,600TLを用意する必要があると発表した。大学の昨年の学費は、医学を除く学部で55,000TL、医学部では76,000TLであった。大学では、100%、50%、25%そして殉職者の子弟のための奨学金を含む、4種類の奨学金の選択肢がある 全文をよむ

2017-04-06 トルコの主要ヘーゼルナッツメーカー、イタリア社に売却される (Hurriyet紙)

チョコレートメーカーのフェレロは、2014年に完全に買収したオルタン食品の名前を「フェレロ・ヘーゼルナッツ貿易株式会社」に変更した。      世界でも主要なチョコレートブランドメーカーのフェレロは、トルコでのヘーゼルナッツ部門の開発への投資継続という、契約の第二段階に入ったと発表した。      これにおいて、二年間続いた連携と、分野で得た経験の結果、ステファノ・ガリアッソ氏がフェレロ・ヘーゼルナッツ社社長に任命されたことが分かった。また、フェレロ・ヘーゼルナッツ社に新しい役員組織もつくられた 全文をよむ

2017-04-06 9万人、公務員新雇用 (Hurriyet紙)

公務員に9万人の採用という朗報は何千人もの国民によって熱烈に歓迎された。トルコ全体で局及び中央の職員への採用を実施する公的機関は、職員採用数を徐々に公開し始めた。では保険、安全、教育部門において行われる採用は、いつ実施されるのか?以下が公的機関への9万人の職員採用への応募についての詳細な情報である。      公務員に9万人の採用がいつ実施されるか、何千人もの国民が関心を持つ話題の一つとなっている。国民に対し、公的機関に事務員、作業員、他の公的職員を含む3つの身分で9万人採用されることが告知され 全文をよむ

2017-04-02 肉の輸入も食肉価格下落に効果なし (Cumhuriyet紙)

肉の価格が全く下落しないトルコにおいて、政府は国内での生産を奨励する代わりに解決策を輸入において見いだそうとした。ここ3年で家畜と動物性食品の輸入に250万ドルが支払われていた。6億8,000万キロの家畜と動物性食品が輸入されている。しかし、肉の価格引き下げは、輸入でも解決しなかった。肉屋での肉の値段は変わらなかった。6年で79,127匹の家畜を違法に輸出しようとして、逮捕されている。      ビュレント・トゥフェンクジ関税貿易大臣は、民族主義者行動党のイスタンブル選出議員セミフ・ヤルチュンの 全文をよむ

2017-04-01 公務員・大企業就業者の個人年金制度、今日スタート (Hurriyet紙)

トルコ全土の公務員や250~1000人の従業員がいる民間企業は、4月1日から自動的に“個人年金制度(BES)”に移行される。      トルコ全土で貯蓄を増やす目的で1月に始まった制度に、45歳以下の労働者は徐々に加入していく。制度には、年初めに1000人以上の従業員のいる民間企業が対象となり、4月1日から45歳以下の公務員や250~1000人の従業員がいる企業もBESの対象となる。      このように約250万人の公務員と150万人の民間企業労働者を含む合計400万人が自動的に基本給の3%に 全文をよむ

2017-03-29 黒海地方へ、鉄道計画 (Hurriyet紙)

交通海事通信省のアフメト・アルスラン大臣は、東部アナトリアと東黒海を鉄道で一つにつなぐとし、「カルスから西へ向かう列車の荷は黒海に向かっていく必要がある。それゆえに、クルッカレ、チョルム、サムスンに、エルジンジャンからトラブゾンへとつなぐのだ」と述べた。      アルスラン大臣は、街にあるホテルで面会したNGO代表にした話の中で、公正発展党政権の時代にカルスとこの国で行われた事業を説明した。      同大臣は、公正発展党政権の時代に、この国が得たもの、得続けているものを口にし、イスタンブルを 全文をよむ

2017-03-29 ブッキング・コム、トルコでの活動禁止 (Cumhuriyet紙)

トルコ旅行代理店協会(TÜRSAB)により協会に属する旅行代理店への不公平競争を防止するため行われた訴訟で、オンライン予約ポータル・ブッキング・コム、のトルコでの活動停止措置の決定がなされた。      2015/1174Eというファイルに基づく訴訟の、2017年3月29日の審理で、イスタンブル第5初等商業裁判所は、Booking.comに類いする会社がブッキング・コム、のインターネットアドレスを通じて、または作成される別のアドレスを通じてトルコ国内のホテルや宿泊施設の予約やその仲介をすることへ 全文をよむ

2017-03-25 4月1日から、新税制 (Hurriyet紙)

外国人への割引した住宅の販売、皆健康保険、自動的な個人年金制度(BES)への移行や交通保険について、新制度が4月1日から始まる。保険に加入していない労働者もこの推進による恩恵が得られるだろう。      公務員や250~2000人規模の民間企業は、4月1日から自動的に個人年金制度に移行され、労働者は所得から毎月3%がBESのために天引きされる。4月1日になると、おおよそ250万人の公務員と150万人の民間企業で働く人々に制度が適用されることになる。      ■皆健康保険で保険料が53TLになる 全文をよむ

2017-03-24 米新テロ対策、トルコ航空に打撃 (Cumhuriyet紙)

トルコ航空の利用客数は10%以上下落しており、広告費に100万ドル以上を費やしたため、2016年は赤字に転落した。さらに、航空ルールにおいて電子機器が禁止されることが拍車をかけるようだ。      アメリカ合衆国、イギリス、トルコを含んだいくつかの国の間で就航している直行便で、機内への電子機器の持ち込みを禁止するという決定がなされた。これは安全上の理由か?それとも、通商上の理由か?「世界はトルコの航空路線を妬んでいるのか?」という議論がなされているが、データは正反対のことを示している。2016年 全文をよむ

2017-03-19 ノールーズ祝日、イランからヴァンに観光客殺到 (Hurriyet紙)

自国の13日間のノールーズ休暇をトルコで過ごすことを望む大勢のイラン人旅行客が、カプキョイ国境で花で迎えられた。ヴァンで行われるショッピングフェスティバルと重なったノールーズ休暇を利用するため、4日間で7,280人の旅行者がやってくる町では、ペルシア語の宣伝で商品を紹介する小売業者の顔も笑っていた。      自国の13日間のノールーズ休暇をトルコで過ごすことを望む大勢のイラン人旅行者が、ヴァンで小売業者の顔を笑顔にした。ノールーズ休暇を利用する多くのイラン人は、彼らの国と最も長い国境を持つヴァ 全文をよむ

2017-03-15 ギュレン派疑惑で収用の豪華ホテル、インターネットで売却 (Cumhuriyet紙)

フェトフッラー主義テロ組織/パラレル国家構造(FETÖ/PDY)捜査においてコザ-イペキグループが保有し、以前に管財人が管理を引き継いだホテルは、不動産会社によって2億3000万ユーロでインターネットにて売りに出された。      ケイランド観光旅行株式会社は1991年にマルマリスから35kmのところにある郊外のトゥルグット地区、チャタル・ブルン区の土地でホテルの建設を始めた。合計190室の部屋に400のベットからなるこの施設は、20のヴィラ、700席あるレストラン、500席のカフェテリア、ロビ 全文をよむ

2017-03-09 ロシア・トルコ共同投資基金、設立へ―今日、首脳会談 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は今日、プーチン・ロシア大統領とのトルコ・ロシア首脳級会談で、経済、技術、文化の各分野で数多くの協定を締結する。ロシアのアレクサンドル・ノヴァク・エネルギー相は、目玉はロシア投資基金とトルコ資産・投資基金の間で共同基金設立の覚書に署名することだと語った。       ロシアのアレクサンドル・ノヴァク・エネルギー相は今日、モスクワでのトルコ・ロシア首脳級会談で協定を数多く準備していると述べ、その目玉はロシア投資基金とトルコ資産・投資基金の間で共同基金設立の覚書に署名することだと語っ 全文をよむ

2017-03-02 アンタリヤ、ロシア人観光客で大賑わい―35倍! (Hurriyet紙)

航空機撃墜事件が原因で2016年のロシア観光市場が大幅な減少となったアンタリヤで、1月と2月の観光客の増加が記録的レベルに到達した。      旅行代理店を通じて昨年1月~2月期に1,398人の観光客が訪れたBDT-ロシアからは、今年の同期間に27,000人の観光客が到来した。2月の増加は3422%増、または約35倍になった。      アンタリヤ市評議会観光業務グループ代表でNBK観光会社総務委員長のレジェプ・ユヴズ氏は、2016年1月と2月、2017年1月と2月においてアンタリヤに旅行代理店 全文をよむ

2017-02-24 アゼルバイジャンの天然ガス、2018トルコへ、2020ヨーロッパへ (Hurriyet紙)

欧州委員会エネルギー担当のシェフチョビチ副委員長は、アゼルバイジャンの天然ガスについて「2018年にトルコ、2020年にはヨーロッパへの天然ガス到達を実現させたい。」と話した。      欧州委員会エネルギー担当のマロス・セフコヴィッチ副委員長は、南方ガスパイプラインで運ばれるアゼルバイジャンの天然ガスの、2018年にはトルコ、2020年にはヨーロッパへの到達を実現したいと述べた。   バクーで実施された南方ガスパイプライン諮問委員会の第三回閣僚級会合の後、閣僚らが記者会見を行った。   アゼル 全文をよむ

2017-02-20 オランダ企業、イスタンブル第三空港建設から撤退 (Cumhuriyet紙)

オランダのある企業が、KOM(北部森林保護団体)の介入の結果、取引信用を得られなかった。      イスタンブルの生態系を壊すと物議を醸している第三空港だが、この建設事業に参入を試みていたオランダの企業が、KOSの厳格な態度と見解によりプロジェクトからの撤退を余儀なくされた。      ■信用機関から承認されず      これはオランダのある建設不動産業者だが、企業名は非公表で、どのプロジェクトの請負を希望していたのかも明らかにされていない。プロジェクト参加に向け、信用と保証を得るために、国際的 全文をよむ

2017-02-09 ギリシャ旅行に注意!国境ヴィザ発行廃止に (Cumhuriyet紙)

エーゲ海に浮かぶギリシアの島々への旅行を簡単にしていた国境ビザの適用が廃止された。      ギリシアメディアに掲載されたニュースによると、EU委員会が次の観光シーズンに向け「国境ビザ」の適用を許可しなかったことがわかった。      ◼ギリシアの主張にもかかわらず      ギリシアのEU担当ヨルゴス・カトロウガロス副外相は、当該の島々の知事らに送った手紙に、同省の主張にもかかわらず決定を覆すことができなかったと綴った。      ◼港でビザを受け取ることができた      ミディルリ(レスボ 全文をよむ

2017-02-04 IMF、トルコの経済成長率予測3.5% (Cumhuriyet紙)

IMFの報告書で、トルコ経済は2016年以降2017年でもポテンシャルの元で成長が見込まれると述べられた。      IMFは、トルコ経済が今年2.9%、来年は3.3%成長すると見込んでいる。IMFは4条協議を完了した。理事会によって行われた書面による発表では、IMF理事会がトルコに関する4条協議を完了したことが述べられた。      協議の報告書では、トルコ経済の成長は2015年の力強いパフォーマンスの後失速したと発表され、「失敗に終わったクーデター未遂は政治不安を増加させ、ロシアの制裁措置は 全文をよむ

2017-02-02 S&P、トルコ4銀行の評価を下方修正 (Milliyet紙)

国際信用格付機関スタンダード&プアーズ(S&P)はトルコの4銀行の評価を「安定」から「マイナス」へと下方修正したことを発表した。      S&Pによる発表では、トルコ勧業銀行、トルコワクフ銀行、ヤプ・クレディ銀行、そしてガランティ銀行の評価を「安定」から「マイナス」へと下方修正したことを知らせた。      発表では更にリース機関ガランティ・フィナンシャルリースの評価も「安定」から「マイナス」へと下方修正されたと述べられた。      S&Pは件の銀行の信用格付は「BB」レベルを保っていると報 全文をよむ

2017-01-31 強制加入国民年金制度の引き落とし、はじまる (Hurriyet紙)

強制加入個人年金制度の引き落としがこれより始まった。今年2月から何千人もの勤労者は、給与に反映する引き落とし後この制度に自動的に組み込まれることになった。何ヶ月間も協議されたこの制度の開始と共に多くの疑問点を生んだ。とりわけ「引き落とし額はいくらか。どのように脱退はできるのか」といった質問が浮上している。個人年金制度強制加入時代に関する詳細は、以下の通りである!      強制加入個人年金制度初の引き落としが、今月2月に行われた。国の支援で勤労者の給与から自動的に差し引かれた個人年金保険で、10 全文をよむ

2017-01-28 イスタンブル市はエルドアンに従うか―海峡開発を批判 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領の反応は「イスタンブル広域市議会はボスフォラス海峡開発推進案を取り下げるか?」という問いを想起させる。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、一昨日、都市計画委員会においてイスタンブルのボスフォラス海峡開発を進めることに強い口調で発言を行った。一部の建築請負業者が海峡を機能不全にし、無慈悲に不正を行っていると強調。エルドアン大統領が特に反対をみせたのは、イスタンブル広域市議会(IBB)の決議である。最終的にボスフォラス海峡開発促進案は厳しい議論の末、公正発展党(AKP 全文をよむ

2017-01-28 Fitch社、トルコの信用指標をさらに下方修正 (Hurriyet紙)

国際信用格付機関であるFitch社は、トルコの信用評価を昨晩深夜に明らかにした。S&P社もトルコの格付け指標を安定からマイナスへと引き下げた。Fitch社の信用指標の公開では、トルコがもはや投資を行えるほどの信用評価がないことが明らかにされた。      トルコにはもう投機されるレベルの信用評価がない      国際信用格付機関であるFitch社は、深夜にトルコが投資可能レベルである「BBB−」の信用評価を「BB+」の投機レベルへと引き下げた。Fitch社の決定に先立って7月20日にトルコのレベ 全文をよむ

2017-01-26 2016年、ホテルはガラガラだった (Cumhuriyet紙)

大不況の1年を終えたトルコのホテルの2016年全体の売上は前年比18%落ち込んだ。部屋単価も65.3ユーロから39.5ユーロに下落、客室稼働率は50%下がった。      ホテル業界は、12月度の客室稼働率が急激に上向き2016年を終えた。ただ、この上昇は月単位のことであり、後退を妨げられなかった。トルコホテル業者協会 (TÜROB)は、トルコ全土で2016年12月期、客室稼働率は1.9%増加したことで49.2%となったと発表した。この上昇は、年始及び国内の休暇客の影響によりアンタルヤで増加した 全文をよむ

2017-01-26 チャナッカレ橋工事受注、日本企業連合、韓国企業に敗れる (Hurriyet紙)

アルスラン交通海事通信大臣は、1915年チャナッカレ橋建設工事の入札に関して発表を行った。アルスラン大臣は「今のところ、最も短い建設期間を提示した1番目のグループ、つまりデイリン(韓国)-リマク-SK産業(韓国)-ヤプメルケズ・コンソーシアムが入札した」と述べた。      交通海事通信省のアフメト・アルスラン大臣は、1915年チャナッカレ橋建設とその周辺の道路工事の入札に関して発表を行った。アルスラン大臣の発表では 「多くの企業が入札オファーを出した。彼らはどのような種のプロジェクトにオファー 全文をよむ

2017-01-21 有名アパレル社長、ショッピングモールに苦言 (Hurriyet紙)

ショッピングモール・インデックスによるとトルコ全国に377軒のショッピングモールがある。ショッピングモールがないのはたった20の都市しかない。男性アパレル会社キーウルの総取締役であるアブドゥッラー・キーウルは「テロを解決した場合、私たちは外国のショッピングモール投資家と協力してこの仕事を解決するでしょう。そうなれば私たちはより素早く事業を拡大できるでしょう。然しながら今日のように2017年にこの事業が拡大することは考えないでください。全ての人が限界があることを理解するでしょう」と言った。     全文をよむ

2017-01-05 煙突のない産業=観光業の崩壊 (Cumhuriyet紙)

アンタルヤは5百万人近い観光客を失った。イスタンブルはこの16年間で最も厳しい落ち込みを経験し、キャンプのためにベレクを訪れる独サッカークラブチームすら一つもなかった。      観光業の歴史のなかでも最悪の年を経験したアンタルヤでは、1年前に比べ観光客の数は43%減少。2015年には1087万5千人だった観光客数は、去年469万3千人減少し618万2千人にとどまった。      ■原動力失う      市の観光業の主要な原動力となっていたロシアをはじめ、ドイツ、英国、オランダ、ベルギー、スウェ 全文をよむ

2017-01-03 公務員給与引き上げ発表、さていくらに? (Hurriyet紙)

2017年の公務員の給与引き上げが発表された。インフレの発表の後、公務員の給与の最終決定額も更改された。この発表によれば、 13/3号級の公務員給与は2,767リラに、7/1号級の教員の給与は3,106リラに更新された。基本給と共に、家族手当も1月に増額される。以下は、公務員の2017年の給与と給与比率である。      公務員の給与係数は、1月中は3パーセントと再びわかった。これによって、13号3級の公務員の給与は、2,767リラに上げられる。7/1号級の教員の給与は、3,106リラに、8/1 全文をよむ

2017-01-03 BMVやメルセデスの高級車タクシーへどうぞ!―マラティヤ (Hurriyet紙)

業務用車の特別消費税免除を受け、マラティヤの多くのタクシー業者は、高級車を購入した。高級車でタクシー業を営むヒクメトさんは、「3万トルコリラを父親が息子にやるということはないが、エルドアン大統領は我々にお与えになった」と言った。      政府が業務用車の買い換えに際し税金上の優遇のため実施した特別消費税免除が10月13日より適用された。適用後、タクシー乗り場には高級車が目立ち始めた。人々の夢を彩る高級メーカー車は「T」のナンバープレートをつけ、タクシー業者はこの消費税免除にご満悦だ。      全文をよむ

2017-01-02 メルスィン水害、被害甚大 (Hurriyet紙)

メルスィン県で先日起こった洪水は、すべての街で生活に悪影響を与えており、農地に最も大きな打撃を与えた。      特に温室農業が行われているアクデニズ郡とタルスス郡では、ほとんどすべての農地が洪水の影響を受けた。メルスィン(地中海)農業会議所ジェンギズ・ギョクチェル会頭は、次のように語った。   「トルコの生鮮野菜と果物のおよそ10%が生産されるこの2地域で、合計6万デカール(訳注:6千平方メートルに該当)に広がる温室農業地帯のほぼすべてが水没した。これらの土地では、トマト、ピーマン、きゅうり、 全文をよむ

2016-12-31 新年金法、どうかわる? (Hurriyet紙)

強制加入の個人年金制度(BES)への自動加入へ向けたカウントダウンが終わった。貯蓄額を増やすため、官民両方の労働者は、雇用者によって個人年金制度への自動的に加入されることになるが、そこへ至るまでのプロセスの具体的な情報が入ってくるようになった。それでは、強制加入のBES時代はいつ始まるのか? BESから脱退する権利はあるのか? 制度に関する詳細のすべては以下の通りだ。      強制加入の個人年金制度(BES)時代の詳細がだんだんと明らかになり、国民は「BESの強制加入はいつ始まるのか、どれだけ 全文をよむ

2016-12-28 2017年メッカ巡礼へ、登録方法と価格発表 (Hurriyet紙)

メッカ巡礼の登録がどうやって行われるかは、たくさんの、宗教的義務を達成したい人にとって気になるところであった。宗務庁によって行われた発表により2017年のメッカ巡礼価格が明らかになった。2017年にメッカに巡礼に行くべく初めて登録する人のための登録手続きはかなりの関心ごとであった。宗務庁からの情報により、メッカ巡礼のために初めて登録をする人に関する詳細がわかった。前年に登録者のために導入した自動登録更新手続きが今年は適用されるのだろうか?では、メッカ巡礼登録はどのように行うのか?2017年のメッ 全文をよむ

2016-12-25 繊維業界で5万人の人手不足 (Milliyet紙)

TİGSAD(全下着衣料工業組合)のオズディンチ副会長は、下着衣料業界で5万人の人手が不足しているとして、「職人は3千リラの稼ぎだが、デザイナーは1万リラを得ている」と語った。      約100億ドル規模の市場を持ち、昨年は12億ドルの輸出を行った下着衣料業界では、質の高い労働力の不足という問題が起こっている。毎年、成長し続け、30万人の雇用を創出している下着衣料業界は、5万人の人手を求めている。      サバフ紙の報道によると、TİGSAD(全下着衣料工業組合)のバフリ・オズディンチ副会長 全文をよむ

2016-12-22 アジアとヨーロッパを結ぶユーラシア・トンネル、通行開始 (Hurriyet紙)

ユーラシア・トンネルが今朝より通行可能となった。交通渋滞を大幅に緩和すると期待されるこのトンネルは、現在、毎日午前7時から午後9時まで通行可能になる予定だ。では、ユーラシア・トンネルのルートはどこから始まっているのか?出入り口はどこになるのか?トンネル料金はいくらか?ユーラシア・トンネルについて様々なことが注目されている!      ユーラシア・トンネルの通行が今朝より可能となった。12月21日に利用開始が期待されていたが、信号の工事が完了しなかったため、トンネルはその日には通行出来なかったが、 全文をよむ

2016-12-19 1150万人、信用情報の記載から削除 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会に金曜日に提出された一連の法案の中に含まれる信用情報の記載の削除は、1156万1202人と233万1460の会社の記録を削除する可能性をもたらす。人と会社に対して、使用させたローン故に、銀行と金融機関には法的な罰則は課されない。関税貿易省の数字によると、信用情報の削除が施行されと、2016年12月12日現在不渡りとなっている小切手を持つ56万6116人と10月31日現在クレジットカードの未払いがある223万3188人に信用情報の削除が適用される。同様に2016年10月31日現在、 全文をよむ

2016-12-17 独ダイムラー社やボッシュ社、トルコでの工場投資拡大 (Milliyet紙)

ダイムラー社のエッカート・フォン・クレーデン(Eckhardt von Klaeden)副社長は、メルセデスベンツのトルコにおける投資が10億ユーロに達し、アクサライのトラック工場にさらに2億ユーロの投資をすると発表した。      また、ボッシュ社のトルコ・中東法人のスティーブン・ヤング社長は、同社の最先端設備はトルコにあると述べ、投資拡大を目標としていると語った。      EU省が「トルコ-EU民間団体ミーティング」と題してベルリンで開催した会議には、ドイツとトルコの経済界とNGOが集結し 全文をよむ

2016-12-16 サイバー攻撃で、トルコ銀行被害 (Hurriyet紙)

アクバンクは、先日「サイバー攻撃」を受けたことで、イスタンブル証券取引所に対し説明を行った。12月15日夕刻、証券取引所に対し行った説明は、サイバー攻撃を受けたことであることが判明した。アクバンクの発表によると、(サイバー攻撃の)被害は保険の補償範囲にあたり、「当行の財務面に重大な影響を及ぼすことはない」とのことである。      サイバー攻撃は、毎年何十億ドルもの損害をもたらしている。全世界で「優先課題」として扱われる事項は、直近トルコの銀行に対して行われた。攻撃の被害を被ったアクバンクは、本 全文をよむ

2016-12-12 夏時間へのこだわりは輸出に影響 (Cumhuriyet紙)

夏時間が恒常的になることは、経済や金融、輸出、教育、スポーツ、日常生活において、深刻な問題と危険を生み出した。輸出業者の、外国の顧客との取引時間は、アメリカと中米諸国とは1時間遅くし、イギリスとは2時間、ヨーロッパ諸国とは3時間ほど減った。多くの輸出業者が、企業が取引できるために、毎晩8時から9時まで営業し始めている。輸出業者によると、これもまた増分費用ということになる。ヨーロッパで3番目の既製服の供給国であるトルコは、すぐに取引先へ回答をしなければいけない状態であるにもかかわらず、現在、時差の 全文をよむ

2016-12-10 新身分証の値段は、15リラ―1月1日交付始まる(ハタイ) (Hurriyet紙)

ハタイ県は新しい身分証の申し込みを1月1日に開始すると明らかにした。県の説明によれば、新しい身分証の作成には手数料15リラが必要だ。      人口・国籍業務総局のインターネットサイト、もしくはハロー199ダイアルから、申し込みができる。      新しい身分証の申し込みには、証明写真とカード発行手数料15リラが必要で、次のように説明される。   「身分証の申し込みは全国と同様、わが県でも2017年1月1日から、国内住居所は人口・国籍業務総局のインターネットサイトもしくはコールセンター(ハロー1 全文をよむ

2016-12-09 ユルドゥルム首相、経済対策を発表―経済活性化・国家事業は緊縮 (Hurriyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム首相は、実体経済部門に対する経済対策と支援策を発表した。最も注目された資金不足における事業については、国庫支出金によって2兆5000億リラの融資がなされ、ユルドゥルム首相は「主に中小企業が利益を受ける。中小企業をさらに優遇している」と述べた。      ビナリ・ユルドゥルム首相は、先の金曜に行われ、市場が待ち望んだ経済協力機構の会議の末、採択された対策と支援策を発表した。経済対策と支援策は小規模な事業者に対して最もよく適用される一方、輸出業者と大規模産業事業者も看過されていな 全文をよむ

2016-12-06 ボスフォラス海峡ユーラシアトンネルの通り方―開通まで2週間 (Hurriyet紙)

ユーラシアトンネルは、地下鉄マルマライ線に次いで、ヨーロッパとアジアをボスフォラス海底で接続する2番目のプロジェクトであり、12月20日に開通する予定だ。1日に13万台の車両が、今は100分かかるカズルチェシュメ―ギョズテペ間の道のりを15分で行くことになる。      2階層のユーラシアトンネルは12月20日に開業する。ユーラシアトンネルは、地下鉄マルマライ線に次いで、アジアとヨーロッパをボスフォラス海底で繋ぐ2番目のプロジェクトであり、2011年に起工された。スター紙の報道によると、同トンネ 全文をよむ

2016-12-04 ドル相場、注目の一週間 (Hurriyet紙)

外国為替レートで高騰傾向が続いている。ドル/トルコリラ(TL)レートで、1ドル3.60TLレベル以上では3.70~3.75TLが次の抵抗線、後退時では3.45TLが最初の支持線だ。ユーロ市場においては、3.90~4.00TLが抵抗線で、3.83TLを超えない高騰は利益の売却も同時にもたらしうる。      市場では為替レートに基づく変動が続いている。国外でドルの評価が減速しているにもかかわらず、国内市場ではドル/TLレートの高騰が加速している。基本要素であるドルと金利において上昇が見られるのとと 全文をよむ

2016-12-02 ドル、ユーロ、さらに対リラ高値に (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領の「金(ゴールド)に投資しなさい」という発言の後、ドルの対リラ相場は1ドル=3.59リラを超えて、過去最高値の1ドル=3.5935リラを記録した。ユーロは1ユーロ=3.80リラとなった。      世界的な経済発展の一方で、トルコではまたも国民投票が取り沙汰されたことで緊張が高まり、昨日対リラ値で過去最高値を記録したユーロが、週の最終日に過去最高値を更新し、ドルも過去最高値に近い始値を記録した。      非常事態宣言(OHAL)と法の不明瞭性に加えて、ビナリ・ユルドゥルム首相が 全文をよむ

2016-11-30 トルコ航空、エアバス8機を貸与へ (Hurriyet紙)

トルコ航空(THY)は安全上の懸念と旅行者数の後退による旅行客占有率が低下して後、積極的なキャパシティ管理プロセスを採用している。そのトルコ航空が保有機体のうち8機のエアバスA330-200のリース権をキャボット・アヴィエーション社に与えた。      キャボット・アヴィエーションを所有するエア・パートナーによる声明ではトルコ航空が保有する8機の旅客機のドライ・リースまたはウェット・リースによるリース権がキャボット・アヴィエーションに与えられたと述べられている。      ■5年前に生産     全文をよむ

2016-11-29 インターネット「伝説の金曜日!」商戦、記録的売り上げ (Cumhuriyet紙)

「伝説の金曜日」と銘打ってブランドが顧客へ一年で最大の値引きを行う巨大なキャンペーン日を取り仕切ったオンライン商業プラットフォー ム、hepsiburada(社名・すべてはここに)は記録を更新した。24時間で50万の商品を売り上げたhepsiburadaの客が最も多く購入したものは赤ちゃん用のおむつであった。      オンライン商業プラットフォームhepsiburadaでは、「伝説の金曜日」と銘打っておこなった、世界中の多くのブランドが顧客に対しておこなう一年で最大の値引きとなる巨大キャンペー 全文をよむ

2016-11-21 地券に新時代:オンラインで遺産を素早く取得 (Hurriyet紙)

財務省が担当する部分もあるが、人々は地券・地籍簿総局に行けば手続きを行うことができる。その後、財務省に報告がなされる。      ■不動産も電子差し押さえが導入される。      地券分野において施行される二つ目の施策は、電子差し押さえの導入と拡大である。動産分野で適用されていることを不動産にも導入して拡大するために取り組まれる。      ■電子差し押さえは、2017年に      法律の改正要求が受け入られた状態で、ソフトウェアの完成のために施行は2017年の7月1日を計画している。このよう 全文をよむ

2016-11-20 ユーラシアトンネル開通へ、あと30日 (Hurriyet紙)

アナトリア側とヨーロッパ側を海底道路で繋ぐユーラシア・トンネルが12月20日に開通する。トンネルが開通すれば、およそ100分かかるカズルチェシュメからギョズテペまでの移動時間が15分に短縮される。      ユーラシア・トンネルは、イスタンブルの両岸を海底で繋ぐ2番目のプロジェクトで、12月20日の開通式典にはレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とビナーリ・ユルドゥルム首相も出席の予定である。トンネルが開通すれば、およそ100分かかっていたカズルチェシュメからギョズテペまでの移動時間が15分に短 全文をよむ

2016-10-24 大手ファッションメーカーの服をトルコで作るシリア移民―BBC報道 (Hurriyet紙)

英国の大手メディアBBCは、300万人のシリア難民が暮らすトルコで、大手ファストファッション・ブランドの生産を行う工場に児童労働が横行していることを報じた。その報道によると、児童に労働させている作業場ではマークス&スペンサー、ザラ、マンゴなどの製品を受注しているという。これまでも、英国のインディペンデント紙がスウェーデンのH&M、英国のNextが、児童労働を行っていたことを明らかにしている。      世界的なファストファッション・ブランドであるマークス&スペンサー、ザラ、マンゴが、トルコにおい 全文をよむ

2016-10-20 ドル、対リラ高騰の行方 (Hurriyet紙)

中央銀行は、3月以降、通貨委員会会議がある度に金利コリドーの上幅における引き下げを行った。しかし1ドル=3.1140リラと記録を更新し、アメリカの中央銀行連邦準備制度理事会が金利を引き上げるという期待が今月は引き下げがなされない可能性を高めている。      連続7回金利コリドーの上幅における引き下げを実施した中央銀行が何を行うのかが関心の的となっている。市場はしばらく混乱している。中央銀行が25ベーシスポイント(0.25%)の引き下げを行うことになることは当然として見られていた。火曜日に1ドル 全文をよむ

2016-10-18 続く悪天候に、魚の価格値上がり (Milliyet紙)

マルマラ海と北エーゲ海で続く悪天候の影響で、漁師たちが海へ出られないため、店頭での魚の量が減っている一方で、価格もまた一夜にして高騰した。卸売市場で昨日まで5リラで売られていたパラムト(カツオの一種)の価格が15リラに、ハムシ(小イワシ)1かごが70リラから110リラに、サーディン(ヨーロッパ産ニシン科の一種)1かごも40リラから50リラとなった。      9月に「ビラ ビスミッラー」という掛け声のもと、出港した引き網、トロール船は天候の影響で漁を一時中断した。そのため、店頭の魚の量が減り、価 全文をよむ

2016-10-15 ヘーゼルナッツ生産者、困難に直面 (Cumhuriyet紙)

世界一のヘーゼルナッツ生産地トルコで農業労働の採算が取れず、消費者は安くヘーゼルナッツを手に入れられず、家族の高齢者に任されたヘーゼルナッツ生産で、収穫量が落ちている。      一方では気候の変化が原因で特にここ数年見られる生産量の変動によって、他方では正しい判断を待たず決められ、生産者の利益を気にかけることなく整備された農業政策によって、ヘーゼルナッツ生産における苦しみが始まった。しかし木から集めることで始まり、輸出に入った全過程の中で正しい工程が踏まれなければ苦しむのは単に、農業従事者登録 全文をよむ

2016-10-14 イスタンブルでの各種国際会議、変更相次ぐ (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市議会はイスタンブルが国際会議都市ランキングで8位から50位にまで落ちる恐れがあるとして行動に出た。イスタンブル広域市とイスタンブル商工会議所の間で署名された行動計画に基づき、イスタンブルの宣伝のために協力することが決定した。      1年間有効な行動計画ではイスタンブル広域市は、イスタンブル商工会議所が作る計画に350万トルコリラの金銭的支援をする。共和人民党の国会議員たちは 「イスタンブル商工会議所には金がある。なぜ市民がイスタンブル広域市に委ねた金をやらないといけないのだ 全文をよむ

2016-10-14 短期雇用労働法、はじまる (Hurriyet紙)

世間で「短期労働者法」と名付けられた法改正が施行された。このように、150万人にのぼる中小企業の正社員を働かせる代わりに、忙しい時期に750万人まで短期労働者として働かせることができる。      トルコ職業安定機構((İŞKUR)の特別雇用所の規定を公布すると同時に、労働において労働者を短期間雇用する時代が始まった。労働生活では根本的な改革となる新しい法整備により、もはや職場全体で働く人の25%まで短期労働者に変わりうるとのことだ。   正社員の数が10人、またはもっと少ない職場では5人まで短 全文をよむ

2016-10-10 ロシアへ輸入再開許可の野菜・果物は? (Cumhuriyet紙)

ロシア連邦動植物検疫監督局(Rosselhoznadzor)長アレクセイ・アレクセイェンコ氏はトルコ産の柑橘類の果物、桃、プラムの輸入に対し、以前定めた制限を解除することを発表した。      ロシア連邦動植物検疫監督局(Rosselhoznadzor)長のアレクセイ氏は、どの農作物に許可が与えられるのか、という質問に、「柑橘類の果物、および中心部分が固い果物、つまりトルコの伝統的な果物、桃やプラム、その他である。」と答えた。      ■プーチン大統領「ロシアはこれらの作物を生産していない」  全文をよむ

2016-10-09 5401の地券、国に (Hurriyet紙)

環境都市計画省の地券・地籍簿総局は、7月15日のクーデーター未遂後、ギュレン派とされて法的な手続きが始まった人々と、 ギュレン派の関連施設と考えられる塾、寮、学校のような教団に属する不動産、財団、団体あるいは企業の地券に対して始まった措置の最初の段階で、 5401の地券が国有化された。5401のうち3314の地券は国庫庁へ、2087の地券はワクフ総局所管となった。      ■トゥンジェリにはあり、3県にはない      国庫庁の所有となった3314の地券の内訳を県別に見ると、ヴァン県が1位であ 全文をよむ

2016-10-08 アジアとヨーロッパを結ぶ自動車道=ユーラシア・トンネル通行料は4ドル+ (Hurriyet紙)

アフメト・アルスラン運輸大臣は、ユーラシア・トンネルの通行料は4ドル+付加価値税(KDV)となると発表した。      アフメト・アルスラン運輸海事通信大臣は、試験走行の後メディア関係者の質問に答えた。アフメト・アルスラン大臣は、ユーラシア・トンネルの通行料は4ドル+付加価値税となると明らかにした。「2方向の料金となる。通行料は年に1回見直しが行われる」と述べた。アフメト・アルスラン運輸大臣は、ユーラシア・トンネルの通行に関して、「高速通過システム(HGS)も自動通過システム(OGS)も同じ料金 全文をよむ

2016-10-07 観光業打撃深刻ーグランドバザール600店舗店じまい (Hurriyet紙)

世界中で最も古いショッピングセンターの一つとして知られる、イスタンブルのカパルチャルシュ(グランドバザール)の各店舗が、観光業での打撃を受けて徐々にシャッターを下ろしている。賑わいを見せていた時期には一日当たり50万人もの人々が訪れていたカパルチャルシュだが、今日では、商店はもはや店を開くことすらできないこともある。総店舗数3,600のうち600近くの店舗が閉店し、さらに今月末にはこの数字が1,000、年末には1,500となると見込まれている。      観光業におけるダメージが、トルコのショッ 全文をよむ

2016-10-05 ゴマ収穫最盛期ー日本へ、寿司屋へ (Milliyet紙)

ムーラ県ウラ郡のギョクオヴァ地区では、トルコで最も質の良いゴマが伝統的な方法で生産されている。地域の気候のおかげで油の含有率が高く、風味がとても良い金ゴマは日本人に需要がある。      ギョクオヴァの伝統的な方法で作られるゴマのここ数年の最大の輸出先は日本である。日本人は伝統料理である寿司を作るのに使うゴマの質と味に重きを置いている。このため、収穫の時期にトルコではギョクオヴァのみで用いられる伝統的な方法で作られるゴマを買いに来るのである。      トルコの伝統的な方法でゴマがつくられるギョ 全文をよむ

2016-10-03 無耕作地に国が賃借料支払い (Cumhuriyet紙)

ファルク・チェリキ農業畜産相は、農地に関する新たな法の施行のために法整備を行っていると述べて、「一定の広さのあなた名義の土地があるとしよう。しかし、耕していない。遺産相続争いが原因である。あるいは、ほかの理由で土地を無耕作の状態にしている。あなたがこの土地を耕さないならば、私たちはあなたの代わりに耕し、賃借料を口座に振り込みます」と話した。      トルコ大国民議会開会レセプションで記者の質問に答えたファルク・チェリキ農相は、農地の有効活用のための活動を行っていることを述べた。   農地がさら 全文をよむ

2016-10-01 高級ブティック、閉店相次ぐーニシャンタシュやバグダット通り (Hurriyet紙)

トルコのショッピングの砦であるニシャンタシュやバグダット通りは落城してしまったのか?今シーズンのショーウィンドウの流行は、大きめの文字で書かれた「貸し店舗」の文字...。これが流行の中心地であった通りの現状である...。      1980年代末から90年代初頭、「トレンディ」に見られたいと願う都会のエリートトルコ人は大変だった。世界的な流行をとらえた店舗はトルコにはなかったからである。こうした状況の中で、奇妙な場所から流行を追いかけた。たとえば、どこか違法なことをしている気分にさせたアメリカン 全文をよむ

2016-09-29 シムシェキ財務相「ムーディーズ決定を深刻に受け止める」 (Hurriyet紙)

メフメト・シムシェキ副首相(兼財務相)は、先週金曜夜のムーディーズによる格下げを受け、声明を出した。副首相は、「我々は格下げを深刻に受け止めている」と述べ、格上げに向け再び努力すると強調した。      アナトリア通信編集デスクに招かれたシムシェキ副首相は、信用格付企業・ムーディーズによる格下げ決定を重視していると述べた。副首相は、「我々は格下げを深刻に受け止めている」と話し、中長期的に格上げに向け努力すると強調した。   シムシェキ副首相は、トルコよりも前にブラジルやロシアも格下げされたことを 全文をよむ

2016-09-28 ムーディーズのトルコ評価格下げで、市場混乱 (Cumhuriyet紙)

ムーディーズのトルコの評価格下げの後、週の始まりとともに市場は混乱した。株式市場における損失は一日に4%に達した。銀行の対外借入コストが25ベースポイント上昇する一方で、利息は2桁に達した。午前中に3トルコリラ(TL)を上回ったドルは、その日に終わりには、2.970TLになった。      トルコが、格付けを一段階引き下げられたことの本当の影響は、昨日(27日)市場が開かれると明らかとなった。週の最初にレートと金利が急激に上昇し、株式市場は落ち込んだ。      信用格付企業、ムーディーズが金曜 全文をよむ

2016-09-27 地下鉄カドゥキョイ線延伸 (Hurriyet紙)

カドゥキョイ―カルタル線の延長として、試運転が完了した、メトロの新たな路線は、カドゥキョイ―カイナルジャ間の移動時間を35分へと短縮させ、1週間以内に運行が開始される見込みだ。       ハベルチュルク紙のナギハン・アラン氏の記事によると、イスタンブル広域市によって工事が行われ、試運転が完了した、カドゥキョイ―カルタル線の延長であるカルタル―カイナルジャ線は、運行開始をこの先僅かとしている。       9月25日に運行開始と伝えられていたが、セレモニー参加者のスケジュール過密のため、開始が遅 全文をよむ

2016-09-03 トルコ、中国と原子力発電所合意 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領は、中国の習近平国家主席と一堂に会した。中国・トルコ間でさまざまな分野での3つの協定が調印された。ベラト・アルバイラク・エネルギー大臣は、中国との原子力協定調印後、場所の選定が完了に近づいていると明らかにした。   レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、昨日(3日)朝G-20サミットが開催される杭州で中華人民共和国の習近平国家主席と会談した。会談には、エルドアン大統領に同行してメフメト・シムシェキ副首相とメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣、ニハト・ゼイベクチ経済大臣、ベラト・ 全文をよむ

2016-08-20 FITCH社、トルコの信用格付け発表 (Hurriyet紙)

国際的な信用格付け会社であるフィッチ・レーティングスはトルコの格付けを据え置き、投資可能な水準でとどまった。格付け見通しは安定的からネガティブへ引き下げた。    信用格付け会社のフィッチ社は、大きな関心が寄せられていた信用格付けに関して発表を行った。    ■見通しは変更    フィッチ社は信用格付けについては据え置いたが、信用格付けの見通しについては安定的からネガティブへと引き下げた。    同社から発表された内容では、「外部の脆弱性が大きいが、負債の資金調達は柔軟である」との見解が述べられ 全文をよむ

2016-08-19 第3橋開通まであと10日、通行料決定 (Hurriyet紙)

8月26日開通予定のヤヴズ・スルタン・セリム橋の通行料は、年末まで自動車は9.90リラ、トラックは21.29リラとなる。      橋の料金に関する情報を提供したアフメト・アルスラン交通海事通信大臣は、「プロジェクトは国際的なものであり、入札の際もドルベースでかけられた。ここで1月1日付のドル相場に基づき、トルコリラに両替される。国民がここをドル建てで支払って通行することはない、単に会計がドルで行われるだけである。橋の料金は年末まで有効だ」と述べた。アルスラン大臣はヤヴズ・スルタン・セリム橋の開 全文をよむ

2016-08-18 ギュッルオール菓子店からも、ギュレン派逮捕 (Hurriyet紙)

イスタンブル財務警察が今朝、一連の住所へ一斉捜査を行った。その大部分が事業家たちのものである住所で逮捕された者のうち二人はネジャト・ ギュッル、ファルク・ギュッル兄弟である。二人ともそれぞれ別のバクラバブランドを所有するこの兄弟の会社における捜査が終結した。ネジャト・ギュッルが経営する”ギュッルオール菓子店”の名で書かれた声明が出された。      この声明ではネジャット・ギュッルが短期間のうちに職務に戻ると予想されており、以下のように述べられている。「ギュッルオール菓子店取締役会会長M・ネジャ 全文をよむ

2016-08-17 イスタンブルの島々へ「観光税」導入 (Milliyet紙)

15263人が居住し、夏の間は30万人が訪れるイスタンブルのプレンス諸島で、自治体の収入を増やすために法案作成の準備が行われた。この法案によれば、島を訪れる観光客に対し、自治体議会が明示した額の「観光税」を取る予定だ。      イスタンブル選出の共和人民党(CHP)議員のマフムト・タナル氏により国会に提出されたこの法案は、「プレンス諸島」として知られるビュユクアダ、ヘイベリ、ブルガズ、クナル、セデフ島に加え、チャナッカレ周辺、エーゲ海のギョクチェ島とボズジャ島においても適用される。      全文をよむ

2016-08-11 これがイスタンブル・カバタシュのプロジェクト (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市により、イスタンブルで、海路、線路およびバス路線の交通網を統合する目的で行われる「カモメプロジェクト」「カバタシュ乗り換えセンタープロジェクト」がスタートした。工事のため、カバタシュでは2年間、航路が閉鎖される。緑地を含む合計100,000平方メートルの計画場所で「かもめ」型の船着き場が占める面積は、わずか300平方メートルに限られる。船着き場の高さが景観を崩さず、かつ9.5メートルを超えないように、ドルマバフチェ・モスクから340メートル、フンドゥクル・モラ・チェレビ・モスク 全文をよむ

2016-08-07 ショッピングモールに、新時代 (Hurriyet紙)

関税通商省は長い間待たれていた「小売り商業で適用される原則と規則についての規定」を公布した。      この規定は2015年に施行された小売り商業法の2度目の調整であり、これによってショッピングモールやマーケット・チェーン、ショップへ消費者に密接に関連する多くの新規則が適応された。   この調整の中には「ショッピングモールの営業時間は3年に1度決定されること、ショッピング・フェスティバルに60日の制限を設けること、スーパーで地域の商品の棚(設置)を義務づけそのための一年の移行期間が認められること 全文をよむ

2016-08-05 実業家らが、ギュレンと話したこと (Hurriyet紙)

コンヤで進められるギュレン派のテロ組織/並行国家捜査の中で証言した実業家たちは、フェトフッラー・テロ組織のメンバーたちによって「奇跡を起こす者と見られ、崇拝されていた」フェトフッラー・ギュレンが、トルコの工場と大学に関する指令を出したと伝えた。      実業家のL・Dは、2009年のクルバン・バイラムでフェトフッラー・テロ組織がアメリカのギュレン師の元への訪問を準備し、彼自身も訪問に参加したと話した。ペンシルバニアで「フェトフッラー・ギュレンが滞在している施設」とされる大きな敷地の中で、家々が 全文をよむ

2016-08-02 ギュレン教団増長の道を開いたのは「民営化」―ペトキム石油会社の場合 (Cumhuriyet紙)

元石油産業組合の組合長であったオズタシュクン氏によればフェトフッラー系テロ組織(FETÖ)に対する一斉捜査が続いているペトキム社において私有化後、教団の影響が増した。      ペトキム社社長のサデッティン・コルクト氏が先週拘束されて行われた取り調べと調査の結果、フェトフッラー系テロ組織(FETÖ)がペトキムでも影響を持っていたことが確認された。   イズミル警察局の警官が1日の朝行った捜査で、逮捕決定が出されている31人のうち16人が拘束された。      ■従業員はフェトフッラー系で溢れてい 全文をよむ

2016-07-28 スカーフのアケル社も、管財人指名 (Hurriyet紙)

アナトリア共和国検事局の請求を受け第5初等刑事裁判所の決定に沿い、カイナク・ホールディングとの取引が確認された13の企業に管財人が任命された。管財人が指名された企業の中には、アケル繊維社もある。      ■新しく確認された企業      フェトフッラー系テロ組織と影の国家機構(FETÖ/PDY)に資金を提供したとしてアナトリア共和国検察局によってカイナク・ホールディングに対し行われている捜査の一環で、かつて81の企業に任命された管財人は、7月15日のクーデター前後に行った調査の結果、あらたに1 全文をよむ

2016-07-26 大学その他、クーデター疑惑で閉鎖組織の経済価値は? (Hurriyet紙)

7月15日のクーデター発生後、多数の大学、学校、病院、組合、協会が閉鎖された。これらの建物に属する資産は大部分、国庫管轄となる。当資産の価値は推測で1000億ドルである。      非常事態宣言下で採られた措置に関連して、政令で35の保健関連の機関・組織、934の学校、109の学生寮、104の財団、1125の協会、15の大学、19の組合が閉鎖された。      これらの建物に属する建物や土地は国庫に登録された。関係機関は、必要に応じて関係省によって使用される可能性がある。入手した情報によれば、当 全文をよむ

2016-07-08 あんず大不作、被害甚大 (Yeni Safak紙)

春時期の霜や雹が原因で大きな経済的被害を被ったマラトゥヤ県のあんず生産者らが、バイラム期間中の土砂降りの雨でさらに追い打ちをかけられた。被害状況は非常に甚大だ。    イェシルユルトゥ農業組合のドアン・ソルマズ組合長は、最近の大雨や強風の影響によりあんずに品質的な損害が起きたと伝えた。    ソルマズ組合長は会見で、強風とそれに伴う大雨が栽培中のあんずに悪影響を及ぼしたと話した。    一部の郡では大雨の影響で生産者が経済的打撃を受けていると話したソルマズ組合長は、「今回の大雨は、アクチャダーや 全文をよむ

2016-07-08 バイラム、トルコ全土で観光地はどこも大賑わい―40%値上げも (Hurriyet紙)

トルコは今年もラマザン・バイラムに合わせて休暇に入った。緑の広がるヤイラ(牧草地)から海岸地域に至るまで、ホテルの多くはほとんど満室となった。早い時期に予約した人々は難を逃れたものの、直前まで予約なしだった人々は、人気エリアで「驚くべき価格」に遭遇することになった。いくつかの地域では、40%近くの値上げを飲み込むしかない人々も現れ、宿泊先を見つけられなかった人々は浜辺で夜を明かした。      今年に入りロシアとの間に発生した危機、シリアにおける戦争、またトルコでの爆発テロ事件で最も被害を被った 全文をよむ

2016-07-04 渡航解禁3日でロシア人、トルコへ回帰 (Hurriyet紙)

ロシアでトルコ語出版されているガゼテム紙のインターネットサイトに掲載された記事によると、トルコはロシアの観光市場において最も人気のある旅行地ランキングで首位の座にたった3日間で返り咲いた。航空チケット検索サイトのデータによると、モスクワ・アンタルヤ間のフライトの予約が30%増加した。旅行会社を待ち受ける最も大きな問題はというと、予約済みの目的地のトルコへの変更希望だろう。トルコツアーの販売解禁の 発表の翌日にトルコツアーの販売が開始された。ロシアの検索サイトであるヤンデクスの旅行検索サービスが、 全文をよむ

2016-06-30 オスマンガーズィ橋、開通 (Hurriyet紙)

今年4月に完工し、2つの大陸の2つの湾を結ぶオスマンガーズィー橋が、昨日(7月1日)公式に開通した。エルドアン大統領は、ラマダン 期間中、橋の通行料を無料にすると述べた。一方、アフメット・アルスラン交通海事通信相は、橋の通行料は88リラ75クルシュとなると発表した。      イスタンブル-イズミル間の道路交通を3時間半に短縮するゲブゼ-オルハンガーズィ-イズミル・ハイウェイプロジェクトの最重要地点であるオスマンガー ズィー橋が、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領、ビナリ・ユルドゥルム首相、ア 全文をよむ

2016-06-25 外国人不動産取得、5か月で8000件 (Hurriyet紙)

外国人への不動産売却が年初めの5ヶ月で去年の同時期に比べ3.2%の減少で7835件となり、売却のおよそ半分がイラク人、クウェート人、サウジアラビア人、アフガニスタン人に行われた。      AA(アナトリア通信社)記者がトルコ統計機構(TÜİK)のデータからまとめた情報によれば、外国人への不動産売却が続く一方で、5月中(の売却数)は去年の同月に比較して18.7%の減少で1612件だった。去年の5月は外国人に1982件の物件が売却されていた。   今年の1月~5月に外国人への不動産売却は3.2%落 全文をよむ

2016-06-24 トヨタ、トルコで2000人雇用を発表 (Milliyet紙)

トルコトヨタの加藤CEOは、年末に開始するトヨタC-HRモデルの生産に向け、2,000人の雇用を行うと述べた。      トヨタ・トルコ自動車のCEO兼GMの加藤浩士氏は、サカリヤ県アリフィェ郡の工場で行われたイフタール(断食明けの食事)で記者団と会談した。同氏は、夕食後行った発表で、新型SUVモデル・トヨタC-HRを年末に生産開始するため、2,000人の雇用を行うと述べた。「ご存知の通り、現在カローラ、ヴァーソの生産を行っており、今年末に新たに第3のモデルであるトヨタC-HRの生産も行われる。 全文をよむ

2016-06-22 猛暑、電気代も高騰 (Milliyet紙)

猛暑でエアコンがフル稼働となり、電力消費量も、自由市場での電気代も高騰した。      特にエアコンが使われ始める正午前後の時間帯に、電力消費量は3万5千-3万6千MWから4万MWに上った。また一日の使用量は、一週間で7億3100万KWだったのが8億1400万KWに上昇した。一人当たりの電気代は(一日の平均)11.5クルシュ(約4.2円)からまず15クルシュ(5.5円)に、その後17.7クルシュ(6.5円)にまで上がった。      ハベルトゥルクの情報によると、部門代表者らは7月と8月もエアコ 全文をよむ

2016-06-12 ボドルムのビーチに閑古鳥 (Hurriyet紙)

ボドルム郡オルタケントーヤフシ地区にある世界的に有名なジェメルビーチは、毎年6月には数千人もの国内外からのツーリストをもてなしていたが、今年は空のデッキチェアーが並ぶだけ。約4キロメートルの長さのビーチで、昨年6月に撮られた写真と、今年撮られた写真との違いは、観光業界の危機をはっきりと示してくれている。オルタケントーヤフスィ地区のバンクエヴレル・リゾートのサマーハウスで30年にもわたって休暇を過ごしてきた、既婚で3人の子供を持つ母で、退職した銀行員の56歳のインジ・トゥナイさんは、以下のように語 全文をよむ

2016-06-04 ラマザン明け休暇延長を申請 (Yeni Safak紙)

ラマザンバイラム休暇は、バイラム前日である7月4日月曜日の午後から始まり、7月7日の木曜日に終わる。金曜日が閣議決定で休日とされたなら、週末2回を合わせ休暇は9日間になる。旅行業界は9日間の休暇が、業界にとっての希望となる可能性があると考え、動き始めた。      トルコホテル業者連合(TÜROFED)、地中海観光ホテル経営者協会(AKTOB)、アンタルヤ商工会議所(ATSO)、ホテル運営者組合といった団体は、この件に関して文化観光省に要請した。この件で閣議が決定をぎりぎりまで先延ばしにしないよ 全文をよむ

2016-06-01 輸出、様子見模様 (Hurriyet紙)

今年の最初の3か月でヨーロッパが活性化したことに伴い、輸出において発生した増加は4月からブレーキがかかっている。      4月の低下の後、5月の輸出はたった0.1%の増加で107億9400万ドルにとどまった。トルコ輸出協議会(TİM)のデータによると、今年の初めの5 か月で輸出は6.5%の低下で574億7500万ドルとなった。メフメト・ブユックエキシTİM会長は「2016年の2月と3月の増加の後、4月に低下したトルコの輸出は、5月に再び上昇し増加した」と述べた。過去12か月間の輸出は7.9%の 全文をよむ

2016-05-27 玉ねぎ安値、農家を直撃 (Milliyet紙)

玉ねぎの価格が冬の2リラ(約75円)から直近で20クルシュ(約7.5円)まで下落し、農家を直撃している。      地域の旱魃の影響で、田畑で代替作物として玉ねぎを育てるヴィランシェヒルの生産者は、冬に2リラで販売されていた玉ねぎの価格が20クルシュまで下落し、大きに困っている。玉ねぎの販売価格が原価を割っていると主張する生産者は、この価格では負債の弁済さえ出来ないと言う。価格の下落にも関わらず、損失を被ってでも販売を希望する生産者が買い手探しに難航している、と農業従事者は説明し、労務費、種、農 全文をよむ

2016-05-18 アンタリヤ、観光客半減 (Milliyet紙)

観光データバンクの情報によると、2016年の観光客数は22%減少し、アンタリヤの減少傾向としては2月は33%、3月は20%、4月は 41%となった。5月前半にはこのパーセンテージは47%となった。      ロシアとヨーロッパ市場からの観光客が街の収入源であるアンタリヤでは、1月から4月の間で観光客数は減少しており、5月もその減少は続いている。      観光データバンクの情報によると、2016年度の観光客数は22%減少し、アンタリヤの減少傾向としては2月は33%、3月は20%、4月は41%とな 全文をよむ

2016-05-03 巨大太陽光発電所、明日発電開始 (Milliyet紙)

トルコ最大の太陽光発電所が、明日コンヤで稼動し始める。      発電所はテクノレイソーラー社の所有で、同社のメフメト・オゼンバシュ副社長はアナトリア通信に対し、このプロジェクトにおよそ2千万ドルの費用がかかったことを明らかにし、次のように語った。      「発電所はコンヤ県カラタイ群にあるクゾレン地区に建てられ、出力は18.5MW(メガワット)です。クゾレン太陽光発電所は430ドニュムの敷地を誇り、トルコ最大の設備容量を持ちます。      発電所の建設においては、200人の雇用機会を提供し 全文をよむ

2016-04-29 キューバのメーデー見物へ、トルコ人観光客6000人超 (Cumhuriyet紙)

トルコから6000人を越える人が5月1日メーデーの熱気を壮観なイベントで祝いに行く。禁輸措置廃止前に何千人もの人々が社会主義の最後の砦であるキューバの近況に関心を持っている。カストロの国では5月1日の熱気を感じたいトルコ人たちは、一週間程度のツアーで2000ドルから4000ドルを支払うことになる。      70以上の国から何万人もの人々がキューバで5月1日のメーデーを祝うためにキューバに殺到している。トルコからは毎年2万人を超える人がキューバを訪れ る。社会主義の最後の砦を見るために訪れる人々 全文をよむ

2016-04-27 トルコ各地で停電、その理由は? (Hurriyet紙)

入手した情報によれば、22時30分から特に黒海とトラキア地方の居住地域に続き、一部大都市でも部分的に停電が生じた。停電後、主要システムはすぐに復旧し始めた。      イスタンブルやアンカラを始めトルコの多くの都市で停電が生じた。県の中心で所々生じている停電は周辺の郡で頻繁であった。      夕方の時間に停電に遭った県:   イスタンブル、アンカラ、イズミル、コジャエリ、ヴァン、ハッキャーリ、トラブゾン、エルズィンジャン、エルズルム、ウードゥル、サムスン、ガーズィアンテプ、リゼ、サカリヤ、メル 全文をよむ

2016-04-26 ロシア、トルコからの野菜等禁輸解除のきざし (Cumhuriyet紙)

ロシア連邦動植物検疫局は、トルコの農業生産物の安全が保障されるならば、禁輸の解除を検討する準備があると述べた。      連邦動植物検疫局はモスクワを訪問したトルコ使節団と会談したのち以下の発表を行った。   「連邦動植物検疫局は(トルコから輸入した生産物に)ロシアで禁止されている害虫の検出が続いたことから不安を覚えており、ロシア・ユーラシア経済連合の基準と要求に完全に適合する生産物の輸入が保障されるような予防策をとるようトルコに要求する。これは新しい製品に適応される一時的な制約の免除を保障する 全文をよむ

2016-04-23 アタテュルク空港、2018年以後貨物専用空港へ (Cumhuriyet紙)

アタテュルク空港は2018年に旅客への門を閉じ、貨物および訓練飛行専用となることをトルコ交通省が発表した。      イスタンブルに建設されている第3空港が開港するとアタテュルク空港はどうなってしまうのか。関心が寄せられていたこの話題に関して交通海事通信省が最終決定を下した。4500万人の収容力を要するアタテュルク空港の各ターミナルは2015年末以降、6200万人が利用し、ターミナルの限界に達したと明らかにした同省は、「アタテュルク空港は新空港の開港後は、完全に商用旅客路線には閉じられ、一般機、 全文をよむ

2016-04-21 イズミト湾橋完成!名前は、オスマン・ガーズィー橋 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領とダヴトオール首相は、イズミト湾を横断する最後のデッキの開通式へ出席した。エルドアン大統領はイズミト湾橋の開通式で演説をし、橋の名前を発表した。      2013年に基礎工事が始まり、イズミト湾のネックレスと位置づけられる湾横断橋の最後のデッキが昨日、ヤロヴァ県が主催し、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領、アフメト・ダヴトオール首相、ビナリ・ユルドゥルム交通海事通信相も臨席した式典で取り付けられた。イスタンブルとイズミルの間を3.5時間に短縮するゲブゼ・オルハンガーズィー・イ 全文をよむ

2016-04-20 マルマリスの貸しヨット、60%は売り出し中 (Milliyet紙)

トルコのヨット会社はクロアチアに移っている。      観光の弱小化はヨット観光にも影響を及ぼした。ムーラでブルーツアーを行うスクーナー船やヨットの60%が売りに出されている一方、マルマリス郡ではヨット会社が旗を変えて船をクロアチアやギリシアの島々に移動し始めた。夏のシーズンには毎年エーゲ海や地中海海岸でブルーツアーを出していたロシア人の富豪もトルコ—ロシア危機を理由に百万ドル単位の大型ヨットをヨーロッパの海岸へ停泊させていることが分かった。      南エーゲでスクーナー船やヨット観光において 全文をよむ

2016-04-12 お菓子のMADO、拡大中 (Hurriyet紙)

1980年代に小さな菓子屋として始まったMADOは、今日トルコで最も価値ある食品ブランドとして名を連ねている。      カンブル家のオーナー企業、ヤシャル食品系列のMADOは、創業した都市の伝統食品であるドンドゥルマ(トルコアイス)をトルコ全土に知らしめるという大きな役割を担った。      エコノミスト誌によると、現時点で国内外300近い店舗を展開しているMADOは、ドンドゥルマを含む巨大食品チェーンである。   <写真>1980年に開業したヤシャル洋菓子店はMADOの設立にも携わった。   全文をよむ

2016-04-08 イズミト湾橋、完成近づく (Hurriyet紙)

イスタンブル―イズミル間の移動を、9時間から3.5時間へと短縮するゲブゼ-オルハンガーズィ-イズミル自動車道プロジェクト。その最も重要なセクション、イズミト湾橋が完成に近づいている。      イズミト湾吊橋の最後のデッキが数日中に敷設される予定だ。   433キロあるゲブゼ-オルハンガーズィ-イズミル自動車道プロジェクトの最も重要な一歩、イズミト湾吊橋の建設が急ピッチで進んでいる。橋脚のあるディロヴァスとヘルセキ・ブルヌで建設作業が進む中、両側からデッキ取り付けが同時進行で行われている。長さ2 全文をよむ

2016-04-06 不振の旅行業界、公務員に特別割引 (Milliyet紙)

国内市場の活発化させたいと考える旅行業界は、その数350万となる公務員に焦点を絞った。公務員に30%オフの提案をする予定の旅行業者らは、このプランを明日文化観光省に提出する。      国外からの旅行客の数の減少をうけ、損失を埋める方法を模索している旅行業者らは、公務員に着目した。その数およそ350万に登る公務員に、30%の割引がなされようとしている。この割引は早期予約キャンペーンに追加する形で行われる予定である。追加コストを国と分担するための報告書を作成している旅行業者らは、このプランを明日、 全文をよむ

2016-04-05 年休制度改正、最低連続10日取得 (Cumhuriyet紙)

現状では年休は最多で3分割、1度に最低10日連続で取得しなければならないが、国会での法案が成立すれば年休は最多5分割、1度に6日以上に変更される見通しだ。      年休に関する改正がトルコ大国民議会議員総会で審議される。用意された法案によると、年休は5回に分けられ、それに伴い1度に6日以上の取得となる。法案が成立すれば、労働者はバイラム(宗教的祭日)の間の平日でも年休を使用し休暇を延長できる。      ミッリイェット氏コラムニストのジェム・クルチュ氏はこの改正について今日付けのコラムで以下の 全文をよむ

2016-04-01 海外企業、トルコから撤退検討 (Cumhuriyet紙)

エルドアン大統領がアメリカの投資家に「トルコを警戒しないで」と呼びかけるなか、ここ1年でエネルギーから小売に至るまで非常に多くの外国企業がトルコ撤退を決めた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アメリカでの要人訪問の際に、合計すると年商2兆ドルを超える巨大企業の経営者たちと面会し、トルコに招待した。エルドアン大統領はアメリカの経営者たちに、「アメリカ人投資家のトルコの見方が少し後ろ向きになっているのが分かる。これまでにトルコに投資をして後悔したり、不法な扱いを受けたり、稼いだ金を 全文をよむ

2016-03-29 観光業悲鳴、10%減予測 (Cumhuriyet紙)

トルコを訪れる外国人観光客の数は2月で10.32%落ちた。ロシア人観光客については51.6%落ち込んだ。      観光相は2月にトルコを訪れた外国人観光客の数を発表した。それによれば、トルコを訪れた観光客の数は2月で前の年の同じ月より10.32%減少して124万人であった。   文化観光省のインターネットサイトに載っているデータによれば、年の始めの二ヵ月でトルコを訪れた外国人観光客の数は8.48%下がって241万人となった。   ロシア戦闘機撃墜事件の後、2月のロシアからの観光客は51.6%下 全文をよむ

2016-03-11 観光業に打撃、2,111のホテルが売り出し中 (Cumhuriyet紙)

テロやロシアからの観光客減により、イスタンブルのホテル稼働率は複数の地区で15%を下回った。危機が原因で、トルコ全体で2,111のホテルが売りに出されている。      次々と爆破が起こり、トルコ東部・南東部では100日間を超えて外出禁止令が敷かれ、ロシアからのトルコ観光客減により、観光業界は瀕死状態にある。      トルコで発生している痛ましい事件が観光業界に波及していることは、ホテル稼働率の低下が物語っている。2016年1月のホテル稼働率は、トルコ全体で50%を下回った。特に、スルタン・ア 全文をよむ

2016-03-03 タクスィム広場はこうなる? (Radikal紙)

シカゴや北京に事務所を構えるアドリアン・スミス&ゴードン・ギル・アーキテクチャーが、約8年間閉鎖状態にあるタクスィム広場のアタテュルク文化センターに代わって計画している「イスタンブル文化センター」というプロジェクトが、ワールド・アーキテクチャー・ニュースのWAN賞「未来の公共建築」部門において最優秀賞に選ばれた。一体誰が注文したのかわかっていない謎のプロジェクトの一面が、インターネット上に出現した。      2000年代半ばよりこの方「取り壊すか否か」の議論が続いているイスタンブル、タクスィム 全文をよむ

2016-02-25 ロシア、トルコ向け天然ガスを減量、市民生活へ影響は? (Hurriyet紙)

ロシアの巨大エネルギー企業・ガスプロムは、トルコの民間セクターへのガス供給量を減らすと明らかにした。民間セクターへの供給量は2月10日から減量されているものの、当ヒュリイェト誌に語ったエネルギー省関係筋によると、この問題で市民生活に影響はなく、他の供給先に追加供給を求めることもしていない。      ロシアのインターファクス通信がトルコ・エネルギー省に近い筋の情報として伝えるところによると、ガスプロムは、この決定は購入側と価格面で合意できなかったことや、トルコで気温の高い日が続いた結果だとした。 全文をよむ

2016-02-06 トルコの空港、ヨーロッパの首位グループに (Hurriyet紙)

トルコは公式に飛躍している…。国際空港評議会(ACI)によると、アタテュルク空港は利用者数の増加において「グループ1」の空港の中でヨーロッパ第2位となった。グループ2では利用者数増加でサビハ・ギョクチェン空港がヨーロッパ第1位となり、イズミルのアドナン・メンデレス空港も同グループでヨーロッパ第5位に位置づけられた。トルコの空港の成功をエコノミスト誌は次のように解説している。イスタンブルのアタテュルク空港は2年でロンドン・ヒースロー空港を抜き、首位となるだろう。       ACIによって行われた 全文をよむ

2016-01-29 トルコの2015観光収入、28億ドル減 (Milliyet紙)

2015年トルコの観光収入は、前年比28億4,200万ドル減少となった。      トルコ統計局(TÜİK)のデータによると、2015年の観光収入は、前年の343億1,000万ドルより8.3%減(28億ドル減)で314億6,000万ドルとなった。      TÜİKのデータでは、観光収入は、ロシア軍機による領空侵犯問題が発生した第四4半期で過去最悪の落ち込みとなった。2015年第四4半期の観光収入は、前年同期比14.3%減の65億7,000万ドルとなった。      また、観光客1人当たりの平均 全文をよむ

2016-01-21 コチホールディング会長、ムスタファ・コチ氏(56才)心臓発作で死去 (Radikal紙)

コチ・ホールディングスのムスタファ・コチ会長が心臓発作を起こした。緊急で病院へ運ばれたが、亡くなった。ムスタファ・コチ氏は、1月24日日曜日にイスタンブルのジンジルリクユ墓地に埋葬される。      コチ財閥のムスタファ・コチ会長が心臓発作を起こした。運動中に心臓発作を起こしたコチ氏は、すぐにベイコズ国立病院へ運ばれ、治療を受けた。コチ氏に40分「再蘇生措置」が行われた。最初の措置の後、56歳のコチ氏はヘリコプターでアメリカン病院に運ばれた。アメリカン病院で行われた説明では、ムスタファ・コチ氏が 全文をよむ

2016-01-21 降雪予報に、イスタンブル発着の全便キャンセル (Radikal紙)

トルコ航空、アトラスジェット、オヌル航空は、イスタンブルの悪天候及び降雪予報を受け、アタテュルク国際空港、サビハ・ギョクチェン国際空港発着の明日の国内・国際線フライト計81便を運休とした。      トルコ航空が57便、アトラスジェットが14便、オヌル航空も10便を運休すると報じた。      トルコ航空公式サイトの発表によると、「お客様へ、イスタンブル・アタテュルク国際空港及びサビハ・ギョクチェン国際空港では、気象事象及び激しい降雪が予想されることから、予定のフライトは運休となりました。フライ 全文をよむ

2016-01-16 パン、こっそり値上げ (Milliyet紙)

人々の生活必需品であるパンへの値上げが続いている。イスタンブルでは、250グラムのパンが1リラから1.25リラへと値上がりした。小麦の生産が記録的に増している時期の25%の値上げに対し、人々は「最低賃金を上げた代償を、パンから取っている」と不服感を示した。      世界中で食料品の価格が下がっている一方で、トルコで野菜や果物にまで及んだ新年の値上げが、パンに至っては“最高価格が”適用されている。昨年1.25 リラへの値上げが計画されたパンの価格は、反対意見を考慮し1リラのまま据え置かれ、最も高 全文をよむ

2016-01-08 ボスフォラス第三橋、今夏には開通 (Radikal紙)

アフメト・ダヴトオール首相は、ボスフォラス第3橋の視察後に記者団のカメラ前を通過し、報道陣に向けて会見を行った。    アフメト・ダヴトオール首相は第3橋での視察後に行った会見で、以下のように発言した。「橋に接続する道路とともにこの第3橋が今夏には開通することを、例外的な問題が起きないことを願いますが、約束しました。この第3橋と接続する道路は、ともに願わくば今夏中に、可能な限りの最短期間でイスタンブルに、そして我が国にもたらされることとなるでしょう。」    アフメト・ダヴトオール首相は第3橋に 全文をよむ

2016-01-08 ロシア・トルコ天然ガス・パイプラインで火事 (Milliyet紙)

ロシアエネルギー省は、トルコに開通した「ブルー・ストリーム」天然ガス・パイプラインで火事が起きたことを明らかにした。      ロシアエネルギー省の状態分析センターによって行われた発表によるとロシアとトルコの間にある「ブルー・ストリート」天然ガス・パイプラインの中にある「ポーチンキ・イゾビリノエ」パイプラインで夜に起きた火災が続いていた。   30分続いたこの火事の後に修復作業が完了し、トルコとブルー・ストリームからのガスの流れが火事の影響を受けていないことが明らかにされた。   ブルー・ストリ 全文をよむ

2016-01-01 新年は値上げとともに―酒、たばこ、電気代 (Radikal紙)

全アルコール飲料で最低固定税額が約15%引き上げられた。タバコ製品も一箱あたりの最低固定税額が4.20リラから4.42リラに引き上げられた。また、電気料金も値上げとなった。      閣議決定によりアルコール飲料とタバコ製品に適用される特別消費税(ÖTV)が引き上げられた。      変更に関する閣議決定は今日の官報で公表され、施行された。      これによると全アルコール飲料の最低固定税額が約15%引き上げられた。      タバコ製品に適用されるÖTVも引き上げられた。これによると、一箱あ 全文をよむ

2015-12-30 2015年に閉店した貴金属商は、2000軒 (Hurriyet紙)

金及び宝石業界にとって2015年はかなり厳しい年となった。ドルが強くなったことで金の価値が下がったからだ。貴金属商はこの状況から最も被害を受けた。業界のうち重要人物は昨年2000人が閉店したと述べた。      エミル・ギュゼリシュ氏はマルディン県出身のテルキャーリ(金銀細工)職人である祖父にもつ。彼の家族は1890年来、宝石業界に身を置いている。自立することを望み、30歳の頃に家族の会社から離れた後、自身のブランド、ゼン・プルランタを設立した。ゼン・プルランタは過去8年間トルコにおける宝石輸出 全文をよむ

2015-12-25 2016年の各種税率、明らかに (Milliyet紙)

2016年に支払う税金その他の手数料額が明らかになった。自動車税の最低額は623リラ(1リラ約41円)に上昇、年間パスポート価格は163リラとなった。固定資産税も2.8%の上昇となった。       再評価に伴い増加した税額・その他の手数料額が官報に掲載された。新しい自動車税表によると、製造1~3年で1,300 ~1,600㎤の乗用車では997トルコリラ(TL)、1,600 - 1,800㎤では1,760TL, また1,800 ~2,000㎤では2,772TLを支払うこととなる。また、製造1~3 全文をよむ

2015-12-15 失業率、6か月で最高値 (Milliyet紙)

トルコ統計機構は9月期の労働統計を発表した。      9月期における失業率は10.3%と過去6か月で最高値をマークした。農業部門以外での失業率は9月期において12.4%となった。失業率は8月期において10.1%を記録して5か月ぶりに2桁台の数字へと上昇した。15歳~24歳のグループを含む若者の失業率は0.6ポイント下がり18.5%となる一 方、15歳~64歳のグループにおいては0.2ポイント下がり10.5%をマークした。      ■雇用率は46.8%となった      2015年9月期におい 全文をよむ

2015-12-09 ロシア、アックユ原子力発電所建設を中断? (Radikal紙)

ロシア軍機撃墜事件を受け、ロシアがトルコに対して発動した経済制裁はエネルギー部門にまで拡大した。ロイター通信によれば、ロシア国営ロスアトムはアックユの原子力発電建設を中止させた。一方、ロシアのインターファクス通信はロシア関係者が、この話を否定していることを明らかにした。      トルコが二週間前にシリア国境でトルコ領空を侵犯したロシア軍機を撃墜させたことを受け、ロシア国営ロスアトムは、設立したアックユNGSのメル スィン・アックユ原発計画の建設を中止させた。   事情に詳しい当局者はロイター通 全文をよむ

2015-12-08 登録数3686、実数40万!ーシリア難民労働者、もはや定着 (Hurriyet紙)

トルコは、世界で最も大きな人道的な危機の最中にある。共和国が創立された1923年から今日まで引き取った移民の総数は200万人であるが、今日220万人のシリア人を抱えている。しかし、(移民の)実数ははっきりとせず、(彼らが)働いているか働いてないのかも(はっきりとしない)。トルコ経団連(TISK)はもはやシリア人たちが永続的に残るという現実に備え、(彼らの)経済に対する影響を研究した。 ハジェテペ大学移民・政治研究センター(HÜGO)の協力により行われた研究の結果は(我々を)怯えさせるようなもので 全文をよむ

2015-12-05 ロシア天然ガス「トルコ・ストリーム」頓挫、期待はアゼルバイジャンルート (Milliyet紙)

ロシアとの間で起こったロシア軍機撃墜事件の後、引き伸ばされた最も重要なプロジェクトは、「トルコ・ストリーム」天然ガス計画となった。       トルコ・ストリームの先行きの不透明さを受け、トルコはアゼルバイジャンと共同で進めているTANAP(トランス・アナトリア・パイプライン)計画を推進した。政府はアゼルバイジャンのガスを2018年にトルコへ輸送することを見込むプロジェクトを推進するため行動に出た。バクーでアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領と会談したアフメト・ダヴトオール首相はこう述べる 全文をよむ

2015-11-28 ロシア危機、どうなる?観光業 (Milliyet紙)

トルコ観光代理店組合(TÜRSAB)のバシャラン・ウルソイ組合長は、「ロシアとの関係が回復しなければ2016年の観光者数は 250万人減るだろう。この損失分は中東やイランからの観光客で補填できるだろうが、重要なのは危機を平穏に、外交によって解決することだ」と述べ た。      トルコ観光代理店組合(TÜRSAB)のバシャラン・ウルソイ組合長によれば、2015年度、観光業分野は2%のマイナスで締めくくられる。ロシアとの関係が正常化されないままであれば2016年の観光客数が5~6%減少し、年間で2 全文をよむ

2015-11-28 ロシア危機アンタリヤを直撃―5000人従業者自宅待機に (Zaman紙)

領空侵犯をしたロシアの戦闘機が撃ち落されてから、ロシアは、トルコから果物・野菜の輸入を停止した。トマト、ウリ、キュウリ、ブドウ、また柑橘類といった生産品がぎっしりと搭載された多くの長距離トラック(TIR)が、国境で止まっている。ロシア危機はまず、ロシアに輸出を行うアンタリヤ卸売市場を直撃し、多くの従業員が自宅待機となった。      トルコが領空侵犯をしたロシア戦闘機を撃ち落として以降始まった緊張は、あらゆる経済情勢に反映されている。トルコの農業部門におけるもっとも重要な市場の一つであるロシア連 全文をよむ

2015-11-23 住宅販売8.8%増、外国人ではイラク人購入がトップ (Cumhuriyet紙)

トルコ全体で2015年10月期に、住宅販売は前年同月比において8.8%増え、10万4098(リラ)となった。外国人向けに作られている住宅の販売も23.8%上昇し、2236(戸)に達した。国別に見ると、最も多くの住宅販売はイラク人に向けて行われた。      トルコ統計機構(TÜİK)のデータによると。10月の住宅販売において、イスタンブル県は1万8468(戸)の住宅販売と、最も高い割合(17.7%) を占めた。この数値に1万1028戸(10.6%)でアンカラ県が、5987戸(5.8%)でイズミル 全文をよむ

2015-11-21 増える離農者 (Cumhuriyet紙)

トルコでは昨年で約98000人を超える農家が生産をやめた。メルスィンでは9000人を超える農家が、アンタルヤでも2500人もの農家が生産を断念した。      一方で生産コストの高騰、一方で気候変動により、98409人の農民が離農した。生産から撤退した農民の数の点は地中海地方が最も多く、中央アナトリア地方がそれに続く。      アンタルヤは、トルコの新鮮な野菜の需要の60%を見たし、野菜・果実の宝庫であり、その経済は農業で活性化している町である。しかし、そのアンタルヤは昨年2500人の農民が生 全文をよむ

2015-11-19 「隕石からも税金」騒動に財務相も参戦 (Radikal紙)

財務省職員が落ちた隕石を売ったビンギョルのサルチチェキ村へ徴税しに行くと、村人たちは状況に反対した。事件がメディアで報道された後反発が強まると、シムシェキ財務大臣は、ツイッターでアンケートをとり始めた。      ビンギョル財務局の職員が、隕石が落ちたサルチチェキ村で行った調査の後、隕石を売る際の税が当然取られることを説明した。この状況に村人たちは反発し「隕石は空から来た。税金が取られるなんてありえない」と反対し、シムシェキ財務大臣はツイッターアカウントでアンケートを行い、隕石の販売に関して村人 全文をよむ

2015-11-15 ボスフォラス第三橋も完成近づく (Milliyet紙)

来年完成が予定されており、イスタンブルの交通を快適化させるであろうヤヴズ・スルタン橋で、作業は24時間続いている。      アナドル通信が、巨大なプロジェクトの最新状況を海からも空からも撮影したものを掲載した。アジア・ヨーロッパ側双方にあるタワーの海抜304.5mの高さに鉄筋コンクリートの部品がつけられた。臨時港の解体作業も続いている。鉄筋コンクリート床版部分の外側にある歩行者道路の製作が続く中、ヨーロッパ側で19個、アジア側で19個、計38個のスタンダード鋼鉄床版部分と2個の転換部品を合わせ 全文をよむ

2015-11-13 イズミト架橋、2016春に開通へ (Radikal紙)

ゲブゼ・オルハンガーズィ・イズミル高速道路プロジェクトの最重要部分であるイズミト架橋においてメインケーブルの組み立てが継続し、床版の組み立ては、12月に開始されることが明らかにされ、橋が2016年春に開通される、と報告された。       アナトリア高速道路上のゲブゼ橋から始まり、イズミル・バイパス道上にある現在のバスターミナル交差点で終わる予定のゲブゼ・オルハンガーズィ・イズミル高速道路プロジェクトの作業がハイピッチで続いている。高速道路総局はプロジェクトに関し情報を伝えた。書面では次のように 全文をよむ

2015-11-08 ヘーゼルナッツ、記録的な値段 (Radikal紙)

ギレスン農工会議所のエリム・ヤマン会頭は会見で、ギレスン市場で54粒のヘーゼルナッツが、14.5リラから15リラで取引されたと述べた。   今年収穫されたヘーゼルナッツの半分近くが、8月と9月に市場に出たことを述べたヤマン会頭は、「市場に出たヘーゼルナッツは売れた。在庫が少なくなっているため、市場で深刻なヘーゼルナッツ不足が起こっている。現在、市場でヘーゼルナッツの売買は止まっており、これも価格の上昇につながっている」と話した。      「ヘーゼルナッツの価格は、私達でも追うのが難しいほど急速 全文をよむ

2015-11-02 選挙結果に株式市場はお祭り騒ぎ (Hurriyet紙)

11月1日の選挙が明確な形で政治の先行き不透明感を取り除いたことで、6月7日(の選挙)におけるもっとも都合のよいシナリオが実現した市場はバイラムのような雰囲気を醸した。トルコリラが、5%分価値を上昇させる一方、経済政策が明らかになった後に、この議題は国際経済に移るだろう。      AKP(公正発展党)が11月1日の選挙で単独政権を獲得したことはトルコ市場に大きな熱狂をもって迎えられた。トルコリラはドルに対して、ここ7年のうち最も急激な上昇を実現させた。ドルは(1ドル=)2.7582リラまで下落 全文をよむ

2015-10-27 トルコ、ロシアを国際法廷へ提訴―天然ガス供給問題 (Hurriyet紙)

トルコは、ロシアとの間で天然ガス価格値下げの合意が得られなかったことを受けて、昨日国際法廷に提訴した。ロイター通信に情報を提供したエネルギー関係者は、「ロシアのガスプロム社と長い間会議を続けてきたが、期待された進展が見られなかった。昨日、国際法廷に提訴し、おそらくそこで決定がなされるであろう」と述べた。      ■正式調印には至らず      トルコとロシアの間では、2015年1月1日より適用される天然ガス価格値下げに関して合意が得られたのにもかかわらず、正式調印には至っていなかった。ロイター 全文をよむ

2015-10-08 米土自由貿易協定、米議会で審議 (Milliyet紙)

アメリカートルコ間の、自由貿易協定に関する法案が議会に提出された。      「米土両国間の自由貿易協定に向けた取組みに関し、アメリカ合衆国通商代表とトルコ共和国政府との協議開始への策励」と題する法案を、共和党ウェストヴァージニア選出議員のアレクサンダー・ムーニー氏が提出した。      ムーニー氏はアメリカ議会のトルコ同朋会メンバーでもある。同氏の提出した法案は、昨日関係委員会へ送られた。      法案の通過のためには、先ず委員会で、その後に総会で投票を経て承認される必要がある。しかし、議会 全文をよむ

2015-10-02 ロシア・エネルギー相、パイプライン・トルコルートに熱意 (Milliyet紙)

ロシア、ノバクエネルギー相、「パイプライン・トルコルートにはトルコと同様に関心があり真剣に取り組んでいる。トルコで選挙が終結し新たな政府が成立することを期待する。」と述べた。>      ロシア、アレクサンダー・ノバクエネルギー相は、トルコを飛躍させるプロジェクトと言われているパイプライン・トルコルートに熱意を抱いていることを述べた。   ノバクエネルギー相は、アナトリア通信社に向け行ったコメントで、パイプライン・トルコルートに関する取組みが継続して行われること、プロジェクトのいかなる‘凍結’も 全文をよむ

2015-09-29 8月のツーリスト数、3%減 (Radikal紙)

今年トルコを訪れる旅行客数が減少している。文化観光省が発表した情報によると、今年8月までに来土した旅行客数は昨年の同時期と比べ2.88%減少した。      昨年と本年の1~8月期を比較してみると、この時期に来訪した旅客の数は0.89%の減少を示した。旅行客の出身国リストには変化は見られなかった。このリストによると、 最も多かったのはドイツからの旅客数で、次いでロシア、イギリスの順となった。一方出入国者手続者数では、(昨年と比べ)増加がみられた。      文化観光省は「出入国者数・外国人旅行客 全文をよむ

2015-09-26 ユルドゥズ財閥、コラ・トゥルカ等を日本のダイドードリンコへ売却 (Radikal紙)

傘下ににウルケル食品も収めているユルドゥズ・ホールディングが4ヶ月の後に重要な売却決定をおこなった。ユルドゥズ・ホールディングは、傘下の飲料ブランドのコラ・トゥルカ、チャムルジャ・ソーダ、サカ飲料を日本のダイドードリンコに売却すると決定した。      傘下にウルケル食品も収めているユルドゥズ・ホールディングが4ヶ月の後に重要な売却決定をおこなった。ユルドゥズ・ホールディングは、傘下の飲料ブランドのコラ・ トゥルカ、チャムルジャ・ソーダ、サカ飲料を日本のダイドードリンコに売却すると決定した。ユル 全文をよむ

2015-09-18 米連邦準備理事会利上げ見送り、トルコ経済ホッと一息 (Milliyet紙)

「アメリカの連邦準備制度理事会が9月に利上げする」との見通しで世界市場が動揺する中、金利変更の情報はなかった。トルコをはじめ、多くの国が安堵の溜息をついた。      特にトルコを含む発展途上国市場にとって重要な、注目の連邦準備制度理事会(FRB)の金利判断が明らかとなった。FRBは金利を据え置き現行の水準に留め置く決定をした。金利の現状維持は、近年の政情不安とテロで一層の為替上昇をおそれるトルコを一時的とはいえ安堵させることとなった。   2日間続いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合がト 全文をよむ

2015-09-10 トルコ自動車産業、生産台数記録更新へ (Radikal紙)

自動車の生産台数は、今年のここまでの8カ月間で19%の伸びを見せ、857,000台に達した。119万台の年間生産台数記録が今年更新されるのは確実だと見込まれている。      今年、国内市場の活性化といくつかのヨーロッパ市場での回復や、新しいモデルの投入の影響もあり、自動車の生産台数が新記録へと近づいている。実際、今年の総生産量は、1月から8月の期間で19%の伸びを見せ、857,000台に達した。2011年の119万台の生産記録を上回る兆しがある。      自動車産業協会(OSD)による、8月 全文をよむ

2015-09-05 IMF、「トルコは日本の成功に続け」 (Hurriyet紙)

国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド代表は、G20のために来訪したアンカラで世界経済を講評し、女性がより経済に参与することをトルコへの助言として行った。「日本の首相はこの考えに関心を持ち女性を経済に参加させることに成功した。これはトルコにとっても重要なテーマである」とラガルド代表は述べた。      国際通貨基金のラガルド代表はアンカラで行われたG20トルコ会議に参加した。中央銀行のエルデム・バスチュ総裁をモデレーターにして行われ、世界経済の評価を行うセッションで発言したラガルド代表 全文をよむ

2015-09-05 EUにとってのトルコは、米国にとってのメキシコ? (Milliyet紙)

G20の一環であるB20(ビジネス20)でパネルディスカッションの議長を務めたバシュチュ総裁はトルコをメキシコに例え、「メキシコはアメリカ合衆国の回復の恩恵を受けており、これはトルコがEUの回復から恩恵受けているのと同じだ」と述べた。      トルコ共和国中央銀行のエルデム・バシュチュ総裁はトルコ経済をメキシコに例えた。メキシコはトルコによく似ていると指摘し、「メキシコはアメリカ合衆国の回復の恩恵を受けており、これはトルコがEUの回復から恩恵受けているのと同じだ」と述べた。      B20ト 全文をよむ

2015-09-01 トルコ人の外国旅行、行先は米国が一位 (Milliyet紙)

調査会社のDORinsightによると、トルコ人の選ぶ旅行先の第1位はアメリカ合衆国だった。      調査人数は8022人。世界中の旅行者に選ばれる旅行先のリストを渡され、「外国を旅行出来るとするならば、どの国に行きたいか」というアンケートがとられた。   その結果、回答者の11.67%がアメリカ合衆国を選択した。10.42%でイタリアが続き、モルディブ6.17%、スペイン5.62%であった。フランスは5.05%で5位になり、6位から順にドイツ4.18%、日本3.84%、ブラジル3.09%、オ 全文をよむ

2015-08-24 今起こっているのは自国の通貨危機 (Milliyet紙)

共和人民党(CHP)セリン・サイェク・ボケ副党首は、ドルとユーロに対するトルコリラの暴落について、本紙に「これは、トルコリラの危機である。我が国が行うべきことが不十分でうまくできなかったため、通貨は暴落した。      政治の不透明さが、何年間も行われなかった改革がその後もさらに行われないだろうという予測を生んでいる。トルコには、真剣に改革を行う意志を示し、権限が自身にあることがはっきりしている政府が必要である」と述べた。   ボケ氏は、「機能していないシステムがある限り、経済においてその犠牲を 全文をよむ

2015-08-16 政治の不透明さ、観光業に直撃 (Radikal紙)

トルコ旅行会社協会イズミル地区支部長ルザ・ゲンジャイは、政治の不透明さとテロ行為のため、旅行会社へのキャンセルが相次いでいると述べた。      トルコ統計局は、2015年4月から6月の第二四半期の観光収入についての統計を発表した。観光収入は、4月、5月、6月の第二四半期で前年同期に比べて13.8%減少し、77億3367万7000ドルとなった。前年同期の観光収入は、89億7500万ドルであったと発表した。観光収入の内訳は、 86.7%が外国人観光客、13.3%が国外に居住しているトルコ人である。 全文をよむ

2015-08-13 AKP/CHP連立交渉不調におわる―株価下落、ドル上昇 (Cumhuriyet紙)

市場は、連立政権交渉不成立の発表を待つまでもなく、「連立はない」と判断した。株価は下落し、ドルは高騰した。イスタンブル株式市場の平均株価は、アンカラにおける連立政権交渉がはじまった頃から下降に転じた。ドルは、1ドル2.82 リラは、1ユーロは、3.13リラに上昇した。      トルコ中の注目が、アンカラ・パレスにおけるダヴトオール首相とクルチダルオールCHP党首の会談に向けられた。緊張の連立政権交渉は、1時間半続いた。会見が始まったころ、イスタンブル株式市場100のインデックスは、第一場の終値 全文をよむ

2015-08-09 イスタンブルで家賃2倍高騰 (Radikal紙)

イスタンブル不動産協会会長ニザメッティン・アシャ氏は、大学のある地区で家賃が2倍に高騰したと述べた。   大学入試(ÖSYS)の結果により、イスタンブルにある大学に登録した学生達の一部は、住む場所に公立あるいは私立の寮を選ぶ。家に住みたい学生達はというと、大学に近い地域で賃貸のアパートを探し始める。この状態は、大学がある地区で家賃を高騰させる原因となっている。      ■1月から要望が増えた。      イスタンブル不動産協会会長ニザメッティン・アシャ氏は、1月から現在まで賃貸のアパートの需要 全文をよむ

2015-08-01 ブリッサのバイマン氏、ブリジストン社のロシア・中東担当重役に (Milliyet紙)

日本の大手タイヤ会社ブリヂストンはトルコ、ロシア、中東そしてアフリカ地域をハカン・バイマン氏へ託した。バイマン氏はこのような仕事に就くことをとても誇りに感じるとし、自身が日本の会社の経営陣に加わる最初のトルコ人になると述べた。      サバンジュ・ホールディングとブリヂストン社の合併会社ブリッサのハカン・バイマン社長は、日本の大手タイヤ会社ブリヂストンへ移動し、国際的な仕事に就くことになった。これが一つの始まりであることを信じていると述べるバイマン氏は、大きな誇りを感じていると述べた。     全文をよむ

2015-07-27 ISは、トルコ・リラを使っている! (Radikal紙)

トルコが4月と6月に行った2つの国境税関検問所に関する修正により、国境において、検査無しの貨幣の流出入が始まった。イスラム国やヌスラ戦線を含むシリアでの反体制運動がトルコ・リラ使用に入った。トルコからの貨幣の流出入が容易になったことで、これらの組織がトルコ・リラを使用して存続に活かしている。      4月15日に行われた指示書による変更により、検問所の(国外からの)流入ポイントから、一切の申告無しに国内へ現金が持ち込まれる可能性が現れた。選挙のすぐ翌日にはというと、2万5千トルコ・リラと1万ユ 全文をよむ

2015-07-21 故ジョブスの家族、トルコで休暇中 (Hurriyet紙)

テクノロジーの最大手のアップル社の創始者であり、4年前に亡くなったスティーブ・ジョブス氏の家族が、故ジョブス氏のクルーザー「ヴィーナス」でギョジェクに停泊した。      2011年に膵臓ガンで亡くなったスティーブ・ジョブス氏の妻であったロー.レン・パウエルさんと子供たちのリード、エリン、イヴが乗船しているクルーザーは、3日前にトルコ領海に入り、ギョジェク沖に停泊した。2億2500万ドルの設備を兼ね備えたクルーザーは、全長80メートル、完全アルミニウム製である。オランダの会社が製造したこのクルー 全文をよむ

2015-07-20 トルコでの会社設立増加―注目はシリアとの合弁会社増 (Milliyet紙)

トルコで創設された企業の数において6月は前月に比べ4.66%上昇した。   2015年の上半期に設立された企業のうち750社はシリアと、184社はドイツと、142社はイランと共同で作られたものだった。      トルコ商工議会連合は2015年6月期の設立・倒産企業統計を発表した。これによると2015年の6月に設立された企業の数はその前月に比べ4.66%上昇した。設立された企業の数は前月比で4.66%、協同組合の数は2.60%、個人事業体の数は9.29%上昇した。      倒産した企業は前月比で 全文をよむ

2015-07-19 建設費10億ユーロのスペインの空港、1万ユーロで売却 (Radikal紙)

スペインの住宅バブル最盛期に10億ユーロの建設費をかけて建てられた空港だが、不況による運営会社倒産を受け資産オークションに出されたところ、1万ユーロで買い手がついた。      落札に手を上げたのは、ある海外投資家グループ一つのみで、空港は建設費用の10万分の1という低価格で売却された。落札した海外投資家グループには中国人の名前もみられる。   この中国の投資グループ 「Tzaneen インターナショナル」は、同空港を中国企業の欧州の玄関口として使用したいとの考えを示した。空港の売却手続きはまだ 全文をよむ

2015-07-17 バイラム休暇、国内観光客でホテルはどこも満杯 (Milliyet紙)

宿泊施設がバイラム休暇で賑わっている。海岸沿いのホテルを始めとして、4日間のバイラム休暇でホテルの満室状況は100%に至っている。      トルコホテル連盟(TÜROFED)のオスマン・アユク運営委員長は、バイラム休暇により国内市場での需要が急増していること、全ての宿泊施設が過去最高の満室状況であることを述べた。アンタルヤを始めとする海に面した地域ほぼ全てにおいて相当な混雑が見受けられると述べたアユク氏は、「ホテルの大半が満室になり始めています。バイラムとともに始まるこの状況は、9月中旬まで続 全文をよむ

2015-07-13 旅行業界に危機、30のホテルが売却 (Cumhuriyet紙)

観光セクターの危機が悪化しており、ホテルが次々に倒産の旗を掲げている。年末には観光セクターの損失が50億ドルに達する見込みで、40万人が失業状態に陥ることになる。      観光業の危機は毎日新たな局面を迎えている。企業による従業員の解雇はとどまることがなく、30のホテルが売却された。観光業でみられた上昇傾向は破られた。ハイシーズンに入る際に新たな従業員を雇っていた企業が初めて従業員を解雇した。昨年は1年間で、所有権と経営の面で14のホテルが売却されたが、今年は最初の5ヶ月で売却されたホテルの数 全文をよむ

2015-07-11 新・世界遺産エフェソスで、観光客増 (Milliyet紙)

ユネスコ世界遺産委員会のドイツで行われた会議において世界遺産リストに登録されたエフェソス(エフェス)は、今年の上半期にイズミルで最も多くの観光客を集めた場所となった。      イズミル県文化観光局が発表した内容によると、2015年上半期に同県の博物館や史跡を訪れた人々の数は121万8042人に上った。紀元前6千年まで遡るほどの長い歴史を有するセルチュク市のエフェソス遺跡は、ここで見られる人類の歴史における数多くの時代の遺産により観光客の注目を多く集めた。   2015年の1月から6月までの期間 全文をよむ

2015-07-11 トルコのホテル会社Rixos、次はキューバ、モルディブへ進出 (Milliyet紙)

リクソス(Rixos)が新たな大陸、新たな国々でのホテル開業に動き出した。最初の進出先はキューバとモルディブで、アメリカやイラン、メキシコ、マレーシア、ベトナムといった国々も視野に入れている。      高級ホテルチェーンのリクソスがキューバやモルディブ、ドミニカ共和国、メキシコ、アメリカといった国々に舵を切り始めた。トルコに19店舗、海外含めて30店舗を持つ同ホテルチェーンには年間100万人が宿泊する。リクソスホテルズのCEO、ブーラ・ベルベルオール氏はヨーロッパやアジア、アフリカで成長を続け 全文をよむ

2015-07-10 スイカとメロンの安値、生産者に損害 (Milliyet紙)

メルスィン県スィリフケ郡で、昨年に比べて深刻な価格下落によってスイカはキロ当たり10クルシュまで、メロンはキロ当たり50クルシュまで値下がりした。スイカとメロンが売れなくなり、生産農家は不満を漏らしている。      今年になりスィリフケ郡でスイカは約1500エーカー耕作されており、メロンは約50エーカー耕作されている。このスイカとメロンが農家と小売店の頭を悩ませている。生産されたスイカとビニールハウスのメロンは腐り廃棄されている。ラマダン月に販売量が増加すると予測した農家は、期待していたような 全文をよむ

2015-07-06 国鉄、ここ五年で記録的な赤字 (Zaman紙)

高速列車などの重要なプロジェクトが話題に上る国鉄(TCDD)だが、この5年間での赤字は、56億リラ(約2,560億円)となった。記録的な赤字は、旅客部門と貨物部門の減収、さらには支出の大幅な増加が原因である。鉄道による人と貨物の移動量の減少は注意を引くものである。      「2014年鉄道統計年鑑」で、国鉄の過去数年間の赤字が目立つ。国鉄は、2010年は8億6,633万6千リラ(約400億円)、2011年は7億3,332万7千リラ(約335億円)、2012年は8億7,750万8千リラ、2013 全文をよむ

2015-07-05 牛乳生産者たちが警告、「このままでは牛が売られる」 (Hurriyet紙)

トルコ農業会議所連合(TZOB)のシェムスィ・バイラクタル会長は、生乳の価格について、生産者たちの姿勢が合意を示さないために、一年間にわたって膠着状態が続いていることを明かした。   バイラクタル会長は、「1年の内に小売価格にして牛乳で8.9%、白チーズで7.9%、ヨーグルトで2.4%、配合飼料で2%、アルファルファで3.6%に上昇している。しかし、1リットルにつき1リラ15クルシュという生乳の価格が変動しないことは受け入れがたい」と述べた。バイラクタルは、「仮に価格が次の期間にわたってこのまま 全文をよむ

2015-06-26 露エネルギー相:今月中にもターキッシュ・ストリーム合意へ (Hurriyet紙)

ロシアとトルコが月末までに「ターキッシュストリーム」計画に関する政府間合意の準備を計画していることが発表された。      アレクサンダー・ノヴァク露エネルギー相はこの議題に関して行った会見において、関係するロシアとトルコの組織が現在政府間合意の枠組みの下に動いていること、そしてこの動きを6月末までに終わらせる考えを示した。      ノヴァク氏は組織間の文書のやりとりや電話会談により、この展望が準備されていると強調し、必要があれば、ロシアの代表団がトルコに行くことも、もしくはトルコの代表団がロ 全文をよむ

2015-06-26 ガスプロム社:OMV社、ターキッシュ・ストリームに参入 (Hurriyet紙)

ガスプロム社はターキッシュストリーム計画に関与する企業を公表した。オーストリアのエネルギー大手のOMV社がターキッシュストリーム計画に関与することを発表した。      ロシアの天然ガス輸出を独占するガスプロム社のアレクセイ・ミレルCEOはオーストリアのエネルギー会社OMV社がターキッシュストリームの天然ガスパイプライン計画に参与したと述べた。   ミレル氏はターキッシュストリームがアゼルバイジャンの天然ガスを運ぶTANAP計画(トランスアナトリア・パイプライン計画)よりもより迅速に進むだろうと 全文をよむ

2015-06-25 国際エネルギー経済学会会長、「ターキッシュ・ストリーム計画加速を」 (Hurriyet紙)

国際エネルギー経済学会会長のギュルカン・クンバルオール博士は、ロシアとの政府間合意が間近であるターキッシュストリーム計画が、エネルギー(政策)のカード(=打ち手)が再び混ぜられている雰囲気の中で、トルコにとって決定的な重要性を持つことに注目した。      クンバルオール博士は「もし、計画において早急な手段が講じられなければ、トルコのエネルギー基地になるという願いは他の季節にもちこされる。このような結末は来年我が国に政治的観点からも、経済的な観点からも悪い影響を及ぼし得る。」と述べた。   ガス 全文をよむ

2015-06-25 トルコで住宅取得の外国人13万7千人 (Cumhuriyet紙)

トルコの不動産に投資する外国人の数が13万6967人に到達した。      地券・不動産登記総局のデータによれば、トルコ国内にはイギリス人やロシア人などをはじめとする外国人不動産所有者がいる。イギリス人3万6478人、ロシア人1万3590人が不動産を保有しており、ドイツ人1万3192人、ノルウェー人8272人、アイルランド人5945人、デンマーク人5543人、オランダ人5538人、イラク人4803人、ベルギー人4672人、クウェート 人4039人がトルコで不動産を購入した。      不動産購入 全文をよむ

2015-06-22 「ターキッシュ・ストリーム」に初の許可 (Hurriyet紙)

トルコはターキッシュストリームの海底に通る部分について、工事作業を実行することを許可した。      発表は、計画のパートナーのうちロシアのエネルギー巨大企業ガスプロム社によって行われた。 許可証によるとパイプラインを構成するラインのうち最初のラインについて、トルコの排他的経済水域と領海における工事作業の実施が計画されている。   ターキッシュストリームの海底を通過する部分はそれぞれ15.75立方メートルの容量を持つ4つのラインから構成される。パイプラインは660kmに渡りサウスストリームのため 全文をよむ

2015-06-22 出産援助金に母親殺到 (Milliyet紙)

政府から第一子には300リラ(約13,875円)、第二子には400リラ(約18,499円)、第三子には600リラ(約27,748円)を援助するという出産援助制度には、1月で記録的な申請が行われた。家族・社会政策省のデータによると、1日当たり平均3,500人の母親が、出産援助のために申請を行う一方、申請が始まった1月の間に行われた申請件数は、10万件に近づいた。出産援助金は、7月から支給が始まる。      アフメト・ダウトオール首相によって提唱された出産援助制度は、5月15日から正式に始まった。 全文をよむ

2015-06-20 ギリシャ、ターキッシュストリーム計画に参入 (Hurriyet紙)

ロシアはターキッシュストリーム・パイプライン計画をギリシャに引き延ばすべく、ギリシャ政府との政府間合意を調印した。ウラジミール・プーチン露大統領は昨年、トルコへ訪問した際、エルドアン大統領と共にターキッシュストリームに対して最終段階に入った。      アレクサンダー・ノヴァク露エネルギー相は(政府間合意の)調印式でギリシャとは(この)パイプラインにおいて等しい資本を所有する予定だと話した。ロシアはウクライナにおける親ロシア派の政府転覆とウクライナに属するクリミア半島の編入からこの方、欧州への天 全文をよむ

2015-06-15 観光業にとって困難な時期到来予想 (Zaman紙)

トルコに来る観光客の数は、2015年の最初の4カ月間では、前年同期に比べて0.5%減少した。   近年トルコを訪れる外国人観光客の中で一番多いロシア人観光客も、最新のデータによると、半分に落ち込んだ。観光市場の縮小を、観光業者も不安に感じている。アナトリア観光協会のセチム・アイドゥン会長は、2014年にトルコで起こった問題と近隣諸国での軍事的、政治的、経済的な不透明性を指摘。このため、2014年にトルコを訪れた観光客数が、36.8%、800万人にとどまり、数字が予想はずれであったと述べた。これら 全文をよむ

2015-06-12 ラマザン月へ値上げラッシュ (Milliyet紙)

ラマザン前に生産者価格と市場価格の間の差が開き、最大では乾燥イチジクの498%増だった。乾燥イチジク6倍、パセリ5.7倍、キュウリ5倍、スイカ4.8倍、カボチャ4.6倍、インゲン豆2.7倍、ひよこ豆2.6倍、牛乳は2.8倍の価格で消費者に販売されている。      トルコ農業協会(TZOB)のシェムスィ・バイラクタル会長は、今年と去年のラマザン月前の価格を比較し、21の製品で価格が高騰したことを明らかにした。      ■肉不足はない      バイラクタル氏は、肉の消費が増えるラマザン月は、そ 全文をよむ

2015-06-11 大雨、ブルサのさくらんぼに被害 (Milliyet紙)

ブルサとその周辺地域でここ数週間に降った大雨により、収穫期のさくらんぼの枝が折れ腐敗している。      輸出用のZiraat 900という種類のさくらんぼの収穫損失率は60~70%に上ると推測される。県の食糧農業畜産局のデータによると昨年約27トンのさくらんぼを生産したブルサの今年の収穫量は半減する見通しである。オスマンガーズィ農業会議所運営員会のハーカン・エキム委員長はアナトリア通信社へのコメントで、今年の冬が非常に寒かったことや、4月の霜、最近の激しい雨が影響していると述べた。またこの状況 全文をよむ

2015-06-05 ロシア輸出用巨大トマト、売れ残る (Hurriyet紙)

アンタルヤで生産されたロシア輸出用の巨大トマト(1個当たり重量1kg超)が、ロシア通貨下落後売れ残っている。トルコ国内での販売を模索する生産者は、「ホルモン投与」の懸念に悩まされている。農業技術者会議所のヴァハプ・トンジェル支部長は、トマトにホルモンは投与されておらず、育成に際し摘果を行った特別品種であると述べた。      ロシア市場向けに特別生産し、1個当たりの重量が1kgを超える「beef」という品種のトマトが、ロシアで生じた経済危機及び通貨下落によりアンタルヤの生産者のもとで売れ残ってい 全文をよむ

2015-06-04 日本の三菱、チャルク・エネルギーに投資 (Radikal紙)

日本の三菱商事がチャルク・エネジーと資本提携する。      三菱商事のHPでは、この契約が相互の人材交流をも含んでいると発表された。これによると、チャルク・エナジーと三菱商事の協業実績は1990年代に中央アジアにおけるプラント建設により始まった。トルクメニスタンにおける13億ドルの価値があるガラボガズ尿素肥料プラントの建設でも両社が共に業務を行っていることにも言及されている。 全文をよむ

2015-06-03  中東ビスケット輸出激減、労働者自宅待機多数 (Hurriyet紙)

昨年270億ドルの輸出を行ったビスケット・菓子類製造業者は、中東での戦争のために今年は深刻な損失に直面している。大手メーカーは、損失を他国への輸出で賄う一方、中東へ重点的に輸出を行ってきた企業は、労働者を無給のまま自宅待機させ始めた。企業の代表者は「もし状況が改善しなければ、労働者を解雇する可能性もある」と述べた。      シリア、イラク、イエメン、リビア、エジプトといった国々で生じている戦争状況は、トルコのビスケット・菓子類産業にも打撃を与えている。特にカラマンで稼働しているビスケット製造工 全文をよむ

2015-06-01 キプロスから天然ガスを (Milliyet紙)

(キプロスの)ギリシャ系政府のヨルゴス・ラコトリピス・エネルギー貿易産業観光大臣は、「キプロス問題が解決したら両者にとって信じられない収益をもたらす。キプロスにある天然ガス鉱床は島の電気生産の200年分に相当する」と述べた。      ギリシャ系政府のヨルゴス・ラコトリピス・エネルギー貿易産業観光大臣は、問題がない状態のキプロスの東地中海で果たす役割がより重要になるだろうと指摘し、「キプロス問題が公平で実行可能、そして機能的な形で解決されれば、投資家たちが本国にやってくるだろう。我々は皆信じられ 全文をよむ

2015-05-22 フォード工場、生産再開 (Milliyet紙)

フォード・オトサンCEOのイェニギュン氏:「コジャエリ工場での生産が再開されました」   「名前もどこから来たかも分からないある集団が、工場へ出勤途中の従業員たちを乗せたバスを無理やり止め、運転手を脅してバスを横転させるような、そんな悪事を働いたのです」      フォード・オトサンのCEOであるハイダル・イェニギュン氏は、コジャエリ工場での生産が再開したことを明らかにした。   同工場の生産に関するアナトリア通信(AA)の取材に対し、ブルサでの事件の影響で資材が調達されなかったことやコジャエリ 全文をよむ

2015-05-21 極東で躍進する「トルコのアリババ」 (Milliyet紙)

アジア市場で最近、3年前に設立したLazada社を13億ドル規模の企業に押し上げたイナンチュ・バルジュ氏のことが話題となっている。「トルコのアリババ」として言及される28歳のバルジュ氏の狙いは、4千人規模の世界的ブランドを作り出すことである。      世界の経済界で、以下のような一連の事柄、つまりソーシャルメディアやネット・ショッピングの企業が創業2,3年にもかかわらず、どのようにして国の経済をしのぐほど、急速に成長することができるのか、議論されている。      サバフ紙のケリム・ウルケル記 全文をよむ

2015-05-20 今年の茶葉政府買い取り価格、決定 (Radikal紙)

アフメト・ダヴトオール首相は2015年の茶葉買取価格に関して「2015年の茶葉買取価格を決定しました。1.5リラから1.7リラへ値上げをします」という声明を出した。      AKP本部で開かれたAKP拡大県市首長会議において経済に関する発表を行ったアフメト・ダヴトオール首相は、今年の茶葉買取価格が値上がりすことを発表した。 ドヴトオウール首相は「2015年度茶葉買取価格の決定を行いました。価格は1.5リラから1.7リラへ値上げします」と発表した。      首相は20万戸の住宅が作られることを 全文をよむ

2015-05-20 ブルサ諸自動車工場スト、5つの問い (Hurriyet紙)

トルコは数日来ブルサの自動車工場労働者らのデモの話題で持ち切りだ。労働者、政府、労働組合連合によって行われた説明は、毎日デモの動きに関する新たな疑問符を生み出している。ブルサからのニュースを集め、読者のみなさんのためにその後の経過をまとめた。労働者はなぜデモに行ったのか?要求は何なのか?今後何が起こるのか?すべての答えを以下の記事から見るけることができる。      トルコ鉄鋼連合に所属し、ブルサで働くルノー社員は5月14日木曜の夜、賃上げを要求するデモを行い、業務を行わなかった。翌日TOFAŞ 全文をよむ

2015-05-16 鳥インフルエンザ被害の全容 (Radikal紙)

バンドゥルマ商品取引所は、事業経営者への金融支援の要望意見書をトルコ食糧農業畜産省およびトルコ商工会議所連合(TOBB)に提出した。この意見書内でバンドゥルマ鶏卵生産者協会がまとめたデータによると、合計232万422羽の鶏が事業経営者および当局によって殺処分、もしくは 屠殺されていたことが明らかとなった。      バンドゥルマ商品取引所からトルコ食糧農業畜産省およびトルコ商工会議所連合(TOBB)に提出された、事業経営者への金融支援を仰ぐ意見書から、鳥インフルエンザウイルスに感染後、郡内で殺処 全文をよむ

2015-05-15 ルノー・ブルサ工場などで賃金問題ストライキ (Hurriyet紙)

トルコ金属工業労働組合の情報によると、オヤク・ルノーに続き、トファシュ(TOFAŞ)でも300〜350人の従業員がストライキを起こした。ルノーの工場は従業員の賃上げ要求による生産停止を受け、5月18日月曜日まで工場を休業したと発表した。別の自動車メーカーのトファシュもショートメッセージで生産を停止したと通知した。      従業員たちはトルコ金属工業労働組合管轄のボッシュの工場では、労働協約で認められた60%の賃上げ適用のため、昨日の深夜0時にストライキを始め、現在も続けている。従業員たちはシフ 全文をよむ

2015-05-13 品薄のヘーゼルナッツ、高騰 (Milliyet紙)

オルドゥ商業取引所で18トルコリラから取引されている殻付きの丸型ヘーゼルナッツ1キログラムあたりの価格が市場で21トルコリラまで上昇した。価格上昇の最大の理由は、ヘーゼルナッツが市場に無いと言われているほど品薄になっていることである。      オルドゥ商工産業会議所(OTSO)ヘーゼルナッツ委員長のエヴレン・エンギンユルト氏は、アナトリア通信社の記者に行った説明で、ヘーゼルナッツの価格が久しぶりに再上昇していると述べた。エンギンユルト委員長は、殻付きヘーゼルナッツが最新の市場では20トルコリラ 全文をよむ

2015-05-11 10年間で失われた農地はベルギー相当 (Hurriyet紙)

農業技術者らは、トルコで行われている農政のために、ここ10年にわたって農家たちがベルギーほどの規模にあたることについて、注意を喚起した。      トルコエンジニア・建築家会議所連合の、農業エンジニア部門イスタンブル支部による発表では、家畜および家禽セクターにおける飼料の需要に対して、大豆やとうもろこしが重要な位置を占めていること が注視された。また、「どちらの製品においても、我が国 が国内需要を確保できていない状態である。」と述べられた。   説明で示されたデータによれば、トルコは2014年だ 全文をよむ

2015-05-10 輸入が許可されれば、国内のジャガイモ生産は終わる (Zaman紙)

ジャガイモの値段が巷で[キロあたり]5リラ(約224円)を越えた後に輸入が話題となると、生産者はこれに気をもんだ。      ネブシェヒルにおけるジャガイモの生産、貯蔵、販売を担っているアルペル種苗会社代表のオメル・ファルク・アルペルは、トルコで輸入が許可されれば、ジャガイモ生産は終わると述べた。トルコでの生産コストは、世界の生産者よりもかなり高いとしたアルペル代表は、「輸入が許可されたら、アダナ、コンヤ、カイセリ、ネブシェヒル、ニーデといった県の農家は大きな損害を受ける。なぜならば、私たちの生 全文をよむ

2015-05-02 バンドゥルマで鳥ウイルス発見 (Milliyet紙)

バンドゥルマのアリ・マントゥ郡長は、同郡で鳥インフルエンザウイルスが確認されたことから、鳥類の殺処分と全頭処分を始め、隔離対策を取ったと明らかにした。      ■郡長、ウイルス発見を肯定      バンドゥルマのアリ・マントゥ郡長は、一時同郡の話題をさらい、動揺を引き起こした鳥インフルエンザウイルスが再び発見されたという趣旨の主張に返答し、鳥インフルエンザウイルスが同郡の1施設で見られたことを肯定した。マントゥ郡長は、同郡エディンジキ地区のある養鶏農家でウイルスが確認されたこと、このため必要な 全文をよむ

2015-05-02 輸出減少に歯止め傾向 (Milliyet紙)

トルコの4月輸出額が118億ドルを達成した。ここ数ヶ月間にわたり10%前後の減少を続けてきた輸出額が、4月は昨年度の同時期に比べて9.8%の減少となった。      トルコで2015年1月以来減少傾向にあった輸出額に、わずかではあるがその減少に歯止めがかかった。1月は9.8%、2月は13%、そして3月には13.4%の割合で減少してきた輸出額が、4月は昨年度の同月比で9.8%の減少となった。   トルコ輸出業者協議会(TİM)がバイブルトで発表した数字によると、4月の輸出額は118億2300万ドル 全文をよむ

2015-04-30 ユーロ、対リラ高騰 (Radikal紙)

アメリカ中央銀行が金利引き上げを6月以降に延期した影響によりグローバル市場で上昇したユーロは昨年2月10日以来初めて3リラを越えた。       昨日アメリカ中央銀行による金利決定の結果、2.65リラまで下落したドルは、今日中央銀行エルデム・バシュチュ総裁の発表を受けて再び上昇した。      朝方1ドル=2.65リラだったのが午後には1ドル=2.68リラに上昇し、その後1ドル=2.67リラに下落し始めた。ドアン通信社の質問に対して答えたオランダの金融大手INGグループのチーフ・エコノミストのム 全文をよむ

2015-04-28 オルドゥ・ギレスン海上空港、5/22開港へ (Radikal紙)

ヨーロッパにおいて海を埋め立てて建設された唯一の空港という特性を持つオルドゥ・ギレスン海上空港が5月22日に開港される。      トルコとヨーロッパにおいて海を埋め立てて建設された唯一の空港という特性を持つオルドゥ・ギレスン海上空港の正式な開港が5月22日に行われる。オルドゥ広域市市長エンヴェル・ユルマズ氏は会見で開港に関する日程が明らかになったと述べた。   ユルマズ氏は「首相が5月2日に行う訪問の際に空港が開港されるか否かが議論されていた。しかしながら我々は特に大統領も首相もこの開港に立ち 全文をよむ

2015-04-25 日本人旅行客の足遠のく (Hurriyet紙)

トルコにやってくる日本人旅行客の数が落ち込んでいる。最大の落ち込みを示しているのはカッパドキアである。この地にやってくる日本人の数は昨年比30%減。旅行業界の代表者らは、この理由としてIS(イスラム国)への恐怖が影響を及ぼしていると述べている。      何年もの間カッパドキアを、夏冬問わず訪れる日本人旅行客は、ISへの恐怖のため、この地への足が遠のき始めている。数か月前に、ISにより日本人ジャーナリストが殺された後、カッパドキアを訪れる日本人旅行客の数は、最初の2か月で30%減少した。この数は 全文をよむ

2015-04-18 グランドバザール・サンダルベデスターンの店子に立ち退き要求 (Milliyet紙)

 世界最古の商業市場の一つに数えられるグランドバザール内のサンダルベデスターンで、営業する約80軒の店舗に立ち退き通告が出された。       イスタンブルの歴史的な、そして観光および商業施設の一つであり、「征服王」メフメト2世の時代に建設されたグランドバザールで、ワクフ総局が所有する、絨毯、お土産品、カバン、ジュエリー装飾品、衣服の店舗がはいっているベデスターンの入り口に、フーティフ区長により立ち退き通告がかけられた。通告では店子は不法占領者とみなされ、4月22日に店舗から立ち退くことが求めら 全文をよむ

2015-04-17 欧露パイプライン、「トルコライン」以外に選択なし (Milliyet紙)

ロシアからヨーロッパへの天然ガス供給ラインはトルコのトラキヤからギリシャ、マケドニア、セルビア、そしてハンガリーへと伸びる予定だ。欧露間の天然ガスパイプラインにとって「トルコライン」は唯一の選択肢となろう。      「トルコライン」は、ロシアの天然ガスをギリシャ、マケドニア、セルビア、そしてハンガリーを経由して中央ヨーロッパへと供給することを計画しており、ヨー ロッパはもちろんトルコの消費者にもガスを供給することとなる。2019年にロシアがウクライナ経由での天然ガスの供給を停止することにより、 全文をよむ

2015-04-17 生まれる前から電気料! (Radikal紙)

マラティアで23歳のアリ・アルという名という男性が、生まれる前から電気の契約をしていたことが主張された。      1992年生まれのアリ・アル氏はe-devlet(ネット上での公共サービスを目的としたトルコ政府の公式サイト)にログインした際に、自身が1990年に電気の契約者として登録されていたことを発見した。同氏は 15000リラ(約70万円)の電気料を滞納していることを知り、すぐに電気会社に駆け込んだ。何か手違いがあるはずだと思って向かった電気会社で確認したところ、両親の名前に間違えがなかっ 全文をよむ

2015-04-16 外国人投資家のトルコ市場からの撤退続く (Radikal紙)

外国人投資家によるトルコ株式・トルコ国債の売りが4月に入っても続いている。      中央銀行の統計によると、国外在住の個人の資産ポートフォリオにおけるトルコ国債保有残高は、4月10日の週、市場価格の変動及び為替差を除いて前週比2億150万ドル減となった。      同時期の国外在住の個人のトルコ株式保有残高も、1,122億ドル減少した。      国外在住の個人が所有するトルコ国債保有残高は、4月10日の週時点で450億ドルとなった。統計によると、4月3日の週に国債残高は452.8億ドル、調整 全文をよむ

2015-04-14 IMF、トルコの失業率予測11%超 (Radikal紙)

国際通貨基金(IMF)は、トルコの失業率が今年、来年に11%超に留まるであろうと予測した。      IMFが今日発行した報告書「世界経済展望」の中で、トルコで昨年9.9%であった失業率が2015年に11.4%、2016年には11.6%に上るという予測が掲載された。   IMFはトルコの経済成長は今年、3.1%、来年は3.6%になるだろうと予想した。IMFは前回報告書の中では隔年で3.4%の成長が予測されている。      IMFの報告書の中では、今年のトルコのインフレ率は6.6%、来年は6.5 全文をよむ

2015-04-10 天候不順、物価高まねく (Hurriyet紙)

ここ数日の霜や強雨、積雪は、田畑の作物が被害に遭った農民らだけではなく、中央銀行総裁のエルデム・バシュチュ氏の頭をも悩ませている。バシュチュ総裁は、インフレを抑えるために食料の価格も下がる必要があるとしているが、しかしそういった喜ばしいニュースは見られない。      気象総局の発表によると、この2日間(4月11, 12日)は降霜の危険性がまだ続いている。ここ数日間のトルコ全土における強雨や雪、霜は、非常に多くの作物に被害をもたらした。昨年も3月30日夜に霜害が起き、特にアンズとヘーゼルナッツは 全文をよむ

2015-04-10 日本・トルコ間の原発建設協定を、トルコ側承認 (Radikal紙)

大統領府報道センターが日本・トルコ間の原発建設協定について発表を行った。      これによると、「トルコ共和国における原子力発電と原子力工業分野でのトルコ政府・日本政府間の協力に関する協定およびトルコ共和国における原子力発電と原子力工業に関する協定文書の承認を適切であるとする第6642号法案」が、憲法第89条第1項および第104条第2項a号に従って発布されるよう、エルドアン大統領によって首相府へ送られた」とある。 全文をよむ

2015-04-07 野菜輸入、急増 (Milliyet紙)

為替レートの急騰は、野菜、果物、穀物の輸入の歯止めとならなかった。リラが著しく価値を失った2014年に消費財多数における輸入が急落する中、玉葱からキャベツに至るまで多数食品の輸入があたかも爆発的に増加した。      トルコ統計機構(TÜİK)のデータによれば、2014年度の玉葱の輸入は21倍、キャベツの輸入は39倍、ザクロの輸入は136%、スイカの輸入は122%、赤レンズ豆の輸入は179%増加した。      ドアン通信(DHA)がTÜİKの植物生産物均衡データを通じて行った概算によれば、20 全文をよむ

2015-04-05 年金値上げ法案、成立 (Milliyet紙)

社会保険機構および自営業者年金受給者への支給額引き上げに関する、職業健康・保障法案が、トルコ大国民議会で成立した。      アフメト・ダヴトオール首相が退職者らへの年金引き上げを発表してから、トルコ大国民議会(TBMM)本会議で審議が続いていた職業健康・保障法案が成立した。7月には、年金支給額が1000リラ以下の退職者に対しては100リラの値上げが予定されており、支給額が1000~1100リラ未満の退職者についても、1100リラとして調整されることになっている。      職業健康・保障法案に 全文をよむ

2015-03-31 全土で停電―これが問題の送電所? (Radikal紙)

トルコ全土で停電が起こった。停電の原因を含め様々な憶測が飛び交っている。その中でも有力な理由のひとつとして、イ スケンデルンにある発電量1200メガワットを誇るアトラス送電所の停止が原因であるという。電力技師協会の関係者は、中央コントロールが必要 あったにもかかわらず、一部の施設が原因で、送電システム全体に影響が及んだと説明した。      トルコ電力株式会社(TEİAŞ)は、停電の確固とした原因を含め、明確な説明を行わなかった。一方エネルギーに関して投資家が注視するwww.pmum.gov.t 全文をよむ

2015-03-31 マルマライ「前倒し」工事のつけー大成建設から多額の未納金請求 (Hurriyet紙)

エルドアン大統領の要請で、前倒しで2013年10月29日に工事を完成させ、その日に開通式を行ったマルマライであるが、日本の大成建設が、未納金があると訴えた。エルドアン大統領からダウトオール首相にまで全員に手紙を書いた大成建設は2億ドルを請求している。      マルマライを建設した日本の大成建設は、仕事を前倒しで完成させたことの見返りとして、会社に支払われるとされた「追加金」の契約がまだ履行されていないとして、日本政府を動かすとともに、タイイプ・エルドアン大統領からアフメト・ダウトオール首相に、 全文をよむ

2015-03-24 トルコ中央銀行、記録的な「利益」 (Hurriyet紙)

 ドル相場で2014年にトルコ中央銀行は記録的な利益を達成した。トルコ中央銀行は86億リラという過去最高の利益を生み出した。トルコ中央銀行はこの利益により、再び最高額の納税者となった。       トルコ中央銀行はドル上昇の影響で再度記録的な利益を生み出した。2014年には86億4100万リラを手に入れたトルコ中央銀行は、過去の記録である2011年の記録を破った。なお2011年には85億6500万リラであった。2014年12月31日には1ドルが2.1343リラであった為替レートが2014年12月 全文をよむ

2015-03-19 トルコの農業従事者は540万人 (Hurriyet紙)

トルコの経済発展と並行して、国内総生産(GDP)における割合が7.4%に落ち込んだのに対し 、農業がいまだにトルコ経済における最重要部門のうち、トップを飾っている。農業は、609億 ドル以上の価値をもって、経済に大きな貢献をもたらしている。農業自体がもたらす価値の他にも、食品産業、テキスタイル、菓子製造などをはじめ、あらゆる部門に生鮮品を供給している。農業はまた、交通や金融部門にも大きく貢献していることを忘れてはならない。この枠組みにおいて考えられていることには、農業の経済における比重は7.4% 全文をよむ

2015-03-18 トルコ・グルジア・アゼルバイジャン3リーダー、新パイプライン建設を発表 (Radikal紙)

アゼルバイジャン産の天然ガスをトルコ経由からヨーロッパに輸送するTANAPの着工が今日、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領、アゼルバイジャンのイルハム・アリイフ大統領、グルジアのギオリギ・マルグヴェラシュヴィリ大統領の参加の下、カルスで始まった。プロジェクトは1000万ドルを要すると見込まれている。      アゼルバイジャン産の天然ガスをヨーロッパに輸送するプロジェクトで1850キロのパイプラインが建設される。シャー・デニズ天然ガス田の天然ガスは2018年以降ヨーロッパ諸国に輸送される。   全文をよむ

2015-03-15 イランから20万人の観光客 (Milliyet紙)

イランの在エルズルム総領事ヒュセイン・ガズミ氏は20万人のイラン人がネヴルーズ休暇を過ごすためにトルコを訪れるだろうと話した。      イランでは3月19日から官公庁では5日、学校では2週間ネヴルーズ休暇となることを指摘したヒュセイン・ガセミ総領事は、テヘランとタブリーズをはじめイランから訪れる20万人の人々が休暇をトルコで過ごす予定であると述べた。   3カ月前ルザ・クルチハン氏のテヘランへの異動のために総領事となったヒュセイン・ガセミ氏は、イランがトルコに開放しているギュルブラク、ヴァンと 全文をよむ

2015-03-13 ドル高騰、再び (Radikal紙)

アクサライ大統領宮における昨日(12日)のエルドアン大統領とバシュチュ総裁の会談をうけ、今日朝方下落したドルは、再び上昇した。ドルはトルコリラに対し2.6060という高値をつけた。      投資家が利益実現に向かったことや、タイイプ・エルドアン大統領とエルデム・バシュチュ中央銀行総裁が昨日行った二者会談の後に示された「穏当な」感触をうけ、ドルは今日の朝は値を下げた。しかし、その後、2.6060トルコリラという高値をつけた。      エルドアン大統領とバシュチュ総裁の会談を受けて、金融緩和策が 全文をよむ

2015-03-13 包装されていない鶏肉の販売、禁止に (Milliyet紙)

消費者保護のために農業畜産省が行った法改正の適用が、13日から始まった。      2015年3月13日から、精肉店やスーパーで、無包装の鶏肉は販売できなくなる。先月13日に発表された食肉および食肉加工製品の販売に関する新たな規制の通達によると、購入者が頼めば、その場で鶏肉を解体することができる。      また小売業者ではひき肉や赤身の混合肉、鶏混合肉は生産されず、これらは加工された状態で販売されることは無くなる。購入者の注文に応じて、販売時にひき肉に加工される。包装業者協会のサデッティン・コ 全文をよむ

2015-03-10 世界銀行「トルコで貧困層、減少」 (Radikal紙)

世界銀行トルコ代表のマーティン・ライザー氏は、最近10年でトルコの貧困人口が減少したことを明らかにした。      世界銀行トルコ代表のマーティン・ライザー氏は、ガズィアンテプ産業協会(GSO)で開催された世界銀行の予備会議において行ったスピーチで、トルコで行われた変革プロジェクトが多くの国の手本になっていると話した。      世界銀行トルコ事務所を訪れた多くの国々が「トルコは何を行ったかというと、この改革を行ったのだ。我々はトルコが行ったことに倣えば、似たような変革を自国にもたらすことができ 全文をよむ

2015-03-03 トルコ中央銀行、経済下降へ警戒対策 (Cumhuriyet紙)

 トルコ中央銀行は来期に経済が「下降」する危険に警鐘を鳴らし、政治的なツールを経済を支援する方向で使用することを明らかにした。       トルコ中央銀行は、金融政策委員会が制限付き利下げの決定をした2月24日の会議に関して、おおよそ以下のように述べた。年間のインフレがベース効果で減少したとしても、耐久消費財は全体的に高い物価上昇率にあると指摘し、「衣服と耐久消費財を除いた商品グループでは、年間のインフレ率は低下したが、月間のインフレ率の上昇がみられる。最近の為替レートの動向は、生活必需品のイン 全文をよむ

2015-02-25 イスティクラル通りの値上がりは世界2位 (Hurriyet紙)

クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield)が、2014年から2015年の間に行った国際的な賃貸料調査の結果を発表した。調査結果によると、トルコからは3つの通りが世界で最も賃貸料が値上がりした通りとしてランクインした。       27.3パーセントの上昇を記録したイスティクラル通りが、世界で2番目に賃貸料が値上がりした通りとなった。ちなみに上昇率世界1位はサンフランシスコにあるユニオンスクエアであった。年次報告書のデータによると、(トルコでは)3つの主要な 全文をよむ

2015-02-13 EY欧州ミッドマーケット指標トップはトルコ (Radikal紙)

国際会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(EY)の欧州ミッドマーケット指標で、トルコが最も楽観的な国にランクインした一方、ギリシャは最下位となった。      EY欧州ミッドマーケット指標が発表された。ミッドマーケットの動向を示す調査には、21か国から年間売上高1000万ユーロから5億ユーロの間の6000社の企業が参加した。トルコからは300社が質問に回答した。調査により、企業の景況感指数が最も高い国がトルコ、最も低い国がギリシャというこ とが明らかとなった。      調査では、欧州で企業の 全文をよむ

2015-02-10 低所得者の電気代に政府援助 (Milliyet紙)

低所得者の電気代の一部を政府が負担することになる。家族社会政策省とエネルギー省のもと行われる「社会手当」プロジェクトは何か月か後に明らかにされる。      社会福祉の範囲と規模の拡大の一環で低所得者の電気代の一部を政府が負担することに関する取り組みが明らかになっている。エネルギー関係筋から得た情報によると、困窮水準の定義と本当に必要としている人々を明らかにすることにおいて、家庭社会政策省から今後の回答が待たれる。また、「社会手当」事業の運営のために省の基金の額を確定する必要があることが注目され 全文をよむ

2015-02-03 銀行保険機構、バンク・アジアの株を差し押さえ (Radikal紙)

銀行業調整監査機構(BDDK)は、バンク・アジアの取締役会を決定する優先株の63%がTMSF(預金保険機構)によって差し押さえられる事で決定した。BDDKはバンク・アジアが銀行業法における「組織は有効な監査の妨げとならない透明かつ公明正大な企業体制及び組織を有する」という条項に反していると明言した。      BDDKは、バンク・アジア取締役会を決定する優先株の63%がTMSFにより差し押さえられるよう決定した。それ以前にBDDKはバンク・アジアの企業体制を監査し、当該銀行が有効な監査を可能にす 全文をよむ

2015-01-31 100万リラ以上の預金者、7万7千人を超える (Radikal紙)

銀行口座に100万リラ(約4820万円)以上の預金がある人の数が、2014年は前年にくらべ1万364人増え、7万7210人となった。      2014年の、銀行口座に100万リラ以上の預金があるトルコの個人および法人格の数は、前年に比べ1万364増加し7万7210となった。銀行業調整・監査委員会(BDDK)の発表によれば、昨年、銀行取引部門は246億6500万リラ(約1兆1889億円)の収益を上げて1年を終え、合計預金額は1兆530億リラ(約73兆7519億円)に達した。   この預金総額の約 全文をよむ

2015-01-28 エルオール財閥、メックス買収 (Cumhuriyet紙)

エルオール・ホールディングの発表によると、同社はトルコや国際的な市場で今日までLoftとColin'sブランドによって続けた活動をMexxによって強めていくことと成長させることを目的としている。      エルオール・ホールディングのヌレッティン・エルオール社長は世界トップのファッションブランドの一つであるMexxを買収することが、国際的ファション業界においてトルコの存在を示すことと、国際的なファッションの小売部門においてエルオールの自信を強めるための非常に重要な一歩であることを明らかにした。  全文をよむ

2015-01-24 150年の夢、オルドゥ・シヴァス間道路、完成へ (Milliyet紙)

NATOにより建設が妨害されていたオルドゥ-シヴァス間の道路(の建設)が、黒海の厳しく険しい地理の困難な状態にも関わらず、急ピッチで進んでいる。      オルドゥ-シヴァス間の道路は、1875年スルタン・アブドゥルアズィズの時代に初めて話題に出され、1880年スルタン・アブドゥルハミド2世の時代に計画が練られたが、戦争と資金不足により実現されなかった。また、ある時代には[南下政策により]ソヴィエトの戦車が温暖な地に下ってくるとの恐怖からNATOにより建設が妨害されていた。黒海の厳しく険しい地理 全文をよむ

2015-01-10 アククユ原発建設、延期の噂―ロシアの経済危機の影響 (Milliyet紙)

ロシアは、経済危機の影響で困難な状態にある。超大国(ロシア)が、メルスィン・アククユ原子力発電所を含む、外国への投資を一時遅らせる可能性のあることが語られている。      ロシアで起こっている経済危機が、トルコにおける輸出と観光のバランスをひっくり返した。経済危機のトルコへの影響が、単に輸出と観光に留まらないこと、近日中に基礎工事が始められるはずの初めての原子力発電所も(建設が)遅れる可能性があることが発表された。発電所の2020年までの完成が、かなり困難になったことが述べられている。     全文をよむ

2015-01-06 地下鉄カバタシュ・メジディエキョイ線、2018年末開業へ (Radikal紙)

ベシクタシュとメジディエキョイを一つに繋ぐ地下鉄線の入札が今月中に行われる見通しだ。長さ6.5キロメートルの地下鉄線は2018年末の開通を目標にしている。2017年末に開通する予定のメジディエキョイ―マフムトベイ間の地下鉄線と共にイスタンブルの交通に活気をよみがえらせる。      メジディエキョイをカバタシュに繋ぐ、長さ6.5キロメートルの新しい地下鉄の入札は今月中に行われる。カバタシュは、まずマフムトベイに、次にバフチェシェヒルに地下鉄で繋がる。建設が進められるマフムトベイ―メジディエキョイ 全文をよむ

2015-01-05 ヘーゼルナッツ輸出、史上最高額記録 (Milliyet紙)

世界のヘーゼルナッツ生産の約75%を担うトルコが昨年、110か国への輸出により23億1400万ドルの外貨収入を得ていることが明らかとなった。      黒海ヘーゼルナッツ加工品・輸出組合とトルコ・ヘーゼルナッツ・プロモーション・グループのエディプ・セヴィンチ会長は2014年1月1日から12月31日まででトルコが110か国に25万2528トンの加工済みヘーゼルナッツを輸出したと発表した。また同会長は12か月間輸出された25万2528トンに対する23億1400万ドルの外貨収入により、ここ一年で史上最 全文をよむ

2015-01-03 トルコ中央銀行、外貨準備高をひきあげ (Radikal紙)

(トルコ)中央銀行は(国内)銀行の外貨準備高を引き上げた。この引き上げにより、中央銀行の外貨準備は32億ドル分増えることが期待される。引き上げは2月13日から有効となる見通しだ。      中央銀行は今日、高まりを見せる対ドル為替に対し、長期間にわたり議題に上っていた「秘密兵器」を行使し、(国内銀行)の外貨準備率を引き上げた。下された決定によれば、現在11.7%である平均外貨準備率を12.8%のレベルに引き上げられ、1年満期及び1年未満満期の外貨準備率は13%から18%へと引き上げられる見通しだ 全文をよむ

2014-12-28 ルーブル下落の影響はパンにも (Hurriyet紙)

ロシアが国内供給保護のため、穀物輸出を制限すると発表し、トルコでパンの価格が上昇するのではとの不安を生み出している。トルコ・パン生産者連盟のハリル・イブラヒム・バルジュ会長はトルコ国内で小麦生産が2014年、昨年比13.8%減少し1900万トンとなったことに注目した。専門家らはこの状況にもかかわらず、毎日490万個のパンが廃棄されていることを指摘し、節約を提案した。      この栽培期の干ばつにより穀物生産が減少した年の末に、ロシアが穀物輸出の縮小を発表したことは人々の目を再びパンへと向けた。 全文をよむ

2014-12-26 オリーブ油、値上がり急 (Radikal紙)

トルコでオリーブ油の収穫量がスペインやイタリア同様、予想を下回ったことが価格の高騰をもたらした。大手オリーブ油会社のゼイティン・イスケレスィのファーティヒ・ジェニクリ社長は油が1リットル当たり20TLまで上がる可能性があると語った。解決策についてジェニクリ社長は、「価格の高騰はオリーブ油を使い始めた新たな消費者を他の油に移行させる可能性がある。この状況はトルコが、目標としている(オリーブ油の生産量)世界2位から遠ざかる要因となりうる。問題の唯一の解決策は、世界中で行われているように、公的支援だ」 全文をよむ

2014-12-25 「貧困家庭」は、月収4000TL以下 (Milliyet紙)

トルコ労働組合連合の飢餓と貧困ライン調査によれば、12月の4人家族の飢餓ラインは1232リラ、貧困ラインは4014リラであった。      トルコ労働組合連合の調査では、12月の4人家族の飢餓ラインは1232リラ、貧困ラインは4014リラと概算された。労働者の生活状態を可視化し、基本生活必需品の価格変動が家庭予算へ及ぼす影響を明らかにする目的で毎月行われている、「飢餓と貧困ライン」調査の12月の結果がトルコ労働組合連合により公開された。これによると、4人家族が健康的でバランスが取れ、十分な食事を 全文をよむ

2014-12-23 チュクロヴァ空港建設、中断―コチオール建設、倒産の淵 (Hurriyet紙)

トルコで2番目に大きい空港になると目されていたチュクロヴァ空港を建設しているコチオール建設が倒産の繰り延べを求めた。裁判所は(この)会社の管理において、(破産)管財人を任命した。4期にわたり、トルコ建設工業雇用者組合の代表を務めたシュクリュ・コチオール氏を社長とするコチオール建設が、空港建設により、財政的な困難に陥ったことが判明した。今日まで請け負ってきた計画の事業価値が45億リラを超えるコチオール建設は空港建設のために3-4社と共同出資の協議をしていることが分かった。昨年起工式が行われたチュク 全文をよむ

2014-12-18 ロシアの経済危機、トルコの農産物輸出業者直撃 (Radikal紙)

ロシアの経済危機がトルコで特に農産物輸出業者を倒産の瀬戸際に追いやった。一方、ロシアで金融会社の所有者だったイヴァン・シェルヴァシドゥゼ氏が昨晩泊まったホテル・ナショナルの一室でこめかみに銃口を当て引き金を引いて自殺した。      ロシアに対する欧州とアメリカの禁輸経済制裁が今年の8月からトルコの輸出業者にとって新市場となる期待を生んでいた。特に農産物輸出業者と鶏肉産業はロシア市場によって2015年が目標より遥かに上回る一年となると見られていた。しかし、輸出が始まる前にロシアは危機に陥っている 全文をよむ

2014-12-18 アンカラ・イスタンブル間、1時間10分へー2019年の話 (Milliyet紙)

リュトフィ・エルヴァン交通大臣は、将来イスタンブルとアンカラ間にて新たな高速鉄道が開通することを明らかにし、「2019年にはアンカラ・イスタンブル間が1時間10分になる」と述べた。      エフカン・アラ内務相、イスメト・ユルマズ国家安全保障相、ニハト・ゼイベクチ経済相、リュトフィ・エルヴァン交通海運通信相、そしてチャアタイ・クルチ青年スポーツ相は、高速列車に乗ってコンヤを訪れた。      リュトフィ・エルヴァン大臣は、新たな高速列車に関する説明を行った。エルヴァン大臣は、現在3時間45分 全文をよむ

2014-12-12 ドル高、さらに―今年最高値 (Hurriyet紙)

本日(12日)インターバンク市場でドルは1ドル2,27 TL (約111円) で始まったが2.31 TL (約113.86円)を超えた。1ドル2,3116TL (約113円)となり1月29日以降の最高値となった。      ドル高は加速度を付け続けている。ドルは世界規模、特に先進国の通貨単位に対して高値を付けているが、昨日(11日)発表されたアメリカの小売売上高と失業保険申請件数、及び本日(12日)発表された生産者価格指針(ÜFE)データがアメリカにプラスであったため一層ドル高となった。     全文をよむ

2014-12-05 電気どろぼう(不法使用者)に特赦のよびかけ (Milliyet紙)

トルコ配電公社(TEDAŞ)は大部分が東部・南東部の約15万件の電気の不法使用により32億TL(約1,696億円)の特赦を求めている。公共CMで呼びかけられるキャンペーンが成功すれば、電気料金請求書の、不法に使用された分の電気料金は減るかも知れない。      TEDAŞは大部分が東部・南東部アナトリアの約15万件の電気の不法使用の特赦に向け準備している。   特赦が求められる未納金は利子を含めない場合32億TL(約1,696億円)にのぼる。利子を計算した場合120億TL (約6兆3,587億円 全文をよむ

2014-12-05 アクビルの運用終了、使用は12月31日まで (Hurriyet紙)

イスタンブルの公共交通機関で利用されているアクビルが今月末で廃止となり、代わりにイスタンブルカルトの運用が始まる。利用者らは、アクビルを無料でイスタンブルカルトに変更することができる。アクビルの利用は12月31日で終了する。      利用者らは現在使用しているアクビルを、県内2000ヶ所のイスタンブルカルト入金機や22ヶ所のイスタンブルカルト申請センター、イスタンブルカルトモバイル申請センター、そして60ヶ所のイスタンブル市営バス(İETT)窓口において、無料でイスタンブルカルトに変更できる。 全文をよむ

2014-11-29 アラブ人投資家の注目はブルサへ (Milliyet紙)

サウジアラビア、バーレーン、アラブ首長国連邦といった湾岸諸国から多くの投資家がブルサへ、特に観光・建設分野への投資を希望していることが明らかとなった。      独立実業家協会(MÜSİAD)ブルサ支局長ハサン・チェプニ氏はアナトリア通信に対し、イスタンブルのCNRエキスポで開催された第15回MÜSİAD国際見本市に参加した外国人実業家の一部が、ブルサで話を進めており、個別会談を行っていることを明らかにした。      チェプニ支局長はアラブ首長国連邦、サウジアラビア、アルジェリア、ボスニア・ヘ 全文をよむ

2014-11-26 住宅ローンはどこまで下がる? (Milliyet紙)

住宅販売の伸び率は、今年の始め7カ月は選挙や国外情勢の影響でマイナスになったものの、過去3カ月は平均で20%を上回る成長率で推移している。その要因のひとつは紛れもなく、年明けに1.20%程度であったローンの金利が0.90%を下回ったことだ。      この状況について銀行関係者は、経済動向に際立った変化がなかった場合、年末にかけて住宅販売の好循環が持続すると見ている。この増加が、中間所得層において特に分譲販売で顕著であると話す関係者は、メーカーによる住宅販売の成長は継続すると考えている。銀行家に 全文をよむ

2014-11-10 トルコの全公務員数230万突破 (Radikal紙)

トルコの公務員の数が230万人を超えた。公的機関や組織で働く人の合計数は320万人近くに達した。最も数が多い公務員は教育サービス関係であり、82万1321人が雇用されている。公務員のうち約62.45%が男性、37.55%が女性である。来年は7万4000人の公務員が採用される予定だ。      トルコでは236万人の公務員が働いている。公的機関や組織において働く人の合計数は、320万人に近づいている。AA通信が国家人事庁(DPB)のデータから集めた情報によると、全体的に見た場合、公的機関や組織では 全文をよむ

2014-11-01 10月期の輸出額、共和国史上最大に (Radikal紙)

TİM(トルコ輸出業者協議会)の資料によると、10月の輸出額は、昨年の同月に比べ6.7パーセント増加し125億9800万ドルであった。このように共和国史上最大の輸出額が実現された。      トルコ輸出業者協議会(TİM)のメフメト・ビュユケクシ会長は、10月の輸出額をクルクラーレリで発表した。TİMの資料によると、10月の輸出額は、昨 年の同月に比べ6.7パーセント増加し125億9800万ドルであった。このように共和国史上最大の輸出額が実現された。データによれば、周辺の国々でトルコの輸出額が減 全文をよむ

2014-10-31 トルコ中央銀行総裁「インフレ鎮静まで金融引き締め続ける」 (Radikal紙)

中央銀行のエルデム・バシュチュ総裁は、インフレが明確に鎮静するまで金融は「引き締め」続けると話した。中央銀行はインフレ予測を1.3%引き上げ8.9%とした。      バシュチュ総裁は、2014年第4回インフレ報告発表の会合で、「今後インフレが明確に鎮静するまで金融引き締めを続ける」と話した。      総裁は、今後インフレの基本路線は「下方」修正も含みうると強調し、現在の金融引き締めは中期的にインフレ圧力を抑えると強調した。      バシュチュ総裁は、与信の伸びは、経常収支赤字改善のために進 全文をよむ

2014-10-25 トルコ南東部ホテルは満員―世界中から報道陣 (Hurriyet紙)

シリアのコバーニーで起こっている戦闘によりシャンルウルファの観光客数が減っている。しかし事件を追跡するためにコバーニーの町にやってくる外国人報道陣と治安部隊によりホテルは満室状態だ。特に5つ星のホテルで週末に空室を見つけるのは困難である。      シリアのコバーニーの町で戦闘が続く中、シャンルウルファでは興味深い展開が起こっている。シャンルウルファには年間65万人の観光客が訪れるが、旅行会社がツアーをキャンセルする一方、5つ星ホテルが外国人報道陣と治安部隊で満員になっている。週末、シャンルウル 全文をよむ

2014-10-21 トルコ・トヨタのCEOをめぐり内紛? (Radikal紙)

トヨタのアダパザル工場ゼネラルマネージャー兼CEOのオルハン・オゼル氏と、トヨタのトルコのディーラーであるトヨタ・マーケティング&セールス(株)CEOのアリ・ハイダル・ボズクルト氏の間で「CEOは誰だ」という紛争が深刻化している。      日本の自動車メーカー大手トヨタのアダパザル工場ゼネラルマネージャー兼CEOのオルハン・オゼル氏と、トヨタのトルコのディーラーであるトヨタ・マーケティング&セールス(株)CEOのアリ・ハイダル・ボズクルト氏の間で続いていた「CEO問題」が泥沼にはまっている。そ 全文をよむ

2014-10-20 トルコにショッピングモールはいくつある? (Milliyet紙)

2014年9月時点で、トルコ国内に342店舗のショッピングモールと9,955,785㎡の出店可能スペースがあるとわかった。      エヴァ不動産評価とアカデメトレによって行われた報告によると、トルコ国内に342店舗のショッピングモールと9,955,785㎡の出店可能スペースが あるとわかった。報告では、2014年末には出店しうるショッピングモール内のスペースは1120万㎡にまで増えると予想されている。年始に作られたデータによると、2014年のうちに開店すると言われていた64店舗のショッピングモ 全文をよむ

2014-10-19 議員たちの新たな報酬発表 (Radikal紙)

2015年、国会議員の年金は9.5パーセント、給与は7パーセント増額となる。年金を受給しながら仕事を続ける議員の給与は2万3200リラ(約110万円)にものぼる。      トルコ大国民議会(TBMM)に提出された予算案により、国会議員の毎月の年金支給額と給与額の2015年の増加分が明らかとなった。      ハベルチュルク新聞のアフメト・クヴァンチ記者の記事によると、国会議員の年金は9.5%、給与は7%増額となる。年金を受給しながら、仕事を続ける議員の手に渡る月収総額は1700リラ増で2万32 全文をよむ

2014-10-17 南東アナトリア・東アナトリアへの投資、冷え込む (Milliyet紙)

南東アナトリアと東アナトリアで続く緊張状態が地域経済を苦境に陥れている。和平プロセスにおける「西部」の実業家らのこの地域に向けた投資先の模索は、現在のところ全くない。投資機会を探す実業家らの足取りは、この地域から絶たれてしまった。      東・南東アナトリアでここ数日間続いている「コバーニー」を巡る衝突は、地域経済にマイナスの影響を及ぼしている。この地域の実業家らの共通の認識は、この最近の出来事が和平プロセスによる(投資の)加速にダメージを与えるだろうというものだ。和平プロセスの開始とともに「 全文をよむ

2014-10-14 エジプト、トルコ製鉄製品に反ダンピング税 (Radikal紙)

エジプト通商産業省は、国内生産者たちが抱くトルコから輸入される製鉄量の増加に対する苦情申し立てを根拠とし、製鉄輸入製品に反ダンピング税を課す決定を取った。      エジプト通商産業省は、輸入製鉄に反ダンピング税として1トン当たり40.6ドル(約4343円)を課す決定を下した。同省の書面発表では、輸入製鉄に対して一時的な反ダンピング税を適用する決定が為されたと報告された。      同発表で見解を示したムニール・ファフリー・アブドゥンヌール通商産業相は、1トン当たり40.6ドルが課される反ダンピ 全文をよむ

2014-10-12 野菜、果物、今冬は「お寒い」状況に (Hurriyet紙)

全国青果仲介・卸売連盟(TÜMESKOM)代表、ブルハン・エル氏は、悪天候および、シリアやイラクといった国々での混乱が原因で、冬の野菜や果物の価格が上昇していると発表し、「現在、昨年比で20%ほどの価格上昇がみられます。11月以降さらに上昇し、冬全体で40%の上昇に到達すると予想されています」と述べた。       エル代表は、アナトリア通信に行った発表で、市場ではすでに夏野菜・果物に代わって、冬の生産物が流通していると述べた。シーズンの初め以来の悪天候が原因 で、生産不足や価格上昇が起こってい 全文をよむ

2014-10-12 イラン国境で国際貨物輸送トレーラー問題 (Zaman紙)

国に入るトルコの国際貨物輸送トレーラーに発信器を付けて、トレーラーのトルコ国内と世界での運行を追跡していたことが明らかになったイランは、現在もトルコと輸送の通行料金について張り合い始めた。      イランが以前から適用している通行料金の適用をトルコが開始したことを受けて、イランは、国際輸送貨物から徴収する通行料金を2倍に増額した。トルコ側でも同時に通行料金の値上げをすることによって、国境の税関の両側で国際貨物輸送トレーラーが長い列をなした。      トルコは、トルコ国内を通過する国際貨物輸送 全文をよむ

2014-10-11 金融中期目標、イスラム金融部門拡大へ (Yeni Safak紙)

アリ・ババジャン副首相主導で発表された、2015-2017年の経済の新しいロードマップを構成する中期計画(OVP)では、イスラム金融部門の商品とサービスの多様性により、この分野で活動する組織の増加が見込まれている。3年間をカバーするOVPでは、金融市場が、実物部門の融資の必要に答え、国内経済の拡大に貢献し、金融商品の多様性を持ち、効率的で透明性をもって扱われるような構造になることが第一の目標とされた。OVPでは、イスタンブルが国際的な金融センターの一つとなることへ加速度をつけて取り組むと表明した 全文をよむ

2014-10-11 メルスィン原発工事、3月着工へ (Milliyet紙)

エネルギー・天然資源省のタネル・ユルドゥズ大臣は、メルスィン県での原子力発電所建設に関してトルコとロシア間で締結された協定の一環として、原子力エネルギーについて学ぶためモスクワへ渡航する83名の学生を迎え入れた。      ユルドゥズ大臣は、アックユ原子力発電所に関する環境影響評価報告書について、来月には作成が見込まれていると述べ、 「発電所の建設と電力供給の双方に関わる当初の目標を変更することは望んでいない。準備期間は長期に及ぶ可能性があるが、特に発電所建設と電力供給については遅れることのない 全文をよむ

2014-10-06 たばこ葉の輸出、初の100万ドル超 (Hurriyet紙)

エーゲタバコ輸出機構の発表によれば、タバコとタバコ製品の輸出がこの一年で12パーセント増加し、11億ドルを超えたということだ。今年の1月~9月の輸出額は、13パーセント増の8億936万5千ドルだった。      輸出の増加には2013年のタバコ生産量の増加が背景にある。2012年に4万5千トンまで減少したトルコのタバコ生産量だが、2013年に8万6千トンに増加した。2013年にタバコとタバコ製品の輸出額は9億600万ドルになった。      発表では、トルコ輸出議会の理事兼エーゲタバコ輸出機構副 全文をよむ

2014-10-05 シリアからの密輸ドライフルーツ、輸出品への影響は (Hurriyet紙)

トルコが2013-2014年のシーズンにおいて2億5,100万ドルの収益をあげ、輸出において記録を作った乾燥イチジクについて、新しいシーズンは問題を抱えた始まりとなった。アイドゥンを筆頭にイズミルとデニズリの一部の郡で生産される乾燥イチジクは、今年は湿度が高いために期待された生産量と品質が得られなかった。輸出に適したイチジクの生産には限度があるため、価格が高騰した。10月15日に始まる輸出シーズンを前に乾燥イチジクの生産者からの買入価格は12リラまで近づいた。価格の急騰に伴い、外から地域に乾燥イ 全文をよむ

2014-09-30 ショック―Levi'sチョルル工場、閉鎖 (Radikal紙)

Levi’sとDockersのブランドラインで商品を製造する世界有数のジーンズブランドのLevi Strauss社から重大な発表が行われた。同社から行われた書面での発表では、イスタンブル県のチョルルにある製造工場が本日30日付けで閉鎖されることが明らかになった。      従業員677人は段階的に解雇されていく。同社はチョルルに工場を1986年に開いた。      書面での発表では以下のように記されていた。      「Levi Strauss社(略称:LS&Co.)はチョルルにある製造工場の操 全文をよむ

2014-09-16 危機のアジア銀行、「業務継続」宣言 (Radikal紙)

アジア銀行は本日までに口座から預金を引き出せなかった顧客は1名もいなかった事を明らかにし、業務が引き続き継続されるとした。      アジア銀行が情報公開プラットフォーム(KAP)に対し行った発表の中で、「あらゆる妨害にも関わらず、アジア銀行は本日までに預金者及び顧客に被害を与える事なく責務を果たし、業務を引き続き継続している」と述べられ、以下の様に言添えられた:      「今回、アジア銀行は、全預金者に預金を必要な時に不備なく支払っており、また支払い継続する予定である。本日までにアジア銀行の 全文をよむ

2014-09-15 非農業部門失業率、2011年来最高の12%に (Milliyet紙)

トルコ経済の減速を反映するとともに、発展した経済において、失業率の基準として認められている“非農業部門失業率”は2011年以来初めて12%を超えた。      バフチェシェヒル大学経済社会学研究センター(Betam)のセイフェッティン・ギュルセル教授、ズムルト・イマームオール博士と、アイシェヌル・アジャル研究員によって準備された“失業は急激に増え続けている”というタイトルの調査ノートには以下のように書かれている:      「季節的な影響を排除した労働力データによると非農業失業率は、2014年6 全文をよむ

2014-08-29 トルコ新内閣を財界、市場は歓迎 (Hurriyet紙)

アフメト・ダウトオール首相による新内閣で経済指導陣が変わらず続投することに対し、財界と市場から歓迎の声が上がった。実業家らは安定の継続を強調し、市場に新たな保証がもたらされたと評した。      トルコ中小事業者連合(TESK)のベンデヴィ・パランドケン会長   「新政府の発表に伴い、今日まで続いてきた経済発展が更に加速するだろう。市場に空白は生まれません。よって、新政権のいちはやい発表は、経済の安定主導という観点から市場に保証を与えました。アフメト・ダウトオール首相の元でつくられる新政府で経済 全文をよむ

2014-08-24 トルコの老舗は (Radikal紙)

トルコ経済界には数は少ないが、オスマン帝国時代に設立され、トルコ共和国建国の目撃者となった企業がある。創業237年のハジュ・ベキル・ロクムラルはトルコで最古の老舗だ。以下の表には他にも老舗が挙げられている。      経済界では毎年、数千の会社が設立され、数千の会社が様々な理由で倒産する中、数百年も持ちこたえている老舗もある。現在トルコで約1000社の会社(株式及び有限)を含む、300万以上の事業がある。これらの会社の85パーセントは1996年、65パーセントは2000年以後に設立されているのが 全文をよむ

2014-08-23 新体制、経済政策は継続へ―ババジャン入閣へ (Hurriyet紙)

首相候補のアフメト・ダヴトオール氏は新体制でも現状の経済政策をほぼそのまま継続することを決めた。内部からの情報によると、ダヴトオール氏はアリ・ババジャン副首相と政権の仕事を続ける方向で会談しており、タイイプ・エルドアン氏もこれに関与していると言われている。メフメト・シムシェキ財務相の状況にはまだ疑問符がつく。      選挙までの過程で想定外の事態を避けたいAKP(公正発展党)幹部は、新政権でも現行の経済政策をほぼそのまま継続することを決定した。新政権で首相となるアフメト・ダヴトオール氏が副首相 全文をよむ

2014-08-16 イスタンブル・イズミル3時間道路、工事突貫工事進行中 (Milliyet紙)

イスタンブル・イズミル間の移動時間を3時間半に短縮する巨大プロジェクトは、失速することなく続いている。      イスタンブル・イズミル間の移動時間を3時間半に短縮する、「イスタンブル-ブルサ-イズミル(イズミト湾横断道路を含む)自動車道BOT」のブルサまでの全行程の2015年開通を目指し、作業が急ピッチで進められている。      プロジェクトの実際の進捗は、ブルサまでの区間で46%、全体では36%に達した。      ブルサのミュニル・カラルオール知事は、ムスタファ・オズチュルク議員や新聞記 全文をよむ

2014-08-16 6年以内にトルコ国産車製造へ (Milliyet紙)

フィクリ・ウシュク科学産業技術相は、2020年までにトルコが国産車の生産を実現させると述べ、電気自動車だけでなくハイブリット車の技術に関しても強く言及した。このためには勇敢な振る舞いだけでは立ち行かないだろうと強調するウシュク科学産業技術相は、「勇敢さだけでうまくいくはずがない。5つの主要な設備をもとに計画を進めている。これらの仕様が具体的に固まればまた発表する」と話した。      ウシュク科学産業技術相は、昨日公正発展党(AKP)の本部受付前で記者らの質問に対し国産車生産に関する取り組みにつ 全文をよむ

2014-08-08 ベシクタシュの老舗、パンド・カイマク閉店の危機 (Hurriyet紙)

ベシクタシュを代表する店の一つであるパンド・カイマクに閉店の危機…92歳のパンデリ・シェスタコフさんが営むパンド・カイマクが、店舗所有者により閉店されようとしている。119年間家族で代々カイマク業を営んできた愛称パンドのシェスタコフさんは、「店の状況を知った人々が私たちに力を貸してくれると思う」と話した。      1895年から現在までカイマク業を営むパンドさんの店では、カイマク(クロテッド・クリーム)だけが売られているわけではない。客はここで朝食を食べることもできる。ベシクタシュで生まれたパ 全文をよむ

2014-08-02 アンタリアへの旅行者、1位はロシア―イスラエルからも好調 (Radikal紙)

ガザ地区侵攻が原因でトルコが明確な態度をとっているイスラエルから、アンタリアを訪れる観光客の数が、今年の7月までの期間で90パーセント増加した。      アンタリア文化観光局及びアンタリア空港不動産管理本部の資料によれば、今年1月から7月までの期間に、アンタリア空港及びガーズィーパシャ空港から街を訪れた観光客の数は、664万4,905人で、昨年の同期間に比べ7.5パーセントの増加率を実現した。2013年の同期間、空路でアンタリアを訪れた観光客の数は617万8,900人であった。アンタリアは、今 全文をよむ

2014-08-02 EU向け乳製品輸出解禁―チーズに勝機 (Zaman紙)

長期にわたる努力の結果、EUへの牛乳や乳製品の輸出の道が開かれた。2001年以来禁止されてきた牛乳の輸出に、12年が経った後輸出ビザが下りた。      乳製品部門の粘り強い交渉の結果、2013年4月3日以降EU諸国に牛乳や乳製品の輸出が解禁となっていたが、禁止が解除されてからも、求められる水準の輸出には至っていなかった。梱包乳・乳製品産業協会(ASÜD)は、許可を得た諸会社に対し、この機会を検討するよう呼びかけた。ハルン・チャル協会長は、諸会社が牛乳よりもさらに価値のある地方のチーズを輸出する 全文をよむ

2014-07-25 イスタンブル・アンカラ間高速鉄道、今日開通―当面はペンディキ発 (Milliyet紙)

本日7月25日、アンカラ-イスタンブル間高速鉄道は、エルドアン首相が参列する開業式を以て運行を始める。18時30分にペンディキ駅で開業式が行われ、正式運行開始となる。      ■アンカラ-イスタンブル高速鉄道、本日運行開始      高速鉄道は、イスタンブル・アンカラ間の533kmを3時間に短縮する。停車駅は、ポラトル-エスキシェヒル-ボズユク-ビレジキ-パムコバ-サパンジャ-イズミット-ゲブゼ-ペンディキ。総工費400万ドルのうち、200万ドルは借款である。      ■1日当たり運行本数は 全文をよむ

2014-07-09 イラク政府によるクルド石油差し止め裁判、敗訴 (Milliyet紙)

トルコ経由で世界市場へ販売されるクルドの石油を差し止める目的で北イラク・クルド自治政府に対し訴訟を起こしたイラク政府は敗訴した。      控訴裁判所は異議申立を満場一致で却下した。イラク政府の差し止めを原因とする販売制限が撤廃されることとなった。クルド人地区の石油輸出が非合法であると主張したイラク政府は、控訴裁判所で訴訟を起こしていた。裁判所は、ジェイハン・パイプライン経由での石油輸出に対するイラク政府の異議申し立てを満場一致で却下した。同判決によりイラク政府が掌握する石油保有量が減少する一方 全文をよむ

2014-07-08 アゼルバイジャン人富豪のトルコ投資財、凍結へ? (Milliyet紙)

アンタリヤの高級ホテル、マルダン・パレスもが含まれる、アゼルバイジャン人実業家のテルマン・イスマイロフ氏の莫大な資産に関して、1億3500万ドルの借金を理由に強制執行が決定されたと報じられた。      アゼルバイジャン系の実業家、テルマン・イスマイロフ氏の投資財が危険であると報じられた。これらの投資財には、 2009年の開館当時、世界的スターも宿泊したアンタルヤの高級ホテル、マルダン・パラスもが含まれる。ロシアとアゼルバイジャンの新聞で報じられたニュースによると、マンガゼヤ(Mangazeya 全文をよむ

2014-07-04 シリア難民不法労働雇用者に、1万リラ罰金 (Radikal紙)

コンヤ県社会保障機構のムラト・ムスタファ・ヤヴズ局長は、シリア人難民を違法に働かせた職場に1万リラの罰金を科すと述べた。      ベシル・アタライ副首相は、2週間前にトルコにおけるシリア人難民の総数は150万人になったと明らかにした。   シリア人の一部は難民キャンプで暮らす一方で、都市の中心部で懸命に暮らしている人々もいる。家族を養わなければならない男性難民は仕事を探している。全員保険はなく、ほとんどが最低賃金以下で働いてさえいる。ムラト・ムスタファ・ヤヴズ・コンヤ県社会保障機構局長は、職場 全文をよむ

2014-07-04 イラク情勢の緊迫、マルディン経済に打撃 (Zaman紙)

イラク情勢とISIS(イラク・シリア・イスラム国)によるモースル制圧は、特にイラクと交易を行う国境付近の町に深刻な影響を及ぼしている。      ナスル・ドゥヤン氏(マルディン企業家・実業家協会会長、工業団地副代表)は「イラクから2億ドルほどが回収できてない」と述べている。ドゥヤン氏によると、マルディン工業団地では100か所の施設が稼働中で、輸出の95%は北イラクに向けて行われているという。   ドゥヤン氏は、「トルコのイラクへの輸出額は130億ドルに上り、マルディンからの年間の輸出額も10億ド 全文をよむ

2014-06-29 20年間で300万ヘクタールの農地消失 (Zaman紙)

トルコはその農業国という特徴を失うだろう。ここ20年間で300万ヘクタールの優良農地は、その目的以外で利用され消失した。専門家らはほかに転用可能な土地がある中、耕地となりうる土地を破壊するのは無駄だと述べた。農地は最も多くは工業、住居、鉱業、運輸などの目的で使われている。      トルコにある優良農地は、移住、住宅の需要増加、遺産分割などにより徐々に減少している。トルコが20年間で300万ヘクタールの農地を失ったと語る農業機械メーカー、ランドフォースの取締役会のジェヴァット・クル会長は、この2 全文をよむ

2014-06-26 ボスフォラス海峡第三橋工事で、未払い?―工事止まる (Radikal紙)

イスタンブルで行われているボスフォラス海峡第三橋連絡道路の建設現場で、作業中の労働者たちと建設機械の保有者たちが、給料の未払いを理由に、建設現場の道を封鎖して作業を中断させた。      旧エディルネ・アスファルト地区から架けられるボスフォラス海峡第三橋連絡道路の建設現場で作業中の労働者たちが、給料の未払いを理由に、建設機械とトラックを使って土の山を築き、建設現場の道を封鎖した。      給料が支払われない場合、道は開放しないことを明らかにした労働者は以下のように述べた。:   「私たちはボス 全文をよむ

2014-06-18 どうなる、ショッピングモールでの酒類販売 (Milliyet紙)

アルコール飲料に関して出された新法の中の「(アルコール販売は)礼拝所から100メートル以上離れる」という規定を、小売業規制法案の「礼拝所設置」条件に重ね合わせた小売業者らは、「ショッピングモールでのアルコール販売禁止」につながると不安を持ち始めている。「礼拝所」ではなく「祈りの部屋」とされることを望んでいる。      長い間取り組みが続いている小売業規制法案は、議論と疑問をともにもたらしている。法案の第15項に含まれる「ショッピングモールには礼拝所、授乳室といった共同利用の場を設けること」とい 全文をよむ

2014-06-17 北イラク・クルド政府、キルクーク原油管理はじめる (Milliyet紙)

北イラク・クルド自治政府は、キルクークにおける原油配給のインフラを、トルコへ輸出するパイプラインに接続したと発表した。      3月にイラク・トルコ両国の間にあるキルクール・ジェイハン間のパイプラインが損傷して以降、イラク中央政府からジェイハンへの原油輸送は行われていない。      キルクークのクルド自治政府に属する他のパイプラインへの接続は、先週街を掌握したクルド政府が、キルクーク油田で集めた原油を、自国のパイプラインでトルコへ輸送することが可能になることを意味する。      パイプライ 全文をよむ

2014-06-07 イスタンブル第三空港起工式、世界最大の空港へ (Hurriyet紙)

建設、運営、ロイヤリティにかかる費用として付加価値税を含め261億4200万ユーロの入札が行われた第三空港の名前は、起工式でエルドアン首相によって明かされるものと期待されていた。建設に102億ユーロがかかるとされるプロジェクトは着工されたものの、名前は明かされなかった。      タイイプ・エルドアン首相は、第三空港の着工を行った。しかし、巨大プロジェクトの名前は昨日も明かされなかった。このプロジェクトの建設と運営の入札価格は合計で102億ユーロ(付加価値税を含む)になると言われ、最初は7000 全文をよむ

2014-06-05 シリア難民に労働許可? (Milliyet紙)

政府は、トルコで生活する数千人ものシリア人へ労働許可を与えようとしている。この問題における最初の説明は、公正発展党(AKP)のアリ・シャーヒン外務副大臣からなされた。      外国の特派員と会談したシャーヒン副大臣は、「トルコにいるシリア人の労働許可のための取り組みがある」と述べた。      シリアで4年前に始まった内戦のため、100万人近いシリア人が、トルコへ避難した。トルコへ来た難民のうち20万人が難民キャンプで暮らす一方、80万人はイ スタンブル、アンカラ、イズミル、ハタイ、ガズィアン 全文をよむ

2014-06-03 諸分野罰金に、大恩赦―なんでもOK? (Milliyet紙)

国会に送られた罰金恩赦法案によって、交通違反の罰金に歴史的な構築が行われる。      トルコ大国民議会(TBMM)へ送られた史上最大の罰金恩赦法案で、兵役や交通事故の罰金から未払いの保険料に至る様々な徴収金を再構築する機会がやってくる。国民健康保険(GSS)の収入調査を受けなかった400万人の国民の未払い金が再編され、利子が無くされる。国へ借金を払う者の差し押さえは停止され、6〜18ヶ月の分割払いで借金を支払うことができる。120リラ以下の全過料は、再編対象から外れ、すべて免除される。     全文をよむ

2014-06-02 日経BP社、トルコへ進出―ムトゥル社の株式80%取得 (Radikal紙)

日本の日経ビジネスパブリケーション(日経BP社)は、ムトゥル雑誌グループ(MDG)の株の80%を買収した。      東京の株式指標の名にもなっている日経の子会社として1969年に設立された日経BPは経済、経営、技術、医療ヘルスケアといった分野で情報コンテンツとサービスを提供する事業を有している。本社が東京にある日経BPの資本は4億米ドル(注:原文まま)、雇用者数は778人である。      イスタンブルで開かれた共同記者会見には、日経BPの代表取締役社長の長田公平氏とMDG創業者ザフェル・ムト 全文をよむ

2014-05-31 2014年起業の4分の1は、シリア系! (Milliyet紙)

今年トルコで設立された外国資本の企業のうち、4分の1はシリア人によって設立されたことが明らかになった。      トルコでは、1月~4月期に2万225社が新たに設立された。これらの企業のうち1504社は外国の投資によって設立された。トルコ商工会議所連合のデータによると、外国の投資家らはこれらの企業に3億4325万9000リラを投資した。これらの企業の多くはイスタンブル、アンカラ、イズミルに設立された。      しかし、このリストで本当に注目されるのは、シリア人投資家の数が爆発的であることだ。  全文をよむ

2014-05-27 今年の茶葉政府買い取り価格は1キロ300リラ (Zaman紙)

今年初めて白茶製造の実施を決定したチャイクル社は、この一環で本日までに生産者から茶芽238キログラムを購入した。同社は、購入した茶芽と引き換えに生産者に1キログラム当たり300リラ(約1万4550円)を支払う予定。      チャイクル社は、2013年度新茶キャンペーンの一環で、全速力で茶葉購入を進めている。同キャンペーンの一環で生産者から本日までに新茶葉15万8000トンを買い上げた。チャイクル社は、今年初めて製造を開始する白茶向けに生産者からの茶芽購入も継続されている。本日までに生産者から茶 全文をよむ

2014-05-27 年金生活者の89%、倹約してこなかったことを後悔 (Milliyet紙)

トルコ人の38%が人生で一度も倹約をしたことがないそうだ。AvivaSAが12県で行った調査によると、年金生活者たちの89%が倹約をしなかったと後悔している。      Avivaがイギリスで、そしてAvivaSAがトルコで行った調査によると、トルコ人の38%が人生で一度も倹約をしたことがなく、節約に関心を持っている割合がイギリス人の三分の一ほどにとどまっている。トルコで年金生活者の89%が過去を振り返ってみた場合、現役生活の間にもっと倹約しなかったことを後悔していることがわかった。      全文をよむ

2014-05-26 クレジットカード利用に重要な法改正 (Cumhuriyet紙)

ハヤティ・ヤズジュ(関税通商)大臣は、クレジットカードの利用及び銀行のクレジットカードに関する法改正を発表した。同大臣は、クレジットカード利用の手数料は引き上げられるが、国民が銀行から「強制保険」に掛けられることについては撤廃される、と話した。      関税通商省は、消費者保護に関する法の大きな改正をおこなった。新しい法律は5月28日水曜日から効力を発する。新法は、消費者ローンとクレジットカードに関する契約、カード会費、前払いの住宅販売契約、不良品の返品、加入契約、広告などのような幅広い分野に 全文をよむ

2014-05-24 カズ山火力発電所計画に4度目の裁判所差し止め (Radikal紙)

カズ山脈で環境アセスメントファイルが分割され1つではなく4つの別々のプロジェクトであるかのように提示され進行していた火力発電所計画が司法に躓いた。裁判所はカラビガにある石炭を利用した火力発電所について、4度目となる差し止めを言い渡した。      チャナッカレ県のカラビガで建設が待たれる石炭を利用した火力発電所に関して、裁判所は4度計画差し止めの判決を下した。チャナッカレ地方行政裁判所は、ジェナル電力株式会社がカラビガに建設を計画している発電所において、環境アセスメント承認済み事項の施行を停止さ 全文をよむ

2014-05-24 北イラク原油、トルコ経由輸出に米、反発 (Hurriyet紙)

アメリカ合衆国国務省のスポークスマンを務めるマリー・ハーフ氏は、北イラクの原油がトルコを経由して国際市場に輸出され始めることに関し、イラクにおいて「諸勢力が合意に至る前に、誰も一歩を踏み出すべきではない」と述べた。      ハーフ氏は、北イラクの原油輸出開始に関する質問に対し、イラクで各勢力が交渉の席に着き、合意に至るための議論をする必要があると語った。      ハーフ氏はまた、「合意に至らないうちに、誰も一歩を踏み出すべきではない」と述べ、「これとは別に、一歩踏み出されたのを見ていますが私 全文をよむ

2014-05-22 2013輸出企業トップは、天然ガス精製のチュプラシュ社 (Radikal紙)

トルコの2013年輸出企業トップは、41億ドルの輸出を行ったチュプラシュ社であった。これを37億ドルのフォード・オトサン社が追い、35億ドルのオヤック・ルノー社が3位につけた。      トルコ輸出機構長のメフメト・ビュユケクシ氏は、インターコンチネンタルホテルで記者会見を開き、トルコの輸出企業トップ1000を発表した。発表されたデータによると、昨年行われた1520億ドルの輸出の59パーセントにあたる900億ドルの輸出を、トップ1000の企業で実現させていることが明らかになった。      もっ 全文をよむ

2014-05-20 ドイツトラック大手マン社「残念ながら」トルコへ工場移転 (Milliyet紙)

トラック及びバスを生産しているマン社は、ドイツにあるバス工場を閉鎖し生産場所をトルコに移転する。マン社CEOのアンデルス・ニールセン氏は、困難な決定を下す中で感じた苦渋を口にし、「効率を向上するためには生産場所を移転する他に選択肢はなかった」と述べた。      マン社の発表によると、マン社は2015年末までにバスの生産活動をドイツのプラウエン市から移転する決定をした。      工場の移転の影響を受ける420人の労働者はフォルクスワーゲン社がドイツにもつ工場のうちの一つにおいて新しい職が与えら 全文をよむ

2014-05-19 トルコ経済政策研究財団報告「ショッピングモール増え、小売商減」 (Radikal紙)

トルコ経済政策研究財団(TEPAV)の5月雇用観察報告書によると、トルコは全体で小売商の数が一年で3.4%、数にして60,4000店舗減となり、184,900にまで減少した。      トルコ中小事業者連合(TESK)会長ベンデヴィ・パランドケン氏は、小売商の店舗数減少の理由としてショッピングモールやスーパーマーケット、ハイパーマーケットの数の増加を示し、以下のように話した。「常設市や大通りに面した商店の商売は無くなりつつある。事業者(店主)たちは店員になっており、企業家にはなっていない。」   全文をよむ

2014-05-19 ソマ炭鉱事故での監督不備をうけて、疑念は原発対策へ (Hurriyet紙)

トルコに衝撃を与えたソマ炭鉱事故において「監査が行われていた」という主張が、人々の目を今一度原子力発電所計画に向けさせている。      いまだ建設と計画の段階にある原発における最大のリスクは断層だ。   トルコが近年最大の炭鉱事故で動揺する一方、事故がこれほど大規模だったにも関わらず、「怠慢ではない」、「監査は行われた」とされたことは人々の目をを原発計画に向けさせた。震度9の地震にも耐えられるとされる2つの原発の近くには断層がある。メルスィン・アックユの30キロ北にはエジェミシュ断層が通ってお 全文をよむ

2014-05-19 鉱山事故のソマ・グループ「黄金時代」も終了 (Radikal紙)

■7年で700億リラ      鉱山事故が発生したソマ・グループ採掘会社の社長アルプ・ギュルカンが、2005年以降手にした入札物件と関わる金額は、合計で600億から700億リラに達すると言われている。タラフ紙の情報によると、最初の入札は2005年9月8日にソマ・ゲヴェンテペで落札した。年間100万トンの石炭を採掘すると見込まれ、 2016年までに会社に石炭の採掘権は保証されている。2012年にも、この鉱山から採掘される石炭の対価として9,000万リラが支払われた。トルコ石炭事業協会は、入札なしで 全文をよむ

2014-05-15 ソマ犠牲者遺族に、銀行から援助の手 (Radikal紙)

トルコ勧業銀行、ING銀行、トルコ経済銀行、アクティフ銀行、アスヤ銀行、アク銀行、トルコファイナンスは、ソマの惨事で亡くなった人々の債務帳消しを発表した。      マニサ県ソマ郡で発生した爆発事故に対し、銀行、実業界、大学も行動を起こした。トルコ勧業銀行、ING銀行、トルコ経済銀行、アクティフ銀行、アスヤ銀行、 アク銀行、トルコファイナンスは、ソマの惨事で亡くなった人々の債務帳消しを発表した。トルコ経済銀行は、爆発事故による負傷者の債務を帳消しにすると発表、その他の銀行は、当該地域に暮らす市民 全文をよむ

2014-05-12 45万本の大麻畑、見つかる―トカト (Radikal紙)

トカトのエルバー郡で、違法に栽培された45万本の大麻畑が摘発された。      軍警察と農産物公社の人員は郡のカラヤカ町でN.U(54)所有の畑を調査した。      調査で7ドニュム(1ドニュムはおよそ919平方メートル)の土地に違法に植えられた45万本の大麻が摘発された。      逮捕されたN.Uは郡警察の取り調べを受けた後に釈放された。 全文をよむ

2014-05-11 トルコではコールセンターを規制する法律がない (Zaman紙)

アカウントマネージャーの数が7万に達したコールセンターが2014年には7万4千に増える見込みだ。毎年成長を続けるコールセンター業界の市場規模は14億3千万ドルだ。      この業界で18年活動しているウヌク教育コンサルティング会社の創立者アルプ・コヘン氏は、トルコに置けるコールセンターを規制する法律がなく、このことによる不利益があると話した。コールセンターの労働条件を規定する諸規則が必要だとするコヘン氏は、トルコでの職場の秩序や規模、シフトシステム、研修期間のような労働条件を規定する諸規則がな 全文をよむ

2014-05-11 アンカラ-イスタンブル間高速鉄道のお値段は (Milliyet紙)

アンカラ-イスタンブル間高速鉄道開通のカウントダウンが始まった。総距離533kmの路線のうち266kmの開通式は、現在も続く信号、線路とつり線のテストが完了した後行われる。イスタンブル-アンカラ間の旅の所要時間は、最初の段階ではアリフェイェ(サカルヤ県)を通るため3時間半かかる予定だ。ゲヴイェ-サパンジャ間が完成することによって、この路線の所要時間は3時間に短縮されるだろう。アナトリア通信が入手した情報によると、総距離533kmのアンカラ-イスタンブル高速鉄道のうち245kmあるアンカラ-エスキ 全文をよむ

2014-05-10 テロ被害者家族から35000人を公務員に (Radikal紙)

家族・社会政策省のイスラム大臣は、2015年までにテロにより死亡した被害者とガーズィーの親族のうち35000人を公的機関で雇用することを明らかにした。      アイシェヌル・イスラム家族・社会政策大臣は、「2015年までに35000人の対象者(被害者の親族、ガーズィーとその親族、従軍傷痍者、テロの被害を受けた市民)を公的機関に雇用する」と述べた。      イスラム大臣は会見において、「テロ対策法に準じた公的機関での就労に関する指導」が、公報に掲載され、施行されることを述べた。      この 全文をよむ

2014-05-08 オルドゥ・ギレソン海上空港、間もなく完成―世界で3つ目! (Milliyet紙)

ヨーロッパで唯一、世界では3番目の海上空港であるオルドゥ・ギレソン空港が完成する。      2014年10月29日の共和国記念日にオープン予定のオルドゥ・ギレソン空港だが、その姿がGoogle Earthの写真上で注目を浴びている。外観の美しさだけでなく、経済効果も期待されている。空港周辺地域は投資家たちの興味の的となっており、観光客を呼び込む効果も期待されている。      オルドゥ・ギレソン空港開港の恩恵により、周辺地域に観光客がより簡単にアクセスできるようになり、周辺住民も何時間も続く旅 全文をよむ

2014-05-07 シムシェキ財務相「ギュレン派に対しなすべきことをした」 (Radikal紙)

「フィナンシャルタイムズ・トルコ会議」でシムシェキ財務相は「二重国家、影の国家(pararel yapısı)」に対する質問に答えた。      フィナンシャルタイムズと対外経済関係協力機構((DEİK)/トルコ・イギリス労働協議会との共催により「フィナンシャルタイムズ・トルコ会議」が、フィナンシャルタイムズ国際関係編集長のデイヴィッド・ガードナー氏を議長として、今日イスタンブルで開催された。会議に参加したシムシェキ財務相へ、ギュレン派の経済への影響力や金融ロビーについての興味深い質問が向けられ 全文をよむ

2014-05-07 黒海に多量の埋蔵石油 (Hurriyet紙)

チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学工学・建築学部地質工学科のドアン・ペリンチェキ教授は、黒海海底に凍結したメタンガスとして知られるガスハイドレートが存在すること、またそれは石油とガスが存在するというしるしだと述べた。      チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学のドアン・ペリンチェキ教授は、17年間石油地質学研究者としてトルコ石油会社(TPAO)に勤め、1989年以降はトルコだけでなく、サウジアラビア、オーストラリア、クウェート、インドネシア、イランで地質学者・地球物理学者として石油探索調査 全文をよむ

2014-04-27 シリアへの輸出100%増加 (Radikal紙)

シリアで続いている内戦にもかかわらず、トルコからシリアの反政府勢力の支配下にある地域へ毎日何百台もの長距離輸送用大型トレーラーに満載の品物が向かっている。シリア北部の特定の地域が反政府勢力の支配下にはいるとともに、トルコのシリアへの輸出は昨年の100%以上増加していると報告されている。経済省のデータによるとシリアでの内戦の勃発後、2012年に69%下落し4億9,700万ドルに落ち込んだ輸出が、2013年に106%増加し、10億2,500万ドルまで伸びた。シリアへの輸出は、2014年2月まででも5 全文をよむ

2014-04-26 水不足から、貿易赤字拡大へ (Milliyet紙)

干ばつによって、電力を作り出すダムが干上がり、天然ガスによる発電が増加した。このような天候条件が続くと、トルコのガスの費用は14億ドルに膨らむことになる。      トルコに影響を与えている暑さは、エネルギー部門でも悪い影響を与えている。干ばつのため、電力生産のうち水力発電所で生産される電力の量が減少し、天然ガス循環発電所はすべてガスで稼働している。電力生産における天然ガスの割合は44%から47%に増加しているが、期待されている降水がなければこの数字は50%まで達するおそれがある。電力生産に占め 全文をよむ

2014-04-20 ロシアとの天然ガス値下げ交渉はじまる (Milliyet紙)

トルコは、イランと交渉した後ロシアとの天然ガス値引き交渉の場についた。エネルギー天然資源大臣であるタネル・ユルドゥズ氏は、「ロシアとの間で行われた交渉・合意は来月以降における価格改正の権利を生んでいる。これに関する我々の要求をロシアと天然ガス大手ガスプロム関係者に伝える」と述べた。      ■ロシアとの天然ガス値下げ交渉はじまる      トルコはこれまでロシアから天然ガスを民間で約306~308ドル、石油パイプライン法人(BOTAŞ)の仲介で約406~410ドル程の価格で取引しているが、欧州 全文をよむ

2014-04-19 ボスフォラス海底自動車道工事、はじまる (Radikal紙)

カズルチェシュメ-ギョズテペ間を15分でつなぐ自動車道を通すためのボスフォラス海底トンネル掘削工事が始まった。エルドアン首相によりユルドゥルム・バイェズィドと名付けられた掘削機械が導入され、基礎工事がおこなわれている。      トンネル掘削機械ユルドゥルム・バイェズィドによるユーラシア・トンネル開通作業が、タイイプ・エルドアン首相の指示で開始された。   同機械はハイダルパシャから地下に降ろされ、エルドアン首相の起動ボタンを操作で作業が始まった。その後、エルドアン首相が自身に同伴した記者らのヘ 全文をよむ

2014-04-16 イスタンブル・アタテュルク空港、利用者数で欧州第3位に (Radikal紙)

アタテュルク空港利用者数は今年の第一四半期に11%上昇し、欧州で3番目に利用される空港となった。50年もの間トップ3を維持していたフランクフルト空港を追い抜いた。      イスタンブル・アタテュルク空港は第一四半期にフランクフルト空港とアムステルダム空港を追い抜き欧州で3番目に利用者の多い空港となった。      2013年欧州空港利用者数で5番目であったアタテュルク空港は、今年乗客数が11%上昇し1240万人の利用者数を記録した。      フランクフルト空港は1220万人、アムステルダム空 全文をよむ

2014-04-16 失業率、二ケタに (Milliyet紙)

1月の失業率は、12月に比べ0.1ポイント上昇し10.1%となった。季節労働調整後の失業率は9.1%となった。トルコ統計機構のデータによれば、失業率は2013年1月に比べ0.5ポイントの減少が見られ、農業以外の失業率は12.3%となった。      失業者数は1月において、昨年同期に比べ4万9千人減少し、284万1千人となった。   農業以外の失業率は12.3%、15~24歳の若年失業率は19%となった。   被雇用者数は、2014年1月期において、前年同期に比べ76万1千人増加し、2519万4 全文をよむ

2014-04-15 ヘイゼルナッツ価格、史上最高値に (Hurriyet紙)

オルドゥ県で殻付きヘーゼルナッツが一キロ当たり、ここ15日間に上昇率約100%で自由市場で10リラ(約481円)の値に達した。この価格は史上最高価格である…。      オルドゥ県のウール・ジョリュト農業会議所会長は、3月末に起こった農作物への霜の影響がヘーゼルナッツの価格にプラスに反映し、日毎に価格が上昇していると伝え、「自由市場では収穫55%の殻付きヘーゼルナッツが10リラで販売される」と述べた。      生産者が販売者の元へ向かいヘーゼルナッツを10リラで難なく販売していると指摘するジョ 全文をよむ

2014-04-14 ハラール食品産業、成長中 (Hurriyet紙)

トルコのハラール食品市場とライフスタイル市場が2018年に2,370億ドルにまで成長すると期待される。      ディナール・スタンダード社の報告によると、イスラム経済、特にハラール食品産業とライフスタイル分野(ファッションや観光、医薬品、化粧品、メディア、娯楽)が国際的に急速に成長している。これらの市場は、2012年に1,540億ドルであったと予想され、2018年には2,370億ドルに成長すると期待される。イスラム式ライフスタイルの最大の市場であるインドネシアは2012年に2,350億ドルに、 全文をよむ

2014-04-12 3月末の霜被害、甚大 (Hurriyet紙)

トルコでは3月末におきた霜害の影響が深刻だ。多くの農産物の生産量が減少し、一部では80%の生産減少率をみた作物もある。      農家からの被害申請を受け、対応にあたっている農業保険プール (TARSİM) は、約400名の農業専門家を現地に派遣した。   年明けからこれまで、TARSİMには7万3000件の農作物に関する被害申請があったが、このうち6万4000件はこの1週間以内に寄せられたものだ。昨年のTARSİMの農産物被害申請への支払い金額は3億8600万リラ(約184億6880万円)だっ 全文をよむ

2014-04-08 IMF、悲観的・トルコレポート発表 (Radikal紙)

IMFは、トルコの成長率予想を3.5%から2.3%に引き下げ、失業率予想を上方修正した。      国際通貨基金(IMF)は、発表した経済見通し報告書において、トルコ経済に関する予想を修正し、10月時点で3.5%だとしていた2014年成長率予想を2.3%に引き下げた。      報告書は、世界経済発展の一方で、国内市場における個人消費の減速やトルコリラ安、そして利上げに起因するリスクがトルコの経済成長を弱めさせる可能性があるとしている。また、金融市場の不安定性が資本流入を減少させる原因になりうる 全文をよむ

2014-04-07 ブリヂストン・サバンジュ合弁のブリッサ社、アクサライに新工場建設へ (Milliyet紙)

サバンジュホールディングとブリヂストンの合弁会社であるブリッサ社はアクサライで3億ドルの投資で建造される新しい工場の基礎を年度末の第4四半期に着工を行う。      ブリッサ社のハーカン・バイマン社長はアクサライの工場のためにまず3億ドルの投資を見込んでいると述べ、2018年には操業が計画されている工場によって会社に一年で420万個の追加生産を可能とすると強調した。ブリッサの現行の年間キャパシティは920万個程度である。      ■輸出に重点が置かれる      バイマン氏は、去年12%の割合 全文をよむ

2014-04-02 エフェス社の1工場生産停止へ―ビール消費低迷 (Milliyet紙)

以前ロシアのいくつかの工場での生産を停止したアナトリア・エフェス社は、市場収縮が原因でリュレブルガズにおいてもビール生産を停止する。      アナトリア・エフェス社は、ロシアのモスクワ、ロストフに続いて、トルコのリュレブルガズ工場での生産を停止することを決めた。      生産ネットワークの最適化に関連して始められた計画の下で、アナトリア・エフェス社は、クルクラレリ/リュレブルガズ施設内のビール生産活動を2014年5月2日以降停止する決定を下した。一方同施設での販売、流通、ロジスティックス活動 全文をよむ

2014-03-28 ツイッター遮断ならこちらを!―国産ツイッター、デビュー (Radikal紙)

アフヨンカラヒサルのソフトウェア会社が、ソーシャルネットワークサイトであるツイッターの禁止を受けて「rturk.com.tr」という名で「国産ツイッター」サイトを開設した。      アフヨンカラヒサル出身でパソコン・ソフトウェア専門家のアリ・オスマン・オクシャルさん(36歳)が開設した「rturk.com.tr」というインターネットサイトでは、ツイッターの140文字を超える350文字の文章を書き込むことができる。ベータ版の「rturk.com.tr」には、現在約100人の会員が登録している。オ 全文をよむ

2014-03-26 親ギュレン派?カイナク財閥に強制捜査 (Radikal紙)

傘下の会社にNT店舗、スラット宅急便、スラットITのような会社を含むカイナク=ホールディングスは経済犯罪調査委員会(MASAK)、イスタンブル財務局によって捜査を受けた。財閥の社員の通報を受けてMASAKはカイナク財閥の調査を開始した、といわれる。      闇資金と脱税の証言に受けてカイナク財閥のイスタンブル・ブルグルル、マフムトベイにおける本社を財務局職員が強制捜査に乗り出した。      ■カイナク財閥「税務調査」      カイナク財閥のナジ=トスンCEOは、財務省税務調査局によって会社 全文をよむ

2014-03-25 金角湾に新プロジェクト―海底トンネル! (Radikal紙)

次の公正発展党(AKP)イスタンブル広域市市長候補で、現職でもあるカーディル・トプバシュは、再選された暁には金角湾のウンカパヌ橋を撤去すると宣言した。      カーディル・トプバシュ・イスタンブル広域市市長は、イスタンブルの各区長候補者も同席した、AKPイスタンブル県支部が種々のプロジェクトを披露する目的で催した金角湾国際会議場の会議の場で、選挙日の5日前にあるプロジェクトの中身を発表するとした。同市長は、その「秘密」プロジェクトをエセンレルで発表した。      トプバシュ広域市市長は、訪ね 全文をよむ

2014-03-15 アンカラ・イスタンブル間高速鉄道、完成近づく (Yeni Safak紙)

アンカラ・イスタンブル間の旅程を3時間に短縮するアンカラ・イスタンブル高速鉄道(YHT)線計画が完成に近づいた。アンカラとイスタンブルの間の移動を3時間に短縮するYHT線の開通によって、旅客輸送の10%を占める鉄道のシェアは、78%に上昇すると見られている。      トルコ共和国国営鉄道(TCDD) のイサ・アパイドゥン副総局長は、試験車ピーリー・レイス号を用いて行われた同路線の試験走行に際し、アンカラ・イスタンブルYHT線についてトルコの最も重要な高速鉄道計画であると述べた。      アパ 全文をよむ

2014-03-12 イスタンブル・サビハ・ギョクチェン空港利用者数、42%増 (Milliyet紙)

イスタンブル・サビハ・ギョクチェン国際空港の利用者数は、今年2月までに昨年同期比で42%増加となり、314万人に達した。      イスタンブル・サビハ・ギョクチェン国際空港投資運営会社(İSG)による書面発表では、1月から2月にかけて国際線利用の旅客数は48%増加、国内線利用の旅客数は38%増加したと述べられた。1月の旅客数を43.6%増加させたサビハ・ギョクチェン空港の旅客数は、2013年は通年で27%増だった。      旅客増加を評価したイスタンブル・サビハ・ギョクチェン国際空港の運営会 全文をよむ

2014-03-04 電力事業で、トルコ・日本合弁会社設立―三菱重工業 (Hurriyet紙)

三菱重工業とウリュンデュルグループの一つアタ・コンバイン株式会社は、トルコにおける発電事業での共同事業契約に調印した。契約によって、クルクラーレリ・ガス株式会社の株式50.1%を三菱重工業が取得した。      契約調印後に行われた会見で、この共同事業と並行してクルクラーレリ・ガス社が、クルクラーレリ県に出力520メガワットの天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル発電設備を建設することが発表された。発電設備の建設は、三菱日立パワーシステムズと三菱日立パワーシステムズ・ヨーロッパのコンソー 全文をよむ

2014-03-03 ロシアへ輸出のトマト、大量返品 (Milliyet紙)

ロシアのトゥアプセ港で、トルコから輸入され、病気に感染していることが分かった24.2トンのトマトがトルコに返された。      ロシア連邦動植物検疫所 (Rosselkhoznadzor) 関係者は積荷検査の際、ミカンキイロアザミウマとして知られるカリフォルニアアザミウマ(害虫)を見つけた。   ロシアのクランスノダール地方のクライ・アディゲイ共和国動植物検疫所の広報が行った発表によると、この年の初めから今日までトルコから輸入されたトマトの積荷において、6度この害虫がみつかった。関係者は港で1月 全文をよむ

2014-03-01 トルコ富裕者トップ100―フォーブス・トルコ誌掲載 (Milliyet紙)

フォーブス・トルコ誌が、今年で9年目となる「トルコの富裕者トップ100」リストを発表した。昨年はこのリストに44名のビリオネア (米ドル換算)が名を連ねたが、今年はそのうち19名がその肩書を失った。今年のリストにはミリオネア25名の名前が挙がっている。またFORBES 富裕者100名リストの第1位にも交代が見られた。昨年、資産34億ドルを有しトルコで「一番の資産家」となったフェリト・シャヘンク氏の財産は21億ドルに減少し、リスト順位も下降。一方、昨年第3位だったムラト・ウルケル氏の資産額が6億ド 全文をよむ

2014-02-17 ヨーロッパ最大のポルシェショールーム、イスタンブルにオープン (Hurriyet紙)

「マスラク・ドウシュ・オト・ポルシェ」が、オープンした。これは、1000万トルコリラの投資によって建てられたヨーロッパ最大級のポルシェのショールームという特徴を持つ。      ポルシェの新しいコンパクトSUVモデルである「マカン」が初めてトルコのお披露目となったショールームでは、年に200台が販売される予定だ。      マスラクにあるドウシュ・センターに出店したマスラク・ドウシュ・オト・ポルシェショールームは、当メーカーのコンパクトSUVモデルである「マカン」を引っさげてオープンした。この新 全文をよむ

2014-02-14 チュルクサット4A、打ち上げ成功 (Hurriyet紙)

日本とトルコのエンジニアが共同で開発した人工衛星チュルクサット4Aが23:09にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。人工衛星のおかげで、トルコのテレビがアフリカのあらゆる場所で視聴可能となる。またトルコ全土でインターネット接続が可能となる。      人工衛星は打ち上げから9時間13分後に最初のシグナルを出す予定となっており、「東経50度」の地点に設置させたのち、この経度に約3か月留まる予定。人工衛星は、コントロールセンターにより全軌道やサブシステムのコントロールを実現するが、 全文をよむ

2014-02-13 クルド実業家協会、結成へ (Radikal紙)

ディヤルバクルの実業家、企業家らは「クルディスタン・実業家協会(KURDSIAD)」を設立するために動き出した      設立準備メンバーはディヤルバクルにおける事業主組織訪問の一環として、今日アフメト・サヤル商工会議所長を訪問した。サヤル商工会議所長はバーキー・カラデニズ、ヒュセイン・バルダクチュ、そしてシュクル・アダヌルらからなるKURDSIASの事務局と共に、同グループに参加しているメルトハン・アヌク建築家協会会長、メフメト・アクユルトルコ商工会議所連合若年部副会長を受け入れた。サヤル氏は 全文をよむ

2014-02-07 アゼルバイジャン、天然ガスパイプラインを止める (Milliyet紙)

アゼルバイジャンは技術的障害によりトルコ向け天然ガスパイプラインを止めた。      寒い冬の日々が続くこの頃、アゼルバイジャンから悪いニュースが入った。技術的障害によりアゼルバイジャンはバクー・トビリシ・エルズルム(BTE)パイプラインを通してトルコへ供給する天然ガスを止めた。      技術的障害は天然ガスをトルコに向けて圧送するセンゲチャル・ステーションで生じた。アゼルバイジャンの関係者たちはトルコに迷惑がかからないよう即座に対応した。障害は明日解決されると考えられている。 全文をよむ

2014-02-04 アックユ原発工事、裁判で中断 (Radikal紙)

環境影響調査をせずに始められたとして過去2度にわたり捜査が入ったアックユ原子力発電所建設工事に対し、今度は「土地所有権」の差止めを求める裁判が起こされ、発電所の「工事」は中断に追い込まれた。      メルスィン県のアックユにある原子力発電所建設予定地の所有権無効を求めて、地域の市民団体と公益団体が裁判所に提訴した。これにより、トルコ原子力機構が2013年12月6日に更新した土地所有権の差止めと剥奪のための裁判が始まった。報道によると、ここ数日現場での作業は中断し、工事のために雇われた労働者たち 全文をよむ

2014-02-04 アップル社、トルコのファーティフ計画を受注へ? (Milliyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は今日チャンカヤ(大統領官邸)において、情報分野で国際的に重要なアメリカ人を引見する。      この訪問は二重の意味をもっており、トルコの政治と経済における動向観察においても、心理的な側面からも重要である。ゲズィ公園騒動ならびに政権とギュレン教団の間に起きた緊張は、政府と政治に影響を及ぼし、トルコ経済に対する国際的な懐疑の原因となった。アップル社のCEOティム・クック氏の今日の大統領官邸訪問は、テクノロジー部門におけるトルコの重要性について注目を集めるものとなった。 全文をよむ

2014-02-02 ジャガイモ価格、高騰! (Hurriyet紙)

低・中所得層の不可欠な基本食材であるジャガイモのキロ価格が最近ますます高騰している。関係者によれば、作付け面積の縮小を理由に収穫量が減っているジャガイモの価格が5リラ(約230円)まで上昇しそうなことに注意を引いているという。      昨年値が上がらなかったために畑に残ったジャガイモは、今年まるで「金」ほどの価値を持った。現在ブルサ農産物市場にて1キロ1.5リラ(約69円)から2.6リラで売られるジャガイモが、1キロ当たり週市やマーケットで3(約138円)~3.5リラで売られている。特にニーデ 全文をよむ

2014-01-31 クレジットカード新時代、明日から―分割払い制限はじまる (Milliyet紙)

銀行調整監視機構(BDDK)による銀行クレジットカード及び消費者ローンに関する新たな措置が明日(2月1日)から施行される。こうしてわれわれはクレジットカードの新時代を生きることになる…      ■クレジットカードに関する新たな規定が始まるが、どのような変化があるのか?      ・クレジットカードでの分割払いが最大9ヶ月となる。      ・分割払い制限に抜け穴を作るような「分割払いの延長」はできなくなる。      ・今後は携帯電話でも分割払いによる販売はできなくなる。プリペイドカードの販売 全文をよむ

2014-01-30 トルコリラ安定には、時間が必要―専門家観測 (Milliyet紙)

トルコ共和国中央銀行(TCMB)の強力な金利引き上げ後、外貨為替レートの落下が限定的であることが注目を引く一方で、専門家たちはトルコリラにおける安定化プロセスが始まったものの、これにはしばらく時間がかかることが見込まれると述べた。      週の初めの取引日で史上最高値の1ドル=2.39リラまで高騰したドルは、トルコ共和国中央銀行が火曜日夕方、金融政策委員会(PPK)が中間会議を開く予定であることを発表した後、市場において金利引き上げが予想されたため、急落した。      金利引き上げ予想により 全文をよむ

2014-01-29 トルコ中央銀行、金利引き上げ決定 (Milliyet紙)

国際的な信用格付会社であるフィッチ・レーティングスは「中央銀行の金利引き上げ決定はトルコでの資本の脆弱性を下げることができる」と解説した。      フィッチ社は会見で、トルコ共和国中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)の金利引き上げ決定により「トルコでは政権が政策を整え、経済の安定に影響を与えうるショックに対応する準備をしている」というフィッチ社の見解が正しかったと述べた。      会見では「中央銀行の金利引き上げはトルコでの資本の脆弱性を下げることができる。優良投資家はトルコの金融を 全文をよむ

2014-01-29 日本人もびっくり!トルコのガソリン高 (Hurriyet紙)

トルコでガソリン価格がみるみる値上げされたことは日本のメディアの注目をも集めた。日本のテレビ朝日の中東特派員やカメラマンはガソリンスタンドで取材撮影をおこない、ガソリンの値上げについて報道した。      ベイオールのピヤレパシャ通りにある、ガソリンスタンドを訪れた荒木基テレビ朝日中東特派員とカメラマンのオカダ・タカモリ氏は、ガソリン給油ポンプのあるところで撮影を行った。荒木特派員はガソリンスタンドを訪れる客に対し、通訳を介してインタビューを行った。      取材を受けたサトゥルムシュ・アスラ 全文をよむ

2014-01-28 トヨタ・トルコの2014生産台数目標は13万台 (Hurriyet紙)

トヨタのオルハン・オゼルCEOは2014年の生産台数を13万台に、そのうち80%を輸出にする目標を掲げた。      トヨタCEOオゼル氏は報道陣も同席したサカルヤでの会合で、2013年は工場としては生産性の高い年であったと述べた。      オゼル氏は昨年前期の新型カローラプロジェクト準備について触れ、「トヨタ・トルコは日本以外で新世代カローラ生産を始めた最初の工場である。プロジェクトのために計15万ユーロの設備投資をし、新規雇用も行った。2013年6月以降、11代目カローラが新たにトヨタ・ト 全文をよむ

2014-01-28 分割払い禁止前に駆け込み購入―携帯電話販売、急増 (Radikal紙)

携帯電話の割賦販売終了3日前に市民らは携帯電話購入のため列を作った。割賦販売が契約販売で代替される可能性がある。      銀行調整監視機構(BDDK)が発表した「銀行クレジットカード及びクレジットカードに関する規定変更に関する規定」により2月1日からクレジットカードで行われる電気通信を対象に行われる支払分割が適応不可になる理由で毎年、前月比減となる1月の携帯電話販売が今年は増加したと報告された。      ヴァタン・コンピューターのハサン・ヴァタン社長は、BDDKの当該決定が12月末以来市場に 全文をよむ

2014-01-27 中央銀行対応で、トルコ・リラ下落に一息 (Milliyet紙)

トルコリラ安が続いていることをうけて、中央銀行は緊急会合を開くことを決めた。この発表後、1ドル=2.3865リラから1ドル=2.3215リラまで回復した。      トルコ共和国中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)は明日の夕方、昨今の状況について話し合い、価格安定に必要な政策を取るために会合を開くと発表した。      トルコ共和国中央銀行の発表では、昨今の状況について話し合い、物価安定のために必要な政策をとるため、金融政策委員会が2014年1月28日火曜日の夕方会合を開くことが明らかに 全文をよむ

2014-01-27 シムシェキ経済相、ふたごの父に―給与もちょっとふえました (Hurriyet紙)

財務大臣メフメト・シムシェキが父親になった。父親になる喜びに満ちたメフメト・シムシェキ財務相の給与も上がる。双子の父親になったシムシェキ氏の給与に、子ども一人当たり38.5リラ(約1,776円)が追加される。ゆえに給与に77リラが追加される。また大臣は一度きりの特別なものとして192.5リラの出生手当も得ることになる。大臣の給与は140,00リラ程度(約645,841円)である。      シムシェキ蔵相は子供の誕生を先ほどツイッターから投稿したメッセージで知らせた。同大臣はメッセージで「たった 全文をよむ

2014-01-26 インターネット接続、安くなる? (Radikal紙)

リュトゥフィ・エルヴァン交通海事通信大臣の発表によると、インターネットの料金プランが変更されて、加入者により多くの選択肢が提供され、より適切な価格でインターネットにアクセスできるようになるという。      リュトゥフィ・エルヴァン交通海事通信大臣は、情報技術・通信機構(BTK)の決定に従い、チュルク・テレコムのインターネットサービスプロバイダ(İSS)に一括して提供しているDSLの料金プランが変更され今年6月以降に利用可能となると述べた。   エルヴァン大臣は、「整備によって、İSS各社がさら 全文をよむ

2014-01-23 スィミットサライ世界に100店舗、陰にLC Waikiki? (Hurriyet紙)

昨年11月中旬、私たちはフランスのカンヌ市で行われた小売業の国際見本市、MAPICにいた。      スィミット・サライ設立者のアブドゥッラー・カヴクチュ氏は、MAPICで3日間にわたり無料で40万ユーロ相当のスィミットを配布すべく、チームを組んで現れた。   全国ショッピングモール小売業協会の会長職も務めるLC WAIKIKIのヴェハプ・キュチュク社長、メーカー共同組合(BMD)会長、ラムゼイ社のCEOフセイン・ドアン氏、ウルソイ・ホールディングの役員サフェト・ウルソイ氏、フォークアート社の 全文をよむ

2014-01-21 ドル・ユーロ高騰、生活・経済はどうなる? (Milliyet紙)

・金融業界   「ドル高騰が続けば景気停滞は避けられない。」   業界の大手銀行のうちの一つの総裁は、ドル為替が2.30となった場合にトルコで取引がすぐには滞らないものの、新しいバランスが作られるだろうと述べた。さらに、TLの目減りを鑑みるとトルコが比較される発展途上国の国々と大差がないと話し、「最近六ヶ月でTLはドルに対して14.6%、アルゼンチンで20%、インドネシアで16%の目減りがあった。つまりこの問題は、トルコ特有のものではない。トルコにおいて金利と平価の切り下げから影響を受ける業界は 全文をよむ

2014-01-19 イスタンブル「乙女の塔」、差し押さえ!? (Radikal紙)

差し押さえ訴訟により、昨夜(1月17日)、由緒ある乙女の塔に弁護士らが立ち入り、レストランの売上を差し押さえた。      実業家アフメト・ハムオール氏とムスタファ・シェケル氏の間で争われている差し押さえ訴訟が乙女の塔にまで波及している。この度、シェケル氏が、ハムオール氏が経営する乙女の塔内のレストランを差し押さえた。弁護士らが由緒ある乙女の塔へ出向き、レストランの日々の売上を差し押さえている。      ■兄弟間で不和      実業家のアイドゥン・ハムオール氏は1970年に兄弟のアフメト・ハ 全文をよむ

2014-01-05 トルコの国民食クルファスリエ―もう高くなりすぎて、食べられない! (Hurriyet紙)

トルコ人が最も消費している食品の一つである乾燥インゲン豆に、信じられない価格上昇が起きている。国外での干ばつやトルコの作付面積の不足により、たったの最近3か月で59%もの価格上昇を見せた。1キロ12リラ(約576円)まで上昇した乾燥インゲン豆は、枝肉のキロ当たり16リラ(約769円)に近づいた。      トルコ農家協会(TZD)会長イブラヒム・イェトキン氏は、「この3か月、アルゼンチンで起きた干ばつや中国の豪雨、トルコの生産レベルの低下により、乾燥インゲン豆の価格は59%上昇しました。値上げに 全文をよむ

2014-01-03 リラ下落、ショッピングモール店舗悲鳴 (Hurriyet紙)

■2013年、トルコはこれまでに比べより困難な年を過ごした      特に、1年の最後の月に行われた「不正・収賄」捜査は、市場における混乱の原因となった。ドル及びユーロの高騰が極めて多くの業界に悪影響を与え、輸出業者にとってすら、このような高騰は喜ばしいものではないと発表した。賃貸契約がドルベースで行われているため、多くのショッピングモールで、古い議論が再び浮上した。店舗の所有者が集まり、上昇した為替レートにどのように対処するかを話し合った。12月30日の夜、ブランド連合協会の傘下にある一部の小 全文をよむ

2014-01-01 トルコの新年は、値上げとともに・・・ (Radikal紙)

新年に、様々な税金、手数料、そして罰金が3.93%値上げした。閣議決定によれば、新しい自動車、アルコール飲料、タバコ製品、そして携帯電話に適用される特別消費税が増税された。      新年の初日(元日)とともにかなり多くの分野に行われる値上げが発効した。改正に関する決定は、本日付の政府公報に掲載され、発効した。      これによれば、新車を購入する際に支払われる特別消費税が増税された。1600㏄以下の自動車に適用される40%の税率は45%へ、1600㏄~2000㏄の自動車に適用される80%の税 全文をよむ

2013-12-15 皮革業者の目は日本に―2014年日本・トルコ自由貿易協定調印へ (Radikal紙)

トルコは2014年に日本と自由貿易協定に調印する。皮革製品販促グループのレミ・トルナイ会長によると、協定締結後には(現在)1億ドル規模である輸出が6倍に増加するという。      トルコ・日本間で2014年に自由貿易協定が調印される。日本は皮革製品の輸入において、128億ドルで5番目の輸入国である。トルコの日本への皮革製品の輸出はというと、たった1億ドルだ。皮革業者は、日本最大の小売業者がすでにトルコで事業を始めたために色めき立っている。皮革製品販促グループのレミ・トルナイ会長は、輸出が(調印後 全文をよむ

2013-12-12 ブリヂストン・サバンジュ合弁BRISA社長、インタビュー (Hurriyet紙)

BRISA社のハーカン・バイマン社長が、タイヤの年間売上げが一千万個に達したと述べ、輸出における変化について語った。      「我が社の年間輸出額は約2億ドルです。このうち6〜7千ドル分がブリヂストン、残りがラッサの製品です。以前は、イタリア、英国、ドイツ、オーストリア、エジプトといった国々が上位の輸出先でした。今では、60か国のうち、中国と韓国も上位輸出国に入っています。」      中国でタイヤの輸入販売を行う、あるトルコ人と合意したことを強調   「今年、中国に15~20万個のラッサ・タ 全文をよむ

2013-12-09 かたつむり輸出、好調! (Milliyet紙)

トルコはその90%をヨーロッパに輸出しているカタツムリから、毎年1300万ユーロ以上の収益を得ている。      アナトリア通信が収集したデータによれば、フランス・スペイン・イタリア・リトアニア・チェコ・ルーマニア、マケドニアへ、今年の10か月間で輸出された784 トンの未加工カタツムリは、440万6956ユーロの収入をもたらした。この約400万ユーロはフランスへの輸出から得られた。      トルコはカタツムリを加工する際に、殻でさえも輸出し、この殻を、フランス・イタリア・ギリシア・リトアニア 全文をよむ

2013-12-06 ZARA、トルコ撤退 (Hurriyet紙)

ZARAを展開するインディテックス・グループが「民主化されたゴージャス」を強調し、2008年に設立したUterqüeというブランドは2010年にトルコに参入した。このブランドは3年持ちこたえたが、ニシャンタシュとアクメルケズにオープンした2店舗は荷物をまとめて本国に撤退する。      ZARAブランドにより、ファスト・ファッションの先駆けとなり、世界で「ザラニズム」と呼ばれる信仰を得たスペインのインディテックスは、多大な期待を寄せつつ、2008年に設立したUterqüeというブランドは、トルコ 全文をよむ

2013-12-06 高級リゾート地ケメル・カントリーに監査の手 (Zaman紙)

イスタンブルのギョクチュルクで、メディア・芸術・実業界の有名人の別荘が多数あるデミルオレングループ保有のケメル・カントリーに衝撃が走った。1991年、観光事業許可に基づき森林地に建設され、今は観光施設・民間住宅となっている居住地域に国がメスを入れる。2013年6月、観光省は、許可に反するとして施設の事業許可を取り消した。その後、森林省は土地使用許可を含む全ての許可を取り消した。最近では、財務省が、土地建設権(土地登記簿) 登録が法令に反するとして、許可取り消しの決定をした。      イスタンブ 全文をよむ

2013-11-19 北イラク・クルディスタン産石油、輸入交渉最終段階へ (Hurriyet紙)

エネルギー天然資源省のタネル・ユルドゥズ大臣は、イラクのクルディスタン自治政府(KRG)との間で結ばれる石油協定に関して、イラク政府を巻き込む形で調整を行ってきたことを明らかにした。      ユルドゥズ大臣は、(トルコ国内)公的銀行3社のうち1社で開設される口座に石油の収益が集められ、イラク政府に83%、クルディスタン自治政府に17%の割合で届けられると話し、「銀行口座の取引領収書は、イラク中央政府に毎日金るようにしたい」と話した。      ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は、新パイプライン 全文をよむ

2013-11-12 お酢のキュクレルに、日本の味の素社50%出資へ (Hurriyet紙)

食酢や果実ソースのトップブランドであるケマル・キュクレル(キュクレ社)が、調味料部門での新たな事業開拓として、日本の味の素社との提携契約書にサインした。ソースやうまみ調味料において世界最大の食品メーカーの1つである企業が、6千万リラ(約29億円)でキュクレ社の株式50%を取得した。      キュクレ社のサブリ・ギュレル社長は、味の素社との提携に関して会見を行った。「新しい味や製品で現在の市場を拡大し、新たな投資を行うことは我々にとって常に第一の目標でした。いま我々は調味料部門において重要な市場 全文をよむ

2013-11-10 ソーダ水戦争、再燃 (Hurriyet紙)

およそ40年前にトルコの飲料部門で売上トップだったソーダ水だが、ここ5年の間、各地のメーカーの投資により再び攻勢に転じている。      トルコで1970年代に飲料水としてブームとなったソーダ水だが、国内の各メーカーの生産開始によりここ5年間で急速に拡大している。約40年前に飲料部門で人気を博したソーダ水は、今日、アナトリアで60社近いメーカーが生産している。アンカラからニーデ、ムーラからサフランボル、ウルファからアクヒサルまでトルコ全土で生産されているソーダ水市場は2億9千万リラの市場を持つ。 全文をよむ

2013-11-07 全県の交通カード、共通化へ―まず、アンカラ・コンヤ・エスキシェヒルから (Milliyet紙)

交通海事通信省は、多くの県で導入されている各県独自の交通乗車券の整備に乗り出した。まずはモデル都市でシステムを先行導入し、県をまたがった行き来で利便性の向上を図る。      交通省は、他県では使うことができない各県独自の乗車券システムの統合に取り組み始めた。実現すれば、全ての県で同じ乗車券システムが使われることになる。ドルムシュやミニバスなどの乗り合いバスにも新しいシステムを導入する計画だ。先行導入するモデル都市として、アンカラ、エスキシェヒル、コンヤが選ばれる見通しだ。      イスタンブ 全文をよむ

2013-10-24 トルコ漁業の危機―漁船はたくさん、魚は少なく・・ (Zaman紙)

トルコは三方を海に囲まれた半島であるが、その海を十分に活用できずにいる。      1985年には61トンであった漁船一艘あたりの漁獲高は、今日では27トンまでに減少している。専門家たちはこの原因が漁船の数の増加にあるとし、さらに海の汚染、環境保護意識のない漁業が魚の数を減少させていると分析する。ヨーロッパ諸国の中で漁船をもっとも多く持つ国は17,168艘の漁船を持つギリシアであった。トルコは16,650艘で、ギリシアに次ぐ2位である。漁業大国として知られるノルウェーはというと、漁船の数はたった 全文をよむ

2013-10-22 住宅価格、上昇続く (Milliyet紙)

住宅価格は、9月は前月比で1.39%、昨年同期比で12.85%と増加を示した。一方、賃貸住宅の増加率は、一年で8.84%に達した。      住宅ローンを扱うガランティ銀行の協力の下Reidinによりトルコの人口密度の観点で住宅ローン利用最大かつ最多の7県(アダナ、アンカラ、アンタリヤ、ブルサ、イスタンブル、イズミル、コジャエリ)を対象とした物価指数が公表された。この物価指数によれば、9月に住宅価格が前月比で1.39%、昨年同期比で12.85%の増加を示した。      9月にイスタンブルで1平 全文をよむ

2013-10-10 ボスフォラス海峡海底トンネル・マルマライ運賃、1.95リラに決定 (Radikal紙)

ビナリ・ユルドゥルム交通海事通信相は、マルマライ計画の開通を10月29日に行うことや、開通にあたり現時点ではいかなる遅延や障害も予想されていないと発表した。アナトリア通信のマサス編集長のもとを訪れた同相は、マルマライ地下鉄の運賃は1.95リラ程度になると述べ、以下のように話した。「この路線はトルコ国鉄が運営することになるが、イスタンブル交通とも共同で相互利用できるようにする。交通調整センター(UKOME)の決定により、イスタンブル市民は1枚の切符でマルマライ地下鉄だけでなくメトロやバスも利用でき 全文をよむ

2013-10-09 近づく犠牲祭、各種財団の活動活発に (Milliyet紙)

犠牲祭では、トルコ宗務財団、赤新月社、İHH(人権・自由・人道支援財団)、キムセ・ヨク・ム協会などの機関の斡旋で、トルコから約20万人による100ヶ国への犠牲祭寄付が予想されている。      近づく犠牲祭を前にして、犠牲祭のための寄付キャンペーンを始めた協会や財団のリストには、国外向けの寄付も含まれている。今年20万人以上による100ヶ国以上への犠牲祭寄付が予想されているが、国外への犠牲祭寄付金額はトルコに比べかなり低い。トルコ宗務財団は犠牲獣を国外へ寄付したい人から380リラを求めている一方 全文をよむ

2013-10-09 アククユ原子力発電所工事、遅延? (Hurriyet紙)

メルスィン県アククユでの建設が計画されているトルコ初の原子力発電所の建設日程に遅延が発生しているとの疑いがある。同問題に近い情報筋は、2019年に同発電所が稼動する可能性は低いと明らかにした。      ロシアによる建設が計画されているトルコ初の原子力発電所の建設において、計画日程が遅れていると報告された。      メルスィン県アククユにてロシアのロサトム社により建設予定の初の4800メガワット級原子力発電所が2019年に稼動する可能性が低いことが明らかになった。ロイター紙の同問題に近い関係筋 全文をよむ

2013-10-05 公務員へ、バイラム前に給与支給 (Radikal紙)

財務省は、公務員の給与が犠牲祭前に支払われることを発表した。      財務省から公務員にいい知らせが届いた。発表によると、犠牲祭のため、公務員に対して10月15日付で支払われる必要のある月給及び賃金が、10月11日に支払われる。      これにより、公共機関に務める公務員、契約公務員やその他の職員を合わせ、労務者として約320万人が恩恵を受けることになる。 全文をよむ

2013-10-03 黒海通過のサウス・ストリーム天然ガスパイプライン、輸送契約調印 (Radikal紙)

ロシア国営ガスプロム傘下のガスプロムエクスポートとサウス・ストリーム・トランスポート(露仏独伊の合弁企業)は、両社間で黒海~欧州間パイプラインプロジェクトにおける天然ガス輸送契約に調印した。      ガスプロムエクスポートの発表によると、パリで開催されたサウス・ストリーム・トランスポートの取締役会後、輸送契約の調印が行われた。本取締役会にはガスプロムのアレクセイ・ミラー会長も参加した。      ロシアへのエネルギー依存を減らしたいEUは、新パイプライン、複数のパイプライン経由など、様々な手段 全文をよむ

2013-09-27 トルコのミサイル防衛入札、中国軍事企業が獲得 (Radikal紙)

トルコの対ミサイル防空システムの入札を中国企業が獲得した。長距離弾道ミサイル防衛システムの入札において、中国のCPMIEC(中国精密機械進出口総公司)と合意を巡る協議が始まる予定である。   レジェプ・タイイプ・エルドアン首相主催で昨日開かれた国防産業執行委員会で3つの重要な決定がなされた。      ミサイル防衛システム:総費用が40億ドルとなる長距離ミサイル防衛システムの入札では、アメリカ合衆国のパトリオット、ロシアのS-300VM、フランス及びイタリア共同開発のユーロサムSAMP-Tそして 全文をよむ

2013-09-24 アンカラ新興住宅地の頭金1万リラ住戸、3日で3分の2売れる (Zaman紙)

集合住宅局(TOKİ)によるアンカラの新興住宅地(衛星都市)ヤプラジュクに、「入居条件なし、抽選なし、先着順で住戸を選択し購入可能」として、頭金1万リラ(約49万円)、180ヶ月分割払いで売りに出された住戸298戸への応募が殺到した。      住戸は3日で3分の2が売れた。 先着順で売りに出された住戸に大勢の市民が殺到した。TOKİは、残る住戸に関し9月30日まで応募を受け付けている。      トルコにおける住宅問題に、現代的で機能的な住宅を供給することで取り組んできたTOKİは、同時に公共 全文をよむ

2013-09-15 東芝、パートナー企業とともにトルコ新展開へ (Zaman紙)

トルコの成長に対応したエネルギー消費の増加に目を付けた日本のテクノロジー会社東芝は、この分野において新規投資を予定している。イスタンブルで東芝インフラ ストラクチャ―開発株式会社の支社を立ち上げた東芝は、トルコと周辺国において地熱、水力、風力、太陽光エネルギーシステムの販売を行う予定だ。      トルコの水力発電や原子力発電を始め、エネルギーへの投資の増加は日本の企業の目をこの分野に集めた。5月にある日本企業が220億ドルの原子力発電所の建設のためトルコとのプロトコルにサインした後、日本のテク 全文をよむ

2013-09-13 ボドゥルムで、高級ホテルなど16施設、解体へ (Zaman紙)

ムーラ県ボドゥルム郡の入り江にある不正建築に関する第1回調査が行われ、豪華ホテルを含む16施設の解体が決定された。ヤルカヴァク、ギョルチュルクビュク町、ギュベルジンリキ地区、トルバカイナル区で、沿岸法違反の施設に対し通告が行われた。該当施設の事業停止手続きの開始、取り壊しの決定、罰金の課金、取り壊す施設の撤去手続きのスケジュールが明らかとなった。      エルドアン首相は、以前、トルバの入り江を視察し、「何であれ、この入り江は民に返還される」との趣旨の命を下した。これを受け、内務省・文化観光省 全文をよむ

2013-09-05 トルコ・リラ、対ドルで急落 (Radikal紙)

中央銀行の打ち出した施策に対する疑問がドルを高騰させ、2.085リラという最高値を記録した。トルコリラは昨日もっとも値下がりした通貨となった。      中央銀行のエルデム・バシュチュ総裁が先週「ドルを倒して、リラをしっかり守る」と発言したことに対する反響が続く中、ドルがさらに高値を記録した。ドル は、中央銀行の量的対策では相場維持のために不十分ではないかという懸念や、緊張が続くシリア情勢によって1ドル=2.085リラという歴史的高値を記録 した。トルコリラは昨日、新興国の通貨の中で最も値を下げ 全文をよむ

2013-08-31 乱立ショッピングモール、ひとつふたつと閉鎖へ (Zaman紙)

キノコのように増殖し、巨額の予算が投じられたショッピングモールが生き残りに苦労している。建物の一部が完全に閉鎖となったショッピングモールのいくつかは病院や予備校、ホテルへと生まれ変わっている。      投資額4億ドルでトルコで最大規模のショッピングモールであるORAショッピングモールは現在閉鎖されている。投資額2000万ドルのFOX Cityは破綻し、病院に作り変えられようとしている。1億ドルの投資額でベイリキデュズに開かれたタクスィト・センターは「フリーマーケット」となった。イスタンブルのギ 全文をよむ

2013-08-21 イスタンブルのオフィス市場、5%上昇、そのお値段は? (Hurriyet紙)

賃料が最も高いのはエセンテペ、最も低いのはカヴァジュク。   イスタンブルではオフィスの賃料が2013年第二四半期に比べ平均5%の上昇を見せた。最高値はエセンテペである一方、最低値はカヴァジュク地区となっている。      アナアトリア通信がREIDINの「オフィス賃貸指標」から集めた情報によると、2013年第二四半期にイスタンブル全体のオフィス賃貸価格は高価格帯では5.75%、低価格帯では3.59%上昇した。   指標の開始時期となる2009年第一四半期から現在までの、イスタンブル全体の高価格 全文をよむ

2013-08-20 クレジットカード分割払いに、所得制限導入へ (Milliyet紙)

月収1,000リラ未満のクレジットカード利用者の限度額を下げるという銀行監視調整機構(BDDK)の計画に、(該当する)450万人が注目している。現段階では、この変更によって突然「限度額を超過」してしまう未払金をいかに清算するか未定である。      タイイプ・エルドアン首相が約1カ月前にクレジットカードの利用について警告を発した後、銀行監視調整機構(BDDK)は債務の増加防止を目的として新しい「限度額」案を作成した。その背後にあるもう一つの意図は、増加しつづける消費者クレジットカード(の発行)を 全文をよむ

2013-08-18 パスポート・運転免許証、取得先変更に (Hurriyet紙)

内務省は、メディア、政党や労働組合に関する警察の一部の業務を他の組織に移行させるための新たな作業を開始した。これにより、市民はパスポートや運転免許証を取るために警察に行くことはなくなる。パスポートは内務省の人口・国籍業務総局によって交付される。免許は、もし車が新車なら車を買った店舗から、中古車なら車の売買手続きを行った公証人役場で交付される。      ムアッメル・ギュレル内務大臣の命で始められた作業により、治安上の問題から、戒厳令時代から警察によって行われてきた一部の業務を、市民により良いサー 全文をよむ

2013-08-10 トルコで最も消費される野菜と果物は? (Hurriyet紙)

トルコで、野菜や果物のうち最も消費されているのは、トマトとスイカである。      トルコ統計機構(TÜİK)の統計によると、毎年約380万トン生産されるスイカのうち、340万トンが国内で消費されているという。これは、年間の一人あたりの消費が45.2キログラムであることを示している。スイカに次いでトルコの人々がよく消費している果物は、順にぶどう、りんご、メロンである。      ■最も好まれる野菜はトマト      野菜の消費に関しては、一人あたり年間114.5キログラムでトマトが一番となり、年 全文をよむ

2013-08-08 バイラム休暇、エーゲ海地中海リゾートは満室 (Hurriyet紙)

バイラム(断食月明けの祭り)休暇で、アンタリヤ地方とエーゲ海地方の宿泊施設のうち、5つ星ホテルでは、稼働率が100%に達した。   行楽地に向かう人々の流れは先週始まり、その数は日々増加する一方、ぎりぎりまで休暇を残している(休暇をまだとっていない)人々にとって、アンタリヤとその周辺での空き部屋は残っていない。地中海観光宿泊業・産業組合のスルリ・チョラバトゥル会長はラマザン・バイラムでアンタリヤとその周辺地域のホテルの稼働率は100%になったと明かした。4、5日続くバイラム休暇シーズンが最繁忙期 全文をよむ

2013-08-02 マルマライ、試験走行延期 (Zaman紙)

マルマライの試験走行が延期された。8月2日に開始されると発表された試験走行は、もう少し先になる。      交通・海事・通信省関係者からの情報では、試験走行のための明確な日時は発表されなかった。遅くとも15-20日以内に実施されると思われる試験走行は、レジェップ・タイイプ・エルドアン首相と交通・海事・通信大臣のビナーリ・ユルドゥルムにより実施されることが予定されている。一方、ユルドゥルム大臣が昨日エルズィンジャンで行った発表では、「今週末時点での我々の目標は、マルマライの車両をレールに設置するこ 全文をよむ

2013-07-28 南東部でも大型ショッピングセンター増加予想 (Milliyet紙)

2015年の地域ごとの大型ショッピングセンター見込み数調査の結果によると、南東部において2010年時点では7だった大型ショッピングセンターの数が、2015年には19にまで増える見込みだ。      トルコ各地の2015年における大型ショッピングセンターの見込み数を明らかにしたKDMショッピングセンター賃貸管理コンサルティングが行った調査によると、2015年の終わりには、営業を行う大型ショッピングセンターの数が54の県において372に達する。同じ時期に賃貸可能な土地の合計は1200万平方メートル、 全文をよむ

2013-07-27 初のイラク北部クルド系航空会社、トルコのアトラスジェットが創設へ―9月就航 (Milliyet紙)

クルド政府は、トルコ企業アトラスジェットとともに航空便を整備している。9月に就航する予定だ。      航空会社の名前は、シェムディンリからイランまでのび、大部分が北イラク・クルド地域にあるザグロス山脈から取られた。アトラスジェットのサーミ・アラン最高経営責任者は、ザグロスジェットについて、バルザーニー家と協力して50%ずつの出資で設立されたことを明らかにし、「アルビルに本社を置く航空会社は現在までなかった。急速に成長するこの地域を世界に開こう」と述べた。      ■就航開始は9月9日     全文をよむ

2013-07-25 Twitter 事務所開設へ、法律改正 (Radikal紙)

ツイッターからの要求を受け、懲役刑が罰金刑に変更される見通しだ。      ビナリ・ユルドゥルム交通海事通信大臣は、ツイッター社がトルコで事務所を開設するにあたって要求している法改正を、前向きに協議していると明らかにした。ユルドゥルム大臣の発表によれば、ツイッター社の関係者らは、トルコでツイッターのサービス利用者が罪を犯した場合にツイッター社も罪に問われ得ると定めた法律があることに言及し、懸念を示した。   ユルドゥルム大臣は、「彼らの主張は、自分たちのサービスを利用した人々の犯罪でなぜ自分たち 全文をよむ

2013-07-24 財務省、コチ財閥系ガス会社に突然の調査 (Radikal紙)

昨日財務省と警察関係者が税務調査のため、コチ財閥傘下のTüpraş とAygazの2社を突然訪問した。      財務省チームは昨日コチ財閥系の会社2社に対し、突然税務調査を開始した。最初にイスタンブル産業機構(İSO)のトルコの大企業500社リストで先日1位となったトルコ石油精製社(Tüpraş)に警察関係者と共に向かった財務省チームは、次に500社リストの10位以内に入っているAygazエネルギー会社でも調査を実施した。   Tüpraşで行われた調査が財務省の税務調査であること、警察も燃料 全文をよむ

2013-07-23 イスタンブル北部環状地下鉄、9月18日入札へ (Zaman紙)

イスタンブル広域市は、メジディイェキョイーマフムトベイ間を26分に短縮する地下鉄環状線プロジェクトの入札を9月18日に行う。新沿線によっ てシシュリ、キャウトハーネ、エユプ、ガーズィオスマンパシャ、エセンネル、バージュラルの渋滞問題解決が見込まれ、後にはカバタシュ駅まで延伸される。      イスタンブル広域市は、ヨーロッパ側で大規模な地下鉄環状線建設プロジェクトを開始している。「メジディイェーマフムトベイ間(シシュリ、キャウトハーネ、 エユプ、ガーズィオスマンパシャ、エセンネル、バージュラル地 全文をよむ

2013-07-14 夏の到来ととともに高原の家の賃貸価格上昇 (Hurriyet紙)

高原文化が普及しているチュクロヴァで、トロス山脈の裾野の自然の素晴らしさ、美しさの中にある高原は、近年、ラマザン(断食月)が夏にあたるためにぎわい、鮮やかな日々を送っている。      チュクロヴァ地域の悩ましい暑さと高い湿度から逃れることを望んだ人々が好むポザントゥの中心部、アクチャテキル、チャムルヤイラ、フンドゥクル、アルプ、カムシュル、クズルダー、バシュプナル、メイダンヤイラの使用率は100%に近い。   独自の植物相、豊かな植物の陰で、悩ましく暑い夏の日々のストレスから解放されたいと望ん 全文をよむ

2013-07-14 トルコの貨物トラック440台、エジプト・サウジアラビアに足止め (Zaman紙)

シリアとの緊張状態が発生して以降、トルコ企業は、長距離輸送用大型トレーラー(TIR)でエジプトやサウジアラビアを通って荷物を湾岸諸国に輸送している。しかし、この二ヵ国の港湾と海運会社所有のロールオン・ロールオフ(Ro-Ro)船の船上でトラブルが発生し、積荷を満載したTIR440台が10日間も港で足止めを食らっている。交通省と国際輸送業者組合(UND)がトラブル解決に向け交渉を行っている。      シリアとの国境ゲート閉鎖後、Ro-Ro船を用い、エジプトとサウジを通って湾岸諸国に対し行われていた 全文をよむ

2013-07-10 カッパドキア、2013年上半期に120万人ツーリスト (Zaman紙)

トルコのカッパドキアは、奇岩群、比類なき美しさをたたえた谷、熱気球、地下都市で有名な観光の中心地である。この地方を訪れる観光客の数が、上半期で120万9541人に上った。       今年6月には、24万9061人の観光客がカッパドキアを訪れた。去年の上半期に訪れた観光客の数が109万5854人である一方で、今年の上半期は120万9541人々が訪れた。       ネヴシェヒル文化観光局関係者からの情報によると、ギョレメ野外博物館をはじめとして、ゼルヴェ、ムスタファパシャ、ギュルシェヒル野外宮殿 全文をよむ

2013-07-10 ガソリン、また値上げ (Radikal紙)

国際的な製品価格とドル高の影響をうけて、ガソリン1リットル当たりの価格が7クルシュ値上がりした。関係者がロイター通信に与えた情報によると、値上げは今日の深夜以降実施される。      1クルシュは約0.52円 全文をよむ

2013-07-08 マルマライ鉄道線、8月2日からテスト運行へ (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相によって共和国の90周年が祝われる2013年10月29日に、150年来の夢であったマルマライ鉄道線の開通が実現される。そんな「マルマライ鉄道線」で8月2日からテスト運行が始まる。      アナトリア通信社の情報によると、交通海事通信省インフラ投資総局によって作業が進められている、ゲブゼ―ハルカル間の郊外路線の改良と、ボスフォラス海峡トンネル横断鉄道(マルマライ)プロジェクトでは、アイルルクチェシュメ駅からカズルチェシュメ駅にかけての13.6キロメートルの部分は 全文をよむ

2013-07-03 運転免許所所持者2400万人に、「悪い知らせ」 (Hurriyet紙)

交通法規の改正により、2400万人の免許所持者が新しい免許を取得するのに、89リラ(約4500円)の特別書類費用を支払わなければならない。期限までに更新しない者へは89リラの書類費用に加え334リラ(約1万7000円)の料金とあわせ、合計423リラ(約2万1600 円)を支払うことになる。      2400万人の免許所持者へ悪い知らせがある。交通法規の改正により、古い免許は無効となる。免許を所持している市民は、新しい免許を取得するため89リラの特別書類費用を支払わなければならない。期限までに変 全文をよむ

2013-07-01 トヨタ新カローラ、サカリヤ工場での生産はじまる (Yeni Safak紙)

新型カローラの生産がはじまる。トヨタ自動車の内山田竹志会長は、カローラモデルの故郷ともいえるサカリヤで生産されることをとても嬉しく思っていると述べた。      内山田会長は、トヨタ・トルコ工場に対する1億5000万ユーロ(約195億円)の投資でもって実現した、新型カローラの生産ラインでの稼働開始を祝う式典に参加した。      式典で挨拶をした内山田会長は、新型カローラの生産を祝福するためにトルコへやって来たと述べた。   トルコのダイナミズムと情熱に非常に影響を受けたと強調した内山田会長は、 全文をよむ

2013-06-30 農業協会長、ラマザンを理由に食料品の値上げはやめるべき (Milliyet紙)

トルコ農業協会イブラヒム・イェトキン会長は、肉類、乳製品、豆類、青果製品に対して断食月を理由に行われる値上げは、全く妥当ではないと述べ、食品の投機的な価格上昇について警鐘を鳴らした。      肉類の価格が最近10%上昇したことも投機的現象だと述べたイェトキン会長は、他の分野の状況について次のようにまとめた。      「昨年6200万トンだった世界の豆類の生産は、2013年わずかに落ち込むことが予想されます。トルコでは、2012年6月と2013年6月の間で、乾燥インゲン豆で30%、オスマジュク 全文をよむ

2013-06-30 お茶のチャイクル、ブラジル市場進出をねらう (Yeni Safak紙)

世界企業への道を進むチャイクルが参加した6月の国際見本市は、サンパウロで行われた「Sial Brazil」だった。トルコ・チャイを紹介するために世界のあらゆる場所で行われる見本市への参加を続けるチャイクルは、6月の25日から28日にかけてサンパウロで行われた「Sial Brazil」食品見本市に参加した。      ■目標は世界企業      トルコ・チャイを世界に広めることを目指すチャイクルだが、この見本市で紅茶、緑茶、そしてオーガニックのチャイは、ブラジル人や各国の参加者から大きな関心を集め 全文をよむ

2013-06-23 断食月にはホテルは半額に (Milliyet紙)

「断食月は遊びにいくものではない」という固定観念を打破したい観光事業者らが企画した、この月の特別休暇プログラムとキャンペーンが成功を収めている。昨年の断食月をいい数字で終えた業界は、今年も魅力的な価格でレジャーのチャンスをつくろうとしている。断食月に、特に保守層に訴えるような様々なコンセプトを持つホテルの満室率には目を引くものがある。      アナトリア通信社が旅行代理店や観光施設の関係者から集めた情報によると、7月9日から始まる断食月のためにエーゲ海や地中海沿岸の観光施設は利用料を25%から 全文をよむ

2013-06-13 ゲズィ公園打撃の観光業、望みは「断食ツアー」 (Milliyet紙)

旅行業界は、ゲズィ公園事件を受け、アラブ諸国からの(イスタンブル)断食ツアーの予約取消しが生じているものの、速やかに元通りに戻るだろうと述べている。      ゲズィ公園事件を受け、アラブ諸国からの「断食ツアー」予約取消しが生じているものの、速やかに元に戻ると明言された。観光ホテル経営者・投資家連合 (TUROB)のティムル・バユンドゥル総裁は、旅行業者よりイスタンブルツアーの予約取消しが数件生じており、この中には中東諸国の旅行業者も含まれると明らかにした。そして、断食月にかかるツアー予約も、同 全文をよむ

2013-06-07 イスタンブル株式市場、急上昇―エルドアン首相の「軟化」好感 (Radikal紙)

06.07 17:24   エルドアン首相が今日(7日)の発言で、この政治的危機に関し態度を軟化させる傾向をみせたことと、アメリカの雇用統計の数値が発表されアメリカ連邦準備制度理事会が量的金融緩和の中断を短期的には行わないとの観測が生まれたことにより、イスタンブル証券市場は3%以上の上昇をみせた。      タイイプ・エルドアン首相の今日の演説のトーンが昨今の政治的危機に関し態度の軟化の兆しと受け取られたことと、アメリカ雇用統計の数値の結果、アメリカ連邦準備制度理事会が量的金融緩和の中断を短期的 全文をよむ

2013-06-03 イスタンブル株式市場、急落 (Radikal紙)

イスタンブル証券取引所のナショナル100種指数はこの日、前日(先週金曜日)比9.006.35ポイント下落の、76.983.66ポイントで終了した。専門家らは、イスタンブルをはじめトルコ各地で続くデモがこの下落に影響していると分析した。      イスタンブル証券取引所ナショナル100種指数(BIST100)は、先週末の終値から9.006.35ポイント下落の、76.983.66ポイントで終了した。      イスタンブル証券取引所で取引される企業の合計市場価値は先週末の終値から約630億リラ下落し 全文をよむ

2013-05-27 サクランボ不作、価格は上昇 (Zaman紙)

トルコ最大のサクランボ生産地の一つであるデニズリ県ホナズ市で、サクランボの収穫量が昨年の60~70%減少した。      これにより、サクランボの価格が高騰している。昨年2~3リラだったものが今年は7~8リラで売られている。生産者は、サクランボの開花時期に天候が荒れ、気温が低かったため、ハチによる授粉が十分に行われず、サクランボの生産量が落ちてしまったと語っている。一般的に「ナポレオン」という名前で知られる、「ズィラート(農業)0900」種のサクランボは、ホナズ市、イズミル県ケマルパシャ市、スペ 全文をよむ

2013-05-24 日本格付研究所(JCR)もトルコ評価を上方修正 (Zaman紙)

世界的格付け大手のムーディーズ、フィッチに続き、日本格付研究所(以下、JCR)もトルコの信用格付けを引き上げた。      JCRは、トルコの信用格付けを「BB」から「BBB-」とし、トルコを「投資適格級水準」に引き上げた。見通しは、「安定的」とされた。JCRの書面発表によると、トルコが世界的経済危機の影響から見事に抜け出したことが注目される一方、経常赤字、インフレ、外貨準備高の不足が懸念事項として指摘されている。この一週間で2度、トルコの格付けが引き上げられたことを評価する経済担当アリ・ババジ 全文をよむ

2013-05-19 トルコはEU諸国と比べ天然ガスが最も安い国 (Zaman紙)

タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は「更新された料金が反映された最近の発表で、我々トルコ共和国の電気料金はEU加盟国27か国のうち最も電気料金が安い国上位五カ国に入るほどである。天然ガス料金に関しては最安値の国であった」と述べた。      タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は、カイセリ県工業団地総会で行った演説で「トルコが成長期にある中、工業団地とカイセリ県が衰退してしまうことはない。カイセリ県はトルコが成長するための先導的役割を担う主要な県である」と述べた。   ユルドゥズ・エネ 全文をよむ

2013-05-18 イスタンブル埠頭地区、再開発計画始動 (Hurriyet紙)

ドウシュ・ホールディングスのCEOがプロジェクトの詳細を発表した。      ドウシュ・ホールディングスのヒュスニュ・アクハンCEOが発表した情報によると、サルパザル港にあるチニリ・ハン(タイル貼りの歴史的建造物)や小包郵便局、そして海上事業所のビルが改装されて5つ星のホテルになるという。港周辺は文化や芸術、飲食、ショッピング、そして商業がより合わさり、観光客だけでなくイスタンブル市民にも開かれた、歴史の折り重なった地域へと変化する。      エルドアン首相のアメリカ周遊が一方で取り沙汰される 全文をよむ

2013-05-16 ムーディーズ、トルコの投資評価を上方修正BAA3へ (Radikal紙)

(昨年11月の)フィッチ・レーティングスに続き、昨晩(5月15日)ムーディーズもトルコの格付けを投資適格級へ上方修正した。      世界的な信用格付け機関ムーディーズは、トルコの格付けを「Ba1」から投資適格級とされる「Baa3」に上方修正し、見通しを「安定的」とした。これを受け、本日(5月16日)のイスタンブル証券取引所のナショナル100種指数は、前日比1.25%上昇の93,096ポイントで始まった。トルコ国債の指標となる2年債利回りは、ムーディーズの格上げ後、スポット市場では4.67%で取 全文をよむ

2013-05-15 IMFからの借款、完済 (Zaman紙)

アリ・ババジャン副首相のキー入力と同時に内2回ドル、2回ユーロの4回の送金でIMF(世界通貨基金)に最終回分割分が支払われた。こ うして19年ぶりにトルコのIMF借款が完済された。アリ・ババジャン副首相は送金手続き後、「トルコの幸運を祈ります」と語った。      昨日、中央銀行の歴史的石造建築は歴史的瞬間を目の当たりにした。トルコのIMF借款最終回分割の送金が、アリ・ババジャン副首相及びイブラヒム・チャナクチュ国庫庁長官の出席で行われた。ババジャン副首相のキー入力と同時に、内2回ドル、2回ユー 全文をよむ

2013-05-12 極東投資家にトルコ株式市場の魅力を紹介 (Milliyet紙)

今年の最初の四半期で日本を代表する証券会社であるが、トルコに25億ドルのファンドを設けた。運用はトルコの投資会社であるトルコ経済銀行ポートフォリオ運用株式会社を通じて行われ、3月下旬から4月上旬にトルコ市場から合計4億9千万ドル得た。現在は、極東で半ば開いた門戸を拡大することを目的としている。この一環として、イスタンブル株式市場は、3月にフィリップ証券会社と極東ツアーに出かけ、新しい投資家たちに売り込みたいと考えている。「リスティング イスタンブル」というグループのメンバーであるフィリップ証券会 全文をよむ

2013-05-11 ギュル大統領「トルコは原子力政策で出遅れた」 (Milliyet紙)

ギュル大統領は原発プロジェクトの話は35年もの後れを取っていると述べ、トルコが単なるエネルギー供給の経由国となるだけでなく、世界のエネルギー市場にトルコ企業とともに位置する必要があると強調した。      アブドゥッラー・ギュル大統領は原子力発電所関連の事業にかんして、トルコは35年の後れを取っており、この件で非常に出遅れていると述べた。   サバンジュ大学イスタンブル国際エネルギー・気候センター(IICEC)主催のIICEC第4回国際エネルギー・フォーラムの開会式で話したギュル大統領は、原発は 全文をよむ

2013-05-03 イスタンブル第三空港プロジェクトで、記録的な落札額 (Radikal紙)

トルコ最大の競争入札である第3空港建設の入札は、ジェンギズ、コリン、リマク、MAPA、カルヨンの5社から成る共同企業体が落札した。18%の付加価値税を含めると、請負業社は261億4200万ユーロを払うこととなる。      共和国の歴史上最大の入札は非常に厳しい競争の舞台となった。第3空港入札の最初の提示額は以下の通りであった。   フラポートIC:200億ユーロ+付加価値税   マクヨル:40億ユーロ+付加価値税   ジェンギズ・コリン・リマク・MAPA・カルヨン:126億8200万ユーロ+付 全文をよむ

2013-05-02 エルドアン首相、「日本は経験とノウハウをもつ」―原子力発電所計画で (Hurriyet紙)

(前略)エルドアン首相は、日本の日経新聞とのインタビューで懸案の問題について語った。質問に答える形で発言したエルドアン首相は、原子力発電所の問題についてトルコと日本の間での合意が調印の段階まできたと述べた。エルドアン首相は、「日本との間で、政府間協定に調印する段階に至った。黒海岸のシノプに日本とともに原子力発電所を建設する。日本は地震についての経験とノウハウを持っている。環境問題への配慮でも先進的だ。フランスのアレヴァ社の技術力も高い。3つ目の発電所についても予定地選定の作業が続いている。日本も 全文をよむ

2013-05-02 トルコ・韓国間の自由貿易協定、発効 (Zaman紙)

トルコと韓国の間で調印された自由貿易協定が、昨日、発効した。自由化がはじまる貿易取り引きにおいて、両国は10年で、段階的に全品目の90%を非関税としていくことを決定した。      昨日から韓国は関税の80%、トルコは65%を撤廃した。本協定の発効に伴い、トルコは産業製品の93%を関税なしで韓国へ輸出する。これに対し、トルコの韓国からの輸入の22%を占める電化製品、鉄鋼、繊維や衣類製品、自動車製品については、今後7年以内に関税が撤廃される。農産品は、10年以内に52%の関税が撤廃される。     全文をよむ

2013-04-29 2013年第一四半期、外国人観光客数22.5%増 (Cumhuriyet紙)

今年の一月から三月の間にトルコを訪れた外国人観光客数は、昨年の同時期に比べて22.5パーセント増加した。      地中海観光宿泊業組合(AKTOB)の研究開発チームが集めたデータによると、ドイツからの観光客数は、第一四半期において前年の同時期と比較して7.4パーセント増の、56万1千人であった。18パーセント以上増となったロシア市場からの観光客数は、19万5千人であった。14パーセント近く増えたイギリスからの観光客数は、13万人を超えた。昨年からゆるやかになっているフランス市場での低迷は、9パ 全文をよむ

2013-04-28 奨励策に好感、ウルファは建設ラッシュ (Milliyet紙)

奨励策を受け、シャンルウルファへの投資需要が爆発的に増加した。シャンルウルファ県のジェラレッティン・ギュヴェンチ知事は、投資家が市で行う投資の総額が5億リラに達したと述べた。      シャンルウルファ県のジェラレッティン・ギュヴェンチ知事は、奨励策の影響により、県で投資を行うことを望む人の投資総額が5億リラに達したと話した。 ギュヴェンチ知事は、「出された最新の奨励策により、投資の観点から最も魅力的な県はシャンルウルファ県となった。この県で投資を行うことを望む投資家の投資総額は5億リラに達した 全文をよむ

2013-04-21 新たな買収で格安小店舗マーケット業界の新勢力図 (Milliyet紙)

DiaSAでは4月1日以降、アルコール飲料とウルケルのライバル商品が供給されていないが、新たな買収の結果、お酒の販売は「スーパーマーケット」が担う。      ウルケルのブランドで知られるユルドゥズホールディングは、「ショック(Şok)」に続いて、スペインのDiaとサバンジュホールディングの共同会社DiaSAを 3.2億リラで買収し、そのことが市場の競争バランスを一瞬にして変えた。そうした中、市場における興味深い変化がさらに波紋を呼んでいる。新たな買収の結果、近いうちに格安小店舗業界ではお酒の販 全文をよむ

2013-04-20 サウジ富豪、イスタンブル・マスラクの高級マンション469戸、一括購入 (Hurriyet紙)

イスタンブル・マスラク1453計画は、近年、最重要開発計画の一つとして注目されているが、先週、驚くべき購入契約にサインが交わされた。      エコノミスト誌は、アーオール社グループが、マスラク1453計画における高級マンション全戸数の約10%に相当する469戸を、サインひとつでサウジアラビアの実業家に販売したと報じた。   大小の2区画を一括購入したサウジの実業家は、アーオール社に対し、合計1億9,071万1千ドル(約190億3,800万円)を支払う予定だ。   サウジの実業家は、契約を交わし 全文をよむ

2013-04-18 金価格下落、貴金属店は大賑わい (Hurriyet紙)

金相場における大変動が続いている。価格が著しく下落した金に対する需要が殺到し続けている。金価格が下落したことを好機に変えようとした市民たちの、4分の1金貨と共和国金貨への需要に応えることを余儀なくされた宝石商たちは、ただ同然で売っている。宝石商たちからはもう1回「細工が上等ではないものを買おう」との声が聞こえた。      アンカラ宝石・時計商工会議のハサン・チャヴシュジュル会長は、金価格が降下したことで、彼らの仕事に大変動が生じたと語った。      チャヴシュジュル会長は、市民が特に4分の1 全文をよむ

2013-04-18 大手スーパー・ミグロス、今年も3000人新規採用 (Milliyet紙)

ミグロス社社長トルト氏は、今年、週に3のペースで新店舗を設けてスーパーマーケットの店舗数を1,000以上とすることを目標に掲げており、3,000人の新規採用を行うと明らかにした。同社の売上目標は70億トルコリラを超えることだ。       ミグロス社社長オズギュル・トルト氏は2012年の売上高が65億トルコリラを達成しており、2013年度の売上目標を再び10パーセント以上拡大し、70億リラ以上とすると述べた。       トルト氏は利益を店舗の投資のために費したとし、「2013年には週に3つ新店 全文をよむ

2013-04-14 米の値段、急騰 (Hurriyet紙)

トルコ農協の会長イブラヒム・イェトキンは、「私たちは1週間から10日間、遺伝子組換米問題について議論している。トルコでもし米が自給できたなら、こういった問題に直面しなかっただろう。輸入する理由もなくなり、こうした危機は問題にならなっただろう」と述べた。イェトキン会長は、国産米の値段 が1週間で30%値上がりしているとした。      イェトキン会長は、最近起こっている「遺伝子組換米問題」に関してトルコ農協のホールで会見を行った。世論を1週間から10日にぎわしている遺伝子組換米について多くの不透明 全文をよむ

2013-04-10 イスタンブル、地価高騰中! (Hurriyet紙)

ボスフォラス第三橋も掛かる地域の地価が高騰し、イスタンブルの地価平均は1年で79%の上昇を遂げた。      Hurriyetemlak.com(訳注:ヒュッリイェト不動産の意)やリアリティワールドが作成した不動産指数によると、昨年同時期の土地平均価格(1平方メートル当たり)は75TL(トルコリラ)であったのに対し、今年は125トルコリラに上昇した。また、昨年Hurriyetemlek.comの土地部門には551件の売地広告があったが、今年はその数が810件だった。      Hurriyet. 全文をよむ

2013-04-08 トルコで売れている車、ベスト25 (Zaman紙)

トルコで最も売れている車種が明らかになった。それら車種は以下の通り;      過去3か月間のデータに基づき、最も売れている25車種を調査した所、リネア及びディーゼルエンジンに回帰したシンボルが上位2位に入った。一方、ブルサで生産されている新型クリオが躍進し、3位に入った。      またこの車種に近いライバルであるポロ、i20、フィエスタ及び旧型にも関わらずコルサが上位10車種に入った。オペルはコルサ用に価格を、ヒュンダイはi20用に自動車装備を切り札とうまく利用している。また上位10位にはジ 全文をよむ

2013-04-07 新5リラ紙幣、明日市場に (Radikal紙)

黄色から紫へと色が変わった新しい5リラ紙幣が、明日から市場へ出回る。      トルコ中央銀行は、5リラ紙幣と50リラ紙幣の色が似ていることから生じる問題を防ぐために、紫色の5リラ紙幣を発行する。   紫色の新5リラ紙幣について、色以外の変更点はない。新5リラ紙幣のサイズと表面、裏面の構図、見た目はそれまで流通していたものと同じである。 全文をよむ

2013-04-02 どうなる?2013年の経済成長率 (Milliyet紙)

2012年に「事故」が起こったと仮定しよう。とは言え、2.2%の成長があった。事実、他国は成長しなかった。2012年は忘れてしまおう。それは良しとして…。2013年はどうなるのだろうか(あるいはどうなっているのか)。「トルコ政府の怒りに触れまいと躊躇する者」、「トルコ政府に気に入られようとする者ら」は、状況は改善していると述べる。      状況の改善、成長率の急騰は、生産の増加に関連している。生産が増加すれば、収入や雇用が増加する。生産の増加は、内需と外需(輸出)の増加によって可能となる。20 全文をよむ

2013-03-31 トルコ航空、サビハギョクチェン空港から定期就航開始 (Hurriyet紙)

トルコ航空が、イスタンブル・サビハギョクチェン国際空港から世界13ヶ所への定期就航を開始した。      トルコ航空は、ロンドン、アムステルダム、パリ、ミラノ、ウィーン、キエフ、ハンブルク、デュッセルドルフ、テヘラン、バクー、クウェイト、トビリシ、そ して北キプロス・トルコ共和国のエルジャン空港に向けてイスタンブル・サビハギョクチェン国際空港から定期便を就航する。トルコ航空は、すでにサビハギョク チェン国際空港からの運航を行っているアンタルヤ、ダラマン、ボドゥルム、イズミル、そしてアンカラへの定 全文をよむ

2013-03-30 11/29開業予定の高速鉄道、アンカラ・イスタンブル間3時間に (Milliyet紙)

10月29日開通予定のアンカラ~イスタンブル特急列車は飛行機よりも運行頻度が高く、2都市間を10~15分に一本のペースで発車する。特急列車はバスよりは割高になる。イスタンブルからアンカラまでは3時間かかる予定だ。      アンカラ~エスキシェヒル~コンヤ間の特急列車に新聞記者たちとともに同乗したトルコ共和国国営鉄道(TCDD)のスレイマン・カラマン総裁は、2023年までに鉄道事業 に4千5百万ドルを投資すると述べた。また、投資した資金が、車両、ターミナル、工事・運行・運営に使われることや、1万 全文をよむ

2013-03-26 こう変わる、トルコでの免許取得 (Hurriyet紙)

国民教育省は、自動車教習所に関する規定の変更を行う。それによると、必修の学科教習は30時間に減らされ、技能試験は30分間に拡大される見通しだ。さらに、それまでは3つの科目の、それぞれの得点で行われていた学科試験の評価が、今回の見直しによって一つにまとめられた試験の得点により行われることになる。      私立教育機構総局は私立の自動車教習所に関する法案を作成した。      国民教育省は、前の規定で設置を義務付けられていた教習コースが、あまり利用されていないとの指摘を受け、ここ6ヶ月の間、調査を 全文をよむ

2013-03-17 第三空港周辺に新都市 (Milliyet紙)

イスタンブルで建設が予定されている第3空港が、黒海の近くにあるイェニキョイとアクプナルキョイの間に建てられるという当局の発表を受けて、地域は活気づいている。      合計90平方キロメートルの土地に広がるとみられている空港は、世界でも最大規模の空港の一つになるだろうと言われ関心を持たれている。プロジェクトの入札日は2013年の5月3日とされた。      EVA不動産鑑定士のズハル・バルサルは、2013年に合計で旅客は1億4400万人、飛行機の本数はというと通過を含めて1500万になると予測し 全文をよむ

2013-03-11 就職にはどの学部が有利?不利? (Radikal紙)

トルコ統計機構(TÜİK)は、職種別の求人数と失業率を明らかにした。これによれば、ジャーナリズムと芸術を学んだ卒業生がトルコで仕事を見つける機会が最も少ない。      高等教育といわれる分野とそれにもとづいておこなわれる職業選択は、将来に失業問題に直面する危険性に直接影響する。      ジャーナリズム、情報学、芸術、輸送サービス、環境保護、製造・経営の諸分野(の卒業生)における失業率は平均を上回る一方、警備関連サービス、医療、法律、獣医学における失業率は平均以下となっている。      トル 全文をよむ

2013-02-19 ネスレ製品の馬肉混入問題でトルコ責任者「トルコ国内販売分は問題なし」 (Milliyet紙)

ネスレトルコはヨーロッパで、インスタント食品の材料に馬肉由来のDNAが検出された商品の生産が停止されたこと、商品が市場から回収されたことを発表した。「回収の対象は3つの製品で、イタリア、スペイン、フランスのみが対象で、トルコのネスレ製品には全く関係ない。ネスレとして、我々が トルコで販売している全ての商品が安心して消費して頂ける事を皆さんにお伝えする」と述べた。      ネスレトルコはヨーロッパで、インスタント食品の材料に馬肉由来のDNAが検出された商品の生産が停止されたこと、商品が市場から回 全文をよむ

2013-02-18 2023年までに輸出4倍の政府計画 (Zaman紙)

2023年の目標に向けて、輸出額を4倍程度増加させることを目標にした政府は、先週から実施され始めた新しい奨励策を世界の大企業に説明する予定だ。      ザフェル・チャーラヤン経済大臣は、自動車会社の担当者らと一堂に会し、大手自動車会社のCEOたちに新しい政策の詳細を記載した手紙を送る予定であると述べた。チャーラヤン大臣はトルコに対して投資を行っていない会社をターゲットにし、ドイツのフォルクスワーゲン社に強い言葉をかけた。「トルコで(フォルク スワーゲン社が)投資をおこなっていないことをとても残 全文をよむ

2013-02-17 金角湾地下鉄架橋、ハイピッチで工事中 (Milliyet紙)

イスタンブルの公共交通網の重要な結合地点の一つとして設計された金角湾地下鉄架橋の建設工事がハイピッチで続けられている。プロジェクトを10月29日までに完成させるために、懸命の取り組みが行われている。      ウンカパヌ橋のすぐ隣に建設されている、近代建築を反映した地下鉄架橋の最新状況を建築家ハカン・クラン氏がヴァタン紙のメルト・イナン記者に説明した。      ■費用は1.8億      クラン氏は、海面から13メートルの高さにつくられた全長430メートルの橋には47メートルの主塔が2本あり、 全文をよむ

2013-02-17 トルコ製発電船、レバノンへ (Yeni Safak紙)

レバノンで3年間電気を供給する予定のトルコ製発電船が、レバノン領海に到着した。         「ファトマギュル・スルタン号」は天候条件の悪い中、レバノンに到着した。ファトマギュル・スルタン号が錨をおろす予定の港は、レバノンで発生していた暴風により被害を受け、点検作業が終わらないとして、この船はまだ投錨できていないことが明らかとなっていた      ベイルート港の入り口に停舶していた発電船「ファトマギュル・スルタン号」はエズ・ゼヴィク港で錨を下ろした。      カラデニズ社の発電船「カラデニズ 全文をよむ

2013-02-14 木製ボンネットのラズ・ローバー、お披露目―トラブゾン (Radikal紙)

トラブゾンでは、家具職人の2人が製作した、車体と内装数カ所が木製の車がお披露目となった。      トラブゾン県のクズルジュクト知事は、県知事府前で「ラズ・ローバー」と名付けられたこの車に試乗した。      キョプリュバシュ郡ベシュキョイ町の家具職人ムスタファ・カヤさんとハサン・ヤズジュさんは、(車の製作に際し)中古車の稼働部品はそのまま使用し、車体、コンソール、内装品を木から作った。同車はガソリンエンジン装備で時速120kmの走行が可能であるが、木製の車体及び内装品により車体重量は1.5トン 全文をよむ

2013-02-14 イスタンブル老舗インジ菓子店、移転・開店 (Hurriyet紙)

ベイオールのシンボルの一つである老舗インジ菓子店はそれまでの店舗が入っていた建物から立ち退き、ベイオールのミス通りにある新しい場所で再開した。      イスティクラル通りのセルクル・ド・オリエントという名前の建物で68年間営業し、2012年12月7日に移転した老舗のインジ菓子店は、70日の休業後再度開店した。開店初日にはインジ菓子店ご自慢のプロフィテロール(シュークリームのチョコレートかけ)も販売された。   ベイオールのミス通りにある4階建ての建物の地上階部分で再度開店した老舗菓子店の経営者 全文をよむ

2013-02-12 老舗タラビヤホテル、新開業 (Milliyet紙)

老舗タラビヤホテルは、バイラクタルラル・ホールディングから3億5000万ドルの投資を受けて行われた改修工事を終え、「ザ・グランドタラビヤ」という名前で新開業した。      世界最高級のホテル約450社が加盟するリーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(LHW)に加わったホテルが、開業前に報道陣に公開された。      サルイェル市にあるこのホテルで行われた会議で、バイラクタルラル・ホールディングのイッゼト・バイラクタル理事長は、ザ・グランドタラビヤのプロジェクトを大変誇りに思っていると述べた 全文をよむ

2013-02-10 送金の流れ逆転:昔は国外から、今はトルコリラが国外へ (Hurriyet紙)

グローバルな経済危機が世界経済における様々な状況を変化させる中、世界の送金の流れにも変化を起こした。世界最大の送金グループ ウェスタンユニオンのトルコ系CEO、ヒクメト・エルセキ氏は、「トルコはかつてドイツにいるトルコ人労働者から送金される国であったが、最近ではヨーロッパにおける経済危機のために困難な状況にある親類に送金する国になった」と話した。      先進国がより強い影響を受けているグローバルな経済危機が世界経済の重心を西から東に変えている中、送金の流れは正反対になっていることが話題となっ 全文をよむ

2013-01-27 トルコ・中国映画界の交流 (Hurriyet紙)

中国で「トルコ文化年」が祝われている。この一環で、ジャッキー・チェンが監督、出演する映画「中国の12星座」の特別上映が行われ、中国の伝統的な祭りである春節を祝うために中国の映画監督がアンカラを訪れる。      映画製作協会(FİYAB)の幹事アイシェ・ソンメズ氏は会見を開き、中華人民共和国国営ラジオテレビ局のH.E.チャン副局長と中国の重要な映画監督らがトルコを訪れ、トルコと中国の共同制作について話し合うと述べた。   1月29日にケントパルクで行われる映画祭にはトルコ映画界からも出品しており 全文をよむ

2013-01-27 東芝メディカルシステムズ、トルコへ (Radikal紙)

東芝株式会社グループの東芝メディカルシステムズ株式会社は、トルコで東芝医療画像診断システムの販売を行っている代理店TMSTメディカルシステム社の大半の株式を購入した。この会社は、必要な法的許可が下りたのち、2013年3月にビジネスを開始する予定で、およそ70人の雇用を生む。トルコはヘルスケアの分野において、非常に大きな成長力を有していると述べた東芝メディカルシステムズの綱川智取締役社長は、   「10年以上(TMST社と)共に順調に歩んできたが、今後我々が実現するこの合併により、我々のビジネスや 全文をよむ

2013-01-27 イスタンブル第三空港完成後、アタテュルク空港はどうなる? (Zaman紙)

国家空港管理(DHMİ)総局のオルハン・ビルダル総局長は、イスタンブルに建設予定の第三空港の開港とともに、アタテュルク国際空港の定期空港便が停止される方針を明かした。      新空港の開港とともに、アタテュルク国際空港からはチャーター便、貨物航空便、試験飛行便のみ離着陸が行われる。その他の全ての航空便(定期便、以前から定められ、時刻変更が行われていない便)は新しい空港に移動される予定だ。      DHMİ総局のビルダル総局長は行った会見で、アタテュルク国際空港と第三空港に関して驚きの発表を行 全文をよむ

2013-01-25 ババジャン副首相、ダヴォス会議でトルコ経済の秘訣を語る (Zaman紙)

アリ・ババジャン副首相は、ダヴォスで開催されている世界経済フォーラムの年次総会で、世界的な(経済)危機の中でのトルコの秘訣を明らかにした。      世界経済危機と同じく、多くの国を債務危機へ引き込む財政支出の増加の落とし穴にはまらないよう予算の均衡を崩さず、経済に対する信用を確立し、経済成長を主として民間企業によって実現させ、雇用を促進してきたというババジャンの発言に、パネリストたちも同意した。      パネルの発表者の一人、国際労働機関(ILO)のガイ・ライダー事務局長は、議長を務めるアル 全文をよむ

2013-01-23 外国人不動産売買自由化9か月、住宅販売は低調 (Yeni Safak紙)

アラブ諸国トルコ共和国不動産投資家委員会のアブドゥッラー・チフッチ会長は、アラブ人がトルコで住宅を購入しやすくなるよう、滞在期間の延長を求めた。外国人不動産売買自由化から9か月が経ったが、トルコは外国人から期待したほどの関心を得られなかったという。      チフッチ会長は、トルコで住宅購入を希望している多くのアラブ人がいると説明する。   「しかしながらトルコで外国人の滞在許可が3ヶ月と短期間であることが、アラブ人の住宅購入を妨げています。3ヶ月の滞在許可では話になりません。アラブ人が望んでい 全文をよむ

2013-01-19 首相ご要望の「パン」、間もなく販売へ (Radikal紙)

首相の「白いパン」についての要望を受けてパン生産者組合が動き出した。しばし取組まれてきた70%全粒粉のパンが、スタンダートなパンとして今月中に売り出されるようになる。      白いパンは、今食卓で占める座を、遅くとも今月中に、ずっしりとした全粒粉のパンに譲り渡す。一昨日、エルドアン首相が発表した「白いパンを食卓からなくす」という告知後、熱心な取り組みが進められている。パン生産者組合は65~70%(ふすま入りの)の全粒粉をスタンダートとするパンの生産のためずっと取り組んできており、 2012年1 全文をよむ

2013-01-19 イムラル島のオリーブ豊作、60トンのオイル生産 (Milliyet紙)

テロ組織首謀者アブドゥッラー・オジャランが囚人となっているイムラル島で監視員によって世話された1万本の木から今年、60トンのオリーブが採れた。      オリーブの一部は刑務所で囚人たちの食用で使われる一方、また一部は複数の裁判所で値段が付けられ売られている。      テロリストのリーダー、アブドゥッラー・オジャランと共に5人の囚人が服役中のイムラル島で、監視員である12人の実権保護員により育てられた1 万本のオリーブの木の生産物が収穫された。今年は島から60トンのオリーブが採れた。収穫された 全文をよむ

2013-01-18 食肉貯蔵庫満杯、輸出へ (Hurriyet紙)

畜産において、家畜を生きたまま輸入することに関し長く協議しているトルコは、貯蔵庫の食肉量超過により、現在輸出を始めている。サウジアラビアには、500万の羊・ヤギをはじめとし、計600万の生きた家畜を輸出する。イラクとは、200万のたね用の家畜輸出のため、契約合意を行うところである。 4カ国との交渉が続けられている。      先日、トルコにやって来た4人のサウジアラビア視察団は、トルコ国内の様々な農場、厩舎、試験場、ミョウバン研究機関を訪問した。食糧農業畜産省は、視察の後、サウジアラビアの視察官 全文をよむ

2013-01-16 日本の自動車2社、トルコで新車種製造へ (Zaman紙)

国際モーターショーでお披露目される日本車二種がトルコで関心を呼んでいる。トヨタが6月からアダパザルで生産予定の新型カローラはコンセプトカーとして、ここで世界にデビューする一方で、ホンダの新型SUVは今後ゲブゼで生産予定である。ホンダは、ヨーロッパの経済危機の影響が縮小するのを待って最終決定する予定である。      世界規模の経済危機の後、さまざまな対策が取られたことで、トルコにとってデトロイトモーターショーは、最新の情報が満載の場となった。車の母国で披露された斬新さは、トルコ市場で関心を呼んで 全文をよむ

2013-01-13 トルコの建設会社トゥルクメニスタンで空港大規模工事受注 (Hurriyet紙)

トルコ系建築会社であるポリメクス社は総工費22億5千3百万ドルのアシュカバート国際空港プロジェクトを一括で受注した。これはトルコ系建築会社がトルコ国外で受注した最大規模の入札となった。2016年完成予定のプロジェクトの間、およそ2万人の雇用確保が目標とされている。      新しい空港は、トゥルクメニスタンの国民的シンボルや特徴から発想を得てデザインされ、2013年1月に着工し2016に完成する予定だ。新しい空港はおよそ35万㎡の面積で年間1400万人の利用者が見込まれている。      入札に 全文をよむ

2013-01-12 北イラクの原油直接輸出にイラク中央政府の干渉は「笑い話」 (Hurriyet紙)

北イラクによるトルコへの原油直接輸出に関し、バグダード政府はすぐさま反応を示した。バグダード政府は、直接輸出の前日に法的手続きをスタートさせることもできると脅し文句を述べた。   しかし、イラク北部で事業を展開する企業や専門法律家らは、バグダード政府の会見を「笑い話」として受けとっており、一方向な法解釈であると述べている。      イラク石油省は、北イラク・クルド自治区からトルコまでトレーラーにより行われている原油輸出に対し脅迫的な会見を行った。同省は、イラクからの石油輸出に携わることができる 全文をよむ

2013-01-09 降雪で、ダム湖の貯水量好転 (Zaman紙)

冬の数カ月の集中的な積雪で、ダムの貯水率が上昇した。国家水道総局(DSİ)のデータによればチグリス・ユーフラテスのような大きな河川に流れ込む雪解け水の、3月、4月、5月の間のダムへの流入量は全体の60パーセントに相当する。      トルコの大部分で強く、所により集中的な積雪が見られている。真っ白に覆われたマルマラ地域(イスタンブル、ブルサ、ビレジキ)、黒海地域(サムスン、リゼ、アルトヴィン)、中部アナトリア地域(アンカラ、コンヤ、ネヴシェヒル)、そして東部アナトリア地域(ヴァン、ビンギョル、ハ 全文をよむ

2013-01-06 スジュクの本当のお値段は (Hurriyet紙)

トルコ赤肉生産者協会のビュレント・トゥンチ会長は100%牛肉のスジュクの価格は20リラを超えないと主張し、一部のスジュクが市場で60リラで売られていると語った。      トゥンチ会長は赤肉製品が市場で非常に高い値段で売られていると主張した。また、政府と生産者は国民が安く肉を消費できるよう尽力していると語り、これにもかかわらず市場価格が「恐ろしい」次元にまで達していると主張した。      トゥンチ会長は肉製品における付加価値税率が7%引き下げられたにもかかわらず価格の高騰が続いていると述べ、次 全文をよむ

2013-01-04 2012年、空路利用者10.4%増 (Yeni Safak紙)

2012年における空路利用者の数は、これまでに比べ10.4%増加し記録的な伸び率となった。トルコ全土の空港で、1年間に1億3060万人が空港を利用した。      2012年における空路利用者の数は、これまでに比べ10.4%増加し、過去最高の伸び率を記録した。2012年末付の1年間の調査によるとトルコ全土の空港で1億3063万154人が空路を利用した。国家空港管理局による発表では、2012年末に国内線の旅客の数は10.8%増加して6454万8932人、国際線はというと10.2%増加で6540万8 全文をよむ

2013-01-04 インフレ率、過去30年で最低6.16% (Zaman紙)

経済に関し、輸出に続いて、インフレの面からもうれしい知らせが届いた。2012年に消費者物価指数は6.16%、生産者物価指数は2.45%しか上昇しなかったのだ。      トルコ統計協会が公開した情報は、消費者物価指数では、1983年以降、生産者物価指数においては1968年以降で最低の数字である。12月に消費者物価指数は0.38%上昇した一方で、生産者物価指数は0.12%下降した。公務員、契約労働者、公務員退職者は0.14%の割合でインフレ調整額を得ることになる。      ババジャン副首相は、ト 全文をよむ

2012-12-30 ボルサン創業者アスム・コジャビュユク死去、記念の「現代美術館」創設へ (Radikal紙)

アタテュルク期、民主党政権期、デミレル政権期、エジェヴィト政権期、エルバカン政権期、オザル政権期を生き抜いたボルサン創業者アスム・コジャビュユク氏の人生は、ある意味ではトルコ経済の歴史である…。      「会社の経営においては、常に公正であることに重きを置いた。社員の勤続年数が増えているからといって、辞めさせることはなかった。」   この言葉は、昨日何千もの人々によって最後の旅路へと見送られた共和国の第一世代の実業家の一人、アスム・コジャビュユク氏のものである。   トルコ経済のページは、19 全文をよむ

2012-12-29 トルコ・トヨタ、800人を雇用へ (Yeni Safak紙)

トルコ・トヨタのベルギン副社長は、「新年に伴い、従業員800人を新たに雇用し、2月以降研修期間に入る予定である」と語った。      トヨタ・トルコのチェンギズ・ベルギン副社長は会見で、新規従業員の雇用はカローラ・モデルの製造作業に就く予定だと説明した。      また、ベルギン副社長は、「以前より明らかにしてきたとおり、トヨタ・トルコ自動車工場での作業員として800人の従業員を雇用します。新年に伴い、800人の従業員雇用を始め、速やかに2月以降、(彼らを対象とした)研修期間に入る予定です」と明 全文をよむ

2012-12-27 2013年度最低賃金発表 (Milliyet紙)

2013年度の最低賃金が発表された。2013年初より適用となる最低賃金は、ネットベースで上半期が月額774トルコリラ(約37,041円)、下半期月額804トルコリラ(約38,510円)となる。最低賃金に関する最新の状況をお伝えする。      ■2013年度の最低賃金はどうなる?       ファルク・チェリキ労働社会保障相は、最低賃金調整委員会による4度目の審議のあと、何百万もの労働者が期待する新たな賃金上昇率を発表した      これによると、最低賃金の上昇率は2013年度上半期には4.1% 全文をよむ

2012-12-25 ニューヨークにスィミット店開業―コチ財閥関係者 (Milliyet紙)

コチ・ホールディング副会長テメル・アタイ氏の子息で旧ディーワーン・パスターネシの社長であったブラク・アタイ氏が、起業家の友人と共にニューヨークでSimit&Smithブランドでスィミット屋を開いた。全米およびカナダに店舗を広げることが目標だ。      トルコ料理の伝統的な食べ物であるスィミットが、コチ財閥によってアメリカに進出した。おなじみのカフェチェーンやケータリング・サービスを行うイェメキハーネ社の創設者であるブラク・アタイ氏とボラ・ペキシェン氏はSimit&Smithというブランドでニュ 全文をよむ

2012-12-21 ガソリン代、また値上げ (Yeni Safak紙)

ガソリンの新価格が日付変更後に適用される。      ガソリン価格が6クルシュ値上げした。新料金には日付変更後(真夜中)に適用される予定。ガソリンは、10月に3度値下げされた。その価格によって8月時の価格水準に下がったガソリンの新価格4.66トルコリラになると想定されている。      1リラは約48円。 全文をよむ

2012-12-15 iPhone5新発売に長蛇の列 (Hurriyet紙)

トルコ初上陸のiPhone5が、14日深夜に発売された。      夜から列を作った市民は、朝まで行列で販売開始を待った。市民は寒さも気に留めず、トルコ初上陸で2149リラからの価格で販売されたiPhone5を買うために列をなしてじっと待ち、夜半から販売が開始された同製品を購入後、大喜びで帰宅した。行列ができたのはイスタンブルだけではない。トルコ中からiPhone5 の購入を望む人々がトゥルクセル、ボーダフォン、アヴェアの各店舗の前で長蛇の行列を作った。      ■プロポーズ      トゥル 全文をよむ

2012-12-13 イスタンブル暖冬、衣料業界不振に泣く (Zaman紙)

冬の到来にもかかわらず、長期予報よりも暖かい冬であったために、冬物衣料の売り上げが鈍化した。衣料業界は販売の数値目標に及ばなかったとして、シーズンに割引価格で突入せざるを得ないと述べた。      既製服業界のトップたちの内、キーウル社の取締役社長アブドゥッラー・キーウル氏は、「早期の割引からも利益が得られなかった。残念なことに我々の売上は期待したほどのレベルではなかった」と述べた。ネグレティ・テクスタイル社の取締役社長ジェム・ネグリン氏は11月が暖かだったことと早期の割引が、冬の売上に悪影響を 全文をよむ

2012-12-13 労働者、「送り出し」から「受け入れ」に転じる (Zaman紙)

欧州で続いている経済危機及びトルコ経済における成長が、長年にわたる移民の波を逆にした。国外へ送り出す労働者数は50%減、外国人労働者の受け入れは40%増となった。      多くの国で経済が縮小する中で、トルコ経済が拡大していることにより、労働者(の往来)が逆転した。国外へ送り出す労働者数は、昨年に比べ50%減少した。2006年には、国外へ送り出す労働者数が8万1千人であったのに比べ、この数が2012年には4万3千人まで減少した。これに対し、トルコ国内で働く外国人労働者数は増加した。労働省は、昨 全文をよむ

2012-12-08 366メートル巨大貨物船通過、ダーダネルス海峡一時封鎖 (Radikal紙)

全長336メートルのパナマ船籍の貨物船が通過したため、ダーダネルス海峡の船舶の(全面)通行が封鎖された。      パナマ船籍の巨大貨物船「MSCレグルス」がダーダネルス海峡を通過した。船が通過する際、ダーダネルス海峡は一方通行となった。      イズミットのエヴヤプ港からギリシャのピレウス港へ向かう全長336メートル、幅48メートル、総量151,350トンの貨物船の安全通行のために、沿岸警備総局の「クルタルマ2号」「クルタルマ3号」「ソンデュレン3号」が貨物船を護衛した。      86,0 全文をよむ

2012-12-08 外国人観光客のお目当ては、ブランド模造品? (Milliyet紙)

ムーラ県フェティエ郡で余暇を過ごすイギリス人観光客について行われた学術的調査によれば、ここを訪れる観光客の半数以上は、休暇中に訪れた国で有名ブランドの模造品を購入していたことが明らかになった。      アイドゥン・ベカル助教授(ムーラ・ストク・コチマン大学観光経営およびホテルマン高等教育、美食および調理学科に所属)とネルミン・アヤズ・オライ教員(ムーラ・ストク・コチマン大学飲料観光職業高等学校所属)は、イギリス人観光客の模造品購買活動研究「フェティエの事例」という調査を行った。その結果を、アク 全文をよむ

2012-12-06 アラブ湾岸大富豪ら、イスタンブルで不動産物色 (Zaman紙)

湾岸諸国で1000億ドル以上の資本を持つ企業のオーナーたちが、不動産投資の機会を窺いトルコを訪れている。アラブの億万長者たちは3日間トルコに滞在し、主にイスタンブルとヤロバにおけるプロジェクトを気に入るであろうと思われている。      今日まで常に噂にとどまっていた湾岸資本が西側諸国の代わりにトルコに投資するという問題の、重要かつ具体的なフェーズが昨日訪れた。湾岸ユーラシアビジネス協会(KORİAD)の組織により、イスタンブルで「トルコ-湾岸、不動産投資協働ビジネス会議」が開催されたのである。 全文をよむ

2012-11-30 公務員労働組合、スカーフ自由化を要求 (Radikal紙)

公務員労働組合のトプジュオール女性委員会委員長は「トルコは、この恥ずべき行いを終わりにするべきで、女性たちの信仰生活への制約もやめるべきである」と述べた。      公務員労働組合のトプジュオール女性委員会委員長は「トルコは、この恥ずべき行いを終わりにするべきで、女性たちの信仰生活への制約もやめるべきである」と述べた。同委員長は、スカーフ着用の廃止のため、トルコ大国民議会(TBMM)のチャンカヤ門の前で起こした抗議行動で、メディアに対する声明文を読んだ。(その中で)公共部門のすべてにおいてスカー 全文をよむ

2012-11-29 環境都市開発相、TOKI不正疑惑で「間違いはあったが、犯罪ではない」 (Zaman紙)

エルドアン・バイラクタル環境・都市開発相は、集合住宅局(以下、TOKİ)不正疑惑について説明を行った。同相は、TOKİの事件に関 与した企業が「悪魔でも思いつかないシステムで」1億5百万リラを手にしたことに触れ、同企業の保有資産全てを取り抑えることで損害を3千8百万リラまで 減らしたとし、残り分も徴収すると述べた。      バイラクタル環境・都市開発相は、全ての関係機関に説明責任があるとし、「確かに過ちがあったものの、不法・不正の点からは犯罪に当たらない。我々に対する取り調べもなかった」と述べ 全文をよむ

2012-11-22 Fatih Ozatay コラム:日本の失速から学ぶ教訓 (Radikal紙)

主に外国からの需要に応じる生産構造であれば、生産の低下は避けられない。      日本の輸出は、2011年1-10月の対前年同期比がマイナス2.3%であった。専門家によると、二つの理由がこの下落にはある。一つは過去ほどには外国から輸入することが難しくなっているヨーロッパの経済情勢の落ち込み。二つ目は今までに無い中国の急速な成長の陰りと日中間に横たわる緊張である。それは日本の10月の単月が対ヨーロッパ輸出がマイナス20.1%、対中国輸出がマイナス11.6%という数字からもわかる。      輸出の 全文をよむ

2012-11-15 北イラク・クルド自治政府天然資源相、「トルコとの関係は当然のこと」 (Hurriyet紙)

アスティ・ハブラミ北イラク・クルド自治政府天然資源相は、「我らが裏庭」と表現したトルコが、50のその他の企業のように、この地域で利益を得るのは当然であると語った。      アスティ・ハブラミ北イラク・クルド自治政府天然資源相は、北イラクの50のその他の企業のように、トルコが利益を得るのは当然であると強調し、「アメリカや、ハンガリーの利益があるなら、どうしてトルコの利益がないなどということがありましょうか。トルコと良好な関係が有るといって、何故これほどまでに批判されるのだろうか。クルド自治政府と 全文をよむ

2012-11-14 貧困層職業訓練政策、順調に成果 (Zaman紙)

社会援助を受けた1万7,000人が就職している。      政府は9ヶ月で370万人に26億リラ相当の食料、衣料、暖房用石炭の援助を行った。一方で、就労可能な低収入者が継続的に援助を受けながら生活する代わりに、仕事を持つことができるようにする転換プロジェクトが開始された。職業安定所に登録した27万4,000人のうち、8万3,000人が就職活動を行い、このうち1万7,000人が仕事を見つけることができた。      貧困層に対する社会援助政策においては、「魚を与える代わりに、釣りの方法を教える」方 全文をよむ

2012-11-13 経済省、中国へ投資呼びかけ (Hurriyet紙)

経済省は、中国からの投資を呼び込むため北京を訪問した。      対土投資に慎重な中国のビジネスマンに関心を寄せてもらうため、経済省関係者は中国で開かれたセミナーでトルコへの投資可能性を訴えた。(経済省投資インセンティブ実行・外国資本総局の)メフメト・ユルダル・シャーヒン副局長は、会場を埋め尽くした100人を超えるビジネスマンや企業トップに新しい投資インセンティブシステムを説明し、投資を呼びかけた。また、トルコの成長スピードは中国に負けていないと述べ、参加者に投資機会の活用を訴えた。経済省専門家 全文をよむ

2012-11-07 今年のカッパドキアへの観光客、250万人突破へ (Radikal紙)

カッパドキア地区の歴史的観光地を今年10ヶ月間の間に訪れた観光客は、232万6844人であった。      約200ヶ所の地下都市と400に近い凝灰岩に掘られたキリスト教時代の壁画がある最も重要な教会が現存するカッパドキア地区では、ギョレメ野外博物館を始めとしてゼルヴェ、ムスタファパシャ、ギュルシェヒル野外宮殿跡、カランルク、エル・ナザール、チャヴシン、ギュルシェヒル聖ジーン教会、ネヴシェヒ ル、ウルギュプ、ハジュベクタシュ博物館、ハジュベクタシュ・アタテュルクの家、カイマクル、オズコナク、タト 全文をよむ

2012-11-06 投資格付けのフィッチ、トルコを「BBB-」へ引き上げ (Hurriyet紙)

信用格付け機関のフィッチ・レーティングスは、トルコの信用格付けを長期外貨建てで投資適格級の「トリプルBマイナス」へと引き上げた。これにより、1994年来トルコの格付けレベルは初めて引き上げられた。      フィッチは、トルコの信用格付けを「ダブルBプラス」から引き上げる一方、見通しを「安定的」とした。      長期自国通貨建て格付けも2段階以上引き上げられ、「トリプルB」となった。つまり、スタンダード・プアーズに続いてフィッチも投資適格級と格上げをしたのである。      フィッチの発表によ 全文をよむ

2012-11-04 メルスィン・アククユ原子力発電所、2014年に建設開始 (Zaman紙)

政府はメルスィン県アククユに建設予定のトルコ初の原子力発電所に関する手続きを2013年プログラムに加えた。原発の建設は2014年 に開始される。建設を決められた期日に始めるための認可や環境アセスメントの許可、新たな法律といった全ての手続きは2013年12月末までに完了する予定だ。      これにはエネルギー天然資源省が担当機関となった。外務省と環境・都市計画省、エネルギー市場調整委員会(EPDK)、トルコ原子力エネル ギー機構(TAEK)、トルコ送電公社(TEİAŞ)、トルコ電気取引契約会社( 全文をよむ

2012-11-04 トルコ航空・ルフトハンザ、共同経営?―独土首脳会議で話題に (Hurriyet紙)

トルコ航空のテメル・コティル最高経営責任者は、エルドアン首相とアンゲラ・メルケル独首相の会談で議題に上った「ルフトハンザ・トルコ航空共同経営」案について、「最終決定は総会で下されます。ただ、ドイツ首相がこのような提案をしたということには興奮しています」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、メルケル独首相とのベルリンでの会談で、ルフトハンザ・トルコ航空共同経営が議題に上ったことを発表した。同首相は、クズルジャハマムで行われた第19回公正発展党(AKP)協議・検討委員会で演説し 全文をよむ

2012-11-04 イスタンブル第三空港予定地、地価急上昇 (Hurriyet紙)

第3空港の建設により、アルナヴトキョイとエユプでは地価が3倍にまで上昇し、公共事業区域では、住宅価格も上昇してい る。アルナヴトキョイの住宅は、一平米あたり21.27%の価格上昇率で1015リラ(約4.6万円)にまで上昇した。近隣の村々の家屋も一平米価格が 400リラ(約1.8万円)に上昇している。      イスタンブルに建設される第3空港の、予定地に近いテルコス湖周辺に位置するアルナヴトキョイとエユプを含む地域で、地価が5~6ヶ月中に3倍にまで上昇した。また、公共事業区域でも、住宅の価格が上 全文をよむ

2012-11-02 国産衛星「突厥2号」、中国ロケットで来月宇宙へ (Milliyet紙)

観測衛星ギョクチュルク2号は、トルコ科学技術機構(TÜBİTAK)とTAI(トルコ航空・宇宙産業株式会社)のエンジニアらの共同プロジェクトとして政府の費用で開発され、観測目的で生産された、RASATに続く2番目の衛星であり、中国から宇宙に打ち上げられる。      TÜBİTAK宇宙技術研究所タメル・ベシェル副所長は、ギョクチュルク2号衛星の最終試験がフランスで行われ、11月の最初の週に、アンカラから中国に送られると述べた。ベシェル副所長は、ギョクチュルク2号は中国のゴビ砂漠の酒泉宇宙基地から宇 全文をよむ

2012-10-27 パラムト(カツオの一種)大豊漁、ハムシ(小イワシ)も期待 (Radikal紙)

スィノプ大学水産学部の教員、セダト・ギョネネル准教授によると、スィノプではこの2ヶ月間で、300,000ケース相当のパラムト(カツオの一種)が水揚げされたという。セダト准教授は「今季はハムシ(小イワシ)も同様に大漁となるだろう」と話した。      9月1日に解禁された今季の漁業を大豊漁でスタートさせた漁師たちは、市場の売り台をパラムトでいっぱいにし、また、市民らは安価で魚を食せる喜びにあふれている。スィノプ大学水産学部漁業・加工技術学科の教員であるセダト・ギョネネル准教授は、海中での魚のえさと 全文をよむ

2012-10-12 通商断交のシリア・ビジネスマンら打開策協議―MÜSİAD大会に参加 (Hurriyet紙)

トルコとの通商が断交しているシリアから今日(12日)ビジネスマンらが訪土する。独立実業家協会(MÜSİAD)が開催する第14回 MÜSİAD見本市に参加するシリアのビジネスマンらは、トルコとの通商関係を活発化させるため会議を行なう予定だ。トルコ輸出委員会(TİM)のメフメト・ビュユケクシ会長は、トルコからシリアへの輸出が停滞しているのと同じような形で、輸入も皆無というような状態にあると語った。      ■通商会議      イスラム世界で最大の商談の場の一つであるMÜSİAD見本市は、10月1 全文をよむ

2012-10-10 CHPから本の消費税1%提案 (Zaman紙)

共和人民党(CHP)のエルドアン・トプラク副党首は、付加価値税法に「付加価値税率は、本その他の出版物に関する譲渡において1%である」との追加条項を加えるよう議長に法案を提出した。      CHPのトプラク副党首は、第3065号付加価値税法に「付加価値税率は、本その他の出版物に関する譲渡において1%である」との条項が追加されるよう求めた。トルコ大国民議会(TBMM)議長に法案を提出したトプラク副党首の事由については以下の通り:「2012年9月12日付第28409号官報にて公布され施行された第20 全文をよむ

2012-10-07 今年の犠牲祭は、国産の味で (Yeni Safak紙)

(今年の犠牲祭は)犠牲獣の供給についてなんの問題もないこと、また今年、市場にはアンガス種の牛は出まわらないことが明らかになった。      トルコ赤肉生産者協会ナズィフ・カラブルト副会長は、トルコの畜産業が盛んな地域で、畜産家たちが犠牲獣を販売し始めたことを述べた。   飼料の価格が昨年に比べ約5倍上がり50クルシュ相当になったことを述べたカラブルト氏は、これにもかかわらず飼料輸入の決定と畜産業を下支えする乳牛畜産業の急速な発展の影響で、今年の犠牲獣の価格は値上げされることはないだろうと話した。 全文をよむ

2012-10-07 トルコ経済の危機は継続中 (Milliyet紙)

経済協力開発機構(OECE)事務次長兼チーフエコノミストであるピエール・カルロ・パドアン氏は、トルコ経済はいくつかの危機が現在も継続中であると述べて、「トルコでは、高インフレのため競争力を失う危険性がある。さらに、流動性資産の確保に大きく頼っているためこれもリスクとなりえる。この点から、短中期的にトルコのいくつかの構造的適合の努力を継続し、財政規律にも注意を払っていることを示す必要がある」と述べた。      ■EUの脆弱地域      トルコ実業家協会(TÜSİAD)が行った「トルコ実業家協会 全文をよむ

2012-09-29 ガソリン価格、世界一!―1リットル4.83リラ(209円) (Milliyet紙)

トルコは10月頭に計画されていた天然ガスの値上げに向けて心構えをしていたが、ガソリンの9クルシュという驚くべき値上げに衝撃をうけた。値上げ前は4.74リラで販売されていたガソリンの価格が4.83リラになった。      ■朝を待たずして      ガソリンに対する以前の値上げは深夜24:00時から実行されたが、今回は夜に実施されることが注目を集めた。政府が予算不足に歯止めをかけようと行った値上げ後、トルコは世界一高価なガソリンを使う国家となった。この値上げ前、最も高額なガソリンはノルウェーにあっ 全文をよむ

2012-09-29 マルマライ開通式、1か月早まり2013年9月30日に―運輸相、発表 (Radikal紙)

ビナリ・ユルドゥルム運輸相は、マルマライとアンカラ-イスタンブル間高速鉄道(YHT)の開通が1か月さらに早まり、2013年9月30日開通であると発表した。      ビナリ・ユルドゥルム大臣は、ヘリコプターでビレジキのオスマネリ郡を訪問し、アンカラ-イスタンブル間高速鉄道(YHT)のオスマネリの建設現場を訪れた。当地で同大臣は記者会見を行い、2013年10月29日開通予定と以前発表していたマルマライ・プロジェクトとYHTプロジェクトの開通予定が1か月前倒しになり、2つのプロジェクトの開通は201 全文をよむ

2012-09-25 がっかり―海天然ガスの希望の炎、早くも消える (Zaman紙)

トルコ西黒海地域での石油・天然ガスの希望は早くも失われた。トルコ石油・天然ガス機構(TPAO)は先週天然ガスが存在するウストランジャ油田が”経済的に”現実的ではなとコンクリートで閉鎖する一方、石油の徴候があったキプロス・チュルクユルドの第一油田も空であった。      トルコの石油・天然ガスの希望は早くも失われた。TPAOが黒海で行った(ウストランジャ第一)天然ガス・油田探索活動は終了した。エネルギー省筋によると、天然 ガスの存在が確信されたウストランジャ第一採掘溝は、”経済的に”現実的ではなく 全文をよむ

2012-09-25 トルコ・トヨタ、2013年に800人新雇用 (Yeni Safak紙)

トルコ・トヨタのオルハン・オゼルCEOは、2013年6月初旬にCセグメント車の生産を開始すると発表し、「とても素晴らしい車になるだろう」と述べた。      オゼルCEOはトルコ・トヨタのアリフィイェ郡工場に報道陣とともに集まり質問に答えた。      2012年の目標に関するある記者の質問に対し、「工場として達成しない目標はない。今年は大幅な生産減少を予想している。2012年は約7万台の生産を見込んでおり、この7万台にさらに1000~2000台を追加したいと考えている」と述べた。      オ 全文をよむ

2012-09-16 黒海で初の天然ガス発見 (Hurriyet紙)

石油と天然ガスにおいてはほぼ完全に輸入国のトルコだが、近年行われた調査で希望が増えた。      サバフ紙によると、タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相が「発見まで忍耐強く調査を続けるつもりだ」と述べていた海底石油調査が重要な段階を迎えた。トルコ石油合同会社(TPAO)が、黒海で始めた石油調査で初めて具体的な結果を得たのだ。国際的な大企業と協力して行われた掘削調査の後、トルコ石油合同会社がウストゥランジャの海底3,600メートル付近で天然ガスが発見された。天然ガスを燃やしてみると、ガス田には 全文をよむ

2012-09-11 トルコ経済の電池切れは近いか?―フィナンシャル・タイムス紙 (Hurriyet紙)

フィナンシャル・タイムズ紙に掲載された記事で、第二四半期の成長率の落ち込み後のトルコ経済が論じられた。経済において国内消費の落ち込みが激しく、また以前の高い成長率が後退したことに関連して、記事には、「トルコ経済は活力を失っている」との見出しがつけられた。記事のなかでコメントをよせた内の一人、「マ-ヴィ・ジーンズ」のジュネイト・ヤヴズ社長は、「毎月一つのショッピングセンターが閉館することになると予測している」と述べた。      この記事の本来の英文のタイトルは「Turkey’s economy 全文をよむ

2012-09-08 各国エジプトへの投資に行列 (Zaman紙)

エジプトの民主化に向けた急速な歩みによって、外国の投資家たちによる同国への関心も高まっている。      カタール政府は今後5年間でエジプトに180億ドルの投資を行うと発表した。アメリカ合衆国の100の大企業の経営者たちも投資のためエジプトの経営者やビジネスマンと交渉中だ。ムハンマド・ムルシー・エジプト大統領が中国訪問を実現した後、今度は中国の代表団が投資のためにエジプトを訪問することが期待されている。中国は今後2年間でエジプトへ20億ドルの投資を行うと発表している。      エジプトは国内の 全文をよむ

2012-09-02 イラン投資家、トルコでユーロと金を交換 (Milliyet紙)

トルコが金の輸出を盛んに行なっているイランで、特権ビジネスマンが低いレートで手にしたユーロを使い、トルコ国内で金を買い、自国の市場で売っていることが明らかにされた。      二国間の金の貿易は最近急激に増加し、「トルコは石油の代金を金で払っている」と言われている一方、「イランは戦争の準備をしており、金を貯めている」と考える周辺国もいる。   イスタンブルで毎日1000万ドルの取引高がある金市場を管理する人たちは、この2つのシナリオを異なる視点で見ている。金市場に詳しい人物によると、イランとの間 全文をよむ

2012-08-27 修復つづくサラエヴォ国立図書館―2014年、再開 (Zaman紙)

ボスニア内戦中、サラエヴォを包囲した過激なセルビア人ナショナリストたちによって20年前に行われた砲撃の結果、発生した火災で、約200万の蔵書を消失したサラエヴォ国立図書館では、修復作業が続いている。      「街の記憶」として知られ、サラエヴォとボスニア・ヘルツェゴヴィナの歴史に関する多くの資料と本が保管されている国立図書館は、2014年6月に再開される予定だ。図書館の焼失から20年目を迎えて記者会見を行ったサラエボヴォ広域市局長アリヤ・ベフメン氏は、内戦後すぐの1996年に始まった図書館復旧 全文をよむ

2012-08-24 ショッピングモール(AVM)密集地区で、アストリアAVM閉鎖へ (Milliyet紙)

エセンテペ(イスタンブル)のアストリアAVMがオフィスに生まれ変わるとの情報について、投資家であるアスタシュのオーナー、ヴェダト・アシュチュ氏がインタビューに答えた:アシュチュ氏は、「銀行から多くの提案を受けています。カフェやレストラン、そしていくつかのブランドは継続し、残りのAVMの部分をオフィスに変えることを検討しています」と語った。テナントにはまだ何も情報は伝わっていない。      アクシャム紙のシェナイ・キョシュデレの情報によれば、小売部門は近頃、2008年にオープンしたアストリアAV 全文をよむ

2012-08-08 アリ・サーミー・イェン・スタジアム跡地へのビル建設はじまる (Hurriyet紙)

メジディイェキョイにあるアリ・サーミー・イェン・スタジアムの跡地で行われるプロジェクトの建設が始まった。      建設許可が下りた本プロジェクトは、建設地費用を含め約10億トルコリラ(約440億円)となると見られている。      このプロジェクトは提携していたトルンラルGYO、アシュチュオール、カプジュオールの間で発生したごたごたにより、受託人に任され多少の遅れをとったが、アシュチュオールの割り当て分をトルン建設に売却することで再び着手された。      トルンラルGYO、トルン建設、そして 全文をよむ

2012-08-04 使用済み電池は、モスクへ―環境対策 (Yeni Safak紙)

環境都市整備省は、使用済み電池を集めるために宗務庁や法務省をはじめとする省や公的機関と協力する。      環境都市整備省からの情報によると、使用済み電池の回収量を増やし、世論を啓発するために、公的機関との協力が行われる。      環境都市整備省は、使用済み電池をモスクに集めるために宗務庁、刑務所を管轄する法務省、将校クラブと軍営食堂を管轄する参謀司令本部、警官宿舎を管轄する警察総局と契約を交わす予定だ。   また、保健省とは病院、文化観光省とはホテル、青少年スポーツ省とはボーイスカウト、陸上 全文をよむ

2012-07-30 コカコーラ社No.2はトルコ人 (Milliyet紙)

コカコーラ社の新経営構想が明らかとなった。これによれば、2013年1月1日付で同社のグローバル経営権はコカコーラインターナショナル社、コカコーラアメリカ社とボトリング投資グループ社(BIG)の3社に分割される。2008年からこれまで93か国が対象となるユーラシアとアフリカグループの社長職を務めたアフメト・ボゼル氏が、コカコーラ社のアメリカ大陸以外のすべての国を対象に国際的活動を行うコカコーラインターナショナル社の社長となる。      新経営構想によれば、コカコーラ社のグローバル経営権は3社に分 全文をよむ

2012-07-29 アップルの販売代理店、売り上げ好調 (Hurriyet紙)

アメリカテクノロジーの巨人アップルのトルコ代理店であるビルコムは、昨年 iPadと Mac のパソコンで獲得した売り上げのおかげで総売上高は120%増加した。      コチ・ビルギ・グループによって2000年に買収されたビルコムのゼネラルマネージャー、ジョメルト・ヴァルルク氏は、彼らが記録した成長率によって「フォーチュン誌の選ぶトルコの500社」のリストに入ったと述べて「昨年私たちが手にした成長によって総売上高は2億2千万リラに上った。この成長においては、トルコ語オペレーティング・システム搭載 全文をよむ

2012-07-29 シリアでの政情不安、ハタイの経済に影響 (Radikal紙)

シリア情勢はハタイの経済に最も大きな影響を及ぼした。HASİAD(ハタイ実業者協会)のギュライ・ギュル会長は多くの企業が倒産寸前の状況に陥っていると述べ、「ハタイがこのような危機に陥るのは初めてのことだ」と語った。      HASİADのギュライ・ギュル会長はシリアで起こっている内戦の地域経済への影響についてコメントし、ハタイはこの問題によって歴史上最大の危機に陥っていると語った。      ギュル会長はシリアの内戦と2国間の危機の影響を受けたハタイの大企業が倒産寸前の状態に陥っていると述べ、 全文をよむ

2012-07-27 トルコ・トヨタ、800人労働者求人 (Yeni Safak紙)

トヨタ自動車産業トルコ株式会社は、来年6月に生産が始まる予定の新型セダンのため、年末以降ヴァーソとオーリスの両モデルの内、1つのモデルの生産を中止する予定である。同社の社長でCEOでもあるオルハン・オゼルは、新型モデルによって工場での生産稼働率が 100%に近づく予定であると述べた。またオゼルCEOは、来年1月以降に700名から800名の人員を雇用する予定であると明らかにした。      アリフィイェ郡にある、トヨタ自動車産業トルコ株式会社の工場で提供されたイフタール(断食月の日没後の食事)にお 全文をよむ

2012-07-27 イスタンブル、タクシー開業権高騰つづく―95万リラ(4千万円)! (Yeni Safak紙)

イスタンブルのタクシー開業権(ナンバープレート)の価値は前年比29%増の95.1万トルコリラ(約4200万円)に上昇した。一方、投資家がタクシー開業権の貸借から得る事の出来る固定収入は年間5万トルコリラと据え置いた。      イスタンブルのタクシー開業権の価値は前年の7月から29%増となり、投資家の注目を集め続けている。イスタンブルで登録されている黄色のプレートであるタクシー車両は17500台、赤色のプレートである商用タクシー車両は1000台である。タクシー開業権は、固定貸借収入となるために投 全文をよむ

2012-07-25 日清食品、ウルケルを傘下におさめるユルドゥズ社傘下のマカロニ会社株50%を取得 (Zaman紙)

日本の製麺メーカー大手の日清食品は、ユルドゥズ・ホールディング(以下、ユルドゥズ社)の子会社ベリーニ食品(ピヤレ・マカロニなどを生産)の株式の50パーセントを2350万米ドル(約18億3300万円)で取得した。11カ国で海外展開する日清食品は、今回の合弁事業開始を弾みに中東・アフリカ市場への事業展開を目指す。      日清食品ホールディングスは、ユルドゥズ社傘下の製麺メーカー・ベリーニ食品を傘下に収めた。ユルドゥズ社は、食品最大手であるウルケル社などをも傘下に収めている。今回の合弁で、日本の日 全文をよむ

2012-07-24 「トルコの大企業500社」発表―1位はトルコ石油精製社(TUPRAS) (Yeni Safak紙)

イスタンブル産業機構(İSO)の「トルコの大企業500社」リストによると、トルコ石油精製社(TUPRAS)が、2740億トルコリラの売上高により最大の産業機関となった。      イスタンブル産業機構(İSO)の「トルコの大企業500社」リストにおいて、TUPRASが1位となりフォード自動車とオヤック・ルノーがそれに続いた。      ISOが行った調査の2011年の結果が発表された。これによると上位5社ではTUPRASのあとにフォード自動車、オヤック・ルノー、電力生産会社(EUAS)、トルコ自 全文をよむ

2012-07-23 メルスィン・アククユ原子力発電所、これが予定図 (Milliyet紙)

メルスィンに建設予定のアククユ原子力発電所(NGS)プロジェクトの予定図が初めて公開された。      トルコ最大級のプロジェクトであるアククユ原子力発電所計画では、構造設計及びプロジェクト詳細全てについて、実物模型がつくられ、さらに3D化された。      これによると、建設地はメルシン県ギュルナル郡ビュユケジェリ町の海沿いで、広さはサッカーコート2面分となる。      発電所には、原子炉4基が並列する形で建設される。1基当たりの発電量は1,200メガワットで、耐震性は震度9となる。発電所で 全文をよむ

2012-07-22 ギリシャは、トルコから魚の養殖を学んだ (Hurriyet紙)

ヤシャル・ホールディングのセルチュク・ヤシャル名誉会長は、「ギリシャ人は、稚魚を輸入して行う養殖を、私たちから学んだ。しかし、(トルコの)官僚主義の障害と制限により、人口1100万人のギリシャは、今日、私たちの3倍以上の養殖魚を生産している」と述べた。      ヤシャル・ホールディングのセルチュク・ヤシャル名誉会長は最近書いた著書「健康な世代のための魚」で将来の世代がより健康的に育つため、養殖の重要性を強調した。ヤシャル氏は、漁業について書いたこの新しい本でトルコは自給自足ができる7カ国のうち 全文をよむ

2012-07-15 イスタンブル、ボスフォラス2橋、通行無料に―ただし、9/17まで (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、来週火曜日以降、橋の通行は無料になると発表した。      エルドアン首相は、ボスフォラス大橋(第1ボスフォラス大橋)とファーティフ・スルタン・メフメト大橋(第2ボスフォラス大橋)のメンテナンス工事によってイスタンブルの交通が麻痺したことから、これらの橋の通行を無料にすると発表した。同首相は、公正発展党(AKP)コジャエリ県党大会で行った演説の中で、イスタンブルの交通問題について触れ、以下のように続けた:      「イスタンブル市民にここから良い知らせをお 全文をよむ

2012-07-15 コマーシャルの星ジェム・ユルマズの稼ぎは15年で2千万ドル (Hurriyet紙)

この15年間に7ブランドでコマーシャルの顔となったジェム・ユルマズだが、その期間の収入は2千万ドルにのぼる。パナソニック社のCMで広告業界にその名を広めた彼は、最近チュルク・テレコムから労働銀行に鞍替えした。彼はこれまで食品からモバイル通信機器、燃料、既成衣料品まで数多 くさまざまな分野でコマーシャル・スターとして成功している。      コマーシャル市場の最有力人物の一人、ジェム・ユルマズがチュルク・テレコムから労働銀行に契約替えした。この15年間に7ブランドでコマーシャルの顔となった彼の、こ 全文をよむ

2012-07-14 ラマザン月のピデの値段、発表 (Zaman紙)

ラマザン月に欠かすことのできないピデはアンカラとイズミルでは値上がりは見られなかった。300グラムのピデは昨年と同様、1リラ(約44円)で売られる予定。イスタンブルでのピデ価格は来週、明らかになる予定。      トルコ製パン業連合のハリル・イブラヒム・バルジュ会長は、昨年、イスタンブルでは400グラムのピデは1.5リラ(約66円)で販売されていたが、今年は10%内の割合で値段が上がるだろうと話した。バルジュ会長は、2010年と比較すると今年のピデの値段は大きな値上げはないだろうと述べ、人件費の 全文をよむ

2012-07-12 富士フィルム、トルコ進出 (Hurriyet紙)

富士フィルム株式会社は、トルコでのデジタルカメラ、写真プリント製品、メディカル、グラフィックシステムの販売代理店であるフィルマット貿易株式会社の全株式を買収したと発表した。      富士フィルム株式会社トルコの樋口淳社長、経営企画長の竹内シンイチロウ氏、グラフィック・メディカルシステム長のジェンギズ・メティン氏が参加した記者会見では、企業のグローバル戦略とトルコのために進めてきたビジネスチャンスについての話がなされた。      富士フィルムにはデジタルカメラと写真プリント製品といったイメージ 全文をよむ

2012-07-01 トルコと日本、イラクのインフラ建設に関するセミナー開催 (Zaman紙)

経済省と日本政府が共同開催するセミナーが、ジェイラン・インターナショナル・ホテルで行われる。セミナーには多数の日本の建設会社、エネルギー会社と機械メーカーが参加する予定だ。      セミナーでは経済大臣ザフェル・チャーラヤンが開会のあいさつを行う。話し合われる多くのプロジェクトには、イラクで建設が予定されている鉄道、道路、発電所及び送電施設、港、空港、病院、水道及び産業施設も含まれている。セミナーのプログラムでは、「イラクにおけるトルコと日本の協力の可能性、トルコと日本の協力の成功例と未来」、 全文をよむ

2012-07-01 マーシャル・プラン以来のパンの基準に変更 (Radikal紙)

食料農業畜産省がパンの基準を変更すると発表し、ついに白パンが姿を消すことになる。新しいパンは塩分が少なめで、ブランが多めになる。これにより、パンがより健康に良いものになると言われている。私たちの食卓の主役である白パンとの付き合いは半世紀を超える。1948年にマーシャル・プランによってもたらされた白パンに別れを告げ、私たちは今日から新しいパンを迎える。      食卓の主役はいつもパンだ。食堂にはグループを分ける山のようなパンがテーブルにある。しかし今日からすべてが変わる。塩分が減り、白小麦粉に少 全文をよむ

2012-06-29 コーラは、アルコール入り? (Radikal紙)

調査対象となったコーラ製品類のうち、コカコーラ・クラシック、コカコーラ・ライト、コカコーラ・ゼロ、ペプシ・クラシック、ディア・コーラから微量ながらアルコールが検出された。調査によると、コカコーラとペプシの全コーラ製品からアルコールが検出された。(キャプション)      フランスで最も販売部数の多い雑誌「消費者6000万人」が行った飲料調査はヨーロッパで話題になった。雑誌は、コカコーラ社とペプシ社製品をはじめ、市場の19社のメーカーのソフトドリンク製品を無差別に購入して研究所で検査した。     全文をよむ

2012-06-28 トルコ初の国産自動車、メルスィンで生産へ (Zaman紙)

トルコで初の国産自動車がメルスィン-タルサス集中産業地区(MTOSB)で生産される。本件を具体化したCMKグループのジェラル・メティン・クルチCEOと中国の湖南長豊汽車のユフア・オゥ取締役がメルスィン県知事ハサン・バスリ・ギュゼルオールを訪問した。      知事訪問には出資者と共にメルスィン-タルサス集中産業地区を管理するサブリ・テクリCEOと社員も同行した。湖南長豊汽車のユフア・オゥ 取締役は、トルコとメルスィンはすでに発展している場所であると述べ、このことを人びとの顔や道すがら目にしたこと 全文をよむ

2012-06-26 アゼルバイジャン天然ガスのアナトリア縦断パイプライン計画、調印 (Radikal紙)

アゼルバイジャンの天然ガスをトルコがヨーロッパまで輸送するアナトリア縦断パイプライン計画(TANAP)が、エルドアン首相とアリエフ大統領の立ち会いのもと調印された。      (イスタンブルの)ベシクタシュにある首相府執務室で執り行われた調印式において、エネルギー天然資源大臣タネル・ユルドゥズと、アゼルバイジャンのナトゥク・アリエフ産業エネルギー大臣が協定書に調印した。エルドアン首相とアリエフ大統領は同書に立会人として署名した。      同式において、トルコ共和国政府とアナトリア縦断パイプライ 全文をよむ

2012-06-25 イラン通貨下落.、トルコ企業に打撃 (Zaman紙)

トルコ・イラン間の貿易額は160億ドルに上り、その大半を石油と天然ガスが占めているが、イランに課された禁輸措置により、特にトルコの繊維業界は被害を被っている。イラン企業による支払が困難に陥り、トルコ企業の未回収額は25億ドルにのぼる。      繊維産業不毛の地と呼ばれるイランに対し、多くのトルコ企業が製品を供給しているものの、イラン国内の通貨下落に悩まされている。禁輸措置により、イラン企業が製品購入先への支払いが困難になっていることが明らかとなった。情報によると、トルコ企業の未回収額は25億ド 全文をよむ

2012-06-24 カルフール以外にも出て行く外国マーケットチェーンはあるかもしれない (Zaman紙)

カルフールがトルコから撤退するとの噂が続く中、KİMマーケート・グループ最高経営責任者のエロル・エルサン氏は、国内資本のマーケットチェーンは競争が何たるかを知っていると語った。エルサン氏は、「残念ながら外国人は利益を犠牲にすることはできないのです」と述べた。      トルコから撤退すると言われているフランスのカルフールの状況はまだ明らかになっていないが、KİMグループ経営最高責任者のエロル・エルサン氏は、興味深い主張を行った。エルサン氏は食料品小売業界において、外国資本マーケットはトップ5に位 全文をよむ

2012-06-21 トルコ、トルクメニスタンを建設!―建設プロジェクト進行中 (Yeni Safak紙)

トルコの建設業者は、トルクメニスタンで年初から今日まで30億ドル相当のプロジェクトを請け負った。トルクメニスタンの「都市建設プロジェクト」に大いに貢献するトルコの建設及び繊維会社は、病院から港湾に至るまで数多くのプロジェクトの契約を獲得した。      トルコの建設業者はその業績やその質が評価され、トルクメニスタンで年初から今日まで30億ドル相当のプロジェクトを請け負った。グルバングリ・ベルドイムハメドフ大統領が署名した新たな契約により、トルコの建設業者らがこの国で2012年に引き受けたプロジェ 全文をよむ

2012-06-20 ムーディーズ、トルコの国債格付けを「BA1」に引き上げ (Zaman紙)

国際的な信用格付機関のムーディーズは、トルコの国債の格付けを「BA2」から「BA1」に引き上げた。見通しはポジティブとものとなった。      公的財政の収支の比率の現状が肯定的であるとされる一方で、トルコの格付けが引き上げは、公的財政の大幅な改善によることが明らかにされた。      今回の決定では、公的財政分野がトルコの貸借対照表において衝撃を吸収する規模を向上させていることが格上げの理由とされている。また、この分野での発展は、大幅な経常赤字の原因となりうる財政不均衡に対して採られた政策が効 全文をよむ

2012-06-18 グーグル、トルコの動画88点削除要請に「無言」 (Radikal紙)

トルコは、2010年7月来ユーチューブ上の動画88点を削除するよう要請しているが、グーグルは無視を貫いている。      グーグルの「透明性報告書」最新版(2010年7月-2011年12月期)が公表された。報告書では、トルコが動画88点の削除を(グーグルに対し)要請しているが、グーグルは無視を貫いている。2010年7月以降、グーグルはトルコからの要請を全て拒否している。      グーグルが半期毎に発行する「透明性報告書」(各国政府機関からの問い合わせに応じて、グーグルがユーザー・データを提供し 全文をよむ

2012-06-12 ウルケル製菓創設者、サブリ・ウルケル氏死去(92歳) (Yeni Safak紙)

ウルケルグループの創立者サブリ・ウルケル氏(92)が亡くなった。共和国建国期の実業家の一人であり、開拓者でもあったサブリ・ウルケル氏は、1920年にクリミア半島で生まれた。1929年に家族でイスタンブルへ移住。カドゥルガ小学校卒業後、イスタンブル男子校に入学し、中学2年時に奨学生試験に合格、ビレジキ中学へ転入した。中学をビレジキで、高校はキュタフヤで学んだ。スルタンアフメト経済商学大学在中に第二次世界大戦が始まり、氏が高等教育を終えた頃に戦争は終結した。       サブリ・ウルケル氏はビスケッ 全文をよむ

2012-06-07 ギリシャ・エーゲ島5島への簡略ビザ観光はじまる (Milliyet紙)

ギリシャのエーゲ海にある5つの島への、簡略ヴィザでの入国が開始した。まずは昨日、ロードス島を訪れたトルコ人に港でヴィザの授与が始まり、簡略ヴィザでの入国はまもなく他の島々へも拡大されることが明らかにされた。      エーゲ海に位置するギリシャの島々への簡略ヴィザでの入国に向けたEUの働きが前向きな成果を挙げた。イェシル・マルマリス旅行会社の経営者、イペキ・トゥガイ氏は次のように述べる。      「ロードス島に行くトルコ人に向けて、1回の入国及び15日間の滞在ヴィザが現地で発行され始めました。 全文をよむ

2012-06-06 豚肉、ロバ肉が混入?―食品悪質業者、発表 (Hurriyet紙)

食料農業畜産省の調査で、有名会社が名を連ねるメーカーの商品の中に一部偽物(粗悪製品)が見つかった。      スジュック(ソーセージ)に馬やロバの肉、バターに植物性油脂、トゥルムチーズにでんぷん、ピデに豚肉、100%仔牛肉ソーセージには鶏肉が含まれていた。      以下、検査で挙げられた12種(訳注:トルコ語原文では13社との表記)、社名、ブランド名、商品名、検出物      Aliçler Sucuk Erenler ナジフォール   「熱加工 スジュック(もどき) 100%仔牛肉」 馬肉、 全文をよむ

2012-06-03 中国、12億ドルの火力発電所建設を落札 (Hurriyet紙)

エネルギー相のタネル・ユルドゥズ大臣は、「中国がトルコにエネルギー投資のために150億ドルを計上した。そして最初の投資を行った。12億ドルでアダナ・トゥファンベイリ火力発電所(の建設)を中国が落札した」と述べた。   ユルドゥズ大臣とのエネルギー省内での小部屋での会話でエネルギーの国際的な流れに触れた。最も気になっていることを尋ねた。      「トルコの原子力発電所の入札に興味を示し、交渉を始めた中国はこれを続けるのか。」   これに対しユルドゥズ大臣は、「中国とエネルギー分野での戦略的な協力 全文をよむ

2012-05-31 世界ハラール評議会本部、イスタンブルへ移転へ (Radikal紙)

世界約50ヶ国のハラール食品に認可を与える諸組織の上層機関である世界ハラール評議会(WHC)は、評議会本部をイスタンブルに移設する準備をしている。      4月にマレーシアのクアラルンプールで開催された半期会議でWHC運営委員会のメンバーにより、評議会本部をイスタンブルに移設することが事前決定された。決議は10月にイスタンブルで開かれる大会で最終的になされる。      WHCの、昨年10月のイスタンブルで開催された大会で評議会会長に選出された、トルコ食品・必要品検査及び認証協会(GİMDES 全文をよむ

2012-05-31 トルコ航空、305人を解雇発表 (Radikal紙)

トルコ航空の従業員が、サボタージュ運動で抗議しているストライキ禁止法が国会を通過した。法案に抗議した従業員たちのうち何人が解雇されるかが明らかになった。      トルコ航空(以下THY)の会見で、合計305人の従業員の雇用契約が解除されることが明らかになった。THYは、先日のストの影響で200万ドルの損害を被った。      会見は次の内容の通り:   「およそ1万7千人の従業員を抱えるTHYだが、従業員の大部分は大きな圧力と妨害にも屈せず、会社に対して損害を与える違法行為を支援しなかった。会 全文をよむ

2012-05-31 航空業界に、ストライキ禁止法成立 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)本会議で昨日、激しい議論の後改定が承認され、団体労働交渉・ストライキ・ロックアウト法において、ストライキとロックアウトを禁止する業界リストに「航空業界」が追加された。      同件に関する質問に答えたレジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、次のようにコメントした。      「航空業界のように特別な機関がストライキを行うのは大きな問題だ。とりわけこのストライキが法に反するものであったら・・。最近では、昨日行われ夜12時まで続いた違法なストライキがあります。彼らはすぐに 全文をよむ

2012-05-30 新公務員給与発表、最低は1520TL(64700円)、最高は1万672TL(45万円) (Milliyet紙)

公務員への4+4%昇給の結果、最低給与額は1520TL(約6万4700円)(注:2012年5月30日現在、1TL=約42円)に上り、最高給与額は786TL高い1万672TL(約45万円)になった。      労働社会保障省関係者は、公務員と政府による合意会議が終わったのを受けて、公務員の新給与を算出した。これによると、1408TL(約5万9100円)になる家族手当を除いて、公務員最低給与は今年の1月に遡って月額55TL(約2300円)昇給し1463TL(約6万1400円)になった。国家公務員最低 全文をよむ

2012-05-29 ボスフォラス第3橋を含む高速道路、受注会社決定 (Radikal紙)

ボスフォラス海峡にて架橋予定である第3橋の建設を含む「北マルマラ高速道路プロジェクト」。オダイェリ-パシャキョイ区間(ボスフォラス第3橋を含む)の入札が行われ、イチタシュ建設商社及びアスタルディ社の共同企業体が落札した。       ビナル・ユルドゥルム交通海事通信相は、「北マルマラ高速道路プロジェクト」の入札後、記者会見を開き、入札した企業の入札内容を発表。イチタシュ建設商社及びアスタルディ社の共同企業体が建設期間を含めた最短事業期間を10年2ヶ月20日と提示したことを伝えた。      同相 全文をよむ

2012-05-28 トヨタ・サカリヤ工場での「信仰調査・解雇」の訴え、議会人権委が調査へ (Yeni Safak紙)

「礼拝をしますか、断食をしますか?」      国会の人権委員会は、(トヨタが)信仰を理由に従業員を解雇したという労働者側の主張を受けて、労働省および検察局に状況を報告した。人権委員会のウストゥン委員長はトヨタ社長に書状を書いた。      ■「2月28日過程」を思わせるトヨタ・サカリヤ工場の雇用実態      世界有数の自動車メーカーであるトヨタのサカリヤ工場で、従業員に信仰に関する聞き取りが行なわれ礼拝と断食をする従業員が解雇されたとする主張を受け、国会が動いた。サカリヤのトヨタ自動車とトヨ 全文をよむ

2012-05-25 訪米のギュル大統領、アップル社訪問 (Milliyet紙)

アップル社のティム・クックCEOはギュル大統領にたいし、トルコのファーティフ計画(学生に国産タブレットPCを配布する計画)に大変関心があると語った。クックCEOは、トルコで近い将来に事務所を開きアップルストアを開く事を発表した。      ギュル大統領のシリコンバレーでの最初の訪問先は、世界最先端の技術を持つアップル社であった。厳しい規則で知られるアップル社は、他社(GOOGLE,FACEBOOK,TWITTER,MICROSOFT)とは異なり、メインキャンパス(本社)での訪問では、ギュル大統領 全文をよむ

2012-05-25 124年の農業(ズィラート)銀行の名称、変更へ (Hurriyet紙)

農業(ズィラート)銀行頭取のヒュセイン・アイドゥン氏は、銀行がグローバル化路線をつき進んでいる一方で、諸外国で様々な名称で呼ばれていることを明らかにした。HSBCの名前を例えに出すアイドゥン氏は、世界各地で容易に用いられるロゴと名称を検討中であると述べた。       ワタン紙の報道によると、設立から124周年を迎えるトルコ共和国農業銀行の名称は変更される。1888年に設立されて、共和国史でも最も古い組織の一つである農業銀行の頭取ヒュセイン・アイドゥン氏は、「時代のニーズに合わせる」という目的で 全文をよむ

2012-05-21 イラン、カスピ海で油田発見 (Radikal紙)

イランは、100年以上の時を超えて初めてカスピ海で油田を発見した。      OPEC(石油輸出国機構)ウェブサイト上の公式データによると、イランの石油埋蔵量は1,510億バレルである。      ロイター通信が、イランのファルス通信社の情報として伝えたところによると、天然ガス田での発掘作業中に海底2,500mで油田層を発見、100億バレルの原油が埋蔵されていると発表された。       イラン国営石油会社の発表によると、カスピ海の海床で発見された石油埋蔵量は、イラン国内で分かっている石油埋蔵量 全文をよむ

2012-05-12 IMFラガルト理事長、トルコの成長率予測上方変更の背景を語る (Hurriyet紙)

世界最強の女性ともいわれる国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事は、トルコの2012年の成長に関する(IMFの予想の)誤りを認め、「アリー・ババジャン副首相との会談で私が見た数字は私を納得させました。我々は(トルコ経済の)成長予測を年2.3%から3.2%に引き上げました」と述べた。またラガルド専務理事は、スタンダード&プアーズ(S&P)の最新の評価にかんしては、「自分がS&Pの立場にいなくてよかったと思いますよ。絶対的な権威者のように、あれこれいう立場にはありませんが、私のトル 全文をよむ

2012-05-10 母の日前日のサッカー決戦に、小売り業者、時間変更嘆願 (Milliyet紙)

ショッピングモール・小売業協会は、トルコサッカー協会に手紙を送り、フェネルバフチェ対ガラタサライ戦(のキックオフ)を一時間遅らせるよう要請した。小売業者は次の日が母の日であるため、買い物が影響を受けるのではないかと考えている。小売業者らとショッピングモールは土曜日の夜19時に行われるスーパーファイナル戦をより遅い時間にするようトルコサッカー協会へ要求した。       ショッピングモール・小売業協会(AMPD)の役員会会長であるメフメト・ナーネ氏の署名入りで改めてトルコサッカー協会に送られた手紙 全文をよむ

2012-05-06 地券の登記、オンライン化へ (Hurriyet紙)

地券・不動産登記についての情報が、「多目的土地情報システム」に移されることを目的とし、土地所有データの関係情報が共有される、地券・不動産情報システム(TAKBİS)プロジェクトが完了した。      環境都市整備省により行われた文書による発表によると、2001年に始められたTAKBİSプロジェクトにおいて、全国すべての土地登記が数値的に明らかにされた。また中央のデータベースに集積された登記情報によって、すべての地券・不動産登記局で、TAKBİSを通じてオンラインサービスの提供が始まった。     全文をよむ

2012-05-03 集合住宅で、各戸ごとの給湯暖房(コンビ)禁止 (Milliyet紙)

セントラルヒーティングの建物では、昨日が暖房共有使用メーター取付の最終日であった。エネルギー効率法に関する規定に従い、セントラルヒーティングを利用している全建物の部屋に暖房共有使用メーターが取り付けられる。      セントラルヒーティングシステムの建物に関する規定に従い、トルコにある180万戸の集合住宅の各戸では共有使用メーターを利用しなければならない。各戸が消 費した分だけ暖房費を支払うというシステムは、9千人のアパート管理人に行動を起こさせた。同件に関し情報を提供したボイラー産業協会会長の 全文をよむ

2012-05-01 格付け会社S&P社、トルコの信用度を一ランク下方修正 (Milliyet紙)

世界的格付け会社S&Pは、トルコの格付け見通しを「ポジティブ」から「安定的」に引き下げた。      ブルームバーグ・ニュースの報道によれば、世界的格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P 500)は、トルコの信用格付け見通しを、「外需の落ち込み及び交易条件の悪化」に伴い、「ポジティブ」から「安定的」に引き下げた。      この発表後、6日ぶりにトルコリラは対ドルで下落し、トルコ時間午後0時53分に1ドル=1.76リラに下落した。本日5月1日、債券市場及びイスタンブル証券取引所は休業である。  全文をよむ

2012-04-29 医薬品業界に外国資本参入加速 (Hurriyet紙)

近年、トルコの医療品業界も他の業界と同様に、海外の資本家らの注目を集めている。      先週、医療品業界における老舗企業の一つであるムスタファ・ネヴザト社の株の95.6%が、アメリカのアムジェン・グループに買収されたことで、欧米における経済危機で成長の可能性が見込めない世界の医療品業界の大手企業が、トルコ市場に関心を示していることを改めて示すこととなった。エコノミスト誌によると、トルコで2006年から今まで、合計13社が外資に買収された。      ■2003年からの買収      トルコで最 全文をよむ

2012-04-29 マルマライ完成まであと18ヶ月 (Radikal紙)

ビナリ・ユルドゥルム運輸相は会見で、マルマライプロジェクトは150年間実現が待ち望まれていたと述べた。      ユルドゥルム運輸相は、「マルマライに対する情熱は1860年にスルタン・アブドゥルメジトが技術者プロルトに計画の準備をさせた事から始まった」と語り、岬とウスキュダル間で短期間で計画した海底トンネルは車両用ではなく歩行者用となる予定であったが、当時の技術ではこのトンネルの実現は不可能だったと述べた。      同運輸相は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の指示でこの計画を引っ張り出して 全文をよむ

2012-04-27 どうなる?天然ガス輸送ナブッコ・プロジェクトの行方 (Hurriyet紙)

ヨーロッパの昨今最も重要なエネルギープロジェクトであるナブッコに関する懸念が増した。      過日ハンガリー首相が共同設立者となっているナブッコ天然ガスパイプラインプロジェクトから撤退するという発表を行った後、ヨーロッパの昨今最も重要なエネルギープロジェクトであるナブッコに関する懸念が増した。しかし、昨日ハンガリー石油エネルギー会社MOLの理事会が行った発表では、ハンガリーはナブッコに関してまだ態度を決めていないとされた。      ナブッコ・プロジェクトにおいてハンガリーの代表であるMOL会 全文をよむ

2012-04-22 エネルギー相、スィノプ原発建設暫定合意は交渉開始のためのもの (Yeni Safak紙)

ユルドゥズ・エネルギー相は原発交渉に向けて発電株式会社(EÜAŞ)とキャンドゥ社との間の合意が実現したと述べた。一方これは暫定的な合意だと語り、「交渉の結果、契約成立となれば合意も実現する」と述べた。      タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は、発電株式会社(EÜAŞ)とカナダのキャンドゥ社の間で署名された原発に関する合意は暫定的な合意だと述べ、「昨日の合意は交渉を始めるための合意である。交渉の結果、契約成立となれば合意も実現する。契約が実現しなければ合意もなかったことになる」と述べた 全文をよむ

2012-04-21 国産衛星へ始動―三菱(日本)と協力 (Milliyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム交通海事通信大臣は、「国産衛星生産の取り組みを開始した」と述べた。      ユルドゥルム大臣は、経済紙記者協会(EGD)が主催したメディアとの会見で、内閣の取り組みを説明する際、衛星のことにも触れた。国産衛星生産の取り組みを開始したとし、「2機の新しい衛星を作っている。すでに国産衛星を作る取り組みを開始した。トルコ航空・宇宙産業株式会社(TAI)とともにTURKSAT衛生・通信・ケーブルテレビ運営株式会社は衛星製造のために工場を建設している。同時に日本の三菱に2機の生産を委 全文をよむ

2012-04-19 国有林、森林村落住民へ評価額70%で売却へ (Milliyet紙)

世論で2-B法として知られている、森林の機能を失った土地が(購入の)権利所有者に直接売却されることを可能とする法案が、トルコ大国民議会(TBMM)で話し合われ、承認された。法案で販売価格は評価額の70%になる見込みだ。      トルコ大国民議会本会議では、2-B法として知られている森林村落住民の発展支援及び国有林の指定が解除された土地の評価、国有農地の売却に関する法案の審議が続けられている。   土地の販売価格に関する条項において、AKP(公正発展党)は様々な提案をした。承認された提案により、 全文をよむ

2012-04-17 失業率、再び2桁に (Milliyet紙)

トルコ全体の失業率が9か月ぶりに2桁に増加した。      2011年12月期に9.8%であった失業率は、2012年1月期に0.4ポイント上がって10.2%に達した。失業率は昨年の同時期と比べると1.7ポイント減少した。   トルコ統計機構(TÜİK)のデータによると、失業者数は1月期、昨年の同時期より38万人減の266.4万人となった。しかし前の月と比べるとその数は8.8万人増加した。      ■調整データは9%以下を示す      季節調整後の失業率は、2011年12月-2012年1月期に 全文をよむ

2012-04-11 日本の大企業ソニーの終焉? (Milliyet紙)

アップルやサムスンの成長により世界市場で競争力を失いつつある企業の中に、日本の大手電子機器メーカー・ソニーも加わった。税金の罰金に加え8年間に渡るテレビの売り上げ不調に悩むソニーは、64億ドルという歴史的な損失発表の準備をしている。      携帯電話を生産しているノキア、電子機器メーカー・東芝に続き、今度はソニーがアメリカのアップルや韓国のサムスンとの闘いに敗れたようだ。一昨日、全世界で 1万人の人員削減を発表したソニーだが、悪いニュースは続いている。厳しい競争環境についていけなくなった日本の 全文をよむ

2012-04-08 アップルストア、トルコ店開店ヘ―世界で14カ国目 (Milliyet紙)

米国生まれのアップル社は、ニューヨークやロンドン、北京などの都市で革新的なスタイルの店舗を展開し、全世界で大きな話題となっている。13ヵ国での展開を経て、ようやく順番がイスタンブルに回ってきた。      5900億ドルの市場価格をもち、世界で最も価値のある企業とされるアップル社が、この地位を築くのに多大な貢献をしたのは「Apple Store」(アップル社製品販売店)である。このアップルストアが13ヵ国での展開を経て、現在トルコへの参入準備をおこなっている。アップル社はこれまで、トルコでの販促 全文をよむ

2012-04-05 エルドアン首相、経済新振興策を発表 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、新装した首相府の建物で新しい振興策を発表した。      振興策は4つの主要なテーマから構成されている。投資がどのカテゴリーに位置をしめているか、規模や地域により異なった振興策を採ることになる。しか し、「戦略的投資」とされたセクターや、教育、貨物輸送業、鉱物業、一部観光地域への投資はいずれの場所であろうと、「第5地域」支援を利用することが可能となる。新システム導入により、経常赤字の減少を目的として、輸入に偏向している半加工商品と製品は、投資と生産増加を目標 全文をよむ

2012-04-01 エネルギー相、大幅値上げの理由を説明 (Hurriyet紙)

昨日、天然ガスと電気の値上げが実施されたが、それに対しエネルギー天然資源省のタネル・ユルドゥズ大臣は、「この3,4カ月間我々はかなりのコスト圧力の中にいます」と語る一方、ロシアから購入した天然ガスの値下げがなければ、値上げの割合がもっと高くなったはずだと述べた。      トルコ輸出委員会(TİM)が3月の輸出データを発表する集会に参加するため、カイセリを訪れたユルドゥズ大臣は、昨日行われた大幅な値上げについての記者らの質問に答えた。      ■電気と天然ガス、大幅値上げ      ユルドゥズ 全文をよむ

2012-04-01 ガス料金、18%値上げ (Milliyet紙)

8.1%の電気の値上げ後、ガスも値上げされた。ユルドゥズ・エネルギー大臣は会見を行い、ガスは4月1日以降18.72%の割合で値上げされることを明らかにした。      ガスは18.72%値上げされた。電気の約8.1%の値上げに続き、ガス料金についても悪い知らせが行われた。エネルギー資源大臣のタネル・ユルドゥズ氏は、明日以降18.72%にもなる値上げが行われると発表した。ユルドゥズ大臣は会見で、「これは必要に迫られて行われた値上げである。10年前は22ドルで原油を買えていたが今は122ドルでも買え 全文をよむ

2012-03-30 イラン産原油輸入20%減へ (Hurriyet紙)

アメリカ大使フランシス・リチャルドーネが、イランからの原油輸入に関して「トルコの決断が下るのを待っている」と述べた直後、エネルギー天然資源大臣タネル・ユルドゥズはイランから輸入している石油の一部をリビアから確保するよう調整が開始されたと明らかにした。      ■20%減へ      トルコ大国民議会でユルドゥズ大臣は、新聞記者の質問に返答して、ここのところ焦点となっているイランからの石油輸入問題における新たな措置を明らかにし、次のように述べ た。      「対イランと、(エネルギー資源の)多 全文をよむ

2012-03-29 外国人はトルコのどこで不動産を買っているか? (Hurriyet紙)

トルコで外国人に最も多く不動産が販売されている県のうち、アンタルヤ県ではドイツ人、ムーラ県ではイギリス人が目立つ。      外国人の不動産購入について新たに整備された新法案が国会で議論されているが、現行の法に基づき、トルコでは12万5452人の外国人が合計8929万6390平方メートルの不動産を所有している。   合計面積からすると、外国人が最も多く不動産を購入した県は、648万4158平方メートルのコンヤ県である。次に639万6111平方メートルのアンタルヤ県、594万969平方メートルのム 全文をよむ

2012-03-27 カイセリで金鉱発見 (Milliyet紙)

カナダのワルデル・アームストロング・インターナショナル株式会社がカイセリ県で57回ボーリング調査を行い、二つの地区で約31トンの金鉱脈があることがわかった。金鉱脈拡大のため、2012年も引き継ぎ作業を続行することが発表された。      オクスット鉱業のバフリ・ユルドゥズ社長は、発見された金鉱脈の拡大に向けてエルジェス山麓のザマントゥ川トンネルとその周辺を含め二ヶ所のボーリング調査を続行することになった。      ユルドゥズ社長は次のように述べた。   「デェヴェリ郡のオクスット村とジラ地区の 全文をよむ

2012-03-26 90年代の「星」だった―トルコ初の既製服メーカー倒産、29年の歴史に幕 (Milliyet紙)

既製服メーカー初の上場企業であり、1990年代の輸出の星の終わりは苦いものとなった。1983年の設立後、とりわけ男性既製服の分野でヨーロッパを筆頭に全輸出市場で1990年代に一世を風靡したUKIインターナショナルブランドは29年で幕を閉じた。      2007年に過去数年間苦境に立たされ、破産延期裁判で必死に瀬戸際からの持ち直しを図ったUKI社の破産が決定された。イスタンブル証券取引所で取引所外取引されるUKI社株の27.1パーセントは一般投資家も購入可能。証券取引所は破産決定に続き、UKI社 全文をよむ

2012-03-23 イスタンブルアンカラ高速鉄道、最後の区間工事着手 (Zaman紙)

イスタンブル‐アンカラ間をわずか3時間で結ぶイスタンブル・アンカラ高速鉄道(YHT)の工事が終盤に差し掛かった。      トルコ国有鉄道(TCDD)総局の書面での発表によると、2009年に運行が開始したアンカラ‐エスキシェヒル鉄道を延長したエスキシェヒル‐イスタンブル線の最終区間であるキョセキョイ‐ゲブゼ間部分の基礎工事が3月27日火曜日に開始されることが明らかとなった。1890年に建設されたキョセキョイ‐ゲブゼ線は、構造上、地形上の問題をかかえているが、それらの条件は、このプロジェクトにより 全文をよむ

2012-03-22 トルコの果実輸出、1位はザクロ (Milliyet紙)

トルコの青果の輸出売上げは年始めの2ヶ月で3億7,195万5千ドルの外貨を得た。このうち最も輸出量が多かった果物はザクロである。      トルコ青果輸出協会(TYMSIB)のケマル・カチマズ部門委員長が会見を行い、年始めの2ヶ月で合計56万153トン278キロの農作物を輸出し、3億7195万5千ドルの収入を得たと述べた。冬の悪条件により収穫と発送が難航したことで、青果と柑橘類は2012年1月1日から2月29日に昨年の同時期に対し量としては13%、収入としては23%減少したという。カチマズ委員長 全文をよむ

2012-03-17 トルコ観光業協会、2012年度の観光客3500万を見込む (Hurriyet紙)

トルコ観光業協会(TÜRSAB)のバシャラン・ウルソイ会長は、今年観光セクターにおいては13~14%の成長を期待しており、観光客数は3500万人に達すると述べた。ウルソイ会長は、任期が2年延びたことに関して、「またお鉢が回ってきました」 と冗談を交えて話した。      ウルソイ会長は、キャピタル誌及びエコノミスト誌がブルサで開催した「ウル山経済サミット」で演説をし、2012年は2011年より良くなることを期待しているとし、今年観光セクターは約13~14%成長すると推測した。      同会長 全文をよむ

2012-03-15 イスタンブルの空港、オープンゲート方式へ移行 (Radikal紙)

イスタンブルのサビハギョクチェン空港では、三月初からオープンゲート方式を採用しており、アタテュルク空港でも早朝にオープンゲート方式が適応され始めた。      イスタンブルの両空港がオープンゲート方式を採用する事で、外国に向かう旅客は、警備上の最終チェックを飛行機に乗る直前の搭乗口ではなく、出国審査前のスペースでおこなうことになる。      新たな適応は、アタテュルク空港の国際ターミナルで朝3:00時に開始された。搭乗手続きと荷物の預け入れを終えた旅客は、出入国審査前に警備上の最終チェックをお 全文をよむ

2012-03-09 盗電防止へ、新システム (Yeni Safak紙)

新システムのメーターにより盗電は過去のものになるだろう。新型メーターでは、遠隔からの追跡・監視や遠隔操作による検針が可能となる。      エネルギー天然資源省タネル・ユルドゥズ大臣は、約4万2千個近くのリモートコントロールメーターが配られる予定であると述べた。      エネルギー天然資源省のタネル・ユルドゥズ大臣は、電力エネルギー不足を調査するためにシャンルウルフを訪問し、当地の知事や国会議員、関係組織のトップらと終日会談した。その後、公正発展党(AKP)県支部で会談の結果の一部を説明した。 全文をよむ

2012-03-07 トルコ国産車―ジュネーブ・モーターショーでお披露目 (Hurriyet紙)

カルサン社が、ニューヨーク市のタクシー入札のために開発をすすめた車が国際ジュネーブ・モーターショーで展示され、世界に発信された最初のトルコ製自動車の称号を得た。ザフェル・チャーラヤン経財相は「自動車部門に付加価値を生み出す『ババイーイト』ここにあり」と語った。カルサン社の重役であるジャン・ナフム氏も、2億ユーロを投資してこの自動車の大量生産に乗り出すと語った。      トルコ製の自動車部門は第82回国際ジュネーブ・モーターショーで存在感を示した。カルサン社はニューヨーク市タクシーの入札のために 全文をよむ

2012-03-05 寡婦福祉手当、250TL(11500円)支給へ (Milliyet紙)

国際婦人デーを目前にして、配偶者を亡くした女性の苦痛を少しであれ和らげるようなお知らせ・・・      いかなる社会保障もない、配偶者と死別した女性に4月から寡婦福祉手当250リラ(11500円)が支給される。申請は社会相互扶助連帯財団に3月いっぱい受け付ける。      家族社会政策省が、配偶者と死別した女性に対して始めた福祉手当支給制度が開始される。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の指示で、支給額は250リラに決定した。配偶者と死別した女性を支援するために始まったプロジェクトで、トルコ全 全文をよむ

2012-03-04 ボスフォラス海峡に個人利権者?―オスマン時代の水産業者家系、主張 (Milliyet紙)

国有財産であるイスタンブルのボスフォラス海峡だが、40の水域が個人の私有財産であることが判明した。      所有者らは、これらの水域が国家によって無償で利用されていると主張している。      オスマン朝時代、祖先が水産業を営んでいた家族らは、(今現在)彼ら自身に与えられた所有権を利用することができない。現行の法律では、海やボスフォラス海峡といった場所は、個人の所有物ではないからだ。しかしイスタンブルのボスフォラス海峡には、個人が所有する40の水域が存在する。所有権を持つ一人であるヌーリ・ドゥ 全文をよむ

2012-03-02 カスタモヌで銅の鉱脈発見 (Radikal紙)

カスタモヌのハニョニュ郡で、ある私営企業によって行われた試掘調査の結果、「一千万トン」もの埋蔵量の銅の鉱脈が発見されたことが明らかとなった。   アジア鉱業会社による試掘調査により鉱脈があるとの結果を受けて、国際鉱物コンサルティング会社DMTによって、国際的な認定報告のために現地に調査団が派遣された。鉱物技術者らも含まれるその調査団のメンバーらは、鉱山での調査を行った。   DMTトルコプロジェクトユジェル・ブチャクチュ総責任者は、声明を発表し、アジア鉱業会社によって試掘が続けられた現場で、調査 全文をよむ

2012-03-01  懸案の「年金調整法」、議会通過、成立 (Hurriyet紙)

トルコ大国民議会(TBMM)本会議において、2000年以前の月々の老齢年金の差額を調整する、国民の間で「年金調整法」として知られている法案が、議会を通過し成立した。      社会保険及び国民健康保険法における修正に関する法は、2000年以降に指標基準システムから、成長率から割り出すシステム(マクロ経済スライド)への変更に伴い、成長率の恩恵を受けられなかった老齢年金受給者の差額を調整するもの。      今回の年金調整法の成立により、老齢年金受給者に加え、障害年金や遺族年金受給者も対象となる 全文をよむ

2012-03-01 新トルコ・リラ記号、海外の反応 (Milliyet紙)

ウォールストリートジャーナルは、新らしいトルコリラの記号にはトルコが世界有数の経済大国の一つになるという自負が反映されていると伝えた一方、フィナンシャルタイムズ紙は、アンカラ政府が(トルコの)経済と外交のみならず、トルコリラにも自信を持っていることをあらわしていると評した。      新しいトルコリラの記号が華やかな式典でお披露目されたことは海外のメディアにも伝わった。      アメリカのウォールストリートジャーナルは、「数十年間、トルコリラは信用されていなかったが、「リラのブランド」は近年で 全文をよむ

2012-03-01 今年の冬、寒さのせいで花の輸出が減少 (Zaman紙)

鑑賞用植物及び関連商品輸出者連合会のオスマン・バーダトオール会長は、冬という悪条件と、寒波が生産にマイナスの影響をもたらしていることが輸出減の原因であると述べた。昨年2月には800万本の生花を輸出したが、今年の同時期で500万本に落ち込んだことを言及したバーダトオールは、「生産が30%落ち込んだにもかかわらず、輸出額はたったの15%しか落ち込みが見られなかった。同様に昨年2月に5億リットルだった切花の輸出量は、今年同時期に3億2千万リットルとなった。輸出量は35%落ち込んだが、輸出額は15%の落 全文をよむ

2012-02-27 ババジャン副首相トルコの経済成長を自画自賛―G20蔵相会議 (Milliyet紙)

アリ・ババジャン副首相は、G-20蔵相・中央銀行総裁会議出席のため訪問中のメキシコで、欧州債務危機について警告を発した。      ババジャン副首相は、G-20蔵相・中央銀行総裁会議のためメキシコ大統領官邸で催されたレセプション及びワーキングランチに参加した。フェリペ・カルデロン墨大統領がスピーチを行ったレセプションに続いて、食事会が催された。その場で、ババジャン副首相は欧州各国に対し債務危機につき警告を発した。同副首相は参加者にトルコ経済を語り、昨年は2010年の経済成長率9%に続き8.5%を 全文をよむ

2012-02-24 「ギュレン教団とエルドアン首相の軋轢」の噂の経済的影響は?―エコノミスト誌記事 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とギュレン教団の間に噂される「軋轢」に関する議論に、エコノミスト誌も参加した。      英エコノミスト誌は「エルドアン・トルコ首相は国内外で新たな敵に直面している」とした包括的な分析でエルドアン首相が「第一ラウンドで勝利したように見えても、ギュレン教団との軋轢は政治の今後に大きな影響を及ぼしかねない」と主張した。同誌は「公正発展党(AKP)内における、エルドアン首相の有望な後継者がギュレン教団へ渡る」という主張も掲載した。週刊エコノミスト誌は最新号で「トルコの 全文をよむ

2012-02-19 運輸大臣、各県に携帯基地局の管理・運営への協力を要請 (Radikal紙)

ビナリ・ユルドゥルム運輸相は公共サービスである携帯電話通信の安定した維持のため、県に対し基地局に干渉しないよう求めた。      ビナリ・ユルドゥルム交通海事通信相は基地局に関して81の県に通達を送った。ユルドゥルム大臣は通達で、電子通信は社会全体が利用する不可欠なものとなったと強調し、基地局の設置・運営に関し県にあらゆる協力を求めた。      通達では「基地局は、通信サービスが安定した運営や電子通信部門の発展、投資の継続の観点から非常に重要である」とされた。      ■基地局は不可欠な要素 全文をよむ

2012-02-19 トルコの軍事企業、アゼルバイジャンにロケット輸出 (Hurriyet紙)

トルコの重要な軍事企業であるロケットサンは、アゼルバイジャン軍に107mmと122mmのロケットランチャーシステムを輸出し始めた。      アゼルバイジャン防衛省の注文を受けて初回納入分がアゼルバイジャン軍に届けられたと報じられた。ロケットサンがロケットランチャーシステムに必要なロケット発射装置もアゼルバイジャンに輸出したことが分かった。ロケットサンの関係者は、輸出を否定しないのの、数量に関しては如何なる情報も明らかにしなかった。交わされた契約に従い数量については非公開とされている。輸出は、ア 全文をよむ

2012-02-18 トルコも不足気味のなか、ギリシャへ天然ガス提供 (Hurriyet紙)

深刻な寒波に見舞われているトルコは、イランとアゼルバイジャンからの天然ガス供給停止という問題を抱えながらも、ギリシャへ支援の手を差し伸べた。      多くのヨーロッパ諸国と同様に、トルコも天然ガスに関連した問題を抱えている。問題の原因は、ガス供給国であるイランやアゼルバイジャンでガス供給トラブルが発生したことにある。時を同じくしてギリシャからかかってきた一本の電話が事態の深刻さをあらわしていた。その電話会談の様子をタネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣が説明した。ユルドゥズ大臣によると、ギ 全文をよむ

2012-02-16 アンタリヤ市、空港リムジンバス会社に業務停止命令 (Hurriyet紙)

アタテュルク空港で市内への交通の足であったハヴァシュ社(空港地上サービス会社)の運行停止に関する司法プロセスが続いている中、ハヴァシュ社にとって悪い知らせがアンタリヤから届いた。      アンタリヤ空港と市内間を結ぶ交通の足であったハヴァシュ社の運行がアンタリヤ市により停止された。ハヴァシュ社の情報筋は、「アンタリヤでは、市が我々の業務を停止させた」と説明し、一方アンタリヤ市は「不法な乗客輸送を行っていた」と主張してることが話題となっている。   ハヴァシュ社は、アンタリヤの空港と市内中心部間 全文をよむ

2012-02-12  「ハラ―ル・インターネットをイスタンブルから提供します」 (Hurriyet紙)

イスラム・ソーシャルメディア・プロジェクトであるサラームワールド・ドットコム(selamworld.com)の拠点として、イスタンブルを選んだと発表したサラームワールドのアブドゥル・ワフド・ニヤゾフ会長は、「世界的なプロジェクトですが、一トルコ企業として創設しました。3年間で5000万ドルを投資し、ユーザー数5000万人を目指します」と述べた。      トルコを拠点とするイスラム・ソーシャルメディア・プロジェクトのサラームワールド・ドットコムは、3年間で5000万人のユーザーを獲得することを目 全文をよむ

2012-02-12 メッカやメディアでトルコ・アイス?―サウジ資本、アイスクリームのマド社に参加 (Hurriyet紙)

トルコの有名なアイスクリームメーカー、マドは、サウジアラビア王国のアブドゥッラー・ビン・サウード・アル=サウード王子が経営する会社ザド・ナショナルと事業提携のための契約を結んだ。契約では、最初の3年以内にサウジアラビアで20店舗のマド・カフェを開業する予定だ。      サウジ王子アブドゥッラー・ビン・サウード・アル・サウードとその一行はカフラマンマラシュを訪れ、マド社の諸施設を見学した      カフラマンマラシュとガジアンテップを結ぶ高速道路沿いにある工場を訪問した王子は、クルル市のマドベヤ 全文をよむ

2012-02-07 アゼルバイジャンからの天然ガス・パイプライン、故障で停止 (Yeni Safak紙)

技術的な故障が原因で、トルコへのアゼルバイジャンからのガスの供給が本日より停止し、イランからのガス供給量も減少していることが報じられた。   アナトリア通信(AA)記者の入手した情報によると、二国ともコンプレッサー基地において生じた技術的な故障が原因で、アゼルバイジャンからのガスの供給は停止し、イランからのガス供給量も減少したとのことだ。      エネルギー天然資源省関係者らは、天然ガスで発電する火力発電所は二次燃料(ディーゼル油や重油)で代替し、一般家庭や工場へ供給されるガスにおいては問題が 全文をよむ

2012-02-03 チュルク・テレコム、アンカラのシルエット変える192メートルビル建設中 (Zaman紙)

通信分野で積極的な投資活動を行うチュルク・テレコムは、2013年以降本社ビルとして使用する予定の建物の基礎工事を開始した。ビナリ・ユルドゥルム交通大臣は、「地上への投資だけでなく、地下の通信網の容量も増やさなくてはなりません。光ファイバー通信を各家庭まで行きわたらせなければ」と語った。      チュルク・テレコムは、アンカラで最も高い高層オフィスタワービルの基礎工事を始めた。アルトゥンダーの敷地内にあるビルは192mの高さになる予定だ。本社ビルとして使用される予定の33階建てのタワーは、アンカ 全文をよむ

2012-02-03 エルバカン元首相創設のギュムシュ自動車、解散 (Hurriyet紙)

去年亡くなったネジュメッティン・エルバカン元首相によって、半世紀以上前に設立されたパンジャル自動車の工場のゲートが、ひっそりと閉ざされたことが明らかとなった。      イスタンブルのバイラムパシャにある、44ドニュム(40,436平方メートル)の敷地をもつ工場が、裁判所の決定によって明け渡され、工場の機械の一部は差し押さえられた。工場の敷地資は資産価値が高く、巨大な看板が掛けられて売りに出された。3ヶ月近くの間、賃金を受け取っていない労働者達は、未払いの賃金と補償金の受け取ろうと待っている。  全文をよむ

2012-02-01 1月の輸出額、前年比10%増、主力は自動車 (Yeni Safak紙)

トルコ輸出業議会(TİM)のメフメト・ブユケキシュ委員長は、1月のトルコの輸出額が前年2011年の同じ月と比べて10パーセント増加し、105億5400万ドルであったことを述べた。      ブユケキシュ委員長は、1月の輸出額を、イネギョル通商産業組合(ITSO)が主催した記者会見で発表した。      ブユケキシュ委員長は次のように述べた。      「1月の輸出額は前年の同じ月と比べて10パーセント増加し、105億5400万ドルでした。月間の輸出額のトップは16億900万ドルの自動車工業部門、 全文をよむ

2012-01-28 称賛?皮肉?ダボス会議でババジャン副首相発言に「秘訣を教えて」 (Zaman紙)

スイスのダボス市で開催中の世界経済フォーラム年次総会において、「グローバル経済への展望」というセッションの壇上に立ったアリ・ババジャン副首相は、経済危機を切実に感じていない唯一の演者として、司会マーティン・ウォルフ氏の目にもとまったようだ。      フィナンシャル・タイムズ紙経済部門の首席解説者であるウォルフ氏は、ババジャン副首相に対し、「この場で特別なのはあなただけだ。我々に秘訣を教えてほしいものです」と話しかけたという。      同セッションでの他の演者のうち、英国ジョージ・オズボーン財 全文をよむ

2012-01-28 昨年の出版点数、前年比21%増 (Radikal紙)

2011年は4万2千タイトルの、合計4億9300万点の本が出版された。      トルコ出版協会が文化省ISBN(国際標準図書番号)官庁から得た情報によると、トルコでは昨年4億9300万点の本が印刷された。もちろんこの数は国民教育省によって学校に無料で配布された教科書も含んでいる。2011年には4万3190種の本が出版され、本の印刷点数は21パーセント増加した。この情報に従えば、教科書を含み、トルコでは一人当たり6.7冊の本が割り当てられることになる。2010年には3万4865種の本が出版され、 全文をよむ

2012-01-25 イスタンブル・エスキシェヒル間鉄道、来週から2年間運休 (Hurriyet紙)

トルコ最大の高速列車路線となるアンカラ‐イスタンブル間の高速列車プロジェクトは、エスキシェヒル‐イスタンブル間の工事が最終段階に入った。キョセキョイ‐ゲブゼ間の工事のため、エスキシェヒル‐イスタンブル間の路線は2月1日より2年間運休となる。      交通海事通信省は、市民と産業が損害を受けないよう、一連の対策を講じた。      これによると、この期間内は、線路に並行している幹線道路で緊急事態を除き2年間定期点検が停止され、交通が開放されることが決定された。一方で、産業が損害を受けないよう、テ 全文をよむ

2012-01-15 ユルドゥルム大臣、ボスフォラス第三大橋の建設は国 (Radikal紙)

ビナリ・ユルドゥルム運輸相はイスタンブルのボスフォラス海峡への第三大橋建設を含む高速道路プロジェクトは国の予算で行い、近く入札にかけると発表した。      ■入札は中止になっていた      1月10日に実施された入札で応札は一つもなかった。このため入札委員会のイフサン・アクビュユク委員長は会見でイスタンブルのボスフォラス海峡への第三大橋建設も含む北マルマラ高速道路の入札では応札がなく、このため入札は中止になったと発表した。      ■ユルドゥルム運輸相:くよくよ考えたりはしない      全文をよむ

2012-01-12 メリル・リンチ、2012年のトルコの経済成長率ゼロを予測 (Hurriyet紙)

メリルリンチ社は、2012年のトルコの成長率は0%になると予測した。今年上半期でマイナス成長率を見込むメリルリンチ社は、年末には成長率は0%になると強調した。      イスタンブルで開催された会議でメリルリンチ社は、「メリルリンチ2012年投資戦略への展望」を発表し、トルコが2012年上半期でヨーロッパと並んで(経済成長率)2.5%の縮小が見込まれると話した。      メリルリンチ社は、2013年にはトルコは6%成長が期待されるとも述べた。   同社中東・北アフリカ首席エコノミストであるトゥ 全文をよむ

2012-01-12 偽50リラ、100リラ札に注意を! (Zaman紙)

警察と中央銀行が共同で実施した捜査により、そのほとんどが50リラ及び100リラ紙幣からなる大量の偽札が押収された。当局は、偽札は多くの市場やショッピングセンターで発見されている事を発表した。      警察の密輸及び組織犯罪対策局(KOM)は、最近、偽造50リラ及び100リラ紙幣の押収を始めた。中央銀行とも協力した捜査で大量の偽造紙幣が押収された。入手された情報によると、偽造犯が作りたがる紙幣は50リラ札と100リラ札である。200リラは一般市民も商人も手にしたときに偽造ではないかと警戒するため 全文をよむ

2012-01-09 トルコ航空、音楽サービスで「コーラン」聞けます (Hurriyet紙)

トルコ航空(THY)保有の飛行機6機種で利用可能なプラネットデジタルエンターテイメントシステムに、乗客からの要望を受け「コーラン」が加えられた。      THYは、このことに関し、下記の通り説明を行った:      「2011年8月、当社B777、A330、A321、B737-800、B737-900機で利用できるプラネットデジタルエンターテイメントシステムに「コーラン」(のサービス)を追加した。2011年9月、現在保有するA340と2005年末に導入したA330機にも追加した。これら機体を使 全文をよむ

2012-01-05 パンは小さく、値段は変わらず (Hurriyet紙)

トルコ製パン業連合は、パンの分量を300グラムから250グラムに減らし、キログラムあたりの価格は据え置くことを発表した。      ハリル・イブラヒム・バルジュ会長は、パンに関する新しい取り決めが行われたが、パンの価格について、実際に(消費者に)不利な変更が話し合われることはなかったと述べた。バルジュ会長は行った記者会見で、トルコ食品規格におけるパン及びパン類に関する公告が、昨日官報に掲載され施行されたことを指摘した。      バルジュ会長はこの公告によって、パンに入れる塩の割合が減らされ、ブ 全文をよむ

2012-01-03 飛行機利用者数、2011年に新記録 (Milliyet紙)

国家空港管理総局(DHMİ)のデータによれば、2011年は空港および飛行場をのべ1億1842万5633人の乗客が利用したという。これは2010年と比較すると14.4%の増加となった。2011年国内線の旅客空輸は15.3%の増加で5832万9262人、国際線の旅客空輸は13%増加し5901万8318人となり、ダイレクトトランジットの旅客空輸は46.5%増加し107万8053人に達した。      国家空港管理総局(DHMİ)は2011年末に航空輸送統計を発表したが、これによると2011年の空港およ 全文をよむ

2011-12-31 トルコのMikrosoft社は、Microsoft社ではありません―社長に実刑判決 (Radikal紙)

マイクロソフト社トルコ著作権担当課長オザン・オンジェル氏は、警察の捜査の結果、Mikrosoft・コンピュータという名の会社が、マイクロソフト社の製品を含む海賊版ワープロソフトや、海賊映画DVDを販売していたことが判明し、マイクロソフト社も被害者に含まれる裁判で、著作権侵害の罪により被告側に1年3カ月の実刑が決まったことを発表した。      オンジェル氏は、思想所有権と著作権の侵害の原因となった問題点や、マイクロソフト社のこの問題での取り組みに関するAA通信社の質問に答え、(同社は、製品を利用 全文をよむ

2011-12-29 米ドル、対トルコ・リラ最高値を更新 (Radikal紙)

イスタンブル自由市場で米ドルが1.923リラまで上がり、史上最高値を更新した。      グランドバザールで1.9180リラで始まった米ドルは、午後までに1.9200リラ下での推移が続いた。午後からは1.9200リラ水準が続いていた米ドルは、午後16時半ごろに1.9230リラまで上昇し、昨日夜には1.9200リラで最高値を記録した。米ドルは、その後の小さな売りで、1.9190リラに下がった。 全文をよむ

2011-12-27 クレジットカード利用、2011年に26%増 (Milliyet紙)

銀行調整監視機構のデータによると、金融部門の貸出総計は12月16日の時点で2010年末より28.2%増加し、6865億トルコリラとなった。      個人向けローンは先週に比べ0.2減少した。個人向けローンの内訳を調べてみると、住宅ローンは12月16日の時点で743億トルコリラとなった。住宅ローンは昨年同時期に対し26.1%、昨年末に比べ22.2%上昇した。住宅ローンは先週にに比べ0.08%増加した。      12月16日時点でクレジットカードによる個人支出は534億トルコリラであった。クレジ 全文をよむ

2011-12-26 黒海海底資源探査、成果なし (Milliyet紙)

トルコ石油会社(TPAO)は、カスタモヌ第1採掘坑に続いてスュルメネ第1採掘坑でも石油・天然ガスを発見できず、黒海での掘削作業を終了した。      黒海での石油・天然ガス探索調査に参加したアメリカのエクソンモービル社が有する世界最先端の石油調査船のひとつ、「ディープウォーター・チャンピオン号」が、トルコ領海を離れるためイネボルに寄港した。税関手続きのため二日前にイネボル沖合にいかりをおろした掘削船は、今朝、イネボル港海域に入った。海岸から1マイルの距離に来た掘削船の税関手続きは、スィノプ税関総 全文をよむ

2011-12-23 トルコ航空パイロットはまるで国連―47カ国、267人! (Milliyet紙)

トルコ航空(THY)では、47カ国、267人の外国人パイロットが働いている。      トルコ最大の航空会社であり、世界でも急速にシェアを伸ばしているトルコ航空(THY)では、2442人のパイロットが働いている。このパイロットのうち2175人はトルコ国籍者であるが、267人の外国国籍のパイロットも世界を飛んでいる。      外国人パイロットの中でイタリア人が27人と最も多く、27人がスペイン人、21人がギリシャ人、16人が日本、15人がデンマーク、13人がイギリス、そして12人がドイツ国籍であ 全文をよむ

2011-12-16 高騰続いた金の値下がり、金宝飾商ににぎわい (Hurriyet紙)

セラム・オゼルFavori最高経営責任者は、価格の高騰により金宝飾商が金を販売できず、客は買うことができなかっと話し、「金価格が下がったために客は金宝飾店に安心して入ることができるでしょう」と語った。      オゼル氏は、金価格の高騰と経済的危機と不信感の中で「需要の落ち込みと「需要のずれ込み」が共存していたと指摘し、消費者はまず贅沢品とされる商品群に向けていた需要をペンディング、あるいはより安い代替品群に需要をずらしたと話した。      同氏は、この3年で金装飾品市場では75%の縮小があっ 全文をよむ

2011-12-14 石油メジャーの目は、今、東地中海に (Zaman紙)

トルコは地中海における支配権を保持するために動き出した。アンタリヤ湾についてロイヤル・ダッチ・シェル社と手を結んだ国営石油会社TPAOの「共同掘削調査」の呼びかけに、エクソン・モービル、トータル、ペトロブラス、シェヴロンが「好意的な」返答をした。掘削調査は3つの湾に集中して行われる。      ギリシャ側キプロスがイスラエルと共同で地中海における石油・天然ガス調査に乗り出したことに対してアンカラ政府は、同地域での活動を加速させた。これに関連して、トルコ石油会社(TPAO)は、先週シェル社との契約 全文をよむ

2011-12-12 トルコの2011年第3四半期の成長率8.2%、中国に次ぎ世界2位 (Zaman紙)

トルコ統計機構(TÜİK)の発表によると、2011年第3四半期の成長率は8.2%となった。これは、(中国に次ぎ)世界第2位である。      TÜİKは、2011年第3四半期のGDPを公表した。      生産面からみた国民所得勘定であるGDPで、2011年第3四半期の名目GDP成長率は前年同期比17.4%増の3,488億200万リラとなった。      実質ベースでは、(前年同期比)8.2%増の310億2900万リラ。      暦調整後の2011年第3四半期の実質GDP成長率は対前年同期比7 全文をよむ

2011-12-10 クレジットカード「総額制限」、2012年年初スタート (Hurriyet紙)

市民の収入を超えて支払いに困難が生じているクレジット・カードに制限が設けられることになる。経済行政は、2012年初頭にクレジット・カードに総額制限を実施する。      ハベルチュルク紙の報道によると、制限額1万リラとされた市民はその1万リラを1つの銀行もしくは5つの別々の銀行から2000リラずつの制限付カードで使うことができる。この制限を超えることはできない。2011年には個人のクレジット・カードによる借金は2000億リラを超えており、経済行政はこの問題について対策を講じ始めた。近年クレジット 全文をよむ

2011-12-09 イズミト湾橋の夢、24年後に実現へ―日本のIHI社など (Milliyet紙)

トゥルグト・オザルが大統領の時代に議題に上がったイズミト湾横断橋プロジェクトは、24年後に実現する・・・      トルコの建設会社であるSTFAは、イズミト湾横断橋を建設予定の日本のIHI社との建設工事契約に調印し、橋の基盤と海底での基礎工事を担当することになった。STFAは、橋と陸橋の基礎工事を36か月で完了する予定。      イスタンブルとイズミルを結ぶ高速道路プロジェクトの一環として位置づけられ、イズミト湾を橋で結ぶこのプロジェクトの建設に、トルコの建設会社であるSTFAも参加した。  全文をよむ

2011-12-05 初の国産電気自動車、2012年販売へ―価格は1万2千ドルから (Hurriyet紙)

アンカラ県アクユルト郡に拠点を構えるオスカー・マシンは、最高速度90km/h・走行可能距離160kmの電気自動車オスカー・シティの試作品製造を開始した。デビューは2012年の予定。      オスカー・マシンのアイドゥン・ジョメルト社長は、1974年来同社が建設機械の製造を行ってきたと述べ、1994年にアクユルト工場を設立、現在、5工場を持ち、内1工場が業務用電気自動車の製造を行っていると述べた。      ジョメルト氏によると、(同社は)先週はじめて業務用電気自動車Kobyをエジプトへ輸出し、 全文をよむ

2011-12-05 アンタリヤへの観光客、最大の不満は「町がきたないこと」 (Yeni Safak紙)

アンタリヤで観光客13,346人に対して行われたアンケートで、観光客が町の汚さと環境整備に対して最大の不満をもっていることが明らかになった。      アンタリヤ県庁、地中海観光・ホテル事業者協会、アクデニズ大学、ICFエアポート・アンタリヤ空港が共同で行ったアンタリヤ周辺の観光客実態調査が完了した。調査によれば、アンケートに参加した観光客の27%は休暇中にアンタリヤで500~1,000ユーロを、25%は1,001~2,000ユーロを、7%の観光客は4,001~20,000ユーロを消費した。アン 全文をよむ

2011-11-26 国産タブレットPC、799リラ(33000円)で販売開始 (Yeni Safak紙)

トルコ初の国産タブレットPCが、情報テクノロジーコミュニケーション協会(BTK)のタイフン・アジャレル会長が参加したイスタンブルでの製品発表イベントで披露され、799トルコリラ(日本円で約33,000円)で発売されることが発表された。アジャレル会長は「国産品のシェアがわずか5%から10%であっても、100%輸入に頼るよりははるかにいいのです」と語った。      ゼネラルモバイルによって製造されたトルコ初の国産タブレットPCが、情報テクノロジーコミュニケーション協会(BTK)のタイフン・アジャレ 全文をよむ

2011-11-24 トヨタから吉報、サカリヤ工場での生産ライン増設へ (Hurriyet紙)

トヨタ自動車産業トルコ(TOST)社は、サカリヤにある製造工場でCセグメントセダンの生産を開始する予定だ。さらに二年以内に、新型モデルをトルコトヨタで発表することを計画している。      本件に関し、トヨタ自動車産業トルコ(TOST)社の代表取締役兼最高経営責任者(CEO)のオルハン・オゼル氏は以下のことを述べた:      「Cセグメントセダンの我が社での生産開始をお知らせでき、大変うれしく思っています。我々はすでに1994-2006年の間、カローラセダンを生産しており、セダン車を生産するう 全文をよむ

2011-11-23 トルコ・イラク国境ゲートの通関待ち車列、30キロ渋滞 (Hurriyet紙)

シュルナク県スィロピ市にあるイラク国境のハブル国境ゲートで、トラックと大型トレーラーの車列が30キロに及んだ。5日間混雑が増しているハブルで何時間も足止めを食らっている運転手たちは、ゲートの人員不足に不満を述べ、職員の助けを要求した。      ハブル国境検問所に連なるトラックと大型トレーラーの車列は、ジズレ市付近まで達した。ジズレ市から10キロほど離れたニョルドュシュ橋まで続く渋滞に巻き込まれた運転手たちは、職員らが無関心なことに不満を述べた。   横に自動車4台の列ができたポイントでは運転手 全文をよむ

2011-11-22 銀行各社、首相発表後ただちに「金納兵役ローン」を発表 (Milliyet紙)

レジェップ・タイイプ・エルドアン首相の今日の会見で明らかにされた兵役金納制に関して、銀行各社はローンのプランを発表した。      兵役の代替としての兵役金納制に関する調整を含む「兵役法の改正に関する法案」が、トルコ大国民議会議長府に提出されたが、この法案によると30歳以上の兵役対象者は3万トルコリラ(約126万円)を支払うことで兵役が免除される。      兵役金納制を利用する対象者数は約40万人にのぼるとみられ、銀行各社も対象者に向けて兵役金納ローンのプランを発表した。      ■シェケル 全文をよむ

2011-11-16 ギリシャ側キプロス委託の米会社、東地中海天然ガス探査で成果発表 (Hurriyet紙)

ギリシャ側キプロスが一方的に宣言している「排他的経済水域(MEB)」の第12地区にて、天然ガス採掘調査を行っているアメリカのノーブル・エネルギー社は、第12地区にて天然ガス及び海底油田があり、同地域で850~2600億万立方メートルの天然ガス埋蔵があると推測されるとした。      同社の「初めての公式な」発表によると、ボーリングの成功率は60%であると明らかにされた。      ギリシャのメディア(ラジオ及び新聞)によると、ノーブルエナジー社は昨日、第12地区にて天然ガス田に関し、米国にて行っ 全文をよむ

2011-11-06 ギュル大統領、被災地ヴァンで犠牲祭を迎える (Hurriyet紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領は、ヴァンで被災者らとともにバイラム(犠牲祭)の礼拝を行った。ギュル大統領は「このバイラムは少し苦みを持って迎えました。大きな災害、震災とともに迎えました。震災の苦しみはまだ心に新しいものです。我が同胞みなに哀悼の意を表します。亡くなったすべての方々にアッラーの御慈悲を祈ります。偉大なるアッラーが、全ての災害から、我々の国を、全人類を、皆を守られますよう。」と述べた。      ヴァンで9月23日に起こり、604人の死者を出したマグニチュード7.2の地震の後、アブドゥ 全文をよむ

2011-11-03 トルコ国産自動車生産へ、日本が協力表明 (Radikal紙)

日本の山根隆治外務副大臣は、ニハト・エルギュン科学産業技術大臣にトルコが生産を計画している国産自動車に関して協力する準備が既に出来ていると表明した。       エルギュン大臣は、山根大臣と同行した代表団を科学産業技術省で迎え入れた際に、トルコと日本の間の協力が自分たちにとって十分な域に達しておらず、二国間の貿易額をより拡大させる必要があると述べた。       これに対し来賓の山根副大臣は、トルコにおける国産自動車の生産計画を理解した上で、国産自動車の生産に必要な技術及び情報を共有する準備があ 全文をよむ

2011-10-31 犠牲祭近づく、犠牲獣の売上好調 (Zaman紙)

犠牲祭が近づき、犠牲獣(牛や羊)の市場は活気づいている。      イスタンブルのゼイティンブルヌ・ベルグラド門に設営された家畜販売所では、(犠牲獣が)飛ぶように売れている。販売者は、牛の価格が4,000TL(約17万6千円)から9,000TL(約39万7千円)、羊も600TL(約2万6千円)から1,500TL(約6万6千円)の間で推移しているといい、この状況に満足している。手元にわずか3頭の犠牲獣が残っているだけという家畜販売者のヤシャル・オズチュルクさんは、「イスタンブルのヨーロッパ側で犠牲 全文をよむ

2011-10-16 通商大臣、新たな国境ゲートの開設に言及 (Hurriyet紙)

ハヤティ・ヤズジュ税関通商相は、トルコの貿易規模の増大に伴い、国境ゲートが現在あるものだけでは不十分となったため、イラクやグルジア、イランとの間の新たな国境ゲート開設へ向けた取り組みを開始させた。      税関通商省からの情報によると、トルコの近年の貿易規模の増大は、現存の国境ゲートの負担増加の原因となった。そのため近隣諸国と共同で、新たな国境ゲート開設のために長い間交渉を重ねてきたヤズジュ税関通商相は、グルジアやイラク、イランとの間に合計9つの新たな国境ゲートが2年以内に開かれるよう通達した 全文をよむ

2011-10-16 犠牲獣の牛を買うには最低でも6000TL (Milliyet紙)

犠牲祭が近づくにつれ、トラキア地方最大の家畜市場は活況を呈し始めた。      エディルネ県のハヴサ郡で1940年代から今まで伝統的に設置され、1993年に農業食品省によって許可されたハヴサ家畜市場は、犠牲祭が近づくにつれ大きな活況に沸いている。      ハヴサ郡当局が運営する家畜市場は、夕暮れ時に生産者が連れてきた小型、大型の家畜でにぎわい始めた。耳につけたプレートの番号で一頭ずつコンピューターに登録され、その後売り場のパドックに入れられるか、パドックに入れられることなく足を縛られコンクリー 全文をよむ

2011-10-13 原発推進のユルドゥズ・エネルギー相、「文句があるなら電気を使うな」 (Radikal紙)

ベルギーを訪問中のタネル・ユルドゥズ・エネルギー相は、原発に反対する人は、電気を使うべきではないと述べた。      ブリュッセルで、トルコのEU代表部で記者会見を行ったタネル・ユルドゥズ・エネルギー相は、「本日ブリュッセルで開催された会議に参加した。いい会議だった。情報を提供した。非常に有意義な会議だった。特にトルコは、EU加盟国のソリューションパートナーとなった。トルコが EU加盟交渉の結果、実際にEUに加盟するにせよしないにせよ、こうした合意に至った。トルコとEUの間でこれほど大きなプロジ 全文をよむ

2011-10-10 国産タブレットPC、量産へ着々 (Zaman紙)

国民教育省(MEB)が、機会拡大・技術推進運動(FATİH)計画の一環として、タブレットPC約1600万台を購入することとなり、メーカーは期待を膨らませている。      国産の携帯電話メーカー、ゼネラルモバイル(GM)もタブレットPCの開発を急ぎ、トルコ人エンジニアの30%が携わって製品化を成し遂げた。GMのムザッフェル・ギョルジュ社長はFATİH計画に注力している述べ、「MEBは、タブレットPC数百万台とスマートボード数十万台を購入する予定である。この分野で品質・コンテンツで積極的に打ち出る 全文をよむ

2011-10-05 犠牲祭用の羊、10/21からイスタンブルへ出荷 (Yeni Safak紙)

イスタンブル県犠牲祭監督委員会会議での決定の下、犠牲祭用の羊はイスタンブルへ10月21日以降入荷されることが明らかにされた。      ムスタファ・ギュラン副知事が議長を務めるイスタンブル県犠牲祭監督委員会は、決定を書面にて公表した。発表では、「食料農業畜産省食品管理総局の2010/07号通知書で通知された条件を満たさない犠牲祭用の羊は、ヨーロッパ側への通過許可が下りず、また同件における監督強化継続および犠牲祭用の羊のイスタンブル入荷は、2011年度犠牲祭監督委員会の決定に関する通知書で明らかに 全文をよむ

2011-10-02 エルドアン首相、チュルクエヴィの建て替えを指示 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、国連総会のために滞在していたニューヨークで、国連ビルのちょうど向かいにある11階建てのチュルクエヴィを取り壊し、32階建ての新しいチュルクエヴィ超高層ビルを建設するため、指示を出したことが明らかとなった。      ■隣のビルは500万ドル      国連ビルのちょうど向かいの、市街の一等地にあるチュルクエヴィに隣接する6階建てのビルも、エルドアンのニューヨーク訪問の少し前に500万ドルで購入されている。両方のビルの間にあるトルコ共和国が所有する駐車場を含め 全文をよむ

2011-10-01 まもなく期限きれのロシアとの天然ガス供給協定、更新されず (Zaman紙)

トルコは、ロシアと1986年に締結した最初の天然ガス供給協定を2011年12月31日に解消する      双方が再度条件を提示し、期間延長のために会談や文書での交渉を行ったが、合意にはいたらなかった。これをうけ、トルコ側(国営石油ガス・パイプライン輸送公社、BOTAŞ)は協定が、国家間レベルの協定としては更新されないことをロシア側(ガスプロム社)に通知した      タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣はロシアから供給され「西ライン」呼ばれる契約が、トルコ側の希望する値引きが行われないため 全文をよむ

2011-09-30 シリア、トルコからの輸入停止決定 (Hurriyet紙)

シリアとの関係後退は経済にも反映された。シリアは9月25日以降トルコからの輸入を停止した。      ラディカル紙、セヴギ・サヤル・バシャランの情報によると、シリア側はあらゆるトルコ製品の輸入停止を決定した。この決定は、トルコからシリアへ行われる11億5200万ドルの輸出が終了することを意味する。公正な手続きを経てくだされた「関税5%以上の製品の輸入禁止」という決定は、アーディル・サファル・シリア首相によって承認され、9月22日シリアの全ての税関に送られた。      ■通達が出された      全文をよむ

2011-09-28 日本の経済相、「自分たちのためだから、金をだす」―ギリシャ支援 (Yeni Safak紙)

安住淳財務大臣は日本通貨価値の上昇を防ぐため、及び、ギリシャ救済のため、日本が世界規模の計画(推進)の一翼となりえると述べた。      安住財務大臣は、「しっかりとした方法に基づいた、合理的な金額を含む同意がなされれば、幾ばくかを日本が負担することも考えている」と述べた。欧州は日本の輸出分野として重要な位置を占めているため、ギリシャの債務危機の長期化は、日本製品への需要低下と日本の経済成長へ悪影響をもたらすと危惧されている。欧州における不透明さが増すにつれ、「資金の避難先」と考えられている日本 全文をよむ

2011-09-25 アメリカを金融危機に陥れた忍者ローン、トルコにも (Milliyet紙)

銀行業界において、「忍者ローン(Ninja kredisi)」への注意喚起がなされた。アメリカで金融危機を起こし、「忍者ローン」と名づけられた、収入のない人たちへ貸し付けられるローンに似たものがトルコにも存在することを確認した銀行監視調整機構(BDDK)は銀行に注意を促した。      アメリカで金融危機を起こした「忍者ローン」という、収入のない人たちへ貸し付けられる住宅ローンに似たものが、トルコにも存在することが明らかになった。      銀行監視調整機構(BDDK)は、銀行員‐不動産屋‐顧客 全文をよむ

2011-09-24 トルコ中央銀行バシュチュ総裁、IMF総会でトルコ経済を総括 (Hurriyet紙)

エルデム・バシュチュ中央銀行総裁は、取られた措置によって経済危機の影響が最小に抑えられることが目指されていると強調する一方、7月以来経常収支の赤字が回復していると指摘した。      国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会のためアメリカ合衆国を訪れたバシュチュ総裁はプレゼンテーションで次のように発言した。      2010年11月以来我々が取っている措置はグローバルな問題のトルコに対する影響を最小に抑えることを目的としている。   私たちの政策の組み方はインフレと経常収支双方の赤字を減少さ 全文をよむ

2011-09-24 トルコ航空、長距離線でTVとインターネット・サービス導入へ―充電もできます (Zaman紙)

トルコ航空(THY)の国際線機内において、リアルタイムでのテレビ放送やインターネットへのアクセスが可能となる。該当する路線に導入される機内のプラネット・エンターテイメント・システム(映画や音楽を提供するTHYの機内サービス)には、パナソニック・アビオニクス社が提供するGCS(Global Communications Suite)システムが組み込まれる。      THYが行った発表は、このシステムが次世代通信サービスである無線(WiFi)でのインターネット(接続)サービスであることを明らかにし 全文をよむ

2011-09-18 アップル製品、ヨーロッパ並みに値下げ、売上げ1.5倍に (Milliyet紙)

Apple社は6月末時点で、iPadの売り上げを550%、Mac(パソコン)の売り上げを21%,iPhoneを113%増加させた。トルコにおけるアップル代理店であるビルコム社もヨーロッパ並みに価格を引き下げ、記録的な売上を達成した。      Macコンピューター、携帯電話のiPhone、タブレット型のパソコンのiPad、音楽プレーヤーのiPodシリーズによって、アップル社の市場価値は3700億ドルを超えている。こうしてテクノロジーの世界のトップの座を手にしたアップル社のトルコ代理店であるビルコ 全文をよむ

2011-09-18 外国人への不動産取得制限、撤廃に (Milliyet紙)

バイラクタル環境・都市開発相が朗報をもたらした。外国人への不動産販売の前にある障害が撤廃される法律が整えられたのだ。不動産販売が始まれば、第一段階で年間50億ドルがもたらされる。西欧諸国の人々に対してと同じように、お金を握っているロシアやトルコ系諸国、そしてペルシア湾 岸諸国の市民に対しても不動産販売が行なわれる。      経済における最大の問題として示されてきた経常赤字に対する解決策が、外国人に対する不動産販売という形でもたらされる。エルドアン・バイラクタル環境・ 都市開発相は、カフラマンマ 全文をよむ

2011-09-11 トルコでの塩生産 (Hurriyet紙)

アナトリアの中央に位置し、「草原のウェディングドレス」と言われるトゥズ湖では、純度99.9%の塩の採取が行われている。      ヤヴシャン採塩所で操業するジハンベイリ鉱業・塩輸送化学工業株式会社のファーティフ・ハクタン社長は会見で、2005年に活動を始めたこの会社が、2006年の民営化後に専売公社の所有していたジハンベイリ・ヤヴシャン製塩所を買収し、操業を継続していると述べた。      ■ 塩採取法から塩田法へ      ハクタン氏は、トゥズ湖からは純度99.9%の天然塩が採取できるとし、2 全文をよむ

2011-09-08 イズミト湾横断橋調印式行われる―建設は日本のIHI (Hurriyet紙)

イズミル-イスタンブル間を3時間半に短縮するゲブゼ-オルハンガーズィ-イズミル自動車道計画における最も重要な調印式に、交通省大臣 ビナリ・ユルドゥルム氏が出席して行われた。ユルドゥルム大臣は、1時間10分かかる自動車道が、(橋の建設により今後)6分に短縮されることを、時は金 なりとして評価した。      イズミット湾の北部ディルオヴァスから、南部ヘルセックブルヌまでを結ぶ架橋は全長約3kmとなる。世界最長の架橋の一つになる橋を含むこの計画により、 現在自動車道だと1時間10分、フェリーだと1時 全文をよむ

2011-09-08 第5回イスタンブル・ファッションウィーク始まる―トルコ風呂も会場に (Hurriyet紙)

今年で5回目となるイスタンブル・ファッションウィーク(IFW)が昨日2つのショーを皮切りに始まった。9月7日から10日まで、ニューヨーク・ファッションウィークと同時期に開催される。      トルコ・ラジオテレビ放送局(TRT)のテペバシュ駐車場に設置された600人収容のテントをはじめ、ガラタサライ・ハマム(トルコ風呂)、ガラタ塔といった多くの歴史的建造物がショーの会場となる。イスタンブル既製服輸出組合(İHKİB)、ファッションデザイナー協会(MTD)、全国ブランド協会(BMD)、イスタンブル 全文をよむ

2011-09-06 トルコの風力発電所72カ所に、225万人が利用 (Yeni Safak紙)

風力発電所から得られる電力の利用者数が約225万人に達した事を明らかにしたエネルギー市場調整機構(EPDK)のハサン・キョクタシュ会長は、「風力発電所15基が稼動開始したことで、トルコ全土の風力発電所数が72基に達しました」と述べた。      ここ5年のうちにトルコ各地で稼動を開始した風力発電所から得られる電力の利用者数が約225万人に達した。エネルギー市場調整機構(EPDK)のハサン・キョクタシュ会長は、今年のはじめから今日までに、設備容量が10~63メガワット(MW)の間で変動する風力発電 全文をよむ

2011-09-02 138日ぶり漁解禁、パラムト(カツオ)大漁 (Milliyet紙)

一昨晩(8月31日)漁が解禁され引き網船やトロール船が出港した。漁師らは138日ぶりに網を投げ入れ、船をパラムト(カツオ)で一杯にして港に戻った。      魚が繁殖期に入ったことと魚の移動ルートの確保のために4月15日から始まった禁漁期間は、9月1日の午前零時すぎに終了した数日前から準備をしていた多くの漁師は、漁が解禁となってから、イスタンブルの様々な港から船で海へ向かった。漁の解禁がちょうどバイラムの3日目にあたったことや、船の修理や手入れが終わらなかったことのために、海に向かわない漁師たち 全文をよむ

2011-08-30 トルコ中小事業者連合「長い休暇は商工を破壊する」 (Hurriyet紙)

トルコ中小事業者連合(TESK)のベンダヴィ・パランドケン会長は長期のバイラム休暇が中小事業者を混乱させると同時に、交通事故を増加させていると明言した。同会長は、ラマザン・バイラムが9日間との発表には賛同していないと伝えた。      長期休暇で多くの人々が帰省し、大都市は空っぽだと伝えるパランドケン会長は、「我々中小事業者はラマザン月の販売不調を受け、希望をバイラム休暇に託しました。現在、9日間の休暇で皆、行楽地へ足を運んだり、帰省したりしています。つまり、今年のバイラム休暇も中小事業者は希望 全文をよむ

2011-08-21 ギュッルオール、新作のバクラヴァ (Yeni Safak紙)

バクラヴァ職人のネジャト・ギュッル氏が経営する「ギュッルオール」が、サクランボ入りと栗入りのバクラヴァという新しい味を提供する。菱形カットのクルミ入りバクラヴァ、ドライバクラヴァ、ショビイェト(クリーム入りバクラヴァ)、サライサルマ(ピスタチオ生地のバクラヴァ)も、美食家の前に披露される。      バクラヴァ職人のネジャト・ギュッル氏が、ラマザン明けの祭りにバクラヴァで華を添える。ギュッルオールのバクラヴァは、このラマザン明けの祭りにおいても、食卓で、家族の訪問で、最も甘い贈り物として注目され 全文をよむ

2011-08-21 イズミル-スコピエ就航初フライトにユルドゥルム運輸相も同乗 (Hurriyet紙)

イズミルからマケドニアの首都スコピエへの就航を開始したペガサス航空のアリ・サバンジュ社長は、バルカン諸国にも開拓が開始されたとし、「私たちはここにに親善来たのではありません。ここには大きな市場があります。これを広げるために来たのです」と話した。初便でスコピエに向かったビナリ・ユルドゥルム運輸相は、マケドニアのミレ・ヤナキエスキ運輸相と航空協定を結んだ。サバンジュ社長は、「大臣、お願いします。新たな就航先をくださ い」と述べた。      ペガサス航空は、ビナリ・ユルドゥルム運輸相の参加のもと、イ 全文をよむ

2011-08-20 トルコ航空、機内での忘れ物14万点を販売 (Radikal紙)

トルコ航空の機内の忘れ物で、入札により販売される品物のなかには、オスマン・ハムディ・ベイの絵画「カメの調教師」の複製にベビーカー、大太鼓にギター、ステッキに麦わら帽子、スケートボードから眼鏡、電気掃除機にオーブンに至るまで様々なものがある。      トルコ航空遺失物追跡センター、補償およびクレーム係りのチーフを務めるエメル・エルソンメズ・カチャル氏は、倉庫には2010年に旅行客が忘れた478個の中身の入ったバッグ、573台のベビーカー、32台の車いす、14,390個の持ち主不明品があること、こ 全文をよむ

2011-08-15 第3ボスフォラス大橋入札、来年1月に延期 (Yeni Safak紙)

第3ボスフォラス大橋を含む「北マルマラ自動車道」事業の入札公示が当初の2011年8月23日から2012年1月10日に延期となった。       本日付官報の公示欄に、運輸省道路総局による入札日の変更が掲載された。      発表によると、2011年3月8日付で公示された建設-運営-譲渡 (BOT) 方式による第3ボスフォラス大橋を含む「北マルマラ自動車道」の入札日が当初の2011年8月23日から2012年1月10日に変更された。      道路総局業務部は、契約・仕様の変更に関する附則-1の検討 全文をよむ

2011-08-13 プラダのバッグは、Made in Turkey (Milliyet紙)

プラダ、ムイムイ、マルベリー、バーバリーなど特に世界的な一流ブランドの生産を行っているハック・マトラシュ氏は「イタリアの高級ブランドであるプラダのバックの裏の隠れた部分に『Made in Turkey』との表記があります。私たちはこれに気が付いた人を驚かせています」と述べた。       皮革専門のマトラシュ社は、需要に追いつくために新しい生産施設を作ろうとしている。バイランパシャの工場を、ギュネシュリにある2万平方フィートの施設に移し、生産能力と、その売上高を50パーセント増やしたこの会社は、 全文をよむ

2011-08-13 イスタンブルとアンカラで公共交通機関値上げ (Radikal紙)

イスタンブルで8月15日から、アンカラでは9月1日から公共交通機関の値上げが行なわれる。      交通調整センター(UKOME)によって行なわれた書面による発表で、人件費や燃料費、インフレ率に比例する原料・予備部品の投入コストの上昇を鑑み、公共交通機関の料金体系の改正が行われる必要があることを明らかにされた。      同発表ではメトロバスの値上げについて、(一定時間内のメトロバスからの他の交通機関への乗り換えには適用されるが他の交通機関からメトロバスへの乗り換えには適用されないという)現在の 全文をよむ

2011-08-08 株価大幅下落、イスタンブル株式市場も襲うー7.1%下落 (Zaman紙)

アメリカ国債評価引下げをうけ、世界中の株式市場を襲ったショックは、イスタンブル株式市場にも影響を与えた。先週末に5.1%下落した市場は、今日(8日)、7%以上値下がりした。イスタンブル株式市場100インデックスは、午後の場でも下落を続け、損失は6.40%に達した。      午前の場を53600.74で始めたイスタンブル株式市場100インデックでは売り注文が相次ぎ、53000ポイントを割り込んだ。下落は7.1%に及び、52283ポイントで終了した。      インデックスがこの水準まで落ち込んだ 全文をよむ

2011-08-08 トルコ人観光客は明日がこないかのように散財するーギリシャ紙 (Radikal紙)

ギリシャのメディアに、夏の間エーゲ海の島々を訪れる多くのトルコ人観光客が「まるで明日が来ないかのように」大金を使っているという記事が載った。      ギリシャで報道された新聞記事には、豪華なクルーザーや、帆船、空気式ボートなど様々な乗り物でギリシャの島々へ来るトルコ人観光客の多くは、最高級のレストランで食事をし、提供されるサービスに満足した際には多くのチップを置いていくと書かれた。      週刊プロト・セマ新聞は、「トルコ人のエーゲ海旅行支出」という見出しの記事で「トルコ人観光客が、最近ドデ 全文をよむ

2011-08-03 AKPメルスィン地方議員、「原発は一番クリーンとインターネットに書いてある」 (Radikal紙)

公正発展党(AKP)党員でメルスィン県議会議員のギュルは、「インターネットで調べたところ、世界で一番クリーンなエネルギー源は原発だ」と発言した。      公正発展党(AKP)党員でメルスィン県議会議員のイブラヒム・ギュルは、原子力発電について、原発について知識がある人もそうでない人までもこぞって持論を述べており、環境派は市民を誤った知識で振り回しているとし、「世界で最もクリーンなエネルギー源は原発である。原発には煙もないしすすもな い」と述べた。また、「原発に関する知識はどこで得たのか」という 全文をよむ

2011-08-03 エネルギー相発表、「スィノプ原発計画から東電撤退、ただし日本政府は交渉継続を希望」 (Yeni Safak紙)

タネル・ユルドゥズ資源エネルギー相は、スィノプで建設予定の原発受注を目指していた日本の東電が計画から撤退することを明らかにした。   ユルドゥズ資源エネルギー相は、東電の撤退がこの計画にとって重視すべき展開であることを述べ、「日本政府は、特に関係要人との交渉継続を望んでいる。このため新たなモデルを提案すると我々に述べた」と続けた。   ユルドゥズ資源エネルギー相は、海外経済委員会(DEİK)のロナ・ユルジャル会長と執行部の了解を得て、記者の質問に答えた。ユルドゥズ資源エネルギー相は日本と続けてき 全文をよむ

2011-07-29 トルコで24階高層ビル、設計ミスから解体へ! (Milliyet紙)

MTKA建築物解体・廃棄物処理サービス会社はトルコでこれまでに最も高いビルの解体の仕事を受注した。      イスタンブルのマスラクにおいて解体される24階建ての合計3つのビルをオリジングループのザフェル・クルシュン氏とザフェル・ユルドゥルム氏が共同経営するオルタ不動産が、アク銀行から9500万ドルで購入した。解体される総面積は48000㎡に及ぶ。      MTKA建築のメフメト・アリ・ブルト・コーディネーターはオリジングループがここで新たな事業を行うためにビルの解体を決定したのだと明らかにし 全文をよむ

2011-07-28 今年後半、金融引き締めへ (Radikal紙)

ヒュセイン・アイドゥン氏は中央銀行の最終決定を「異常だが状況に適する」とし、融資が減少するだろうと述べた.      トルコ銀行連合(TBB)会長および勧農銀行頭取のヒュセイン・アイドゥン氏は、中央銀行が採択した決定が、過去に比べ異なるものであり、異常であると認識していると述 べ、「我々は採択されたこの対策が今日の状況に適していると考えている」と述べた。アイドゥン氏は、トルコ銀行部門2011年4月~6月の動向に関して行われた記者会見の中で、融資拡大の減速がより顕著になるとの予想に注目をひいた。  全文をよむ

2011-07-23 イスラム式ホテルで、ラマザン月特別割引 (Radikal紙)

割安な休暇の過ごし方を探している人々の間で、ラマザン月に空室をつくらないようにするために部屋料金を半値に落とした「保守系」ホテルが人気を博している。      ■休暇を過ごす人々は、お得な休暇の過ごし方を見つけた…      イスラム式のホテルではラマザン月は満室率が下がるために、料金を半額にして提供した。これは社会の各層の人々の注目を集めている。      保守的な人々が利用するイスラム式ホテルでは、満室になる割合がラマザンの時期に90%から30~40%へ落ち込む。しか、保守派でない客がその間 全文をよむ

2011-07-18 トルコの自動車輸出好調、前年比16%増 (Milliyet紙)

2011年1-6月期のトルコの自動車輸出額は、前年同期比16%増の94億ドルとなった。      自動車産業協会(OSD)の発表資料によると、自動車部品の輸出額は、2011年1-6月期で前年同期(26億12百万ドル)比31%増の34億16百万ドルとなった。乗用車の輸出額は、前年同期比1%増の34億ドル、自動車生産台数は同14%増となった。生産台数の67%にあたる41万7千台が輸出された。      ■大型車で急速な伸び      トラック・バス・タクシーなど商用車の生産台数は、国内販売の増加に支 全文をよむ

2011-07-12 経常収支の赤字増前年比121%、元凶は過剰な消費と貯蓄減 (Yeni Safak紙)

トルコの経常収支赤字は、今年の最初5ヵ月で、前年比121.3%増加し、372億7400万ドルとなった。赤字の元凶は、貯蓄の減少と、消費増加である。      中央銀行により発表された2011年5月に関する国際収支統計によると、経常赤字は2011年1~5月期で、前年同期比204億3500万ドル増加した。前年同期は、経常赤字は168億3900万ドルの水準だった。      2010年5月に29億4400万ドルの赤字であった経常収支は、今年同期で77億5300万ドルの赤字となった。経常収支赤字の増加に 全文をよむ

2011-07-12 トルコ人観光客、人気の行き先はクロアチア (Zaman紙)

バルカン半島のダルマチア地方で有名なクロアチアが、トルコ人の新たな旅行先の一つとなった。特に、歴史都市ドブロブニクを訪ずれる観光客の中で、トルコ人の数が急増している。      昨年ドブロブニクを訪れた58万人の観光客のうち2万1千人はトルコ人であった。リクソスホテルズのブランド責任者兼副社長のバシャク・エレル氏は、トルコ人観光客数の増加には、ビザ無しで入国できることやリクソスのホテル事業が影響しているとし、「2008年のトルコ人宿泊客の割合は7%であったが、2010年には20%に達した。201 全文をよむ

2011-07-11 Mehves Evinコラム:原発は経常赤字解消の手段とはならない (Milliyet紙)

タイイプ・エルドアン首相は金曜日、新しい施政方針を発表した。当然ながら皆の注目は、クルド問題に対するイニシアティブや法案の期限内提示、議会における対話強調といった喫緊の課題に集まった。   これらはもちろんよいことだ。どれくらい本気かどうかは、今後時間とともに明らかになるだろう。   しかし、政府のプログラムは単に新憲法や進んだ民主主義といった問題だけに限らない。とりわけ、経常収支の赤字に関してとるべき方策についてのプログラムもあった。結局のところ、2011年の第一四半期に経常赤字が113%増加 全文をよむ

2011-07-08 サンコ財閥、トルコ第2のエアコンメーカー・エアフェルを日本のダイキンに売却 (Hurriyet紙)

サンコ財閥は、トルコ第2のエアコンメーカーであるグループ企業のエアフェルを日本のエアコンメーカーのダイキン工業に売却することで合意したと発表した。株式の名義換えは、反トラスト局や必要な他の承認を得た後、完了する予定。      証券取引所で取引されるサンコ財閥の株は、この発表後の午後の相場では15.5%値上がりし5.50リラ(約265円)となった。   サンコ財閥の会見では売却額についての情報はなかったが、日本の報道によれば、ダイキンはエアフェル買収のため約2億4600万ドル(約195億円)支払 全文をよむ

2011-07-05 トルコ人実業家、ギリシャの「島」購入に意欲 (Hurriyet紙)

建設会社フィヤプのフィクレト・イナン社長は、経済危機下にあるギリシャが売りに出した島を購入することについて意欲的である。      イナン氏は、売りに出された島のうち、目星をつけた6島のなかから少なくとも3島を購入する予定でおり、購入に際し問題が生じる可能性を考慮して、ギリシャに支社をつくり、そこを通してこれらの島を購入する予定。      フィクレト・イナン氏は、ギリシャの島々を購入した場合、イズミルのディキリに3500万ドルで購入した40万㎡のガリプ島で、これから実施しようとしているホテルお 全文をよむ

2011-07-01 トルコへの投資、加速 (Zaman紙)

ジョーンズ・ラング・ラサールのレポートによると、石油資源の豊富な湾岸地域の資金が、トルコへ投資として流れてきている。(トルコの)選挙結果と成長率が関心を呼んでいる。特にイスタンブルのオフィスは、外国人投資家にとってかなりの魅力となっている。      世界60カ国・750都市で不動産コンサルタント業を営むジョーンズ・ラング・ラサールは、トルコ不動産市場の下半期の動向を見守っている。「トルコ不動産市場の展望」というレポートによると、OECDやG20の国々の中で最も高い成長率を誇り、6月12日の選挙 全文をよむ

2011-06-30 2011年第一四半期成長率11%の背景 (Hurriyet紙)

トルコが、2011年の第一四半期に、11%という成長率によって世界で最も急成長した国となったことは、ビジネス界で大きな反響をうんだ。ビジネス界が見せた初の書面による発表では、成長における民間部門が(占めた貢献の)度合いが謳われ、成長の継続性が強調された。      ■イスタンブル商工会議所(İTO)ヤルチュンタシュ会頭:成長を民間部門が担っている      イスタンブル商工会議所(İTO)のムラト・ヤルチュンタシュ会頭は、トルコにおける成長を民間部門が担っていると強調し、「以前の時期同様、今期に 全文をよむ

2011-06-29 夏の雨、豊作をもたらす (Zaman紙)

雨は夏になってもトルコに降り続いており、多くの作物で収穫高の増加をももたらす。      小麦、大麦、テンサイ、そして飼料用植物からサクランボ、イチゴ、プラムといった多くの果物にいたるまで生産の増加が期待される中、降雨のおかげで牧草地の牧草は増加し、牧畜にも良い影響を与える。イズミル県農業局長アフメト・ギュルダルは、じゃがいもを除くすべての作物で雨が良い影響を与えるだろうと述べた。さらにギュルダル農業局長は最良の季節であると述べ、「綿生産が40~50%ほど増えることを予想している。収穫が遅れてい 全文をよむ

2011-06-26 牛乳、生産されど消費されず (Radikal紙)

トルコはミルク生産高が世界で15位であるにも関わらず、一人当たりの消費量は下位にランクインした。飲用乳の消費量の世界平均は、年間一人当たり103キロだが、トルコでは年間一人当たり26.2キロの飲用乳が消費されていた。      ミルクは生命の奇蹟と言われるほど多くの栄養素を含んでおり、人間の生活との関係は、人類の歴史と同じほど古くからのものである。何千年もそうであったように、今も人間の体が最も必要としている飲み物であり続けている。人間は5000年に渡ってミルクを飲んでいるのだ。      何世紀 全文をよむ

2011-06-23 A+クラス長距離バスのヴァラン社、売却される (Radikal紙)

ガーリップ・オズトゥルク、メトロホールディング社会長は、65年の伝統を誇り、A+の評価を得ているヴァランツーリズム社を買収した。   契約を締結し120台のバスとヴァランのブランドを買収したオズトゥルク会長は、特に沿岸部でのサービスを推進する形でヴァランに大きな投資をすることを計画していることが明らかとなった。   一定期間続いていた交渉は本日合意に達した。買収に関して金額は公表されていないが、ヴァランツーリズム社をオズトゥルク会長個人が買収したことがわかった。   現在、自社保有43台を含む、 全文をよむ

2011-06-22 トルコ航空、ヨーロッパ最優秀航空会社の栄誉―Skytrax社調査 (Radikal紙)

トルコ航空テメル・コティル代表取締役は、トルコ航空が「ヨーロッパ最優秀航空会社」に選出されたと述べ、「これは我々にとって誇りとなるものだ。我々がヨーロッパを越えたと示したことになる。我々はヨーロッパを越えた初のトルコ企業である」と話した。      コティル代表はアナトリア通信に対し行った会見で、航空業界の「オスカー」と呼ばれ全世界で1880万人の旅行者が参加したスカイトラックス社のアンケートの結果、「ヨーロッパ最優秀航空会社(Best Airlines Europe)」に選出されたと発表した。 全文をよむ

2011-06-21 ガランティ銀行、金利きりあげ (Milliyet紙)

ガランティ銀行は、住宅貸付金利、及びスタンドバイ・クレジットの金利を引き上げたと発表した。      消費者貸付に関わる新たな法改正が実施された結果、2011年6月22日水曜日より、ガランティ銀行は、住宅貸付金利とスタンドバイ・クレジットの店頭表示金利、及びキャンペーン金利を引き上げた。      同銀行は、住宅貸付における月々の店頭表示金利を5ポイント引き上げた。一方、スタンドバイ・クレジットの金利はと言うとキャンペーンで、月平均で17-20ポイント上げた。      ガランティ銀行は、住宅ロ 全文をよむ

2011-06-15 トルコの失業率、昨年比2.9%改善し10.8% に (Hurriyet紙)

■3月期の失業率が、昨年同時期に比べ2.9ポイント改善し、10.8%となった。      2010年7月以来、失業率が初めて11%を下回った。季節調整分を取り除いた(実質)失業率も、2007年3月以来(47ヶ月ぶり)パーセンテージで1桁に改善された。トルコ統計機構(TÜİK)による世帯労働力調査の3月期(2月、3月、4月分)データによると、昨年同時期に比べて次のような結果が明らかになった。      ■失業者数は減少      3月期における失業者数は、前回の調査実施時から62万2000人減少し 全文をよむ

2011-06-06 太った女性客室乗務員に容赦なし―13キロ痩せたがクビに・・トルコ航空 (Milliyet紙)

トルコ航空の女性客室乗務員D.K.さんは、社内基準クリアに向け6ヶ月間の休職措置を受けた。ダイエットプログラムをこなし13キロ痩せたものの、基準をクリアできず社内規則に従い解雇を言い渡された。      トルコ航空(THY)の女性客室乗務員が社内で定められている身長・体重基準をクリアできず解雇された。      THYは、社内基準をクリアできない女性客室乗務員に対し、ダイエットを目的とする6ヶ月間の休職措置を取った。D.K.さんはダイエットプログラムをこなし13キロ痩せたものの、基準クリアとはな 全文をよむ

2011-06-01 イスタンブル・タクスィム広場はこうなる! (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イスタンブル改造計画の第三弾として、諸島プロジェクトを発表した。「ヤッス島とシヴリ島を再開発し、新しい姿に変身させる。この二つの島をイスタンブルの、トルコの、世界のシンボルとなる重要な島にしたい。このプロジェクトによってヤッス島を現在の「陰気な島」状態から民主的な島へと変えていく。二つの島は国際会議センターとして生まれ変わるのだ」      また、エルドアン首相は以下のようにも語った。「イスタンブル改造計画第二弾は、タクスィム広場プロジェクトだ。タクスィムの 全文をよむ

2011-05-29 エネルギー天然資源相、国産・再生可能エネルギーを優先としたエネルギー政策を公表 (Yeni Safak紙)

タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源相は、国産で再生可能なエネルギー源を優先として、すべてのエネルギー源を見直す方針であると公表した。      ユルドゥズ大臣は、司法が下した棄却・実行停止判決が水力・風力発電への投資を鈍化させてはいるが、供給の安定性という観点においては、トルコで現在いかなる供給問題も起きていないと発言した。      アナトリア通信社の記者による質問に答えたユルドゥズ大臣は、トルコ共和国建国100周年に向けて、2023年までに国内のすべての水力発電が可能な場所を経済へ組み込 全文をよむ

2011-05-26 トルコ航空アタテュルクの生誕地テッサロニキへ就航に、粋なはからい (Milliyet紙)

トルコ航空(THY) は、偉大な指導者アタテュルクの生誕地であるテッサロニキへの航空路線を新たに就航し、明日の初就航便では、アタテュルク誕生の年にちなみ「1881」の便名を使用する。      THYのイスタンブル-テッサロニキ(ギリシャ)便が、明日10:00にハムディ・トプジュTHY代表取締役社長ならびに取締役会、メディア関係者を乗せてアタテュルク空港から就航する。      THYはアタテュルクの生誕の地テッサロニキに向かう便に、偉大な指導者アタテュルクに敬意を表して、彼が生まれた年である「 全文をよむ

2011-05-20 ケマル・デルヴィーシュ氏、「IMF専務理事に立候補なし」 (Milliyet紙)

ケマル・デルヴィーシュ氏はIMF専務理事に立候補しないことを表明した。      ドミニク・ストロスカーン前IMF専務理事がニューヨーク滞在中に宿泊していたホテルの従業員に対し、強姦未遂等の容疑で逮捕され、IMF専務理事を辞任した後、後任者が誰になるのかということが議論の的になった。      ウォール・ストリート・ジャーナルの情報によると、IMF専務理事の最も有力候補者の一人としてケマル・デルヴィーシュ氏の名前が挙ったが、本人はその意志はないと明らかにした。      この問題に関し声明をおこ 全文をよむ

2011-05-19 イスタンブルの廃墟新パークホテルに、22年をへて建築許可 (Milliyet紙)

イスタンブルのタクスィムに立ち、過去22年間醜い建造物としてまた見苦しい外観で人々の話題に上っていたパークホテルの建設について、モニュメント協会から重要な決定が出された。同協会は、アヤズパシャにある旧パークホテルに関して、建物をホテルとして整備するために準備された計画に許可を与えた。      同協会は、この建物が現在の姿からホテルとして整備されるために準備された計画を承認した。旧パークホテルを最初買収したスュルメリ・グループは、再建しようとしたホテルが建築計画に違反し、イスタンブルの景観を乱す 全文をよむ

2011-05-19 IMF災難続く、今度はルーマニア担当理事の靴に6つの穴 (Zaman紙)

IMF(国際通貨基金)のルーマニア担当理事ジェフレイ・フランクス氏が、靴に6つの穴が開いていたとしてルーマニアのメディアで笑い者となっている。世界銀行のポール・ウォルフォウィッツ前会長も靴下に穴が開いていたとしてトルコのメディアに取り上げられたことがあった。   ルーマニアの経済状況について話し合うため、トライアン・バセスク大統領と直接会談を予定していたフランクス理事であるが、経済発展よりも穴の開いた靴がメディアに大きく取り上げられた。フランクス代表は、会議ではルーマニアが同じスピードで経済対策 全文をよむ

2011-05-18 ストラスカーンIMF専務理事後任に、トルコ人候補? (Zaman紙)

国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストラスカーン専務理事がニューヨークの刑務所で拘留されている中、ニューヨーク・タイムズ紙は次期IMFトップの座に誰がつくかについての予測記事を書き始めた。記事ではIMFトップとして、将来性があり穏健かつ批判を招いていない候補者リストの上位2人に、メフメト・シムシェキ財務相とケマル・デルヴィシュ氏の名前を挙げている。ニューヨーク・タイムズ紙はシムシェキ財務相の「この件で(IMF専務理事就任に)知識および経験不足など微塵もない」という言葉に注目している。      全文をよむ

2011-05-13 イスタンブル・ショッピング祭、500万人観光客訪問で大盛況 (Zaman紙)

初めて開催されたイスタンブル・ショッピング祭で小売業者の顔が綻んだ。期間中、この催しに訪れたトルコ人や外国人によるイスタンブルでの買物額は80億リラに達した。消費者はショッピング・センター(AVM)で最も多くお金を使い、次にニシャンタシュ、タクスィム、エミノニュ周辺の衣料店、グランドバザルの貴金属店でよく買い物をした。      イスタンブル全体を一つのショッピングと娯楽の中心地にする目的で、3月18日から4月26日の間開催されたイスタンブル・ショッピング祭は、主催者たちを大いに喜ばせた。40日 全文をよむ

2011-05-11 イスタンブル・アタテュルク空港発着飛行機数、新記録 (Yeni Safak紙)

アタテュルク空港は、飛行機の離着陸数において歴史的な記録を打ち立てた。4月21日(木)に946機が離着陸を行った同空港で、5月10日(火)には1036機が離着陸を行った。      アタテュルク空港は、国連後発開発途上国会議への参加のため訪土した90機の航空機の離着陸のためかなり混雑し、駐機スペースが不足したため誘導路への駐機が開始された。エプロンの混雑によりトルコ航空ニューヨーク―イスタンブル線のボーイング777機は駐機スペースの確保まで1時間かかった。      この混雑により世界へ開かれた 全文をよむ

2011-05-10 インターネット検閲強化問題で、情報テクノロジーコミュニケーション協会長反論 (Radikal紙)

8月22日にインターネットの世界に暗雲が立ち込めるだろうという主張に、その世界の第一人者からそれを否定する声が届いた。      情報テクノロジーコミュニケーション協会(BTK)会長のタイフン・アジャーレル氏は、8月22日にインターネットに大規模な検閲が入るとの主張に対し、バヌ・ギュベン氏の番組で発言を行った。      BTK会長のアジャーレル氏は、トルコにおけるインターネット接続が中国や同様の国々のように制限されるとの主張は、現実を反映したものではないと語った。      8月22日に導入さ 全文をよむ

2011-05-08 対岸ギリシャの経済危機は拡大中 (Radikal紙)

ギリシャでは財政危機の悪影響があらゆる分野に影響している中、国が民間・公共機関から借りたおよそ100億ユーロの借金を返済できないため、市場では一層停滞感が生じているという。      ギリシャメディアは、財政危機克服の一環で講じたさまざまな対策により歳入を増やそうとしている政府が、債権者への返済を停止したことを明らかにした。      エレフテロティピア紙は、「2010年から今まで、建設会社や病院に医療・衛生物資を提供する複数の会社から借りた借金の返済と消費税返金がなされていない」と伝えた記事で 全文をよむ

2011-05-04 ニューヨークのタクシー受注競争、トルコのカルサン社破れる―受注は日産 (Yeni Safak紙)

トルコのカルサン・オートモーティブとアメリカのフォード・モーターも参加したニューヨークのタクシー車両入札で、日本自動車メーカー日産が勝利を収めた。      北米日産による発表では、ニューヨーク市の代名詞となる「次世代タクシー」生産のため開かれた入札で同社が選ばれたことを誇りに思っていると述べられた。       発表では、「ニューヨーク市のタクシー・リムジン委員会(TLC)による2年を超える選考の結果、2013年以降ニューヨーク市のためのタクシーの専用車両として日産のNV200が選ばれた」と明 全文をよむ

2011-05-03 トラブゾン開発計画、トルコの「バルセロナ」に (Yeni Safak紙)

集合住宅局(TOKİ)元局長であり公正発展党トラブゾン選出議員候補のエルドアン・バイラクタル氏は、トラブゾンで行われるとんでもない計画を発表した:「同市をロシア、ウクライナ、グルジア、アルメニア及びアゼルバイジャンから続くシルクロードの中心地にします。そしてトラブゾンはバルセロナ風の都市になる予定です」と述べた。      TOKİの元局長であり公正発展党トラブゾン選出議員候補のエルドアン・バイラクタル氏は、役人時代に行った事業や仕事をさらに確実なものとし、国の仕事で培った自身の経験を、政治家と 全文をよむ

2011-05-01 独立実業家協会会長、シリアでこれ以上の流血を望まぬ (Yeni Safak紙)

独立実業家協会(MÜSİAD)会長のヴァルダン氏は、シリアにおける政治混乱ができるだけ早く終結することを望んでいるとし、「シリアにおける問題の解決は、トルコにとって経済的にも重要である」と述べた。      シリアで起こっている政治危機を論評した独立実業家協会会長オメル・ジハード・ヴァルダン氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相がシリアに特使を派遣したのは喜ばしいことだと述べ、「首相がシリアに特使を派遣したことは有意義であった。また一連の事件は、我が国の海外貿易に悪影響を与え始めた。シリアにお 全文をよむ

2011-04-28 パナソニック人員削減、ただしトルコ子会社は影響なし (Milliyet紙)

トルコ・パナソニック社は、日本の家電メーカー・パナソニック本社の大坪文雄社長が本日(28日)に、2012年3月期決算に関し同社の経営方針を発表したとのべ、「パナソニックが3万5千人を人員削減」というニュースは正確ではないと発表した。      発表によると、2013年3月末にパナソニックグループ内で35万人体制にする予定であり、2011年3月時点のパナソニックの従業員数は36万6937人であるという。「従って、噂された2012年度末までの人員削減数は3万5千人ではなく、約1万6千人というのが妥当 全文をよむ

2011-04-20 ミッリイェト紙、ドアン財閥からDK社に売却決まる (Milliyet紙)

ドアン新聞社は、ミッリイェト紙とヴァタン紙をデミルオレン・カラジャングループに売却する合意を得たと発表した。      ドアン新聞社は世論啓蒙プラットフォーム(KAP)に向けて行った会見において、同社組織内のミッリイェト紙を4796万ドル、所有する独立系新聞社の株式を2600万ドルでデミルオレン・カラジャングループの関連会社DK新聞社に売却する合意を得たと発表した。この売却にはミッリイェト紙とヴァタン紙に属する全ての企業権、命名権とインターネットサイトにおける名称も含まれていると明かされた。   全文をよむ

2011-04-20 グルジア国境の町、商業活況の夢、はかなく終わる (Milliyet紙)

アルトヴィンのケマルパシャ町は、一時期小取引が活況を呈したイスタンブルのラレリ地区に似た市場の様子となり、1日に7千から1万人がグルジアからサルプ国境門を越え買い物訪れる所であるが、そこでの夢ははかなく終わった。グルジアがケマルパシャ町での商業の活発さを自身の利益にするために、入国する人々が買った繊維製品に18%の税金を課し、積荷しなければいけないとしたことでこの活況は失われた。約700もの店が開かれたケマルパシャ町では70%もの店舗が閉店した。抵抗する人々も既に赤字覚悟で残った商品を売りさばき 全文をよむ

2011-04-17 ヴィザなしの旅は楽:トルコ-ロシア間30日間滞在はヴィザ撤廃 (Yeni Safak紙)

ロシアとトルコの間ヴィザが撤廃され、各空港では賑やかな光景が見られた。両国間の貿易額を400億ドル以上にすると期待されているヴィザ撤廃適用の初日、ビザ無しで渡航したトルコ人とロシア人の旅行者たちは花束で迎えられた。      トルコとロシアの間のヴィザ無し渡航は昨夜0時00分に始まり、初めてヴィザ無しで入国したのはトルコ航空の搭乗員たちであった。イスタンブルから離陸し、1時50分にモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港に着陸したトルコ航空機のジェンク・オルグン機長と8人の搭乗員は空港で関係者に迎え 全文をよむ

2011-04-13 ホンダに続き、トルコ・トヨタも生産中断へ (Yeni Safak紙)

トヨタ・トルコ社は日本での大地震と津波災害の後に発生した部品供給不足を理由に、他の欧州工場同様、4月21日~5月2日の間、生産を停止する。      トヨタ自動車産業トルコ社の発表によると、日本で起きた地震と津波の後に発生した部品供給不足の結果、トヨタ社は、欧州のイギリス、フランス、ポーランド、トルコにある5つの生産工場で4月末から5月初旬まで生産を停止する決定を下したという。トヨタ社のこの生産停止の決定を受け、トヨタ・トルコ社のサカリヤ工場でも、同期間は生産を停止すると明らかにされた。     全文をよむ

2011-04-11 EU委員会、トルコの経済成長率にショック! (Milliyet紙)

去年EU委員会は、2010年トルコの経済成長率を7.5%と予測しており、その8.9%という結果にショックを隠せなかった。      EU委員会は、EU加盟候補国及び潜在的加盟候補国の2010年経済データを評価する報告書を作成した。そして、トルコの2010年第4四半期の経済成長率が9.2%、通年で8.9%を記録したことについて「想定外」であることを認めた。      報告書では、2010年のバルカン諸国経済が衰退し、クロアチアでは後退が見られるとする一方で、トルコは力強い成長を見せていると評価して 全文をよむ

2011-04-04 ホンダ・トルコ、東日本大震災の影響で生産台数減 (Milliyet紙)

ホンダ・トルコは、東日本大震災の影響を受け部品調達が困難になり、昨日(4月4日)から部品が不足していることから、生産台数が変更となり、4月11日以降、シビックセダンの生産台数を50%削減すると述べた。      ホンダ・トルコによると、生産台数を半減させるものの、生産は継続して行っていくという。   尚、ホンダ・トルコの2010年の自動車生産台数は20,305台であった。 全文をよむ

2011-03-31 トルコ、2010年経済成長率、欧州で1位、G20で3位 (Milliyet紙)

トルコはヨーロッパのリーダー:トルコは2010年のヨーロッパ内で成長率が一位となった。世界の発展途上国を含むG20の中での成長率は三位であった。      昨年にグローバル経済を牽引したのは発展途上国であった。グローバル経済の成長の原動力である中国は、昨年は第四四半期で前年同期比9.8%増、中国は一昨年9.2%の成長率であり昨年は通期で10.3%の成長率であった。      G20に属するトルコとアルゼンチンは2010年第四四半期は前年同期比9.2%増の成長率を記録した。このようにトルコとアルゼ 全文をよむ

2011-03-30 アンカラ・コンヤ1時間半高速列車、5月開業 (Radikal紙)

トルコ国営鉄道(TCDD)アンカラ-コンヤ間の高速列車は、4月に試運転を終え、5月からの開業を予定している。      トルコ国営鉄道総局は、アンカラ・コンヤ高速列車(YHT)の試運転を4月に終え、5月に開通させる予定だ。トルコで二つ目の高速列車となるアンカラ・コンヤ間の路線での試運転は1カ月以内で完了する。この路線は時速250㎞に対応する複線の電気鉄道で、信号設備も備えており、5月中旬には開通する。試運転は「ピーリー・レイス」という名の試験列車でイタリアの専門家達によって行われ、特に寒い季節で 全文をよむ

2011-03-24 トルコの日本製品の輸入規制措置、詳細決まる (Hurriyet紙)

ハヤティ・ヤズジュ国務相は、日本から輸入される製品のトルコ関税徴収地域への搬入を、放射能検査施設がある12か所の港湾および空港に限定し、規制すると発表した。      ヤズジュ国務相によると、この搬入地点はアタテュルク空港、エセンボア空港と、アンバルル、ハイダルパシャ、イズミル、ゲブゼ、イズミト、デリンジェ、ディロヴァス、ゲムリキ、メルスィンの各地の関税局、そしてコジャエリ石油化学製品専門関税局で、水際での検査が行われる。      日本で発生した地震と津波の後に起きた原子力危機は、多くの国と同 全文をよむ

2011-03-19 日本製品、放射能汚染対策強化へ (Zaman紙)

地震と津波に続き原子力の危険に直面している日本から輸入された産品に放射性物質検査が行われている。ザフェル・チャーラヤン国務大臣は2011年3月11日以降日本から輸入された食料品に放射性物質が含まれていないことに関してトルコ原子力エネルギー機構の認可を条件付けたことを明らかにした。      ザフェル・チャーラヤン国務大臣はトルコ建設業連合の朝食会に参加した。大臣は会議で新聞記者らの問いに答え、「日本から輸入された物資に対し放射性物質検査は行われますか?」との問いにまず2国間での貿易量を説明し答え 全文をよむ

2011-03-19 日本製品に放射能検査―週明けに通達発表へ (Hurriyet紙)

日本から輸入される製品の放射能検査のため、関係組織は対応策を検討した。ハヤティ・ヤズジュ国務大臣は、3月11日以後に日本から輸出された製品が、どの税関を通過するかを通達で発表すると述べた。      ハヤティ・ヤズジュ国務大臣は、税関局が、日本からの輸入品がどの税関を通ってトルコ国内にもたらされるかを通達で決定すると述べた。ヤズジュ大臣は、数日内に発表するという。      ■3月11日以後、      日本からの輸入品に対し通常以上の放射線検査を行い、他の国からの輸入品の通関の妨げとならないよ 全文をよむ

2011-03-16 民間トゥルコワーズ航空の運行免許、取り消される (Radikal紙)

トゥルコワーズ航空の運航免許が、民間航空総局(SGHM)により本日(16日)取り消された。経済的理由、整備不良により3か月前に運航が停止されていた同航空会社は、こうして完全に業界から姿を消すこととなった。      ■協議離婚により差し押さえから逃れる      国内線市場へと参入したこの航空会社は、短期間のうちに市場に6千万ドルの負債を抱え、航空機を差し押さえられた。この企業の最後の所有者であるニヤズィ・アイドアン氏の名は妻レンギン・アイドアンさんとジェット機の速さで離婚したことにより話題とな 全文をよむ

2011-03-15 恐怖の額、日本の損失 (Milliyet紙)

日本銀行は、震災後の金融市場での不安を鎮めるために2650億ドル(21.8兆円)の流動性供給を約束し、過去最大のオペに踏み切った。にもかかわらず株価は6.2%下落した。震災が日本経済に与える損害額は、1830億ドル(14.5兆円)にのぼるおそれがある。      日本の金融当局は、M9.0の大地震後初の取引日にパニックを引き起こさないための非常措置を講じた。日本銀行(BoJ)は、先週金曜日(11日)に発生した大地震の後、金融市場の安定を維持するために総額2650億ドル(21.8兆円)の流動性供給 全文をよむ

2011-03-08 公正取引委員会から、銀行へ罰金の嵐 (Hurriyet紙)

公正取引委員会は、ここ14年間で最も巨額な罰金をいくつかの銀行に科した。委員会は、2009年に8つの銀行について始めた取り調べを終了し、7つの銀行に総額72,300,000トルコリラ(約37億6千万円)の行政罰金刑を科した。      委員会は、昨日の会議でこの決定を満場一致で可決した。刑を科された銀行は罰金を前払いするならば、軽犯罪法により25%減額される。また罰金を納めた場合でも、行政裁判所に異議申し立てを行う権利は継続して保持される。      委員会は、この銀行に関する決定を2日前に発表 全文をよむ

2011-03-07 スズキ車の販売、ドウシュ社に移行 (Hurriyet紙)

1984年にHACOグループ代表取締役社長ウラル・ハクヴェルディ氏が取得したスズキのトルコでの販売権が、ドウシュ・グループへ譲渡される。      トルコで初めてトュルグト・オザル・トルコ共和国第8代大統領が試乗し輸入許可が降りたスズキであるが、27年後に転機が訪れた。フォルクスワーゲン、アウディ、ランボルギーニ、ベントレー等、15の自動車メーカーを扱う国内自動車販売大手、ドウシュ自動車は、スズキをラインナップに加えることで、自動車販売世界第16位に迫る勢いだ。      ■ジュネーブで撮影   全文をよむ

2011-03-04 イスタンブルに236メートル展望テラスつきビル開業!―ヨーロッパ1の高さ (Radikal紙)

レジェプタイイプ・エルドアン首相は、交通や住宅問題さらにはインフラ整備に関する問題解決と並行して、イスタンブルのブランド化を図るためのプロジェクトを重視すると述べた。      エルドアン首相は、イスタンブル・サフィルの開所式での演説で、キレル(Kiler)グループによって建設されたイスタンブル・サフィルが、海抜368メートル・地上236メートルの高さをほこり、トルコだけではなく、ヨーロッパにおいても最も高いアパートメントビルになったということを明らかにし、この建物が、展望テラスによってイスタン 全文をよむ

2011-03-02 トルコ女性はダイアモンドがお好き―消費量、世界3位 (Radikal紙)

ダイヤモンド・ハイ・カウンシル(HRD)のメフメト・ジャン・オズデミル・トルコ総局長は、「トルコは世界の宝石市場において上位5位に、消費量においては上位3位に入っている」と語った。      オズデミル局長はアナトリア通信(AA)記者に対し、HRDが世界第2位の規模の研究所を昨年トルコに開設し、1年の間で宝石生産を行う372の企業と取引を始めたと述べた。トルコでは宝石への関心が非常に高いが、同時にその信頼性には問題があると話すオズデミル局長は、この信頼性の問題をHRDが解決し、取引している企業 全文をよむ

2011-02-26 トルコ実業界はカダフィー政権継続に賭けている (Milliyet紙)

適切な人に、適切な時に、適切な質問を投げかけて、「間違った」結果になるとは。   2月17日に同紙に掲載されたコラムは、まさにこれを経験した。   リビアで総額20億ドル以上の請け負い事業を展開し、7箇所で建設工事を行っているルネサンス建築代表取締役のエルマン・ウルジャク氏は、コラムの中で、「リビアはエジプトやチュニジアとは違います。危機は感じません」と話していたが、読者がその翌日、テレビをつけてみると、そこではリビアで拡大した蜂起が報道されていた。リビアの状況に、ウルジャク氏だけでなく世界も驚 全文をよむ

2011-02-23 リビア進出トルコ企業、株価下落 (Milliyet紙)

2月17日以来、株式市場は1.9%後退し、北アフリカ諸国に進出している企業の株価は6.7%下落した。5つの企業の市場価値は、4日間で9億8,100万トルコリラ(約510億円)の価値を失った。      中東諸国の情勢緊迫により株式市場での緊張が高まっている。この動きはトルコ経済に影響を与えるのか。株式市場はどのように動くのか。こうした問いが聞こえ始めた。   最新の動きを見ると、短期間では、北アフリカ諸国に進出した企業だけではなく、外資系大企業も影響を受けていることが分かる。イスタンブル証券取引 全文をよむ

2011-02-18 ハッタト・ホールディング、イラン・ホドロ社と共同で自動車生産へ (Yeni Safak紙)

中東最大の自動車メーカであるホドロ社は、ハッタト・ホールディングと新ブランドを立ち上げる。ホールディングの自動車部部長のイブラヒム・ハッタト氏は、ホドロ社との協力は、エルドアン首相が口にした「100%国産自動車」のための第一歩となると説明した。      ホドロ社はハッタト・ホールディングと新ブランドを立ち上げる。アブドゥッラー・ギュル大統領がイランを訪問した際、海外経済関係委員会(DEİK)に加盟するハタット・ホールディング傘下のヘマ・インダストリ社の会長と、ハッタト・ホールディング自動車部部 全文をよむ

2011-02-14 TİKA(トルコ協力開発機構)とは何か?―会長に聞く (Hurriyet紙)

トルコ協力開発機構、略してTİKA。名前はしばしば耳にするが、どのような活動をしているのかということはあまりよく知られていない。TİKAのムサ・クラクルカヤ会長にこの点について詳しくお話を伺った。      トルコ協力開発機構(TİKA)とは何か?どんなことをしているのか?トルコにどのような利益をもたらすのか?   TİKAのムサ・クラクルカヤ会長の次のような思い出は、この質問にまとめて応えてくれる内容だ。      TİKAはその時、マケドニアで文化プロジェクトを行なっていた。開会式にはクラク 全文をよむ

2011-02-13 ヴィザ撤廃なくとも企業買収で (Hurriyet紙)

対外貿易担当のザフェル・チャーラヤン国務大臣は、ドイツでビザ問題が続いていることに難色を示し、フランクフルトで開かれたアンビエンテ・フェアでトルコ企業に国外で会社を買収したり、合併するための新しい奨励プログラムの策定が最終段階に入ったと話した。      チャーラヤン大臣は、「トルコ企業の国外進出のために、多くの取り組みにサインをした。できることはどんな支援でもするつもりだ。トルコの新路線はヨーロッパで経済的困難を強いられている17万の会社に向けられている」と話した。      大臣は、ヨーロッ 全文をよむ

2011-02-08 イワシ(Japon hamsisi)、異例の大豊漁 (Yeni Safak紙)

ムーラ県のマルマリス郡で漁師たちは2日間で10.5トンものイワシを釣り上げた。      夜中、漁猟にメネキシェという名の船で海へ出た漁師たちは、魚群探知機を利用してとった魚を持って、旧マルマリス税関波止場へと着いた。漁師たちは、小イワシ(hamsi)よりも大きく、紅海に生息するとして知られているイワシ(Japon hamsisi)を700箱分釣り上げたことがわかった。      ジェンギズ・メネキシェ船長は、この種の魚はここ5年ほどで地中海でも見られるようになったと話し、「ここ一週間で『イワシ 全文をよむ

2011-02-07 東芝、トルコとの原子力発電所契約まであと一歩―フィナンシャルタイムス紙報道 (Hurriyet紙)

日本の電子工学企業である東芝は、トルコ政府との間で黒海地方への原子力発電所建設の契約まであと僅かであることを明らかにした。昨年トルコと韓国の企業の間での交渉が決裂していた。      東芝の佐々木則夫社長は、契約は日本政府による同社への長期的リスク保証が行なわれるか否か次第であると述べた。日本政府は、原子力テクノロジー分野で活動する日本企業が、国の支援を受けた韓国やロシアのライバル会社と競争していけるよう、資金面での支援を強化しようと努めている。      黒海地方のプロジェクトが実現すれば、東 全文をよむ

2011-02-05 税制一括法案の「フレックスタイム制度」、野党反対のなか国会本会議通過 (Hurriyet紙)

オメル・ディンチェル労働社会保障相は、野党からの税制一括法案に含まれる労働形態に関連する部分の取り下げ要求に対して、「対話する価値すらない」と発言。議論を巻き起こした「フレックスタイム制度」を含む法案が国会本会議を通過した。      労働組合が反対していた税制一括法案の労働形態に関連する部分は、クズライでの事件のおかげで国会を通過した。短縮労働、在宅勤務、待機労働といったフレックスタイム労働モデルなどの議論を呼んでいた条項が、本会議で可決された。オメル・ディンチェル労働社会保障相は、法案の労働 全文をよむ

2011-02-04 脱税の増加率は470%―原因は税制混乱 (Zaman紙)

消費者協会連盟(TÜDEF)のアリ・チェティン副会長は、財務省における税務調査会の調査によれば、昨年度トルコにおける脱税増加率が前年比470%であったと述べ、 「脱税がこれほどまでに増加する原因は、次々に出される新税と、社会保障機構(SGK)による税免除にある」と述べた。      チェティン副会長が出したプレスリリースは、財務省の税務調査会が行った2010年度の税務調査において、納税者は100リラの収入のうち82.5リラを申告せずに脱税し、申告されているのは、たったの17.5リラに過ぎないこと 全文をよむ

2011-01-31 サバンジュ社系の在エジプト工場、1週間の生産停止決定 (Milliyet紙)

サバンジュ・ホールディング社の系列会社であるテムサ・グローバル社とコルドゥサ・グローバル社は、同社のエジプト工場を、同国で起きた反政府デモにより、一週間稼働停止とする決定を下した。      サバンジュ・ホールディングのタイヤ・補強材及び自動車部門の統括者であるメフメト・ペカルン氏は、この問題に関連し書面で発表を行い、テムサ・グローバルとコルドゥサ・グローバルの在エジプト工場を、同国で起きた反政府デモにより一週間の稼働停止とする決定を下したと述べ、以下のように話した。      「工場で任務に就 全文をよむ

2011-01-30 トルコとエジプトの通商関係 (Yeni Safak紙)

最近の動向で世界の注目を集めているエジプトだが、そのエジプトへ向けた輸出で、トルコは2010年に23億ドルを実現し、エジプトからは9億2630万ドルの輸入が行われた。      トルコはエジプトへ金、鉄鋼、乗用車を輸出し、エジプトからは銅線、石油ガス、炭素、米を輸入している。      エジプトでは205社のトルコ企業が約15億ドルの投資をしている。これら投資の大部分は首都カイロとアレクサンドリアで行われている。ボルグエルアラブ地域(アレクサンドリアに近い地中海リゾート)にも多くのトルコ企業が投 全文をよむ

2011-01-26 トルコ・ワイン、売り込み活動活発に (Hurriyet紙)

トルコ・ワイン・プラットフォームのタネル・オウトオール会長は、トルコのワインが国際的に成功していると言われており、ノーブランドとして輸出に向けた取り組みを行っていると述べ、「トルコには年間1000万ドルのワインの輸出がある。目標としている市場はイギリス、ドイツを筆頭にヨーロッパ諸国、アメリカ、極東、そしてロシアだ…」と話した。      ドイツとオーストリアのワインの権威からなるグループをトルコに招へいし、トルコワインの紹介を行ったトルコワイン・プラットフォームは、催したグランド・テイスティング 全文をよむ

2011-01-25 バスにクレジットカードで乗れます―スィヴァス (Radikal紙)

スィヴァスの公共バスでは、2007年に始まったケント・カードでの電子支払いシステムの枠組みが拡大され、クレジットカードでも乗車できるようになった。      ユルマズ・ウイサル副市長は、公共バスでケント・カードと同様に、クレジットカードも使えるようにになったことを発表した。クレジットカードのうちでは、まずガランティ銀行のクレジットカードが使用できるようになったとのべ、「近々、他の銀行のクレジットカードも使用できるようになります」と話した。      ウイサル副市長は、公共バスに乗る際には、これま 全文をよむ

2011-01-23 中東でのトルコ製品人気に中国製「Made in Turkey 製品」登場 (Radikal紙)

パレスチナ出身でトルコ国籍を持つイブラヒム・ヤシン氏は、アラブ諸国に輸出をしている実業家だ。同氏はレジェプ・タイイプ・エルドアン首相のダヴォスでの「One Minute!」発言と、中東地域でのトルコの影響力が増したことにより、アラブ諸国でトルコ製品への関心が高まっていると述べた。      ヤシン氏はおよそ10年来、トルコで生産された様々な分野の製品を中東諸国に輸出している。氏は近頃アラブ諸国でまき起こっているトルコ製品への関心について説明してくれた。ヤシン氏はトルコが外交面で発言力を強めて以来 全文をよむ

2011-01-16 ババジャン国務大臣:「酒規則に関する指示は与えていない」 (Milliyet紙)

国務大臣兼副首相のババジャン氏は、タバコ・アルコール市場調整協会(TAPDK)のアルコール飲料に関する規則に意見し、「これは完全に協会のイニチアシブで始めた作業である。協会には、いかなる指令も出していない」ことを表明した。      ババジャン国務大臣は、テレビ番組の取材に応じ、昨今の情勢と経済状態に関する質問に答えた。      ババジャン大臣は、最近のガソリンの価格高騰についての質問に対し、原油価格の高騰は世界中で起きている問題であり、それには、為替相場の変動、ガソリン配給会社の利益、課税と 全文をよむ

2011-01-12 2010年自動車販売台数確定、76万台 (Zaman紙)

トルコ国内での自動車業界の販売は79.3万台で過去の記録を塗り替えた。今までの記録は2005年の75.8万台であった。国内市場で前年比38%の伸びを示した。乗用車と軽商用車を合わせた12月の販売台数は14.8万台でトルコの自動車販売の歴史に年間の最高販売台数を記録した。      ヨーロッパ市場の縮小の影響が生産と輸出に影響を及ぼし、これらの部門では2008年の年間記録を越えられなかった。しかし、生産は前年比26%増の194万台で輸出も20%の伸びで75.4万台であった。      自動車産業協 全文をよむ

2011-01-04 求職者に朗報―求人広告50%増 (Milliyet紙)

求人サイトのイェニビリス・ドットコムの2010年雇用統計調査によると、トルコの企業では2009年に比べて50%求人数が増した。      2009年に一番多く広告が出されていた「店舗販売員」の職種は、2010年においても雇用者が最も人を求める職種となった。昨年出された求人広告によると、「店舗販売員」の後には、2009年の結果とは異なって「会計士」が続いた。      業種別で見ると、一番多く広告が出されていた業種は2010年には10.36%の割合でサービス業、7.24%の割合で建設業、6.93% 全文をよむ

2011-01-04 公務員、物価スライド昇給後の新給与体系発表 (Yeni Safak紙)

公務員の新給与体系が、インフレ・ギャップ係数0.21、及び2011年1月の4%増額に応じて発表された。      諸係数のうち4.22%増とされる公務員給与の増額には、調整額及び家族手当の増額も含まれており、5.1%~12.3%の間で引き上げられる。      アナトリア通信(AA)特派員の財務省筋情報によると、2011年1月1日より適用されるインフレ・ギャップ係数に対応して執行される法草案が準備された。草案では、2010年下半期(7~12月)で適用された給与係数0.059445が0.06195 全文をよむ

2011-01-01 寒波のヨーロッパへ、トルコ産塩の輸出はじまる (Hurriyet紙)

「小氷河期」となるだろうと言われるほどの大寒波が続いているヨーロッパに対して、コンヤ県の塩湖から初めて大量の原塩の輸出が始まった。      コンヤ県ジンハベイリ郡にある塩湖で塩の製造を行っているサリナ塩工場のヒンメト・カラ社長は、アナトリア通信の記者に行った説明で、大寒波の影響でヨーロッパ諸国での塩の在庫がなくなり始めたと述べた。      カラ社長は、路面の雪を溶かすのに使用される原塩を確保するため、ヨーロッパ各国が最も近い市場であるトルコを選び、トルコから各国にここ1週間で大量の原塩が輸出 全文をよむ

2010-12-29 2011年の公定最低賃金、発表―16歳以上月630リラ(33000円) (Milliyet紙)

新しい最低公定賃金が政府と雇用者側の多数決で決められた。トルコ労働組合連盟(Türk-İş)はこの決定に同意していない。また連盟は、この決定に反対のコメントを出した。新しい最低賃金は2011年1月1日から適用され、16歳以上の人は手取り629.96リラと発表された。最低賃金調整委員会は来年施行される予定の最低公定賃金を決定した。今回は上半期4.7%、下半期5.1%値上げされる。2011年の最低賃金は平均10.1%値上げする。これによれば、16歳以上の人の最低賃金は2011年元旦から総額796.5 全文をよむ

2010-12-26 ユルドゥズ大臣搭乗の航空機、中国で緊急着陸 (Yeni Safak紙)

公式訪問のため日本に滞在していたエネルギー資源相タネル・ユルドゥズが乗った飛行機は、機体の圧力低下により、中国の首都北京に緊急着陸した。      トルコ・日本間で原子力施設協力合意を調印するために日本を訪れたユルドゥズ大臣は、訪問終了後、帰国の為に首相府所有の「GAP」と言う名の専用機にのって飛び立った。しかし、フライト開始から4時間後に機体の圧力低下が生じ、飛行機は中国の首都北京の空港に緊急着陸した。      エネルギー資源相のタネル・ユルドゥズと同行使節団は、トルコ時間で17時15分にト 全文をよむ

2010-12-25 携帯通話時間、トルコは世界で3番目 (Hurriyet紙)

月々の携帯電話での平均通話時間はトルコでは1人あたり209分3秒で、世界第3位であることがわかった。トルコ国民は年に1320億万分、携帯電話で通話している。      Aveaがアンタリヤで開いた広報ミーティングで、企業広報部長のヒュスン・フェリドゥン氏が、トルコでは毎月の1人あたりの平均通話時間が209分3秒であると述べた。同氏によると、トルコ国民の82%が携帯電話で年にのべ1320億万分通話しており、ひと月の平均通話時間ではフランスの249分4秒、アイルランドの231分に続き、世界でもヨーロ 全文をよむ

2010-12-24 スィノプ原子力発電所、交渉のための協力文書調印―「耐震性」重視 (Hurriyet紙)

トルコはロシアとの最初の原子力発電所の合意に続き2番目の合意を日本と結んだ。スィノプで建設予定の原子力発電所建設に向けた協力文書への調印により、3ヶ月間の交渉プロセスが始まった。日本の大畠章宏経済産業相は建設予定の原子力発電所の耐震性を日本の売りとしてアピールした。      スィノプで2基目の原子力発電所建設のために行われた韓国との協議が不成功に終わり、それに続いて開始された日本との間で協力文書が調印された。トルコは最初の合意をロシアとメルスィン・アククユで原子力発電所建設に向けて行ったが、2 全文をよむ

2010-12-21 ロシア資本アンタリヤの最高級ホテル、電気代滞納で電気ストップ (Hurriyet紙)

世界一高級なホテルに選ばれ、アゼリー系ロシア人実業家テルマン・イスマイロフ氏が15億ドルで建設したアンタリヤのマルダン・パレス・ホテルは、3,735,000トルコリラ(約2億542万円)もの電気料金未納で電力の供給が止められた。開業式で、シャロン・ストーン、パリス・ヒルトン、マライア・キャリー、モニカ・ベルッチ等の著名人を歓待した同ホテルの電気は、自家発電機で賄われ始めた。マルダン・パレス・ホテル総支配人であるジュムフール・オゼン氏は、当該問題は早急に解決されるであろうと伝えた。      アン 全文をよむ

2010-12-16 18日から、イスタンブルのタクシー料金値上げ (Milliyet紙)

イスタンブルでタクシー料金に導入されると言われていた11.83%の値上げが、12月18日から始まる。      イスタンブル広域市交通通信センターによる2010年11月4日付の値上げの決定は、カーディル・トプバシュ広域市長によって12月14日に承認された。      これにより、イスタンブルの17,395人のタクシー運転手が12月17日(金)の晩にタクシーメーターを調整し、12月18日(土)午前零時から値上げ料金での営業を開始する。新しい料金では、タクシー1キロ当たり1.40TLから1.60TL 全文をよむ

2010-12-14 失業保険金、最高1500TL(82000円)に増額へ (Milliyet紙)

労働社会保障省は、失業保険金を増額し、又、適用漏れを防止する新制度に向けて動き出した。これにより民間部門の高所得者は失業時に、総額1,000-1,500トルコリラ(約55,000-82,600円)の失業保険金の受給が可能となる。      現行制度では、個人の在職期間中の給与額がいくらであれ、失業時に受給する失業保険金額は最低賃金総額の80%にも満たない。このため、失業保険金の最高額受給者であっても僅か月額608トルコリラ(約33,500円)しか受け取ることができない。尚、新制度においては、個人 全文をよむ

2010-12-13 ディヤルバクルで石油採掘の希望―県知事談 (Zaman紙)

ディヤルバクルのムスタファ・トプラク県知事は、トルコの最新の石油採掘タワーが建てられた油田を視察した。トプラク知事は、トルコ石油会社(TPAO)のスレイマン・チャルク支部長から採掘作業について説明を受けた。      トプラク知事は、先日完成し、石油採掘が行われる場所に設置されたタワーについて説明を受け、掘削が地下5000メートルに達したこと、ここに建設された採掘プラットフォームに3000万ドルの費用がかかったこと、またそれがトルコで最新の近代的なプラットフォームであることとの説明を受けた。トプ 全文をよむ

2010-12-13 どうしてこんなに高いものが売れるのか? (Radikal紙)

世界的金融危機から完全に立ち直っていないヨーロッパ各国の自動車市場では大幅な減益が続く一方で、トルコでは乗用車の売れ行きが伸びており、特に海外メーカーの高級車の需要が大幅な増加にあり、高級車が「品切れ」となっている。      エーゲ自動車協会(EGOD)のムスタファ・イドゥー会長は、アナトリア通信の取材に対し、トルコでは自動車だけでなく、あらゆる高級品の消費が金融危機の現在でも増加傾向にあるとし、(景気の動向と)「反比例」していると述べた。「つまり、お金を持っている人のところにはどんな時代でも 全文をよむ

2010-12-12 「5つ星コーヒーハウス」には、女性ウエートレス (Hurriyet紙)

禁煙法とともに受難の日々を過ごしているコーヒーハウスは、トルコ中小事業者連合(TESK)が始めた「コーヒーハウス改善プロジェクト」の一環として現代風になってきている。      「街角カフェ」と名付けられた新しいタイプのコーヒーハウスが、まず最初にクズグンジュク・イジャディエ通りに開店した。このような「街角カフェ」では、新しいコンセプトに基づき、女性従業員がドアを開けて店内へと迎え入れてくれる。またオケイ(注:写真にあるゲーム)やタヴラ(バックギャモン)、カードゲームといった娯楽スペースの側には 全文をよむ

2010-12-11 トルコの経済成長率5.5%、ヨーロッパでは第二位に (Zaman紙)

欧米諸国が経済危機に苦しんでいた時期にトルコは1年を通して急速な成長を続けている。トルコの経済は7月・8月・9月の第3四半期に 5.5%の成長を記録し、ヨーロッパでは6.6%成長したスウェーデンに続いて第2位となった。専門家たちは、EU諸国の停滞と9月12日の国民投票が成長速度減速に影響したとみている。BRICsは中国9.6%、インド8.9%、ブラジル6.74%、ロシア2.7%の割合で成長した。これらの数字により、1人あたりの国民所得は9,675ドルとなった。      欧米諸国が危機に苦しんで 全文をよむ

2010-12-09 トヨタヨーロッパ社、「トルコはトヨタの希望の星」 (Radikal紙)

トヨタヨーロッパ社のミシェル・ガルデル環境兼渉外担当取締役は、トヨタにとってトルコのマーケットはヨーロッパの中で最も急速に拡大しており、シェア四位になったとし、「トルコのマーケットは安定していないと主張するものもいる。しかしトヨタにとってトルコはとても有望なマーケットである」と述べた。      ガルデル氏はトヨタの環境哲学について語り、各ブランドが、特にプラグインハイブリッド車に関して、一つのマーケットとなっていると述べた。      ガルデル氏はまた、プラグインハイブリッド車は短期間の内に市 全文をよむ

2010-12-08 マルマリスへの投資相次ぐ―カタール首長にロシアの富豪・・・ (Milliyet紙)

マルマリス県イチメレル町の五つ星ホテルであるムナマル・ホテルが今年初めにカタール首長ナセル・アフメト・アリ・A・アル・サーニーにより2208万リラで買収されたのに続き、クムルビュク地区における12万平方メートルの土地にはロシア人実業家マハチ・ウマロフにより豪華な観光施設が建設される予定であると明らかになった。      トルコの有名な観光地であり、毎年150万人の観光客が訪れるマルマリスが、外国人投資家の注目をも集め始めた。      イチメレル町の五つ星ホテルであるムナマル・ホテルが今年初めに 全文をよむ

2010-12-07 電気事業民営化入札完了、政府に55億ドルの収入 (Hurriyet紙)

トルコ配電公社(TEDAŞ)傘下のアクデニズ電力会社、イスタンブル・アナドルヤカス電力会社、及びトロスラル電力会社の民営化入札に関する最終価格交渉が本日行われた。3社の入札を通じて政府は50億5300万ドルの収入を得た。      本日行われた最初の入札では、イスタンブル・アナドルヤカス電力会社(AYEDAŞ)を巡り競い合った11社の中の一社、MMEKA社が最高落札額18億1300万ドルで落札した。      午後に行われたトロスラル電力会社の入札では、ユルドゥズラルSSSホールディングが20億 全文をよむ

2010-12-07 スィミト・パン、天文学数字の値上げ! (Radikal紙)

イスタンブルで100グラムのスィミト・パンの値段が1リラ(56円)に値上げされた。      イスタンブル小麦粉商工会のサミ・オズデミル会長は、イスタンブルで100グラムのスィミトの価格が、これまでの通常75クルシュから1リラへ値上げされたことを述べた。      オズデミル会長は、この30ヶ月のあいだ、スィミトの値上げは行われていなかったと話し、今月、商工会メンバーの要望により商工会議所連合に申し出をしたところ、その要望が2010年12月2日付けの決定で承認されたことを明らかにした。そして、そ 全文をよむ

2010-12-04 トロス山麓のきのこ、輸出好調 (Radikal紙)

アダナ県フェケ郡の低所得の村人たちによって森林地域で収穫されたきのこは、衛生的に梱包されヨーロッパや極東の国々に輸出されている。      人々の間で「真っ黒のきのこ」として知られるきのこの一種は、トロス山脈の裾野に位置するフェケ郡の、オルチル村、チャンドゥルラル村、フドゥルシャー村、トルトゥル村にほど近い森に生え、所得水準が非常に低い山間部の村人たちの重要な収入源となった。      村人たちは早朝に起きて、ほぼ家族総出で松の生い茂る森に行き、ヨーロッパや極東の国々に送られるきのこを収穫し、今 全文をよむ

2010-12-03 労働社会保障省、20万人新雇用対策発表 (Milliyet紙)

オメル・ディンチェル労働社会保障大臣は、税金滞納への特別措置によって労働社会保障省が支出する予算は15億リラであるとし、「我々はこの対策によりおよそ20万人が新たに雇用されることを見込んでいる」と述べた。      「滞納者特別措置、ならびに社会保険・国民健康保険法・関連法・関連政令改正法に関する法案」(通称、「トルバ法案」)の審議がトルコ大国民議会(TBMM)計画予算委員会で行われ、これに参加したディンチェル労働社会保障大臣は、法案の労働省に関わる部分について説明した。      ディンチェル 全文をよむ

2010-12-02 ディヤルバクル経済活況、工場団地に空きなし (Zaman紙)

誘致と民主的改革によって進められた措置は、失業者の割合が最も高い県に吉報をもたらした。この最も具体的な例となったディヤルバクルでは、工業団地に空きが残っていない状態である。大企業がこぞって投資を行った結果、ディヤルバクルの海外輸出額の記録は更新された。2008年の時点で8千900万ドルの輸出額だったのが、去年は1億2200万ドルに達した。      誘致と民主的改革によって進められた措置は、起業家たちによる南東部への融資を勢いづけた。失業者の割合が最も高い県に、ここ最近、投資が行われるようになっ 全文をよむ

2010-12-01 トヨタ・トルコ、「販売新記録達成、次の目標は新車種製造」 (Hurriyet紙)

トルコ・トヨタは、ALJグループ傘下となった後、積極的な攻めに転じた。史上最大のリコールに直面したにも関わらず、トルコでの販売新記録達成とともに今年を締めくくるトヨタは、来期の目標も非常に高く掲げている。一方、トルコ・トヨタの上層部は、トヨタに対し、トルコにおける新型商用車の生産を推し進めている。その歩みは、今のところ希望に満ち溢れている...。      トルコ・トヨタの最高経営責任者(CEO)であるアリ・ハイダル・ボズクルト氏と共に、カルタルにある本社にて、ここ最近の伸張を評価した。私はイン 全文をよむ

2010-11-29 ヒュンダイ(韓国)、トルコでの自動車投資を拡大 (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相が、韓国で開催されたG-20首脳会談の際にヒュンダイ社の社長と行った特別会談により、ヒュンダイ社のトルコへの新たな投資が決定された。ヒュンダイ・アスサン社取締役社長アリ・キバール氏は、2011年の第一四半期中には、ヒュンダイ社の新工場設立と新型車生産計画の決定を発表することになるという。      トルコの自動車産業は、生産と国内市場における業績の他に、政府により行われた効果的な交渉により、新たな投資をひきつけ始めた。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が韓国で開催されたG 全文をよむ

2010-11-23 トゥルコワーズ航空、国内線廃止へ (Hurriyet紙)

トゥルコワーズ航空が9月にアンカラを拠点として始めた定額の国内線運航は、民間航空総局が定める「国内線を運航する航空会社は、旅客機を最低5機保有してること」という条件を満たせなかったため、廃止措置を受けた。航空券をすでに購入していた旅行者たちに対し、航空券代の払い戻しが始まった。      9月22日から一律55リラの運賃でアンカラのエセンボア空港出発の国内線運航を始めたトゥルコワーズ航空は、民間航空総局が定める「旅客機を最低5機所保有してること」という条件を満たせず、また保有する機体数も4機に減 全文をよむ

2010-11-22 日本政府、マルマライ工事に追加の円借款承認 (Milliyet紙)

日本政府は、「ボスフォラス鉄道計画2(マルマライ計画)」のための追加の円借款を承認した。      国庫庁の発表によると、交通省・鉄道・港湾・空港建設局が行っているマルマライ計画(ボスフォラス海底鉄道トンネル建設)に必要な追加予算を賄うため、国庫庁と日本国際協力機構との協議の結果、2005年2月18日の合意で取り決められた987億320万円の円借款を、1408億100万円に増額したと発表した。      発表では、問題の補正案に関する「文書取り交わしと借款合意の修正」が今日(23日)、トルコ・日 全文をよむ

2010-11-22 どこもかしこもトルコ人!―バイラム休暇の海外旅行新記録 (Milliyet紙)

9日間のバイラム休暇で海外旅行に出かけたトルコ人の数が過去最高となった。多くの都市や地域が「トルコ人だらけ」となったが、特にイタリア、クロアチアのドゥブロヴニク、エジプトが、バイラムを過ごすのに最も人気の地域となった。      バイラム休暇の1ヶ月前から始まった旅行の予約は、ここ数年で最大の伸び率を示し、当初の予想を上回った。バイラム前の予想では、10万人近い人々が海外に行くと概算されていた。だが、実際には9日間の休暇の間に国外に出た人の数は、20万人を超える結果となった。      ■新記録 全文をよむ

2010-11-18 国内総生産伸び率、トルコは世界12位―IMFの発表 (Hurriyet紙)

国際通貨基金(IFM)の発表によると、トルコは、2010年末に中国、アメリカ合衆国、ブラジル、日本のような世界経済大国とともに国内総生産(GDP)が最も増した12カ国の中に入り込んだ。増加率では、EU諸国に後塵を排させたトルコは、経済危機にもかかわらず今年末には1146億ドル増加して国内総生産の伸び率が高い12番目の国になる予定だ。この予想によるとトルコはイギリスの伸び率を上回る。      IMFの予想によると、トルコが昨年6140億ドルを記録した国内総生産は、今年末には7290億ドルに及ぶ模 全文をよむ

2010-11-16 税・公共料金滞納者に、共和国史上最大の「恩赦」発表 (Milliyet紙)

アリ・ババジャン国務大臣兼副首相とオメル・ディンチェル労働大臣は、国に対し未納金のある国民に対して共和国史上最大の「和解策」を発表した。      政府は犠牲祭初日(16日)に国民に恩赦を発表した。アリ・ババジャン国務大臣は、電気、水道、税金、保険料など300項目に及ぶ未納金の大部分を恩赦する法案を発表した。(滞納期間の)利子と罰金は完全に帳消しとなる。未納金は、36ヵ月分までの分割払いが可能となる。クレジットカードによる支払いも可能となる。      ■未納金はどう処理される?      恩赦 全文をよむ

2010-11-07 犠牲祭準備で買い物活発に (Yeni Safak紙)

犠牲祭まで残すところ数日となり、市民たちは祭日に着る晴れ着のために市場やデパートに押し寄せている。      ブルサで買物というと、まず最初に古くからのカパルチャルシュ(大市場)が頭に浮かぶ。果物と野菜、服、肉、乳製品さらには砂糖とお菓子までも扱うカパルチャルシュは、犠牲祭が近づくと最も活気づく。      カパルチャルシュには、いろいろな価格の商品があふれ、とくに週末はにぎあうが、この数日は特に祭日用の晴れ着を買おうとする人々が押し寄せている。   ブルサは繊維産業の中心地であるため、長い歴史 全文をよむ

2010-11-06 「就労スカーフ着用女性の抱える問題」―TESEV、議論呼ぶ調査結果発表 (Milliyet紙)

トルコ社会経済調査協会は、スカーフ着用女性の労働実態について調査を行った。この調査は、保守的な雇用者が営む会社でのスカーフの扱いやその着用者の雇用に関する問題にも及んでいる。      トルコ社会経済調査協会(TESEV)は、高等教育を受け就労しているスカーフ着用女性の労働実態を調査した。彼女たちは、職場における一番の不正義は、「緑の資本家Yesil Semaye」とも呼ばれる保守的な事業家達たちから受けていると語る。その一方で、イスラムでは家計を支える責務は男性にあり、女性が働いたとしても、夫 全文をよむ

2010-11-06 「日本人には内緒に!」法人税比較で、日本の経済産業大臣発言 (Radikal紙)

日本の大畠経済産業大臣は、トルコにおけるいくつかの分野では、新たな奨励制度によって法人税が2%にまで下がったということを知り、驚きを隠せなかった。      大畠経済産業大臣は、ザフェル・チャーラヤン国務大臣に対し、「トルコでの法人税が2%であることを、日本人にはどうか内緒にしてください、でなければ誰も日本で投資などしなくなります、全てトルコに行ってしまいます!」と言った。      チャーラヤン国務大臣は、日本訪問の最終日に、新聞記者に対し、今回の訪問に関して意見を述べた。      チャーラ 全文をよむ

2010-11-05 イスタンブル商工会議所、日本企業を招待 (Zaman紙)

エネルギー部門の主要な日本企業が、マーケティングや販売、共同経営に関してトルコ企業と協議を行うことになった。イスタンブル商工会議所(İTO)と日本貿易振興機構(JETRO )が提携して2010年11月8日~9日の間、İTOを会場に「再生可能エネルギー・省エネルギーシンポジウムと企業間交渉」が開催される。この催しでは11月8日に、日本企業が先進的な技術をトルコ企業に紹介する。9日にはマーケティング、販売、買い入れ、共同経営に関して企業間の協議を行う。      催しには、三菱重工、伊藤忠商事、三菱 全文をよむ

2010-11-04 ポンコツ車、買い取ります―交通省 (Milliyet紙)

■車両10万台分が引退      交通省はポンコツ車を手放す事を検討している所有者に対し、朗報を発表した。同省は、1979年式以前のトラック、レッカー車、タンクローリ、バス等の車輌に対して適応されていた規定を改定した。それによると、買い取りの上限年式が1985年に引き上げられた。また廃車を検討している所有者が、自動車税、違反罰金の借金を有している場合、それらは利息を含め免除される。      ■11月15日より買い取り開始      ZAMAN紙によると買い取りは、本年11月15日より2011年 全文をよむ

2010-11-04 第2回黒海油田調査、今度も不調 (Zaman紙)

トルコ石油会社(TPAO)が米国のシェブロン社と共同で黒海で試掘した2つ目の試掘場所でも結果は不調だった。新油田探査が計画されているスルメニ沖合を“最も期待できる地域”と評価する専門家たちは、世界のメジャー企業が石油探査に進出して来ていることを指摘し、落胆してはいけないと話した。      トルコは(13年後の)共和国建国100周年となる年に石油の自給率を十分な水準とするため、海での石油探査活動を重視している。黒海での活動を重ねる国営のトルコ石油会社は、当初ブラジルのペトロブラス社および米国のエ 全文をよむ

2010-11-02 イスタンブル・イズミル高速道路予定地、官僚による買い占めか (Milliyet紙)

イズミト湾橋も含むゲブゼ-オルハンガーズィ-イズミル間の高速道路計画では、イスタンブル-イズミル間の移動が3時間半に短縮される予定である。その工事は、先週、基礎工事着工となったが、この高速道路計画を以前から知っていた道路公団官僚らが2006年以降、土地を安価で購入していたことが明らかになった。      2006年以降、ヤロヴァ県内の1000ドヌム(100万㎡=約1000個のスタジアムに相当)の土地が売買されていたことが明らかになった。土地の大部分を購入したのは道路公団官僚らとその関係筋の会社社 全文をよむ

2010-10-26 オーストラリアから犠牲祭用の羊と牛、到着 (Radikal紙)

トラキヤ地方の犠牲祭用動物の需要を満たすため輸入された78,000頭の羊と内4,800頭の食肉用を含む5,995頭の牛がコジャエリに輸送されてきた。      食肉水産協会が実施した食肉用動物の輸入入札を獲得した“Hicazi Ghohseh”社によりオーストラリアから運ばれる家畜を輸送するパナマ船籍の“Maysora Nassau”号はデリンジェ港に寄港したと伝えられている。      獣医らからの検診を受けた後、トラックに積み込まれた4,800頭の食肉牛は、ブルサとサカルヤの屠殺場へと運搬さ 全文をよむ

2010-10-25 トマト価格、下落―価格高騰の「王座」は続かず (Yeni Safak紙)

価格高騰により、「種(たね)の価格が金ほどもする」と言われたトマトは、一時、一部のレストランのメニューからはずされるほどだった。しかし、昨今、値下がりがはじまり、コンヤの市場では、トマトは1キロ1リラで店頭に並んでいる。      トマトは生産量が減少したにもかかわらず需要が高まり、その結果、1キロ10リラまで値上がりした都市も見られた。このため、トマトの種(たね)には金と同じほどの値段がつけられ(注)、サルチャ(トマトペースト)の価格も例年に比べて大きく上昇した。こうして、トマトは9月の価格高 全文をよむ

2010-10-23 干しブドウ価格高騰、ラク生産業者は戦々恐々 (Radikal紙)

種なし干しブドウは、世界的な不作により価格が高騰している。トルコのラク製造者は戦々恐々だ。      ラク製造者たちは、高い酒税と格闘して来たが、今度は、ラクの価格に関わる重要な要素のひとつである種なし干しブドウが、年始に比べて44%値上がってしまった。ラクの価格上昇に影響するもうひとつの要素は、アニスの値上がりだ。しかし、アルコール飲料分野における「容赦ない競争」のせいで、ラクの値上げに踏み切れないと、ラク製造者は話す。      種なし干しブドウの価格は、現在市場で1キロ2.70トルコ・リラ 全文をよむ

2010-10-18 パナソニック、MINTのトルコに期待―鈴木パナソニックトルコCEOに聞く (Milliyet紙)

パナソニックは、トルコでアイハン・ベルリック氏との提携を打ち切って単独で事業を続行する決意をし、この決定後「ミント」作戦を立ち上げた。「ミントMINT」とは、メキシコ、インドネシア、ナイジェリア、トルコの英語表記の頭文字をとったものである。これらの国の市場は急速に発展している。      日本の大手電子会社パナソニックは、昨年アイハン・ベルメッキ氏のテコファックス社との提携を打ち切り、トルコで単独で事業続行を決意し、この決定後、「ミント」(トルコ語では「ナーネ」でミントの意)と命名した作戦を立ち 全文をよむ

2010-10-15 7月の失業率、2.2%改善し、10.6% (Radikal紙)

トルコの7月期の失業率は2.2%改善し10.6%となった。      非農業部門失業率が13.6%である一方で、若年失業率は19.5%であった。      トルコ統計機構(TÜİK)の世帯労働力調査、「2010年7月期結果(2010年6、7、8月)」によると、トルコの人口は一昨年の同期に比べると80万1千人増の7137万2千人で、15歳以上の人口は、 85万8千人増の5257万2千人に達した。      2010年7月期の労働人口は2221万3千人から2347万8千人に増加した。      本年 全文をよむ

2010-10-15 シムシェキ財務相、2011年度予算を発表 (Radikal紙)

2011年度予算は3170億リラで、公務員の給与は平均13.7パーセント増加する。国は7万人の公務員を新たに採用する。      メフメト・シムシェキ財務相は、2011年度予算について記者会見を行った。シムシェキ大臣は、まず2010年度1月~9月の状況が、期待以上に目標通りに進んでいる点から話を始め、来年度の支出予算が3120億5千万リラ、収入予算が2790億リラ、予算赤字が330億5千万リラ、利子割精算金が140億リラと見込まれていることを発表した。国は来年度、2320億2千万リラの税収を見込 全文をよむ

2010-10-15 中国から借款で、エディルネ・カルス間「シルクロード特急」建設計画 (Yeni Safak紙)

トルコ国営鉄道(TCDD)のスレイマン・カラマン総裁は、先週調印された協定に基づいて、トルコと中国の合弁会社によって建設予定の、エディルネーカルス間を結ぶ特急列車鉄道路線からなるシルクロード鉄道建設のため、中国から借款が供与されることを明らかにし、この鉄道路線のもと、アンカラーイズミル、アンカラーシヴァス、シヴァスーエルズィンジャン、エルズィンジャンートラブゾン、シヴァスーマラトゥヤ、エラズーーディヤルバクル、エスキシェヒルーアンタリヤ、コンヤーアンタリヤ間で特急列車鉄道路線建設計画が予定されて 全文をよむ

2010-10-14 イスタンブルで初の電気自動車用充電スタンド開設 (Radikal紙)

サラチハネにあるイスタンブル広域市庁舎の駐車場に、電気自動車用充電スタンドが設置された。設置にあたり市との共同事業にあたったエネルギー株式会社のアドナン・チェリック社長は、2011年からイスタンブルで電気自動車が販売される事になると述べた。      チェリック社長は、サラチハネに初めて電気自動車用充電スタンドが設置された二つのステーションを作り、今後はイスパルク(İSPARK)駐車場にも設置される事になるだろうと語った。また、「電気自動車は全世界でそうであるように、トルコでも最新のものです。フ 全文をよむ

2010-10-13 明日パン価格値上げ、ただし詳細未定 (Milliyet紙)

トルコ製パン業連合は本日、値上げを行うと発表し、その結果、トルコの各県で、さまざまな数字の値上げ額が発表された。この状況をうけ、トルコ中小事業者連合が記者会見を行い、「トルコ製パン業連には値上げの権限はない」と反駁した。この状況下、明日、トルコ全土でパンがいくらで売られることになるかは、個々の製パン工場や小売り店(バッカル)の主体的判断(insiyatif)、さらにいえば、その良心(insaf)にゆだねられることになった。      トルコ中小事業者連合(TESK)のベンデヴィ・パランドケン会長 全文をよむ

2010-10-12 S&P社、借金国ランキング発表、トルコは第26位 (Milliyet紙)

借金国ランキングで第1位はアメリカ合衆国となった。最も悪い状況にある国はオランダだった。トルコはこのランキングでは第26位で、国民一人当たりの借金は3724ドルであった。      国際信用格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は、高齢化する人口と国家財政を使い果たす原因である金融危機への対策費が理由となり、世界の一部経済的先進国の国家負債が『急増中』と明らかにした。      S&Pの報告によると、現在の財政をみると、2050年以降世界の人口の3分の2以上を含む49カ国の平均的負債の割合は 全文をよむ

2010-10-11 黒海産きのこ20種、ヨーロッパ市場に (Milliyet紙)

スィノップからグルジアまで、黒海地方のほぼ全域に生えてる約20種類のキノコが、仲介業者を通じてヨーロッパに輸出されている。ギレスンの施設で洗浄されたあと、保存処理されたキノコは、受注後包装され、フランスをはじめヨーロッパ各国へ送られる。      ギレスンでキノコの販売を行うトロスラル食品者の経営者、ハサン・アクシェン氏は、AA通信との記者会見で、ギレスン中心部の町や村で採集されたキノコをフランスはじめヨーロッパ各国へ輸出していると述べた。      1985年以来、国全体でキノコを集め、国外に 全文をよむ

2010-10-08 スィノプ等での原子力発電所建設へ日本も参加?―ロシア、韓国につづき (Milliyet紙)

メルスィン・アククユとスィノプの2か所に建設予定の原子力発電所に関し、トルコはロシア、韓国と交渉を進めていたが、これに日本が加わることとなった。      タネル・ユルドゥズ資源エネルギー相は、日本の東芝から派遣された担当者と昨日(10月7日)アンカラで会談後、日本がトルコでの原子力発電所建設に参加するための申込を、東芝を通じて行ったことを明らかにした。      ユルドゥズ大臣は、会議の後、記者たちの質問に応じ、「日本の原子力発電所建設の申し出は非常にアグレッシブだ。スィノプあるいは他の場所に 全文をよむ

2010-10-07 月桂樹(defne)は隠れた財宝(define)―アダナ地方で栽培ひろがる (Milliyet紙)

アダナ地方の森林地区管理局が、森林地帯の村に住む人々に向けて行った試みの結果、村の人々は月桂樹から収入が得られるようになり、顔をほころばせている。      アダナ地方森林地区管理局のムスタファ・カラ局長は、「森林火災に対し注意を呼び掛ける段階を経て、年間計画を立て、その計画に沿って、50万㎥の植林をめざした」と述べた。さらにカラ局長は、林業への需要にこたえるため、苗木の植林、森林回復、森林維持の努力を行ってきたと語り、「手入れのされていない森林は、火事の際、消火に多くの困難が伴う。私たちは森林 全文をよむ

2010-10-06 犠牲祭9連休、10万人が海外旅行へ (Milliyet紙)

犠牲祭休暇で、旅行ツアーは完売となった。ツアーの販売を2か月前に開始した旅行会社らは、犠牲祭で10万人が出国することを見込んでいる。行楽客の多くはヨーロッパに関心を示しているが、もう一つの人気旅行先は極東のツアーだ…。      犠牲祭の休暇は元々4日間だ。しかし11月13、14日は土曜、日曜となる。月曜は犠牲祭前日だ。その後16~19日が犠牲祭休暇であり、金曜が最終日となる。そして20,21日は再び週末である。このため犠牲祭休暇は9日間となった。       9日間の犠牲祭は、旅行業界の顔を綻 全文をよむ

2010-10-05 トマト闇市場出現―全国でトマト不足深刻 (Hurriyet紙)

トルコでは、全国のハウス栽培及び露地栽培によるトマト生産を巻き込んだトマト蛾(Tuta Absoluta)被害、及びヨーロッパでのトマトの需要拡大により、トマト不足が生じている。市場でのトマト不足と価格高騰により、特にアナトリア地方ではトマトが闇市場に流出する状況となっている。      トルコ青果卸売協会(TÜMESKOM)会長ブルハン・エル氏は、イスタンブルは青果の集積卸売市場になったと説明し、「アナトリア地方の各県で栽培されるすべてのトマトはイスタンブルへ出荷されています。アナトリア地方の 全文をよむ

2010-09-30 イラン天然ガス、ナブッコ・パイプラインへの供給検討へ (Hurriyet紙)

エネルギー天然資源省タネル・ユルドゥズ大臣は、イラン産天然ガスが必要条件を満たしたならば、ナブッコ・プロジェクトを進める上でオールタナティブな供給選択肢となりえると述べた。      イスタンブルで開かれた黒海エネルギー及び経済フォーラムの一環で記者会見を開いたユルドゥズ大臣は、昨日、このフォーラムの開会式でタイイプ・エルドアン首相が述べたナブッコに関係する問題点は、改めて首相から大臣に対し指摘された問題点だったと述べた。      ユルドゥズ大臣は、エルドアン首相の「ナブッコを進展させる為に産 全文をよむ

2010-09-29 有害食品製造の会社名、公表へ (Milliyet紙)

食品業界でさまざまな問題が明らかになったのをうけ、農業村落省は根本的な対策に向けて準備をしている。12月13日以降、有害食品を生産した企業名が公表される予定だ。      食品業界で最近起こった諸事件をうけ、農業村落省は根本的な対策に向けて準備を進めている。調査の結果、馬肉やロバ肉が混ざったソーセージに加え、ヤシの油が入ったヨーグルト、さらにバクテリアが含まれたとするハンバーガー疑惑がもちあがり、同省は監査を強化した。今後このような有害食品を製造した企業を発表する構えだ。2010年12月13日以 全文をよむ

2010-09-28 観光の目玉、海と砂浜から温泉へ―リマク・ホールディング新戦略 (Zaman紙)

EUが年間400億ドル(約3兆3000万円)の収益を得ている温泉観光業がトルコでも盛んになりつつある。      ここ2週間だけで2軒の温泉付きホテルがオープンした。建設、観光業、エネルギー、セメント、航空、そして食品の業界で事業を展開するリマク・ホールディングは、ヤロヴァで一時期アタテュルクが宿泊していたリマク・サーマルホテル(旧名:タクスィムホテル)に、2000万ドル(約16億6000万円)を投資して、30年の時を経て営業を再開した。      リマク・ホールディング会長のニハト・オズデミル 全文をよむ

2010-09-27 年金未加入者300万人への罰金へ、救済策 (Hurriyet紙)

社会保障機構のエミン・ザラルスズ会長は、いかなる社会保険にも加入していない300万人の国民に関し、彼らが自ら国民健康保険(年金/GSS)に申請する義務をなくす法整備が行なわれること、760リラ(43,766円)の罰金の支払いから救済されることを説明した。      新国民健康保険法の定めるところによると、いかなる社会保険に加入していない国民は2010年10月1日~31日の間に(社会保険)制度に加入しなければならない。もしこの期限が延期されなかった場合、国民健康保険に関し施行される法律に基づき定め 全文をよむ

2010-09-27 酒とたばこに「健康税」検討へ (Milliyet紙)

たばことアルコール市場調整委員会(TAPDK)のメフメト・キュチュク委員長は、たばこと酒に検討されている「健康税」のため、社会保障機構(SGK)と話し合いをおこなったことを明らかにし、この問題についてのデータと判断に関し、関係諸機関と意見交換する予定であると発表した。      キュチュク委員長は、世論にも波及する問題である酒とたばこに「健康税」をかけるというSGKの申し入れに関連して、SGK上層部が彼らに意見を求めてきたことを明らかにした。キュチュク委員長は、「SGKが検討する健康税に関して、 全文をよむ

2010-09-27 イスタンブル・イズミルを3時半で結ぶイズミト湾架橋プロジェクト調印、まもなく着工 (Zaman紙)

トルコで最大の高速道路となるゲブゼ―オルハンガーズィー―イズミル幹線高速道路が2ヵ月後着工に移される。      ビナリ・ユルドゥルム運輸相は、建築会社との契約調印により法的な障害がなくなったとし、プロジェクトによってイスタンブル―イズミル間が3時間半となると述べた。ユルドゥルム運輸相は、イズミト湾を越えるのが1時間から6分へと短縮されると強調した。       ゲブゼ―オルハンガーズィー―イズミル幹線高速道路建設運営委任プロジェクトの調印式典が高速道路総局で行われた。ヌロル社、オザルトゥン社、 全文をよむ

2010-09-25 高値のApple製品、「裏」市場をうむ (Radikal紙)

トルコではiPadやiPhoneをはじめとした多くの電子機器の入荷が遅れ、さらに入荷したとしても海外と比べ価格が高く設定されている。こうした状況に対抗し新たな商売が生まれている。      携帯電話や3G世代のiPadなど国際移動体装置識別番号(IMEI)を持つ電子機器が国外から持ち込まれる際に、パスポートへの登録が義務付けられている。2008年に行われた改正で規則が強化され、新しいテクノロジー技術を愛してやまない者たちは手も足も出ない状況となっている。しかし先日、高まる要望が、規制の壁を無理や 全文をよむ

2010-09-23 トルコ製フィアット Doblo、「2011年国際最優秀商用車賞」受賞 (Yeni Safak紙)

トルコ自動車工業株式会社(TOFAŞ)のブルサ工場で生産されている新型フィアットDobloが、「国際年間最優秀商用車賞」に選出された。      「2011年国際最優秀商用車賞」は、商用車関係の専門家と24カ国、24人のャーナリストで構成された「Van of the Year」審査員によって選ばれる。   今回新型フィアットDobloが獲得した賞は、Fiatの軽商用車部門最高責任者(CEO)兼国際事業部経営責任者Lorenzo Sistino氏が、第63回ハノーヴァー商用車モーターショーで受け取 全文をよむ

2010-09-23 ユルケル傘下のゴディヴァ・チョコレート、中国市場へ進出 (Zaman紙)

世界的に有名なベルギーのチョコレートブランドのゴディヴァが、ユルケルの支援により中国市場への参入を成功させた。ゴディヴァは、トルコの大手菓子会社であるユルケルをも傘下におくユルドゥズ財閥によって、2年半前に買収されている。      ゴディヴァ・チョコレートの最高経営責任者(CEO)であるジム・ゴールドマン氏は、以前の株主(=キャンベル)の主な分野がスープ事業であったため、ゴディヴァを世界へ開けなかったとのべ、、新しい株主であるユルケルから受けた経営戦略と支援によって、短期間で中国を含む多くの国 全文をよむ

2010-09-19 まもな締結のくEU韓国関税同盟、トルコに打撃? (Milliyet紙)

EUと韓国間で、10月6日に結ばれる予定である自由貿易協定がトルコにマイナスな働きをすると報じられた。      「EUニュース」のインタビューに答えた専門家らは、トルコにとって最も重要な2つのセクターである自動車と繊維分野において、1996年にトルコがEUと結んだ関税同盟協定の下、トルコが得た全ての利益が、EU韓国自由貿易協定の後に消えてしまうであろうと述べている。専門家らが「EUニュース」に語ったところによると、EU韓国自由貿易協定はトルコに多大なる影響を与えることなる。トルコと韓国間には自 全文をよむ

2010-09-15 黒海・地中海パイプラインへのロシアからの石油供給交渉、中断? (Hurriyet紙)

ロシアの石油パイプライン独占企業であるトランスネフト社の代表ニコライ・トカレフ氏は、黒海と地中海間で石油を通す、サムスン-ジェイハン・パイプライン計画の交渉が中断したことを述べた。ロシアのウラジーミル・プーチン首相は、先週この件でトルコに約束をしたことを発表した。      トカレフ氏はロイター通信に対して行ったコメントにおいて、ボスフォラス海峡における海上交通を減らし、黒海のブルガリア国境からギリシャのデデアーチ港に石油を運輸する対抗プロジェクトがより魅力的であると主張した。       トラ 全文をよむ

2010-09-09 ヘーゼルナッツ収穫を終え・・・南東アナトリアからの出稼ぎ、帰郷の道へ (Zaman紙)

ヘーゼルナッツ収穫のため南東部から黒海地方へやってきた季節労働者たちが、断食明けの祝日や国民投票、学校の新学期などを間近に控えて帰郷を始めた。   ディヤルバクル、シャンルウルファ、マルディンなどの県から、サカルヤ、ドュズジェ、オルドゥ、ギレスンへ働きに来ていた何千もの労働者たちがふるさとへ帰っていく。サカルヤで収穫を終えた4700人のヘーゼルナッツ収穫者は、アリフィイェ郡にあるトルコ国営鉄道の駅から特別に出発する7本の「ヘーゼルナッツ列車」で帰郷する。労働者たちのために、9月19日まで週3日特 全文をよむ

2010-09-07 熱狂!U2オリンピックスタジアム・コンサートの経済的側面 (Hurriyet紙)

トルコで初めてのU2のコンサートにつめかけたファンは7万5000人だった。チケット価格は50トルコリラからはじまり、ヨーロッパで最も安価でのU2のコンサートが実現した。イスタンブル2010年ヨーロッパ文化首都局による100万ドルの援助により、チケット価格はヨーロッパの最下値になった。コンサートの収益金は1500万リラであった。      世界的に有名なロックグループであるU2の『360°ツアー』の一環としてイスタンブルで行われたコンサートに約7万5000人のファンがつめかけた。チケット価格が平均 全文をよむ

2010-08-26 iPhone受信障害問題を救うのは、トルコ人科学者?―アップルとリキッドメタル社提携 (Milliyet紙)

アップル社は、携帯電話iPhone4のアンテナ部分をつかんだ時に生じる受信障害の問題を解決するために、トルコ人物理学者のアタカン・ペケル氏が13年に渡って研究した弾性金属を使用することを検討している。      iPhone4の受信障害は企業のブランドイメージに大きなダメージを与え、総額で1億7500万ドルもの追加コストを発生させた。アメリカの超大手コンピュータ会社アップル社は、そのための対策として、ボアジチ大学卒のトルコ人物理学者、アタカン・ペケル氏の「弾性金属」というテクノロジーに注目してい 全文をよむ

2010-08-24 トルコ企業傘下のゴディバ・チョコレートに、ヘラール認定 (Yeni Safak紙)

ユルドュズ・ホールディングが8億5000万ドルで買収した世界有数のチョコレートメーカーであるゴディバの製品のうち、アメリカ、ベルギーで生産された製品に、ヘラール食品業界で最も権威をもつ在米イスラム食品栄養評議会(IFANCA)による証明書が発行された。      世界有数の高級チョコレートブランドの1つであるゴディバに、アメリカとベルギーのブリュッセルで生産される製品についてヘラール食品証明書が発行された。ゴディバに対する証明書は、米シカゴ州に本部を置く、世界最大のヘラール食品証明機関である在米 全文をよむ

2010-08-21 関係悪化の中、トルコ・イスラエル間の貿易は30%増 (Hurriyet紙)

◆最近の緊張に反して、イスラエル・トルコ間の貿易は今年初めから7ヶ月でおよそ30パーセント増加した。      イスラエル国家統計局により行われた発表によると、イスラエルの対トルコ輸出額は32パーセント増加し、8億1,180万ドルに達した。   同時期のトルコの対イスラエル輸出額はというと30パーセントの増加で、10億4千万ドルに上った。   イスラエルと1998年に軍事協定を調印し地域的同盟を形成したトルコとの関係は近年冷え込んでいる。   この経緯において、最初の口火となったのが、2008 全文をよむ

2010-08-20 大空でバスケットボール!―世界バスケットボール選手権スポンサーのトルコ航空、話題のコマーシャルビデオ (Milliyet紙)

バスケットボール・ナショナルチームのメインスポンサーであるトルコ航空は、男子バスケットボールトルコ代表チームの応援のため作成したコマーシャルビデオにより、ある記録をつくった。空中で行われる試合により、世界で最も高く最速の試合という記録である。      トルコ航空からの発表によると、男子バスケットボール代表チーム応援のために作成されたコマーシャルビデオにより、ある記録が生まれたことが分かった。空中で行われる試合により、世界で最も高く最速の試合が実現したのだ。「トルコ人が飛ぶ」というタイトルのその 全文をよむ

2010-08-19 中国の太陽光発電会社、トルコへ進出 (Zaman紙)

 多くの国内外企業が、「再生可能エネルギー法」の施行前に、この分野への投資を始めた。世界的に有名な中国の太陽光エネルギー企業アルブライト・インターナショナル・トレードもマラトゥヤに15億ドルの投資を行う予定であると発表した。レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とも面会した同社責任者らは、太陽光エネルギーを電力へと、同業他社よりも安価で変換することを目標としていると語った。    電力供給の民営化以降、エネルギー部門に対し重要な投資の門がさらに開かれることとなった。再生可能エネルギー法が国会を通過す 全文をよむ

2010-08-18 大量のミツバチ、農薬で死ぬ―ムーラ県で養蜂業者悲鳴 (Radikal紙)

ムーラ県ミラス郡で、養蜂箱1500個に入っていたミツバチが農薬中毒で死んだ。      ミラス郡セリミイェ町チュクル村に暮らすイドリス・トパルオール村長と他の6家族が所有する1500個の養蜂箱に入っていたミツバチが、何者かの仕業で農薬中毒を起こした。      イドリス・トパルオール村長は会見を行い、事件後軍警察に通報したと述べ、「巣箱で死んでいたミツバチを一匹ずつ取り出した。養蜂箱や箱枠も農薬の匂いがするせいで使えない状態だ。農薬の被害を直接受けなかったミツバチも、巣箱の中の蜜に寄ってきて死ん 全文をよむ

2010-08-17 失業率11%に低下 (Radikal紙)

5月の失業者数が明らかとなった。トルコの5月の失業率は、昨年同月と比較して2,6ポイント低下し11%となった。      トルコ統計機構(TÜİK)の世帯労働力調査は、「2010年5月期で、トルコ国内における失業者数は昨年同月と比べて536人減少し、284万6千人となった」。      失業率は昨年5月では、13.6%と発表されていた。 全文をよむ

2010-08-15 歌手で実業家のタトルセス、北イラクで「宝くじ事業」を落札 (Yeni Safak紙)

北イラクで最大の大規模住宅団地建設を受注した人気トゥルキュ(民謡)歌手のイブラヒム・タトルセス氏が、今度は北イラクの宝くじ事業を落札したことがわかった。      イブラヒム・タトルセス氏は北イラクの宝くじ事業を落札し、この名称を「イボ・ビンゴ」としたと述べた。タトルセス氏の宝くじ事業により、合計で50万ドルがイラクの人々に分配される。一等は25万ドルとなる予定である。宝くじ販売で北イラク地区クルド人政府は10万ドルを得るということが明らかになった。タトルセス氏は北イラクのアルビルとスレイマニエ 全文をよむ

2010-08-11 ショッピングモール(AVM)は閉店のばします―ラマザン時間運用 (Zaman紙)

ラマザン月の始まりに伴って、産業界は喜びの熱狂に包まれている。多くの小売店やショッピングモールは、断食をする人たちが快適なラマザンを過ごせるように閉店時間を延長する。      このため各企業は、従業員の生産性が低下するのを防ぎ、売上の損失を阻止しようとしている。これに関しショッピングモール・小売業者協会(AMPD)が第一歩を踏み出した。同協会はショッピングモールの事業主らと話し合いを行い、イスタンブルをはじめトルコ全土のショッピングモールを朝10時に開店し、夜11時に閉店させることで合意した。 全文をよむ

2010-08-07 トルコの観光業、記録的な一年に (Hurriyet紙)

外国人観光客数が爆発的に膨れ上がる夏の観光シーズンを迎えるトルコに、良い知らせと悪い知らせがひとつずつ舞い込んだ。      ウォールストリートジャーナル紙(以下WSJ紙) は、ギリシャの代わりにトルコを訪れる観光客の増加がみられる一方で、ガザ支援船襲撃の影響からかイスラエル人観光客数が、実に90%も減少したことを明らかにした。       WSJ紙は、ギリシャで発生した金融危機とそれに伴うデモなどの抗議活動が、ギリシャを訪れようとする観光客の数の減少に繋がったのではないかとしており、こういった 全文をよむ

2010-08-05 新ローン・システム導入のトヨタ、トルコで月間販売記録達成 (Milliyet紙)

 トルコで、トヨタ・ファイナンスシステムを導入したトヨタは、導入の初月にトルコにおける月間販売記録を記録した。トヨタは7月、5289という数字で今日まで実現させた月間最高販売数に達したことを発表した。       トヨタマーケティング・販売株式会社最高責任者(CEO)アリ・ハイダル・ボズクルト氏は、新システムが成果をあげ始めたと述べた。ボズクルト氏は次のように続けた。「トヨタは、トルコにおける月間最高販売数を5289という数字で先月記録した。トルコ史上の一記録に名を連ねた。先にある我々の目標は、 全文をよむ

2010-08-02 断食月の到来とともに、肉価格上昇 (Hurriyet紙)

ガジアンテプ商品取引所(GTB)オメル・チェリキ代表は、肉の価格が上昇しており、その理由のひとつとして、ラマザン月の訪れにより肉の需要が高まっている点を挙げた。      チェリキ代表は、書面による発表を行い、ガジアンテプで飼育している畜羊1キロあたりの値段が8.80リラ(約504円)から9.50リラ(約544円)に上昇したことを明らかにした。   肉価格の上昇は複数の理由によると強調した上で、チェリキ代表は、ラマザン月が近づいたことで肉の需要が高まり、需要が増えたことで肉価格の上昇につながった 全文をよむ

2010-07-28 アナトリア各地の大型ショッピングモール、イスタンブルを抜く (Milliyet紙)

 ショッピングモールの今年上半期での1平方メートルあたりの売上げは、16%増えて126億トルコリラになった。イスタンブルでの上半期の売上げは、合計で61億トルコリラな一方、アナトリア各地にあるショッピングモールの売上げは65億トルコリラに達し、初めてイスタンブルの売上げを越えた。ショッピングモールでは今年末には来客数11億人、売上げ250億トルコリラの目標を5〜10%越えると見られている。    ショッピングモール協会(AYD)とアカデミー調査団の共同で作られたショッピングモール・インデックスの 全文をよむ

2010-07-27 シリア訪問のシムシェキ財務相、「準備は万端、あとは投資をまつだけ」 (Hurriyet紙)

メフメト・シムシェキ財務大臣は、トルコとシリアの関係があらゆる分野において完ぺきであると述べ、「例えばヘルヴァ(お菓子)を作ろうと思うなら、必要なものは全て整っている。自由貿易協定があり、ビザは撤廃された。関係は非常に良好な水準にある。あとは実業家らがお互いに一歩踏み込んだ話し合いをするべきだ」と話した。       様々な要人と会うためにシリアを訪れているシムシェキ財務大臣は、アリ・アフマド・マンソウラ・アレッポ県知事を訪問した。シムシェキ財務大臣は、訪問の際の談話で、世界的文化遺産という観点 全文をよむ

2010-07-26 ヘイ繊維社、アナトリアで次々に工場建設、女性社長はクルド語勉強中 (Milliyet紙)

イスタンブルとアナトリアで8つの工場があるヘイ繊維社は、バトマンとディヤバクル、ネヴシェヒル、クルクカレに新しく工場を設立する。      アナトリアで投資活動を継続しているヘイ繊維社はオーナーのアイヌル・ベクタシュが、更に4つの新しい工場を設立した。   イスタンブルとチャンクン、ネヴシェヒル、ハジュベクタシュ、カスタモヌ、バトマンに集まる合計8つの繊維・衣料品の工場で世界的に有名なメーカーに向け生産している同氏は、新しい工場の設立に本気だ。      バトマンで地方の提携先と共に行った県初で 全文をよむ

2010-07-23 アクサ社のハイテク・カーボンファイバー工場、操業開始―ヤロヴァ (Hurriyet紙)

アクサ社は、「国家機密」のように技術が隠匿され、9カ国でしか生産されてこなかったカーボンファイバーの生産を開始した。カーボンファイバーは、鋼鉄と比較すると強度は3倍で重量は5分の1という原料であり、多くの重要な分野で用いられている。      ヤロヴァで年間1.5トンの生産能力を持つアクサ社のカーボンファイバー生産施設のオープニングがレジェプ・タイイプ・エルドアン首相により行われた。      アッキョク・グループのオメル・ディンチキョク取締役会長はオープニングセレモニーで講演し、トルコがカーボ 全文をよむ

2010-07-22 イスタンブル証券市場、好調つづく、終値でも最高値 (Yeni Safak紙)

イスタンブル証券取引所(İMKB)総合指数の午前の取引での終値が59.826.26ポイントまで上がり、一日の終値の記録を更新した。      イスタンブル証券取引所(İMKB)総合指数の終値が59.826,48ポイントまで上がり、最高値となった。      昨日(21日)は2日前(20日)の終値を59.494,67ポイントで更新していた。   İMKBでの日平均株券は0,71ポイント/%となった。      İMKB国際100指数は、午後の取引においては106,73ポイント上昇し、59.919, 全文をよむ

2010-07-21 夏休み、里帰りの在欧トルコ人の財布のひもも締まりぎみ―貴金属商はがっかり (Milliyet紙)

夏になり市場の活性化のために外国在住者の動向を伺っていた貴金属商たちだが、今シーズンは金を売るよりも換金するほうが多い状況となっている。      トラブゾン貴金属・時計販売者協会のムーサ・バシャク会長は、アナトリア通信の記者に対し、結婚式シーズンが金市場に良い影響をもたらしていると説明した。「結婚式シーズンであるこの1ヶ月ほど、市場はわずかながらも活性化した。この状況に関係業者たちは期待を抱いている。この状況がなるべく長く続いて安心できるといいのだが。」       金価格上昇が金に対する需要 全文をよむ

2010-07-20 今年の断食月、ペデ・パンに値上げなし (Zaman紙)

トルコ製パン業連合のハリル・バルジュ会長は、今年のラマザン月にはピデ・パンの値段が1キロあたり、昨年同様、3.5リラ以上にはならないと発表した。      バルジュ会長は記者会見をひらき、小麦価格が、一袋あたり3~4リラ値上げになっているもの、パン屋が、この値上げ分を「ぐっとこらえ」、ラマザン月の間、パンやぺデ・パンの値段は上げないと語った。パンの価格は、2008年の凶作期をのぞけば、2002年以来、平均10~15パーセントの割合で上がってきており、2008年には、値上げが25%にも及んだと述べ 全文をよむ

2010-07-18 トルコのワイン、世界で認められる (Hurriyet紙)

■トルコのワイン、世界で認められる   トルコがワインで世界に知られ始めており、トルコワインは世界的に有名になっている。   トルコのワインであるボアズケレ、オクズギョズ、ナリンジェ、エミール、カレジッキ・カラスが、世界的に有名なワインの仲間入りをしているが、今年はカヴァクル・デレ社のワインが国際ワインコンテストで金賞10個、銀賞26個、銅賞42個を獲得し、「最優良ロゼ賞」を受賞した。   カヴァクル・デレ社取締役のアリ・バシュマン氏は、1929年にアンカラで設立されたカヴァクル・デレ・ワインは 全文をよむ

2010-07-17 ダークチェリー(ヴィシュネ)生産農家、浮かぬ顔・・ (Milliyet紙)

トルコ有数のダークチェリー(ヴィシュネ)生産地の一つであるアンカラ県チュブク郡では、ダークチェリー生産農家が浮かない顔をしている。      チュブク郡では農家がダークチェリーの収穫を始めており、今季は50クルシュで取引が開始される為、農家はがっかりしている。      農家のメフメト・オゼクさんは今までは1リラ80クルシュ以上で取引していたと説明し、「今季は50クルシュで売っています。ダークチェリーが「買い手市場」であることも価格低下の原因となっています」と話した。      トオゼクさんはル 全文をよむ

2010-07-17 ヒルトンがアンタリヤに進出できないわけは・・・―ホテル内への礼拝所建設を拒否 (Zaman紙)

世界で最も大きいホテル・チェーンの一つであるヒルトンは、観光の要であるアンタリヤに進出するため、長い間さまざまな試みを行っている。      ヒルトンは、最近では、キョセオール観光・ヘルスケア・建設株式会社によってアンタリヤのコンヤアルトゥ海岸につくられるハーリントン・パーク・ホテルの経営を目指していた。しかし、礼拝所を理由としてホテル側と合意することができなかった。ヒルトンは、コンセプトに合わないとの理由で、ホテルの中の礼拝所を取り払いたいとしたが、ホテル側がこの条件を受け入れなかったために、 全文をよむ

2010-07-17 イギリスの旅行会社倒産、1万8千人のエーゲ海・ツアー客帰国へ (Milliyet紙)

トルコからマルマリス、ダラマン、サルゲルメ、キョイジェイズ、ダトチャ、フェトヒイェそしてギリシャに観光客を送りだしているイギリスの旅行代理店ゴールド・トレイル・ホリデーズが倒産。   ゴールド・トレイル・ホリデーズ社を通して旅行を手配し、現在南エーゲ海を旅行中の1万8000人の観光旅行者らが問題なく帰国できるよう、対策が取られた。南エーゲ海観光ホテル連盟(GETOB)のイルハン・アチュクギョズ会長は「緊急デスクを設けて、観光客が問題なく、トルコから帰国できるように努力しています」と話す。     全文をよむ

2010-07-16 話題のiPad、トルコではスーパーマーケットチェーン・ミグロスで販売へ (Milliyet紙)

今年4月にアメリカで発売が開始されたアップル社の新製品、iPadが、トルコでは初めてミグロスで発売されることが明らかになった。      ミグロス商事株式会社が行った文書発表で、ミグロス商事株式会社が、第3世代移動通信システム(3G)を備え、保存容量32GBと64GBのカードが選択できる計1000台のiPadをアメリカとドバイのマーケットからトルコへ運び、iPadをイスタンブルにある全てのMMMミグロスと、アフヨン、アンカラ、アンタリヤ、ベイリキドゥズ、カイセリ、マラトゥヤ、マニサ、シリヴリ、そ 全文をよむ

2010-07-15 イマームら宗務庁公務員の給与アップ―さて、どれだけ? (Milliyet紙)

来たる8月から宗務庁職員の給与が引き上げられる。2日前(13日)に施行された法律によると、給与増額は以下の通りとなる:      約9万人の宗務庁職員の給与に大幅な改善をもたらす宗務庁組織法が13日、官報に掲載され、施行に移された。      法律の施行に伴い、宗務庁に勤める職員の給与に81TLから792TL(およそ5千~4万8千円)の引き上げの実施が決定された。施行によって、1/4号級のイマームの給与が113TL(約7千円)上がり、1.578TLから1.691T(約10 万円)となる。新任のイ 全文をよむ

2010-07-15 乗合タクシー利用者に悪い知らせ―定員オーバーの罰金減額へ (Milliyet紙)

交通省は、道路総局の組織と役割についての法律の中の、公共交通機関における定員を超えた乗客一人につき60リラの罰金を科すことを定めた条項の改正に向けて、取り組みを始めた。      アナトリア通信の記者が得た情報によると交通省は、「道路総局組織職務法」に含まれる「定員超過時・乗客一人60リラ罰金」項目を改正に向け、取り組みを始めた。この法律は、少し前にTBMM(トルコ大国民議会)で承認され、数日前に官報に掲載され、施行されたばかりのものである。      交通省関係者らは、特に市内の公共交通機関業 全文をよむ

2010-07-14 Yeni Rakı 銘柄のラク、中国への輸出はじまる (Milliyet紙)

ヨーロッパにおいてアニス酒業界でトップを演じるイェニ・ラクが世界最大の市場の一つである中国への進出を実現しアジア市場への直接販売を開始したことが発表された。      メイ・イチキ社は書面による発表で、酒類業界において世界でも重要な業界レポートの一つである、「国際ワイン・スピリッツレポート」 2009年版において、イェニ・ラクが「世界で最も成長した芳香性高アルコール酒ブランド」に選出されたと発表した。      106カ国から何百もの酒が名を連ねたこのレポートの中で、イェニ・ラクは、トルコのみな 全文をよむ

2010-07-11 ホパでイスタンブル・バザール開店 (Hurriyet紙)

トルコのグルジア国境沿いにあるアルトゥヴィン県ホパ郡ケマルパシャ市にて、昨日(10日)イスタンブル・バザールが開店した。開店初日、買い物のために約1万5千人のグルジア人が越境し、入国した。      アルトゥヴィン県における初のショッピングセンターであり、トルコ・グルジア間のサルプ国境門から2キロ離れた場所にある「イスタンブル・バザール」のオープニングセレモニーには、ムスタファ・イェムリハルオール・アルトゥヴィン県知事やレヴァン・ヴァルシャロミゼ・アジャリア自治共和国首長も参加した。「イスタンブ 全文をよむ

2010-07-07 損保ジャパン、フィバ保険を買収、トルコで事業展開へ (Hurriyet紙)

 日本の損害保険分野で第2位、世界で第4位の保険会社である損保ジャパンが、フィバ保険の全株式を4億8500万トルコリラ(約281億円)で取得する手続きを、2010年10月までに完了し、トルコ市場へと正式に参入を行う予定だ。合意によると損保ジャパンはフィバ保険発行の全株式、もしくはほぼ全株式を取得する一方で、合計取得額である4億8500万トルコリラ(約281億円)は損保ジャパンの現金準備金から支払われる予定である。    日本のNKSJホールディングス株式会社の関連企業である株式会社損保ジャパンと 全文をよむ

2010-07-05 ディヤルバクルで油田発見 (Hurriyet紙)

トルコ石油会社(TPAO)がディヤルバクル県エルガニ郡に掘削したカラジャン第五油井において石油が発見されたと発表された。      トルコ石油会社バトマン地方局はこれまでバトマン県に加えディヤルバクル、マルディン、シイルトにおいて全速力で油田探査調査にあたっていたが、ディヤルバクル県エルガニ郡のカラジャン第五油井で行われていた掘削調査の結果、地下1713メートル地点で石油が発見された。   今後行われる試掘調査の完了後埋蔵量が明らかになり、利益を見込める場合はこの油井での生産が開始される予定であ 全文をよむ

2010-06-30 2010年第一四半期のトルコの経済成長率、11.7% (Zaman紙)

トルコ統計局(TUIK)は、トルコの経済成長率が今年の第一四半期で11.7%と発表した。   市場の予測は11%から11.5%の間で動いていた。      TUIKは、2010年第一四半期の国内総生産額を発表した。それによると、27期連続で上昇を続けていたトルコ経済は、2008年最終四半期に世界的経済危機の影響でマイナスに転落。2009年の第一四半期は14.5%ほど落ち込んだ。下落率は、第二四半期に7.7%、第三四半期に2.9%となり、徐々に回復し、第四四半期は6%のプラスとなった。      全文をよむ

2010-06-29 トルコのトマト生産、「トマト蛾」被害に直面か? (Milliyet紙)

トルコでは、アンタリヤで最初に発生し野菜の生産を脅かす、トマトに寄生する「トゥタ・アブソルタ」の被害に対し、早急な対策が求められている。農業関係者は、屋外でのトマト生産が壊滅する危険性が予測されると主張し、冬にトマトの値段が急騰するだろうと警告した。      アンタリヤ地方での「トゥタ・アブソルタ」の被害は、2009年12月24日にカシュ県のクニク郡で最初に確認され、その後急速に多くの郡へ広まり、高原の屋外で栽培されていたトマトに被害を与えた。最近では先週、ブルドゥル県とアフヨンカラヒサル県の 全文をよむ

2010-06-26 公定最低賃金、すこ~し値上げ (Hurriyet紙)

成人に適用される公定最低賃金が、来月22リラ値上げされる。      最低賃金調整委員会の方針では、2010年7月1日~12月31日の間に適用される公定最低賃金が来月改正される。      改正によって、年度の前半に16歳以上の人は最低賃金が5.2%増やされ、年度の後半には、4.3%の値上げが行われる。これによれば、現在16歳以上の独身労働者が総額729リラ、手取り576.57リラである公定賃金は、4.3%の値上げによって、総額760.50リラ、手取り599.12リラに上昇する。      16 全文をよむ

2010-06-24 トルコへの観光客数、新記録達成 (Yeni Safak紙)

2010年1月~5月にトルコを訪問した外国人数が、昨年の同時期に比べ、10.14%増加し、807万558人となった。      2010年5月にトルコを訪問した外国人数は、昨年の同月に比べ15.77%増加した。観光省の統計によると、2010年5月にトルコを訪問した外国人数は、314万7492人だった。      ■ドイツとイランが上位2カ国を占める      2010年1月~5月にトルコへ最も多く観光客を送った国の順位は、ドイツが15.61%(125万9455人)で1位、イランが9.17%(73 全文をよむ

2010-06-22 キプロス・トルコ航空、財政難から飛行停止に (Radikal紙)

交通省民間航空総局は、昨夜夜中から財政危機にあるキプロス・トルコ航空(KTHY)の、全フライトを停止させた。      北キプロス・トルコ共和国公共事業・交通大臣のエルサン・サネル氏は、キプロス・トルコ航空(KTHY)機がエルジャン空港で足止めをくらい、今朝フライトができないであろうと話した。      サネル大臣はこの問題解決のための努力が今日も続けられていると述べ、また、今朝フライトを利用する予定の乗客が困らないよう、解決策を模索していると言った。      航空業界労働組合もキプロス・トル 全文をよむ

2010-06-19 今年のハガツオ、大漁で安値に期待 (Milliyet紙)

ハガツオ漁(の訪れ)を告げるとされる「ヴァノズ」という名のハガツオの幼魚や、季節前にカタクチイワシが獲れ始めた。漁師はこれが朗報であるとし、今年エーゲ海北部ではハガツオが大漁となるだろうと語った。      チャナッカレのゲイリキ港から出港したエーゲ海北部の漁師は、黒海からエーゲ海へ移動を続けているカタクチイワシの群れを追い、網で囲い捕獲し始めた。漁師が引き上げた網の中には、体長12~15cm、体重約500gのハガツオの幼魚が25匹程かかっていた。アルトゥノルク港に持ち込まれたヴァノズは、他の漁 全文をよむ

2010-06-18 この夏の旅行、人気はマケドニアとクロアチア (Radikal紙)

多くのバルカン諸国がトルコ人にビザなし渡航を適用する中、最も人気のあるバカンス先はマケドニアとクロアチアとなっている。      バルカン諸国の多くの国がトルコ人にビザを免除したところ、バカンス先としてバルカン地域の人気が高まっている。定期便ではない特別便を利用し、料金が650TL(約37,538円)からのマケドニア・ツアーは、脚光をあびているツアー・プランの一つである。      プロントツアー・マーケティングのサラプ・オズカル社長は、トルコ人旅行者がビザなしツアーに強い関心を示しており、ビア 全文をよむ

2010-06-17 アレッポ・メルスィン間の列車、明日から新時刻表で運用 (Zaman紙)

アレッポ・メルスィン間の列車が、明日から新時刻表(夏時刻表)で運用されることが発表された。      トルコ国営鉄道(TCDD)の文書による発表によると、トルコ国営鉄道とシリア鉄道は、特に夏季に増加する2国間の交通需要に応えるため、昨年5月12日から9月15日の期間実施したアレッポ・メルスィン間の列車運行を、今年も6月18日から9月18日まで行う。      今年は、トルコ国営鉄道とシリア鉄道の幹部およびメディア代表者らの立会いのもと、6月18日3時に列車がアレッポから出発し、メルスィンには12 全文をよむ

2010-06-16 住宅価格一番の値上がりは、イスタンブル (Radikal紙)

イスタンブルにおいて、1平方メートル当たりの住宅販売価格は5月に0.52パーセント上昇し、イスタンブルは価格が最も上昇した都市となった。       ISTANBUL-REIDIN.comにより、トルコの人口密度の点から最も高額かつ最も多く住宅ローンが利用されている7県の月間平方メートル当たりの販売・賃貸データが、人口密度により比較された。トルコ混合住宅販売価格、賃貸価格インデックスデータによると、ブルサは賃貸額の増加、イスタンブルは1平方メートル当たりの販売価格上昇率ランキングにおいてトップと 全文をよむ

2010-06-14 イスラエル人旅行者減りアラブ人旅行者増へ―ガザ支援船危機の影響 (Hurriyet紙)

観光投資家協会(TYD)の会長トゥルグト・ギュル氏は、イスラエルとの間に生じた緊迫状態の後、多数のイスラエル人観光客の予約が取り消されたと述べた。ギュル氏はこの緊迫に伴い、アラブ世界のトルコに対して感じる好意が高まったと述べ、「こうした意味では観光収入は減少しない、むしろ増大する」と語った。      TYDの月例会が今月はアンタリヤのケメル郡にある町、テキロヴァで開催された。      記者らの質問に答えたTYD会長のトゥルグト・ギュル氏は、アラブ諸国で放送されるトルコのテレビドラマがトルコへ 全文をよむ

2010-06-13 オメル・ディンチェル労働社会保障相、失業問題解決には「苦い処方箋」 (Hurriyet紙)

失業率は「少し苦い処方箋」でを低下する、苦しみは雇用者、労働組合、国が共有する      オメル・ディンチェル労働社会保障相は、雇用の増加のために「少し苦い処方箋」が必要だと話し、「この対策を、国、労働組合、雇用主が分け合うことになる。犠牲的行為をすることが必要だ」と述べた。      タイプ・エルドアン首相が掲げる、失業率を10%下げるという目標にともない、第2次雇用法案が議題となっている。法案は長時間労働、退職金の見直しなどを含む一方、公的雇用、職業教育、柔軟な労働条件、女性向け奨励金などさ 全文をよむ

2010-06-10 エルドアン首相、サウジ・マネー流入の噂を否定 (Zaman紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は以下のように述べた。「複数のメディアで、サウジアラビアからトルコに150億ドルが流入し、このお金が有価証券投資や預託金増加の原因になっていると報じているが、それは真っ赤な嘘である。根拠のないうわさだ。こんな嘘はどうか信じないでください」。      首相は投資協議委員会会議後の記者会見で記者団の質問に答えた。      ある記者の「サウジアラビアから国内に150億ドルが流入し、経済危機からこうして回復したとの噂がある。この件に関してどのようにお考えですか」とい 全文をよむ

2010-06-10 トルコ、シリア、ヨルダン、レバノン、経済協力で合意―中東連合への一歩? (Radikal紙)

トルコ、ヨルダン、レバノン、シリア間で共同宣言が調印された。4カ国間で貿易、税金、農業、保健、エネルギーの分野における協力の促進、ビザの廃止を目指している。      トルコ・アラブ協力フォーラム第3回外相会議の終わりにアフメト・ダヴトオール外相が読み上げた共同宣言において、「トルコ、ヨルダン、レバノン、シリア間の関係は、互いに共通の歴史、文化、地理により他に例がないほど固く結びついている人々の意思によって増加しつつある政治的対話、経済的相互依存と文化的相互作用に基づくものである」と述べられた。 全文をよむ

2010-06-08 イスタンブルに4つの大型ショッピングセンターと商業施設 (Milliyet紙)

イスタンブルでまた投資のチャンスが訪れた。不動産住宅社Emlak ve Konutは、ハルカル、スルタンガーズィー、ウムラニエ、バシャックシェヒルの約415,000平方メートルの土地を入札に出すことを予定しており、これらの土地に大型ショピングモールと商業センターを建設させるとしている。      不動産住宅社は、近年、入札数を増やしている。特に、イスタンブルの新興開発地区にある土地を「利益分割型売却」という形で競売に付す計画をすすめており、近年このモデルを頻繁に採用している。同社は以前にも、アア 全文をよむ

2010-06-07 アゼルバイジャンとの天然ガス輸入交渉、まとまる (Radikal紙)

トルコとアゼルバイジャンの間で長期にわたって続いていた天然ガス輸入交渉に決着がついた。両国は3種類の天然ガス議定書にそれぞれ調印し、これにより2年近く続いた天然ガス価格危機が解消された。      一連の議定書に関して発表したタネル・ユルドュズエネルギー相は、3種からなる基本議定書について合意が得られたと述べた。アゼルバイジャン産天然ガスはトルコにとって非常に重要であると話すユルドュズエネルギー相は、次のように話した。   「これまで長期にわたって行ってきた会談の結果、必要な合意を得ることができ 全文をよむ

2010-06-04 Google一部サイト、アクセス禁止に―「YouTube禁止」関連? (Hurriyet紙)

テレコミュニケーション通信庁(TİB)の決定の下、グーグル関連の一部のIPアドレス(インターネット・プロトコル・アドレス)へのアクセスが、「法的理由によって」ブロックされた。このIPアドレスがブロックされるとともに、禁止されているユーチューブに間接的な方法で入ることが大変難しくなり、ユーチューブと同じIPアドレスを使っている他のグーグルのサイトもこの禁止の決定による影響を受けている。コミュニケーション機構(BTK)は、最新の会見で、グーグルのIPアドレスへの規制など論外であり、これはユーチューブ 全文をよむ

2010-05-30 80年間ボンジュクで暮らしを立てる村 (Radikal紙)

トルコの手作りのガラス製ナザルボンジュウのほとんどは、イズミルのケマルパシャ郡に属するナザル村で作られている。      トルコの国内市場と国外に輸出される手作りのガラス製ナザルボンジュウのほとんどはイズミルのケマルパシャ郡に属するナザル村で生産されている。      基本的な生計を約80年間ガラス製のボンジュク生産で立ててきたナザル村の住人は特に中国から入ってくる安価なプラスチック製のボンジュクが市場で拡大したことで苦しい日々を送り、ボンジュクの窯の数を16から4つに減らざるを得なかった。しか 全文をよむ

2010-05-29 ムスリム・ツーリズムにむけ結集―市場は200億ドル (Zaman紙)

強い需要からその数を日々増加させる「オルタナティブ・ツーリズム」を提供するホテルは、200億ドルの市場からより多くの利益を得るために一丸となって取り組みを始めた。クラブ・ファミリヤのルハト・ユルゲン・ジェンギズ社長は他の旅行会社との競争に苦労していると述べ、オルタナティブ・ツーリズム協会の目的は旅行者を見つけて飛行機に搭乗させ、ホテルに案内するまでのプロセスのすべてを取り仕切ることであると説明した。      トルコと近隣ムスリム諸国の人々との発展した関係が最も自分たちに利益を与えると考えるオル 全文をよむ

2010-05-26 トルコの経済成長率見込みは6.8%-OECD発表 (Hurriyet紙)

経済協力開発機構は今年2回目の世界成長報告書で、トルコ経済について今年6.8パーセント、来年4.5パーセントの成長が見込まれると発表した。      パリに本部を置く経済協力開発機構(OECD)は、トルコの国内総生産(GDP)が2010年は6.8パーセント、2011年は4.5パーセントに上昇するという展望を発表した。      OECDが今日発表した「経済展望報告書」のトルコに関する報告では、「2009年の第2四半期から現在まで輸出の好調が続き、経済の伸びが見られる」との評価が下された。     全文をよむ

2010-05-24 日本は時限爆弾―米マッコーリー社アナリスト警告 (Milliyet紙)

アメリカの投資会社マッコリーのアナリストらは、投資家が日本を爆発まじかの時限爆弾だと考え、この国に対するあらゆる種類の投資を敬遠している、と発表した。      米マッコリー社のアナリストが顧客に提供した調査結果には、「投資家は、日本の債券の売買も、現存の債券の保有にも消極的だ」と掲載された。      日経平均株価は、月曜日(24日)、12月以来の最安値水準〔訳者注:5月24日時点〕である9693円まで下がった。前週末6.5%安を記録した日経指標は、昨日終値は0.27%安の9758円円となった 全文をよむ

2010-05-22 トルコ航空へ「エコノミークラスのサービスは世界一」の評価―スカイトラックス社ランキング (Yeni Safak紙)

スカイトラックス社の選ぶ「2010年エコノミークラスの最高のもてなしを提供する航空会社」ランキングでトルコ航空(THY)が「世界で最高のもてなしを提供する航空会社」として第一位に輝いた。また、「南欧でもっとも優れた航空会社」ランキングでも2度目の栄光を手にした。      スカイトラックス社は世界の航空会社と空港を、サービスと品質を基準にした750の変数で評価。「航空産業のオスカー賞」と名付けられた2010年のランキングでは、トルコ航空(THY)が2007年に初めて手にした四ツ星航空会社の称号を 全文をよむ

2010-05-19 金価格上昇、グランドバザールの貴金属商の商売あがったり (Zaman紙)

グランドバザール商工会のハサン・フラト会長は、金の価格が上がったことで貴金属商の売上が8割程度に落ち込んでいること、結婚式シーズンであるにも関わらず夏季の売上もそれほど見込めない状況であることなどを話した。      フラト会長はアナトリア通信の記者への話の中で、金やその他の貴金属の価値が世界で上がっていること、トルコ国内でも金の価値がどんどん上がっていることなどを強調し、1オンス当たりの価格の上昇、レートの変化、ユーロ安とドル高に関連して金の価格も今後さらに上がり、年末には1オンスあたり140 全文をよむ

2010-05-16 トルコ男性がこんなの履く? (Milliyet紙)

トルコで男性用ストッキングの需要はあるが、市場が未だにヨーロッパのように成熟していないと述べるペンティ・オーレトメン靴下会社会長サミ・カリヨ氏は、来年、試しに男性のストッキングを生産することを述べた。   「これからこうしたものを欲しがる人がでてくる。しかし欲しがる理由も重要である」と述べたカリヨ氏は、次のように話した。   「このような要求が性的な嗜好を明らかにするかはよくわからない。そもそもそうしたことには興味がない。私達が誤解しているような不安もない。しかしこのことをきちんと行うために、私 全文をよむ

2010-05-13 携帯電話契約競争過熱、プレゼントはじゃがいも、玉ねぎ・・・ (Zaman紙)

スィヴァスにあるGSM携帯販売店は、さらなる加入者の増加の為に、携帯会社を変更した人には、時計、靴、カバン、じゃがいも、玉ねぎをプレゼントし始めた。      GSM携帯の販売会社間で競争が激化するにつれて、宣伝活動が多様化している。スィヴァスにあるGSM携帯販売会社の契約が面白い状況になり始めている。スィヴァスのあらゆる場所で番号登録サービスを行なうGSM携帯販売会社は、加入者を増やすために面白いキャンペーンを行なっている。      いくつかのGSM携帯販売会社は、デジタル時計、女性用靴、ハ 全文をよむ

2010-05-13 ロシア・メディア報道、「トルコで建設の原子力発電所はロシアのもの」 (Milliyet紙)

ロシアのラジオ局『ロシアの声』は、アンカラで調印された合意にもとづいて、ロシアがトルコ国内初の原発を建設すると明らかにし、「建設は完全なるロシアの出資で行われ、発電所は、ゆくゆくはロシアのものになるだろう」と伝えた。ニュースでは、これは今まで「他に類を見ない」事業となるだろうと伝え、「ロシアはトルコに長期間関わるつもりである」と述べた。      ロシアのメディアは、ディミトリー・メドベーシェフ大統領の演説を報道し、トルコ訪問を総括した。そして訪問中に合意調印した原発がいずれロシアのものになると 全文をよむ

2010-05-09 歴史的景観を損ねないためチャナッカレ大橋の架橋場所変更 (Zaman紙)

チャナッカレ(ダーダネルス)海峡に建設予定の橋のルートは、オスマン帝国が抗戦したという歴史的景観を持つ半島の保護の為に北側へ移動された。以前に確定されていたサルチャイ~キリトバヒル間のルートはガリポリ半島の中央部を通っている。橋がシュトリュージェ~シェケールカヤ間を通ることによって長さが200メートル長くなり1600メートルとなった。      チャナッカレ大橋の建設に向け公表されていたサルチャイ~キリトバヒール・ルートはシュトリュージェ~シェケールカヤ(ラプセキ)・ルートに変更された。   こ 全文をよむ

2010-05-08 「トルコはEUをクスクス笑っている」―独ヴェルト紙 (Hurriyet紙)

ドイツのヴェルト紙は、EU諸国が経済危機に苦しんでいるいる一方で、トルコは「クスクス笑っている」と報道した。同紙は、長年にわたり経済的にみてEU加盟の備えができていないという批判にさらされていたトルコが、今日ではEUより高い経済成長率を誇っていると報じた。      現在、EUは、ギリシャを襲った経済危機を、他の国々に波及させることなく乗り越える道を模索している。このような時に、ドイツのヴェルト紙は、「トルコは今日EUよりも高い成長率を誇っている。トルコはある意味でEUにおける経済危機をみて、ク 全文をよむ

2010-05-06 イケア・トルコ、輸出順調 (Milliyet紙)

 今年トルコ進出5周年を迎えるイケアだが、イケア・トルコのヌリ・オズスエル代表取締役は今後5年間ではこれまでの5年間を上回る売り上げ目標を設定する、と述べた。       オズスエル代表取締役は、イケア・トルコでは約450アイテムの商品を生産し、30カ国で販売するが、輸出額が3億5千万ドルを超えたと発表し、次のように続けた。      「我々は最初の5年間で当初の目標を達成させ、次の5ヵ年計画はより高く設定するつもりだ。市場へ2万アイテムを投入し、来店者数は1千万人を達成した。トルコでは今まで同 全文をよむ

2010-05-05 肉輸入に最も安い提案はハジュラル・ヘラール・エト社から (Radikal紙)

 食肉価格の高騰の調整を目的に行われた4025トンの食肉牛の入札に、国外からいずれもトルコ人実業家が経営する3社が応札をした。最も安い提案はハジュラル・ヘラール・エト社からであった。      畜水産協会のユセフ・ギュル局長が責任者をつとめ、畜水産協会総局で実施された入札に対しては、上記3社のほかに国外から2つのトルコ系企業が入札条件書を受け取り、応札を検討していた。しかし、この2社は、(入札条件書に定められた)10日間の輸送期間を短いとして、応札をしなかった。       メディアでも大きくと 全文をよむ

2010-05-02 肉の輸入でスジュックの値段も下がる (Zaman紙)

肉の輸入発表前に40リラまで上がったスジュックのキロ当たりの価格が、30リラを下回った。      アナトリア通信の記者の取材によると、去年1年の肉の価格高騰で骨付き赤身の肉の費用が18リラに上昇した。この価格高騰はスジュック、サラミ、ソーセージ等の製品の価格上昇にもつながった。肉の輸入発表前に40リラまで上がったスジュックのキロ当たりの価格は30リラを下回り、価格の更なる下落が予想される。      ブルサ食肉販売組合長兼トルコ食肉販売連盟副会長のムフシン・ユルドゥズ氏は、一部の企業が肉の高騰 全文をよむ

2010-04-29 ボスフォラス海峡第3橋は、黒海岸に (Hurriyet紙)

ビナリ・ユルドゥルム交通大臣は、以前言われていたタラブヤ―ヤルキョイ間とハバンテペ―トカットキョイ間に反し、ボスフォラス海峡第三橋がガリプチェ―ポイラズ村間を結ぶことを発表した。建設―運営―譲渡モデルで行われる第三橋を含む北マルマラ高速道は国有化費用を含め60億ドルのプロジェクトとなり、4-5年に完成する見込みである。      ビナリ・ユルドゥルム交通大臣は、ボスフォラス海峡第三橋がサルイェル・ガリプチェとベイコズ・ポイラズ村を結ぶと発表した。そして、ボスフォラス海峡第三橋を含む北マルマラ道の 全文をよむ

2010-04-29 集合住宅局、アリ・サーミー・イェン・スタジアム競売結果を取り消し (Milliyet紙)

集合住宅局は、アリ・サーミー・イェン・スタジアムの土地入札に提示された4億1650万リラ(約258億円)を、「良い値だが不十分」とした。セイランテペ・スポーツ複合施設にかかる費用が当初の予定を上回ることから、さらなる資金を必要とする集合住宅局は、アリ・サーミー・イェン・スタジアムの土地のために行われた競売の結果を取り消した。      集合住宅局のエルドアン・バイラクタル局長は、アナトリア通信の記者に説明し、「実のところ土地には、その価値から考えて良い値がつけられた。だが、セイランテペの複合施設 全文をよむ

2010-04-28 肉の高値に対策―食肉輸入はじまる (Milliyet紙)

今週初めに肉の輸入が行われると発表された後、食肉売場の赤肉(牛肉および羊肉)価格が2~3リラ(約126円~189円)下落した。   食肉価格の高騰を受けとられた対策の効果が出始めた。スーパーや食肉販売店ではこの3日間で価格の下落が見られた。大規模スーパーのミグロスでは牛胸肉の挽き肉用の肉は1キロ当たりの価格は21.49リラ(約1354円)から19.50リラ(約1229円)へ、牛挽き肉用細切れの価格は25.90(1632円)から21.90リラ(1380円)へ、ステーキ用牛もも肉は33.30リラ(2 全文をよむ

2010-04-24 メヴラーナを使ったお茶の宣伝に、非難の声 (Milliyet紙)

消費者組合コンヤ支部のムスタファ・ディンチ支部長は、メヴラーナの7つの説法のナレーションが流れ、セマーゼン(旋回舞踊(セマー)をする人)が旋回舞踊を踊るテレビコマーシャルは、宗教の価値とシンボルを商用目的で使用しており不適切であると発言。メヴラーナの説教がお茶メーカーの売り上げ増進に使用されていると指摘したディンチ支部長は以下のように続けた。      「メヴラーナが、「我はコーランの僕なり。我は預言者ムハンマドの道の後塵なり。誰かが他のことを私の教えとして伝えるならば、我はその者からもその者の 全文をよむ

2010-04-15 カドゥキョイ・カルタル地下鉄は年内に完成予定―トプタシュ・イスタンブル市長発表 (Yeni Safak紙)

 ヨーロッパ最大の施設となるアタキョイ・先進バイオ浄化施設を、2010年内に開設させると述べるトプバシュ市長は、カドゥキョイーカルタル地下鉄の工事も年内に完了させ、2011年の6月にはテスト運行を開始すると発表した。       イスタンブル広域市の2009年の活動報告は、市議会で多数決により承認された。       カーディル・トプバシュ市長は、2009年の活動報告を、広域市議会の本日の会議で議員らに提示した。       イスタンブル広域市として、全公共投資の26%を単独で行ったと述べるトプ 全文をよむ

2010-04-14 バクー・ジェイハン原油パイプライン、フル稼働に達せず損害 (Zaman紙)

世紀のプロジェクトと銘打たれたバクー―トビリシ・ジェイハン(BTC)原油パイプラインの主要運営企業であるBTC社とトルコ側の操業を行うBIL社(ボタシュ・インターナショナル株式会社)間でおこった訴訟問題の原因が明らかとなった。       昨年国際刑事裁判所へと告訴を行ったBIL社は、訴状において「BTC社がパイプラインの操業に失敗し、それにより2008年末以来2億800万ドルの損害を与えた」との理由を提示した。BIL社は、BTC社が損害を補償するよう要求している。       エネルギー省から 全文をよむ

2010-04-10 社会保険(年金)の受給者、900万人―年金納入者より受給者の方が多い県も (Zaman紙)

例年なんとか持ちこたえている社会保険(年金)の問題点を端的に示す数値が明らかとなった。トルコでは社会保険(年金)の掛け金を納入する人より、受給する人のほうが多い県の数が増えているのが分かった。      ゾングルダク県には14万3000人の納入者に対し14万2000人の社会保険受給者がいる。バルトゥン県には4万1000人の社会保険受給者に対し、保険金納入者はわずか3万5000人しかいない。また西黒海の町であるカラビュクは4万4000人の納入者に対し4万7000人の受給者がいる。   ヨーロッパで 全文をよむ

2010-04-10 政府、「小売業者救済策」発表 (Radikal紙)

エルドアン首相は、ニハト・エルギュン産業通産大臣、アリ・ババジャン国務大臣兼副首相、メフメト・シムシェキ財務大臣、オメル・ディンチェル労働社会保障大臣、ザフェル・チャーラヤン国務大臣、ジェヴデト・ユルマズ国務大臣らも参加して行われた記者会見で「小売業者の変容・転換・支持(3D)戦略報告書および 行動計画(ESDEP)」を発表した。      エルドアン首相は同時に行われた会見で、約190万人の小売業者に密接に関係する行動計画の評価のため集まったことを明らかにした。エルドアン首相はESDEPと呼ば 全文をよむ

2010-04-06 生活実感調査―52.9%が「生活は苦しい」 (Radikal紙)

トルコで国民の52.9%が、別の表現をすれば半数以上の人が、家計が「厳しい」と感じている。この中の16.9%は「非常に厳しい」と表現している。「楽である」と答えている割合は10%である。      経済危機によって、トルコで生活がより困難になった。トルコで国民の52.9%が、他の表現をすれば半数以上の人が、家計が「厳しい」と感じている。トルコ統計機構が行った『生活実感調査2009』によると、国民の36%が「厳しい」、16.9%が「非常に厳しい」生活を送っていると述べた。また同様に35.5%が「中 全文をよむ

2010-04-03 株式市場、上昇一途 (Hurriyet紙)

アメリカからもたらされた有力な経済数値により、トルコをはじめとした新興国の株式市場が記録的に上昇している。       先週末、新興国の株式市場がしばらくぶりに6日間上昇し続けた。金曜日、アメリカで雇用の増加がここ3年で最高水準となったことで、株式市場でも記録的な株価上昇がみられた。      イスタンブル証券取引所(IMKB)国際100指数は、ここ2年間で最高水準となった。世界的な景気回復が続くなか、このことはトルコ経済が成長を続けていることを示すもので、市場に安心感をもたらす一方、イスタンブ 全文をよむ

2010-03-31 玉ねぎ価格、高騰 (Radikal紙)

市場や八百屋で一キロ当たり3リラにまで高騰した玉ねぎの価格が、20日ほどで下落するだろうと予期されている。      玉ねぎは、新型インフルエンザ予防に有効な方法として報道されてから急激に売れ出した。それにともなって、価格も徐々に上昇し始めた。      昨年9月と10月の玉ネギの卸値が70ないし80クルッシュで扱われていたのが、需要の増加に伴い、さらに今年の生産も少なかったこともあり、価格が急上昇した。      11月から1月にかけて卸値1.5リラ、市場価格も2リラまで値上がりした玉ねぎは、 全文をよむ

2010-03-26 歌手イブラヒム・タトゥルセス、イラク版TOKİへ50%出資 (Milliyet紙)

著名な民謡歌手であるイブラヒム・タトゥルセスはイラク版のTOKİと呼べるような建築会社へ50%の出資を行い、パートナーシップ契約を締結した。      先週、会合のためアルビルを訪れたタトゥルセスは、昨日(3/26)イラクのアル・アデルカンパニーグループの会長であるリュスディ・サイードとセイランテペ・タトゥルセスグループのビルで対面し、パートナーシップ契約を行った。      なりたかった職業は、建築事業家だったと語るタトゥルセスは、北イラクに1400 棟を建設する予定でいる。タトゥルセスの建設 全文をよむ

2010-03-25 イスタンブル株式市場の終値、過去27カ月の最高値 (Hurriyet紙)

イスタンブル株式市場(İMKB)の総合指数が、過去27ヶ月の最高値の57044ポイントで終了した。市場の高値は特に海外からの報道に影響された。      ドルは昨日に比べ0.3下がり1.54TL(約93円)で取引を終了した。      ドイツのメルケル首相がギリシャを救済するために以前に比べ更に穏当な発表を行ない、ドバイ政府がドバイワールドの負債を支援することが世界市場にプラスの旋風を巻き起こしている。ヨーロッパの市場は12%近く上がっており、トルコにおける上昇も終値で3.46%となった。   全文をよむ

2010-03-25 私立大学ではじめて労働組合結成 (Radikal紙)

トルコの私立大学ではじめての労働組合がイスタンブルのビルギ大学で発足した。社会労働組合連合での組織化を選んだ大学は、近いうちに包括的な契約に署名する予定だ。      ビルギ大学が行った書面での発表で、私立大学に勤務する教職員らは、賃金および被雇用者の権利という観点から労働法が適用される労働者であり、労働組合の組合員となる権利を有していると明示されている。同発表では、私立大学が第17項の「商業、事務、教育、および芸術」のセクターに含まれ、これらの分野で働く人々も、第17項セクターの労働組合の組合 全文をよむ

2010-03-24 銀行管理監督協会会長に、生卵 (Milliyet紙)

銀行業管理監督協会(BDDK)会長テヴフィク・ビルギン氏がメルスィン大学で講演中に生卵を投げつけられるという事件が起こった。卵が見事に命中したビルギン氏は、講演を途中できりあげた。      メルスィン大学経済経営学部の行事で、ウウル・オラル講堂にて開催された『経済危機、銀行営業そして銀行管理監督協会(BDDK)』という題名の講演に、学長シュハ・アイドゥン氏、地中海輸出業連合代表委員会会長マハムト・アスラン氏、教員らならびに学生らが参加した。      演説をしに壇上へあがったBDDK会長ビルギ 全文をよむ

2010-03-23 トルコの貨物船ソマリア沖でさらわれる (Hurriyet紙)

ソマリア沖の海賊は、トルコ船舶を襲った。襲撃を受けた船舶には、21人の乗組員が乗っていたが、そのうち19人がトルコ人で、2人はウクライナ人であるとされた。      アデン湾周辺でソマリア沖海賊対策活動を行っていたEU(欧州連合)海軍部隊司令官ジョン・ハーバーは、トルコ船舶がインド外洋でさらわれたと述べた。   ハーバー司令官は、マルタ国旗を掲げていた「M/Vフリージア号」は、19人のトルコ人と2人のウクライナ人の乗組員を乗せていたと語った。トルコ船舶の誘拐後、海賊の代わりにアリという名の人物が 全文をよむ

2010-03-20 ノールーズ観光、活性化へ―イランから15万人観光客 (Zaman紙)

かつて祝うことを禁止され、それ自体よりもテロ事件によって話題に上っていたノールーズは、旅行業者にとって希望の門となった。この日を祝うためだけにイランから訪れた人の数はイスタンブル・アンタリヤだけで7万人に上った。他の地域も含めると少なくとも15万人のイラン人がノールーズのためにトルコへ入国したことが明らかにされた。オフシーズンとされる3月にこれほどの数の旅行者がやってきたことに旅行業界は喜びの表情を見せた。      経済危機の年においてすらライバルを引き離す旅行業者たちは2010年に非常に希望 全文をよむ

2010-03-19 歌手イブラヒム・タトゥルセス、北イラクで建築業 (Yeni Safak紙)

著名な歌手、イブラヒム・タトゥルセスが北イラクで建築業を始める。入手された情報によると、タトゥルセスは今朝アルビルへ向かったらしい。   タトゥルセスはこの地方での建設分野の仕事に意欲を持っており、これについて話し合うためにアルビルへ行ったと言われる。 全文をよむ

2010-03-18 テロ被害の南東アナトリア・中小企業・商店主に無利子融資策 (Zaman紙)

中小企業振興支援局(KOSGEB)は、南東アナトリアへの緊急支援プログラムを拡大した。      以前ディヤルバクルの小売業者に3万トルコリラの無利子融資を行ったKOSGEBは、テロの被害者も支援の対象とすることにした。これにより大衆運動やデモ、テロ事件の影響を受けた企業に対し10万リラまでの無利子融資の支援が行われることとなる。テロの被害者たちに関する官公署からの書類を提出し、融資を受ける経営者は、最初の6カ月はいかなる支払いもしなくてよい。融資は、その後24分割の利子をもって回収される。今回 全文をよむ

2010-03-17 トルコ航空、スチュワーデス1000人募集 (Radikal紙)

トルコ航空は、2023年には250機の航空機を保有する航空会社になることを目標とする一方、2010年には1000名の新規キャビンアテンダントと600名の副操縦士を採用する予定だ。      トルコ航空のトプチュ会長は、トルコ共和国建国100周年である2023年に向け強気な目標を発表した。トプチュ会長は、2023年にはトルコ航空が世界を牽引する航空会社の一社になるだろうと信じていると述べ、「我々の目標は2023年に250機の航空機を保有する航空会社となり、世界の航空会社のトップを占めることである」 全文をよむ

2010-03-13 「兵役金納制は、IMFからの援助のかわりになる」―金納希望者の皮算用 (Zaman紙)

兵役金納制を望む人々は、IMFとの交渉が中止になった今、兵役金納制による収入がIMFからの援助の代わりになると考えている。      政府がIMFとの交渉が決裂したと発表したことを受けて、兵役金納制法が施行されることを望む人々の期待はまた高まった。彼らは、自身で作成したインターネットサイトを介して世論を形成しようとしており、bedelliaskerim.comというサイトに以下の見解を発表した。      (トルコは)2008年末に始まり2009年に深刻な影響を見せた経済危機に揺さぶられ、この経 全文をよむ

2010-03-11 アンカラ、交通料金値下げ決定無効に (Radikal紙)

アンカラ・ミニバス運転手協会は、首都アンカラの交通料金に関して6年前の料金体系を有効とする交通調整センター(UKOME)の決定に訴訟を起こし、これを無効とする判決が下った。この割引料金体系は無効となった。      ハジュ・ベキル・ガーニ協会長は、会見で協会としてアンカラ広域市がUKOMEより得た決定に関し、アンカラ第2行政裁判所にて起こした訴訟の結果が今日(3月11日)わかったと話した。      それによると、ガーニ協会長はミニバス、バス、そしてアンカライ(地下鉄)について6年前の交通体系を 全文をよむ

2010-03-10 韓国企業、シノプに原子力発電所建設 (Zaman紙)

トルコは、シノプでの原子力発電所建設に向けて韓国企業と開発共同宣言に署名した。      トルコ・韓国事業フォーラムの中で、トルコと韓国はシノプの原子力発電所建設についてイスタンブルで共同宣言に署名した。エネルギー・資源担当大臣のタネル・ユルドゥズは、シノプ原子力発電所の建設に意欲と方向性を示しながら、「2020年までには少なくとも(電力需要)全体の10パーセント程度の原子力発電所を立ち上げておく必要がある」と話した。      トルコ・韓国事業フォーラムで韓国企業との共同宣言調印式に出席したユ 全文をよむ

2010-03-05 借金がつのり・・「村、売ります」 (Zaman紙)

マラトゥヤのアルグヴァン郡カラホユック村に住む農民60人のうち50人が農業ローンの支払いができず、財産の差し押さえを受けた。      ハサン・ヒュセイン・クルチャルスラン村長がアナトリア通信の記者に行なった説明によれば、村には60戸の家があり、このうちの50戸で村人が暮らしているという。   クルチャルスラン村長は、村民は農業に従事しており、これまでに借り受けた農業ローンを返済できない村人は、すべての財産を差し押さえられたと話す。      さらに、すべての所有財産をもってしても借入額の全額に 全文をよむ

2010-03-02 トルコ統計機構、2009年失業率データを発表 (Yeni Safak紙)

トルコ統計機構(TÜİK)は、2009年の失業率が14%と発表した。昨年のトルコの失業者数は347万1千人に増えた。トルコの昨年の雇用労働者数は、一昨年より8万3千人増の2127万7千人だった。労働者の分野別構成は、農業分野では1ポイント増、サービス業分野では 0.5ポイント増、製造業分野では1.6ポイント減という結果だった。      トルコ統計機構は、世帯労働力調査『2009年の結果』を明らかにした。   この調査によると、2009年のトルコの人口は、一昨年より81万8千人増の7054万2千 全文をよむ

2010-02-21 トルコ人消費行動調査、一番買い換えるのは携帯電話 (Hurriyet紙)

ミルワード・ブラウンによって行われた「製品買換え頻繁度」の調査によると、トルコ人消費者が最も購入し、買い替えている製品は携帯電話であった。      ■2年と半年で携帯電話の機種を交換      国際市場調査会社のミルワード・ブラウンはトルコが行った11県で 、18歳以上の450人へのコンピュータを使った対面調査の結果、トルコ人消費者の製品買換えの習慣が明らかになった。調査で、この1年以内に100人中50人が携帯電話を購入し、同時に消費者が携帯電話を平均2.5年で買い替えていることを明らかになっ 全文をよむ

2010-02-17 黒いお米トルコで発売へ (Zaman紙)

中国を発祥とし、イタリアでごく少量が生産されている黒い米が500グラム単位でトルコの市場に登場した。      米販売のセゾン社によってトルコに輸入された「黒い米」は3.5~4ユーロで取引された。セゾン社のメフメト・エルドアン会長は記者会見で、新しい製品である「黒い米」が実は何世紀も前から消費されてきた食品であることを説明し、食物繊維とミネラルが豊富なことで注目される「黒い米」を500グラム単位で発売を開始したと発表した。エルドアン氏は、「黒い米」がイタリアで「サピセ」という名称で特別な生産共同 全文をよむ

2010-02-16 トルコ人ビジネスマンにはEU5年ビザ (Milliyet紙)

トルコ人ビジネスマンは、イスタンブル商工会議所(İTO)から得た紹介状によって、イタリアから5年間シェンゲン条約によるビザを取得できるようになる。会社の役員らも、この制度の恩恵を受ける。      イスタンブル商工会議所(İTO)とイタリアの在イスタンブル総領事館の間に締結された「ビザ簡易化協定」によって、ビジネスマンは、イスタンブル商工会議所からの紹介状によって5年間シェンゲン条約によるビザを取得できるようになる。      イスタンブル商工会議所運営委員会ムラト・ヤルチュンタシュ会長は、国際 全文をよむ

2010-02-12 トヨタ車リコール、トルコでも開始 (Milliyet紙)

「アクセルペダル不具合問題」で、57,301台を対象とするリコールが始まった。      トヨタ・マーケティング&セール株式会社は、過去数年間に販売された57,301台を対象としたリコールを始めた。    トヨタ社はこの件に関して、トルコでの「潜在的なアクセルペダルの問題」に対応する体制を整えたことを書面で明らかにし、「トヨタ・マーケティング・セール社は、過去数年間に販売された、対象車57,301台のリコールを開始した」と発表した。    リコールについて、トヨタ・マーケティング・セール社CEO 全文をよむ

2010-02-11 専売公社ストライキ、敗北―首相、最終通告 (Hurriyet紙)

トルコ労働組合総連合会のムスタファ・クムル委員長は、タイイプ・エルドアン首相が専売公社のストライキについてなす術がないと発言したことを明かした。       トルコ労働組合総連合会のムスタファ・クムル委員長は専売公社ストライキの状況に関する会談で、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が、「4C規約の問題で現段階では他になす術がないと発言」したことを明かした。       新首相官邸でエルドアン首相と会談したクムル委員長は、「首相は『我々は出来る全ての手段を用いて4C規約は改正された。我々は賃金も値 全文をよむ

2010-02-09 アンタリヤ暴風雨被害、生鮮野菜市場に打撃 (Hurriyet紙)

アンタリヤに被害を与えた暴風雨が、地域経済にも大きな打撃を与えた。アンタリヤ全域で多くのビニールハウスが水没し、野菜や果物、花の生産地が大きな被害をこうむった。トルコで最も重要な農業生産の中心地であるアンタリヤで起きたこの自然災害が、生鮮野菜価格の高騰をまねくのでは懸念されている。      アンタリヤ輸出協会とアンタリヤ切花輸出協会の会長であるオスマン・バーダトルオール氏は、アクス峡谷が氾濫した結果、アンタリヤのクンドゥ、カドリイェ、ベレキ、クムキョイ地区の生花用ビニールハウスが水没したと発表 全文をよむ

2010-02-04 ダーダネルス海峡に橋、ボスフォラス海峡に第3橋―大型入札続々と (Yeni Safak紙)

道路公団総裁のトゥルハン氏は、イスタンブルのボスフォラス海峡に建設が予定されている第3大橋がかかる土地の地形や歴史的、自然的価値に注意しながら、周囲の環境に合わせ、現在あるシステムと連携しなければならないと話した。   第3大橋のルートはベイコズ―タラビヤ間かサルイェル―ユシャ・テペシィ間であることを明らかにしたトゥルハン氏は、イスタンブル広域市議会の決定により、このルートのうちの一つで建設計画がなされると話した。   ジャーヒット・トゥルハン道路公団総裁は、テキルダー―チャナッカレ―バルケスィ 全文をよむ

2010-02-03 トルコ・トヨタ「リコール対応、準備中」―リコール問題に関し発表 (Hurriyet紙)

トルコ・トヨタのCEO、アリー・ハイダル・ボズクルト氏は、アクセルペダルの不具合によるリコールについて、トルコでも早急に準備が進められていることを明らかにした。   ボズクルト氏は、トヨタのアクセルペダル不具合によるリコールに関して文書による声明を発表した。今回の事態について顧客に陳謝するとともに、今回発表されたリコールは利用者に対し最も高い安全基準を提供するという予防的措置であることを説明した。      トヨタは今回の事態の中で顧客のための最大限の対応をしていることを強調し、生産段階でアクセ 全文をよむ

2010-02-02 大型ショッピングモールの日曜休業案へ、閣僚から否定的見解 (Milliyet紙)

イスタンブル家具見本市でテレビ局のインタビューに応じた通商産業大臣エルギュン氏は、大型店舗法案での大型ショッピングモール(AVM)の日曜休業の取り扱い方に関する質問に対し、日曜休業関連の案はないと述べた。   ニハト・エルギュン氏は以下のように明らかにした。   「日曜日の営業時間をもっと制限することは、店舗部分にかかわる制限の問題であるし他の大型店舗ともかかわってくる。娯楽施設や映画館、レストラン、カフェといった日曜日の営業時間をもっと制限することは、店舗部分にかかわる制限の問題であるし他の大 全文をよむ

2010-02-01 専売公社ストライキ、直接交渉も結果なし (Radikal紙)

専売公社 職員が49日間続けているストライキに関し交渉が行われたものの結果は得られなかった。      専売公社職員らは(民営化に伴い職を失う人が多く出たため、)存続権のため49日間ストライキを行っていたが、その願いは実現しなかった。先週タイイプ・エルドアン首相がトルコ労働組合と交渉を行い、その後メフメト・シムシェク財務大臣とハヤティ・ヤズジュ国務大臣に対し、専売公社職員の要求に関して何らかの取り組みを行うよう通達がなされていた。      この取り組みの一環として交渉が行われたが、ここでも成果 全文をよむ

2010-01-29 専売公社ストライキ、一歩前進―エルドアン首相と面会、関係閣僚へ指示 (Milliyet紙)

トルコ労働組合連盟のクムル委員長は、首相府を辞去する際に記者に説明を行った。      エルドアン首相と、トルコ労働組合連盟のクムル委員長との首相官邸におけるトップ会談は2時間続いた。エルドアン首相は、会議に加わったシムシェキ、ヤズジュ両大臣に、この件について対策を行うよう指示した。   専売公社労働者らのストライキ運動が始まって45日目に、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相と、トルコ労働組合連盟のムスタファ・クムル委員長が話し合いの場を持った。エルドアン首相は、会談に加わったメフメト・シムシェ 全文をよむ

2010-01-28 お菓子のウルケル、ゴディバにつづき香辛料のマコ―ミックを買収か? (Milliyet紙)

大手チョコレート企業のゴディバの買収をしたことで注目を集めたウルケルは、今回は、別の世界的な大企業に関わっている。ウルケルが、アメリカのマコーミックと接触していることがわかった。      2007年世界で最も高級なベルギーのチョコレートメーカー、ゴディバを8億5000万ドル(約767億円)で買収したウルケルは、今回は、別の世界的な大企業と交渉している。アメリカの有名な香辛料メーカーであるマコーミックと交渉をしていることが判明したウルケルは、このメーカーと、ケロッグ社、ヒーロー社とやっているよう 全文をよむ

2010-01-27 ナブッコ天然ガス・パイプラインの将来に暗雲? (Milliyet紙)

ナブッコ・プロジェクトの最高責任者は、トルコを通過する予定のパイプラインに十分な需要がなければ、プロジェクトが中止になるだろうと語った。      ナブッコ・プロジェクトでは、カスピ海地方と中東の天然ガスがパイプラインによって、ヨーロッパに運ばれる予定である。このプロジェクトへの参加企業の一つであるオーストリアのOMVの、石油ガス部門責任者のウェルナー・アウリ氏は、今年からパイプラインの需要積み上げプロセスを開始させること、もし需要が予想よりはるかに下回るなら、パイプラインの建設は中止することに 全文をよむ

2010-01-24 イスラエルの労働組合、エルドアン首相に謝罪を求める (Radikal紙)

イスラエルで労働組合の98パーセントがトルコに対する“観光ボイコット”に参加したことが明かされた一方、労働組合の36パーセントは「エルドアン首相が謝罪をすれば」ボイコットを取り止める勧告をするつもりであることが報じられた。      イスラエルでトルコへの“観光ボイコット”が広まっている。イスラエルにおいてとても有力な労働組合の98パーセントがボイコットに参加したことが明らかにされた一方で、36パーセントは「エルドアン首相が謝罪をすれば」ボイコットを取り止めると提案しているのが報じられた。   全文をよむ

2010-01-14 イラン製自動車ソレン、発売 (Hurriyet紙)

イランのコードロ(Khodro)社(IKCO)が製造した自動車「サマンド」に続き、「ソレン」モデルもトルコで発売された。      IKCOのトルコにおける販売代理店であるMYS自動車のイイット・セスクル社長は、トルコ市場に2年前「サマンド」の「LX」モデルで参入したと話した。      その後「サマンド」の「EL」モデルもトルコに導入したと話す同社長は、両モデル共、トルコ人消費者の大きな関心を集めたことを強調した。      セスクル社長は、「サマンド」への関心を基にイランで製造会社と行った会 全文をよむ

2010-01-11 タバコ、値上げ (Hurriyet紙)

たばこの値上げが再び始まった。財務省への反発のために、過去に一度値上げをし、その後値下げを行ったフィルサ社は、値下げしたままではいられなかった。フィルサ社は、それぞれ5.50リラ(約350円)と5.75リラ(約365円)であるマールボロ・ショートとマールボロ・ロングの価格を7リラ(約445円)にした。      ブリティッシュ・アメリカン・タバコも、昨日(11日)値上げをし、テケル2000を5.90リラ(約375円)に、テケル2001とバイスロイを4.5リラ(約286円)に値上げした。 全文をよむ

2010-01-09 マルディン経済、活況-対シリア・イラク貿易、活発に (Yeni Safak紙)

マルディンで15の工場が操業を開始し、20の新規申請がある。      シリアとのビザ適用撤廃と、イラクとの関係 が正常化したことが、マルディンの経済にポジティブに反映した。マルディンでは、ここ1年間で2億7000万ドルの輸出が行われ、同じ1年間で15の工場が操業を開始し、20の工場は設立のため申請が行われた。      経済援助政策と、イラクやシリアとの通商関係の急速な発展は、この2つの国への国境に近いマルディンの経済によい影響を及ぼした。イラクとシリアとの良好な関係の結果、こここ1年間で15 全文をよむ

2010-01-05 年金支給額、値上げ―エルドアン首相発表 (Zaman紙)

労働者及び自由業者に支払われる年金が今年、74~175リラ(訳注:日本円に換算しておよそ4688~1万1129円、小数点以下四捨五入 以下同じ)増額される。      情報によると、インフレによる増額と改定に基づき、退職者に今年支払われる年金の月額が決定された。      これによると、2009年12月に306リラ(約1万9387円)であった最も低い退職年金は、1月には369リラ(約2万3467円)、7月には380リラ(2万4167円)になる。今年末には最低退職年金の額が24.2%増加することに 全文をよむ

2010-01-03 新法案で野菜、果物が安くなる (Yeni Safak紙)

畑のトマトの価格が市場に至るまでに100パーセントの割合で上昇することを廃止する法律案が、議会に提出される。2010年1月6日に議会の小委員会において協議される法案は、市民への安価な青果物の供給を目的としている。仲介業者を廃止する法制度の整備により、生産者が近隣の市場にて生産物を自身の手で販売することができるよう、市場の販売場所全体の10パーセントが生産者に割り当てられることが明らかにされた。      この件に関してニハト・エルギュン通商産業大臣は、「野菜・果物売買の整備に関する法律案」の作成 全文をよむ

2009-12-31 大みそかに値上げの嵐 (Hurriyet紙)

政府は2009年大晦日に値上げの嵐をまき起こした。31日から石油製品、タバコ、アルコール製品に対する特別消費税(ÖTV)率の引き上げを実施した政府は、2010年1月1日には自動車税を前年に比べ3.3%値上げした。届け出用紙代および固定料金も最高で66.7%にもおよぶ値上げが実施された。      自動車税額、いくつかの製品に適応される特別消費税率、固定税額および最低固定税額・手数料、印紙税率とその金額に関する政府の決定が、官報で公表された。同決定によると、95レギュラー無鉛ガソリンの特別消費税が 全文をよむ

2009-12-31 黒海で石油探索船、活動へ (Zaman紙)

トルコとブラジルの国営石油会社は、地震探査により油田が存在する可能性が明らかとなったスィノプ沖合で共同調査活動を行う。石油採掘のために、沖合での調査活動が可能な世界第二の規模の石油プラットフォーム、「レイヴ・エリクソン(Leiv Eiriksson)」が昨日、イスタンブルのボスフォラス海峡を、セレモニーを行いながら通過した。黒海で3年間、採掘活動を行う石油プラットフォームの1日あたりの利用コストは100万ドルであり、TPAO(トルコ石油公社)とペトロブラス二社で共同負担した。       トルコ 全文をよむ

2009-12-29 ワイン産業界、2010年の酒税減税に期待 (Milliyet紙)

トルコ最大のワインメーカー、カヴァクルデレ・ワイン会社の取締役アリ・バシュマン氏は2010年からワインにかかる酒税が引き下げられると語り、このことがワイン業界にとって追い風となることを期待すると述べた。      バシュマン氏は次のように話した。   「ヨーロッパ連合(EU)の法規にそった基準でのプロセスがあり、それを期待している。来年は確実にそうなるであろう。比例税は廃止され、定額税、すなわち全世界で適用されている酒類に課される税システムが登場することになる。これもコストを下げるという点で、非 全文をよむ

2009-12-25 2010年予算案、国会通過し成立 (Zaman紙)

トルコ大国民議会の本会議は、2010年度中央政府予算法案を承認した。   歳出は2,869億8,100万リラ(約17兆2812億円)、歳入は2,367億9,400万リラ(約14兆2591億円)、赤字は501億8,700万リラ(約3兆221億円)になると予測された。   トルコ大国民議会の本会議において、2010年度中央政府予算法案が承認された。予算案には437人の国会議員のうち335人が賛成票を、102人が反対票を入れた。   法案によれば、2010年度の歳出は2,869億8,100万リラ(約1 全文をよむ

2009-12-25 マイクロクレディット利用で27歳女性が起業、成功への道 (Yeni Safak紙)

カフラマンマラシュの2児の母親であるエミシュ・ポラトさん(27)がマイクロクレディットプロジェクトの一環として融資された500リラ(約30,321円)で18人に職を与えた。      エミシュ・ポラトさんは、カフラマンマラシュ県によって2007年に適用されたマイクロクレディットプロジェクトを親戚から知った。彼女はこのプロジェクトの一環として融資された500リラ(約30,321円)で18人を雇用した。情報によれば、エルビスタンに住むエミシュ・ポラトさんは、強く希望していたにもかかわらず小学校以降の 全文をよむ

2009-12-24 公務員27000人、新採用へ (Milliyet紙)

議会本会議で2010年の予算が審議される中、公正発展党(AKP)会派副代表ベキル・ボズダーらによりある動議が出された。      動議では、2010年に退職、辞職、死亡、転職などの理由で空席となる公務員ポストの25%が新たに採用されることに関する決定が変更され、その割合が50%となった。      こうして新規採用者数は1万3750人から2万7500人へ引き上げられた。来年には別途、高等教育機関に4000人、その他の公的機関に21000人が採用される予定。教育関係には7000人が配属される。   全文をよむ

2009-12-22 県別失業率、最多はシュルナク県、最低はアルダハン県 (Radikal紙)

失業率が最も高い県はシュルナク、アダナ、ハッキャーリ県で、最も低い県はアルダハン、カルス、バイブルト県である。      トルコ統計協会ははじめて県別失業率を発表した。   就労率、雇用率、失業率の3つのパラメータを計算したデータでは、信頼区間が用いられた。この枠組みで、県ベースで、問題となる3つの統計に関する予測結果を含む「2008年度県レベル基本労働力指針」によると、2008年にトルコ全体での失業率は11%という結果になった。   失業率が最も高かったのは22.1%のシュルナク県だった。それ 全文をよむ

2009-12-21 ボスフォラス大橋など、民営化 (Milliyet紙)

長い間議題にあったボスフォラス大橋と高速自動車道路の民営化が開始された。先日行政裁判所で障害を抱えていた民営化のために必要な法的基盤整備をおこなった。      民営化を可能とするために道路事業局は組織と役割に関する計画の法案を首相府に提出した。このようにして道路事業局が二年間民営化を期待したファーティフ・スルタン・メフメト大橋とボスフォラス大橋および9の高速自動車道路の民営化への展望が開かれた。このプロジェクトは2010年に再び入札実施の準備を行うとされた。計画法案を閣議で扱ってから国会に提出 全文をよむ

2009-12-20 予備校費用にも値上げの計画 (Radikal紙)

予備校連合協会(ÖZDBIR)の代表、ファルク・キョプリュリュ氏は2010‐2011年の教育年度の入学金を10~25%値上げする計画があると話した。      キョプリュリュ氏は予備校の2009‐2010年度はその前の年度と料金を変えず、「値上げせずに」生徒をとったために今年度は苦労したと述べた。      来年度の入学が間もなく始まると話したキョプリュリュ氏は次のように述べた。      「値上げをしなかった今年度、この業界はとても苦労した。しかし今年は値上げせざるをえません。現在、県ごとに5 全文をよむ

2009-12-13 トルコ航空、バルセロナのスポンサーへ (Hurriyet紙)

トルコ航空(THY)は世界サッカーチームの上位にいるバルセロナと3年間のスポンサー契約を結んだ。      前回のチャンピオンズリーグの王者の称号も持っているバルセロナチームのゼネラルマネージャー、ジョアン・オリベルの行った声明によると、トルコ航空は調印した特別グローバルスポンサー契約によりバルサに年間300万ユーロ(3.9億円相当)を支払うことになった。      ■ 公式サポーターへ      トルコ航空関係者は、FCバルセロナのスポンサーになるため長期間折衝が行われていたと説明する一方、3 全文をよむ

2009-12-10 スィノプ刑務所の繊維工場に注文殺到、大繁盛 (Hurriyet紙)

スィノプEタイプ刑務所で6年前に稼働し始めた刑務所繊維工場では、2008年に80万リラ(約4800万円)の利益が出ており、今年も年末にはこの数字をも超えることが期待されている。トルコにある多くの刑務所の看守や民間企業の制服、作業着などを、工場で働く囚人たちが作っている。      刑務所の囚人たちに働く機会を提供していると話す共和国検事総長のオムル・トパチュ氏は、「我々の刑務所で働く囚人たち全員は社会保険に入っています」と言った。刑務所長のアトゥフ・モルコユン氏は、2010年以降の新たな注文を受 全文をよむ

2009-12-08 1LDKタイプの小型住宅、増加中 (Hurriyet紙)

ワンルームタイプと1LDKタイプの住宅が住居用として、また投資用として増加しつつある。         技術建築局のウムト・ドゥルバカユム副局長は、このような小型タイプの住居が好まれることについて、投資先の選択の変化と同様、1人暮らしを望む人々の増加が影響していると述べた。      ドゥルバカユム副局長は、ヨーロッパやアメリカで見られるように、トルコの大都市においても経済的自由を謳歌する若者は1人暮らしを望むことや、結婚する平均年齢の上昇によって1世帯あたりの人数が減少したことが、1LDKおよ 全文をよむ

2009-12-05 水を跳ね上げた運転手には罰金61リラ(3600円) (Yeni Safak紙)

雨の日にスピードを出して、道路に貯まった雨水を歩行者にはねかけるドライバーに対し、61トルコ・リラの罰金と運転免許証から10点減点の罰が課されることが明らかになった。      ウスパルタ県警は、発表の中で、冬の訪れに伴ってドライバーが特に雨の日に歩行者に対してより配慮するよう促した。発表は、ドライバーに雨の日によりゆっくり運転するようにさせるためのもので、スピードを落とさないで歩行者に水をはねかけたドライバーが見つかった場合には、罰金及び減点の罰が課されることになるという。警察関係者は、この種 全文をよむ

2009-12-05 新型インフルエンザの影響でメッカのホテル、70%減収 (Zaman紙)

サウジ紙の報道によれば、メッカ商業・産業会議所、ホテル・観光協会のハリル・バハドル代表は、ホテルと家具付きアパートメント・フラットへ投資している投資家たちの収入が今シーズン70パーセント減少したと語った。バハドル代表は、投資家たちが今年の巡礼シーズンと新型インフルエンザ感染の怖れからラマザン(断食月)の間に収益を減らし、損失は2億6700万ドル(約2兆3750億円)に達すると予測されると説明した。      ■旅行部門は拡大するだろう      このことに平行して、サウジアラビアの宗教観光とビジ 全文をよむ

2009-12-04 YTLからTL貨幣への交換、今年末で終了 (Milliyet紙)

YTL紙幣とコインの交換は今年の末までに各銀行支店で行うことが可能だ。   2010年以降は、YTL紙幣は10年間、YTLコインは1年間にわたって、中央銀行とズィラート銀行の各支店に於いて、交換することが出来る。      YTL紙幣とコインの交換は、年末まで全ての銀行で行うことが可能だ。2010年の1月1日までに交換することの出来なかったYTL紙幣は10年以内、YTLコインは1年以内であれば、中央銀行か、もしくはズィラート銀行の各支店に於いて交換することが出来る。   中央銀行の発表によると、 全文をよむ

2009-11-29 ボスフォラス海峡沿いの別荘、ここ10年で所有者移り変わる (Milliyet紙)

ここ10年の銀行の破綻や経済危機の嵐よってイスタンブルの海峡沿いの邸宅の持ち主に大きな変化が現れている。現在のボスフォラス海峡沿いの別荘の所有者はトルコの変遷の側面を鏡のように映し出している。       イスタンブルで価値ある財産の一つとされるボスフォラス海峡の別荘のうち、37軒がここ10年間で別の人の手に渡っている。ビジネス界や社会生活でのステータスシンボルでもあり、その表象とされる海峡沿いの邸宅は、売り出し時点で他の不動産のそれと異なっている。別荘に売り出し中の張り紙は出されず、けた違いの 全文をよむ

2009-11-23 トルコ船籍貨物船、ブラジル沖で火災 (Zaman紙)

ブラジル沖でトルコ船籍の貨物船で火災が発生し、火災により1人が死亡したとみられている。      ブラジル海軍によって行われた発表によると、ブラジル南海岸沖でトルコ船籍の貨物船「ドゥデン号」で火災が起きた。発表によると、火災ののち、乗船していた22人が救出され、うち何人かは軽症を負っているという。      ブラジル海軍による発表では、この事故で1人が死亡したとされたが、死亡者の身元および国籍は分かっていない。また、火災の原因についても発表されなかった。   。 全文をよむ

2009-11-20 犠牲祭まで1週間、家畜商のヒュスニュおばさんは商売上手 (Zaman紙)

犠牲祭まであと一週間。犠牲獣販売所は活気づいている。羊を買おうとする人々は販売所に向かっている。      イスタンブルに設置された120箇所の犠牲獣販売地の1つでありバージュラル、ここの市場に来た人々は、いつもの光景に加えて、いつもとは違った売り手に出会うことができる。(黒海地方東部の)オルドゥから家畜を売りに都会へ来た65歳のヒュスネ・ギョクチェキさんが同業人に大きく水をあけている。夫と息子と共に働いているギョクチェキさんは、毛布と枕を持参し、家畜のいるテントの隅で生活している。朝目覚めるや 全文をよむ

2009-11-16 経済危機のトルコへの影響は少ない―EU加盟にむけての経済改革が効果 (Milliyet紙)

EUの経済報告書は、2002年以降行われた銀行取引改革がトルコ(経済)に柔性をもたらしたとし、「世界的な通貨流動性の低下にもかかわらず、トルコは安全だ」と記した。      EU委員会は、トルコが2002年以降銀行業と金融部門において実行した改革のおかげで、トルコでは世界的経済危機の下で、今のところまで包括的な金融危機は起こっていないことを明らかにした。   経済基準の観点で、現EU加盟候補国と将来的な加盟候補国のEUへの適応度を調査したEU委員会の報告書で、トルコについて次のように述べられた。 全文をよむ

2009-11-07 歌手タルカン、ロシアでオレンジを売る (Zaman紙)

歌手タルカンが出演するかんきつ類推進協会のプロモーションビデオが、11月12日にロシアで放映される予定だ。       トルコ産かんきつ類の世界市場でのシェア拡大のための企画に、歌手のタルカンが参加。タルカン出演のプロモーションビデオは11月12日からロシアで放映されることが決まっている。   かんきつ類の国内消費を拡大させ、また国外でのトルコ産かんきつ類のブランド力を養うという目的で今年2月に創設されたかんきつ類推進協会(NTG)は、さまざまな活動を続けている。   ロシアで公開間近となってい 全文をよむ

2009-11-06 世界的に人気のトヨタ・プリウス、トルコで発売開始、価格は41,800ユーロ (Hurriyet紙)

世界で最も売れているハイブリット車、トヨタ・プリウスの第3世代モデルがトルコにやってくる。燃費が良いと注目されるこの車は一回の給油(満タン)で1150km走行できる。      プリウスは11月中旬以降、各地のトヨタ・プラザで販売が開始される。エレガント・バージョンは41,800ユーロ(約560万円)、プレミアムバージョンは49,300ユーロ(約660万円)で車のキーを受け取ることができる。      トヨタの発表では、エコ・イコン・エコカーの象徴ともいえるプリウスは1997年~2009年までに 全文をよむ

2009-11-05 カルタルまで到達―イスタンブル地下鉄工事進行中 (Yeni Safak紙)

カドゥキョイ-カルタル地下鉄のトンネル掘削作業がカルタル駅まで到達した。イスタンブル広域市カーディル・トプバシュ市長も参加して行なわれた式典で、カドゥキョイ地下鉄がカルタルとつながった。      トプバシュ市長の号令で稼動したTBMの機械は、地中を掘削しながらカルタル駅へ到達した。トプバシュ市長は、ここで行なわれたことは大きな貢献であるとのべ、トンネルの掘削作業に当たっていた関係者全てへ感謝の意を示した。      カルタルのタシュオジャクラルの地点から2009年8月から今日まで続いてきた作業 全文をよむ

2009-11-03 インフレ率、ここ39年で最低 (Radikal紙)

10月、税の引き下げが終了したことによってインフレ率が上がった。消費者物価指数(TÜFE)は2.41%、生産者物価指数(ÜFE)は0.28%の上昇が見られた。一年間におけるインフレ率は5.08%となり、過去39年間で最低となった。         特別消費税(ÖTV)と付加価値税(KDV)の値下げが終わったこと、服飾品が新しいシーズンに移ったこと。および電気代の値上げにより、10月期のインフレ率が高くなった。      トルコ統計機構(TÜİK)の資料によると、10月期においてTÜFEに2.41 全文をよむ

2009-10-30 「やけどをしそうなお値段」犠牲祭用羊の価格、急騰 (Radikal紙)

■今年、犠牲祭用の羊の値段が、昨年に比べ大きく跳ね上がった       近頃、肉の値上がりが注目されてきたが、関心は犠牲祭用の動物の値段に向けられた。トルコにおける羊の数の減少、近隣諸国への輸出の増加などの理由により、犠牲祭用の動物の価格は去年の2倍になると予想されている。       イズミル小売肉店組合及びイズミル肥蓄協会のアイドゥン・メスタンル会長は、「トルコから近隣諸国へ大量の羊の輸出が行われ、また、国内市場に流通する食用動物の数が減少していることから、値段が上がっている」と述べた。メス 全文をよむ

2009-10-28 タクシーは停車場でータクシーであふれるイスタンブルに新法 (Yeni Safak紙)

イスタンブル広域市交通コーディネーションセンター(UCOM)と交通庁公共交通機関局は、「商業用タクシー及びドルムシュ(乗り合いタクシー)規定」を作成した。同規定は、UCOME(交通コーディネーションセンター)によって承認され、実施に移された。      公共交通機関のサービスの質と交通の流れの改善を目指し、タクシーが客を乗せずに走ることによる交通渋滞の増加を防ぐこの取り組みにより、タクシーの一般停車場が設置される。タクシーの停車場を設置したい関係の営業者 は、タクシー同業組合会議所を通じ公共交通 全文をよむ

2009-10-27 エルドアン首相イラン訪問、天然ガス・パイプラインで合意 (Milliyet紙)

トルコはイランとともにサウスパルス地域で天然ガスを採掘する予定だ。タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣は、明日(28日)イランとの間の天然ガスに関する合意文書に署名する予定だと明らかにした。      レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のイラン公式訪問に同行したユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣は、テヘランで記者ら会見を行った。   ユルドゥズ大臣はイランでは憲法によれば資源の移送は問題にはならないと明かした上で、この国のモデルに則して枠組合意を形成したと述べた。   ユルドゥズ大臣はイラ 全文をよむ

2009-10-24 アンタリヤ観光に新趣向―海の次は山へ (Hurriyet紙)

トルコを訪れる観光客の数は年々増加する一方で、観光客が旅先で使う金額が減少している。観光客一人が現地で使う金額が最近5年間で750ドルから590ドルに落ち込んでいることもこれを裏付けているようだ。      アンタリヤはトルコを訪れる観光客の半数近くを受け入れているが、アンタリヤにある各ホテルの「すべてが揃った」営業形態が観光客らが都市の歴史や自然のすばらしさを見ずに帰国してしまうことの理由になっているのである。しかしこの悪循環を断ち切ることに成功した新たな見どころが登場した。昨年2500万ユー 全文をよむ

2009-10-17 2010年予算案、国会に提出される (Zaman紙)

2010年中央政府予算案がトルコ大国民議会(国会)に提出された。      2010年中央政府予算案は、財務省、国家計画局、そして国庫担当事務局の官僚らによって最終的にまとめられた後、国会に提出された。      (予算)案によれば、歳出は、2,869億2,800万リラ(約17兆7895億円)、歳入は2,367億9,400万リラ(約14兆6812億円)、税収は1,933億2,400万リラ(約11兆9860億円)、赤字額は501億3,400万リラ(約3兆1083億円)になると予想されている。   全文をよむ

2009-10-09 ドアン・グループ、保証金を提示 (Hurriyet紙)

ドアン・メディア・ホールディングは税罰金(延滞税)に関して、請求されていた保証金を税務署に提示した。      ドアン・メディア・ホールディングは「一般開示プラットフォーム(KAP)」に対し、次のように説明した:      「直属の子会社であるドアン・テレビ・ホールディング社と系列会社のドアン・広告流通社、ドアン・プロダクション・サービス社、アルプ・映像通信サービス社の3社の2005、2006、2007年の会計年度の『納税調査報告書』に関して、本来の税額と税罰金(延滞税)、そして延滞利子を合わせ 全文をよむ

2009-10-08 サビハ・ギョクチェン空港国際線、まもなく開港 (Milliyet紙)

 リマック・ホールディング社、GMRインフラストラクチャー社およびマレーシア空港ホールディングス社の共同出資により設立されたイスタンブル・サビハ・ギョクチェン国際空港投資運営会社(ISG)は、(年間)2,500万人の搭乗者をさばくことできる新国際ターミナルとその他施設の供用開始に向けてカウントダウンを始めている。       10月29日に供用開始を予定している国際線ターミナルの建設工事はほぼ完了した。国際線ターミナルのオープンに向け3,000人が過密スケジュールにて作業に当たっていると語る本プ 全文をよむ

2009-10-05 IMF年次総会、世界659の新聞社がイスタンブルへ (Milliyet紙)

IMF・世界銀行の総会を世界各国の記者団が追いかけている。公式の情報によると、会議を傍聴するために申請した記者の数は1,403人で、うち659人が外国人記者である。      世界の主要な新聞社、テレビ局、雑誌、ラジオ局、インターネットサイトから、会議を傍聴するためにトルコに来た外国人記者らは、自国との時差の関係上、記事を間に合わせようと大忙しである。      外国メディアでは、アメリカが102人でもっとも多い。イギリスメディアの代表は100人で、アメリカに次ぐ。その他、59人のドイツ、49人 全文をよむ

2009-10-05 公務員給与引き上げー最低は1044リラ(63000円) (Radikal紙)

政府は公務員の給料を来年、2度に渡って各2.5%ずつの値上げを行うことを決めた。来年以降は公務員の最低給与は1044リラ(約63000円)へと引き上げられる。      メフメト・スィムシェク財務大臣は、来年公務員に対し、政府が提示する割合で給料の値上げをすると発表した。政府は、公務員の給料を来年2度に渡って各2.5%ずつ値上げすることを提案し、この結果、公務員の最低給与は2010年1月1日時点で25.47リラ(約1500円)増の1044リラ(約63000円)へと引き上げられる。      社会 全文をよむ

2009-10-05 Abbateブランドの大手Yシャツメーカー、倒産 (Hurriyet紙)

かつてトルコで最も有名なシャツブランドの一つであったAbbateは、負債を支払えなくなったことから差し押さえを受け、売却された。Abbate工場の新しい持ち主はハルク銀行となった。      ビレジキで創設され、12年間生産を続け、1000人を越える人々を雇用し、Abbateブランドとともに生産を行っていたオズタイ・テクスティルは、抱えていた負債を支払えなくなったことから、差し押さえを受け、1090万リラ(約665億円)でハルク銀行に売却された。      同社会長のマフムト・ラウフ・チャタクル 全文をよむ

2009-10-03 IMF専務理事「新しいIMFがイスタンブルで生まれた、G7は過去のもの」 (Milliyet紙)

IMF専務理事ストロスカーン氏は、(IMFと世界銀行の)イスタンブル会議が、IMFにとって、新しい時代の幕開けとなり、G7は「過去のもの」で、(このG7)グループが他の国々を除外してきた、と述べた。      IMFのドミニク・ストロスカーン専務理事は、トルコの主催するIMFと世界銀行の年次総会が、新しい時代の幕開けとなったことを示したうえで、以下のように述べた。「新しいIMFの始まりの瞬間はイスタンブルとなるだろう。あなたがたは、あなたがたの子供たちへ、この会議に自分が参加した、と言うことにな 全文をよむ

2009-10-02 集合住宅局(TOKİ)の貧困層向け住宅、倍率11倍 (Milliyet紙)

集合住宅局(TOKİ)が今年8月、イスタンブルのカヤバシュにある住宅7898戸の販売を開始したところ、2万件を超える応募があった。      しかしエルドアン・バイラクタル理事長は、この数字は十分でないとし、「実際にイスタンブルに住んでいる人々が住宅を購入できるようにと、条件を多少厳しくしました。これがもっと緩ければ、6万件くらいの応募があったでしょう」と語った。      団地タイプと低所得者向けの住宅は、およそ2倍の応募数に留まったが、貧困層向けで、月々100リラの支払いで販売される住宅に対 全文をよむ

2009-10-01 IMF専務理事に抗議、靴がとぶ—ビルギ大学での講演中 (Milliyet紙)

IMF専務理事に靴を投げ、その事件のあと治安部隊によって監視下におかれた抗議者グルーブに対し、警察署での手続き後、罰金刑が課された。      ビルギ大学で講演をしていたIMFドミニク・ストロスカーン専務理事に対し、会場にいた一人の学生が靴を投げた。      国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロスカーン専務理事をこのような形で抗議した学生は治安部隊によって監視下におかれた。      事件は、ドミニク・ストロスカーン専務理事が講演で話し終えたあとの質疑応答の際に、一人の学生が質問しようとし 全文をよむ

2009-09-30 サバンジュ財閥のトヨタ・トルコ株の売却、完了 (Zaman紙)

サバンジュ・ホールディングは、同社が保有するトヨタサ(ToyotaSa)の全株を、ALJ(サウジアラビアのアブドゥル・ラティフ・ジャミールグループ)へ売却する手続きを完了した。   サバンジュ・ホールディングの発表によると、額面価格216万1,729.88リラ分(約1億3000万)にのぼるトヨタサ・トヨタ・サバンジュ販売株式会社の全株のALJ Lubnatsi販売株式会社への売却が完了した。      発表では次のように述べられた。      「サバンジュ・ホールディングが所有していたトヨタサ・ 全文をよむ

2009-09-27 苗木をオーストラリアからもってきて、オリーブ油を日本へ売る (Zaman紙)

オリーブの苗木を飛行機でオーストラリアからもってきた。畑は最新のテクノロジーでイスラエル人達が整備した。イタリア人達が製造したオリーブオイルは日本へと輸出される。      元議員のメフメト・アリ・ビリジ氏はアダナにまるで「(いろいろな国の集まる)国連」のような、トルコで最も大きい有機オリーブ畑のひとつをつくりだした。1500キロ平方メートルの畑ははやくも世界の注目を集めている。前回の地方選挙で公正発展党のアダナ広域市長の候補でもあったビリジ氏のオリーブ栽培の試みは、2年前オーストラリアから特別 全文をよむ

2009-09-26 記録的罰金に記録的保証金ードアングループへの追徴課税問題 (Radikal紙)

税務署はドアン・メディア・ホールディング(DYH)とその子会社に課された38億リラの税金と税罰金に延滞利子分を加え、48億リラの保証金を求めた。      税務署は、ドアン・メディア・ホールディングとその子会社などに課された38億リラの税金と罰金に延滞利子も加え、48億2300万リラの保証金を求めた。   ドアン・メディア・ホールディングの取締役ムラト・ドー氏と執行委員のソネル・ゲディク氏が署名して「一般開示プラットホーム(KAP)」で行われた説明によると、税務署はドアン・メディアとその子会社( 全文をよむ

2009-09-25 運転免許取得に関する条例変更、値上げへ (Yeni Safak紙)

■運転免許証取得予定者に悪いニュース      自動車教習所連合のヴェダット・シャーヒン委員長は、2009年内の公布が見込まれる自動車教習所に関する新たな条例により、免許取得希望者に対する教習が増え、またこのため教習費が影響を受けるだろうと述べた。      シャーヒン委員長は、国民教育省特殊教育局が自動車教習所に関する条例を変更するために行っている活動に関してAA通信社のインタビューに答えた。この中で同氏は、現在までのところ試験は、特定の場所で15-20分という短時間の間に行われていたために十 全文をよむ

2009-09-20 イランからの旅行者増加:アンタリヤでは大歓迎 (Yeni Safak紙)

経済危機により、トルコの旅行会社のイランへの関心が増加していると述べたビルバントゥリズム社のビルバン会長は、「10年前にイラン人旅行者を連れてくると私たちが言った時に、私たちのことを相手にしなかったホテルマンたちが、現在はレッドカーペットを広げている」と述べた。      観光業でドイツとロシアは悲しませる一方、近隣諸国が喜ばせてくれている。文化観光省のデータによると、トルコに訪れたイラン人の数は、昨年より11%増加し、観光客の数は、7ヶ月で71万5千人を越えた。10年間イランでトルコ・ツアー事 全文をよむ

2009-09-19 外国人観光客ショック—携帯請求書、5万TL(350万円)! (Zaman紙)

トルコで過ごした1週間の休暇中に携帯電話でインターネットに接続したスウェーデン人男性に5万リラ(約350万円)の電話代が請求された。請求書を見た男性はショックを受けた。      小さな店を経営するノルウェー人ムハンメド・ジャワディ氏は休暇中に子どもたちが携帯電話でゲームをしたり、ソーシャルネットワーキングサイト『facebook』にログインしたりし、自身も時々携帯電話からインターネットに接続していたと述べている。      海外での携帯電話の利用料金は高額になることは知っていたと話すジャワデ 全文をよむ

2009-09-15 タクシー料金改定、深夜料金廃止 (Hurriyet紙)

イスタンブルのタクシー運賃が再び改定された。今回の改定では深夜料金が廃止される。       イスタンブル広域市交通管理センター(UKOME)は、同市タクシー業者組合による運賃値上げ要請を検討した結果、初乗り料金を2トルコリラから2.5トルコリラ(約154円)に、1キロあたりの料金を1.3トルコリラから1.4トルコリラ(約86円)に引き上げた。待機料金は初めの10分間が無料で、それ以降は5分ごとに0.25トルコリラ(約15円)加算されることになった。    UKOMEは今回の改定において深夜料金 全文をよむ

2009-09-06 ミグロスで学用品販売セール (Milliyet紙)

ミグロスは、新学期(2009-2010年教育年度)にあたり、全国67県の1387店舗で、学用品の安売りを開始する。   文房具と辞書、地図のような学用品とともに制服関連商品、学習机といすといった商品の販売も行なわれる。ミグロス、タンシャス、5Mといったスーパーマーケットでノートが、1キロあたり2.28リラ(約141円)から売られる。タンシャスが8月20日から始めた50リラ(約3100円)の買い物につき10リラ(約620円)還元のキャンペーンも、9月18日まで続く。このキャンペーンでもらった金券を 全文をよむ

2009-09-03 今年はアジは豊漁、ハガツオは少なめ―黒海で漁が解禁 (Radikal紙)

 風や雨の天候がイスタンブルの漁獲量に影響した。今年はアジが多く、カツオは少なめであった。トラブゾンやサムスン、オルドゥではアジもハガツオも豊漁だった。       4ヶ月続いた禁漁も解禁され、漁師らは夜明けを待たずに「いざ、出発」の掛け声でエンジンをかけた。しかしながら、イスタンブルから黒海のケフケンの水域へ出漁する漁師たちは初日、雨風の影響で期待したものは手にできなかった。風のある日はハガツオを逃がしやすく、アジが良く獲れる。イェニカプ水産物市場に戻る小さな漁船では「網すら投じなかった」と言 全文をよむ

2009-08-30 中国製品ののちにシリア製品が安値で国内産業に打撃 (Yeni Safak紙)

市場で安く売られるために、トルコ国民に好まれているシリア製品が、靴製品を始めとしていくつかの部門を不振に追いこんでいる。      中国製品ののち、中小業者は目下シリアから安価で持ち込まれる製品ゆえに、苦しい日々を送っている。シリアの安価な労働力と原料で低コストで生産される靴から衣料品や食料品に至るまでの数多くの製品が、売り場で消費者を待ち構えている。不況と国民の購買能力の低下によって、安値の“シリア製品”に対する関心が高まっている。      ■ 低所得者層の人気      見栄えの点で極めて 全文をよむ

2009-08-28 アンタリヤのビーチ世界ワースト5位?―観光関係サイトでの評価 (Milliyet紙)

アンタリヤの真珠にこの評価が      ヨーロッパ最大のホリデーレビューサイトの一つでヨーロッパ人観光客に対して最もメジャーなサイトであるZooverホリデーレビューは、アンタリヤのベルディビ海岸が「ワースト10ビーチ」に入ると述べた。      同サイトによれば、世界で最もひどいビーチの2つはエジプトとチュニジアにある。海岸と海が汚れていて、訪れる観光客らにより多くの娯楽の可能性を提供せず、面白い場所がないといった理由で、エジプトのクセイル海岸とチュニジアのボルジュ セドリアがワースト2に選ば 全文をよむ

2009-08-26 トルコ、ようやく京都議定書を批准 (Hurriyet紙)

トルコは遅れに遅れたものの、今日(26日)、正式に京都議定書を批准した。議定書の目的は温室効果ガスの発生を減らすことである。現在の悪い流れを押し留めるために、誰にでもできることがある。例えばテレビをリモコンで消すだけではなく、スイッチを切ることで年間32.91kgもの二酸化炭素排出を抑えることができる。      トルコは今日(26日)、地球環境の悪化を食い止めるため生み出された唯一の国際活動の一員となった。遅れに遅れたものの、トルコは2009年初めに京都議定書に参加することを決定し、関連する法 全文をよむ

2009-08-23 子羊肉、ついに1キロ21リラ(約1500円)に (Radikal紙)

ここ1ヶ月で40%の値上げになっている子羊の肉が1キロ21リラになった。値上がりの理由は、羊の減少である。      ここ1ヶ月での子羊の肉の値上がりは、肉屋と消費者を驚かせた。1ヶ月前1キロ15リラだった子羊肉の値段が、21リラまで値上がりした。高級住宅街では値段が更に上がっている中、トルコ精肉協会会長ファズル・ヤルチュンダーは、値上がりの理由として羊の減少を挙げた。ヤルチュンダー会長は、「近い将来、羊を子供たちに動物園でしか見せられなくなるだろう」と述べた。      ケバブ、キョフテと煮込 全文をよむ

2009-08-16 ラマザン月恒例のナツメヤシ、お値段様々 (Zaman紙)

ラマザン月の始まりが近づく中、イフタール(断食を解く日没後の食事)に欠かせないナツメヤシが店頭に並び始めた。イランを筆頭にチュニジア、アルジェリア、サウディアラビアから輸入される様々なナツメヤシが今年もイフタールを彩るだろう。   今年のナツメヤシの店頭値段は、1キロあたり5リラから90リラまでとさまざまで、顧客は好みのナツメヤシを買うことができる。ただし、今年のラマザンは8月という暑い季節にあたっているので、暑いなかではいたみが早く、平均5リラから売られているイラン産のナツメヤシの輸入が減って 全文をよむ

2009-08-14 イスタンブル株式市場で、巨額の誤売却 (Milliyet紙)

レイサシュ・ロジスティックの共同経営者であるルファト・ヴァルダルは、6,101,845株を誤売却したと発表した。ヴァルダルは「開示(ディスクロージャー)要求プラットフォーム(KAP)」において発表した声明で、「2009年8月14日、レイサシュ運輸・ロジスティック株式会社株に関して、2.90-3.50 トルコリラ(TL) (約182.18円-219.87円)の間で6,101,845 株をインターネットで誤売却した」述べた。      ■「取引無効の声は上がっていない」      レイサシュ運輸・ロ 全文をよむ

2009-08-14 サバンジュ・ホールディング、トヨタとの提携、解消へ (Hurriyet紙)

サバンジュ・ホールディングは、トヨタヨーロッパ、三井物産と共有するトヨタサ(ToyotaSa)株の64.99パーセントを、ALJ(サウジアラビアのアブドゥル・ラティフ・ジャミールグループ)のALJ Lubnatsi販売株式会社に売却することを決定した。      サバンジュ・ホールディングからの文書での発表によると、見込まれている売却総額は8498万6,923ドルとなり、株式譲渡手続きに必要な許可申請プロセスが終了次第、売却が実施されると述べられた。      発表によると、株式譲渡プロセスの 全文をよむ

2009-08-11 ヴァン湖、浄化計画 (Yeni Safak紙)

タトヴァン市によって建設された排水浄化施設のおかげでヴァン湖に汚水が流れ出ることはなくなるだろう。イルレル銀行(地方興業銀行)による入札が行われた排水浄化施設の建設が続けられる。         タトヴァン県のアブドゥッラー・オク市長は、発表でヴァン湖の周りに首飾りのように位置するタトヴァン郡において、このプロジェクトが完了すれば、沿岸の汚水の悪臭および害虫の大量発生を防げるだろうと述べた。オク市長は、プロジェクトを一刻も早く完了させるよう努力しているとし、建設された施設によって住民が沿岸をより 全文をよむ

2009-08-08 トルコ・ロシア・エネルギー合意の通信簿 (Radikal紙)

僅か8時間の滞在のためにアンカラを訪れたロシアのプーチン首相は、サムスン-ジェイハン間の石油確保について約束した。この合意により、トルコはガズプロム社から年間300億立法メートルの天然ガスを購入し、他のエネルギーについてもロシアへの依存を増すことになる。      ロシア連邦のウラジミール・プーチン首相はほんの8時間のアンカラ滞在の間に一石五鳥を実現した。同首相は、トルコから南下するパイプラインの実現の点で懸案であった黒海での「排他的経済地域通過許可」の取得を訪土の目標に掲げていた。トルコはこれ 全文をよむ

2009-08-08 トルコ・ロシアのエネルギー合意の反響―ギリシャ不満 (Milliyet紙)

トルコとロシアは、エネルギー問題においてトルコを鍵となる国家に位置づけることになる計画に合意した。これに対し、ロシアと別の計画を準備するギリシャは不満を表明。世界のメディアはこの合意を広く取り上げた。      トルコ・ロシア間で一昨日(6日)エネルギー分野について署名された歴史的な合意と諸協定は、「トルコはナブッコ・パイプライン計画を二の次としたのか?」という疑問を呼び起こした。これに対し、アンカラのトルコ政府はそういった憶測を排除するために「トルコの優先事項はナブッコである。トルコのサウス・ 全文をよむ

2009-08-04 トルコ航空、国内線ラマザン月特別割引き (Yeni Safak紙)

トルコ航空(THY)は、来たるラマザン月に特別割引キャンペーンを実施する。      トルコ航空の発表によると、2009年8月21日からの国内線の便を予約すると、すべての税及び費用込みで片道79トルコリラ(日本円に換算して約5100円)から始まる価格で旅行できる。このキャンペーンは、ホパとエルジャンを除くすべての国内線を使用する旅客に対し、2009年9月17日までに予約しすると特別割引が利用できるというものである。      トルコ航空の公式サイトから予約した場合、サービス価格及びキャンペーンの 全文をよむ

2009-07-26 経済危機の影響を受けた小売業者、夏の結婚需要に一息 (Zaman紙)

経済危機にも関らず、カップルは結婚を延期しない。結婚式が夏により多くおこなわれていることが注目されている。税率の引き下げと(夏に)結婚式が集中することが、小売業者、結婚を予定する人たちを喜ばせている。   中小自営業者は昨年9月から今年5月の間に見られた売り上停滞を、結婚予定の若い男女の購買力によって乗り超えた。税率引き下げの影響もあり、家具類、招待状、電化(家電)製品の販売業者はこの夏の売り上げが昨年よりも多いと述べている。結婚式場も毎年のように、今年の夏も空きがない状態となっている。     全文をよむ

2009-07-20 ベルギーの旅行会社2社倒産、7000人のトルコ・ツアー客に被害 (Hurriyet紙)

休暇をトルコで過ごそうと、ツアー企画会社であるツアー・プラン社とゴールデン・ツアー社にパッケージツアーを申し込んだ約7000人のオランダ人とベルギー人旅行客の夢が、同2社の倒産により、悪夢に転じた。      トルコ旅行市場大手の旅行代理店から顧客に送られた短い文書には、「残念ながら、私どもは倒産いたしました。お客様の旅は中止とさせていただきます」と書かれていた。      ベルギー・フランダース旅行代理店協会は、インターネット上のホームページを通じて、同2社にパッケージツアーを申し込んだ人たち 全文をよむ

2009-07-16 ナブッコ・パイプラインの警備は、EU特別軍が担当 (Milliyet紙)

 政府間の条約調印によって、活動が加速したナブッコ計画でパイプラインの警備にはEU特別軍が担当することが明らかになった。       エネルギー天然資源省上層部は、トルコにおけるパイプラインの警備は公的におこなわれ、計画に参画する他の国々ではこの任務は会社に関わるものであると話し、「このための法律を整備するために働きかけています。パイプラインの大部分はトルコに敷かれました。警備を特別軍が担当することは、予想される弱点では我々の責任を減らすことになります」と話した。        カスピ海の天然ガ 全文をよむ

2009-07-14 パスポートと運転免許取得料、大幅値上げ (Milliyet紙)

パスポートと運転免許証取得料が、また値上げされた。パスポートの取得料金は135リラ、運転免許証の取得料金は60リラに値上げされた。官報に掲示された本告示は、7月15日より実施される。      重要証書とされるパスポート料金は90リラから135リラへと45リラもアップ、運転免許証の料金も40リラから60リラへと値上げされた。      両方とも値上げ幅は50%にもなる。      同告示で、身分証明書が4.5リラ、結婚証明書が45リラ、エンジン付乗物の運転免許証が69リラに値上げされた。 全文をよむ

2009-07-13 ナブッコ本日(13日)調印式、しかし供給元は未確定 (Radikal紙)

カスピ海と中東ガスのガスをトルコを介してヨーロッパへ運ぶナブッコ天然ガスプロジェクトの最も重要な政府間協定が今日アンカラで調印される。パイプを通るガスについては、まだ具体的な展開がないが、参加国や企業はバクー・セイハン間同様に計画途上で改善されると信じられている。      中東とカスピ海の天然ガスをヨーロッパに運ぶ、ヨーロッパを天然ガスにおけるロシアの独占から救い出すナブッコ天然ガスパイプラインプロジェクトの最も重要な一歩を今日アンカラで踏み出す。天然ガスの供給源となりうる国々とともに、ヨーロ 全文をよむ

2009-07-13 アメリカ政府関係者、「ナブッコ・プロジェクト にイランの資源は含まれない」と発言 (Hurriyet紙)

ナブッコの調印式のためアンカラを訪れたアメリカ代表団の中で本件に関して最も有力な人物の一人であるブライザ米国務次官補(訳注:実際は「米国務次官補代理」)は、イランの天然ガスはナブッコに必要ないと述べた。ブライザ次官補[代理]は「アゼルバイジャン、トルクメニスタン、イラクからの資源で十分だ。イランの資源は必要ない」と話した。      目下、合意によってイランがトルコへの供給を約束した天然ガスさえ確保できずにいることに注意を促したブライザ次官補[代理]は「イランがこの計画に参画することになるかどう 全文をよむ

2009-07-13 ナブッコ調印式での欧州委員会バロッソ委員長挨拶 (Yeni Safak紙)

ホセ・マヌエル・バロッソ欧州委員会委員長は、ナブッコ・パイプラインの実現のためにトルコと共同で取り組んできたとし、「この合意は、欧州連合とトルコの間の新しい関係の扉を開きました。そして、さらに先へと導くでしょう」述べた。      アンカラで開かれたナブッコ会議で演説したホセ・マヌエル・バロッソ欧州委員会委員長は、エネルギー問題が、ヨーロッパと、トルコ・カスピ海沿岸諸国・中央アジア諸国の間の新しい関係を築くだろうと話した。      バロッソ委員長は、「パイプラインは鋼鉄でつくられているかもしれ 全文をよむ

2009-07-13 ナブッコ・パイプライン・プロジェクト、関係各国首脳参加のもと歴史的な調印式 (Hurriyet紙)

カスピ海の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶことになる、総費用79億ユーロの「ナブッコ・プロジェクト」において最初の大きな一歩が踏み出された。アンカラで、パイプラインが通過する5ヵ国の首脳とともにプロジェクトを公式に始動させたタイイプ・エルドアン首相は、「ナブッコ・プロジェクトは欧州連合(EU)加盟プロセスに新しい息を吹き込むだろう」と話した。      7年前にトルコの国営石油ガス・パイプライン輸送公社(BOTAŞ社)がオーストリアのOMV社との共同事業として始動させたナブッコ天然ガス・パイプラ 全文をよむ

2009-07-10 農業モデル地区・特定産物補助政策はじまる (Milliyet紙)

政府は、指定された30箇所の農業重点地区で、16種の産物を補助する。新モデルでは、各産物に各地で補助金を与える代わりに、生産的に作られた場所の産物が援助されることになる。      トルコは、農業における「重点地区に基づく援助モデル」に移行する。気候、土地、地形と、土地レベルを考慮し、トルコで30箇所の農業重点地区が指定された。重点地区の指定に向けた調査により、どの産物がどこで、どれだけ生産され得るのか、農家がどの産物でより多くの収穫量と収入を得ることができるのかが明らかになった。      全文をよむ

2009-07-02 イスタンブルで水道料金値上げ (Milliyet紙)

イスタンブル市水道局長メヴリュト・ヴラル氏は、イスタンブルの水道料金に新しい料金体系を導入するため水道局が用意した提案が、今月中にイスタンブル市議会に提出される予定であると述べた。      ヴラル氏は、イスタンブル市水道局本部で行われた記者会見において、イスタンブル市水道局の予算における支出入のバランスをとること、利子のかさむ借款の利用を最低限に留めること、生活にとって重要である水のイスタンブル市民への継続的な提供を保証すること、そして新しい投資への元手とするために、提案を用意したことを明らか 全文をよむ

2009-06-29 夏になり中古自動車市場、活性化―気になるお値段は? (Milliyet紙)

自動車産業において、特別消費税(ÖTV)の改定と、夏休みの開始で、長い間不況にあった中古車部門が活気づけられた。      あらゆる予算に合わせた自動車が並べられた自動車展示会では、販売者らによると以前の月に比べて30%から40%に迫る割合で売り上げが伸びているという。      自動車産業において2009年3月15日付で適応が始まった特別消費税(ÖTV)の値下げにおける適応範囲が狭められ、中古車への関心が再び高まった。      アダナ自動車展示場代表のアリ・チュラク代表は、アナトリア通信の取 全文をよむ

2009-06-27 外国人による不動産所有、ドイツ人がトップ (Milliyet紙)

地券・不動産登記総局副総局長オメル・アリ・アンバル氏は、6月19日付けでのトルコ国内の外国人所有不動産総数は79813件、総面積は53000ドニュム(1ドニュム=1000㎡)であると明らかにした。      イスタンブル商工会議所で行なわれたパネルで発表を行ったアンバル氏は、これらの不動産の所有者数が89949人であると述べた。また同氏は不動産を最も多く所有している外国人の出身国としてドイツが22723件で第1位であり、不動産を所有する外国人が住む県のランキングでは、外国人所有不動産数が2388 全文をよむ

2009-06-25 公定最低賃金、7月から19リラ値上げ (Milliyet紙)

今年後半に16歳以上の公定最低賃金が、7月から4.1%賃上げされる。   公定最低賃金調整委員会の決議に沿って、2009年7月1日から8月31日の間適用になる公定最低賃金を来月調整する予定である。       調整には今期前半に16歳以上を対象に4.3%賃上げされた公定賃金に今期後半4.1%の賃上げが行われる。これにより、現在16歳以上の独身労働者につき総額666トルコリラ、手取りで527,13トルコリラの公定最低賃金が、4.1%の値上げにより総額693トルコリラ(43593円)、手取りで546 全文をよむ

2009-06-20 トルコ航空、エアバス社とボーイング社から飛行機を購入へ (Zaman紙)

トルコ航空は、2010年から2012年の間の引き渡しを条件にエアバス社とボーイング社から飛行機を購入する。2009年から2023年の保有機材計画に基づき、2008年10月13日に、2つの通路のあるタイプの長距離機を35機(25機購入決定、10機オプション)と、通路が一本のタイプの短・中距離機を70機(50機購入決定、20機オプション)の購入のため、ボーイング社とエアバス社へ提案書を提出するよう、申し入れをする決定を下していた。      トルコ航空からの発表では、「この内容ついて、2009年6月 全文をよむ

2009-06-14 スパゲッティ販売で唯一のライバルはイタリア (Yeni Safak紙)

セルヴァ・スパゲティー社の総支配人、メフメト・カラクシュ氏は世界的にスパゲティーを最も多く輸出しているのはイタリアだと述べ「我々は輸出量第二位だ。海外での目標はこのようなイタリアの支配体制を崩すことだ。国内のライバルはパン屋だと考えている。一人当たり年間110キログラムもあるパンの消費量を減らさなければならない」と話した。      およそ11年前にスパゲティーの分野に精力的に参入したセルヴァ・スパゲティー社は、トルコ国内で最大のスパゲティー輸出会社の地位まで上り詰めた。国内市場では「トルコの食 全文をよむ

2009-06-11 ビールのエフェス社、ロシアの企業ランキング第50位に (Hurriyet紙)

ロシアでの10年目を10億ドルの取引高で祝っているエフェスが、1兆3000億ドル規模のロシア経済でトップ企業50のなかに入った。アナドル・グループ代表取締役のトゥンジャイ・オジルハンは、「経済危機に陥り、すべてのビール企業が工場を閉鎖し去っていくなかで、私たちは事業を継続した。ロシアに対して約束した急速な成長を果たした」と話した。      エフェス・ピルセン社は、ロシアでの10年目を総額9億ドルの投資と10億ドルの取引高で祝った。エフェスは1999年に事業展開を始めた、1兆3億ドル規模のロシア 全文をよむ

2009-06-09 チュクロバ財閥の子会社、イギリス石油メジャーと提携―イラクでの採掘 (Hurriyet紙)

チュクロヴァ・グループ株式の大半を保有するゲネル・エネルジは、イギリス石油会社ヘリテージ・オイルと石油探査生産会社を設立した。      ゲネル・エネルジとヘリテージ・オイルは共同石油探査生産会社を設立するため「覚書」に署名した。       拘束力はないが事業提携のいくつかの条件の履行を含んだ覚書によれば、設立予定の新会社の株式は、ゲネル・エネルジが50%、ヘリテージ・オイルが50%という配分になる予定。ヘリタGEオイルという名称となるの新会社の優先目標は、北イラクのタクタク油田、タウケ油田、 全文をよむ

2009-06-05 エルドアン首相、経済危機4千万リラ対応策発表 (Hurriyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、アリ・ババジャン首相補佐官を始め、経済問題に関わる大臣らを呼び、経済下支えのための刺激策からなる40億リラ(2520億円)の経済対策を打ち出した。エルドアン首相は、トルコ会議所・商品取引所連合(TOBB)が推進している「危機であっても、対策はある」キャンペーンを支援し、「国民はお金を持っている」と述べた。      政府は、新しい投資を刺激し、 雇用を増大させ、そして中小企業経営者(KOBI)らへの融資支援のため、40億リラ(2520億円)の新しい経済対策を 全文をよむ

2009-06-03 インフレ率低下―1970年代以後、最低の水準に (Milliyet紙)

トルコのインフレ率は、1970年以後最低の水準に達した。年間インフレ率は、消費者物価指数で5.24%、企業物価指数で-2.46%となった。      トルコ統計機構(TÜİK)は5月の物価指数を発表した。この発表によると、5月の消費者物価指数は0.64%上昇した。消費者物価指数は1月に0.29%増、2月に0.34%減、3月に1.10%増、4月に0.02%増を記録している。      5月については年間インフレ率は5.24%に低下したが、これは歴代最低記録となった。5ヶ月間のインフレ率は、消費者物 全文をよむ

2009-06-01 イスタンブルの公共交通機関で料金値上げ (Hurriyet紙)

イスタンブルでイスタンブル市営交通局(İETT)、私営バス、電車、海上交通システムで適用される料金が新たに発表された。      İETTの公式サイトに掲載された説明によると、交通調整センター(UKOME)の決定により、İETT、私営バス、電車、海上交通システムで実施される新しい料金体系が今日から適用される。      新たな料金体系によると、以前7リラだった回数券式電子チケットは7.50リラに;1.30リラだった全てのアクビル(10円コイン大のプリペイド式乗車用装置)による一回乗車料金は1.5 全文をよむ

2009-05-27 ロバの背に燃料をのせて・・・―イラン国境、密貿易の実態 (Radikal紙)

 ヴァンで、とりわけ国境地帯の村々で生きる者たちは、液体燃料を筆頭に様々な製品の密貿易を行いながら生活を支えている。ヴァンの、イランとの国境地帯の村々において密貿易業者らは、何千頭もの馬やラバを用いて祖国へと何千トンもの重油やガソリンを密輸している。       郊外では軍警察、都市中心部では警察が密貿易業者に対して有効な手だてを行うよう努めている。軍警察が2008年のみで100万トンを超える密輸液体燃料を押収したことが明らかにされた。      トルコにおけるイランとの国境地帯であるヴァンでは 全文をよむ

2009-05-26 ホテル開業のアゼルバイジャン系実業家へ、ロシア・メディアから批判の嵐 (Hurriyet紙)

ロシアのメディア各紙は、アンタリヤ・クンドゥ地区のマルダン・パラス・ホテルを所有するアゼルバイジャン系実業家テルマン・イスマイロフ氏を、この経済危機の中、資金を稼いだロシアではなくトルコで投資を行ったとして、批判している。      ロシア・コムソモルスカヤ・プラヴダ新聞は、「モスクワで稼ぎ、豪華ホテルをトルコで開業」という見出しで記事を掲載した。それによると、モスクワで「チェルケス人市場」を経営するイスマイロフ氏がトルコでマルダン・パラスという名のホテルを開業し、世間を驚かせたという。     全文をよむ

2009-05-23 IMFなしでやっていくか―トルコ経済に必要か否か? (Milliyet紙)

IMFとの合意は今日、明日にも行われると言われつつ、1年が過ぎた。実業界は合意の早急な実施を求めている。しかし担当者らによるこの問題に関する矛盾した説明が行われるたびに、経済専門家たちの間では合意に達しないのではないかと考える人も増えている。      国際通貨基金(IMF)とトルコの間で続く協議が短期間で合意に落ち着くことはないだろうと考える、また市場で株価が上昇し続けている間はIMFとの合意が決して行われないだろうと考える人の数の増加に注意を促す経済専門家たちは、これが現実のもとなれば201 全文をよむ

2009-05-19 サッカーのベシクタシュ、株価急上昇 (Milliyet紙)

スーパーリーグの優勝候補チーム、ベシクタシュとトラブゾンスポルの株価が為替相場で最高値に達した。年始以降のベシクタシュの収益は535%に達した。      先週トルコ杯で優勝し、チャンピオンズリーグ優勝が最も確実とされるサッカークラブ、ベシクタシュの株価の上昇は昨日も続いた。一日に16.7%値上がりし、8.70トルコリラ(約530円)で取引を終了したベシクタシュの年始以降の収益は535%になった。ベシクタシュの市場価格は3億4800万トルコリラ(約2億1407万円)に値上がりした。スーパーリーグ 全文をよむ

2009-05-17 キョフテ屋の学校開校準備 (Hurriyet紙)

トルコで81年間続いてきたキョフテ屋「ラミズ」はラミズ財団を設立し、マニサ県アクヒサルでキョフテ料理人育成のための職業訓練校の設立に向けて準備をしている。      国民教育省と協力し2010年に学校を開校させ、何百人という地方の無職の若者たちに手に職をつけさせることを目標としている。      Cumhuriyet紙のムラト・ギュルデレ記者の記事によれば、キョフテ屋「ラミズ」の主人ビュレント・タシュクンラルはキョフテ料理人の学校は代々キョフテ屋「ラミズ」の主人らの遺言であったと明かし、この学校 全文をよむ

2009-05-14 中央銀行、0.5%金利引き下げ (Zaman紙)

トルコ中央銀行金融政策委員会は短期金利を0.5%利下げした。これによって、翌日物金利は借入れで9.25%に、貸出しで11.75%に引き下げられた。       金融政策委員会は5月の金利政策会議で短期金利を0.5%ポイント引き下げた。中央銀行の発表によると、最近個人消費では部分的な回復が見られているが、国際的な貸付金融市場では問題が未だ続いているとしている。       中央銀行による利下げによって、短期借入金利が9.75%から9.25%へ、貸出金利は12.25%から11.75%に引き下がった。 全文をよむ

2009-05-11 法人税納税額、携帯電話のトゥルクセルがトップ (Radikal紙)

法人税納税額、携帯電話のトゥルクセルがトップ      トルコの法人税納税額トップの座に6億7578万リラ(408億円)でトゥルクセルがついた。トゥルクセルの次にランクインしたのは6億4157万5千リラ(390億円)でトゥルクテレコム、5億9831万7千リラ(366億円)でジラアト銀行である。トップ二社を電話通信会社が占めたのに対し、トップ10のうち7社は銀行関係であった。ワクフ銀行も含めトップ10社のうち5社は公的企業であった。100社のリストの中で、最も多くランクインしたのは銀行業界だった。 全文をよむ

2009-04-30 都市ガス料金、大幅値下げ―明日から (Hurriyet紙)

 ボタシュ社(トルコ国営ガス会社)は明日より、一般家庭向けに25%、企業向けに26%の都市ガス料金値下げを行う。       ボタシュ社の書面による発表によると、エネルギーの公共経済事業体(KİT)における原価に基づいた料金設定方式への移行に関して決定された、2008年2月14日付の2008年T-5番目の高等計画委員会の決議と、2008年7月1日に開始された運用にしたがった計算の結果、ボタシュ社は明日より、一般家庭向けに25%、企業向けに26%の都市ガス料金値下げを行う。       ボタシュ社 全文をよむ

2009-04-25 アゼルバイジャン、トルコ向け天然ガスを値上げ―報復措置か? (Yeni Safak紙)

トルコ・アルメニア国境開放議論を受けて、トルコに反発を示しているアゼルバイジャンは、トルコ向けの天然ガスの値上げを決定した。      アゼルバイジャンはトルコ向け天然ガスの値上げを行う模様。      アゼルバイジャン通信社(ANS)の報道によると、アゼルバイジャン国営石油会社のアブドゥラエフ社長は、トルクメニスタンの首都アシガバートで行われた「エネルギーの安全で安定した輸送、およびその安定的発展と国際協力のための援助」についての国際エネルギー会議のなかで、アゼルバイジャンのトルコ向け天然ガス 全文をよむ

2009-04-23 イラン製自動車、7月発売 (Milliyet紙)

イランホドロカンパニー(IKCO)が「「サマンド」の次いで生産した第二の自動車で、先週イランで発表した「ルンナ」が、トルコで7月から販売が開始されることが伝えられた。      IKCOのトルコにおける代理店であるMYS自動車社長であるイイト・セスクル氏がアナトリア通信記者に行った談話では、IKCOから新自動車「ルンナ」が4月18日にイランで、産業・鉱物資源相アリ・アクバル・メフラビアン氏も参加した式で発表された。      セスクル社長は、イランで「サマンド」の次いで生産された第二の自動車モデ 全文をよむ

2009-04-11 ドアン財閥のアイドゥン・ドアン氏、イスタンブル納税額第一位 (Radikal紙)

実業家ラフミ・コチ氏がアンカラ1位だけでなく、トルコ全体の納税額第一位となった。イスタンブルの高額納税者リストの1位にはドアン・グループの代表取締役アイドゥン・ドアン氏の名がある。      コチ財閥の名誉会長であるラフミ・コチ氏は、3月27日が提出期限の所得税申告で、2008年は5148万4113.3リラ(約32億7282万円)の収入があったと申告した。コチ氏は動産資産がもたらす収益からなる収入に対して1801万4087.6リラ(約11億4515万円)の所得税を賦課された。この納税額で首都アン 全文をよむ

2009-04-10 このモスク、売り出し中―アンタリヤで (Hurriyet紙)

アンタリヤで、今年竣工するも、権利書問題を解決できなかった2千人の収容規模を持つギョイニュク・メルケズ・エユプ・スルタン・モスクが、競売に出された。      アンタリヤ県ケメル区の観光地、ギョイニュクにあるメルケズ・モスクがモスクとして不十分であることから、2006年に新しいモスクを建設する方向で検討が始められた。      「ギョイニュク・モスクおよびコーラン教室設立と生活扶助・美化協会」が設けられ、地権者29人からなる共有地で2007年7月1日にモスク建設が始まり、今年の初めに完了した。  全文をよむ

2009-04-10 歌手オルハン・ゲンジェバイ、株で大損 (Milliyet紙)

オルハン・ゲンジェバイは、ベイハン・バウシュのワッコの新規店舗のオープニングに出席した際、最近株価操作で自分の名前があがったことに関して次のように語った。      「長年、株取引をしています。しかし最近の株価操作で名前があがった人たちや彼らが関わっていた株式とはまったく関係ありませんでした。実を言えば私は株で大損しました。この私の損を取り戻したいのですが、どうしても上手く行かないのです。私は株で利益を出すような段階までは行っていません。株でひどい目にあいました。未だ(損失を取り戻して株取引から 全文をよむ

2009-04-05 イスタンブルでカラギョズ・シンポジウム (Yeni Safak紙)

国際カラギョズ・シンポジウムが4月7日から12日にイスタンブルで開かれる予定だ。何百年もの歴史をもつ伝統文化の最も素晴らしい見本である「カラギョズとハジヴァット」の影絵芝居が、初めて大規模に上演される。シンポジウムはイスタンブル広域市文化社会局の文化部によって準備され、影絵芝居に関する様々な展示やフィルム上映、国内外の演劇が上演される。4月7日から12日の間に開催されるシンポジウムには「影絵の達人たち」がイスタンブルに集まる予定だ。 全文をよむ

2009-04-02 株価不正操作の疑いで40人逮捕 (Radikal紙)

イスタンブル、イズミル、アンカラで、「市場で不正操作が行われた」として捜査が行われ、メトロ・ツーリズム社のガーリップ・オズチュルク社長、メルコ食品社のダンカン・ブレイク取締役会長らを含む約40名が拘留された。      イスタンブル金融犯罪取締本部が「市場で不正操作が行われた」とし、3つの県で捜査が行われた。約40名が拘留された捜査は、今も継続中だ。      この捜査で、イズミルで拘留された容疑者がイスタンブルに移送された。イズミル詐欺・組織犯罪取締本部は、イスタンブルからの指示を受け、H.A 全文をよむ

2009-03-28 冬の大雨、チュクロヴァ地方の農業へ影響 (Zaman紙)

トルコ農業従事者協会アダナ支部のカーディル・オズレム支部長は、先週1週間の驚異的な降水量がジェイハン川の氾濫の原因となったと発表。オズレム支部長はジェイハン川流域ですでに植え付けを終えてい農作物が氾濫によって被害を被ったことを明かした。      オズレム氏によれば、2008年の1月から3月までの降水量は、1月に32.2キログラム、2月に55.1キログラム、3月には35.6キログラムで、3ヶ月間の合計は1メートル四方あたり112.9キログラムの降水だったという。これに対し、同氏は、2009年の同 全文をよむ

2009-03-19 トルコ・トヨタ、1万台目を生産 (Zaman紙)

 トヨタ自動車の岡本一雄副会長は経済危機の状況下でも、1万台目を生産出来たことは自分たちにとって非常に喜ばしいことであり、さらに欧州市場のシェアを伸ばして行きたいとの考えを述べた。       トヨタ自動車トルコ工場(TMMT: Toyota Motor Manufacturing Turkey)のアダパザル生産工場で記念すべき1万台目の自動車が生産された。       トルコ・トヨタが生産した1万台目の自動車と新型「Verso」の本格的生産開始にあたり開催された記者会見で、トヨタ自動車の岡本一 全文をよむ

2009-03-18 ジプシー居住地スルクレで起こっていること―政治家のからむ不動産売買 (Hurriyet紙)

公正発展党系のファーティフ区のスルクレにおいて、都市開発の枠組みで土地収用と取り壊しの決定がなされたのち、2街区の住居の50%の所有者が変わった。「ロマの人々(ジプシー)」がローンを組まされ、集合住宅局(TOKİ)が作ったアパートに引っ越しをする一方で、区長の顧問と幾人かのブローカーが、資産価値の値上がりが確実なアパートを、市が提示した価格を若干上回る金額で、第三者の名前を使って買いあさりはじめた。      ユネスコはこの地区に調査団を派遣し、「プロジェクトをこういった形で進めるなら、イスタン 全文をよむ

2009-03-17 経済危機緊急対応策、本日より施行―産業界の反応 (Milliyet紙)

政府が発表した新経済対策に盛り込まれている自動車や家電における特別消費税、住宅における付加価値税の引き下げに関する調整措置が、今日(17日)実施される。自動車、住宅、家電や消費者金融の分野で適用されることになる税金引き下げは、2009年6月15日まで有効となる。自動車、家電や住宅部門の時限措置に関する見解は以下の通りである。      ■ 自動車部門では在庫が無くなるだろう      イブラヒム・アイバル氏―自動車販売協会代表「制度は、自動車部門の立て直しを保証しました。自動車部門には約12万台 全文をよむ

2009-03-16 2008年12月の失業率、13.6%に上昇 (Zaman紙)

トルコで失業者が、2008年12月に一昨年同月に比べ83万8千人増加し、327万4千人となった。失業率は3ポイント上昇して13.6%の水準となった。今期の雇用人数も一昨年と比べて29万3千人増え2千73万6千人と増加した。   トルコ統計機構は、三ヶ月単位で行っている世帯労働力アンケートの「11月・12月・1月」期に関する「2008年12月」の結果を公表した。   労働力アンケートによれば、12月期に機関に属さない国民の人口(注:病院、介護施設、刑務所、軍隊等に住所がある人々除いた人口)は一昨年 全文をよむ

2009-03-14 エルドアン首相、経済危機対応策を公表 (Zaman紙)

タイイプ・エルドアン首相は、不況の中、国内市場活性化をもたらすと期待される対応策の詳細を、エスキシェヒル・ミーティングで明らかにした。      総予算55億トルコリラ(約3120億円)に上るとみられている第四次経済危機対策によると、150平方メートルを上回る家屋にかかる付加価値税が3ヶ月連続で18%から8%に減税。また軽自動車(小型車)にかかる自動車税は37%から20%に引き下げられる。検討されている8項目の経済対策では、家電製品にかかる18%の付加価値税を8%に下げることも予定されており、輸 全文をよむ

2009-03-13 交通機関共通のイスタンブル・カード登場、アクビル廃止へ (Radikal紙)

イスタンブル広域市長カーディル・トプバシュ氏は、これまでのアクビルに代わり、「イスタンブル・カード」が3月23日から利用開始となることを発表し、さらにこのカードがアクビルよりもより高性能であると説明した。      トプバシュ市長は、サラチハーネにある市庁舎で行った記者会見で、このカードによりイスタンブル市は、科学技術を駆使できる、そしてあらゆる分野で先端を行くような、そして世界と競合でき、ときには世界をリードするような地位を手に入れたと語った。      「イスタンブル・カード」は、導入への強 全文をよむ

2009-03-13 トルコ・グルジア自由貿易協定、国間貿易を拡大 (Zaman紙)

東黒海輸出同盟(DKİB)のアフメト・ハムディ・ギョルドアン会長は、トルコとグルジアの間で調印された自由貿易協定により二国間の貿易は更なる発展が期待できると語った。      2008年11月1日にトルコとグルジアの間で調印された自由貿易協定の枠内で新たに整備された内容に関して、関税局と貿易庁(DTM)の関係者によって企業経営者らに向けた説明会が実施された。東黒海輸出同盟のアフメト・ハムディ・ギョルドアン会長は、商工会議所で行われたセミナーの開会式で協定が二国間の貿易関係を更に発展させると信じて 全文をよむ

2009-03-11 「トルコに経済危機はない」―エルドアン首相演説 (Radikal紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は「事業主や銀行が困難な状況にある」と言われていることについて、「実際は誰も困難な状況になどない。現実は別物、真に受けてはいけない。企業・銀行は政府を押しのけて、そこから何か利益を得るのを常習的に行っていたらしい。もちろん彼らは、現在はIMFとの合意が大切で、それによってお金が入り銀行に有利になることが大事だと言っている」と話した。      エルドアン首相は公正発展党が主催したオルドゥでのミーティングで、オルドゥが「公正発展党の支援を受けること」について語った 全文をよむ

2009-03-03 ディヤルバクルで石油発見の喜び! (Radikal紙)

■ディヤルバクルのエイル郡で、トルコ石油機構(TPAO)の掘った油井の、1800メートルの深さで比重26の石油が発見された。同機構の関係者らは、この地域には1600万バレルの石油資源があると見積もっていることを明らかにし、作業を続行すると話した。   トルコ石油機構が2年前から始めた、ディヤルバクルのエイル郡タスダム村の4万6千平方メートルの土地での石油採掘調査で、掘った油井の深さ1800メートルの地点で石油が見つかった。同機構の関係者らは、発見された石油の比重は26であることを明らかにし、この 全文をよむ

2009-03-03 アルチェリキ社、2008年に68億TLの売り上げを記録 (Milliyet紙)

アルチェリキ社は、2008年で68億トルコリラ(3740億円)の連結売上高を記録したことを公表した。アルチェリキ社は文書での説明の中で、約3.5パーセント減少した国内市場で、同社のブランドが54パーセントのシェアを占め、白物家電市場のリーダーとなっていると述べた。      同社は現在、世界で第6位、ヨーロッパで第3位の白物家電のメーカーであるとし、2008年海外での売り上げが34億トルコリラ(1870億円)で、全体の連結売上高の50パーセントに上ったことを明らかにした。同社の2008年電気製品 全文をよむ

2009-02-28 ポルシェ社、イスタンブルに初めてのショールームをオープン (Milliyet紙)

ドウシュ自動車は、エセンユルトゥに初のポルシェのショールームをオープンした。アジュラン・アジャル氏は、ドウシュ自動車の15周年の年に将来を見据えた投資を行ったと語った。      ドウシュ自動車のアジュラン・アジャル代表取締役社長は、経済危機の影響は全世界で感じられると述べ、経済環境が不安定なこの時期にエセンユルトゥ・ポルシェ・ショールームをオープンし、将来を見据えた投資にサインしたと語った。アジャル氏は、ドウシュ自動車のエセンユルトゥ・ポルシェ・ショールームのオープニング・セレモニーで、この投 全文をよむ

2009-02-24 トルコ産業界の経済危機脱却の希望、アフリカ (Milliyet紙)

トルコとアフリカとの関係を発展させようと、一定期間話し合われたことを明らかにしたギュル大統領は、「数年前我々がアフリカ訪問を行った際、多くの人々が批判しました。『そこにどんな仕事があるのか、どうして無駄に訪れるのか』と言いました。今日我々が得た成果を、この批判を行った人々も見ていることだろう」と述べた。      ケニア訪問中記者の質問に答え、多くの業界の幹部がケニアで非常に重要な取引契約を結んだことを明らかにしたギュル大統領は、「我々の飛行機には200名近い業界幹部が乗り合わせていました。多く 全文をよむ

2009-02-23 トルコ航空、ヨーロッパで1番の急成長 (Yeni Safak紙)

トルコ航空では乗客数が15.6%増加し、その成長は欧州の大手航空会社を追い抜いた。      欧州航空連盟は、加盟している航空会社32社の合計乗客数が、2008年においては2007年より540万人減り、3億6600万人に減少したと発表した。      世界的な経済危機からヨーロッパのライバル社ほどは影響を受けなかったトルコ航空は、2008年は乗客数が15.6%増加して、2187万人にのぼる一方で、有償旅客キロ(RPK)は13.9%、容量は11.6%増加した。      2008年、トルコ航空は搭 全文をよむ

2009-02-21 ドアン・グループ、罰金問題で訴訟準備―ゲディキ会長(CEO)会見 (Yeni Safak紙)

ドアン・メディア・ホールディングのCEOソネル・ゲディキ氏は、税務裁判所へ提訴し、権利を主張するつもりであることを明らかにした。   「罰金が請求されました。通知後30日以内に訴訟の権利を行使するつもりです」      ドアン・メディア・ホールディングのCEOソネル・ゲディキ氏は記者会見を行い、財務省が同社に科した8億2600万リラ(約483億円)もの膨大な罰金について説明した。   ゲディキ氏は、ドアン・テレビジョン・ホールディングの株の25パーセントをアクセル・スプリンガーへ売却したが、それ 全文をよむ

2009-02-20 ドアン・メディア・グループ脱税に対する罰金決定に世界メディアの反応 (Milliyet紙)

エルドアン首相が激しく非難しさらにはボイコットを呼びかけたドアン・メディア・ホールディングに対して、財務省も罰金を科したニュースが、世界メディアを駆け巡った。      メディア業界組織は反発を示し、8億2600万トルコリラ(約483億円)の罰金が科せられたことについて、『メディア統制』を企てていると解説した。   トルコで話題となっているこの事件に関して、野党も厳しい声明を出し、反発を示した。      周知のとおり、ドアン・メディア・ホールディングは、パートナーシップを組んでいるドアン・テレ 全文をよむ

2009-02-19 1ドル、1.71トルコリラに (Hurriyet紙)

東欧の銀行に対する不安が市場の緊張を高めた。東欧各国で通貨の対ドル価値が暴落した。一方、トルコリラは、この影響を受けて1ドル1.71トルコリラを超えたが、オバマ政権が住宅ローンを抱えた900万人に支援を打ち出すというアメリカからの発表がドルの勢いを失わせた。      一般的な世界的成長率の悪化、そしてアメリカの経済対策が短期間で問題を解決できないという見通しからなる懸念に、東欧諸国の危機が加わった。      東欧諸国の金融業界の不良債権がもはや解消できないレベルにまで達しているという懸念が、 全文をよむ

2009-02-18 イラク見本市、経済危機脱出のチャンスに ガズィアンテプで5月21-24日に開催 (Yeni Safak紙)

ガズィアンテプ商工会議所のネジェト・コチェル会頭は、2009年5月21-24日の期間にガズィアンテプで行われる予定の第4回国際イラク見本市に関する準備が急ピッチで続いており、見本市への参加企業数が他の年と比べてとても多いと述べた。      イラク見本市が経済危機脱出のチャンスとなるだろうと述べたネジェト・コチェル会頭は、「今年は見本市への参加企業数で記録を打ち立てるでしょう。見本市への参加を望む企業は急ぐ必要があります」と述べた。      ネジェト・コチェル会頭は行った説明の中で、トルコ商工 全文をよむ

2009-02-17 トルコの失業率、世界第3位に (Milliyet紙)

トルコ雇用者組合連合(TİSK)は「トルコの失業率は、公的なデータを基にした場合でも、世界経済で有力な52カ国中3番目に失業率が高く、早急に対策をとらなければ第1位になりかねないと述べた。TİSKは、政府に対し実体部門(実体経済)の崩壊を傍観していてはいけないとの呼びかけを行った。   TİSKによる発表では、2008年11月に失業率が12.3%に上昇したとするトルコ統計機構(TÜİK)の世帯別労働力調査の結果が検討されている。発表では非農業部門失業率が12.6%から15.4%へ増加し、都市部で 全文をよむ

2009-02-13 イスタンブルのダム貯水率、61.52パーセントに到達 (Yeni Safak紙)

イスタンブルで最近雨が降った結果、ダムの貯水率は61.52%となった。イスタンブル水道局(İSKİ)のデータによると、特に2月8日以降ダムの貯水量が、降水も手伝って増加し始めた。8日までダムの貯水率は51%だったが、その後5日間に雨が降ったことにより、ダムの貯水量が61.52%まで上昇した。去年の2月のダムの貯水率は30%ほどであった。 全文をよむ

2009-02-04 携帯電話メニューにクルド語バージョン登場 (Milliyet紙)

ディヤルバクルで携帯電話のフランチャイズ店を営むウール・アカル氏は、既存ソフトウェアを改造し、携帯電話の使用言語にクルド語を追加した。      携帯電話使用言語メニューにクルド語も追加された。ディヤルバクルで携帯電話フランチャイズ店のオーナーを務めるウール・アカル氏は、国内携帯電話製造会社であるTTN Mobile社の機種D550とD530にクルド語メニューを追加した。この店はこの2機種の販売を昨日2月3日に開始し、初日で200近くの注文を受けた。ウール・アカル氏は、クルド語を知る研究員らやク 全文をよむ

2009-02-03 トルコで唯一の補聴器製造企業、2000万ユーロの売上 (Hurriyet紙)

ビンギョル県ソルハン出身のM.エミン・アーチ氏は、ソルハンで小学校を、ディヤルバクルで高校を寄宿部で学んだ。その後ドイツへ行き哲学と心理学の教育を受けた。ケルンで家庭電気製品の商売を始めたアーチ氏は、チョルルでトルコで唯一の補聴器製造の施設を建てた。シセルテクニック株式会社と関連会社の昨年の取引額は2000万ユーロ(約23億4千万円)に上った。      トルコ人はその気になれば如何なる障害をも乗り越える潜在能力を持っているということが、M.エミン・アーチ氏の企業家としての成功物語によって今一度 全文をよむ

2009-02-02 今週からガソリン、5クルシュ値上げで、2.88TL(約156円) (Yeni Safak紙)

先週、ガソリンの3クルシュの値下げを行った石油会社各社が、今週初めから、今度はその5クルシュの値上げを実施した。オクタン価95の無鉛ガソリンの値段は、イスタンブルで2.83TLから2.88TL(約156円)へと上がった。      ガソリン、1バレルあたりの価格は、42ドルで変わっていないものの、アンカラとイズミルのペトロル・オフィスとOPETのそれぞれのガソリンスタンドでは、無鉛ガソリンの値段が2.87TLにまで上がった。自動車の所有者たちは、ガソリンを入れる際のメーターの動きを表して、「(ガ 全文をよむ

2009-02-01 超高層ドバイ・タワー建設計画に不許可決定 (Hurriyet紙)

2007年3月、ドバイのアル・マクトゥム皇子が所有するサマ・ドゥバイ社が7億500万ドルで落札した、レヴェントにあるイスタンブル公共交通機関運営会社の車庫だった用地での建設に、行政裁判所からの許可は下りなかった。      行政裁判所第六部局はイスタンブル広域市によって第4レヴェントにある旧イスタンブル公共交通機関運営会社の車庫に平面形態の変更をして建設される「ドバイ・タワー」の建設に関して、停止の決定を下した。行政裁判所は、「平面形態の変更は、埋め合わせが困難または不可能な害を及ぼし、また行政 全文をよむ

2009-01-31 都市ガス、10%値下げ (Hurriyet紙)

BOTAŞ(国営石油ガス・パイプライン輸送公社)が明日2月1日から都市ガス料金を値下げすることが見込まれている。      エネルギー天然資源省は2月に都市ガス料金を値下げする予定である。同省は都市ガス料金の約10%の値下げを計画している。政府がこの値下げ率を承認すれば、明日から利用者は10%割引料金でガスを使用することができるようになる。国営石油ガス・パイプライン輸送公社は、石油価格が著しく下落した2008年11月に都市ガス料金を22%値上げして利用者から反発を買ったが、2月以降、都市ガス料金 全文をよむ

2009-01-30 トルコの2008年観光収入、18.5%増加 経済危機の影響なし (Milliyet紙)

トルコの2008年観光収入は、2007年に比べ18.5%増加の219.1億ドル(約1兆9700億円)に到達し記録を更新した。観光客数は3100万人に近づいた。      トルコ統計機構(TÜİK)は2008年の観光収支額を公表した。それによると、トルコにおける2008年の観光収入は219億ドル(約1兆9700億円)に達した。2008年にトルコを訪れた観光客は3090万人で、一人当たりの消費額は708ドル(約6万3000円)であった。   トルコにおける2008年の合計観光支出は前年度より7.5% 全文をよむ

2009-01-27 トルコ航空、新しく始めたファーストクラスに、50パーセント割引き (Zaman紙)

トルコ航空は、新しく始めたファーストクラスのフライトに割引キャンペーンを行っている。これによると、ファーストクラスで一緒に旅行する二人のうち一人が50%引きの料金となる予定だ。      公表された情報によると、旅客がこの割引を受けるためには、往路・復路の両方を一緒に旅行する必要がある。      トルコ航空は、インドから購入したボーイング777型2機で、ファーストクラスサービスを始めている。このサービスの宣伝映像では、アメリカ人人気俳優ケビン・コスナー氏が出演したのだった。      ファース 全文をよむ

2009-01-18 第二ボスフォラス海底トンネル計画、韓国トルコ企業連合が落札 (Zaman紙)

イスタンブルの海峡の両岸を海底でつなぎ、タイヤ車両のみ通行可能な新しいチューブ・トンネル建設の契約は、高等計画委員会へ送られた。運輸省鉄道・港湾・空港建設総局(DLH)による建設・経営・返還(YİD)方式で進められる「幹線道路ボスフォラス・チューブトンネル工事計画」の入札を、トルコの建設センターと韓国のKEC-SAMWHAN-HANSIN-NAMKWANG-KUKDONG各社で構成する「韓国トルコ企業連合(TKJV)」が落札した。      高等計画委員会が承認後、運輸省鉄道・港湾・空港建設総局 全文をよむ

2009-01-18 1月前半のトルコの自動車輸出、69%減 (Hurriyet紙)

  フォード・オトサン、オヤク・ルノー、トファシュといった自動車産業の大企業が12日間生産を行わなかった1月前半期、自動車輸出が昨年の同時期と比べ69.3%下落した。1月1日から15日の間、2億5086万4千ドルだった輸出額は、昨年の同時期では8億1887万4千ドルに達していた。       ウルダー輸出業者連合の記録から収集された情報によると、自動車業界は、1月前半において全世界合計111ヶ国と10ヵ所の自由貿易地域に対し輸出を行った。同業界がこの期間に輸出を行った111ヶ国のうちわずか27ヶ 全文をよむ

2009-01-05 虐殺はユダヤ系旅行者を減少させる (Yeni Safak紙)

トルコと共に世界各国から寄せられるイスラエルのガザ虐殺に対する抗議が、ユダヤ人達をも怖がらせていることが明らかにされた。反発を恐れるユダヤ人達は、旅行をキャンセルし、家に閉じこもっていると伝えられている。      クラブ・イレムトゥル代表取締役であるサーデッティン・ウルバイ氏は、トルコからの反発もユダヤ人ツーリスト達に影響を与えたと述べた。      「ドイツや、ポーランド、またアメリカからもやって来るユダヤ人たちがいます」と述べるウルバイ氏は、特に冬にアンタリヤにやって来るイスラエル人ツーリ 全文をよむ

2008-12-27 繊維業界から、中国産品規制案 (Milliyet紙)

金融危機によって世界貿易の場で保護主義が台頭した。 各国は国内市場の活性化と保護に向かっている。トルコでは18の繊維既成品において中国に対する保護措置のために動き始めた。      各国政府は世界的な危機に対して必要な措置をとっており、国際貿易の縮小に対抗して、国内市場の活性化と同時に保護措置に向かっている。多くの国で国内市場、特に一部の部門では中国産品が支配するようになったために、保護措置も中国に対してとられはじめている。      各国政府は、危機下においてはこれらの措置は正当なものとして受 全文をよむ

2008-12-23 トルコ航空、エア・ボスニア航空を共同経営へ ボスニア・ヘルツェゴビナ政府から許可 (Yeni Safak紙)

トルコ航空(THY)は、エア・ボスニア航空の共同経営会社となった。トルコ航空は、エア・ボスニア航空に対し、株式の49%を保有したと発表した。トルコ航空からイスタンブル証券取引所(İMKB)に送られた文書では、ボスニア・ヘルツェゴビナ政府から関連する承認を受けた後、トルコ航空とエア・ボスニア航空の間で共同経営契約が署名予定であると発表されていたことに触れられた。イスタンブル証券取引所に対して行われた説明では、ボスニア・ヘルツェゴビナ政府から関連の承認がとられ、トルコ航空は調印された契約に基づき、エ 全文をよむ

2008-12-21 TUI社調査、世界のベストホテル100に17のトルコのホテル (Hurriyet紙)

 世界で最も大きな旅行会社の一つであるTUI社が顧客満足度に基づき、世界から選出したベストホテル100のうち17軒はトルコにあり、そのうち15軒がアンタリヤにある。       世界で最も大きな旅行会社の一つであるTUI社のトルコ関連商品・契約課長メリフ・イェティシ氏は、TUI社が顧客満足度に基づき世界から選出したベストホテル100のうち17軒がトルコにあると発表した。メリフ・イェティシ氏は、TUI社が世界の様々な国にある何万軒ものホテルに派遣した顧客に毎年満足度アンケートを行っており、その結果 全文をよむ

2008-12-21 新貸借法―アパート大家に有利、借り手に不利なこんな条件 (Milliyet紙)

屋根、塗装、エレベーターの修理代など以前は大家が支払っていた費用を今後は借り手が支払うこととなった。      新賃貸法は、借り手を悲しませる。以前は大家が支払っていた屋根、塗装、エレベーターの修理代などは今後は借り手が支払うことになる。タクヴィム紙の報道記事によれば、国民議会法務委員会で検討された貸借法案において、借り手に不利な法律が採択された。新しい法案では、賃貸契約に一項目を加え、屋根、塗装、エレベーターの修理代などの経費を大家に代わり借り手が支払うことになるという。法務委員会の委員長であ 全文をよむ

2008-12-06 産業界から2つの凶報―深刻化する世界経済危機の影響 (Zaman紙)

世界的な経済危機の影響が次第に深刻化しつつある。トルコ統計機構が相次いで発表したデータは、経済危機のトルコへの影響を示し続けており、実体経済の縮小が次第に明らかになりつつある。      鉱工業生産指数は10月に8.5%減少する一方、 製造業の生産能力指数は11月に9.7ポイント後退して72.9% に下がった。トルコ統計機構が発表した10月の鉱工業生産指数は昨年10月に比べて8.5% 減少した。鉱業分野の指数は15.4%増加する一方、製造業分野では10.3%、電気、ガス・水道事業は1.5%減少し 全文をよむ

2008-12-05 付加価値税(消費税)の引き下げはなし、IMFと近く合意へ (Milliyet紙)

エルドアン首相は、「国際通貨基金(IMF)は付加価値税(消費税)を引き上げるように、と言っている。しかしながら、我々にIMFと合意しろと言う人たちは(付加価値税を)引き下げろと言っている。我々は付加価値税の引き下げは考えていない」と述べた。首相は、来年初めにIMFとの合意にいたる予定だと話した。       タイイプ・エルドアン首相は、付加価値税の引き下げは現在考えていないと述べた。トゥサシュ(TUSAS)社の式典で同首相は、民間企業から付加価値税の引き下げの強い要望が出ていることについて次のよ 全文をよむ

2008-12-03 ホンダ、生産台数増加を延期へ (Hurriyet紙)

日本で第2位の自動車メーカーであるホンダは、世界的な金融危機が需要減少を引き起こしたため、トルコでの生産台数増加計画を延期すると発表した。      日本のメディアに発表された情報によると、世界的な需要減少のため、ホンダは来年半ばまでに実現を目指していたトルコでの生産台数増加計画を、市場が再び回復するまで凍結するとしている。      ホンダはさらに、インドに初めて設けた工場の生産稼働率が60%まで後退するのをうけて、同国に2つ目の工場を開設する計画も延期することを明らかにした。      ホン 全文をよむ

2008-11-29 中央銀行「クレジットカード滞納者が急増するだろう」 (Hurriyet紙)

クレジットカードに頼りすぎて、支払いができなくなっている滞納者が増加している中央銀行は、銀行が一般ローンの融資条件を厳しくすれば、金利が高くとも消費者はクレジットカードを用いるようになると指摘し、「これはクレジットカード滞納者を増やすことになるだろう」というメッセージを出した。      中央銀行は11月の金融安定報告書を発表した。その中で、銀行が一般ローンの融資条件を厳しくすれば、クレジットカードに問題が生じうると警告した。中央銀行は、消費者はクレジットカードを借り入れ手段の一つとしてこれまで 全文をよむ

2008-11-24 トルコ航空、アルメニアに向けチャーター便運航の準備 (Zaman紙)

アブドゥッラー・ギュル大統領のエレバン訪問により、新たな時代に突入したトルコ・アルメニア関係は、徐々に発展してきている。アリ・ババジャン外相とエドワルド・ナルバンジャン外相は、本日(24日)イスタンブルで会談を行う。      外交的な往来に勢いが増す一方で、関係正常化のために、あらゆる分野で重要な一歩が踏み出されている。マーケット・シェアの増加に着目したトルコ航空は、エレバンへのチャーター便フライトの準備を進めている。同社は(この)企画を立ち上げるにあたって、条件などを調べ始めている。このため 全文をよむ

2008-11-23 経済危機緊急対応策の概要固まる―4つの方策を軸に (Hurriyet紙)

タイイプ・エルドアン首相がインド訪問からの帰国後、発表を計画している新たな包括案の詳細が形になりつつある。政府は、行き詰った市場で通貨流通量を増やすために4つの技術的対策を計画している。      タイイプ・エルドアン首相がインド訪問後に提示する新経済包括案の基本目的は、縮小した市場で通貨流通量を増やすはずである。このため4つの方策が検討されている。      ■出稼ぎ労働者の外貨   国外のトルコ人の預金は現在、中央銀行に預けられている。しかし中央銀行は、これらの預金を(なるべく短期間に)解約 全文をよむ

2008-11-18 アクバンクの突然の人員整理に揺れる市場 1000人以上を解雇? (Yeni Safak紙)

2007年に2,700人を雇用し、2008年にも新たに1,400人を雇用すると公表したアクバンクが突然の決定により、1,000人以上の従業員を解雇したと言われている。アクバンクはこれに関してコメントを避けている。      経済市場は、2006年に20パーセントの株式がシティバンクに売却されたアクバンクの従業員解雇のニュースに動揺している。銀行業界最大手のひとつであるアクバンクが、1,000人以上の従業員を、早期退職や解雇により人員整理しているとみられている。      ■ 株式市場には公表せず 全文をよむ

2008-11-17 財務省、家の賃貸状況を個別調査へ (Milliyet紙)

財務省は、賃貸収入と都市部の不動産資産への課税のため、一戸一戸を回り、不動産所有者と賃借人に関する基本情報を集める活動を始めた。      この調査は、アンカラ税務局が実施をはじめ、今後、他県でも行われる予定である。その実際方法では、税務局職員が住所に基づく住民登録システムの情報を用い、住宅地の全ての家を回り調査する。税務局職員は、まず住民登録して実際に住んでいるのが借主か大家かを問う。その後賃借関係に関して情報を得る。賃貸に出されている家の場合には、家賃を調べ、これら全てが記録される。     全文をよむ

2008-11-16 アラブのお金持ちのトルコでの不動産取得の容易に? (Milliyet紙)

在外トルコ人が国外の資産をトルコに持ち込むことを認めた財産特別法が制定されたのに続き、政府はトルコで不動産を購入する権利を持たないアラブ諸国と中央アジアのトルコ系共和国の人々が不動産を購入することができるよう、法改正の準備に着手した。      政府は、この問題に関する準備を、互恵原則の検討から始めた。この原則によれば、外国人がトルコで不動産を得る許可は、その外国人の出身国において、トルコ人が不動産を購入できる場合に限り与えられる。アラビア半島に位置するサウジアラビア王国、アラブ首長国連邦、カタ 全文をよむ

2008-11-14 トルコ航空、アナドルジェット航空、先生の日にちなみ50パーセントオフ (Zaman紙)

 トルコ航空とアナドルジェット航空は、11月24日教師の日にちなみ、高等教育機関の教員と小中高等学校の教師に対し、国内線および国際線フライトで50%の割引を行う予定だ。       このキャンペーンは11月22日から24日まで有効となる。   トルコ民間セクター航空事業協会のムサ・アリオール事務局長は、民間航空会社は教師の日に特に割引は適用しないことを公表した。 全文をよむ

2008-11-13 トルコ経済、かなり困難な時期に入りつつある (Yeni Safak紙)

イスタンブル工業会議所のタヌル・キュチュク会頭は、「トルコ経済は困難な時期に入る寸前だ、さらには入ったと言ってもよいくらいだ」と述べた。      キュチュク会頭は、イスタンブル工業会議所が12月に予定している本年第7回目の工業会議について説明するための会議で話をし、世界経済は全く異なる情勢に直面していると述べた。同会頭は、世界経済において2002年からこれまでの上向きな雰囲気が正反対となり、アメリカの金融システムで2007年下半期に顕著化した危機が深刻な規模に達したと述べ、世界的な危機がトルコ 全文をよむ

2008-11-09 携帯電話番号ポータビリティ、本日始まる―主要3社、競争激化 (Milliyet紙)

契約者が携帯電話の番号を変えずに、電話会社を変更することができる「番号ポータビリティ」時代に入る。番号ポータビリティー制の実施は、キャンペーンの他、様々なイベントでも紹介されている。      携帯電話の契約者が、「番号を変えずに電話会社を変えられる」という番号ポータビリティ制が11月9日、始まる。GSM市場における競争の加速が見込まれるこの制度が始まる前から業界はかなり活発化している。携帯電話各社は、一方では既存の契約者数を守ろうと努力し、他方では他社の契約者を自社に引き入れようと、様々なキャ 全文をよむ

2008-11-08 ヘーゼルナッツ生産農家、不払い問題で政府に対応求める (Zaman紙)

ヘーゼルナッツ売却協同組合(Fiskobirlik)が機能不全に陥った後、ヘーゼルナッツの買い入れを委託された農産物公社(TMO)は、生産農家に1ヵ月半もの間買い入れ代金を支払っていなかった。農産物公社は、ヘーゼルナッツの代金を遅くとも25日以内に支払うと約束していた。      にもかかわらず、9月22日以降、生産者に代金は支払われていなかった。年間収穫量が高かったため、予想以上に生産農家がヘーゼルナッツを農産物公社に持ち込んだ。このため農産物公社は支払い難に直面した。9月1日から10月31日 全文をよむ

2008-11-05 英国人の「アタテュルク」というトレードマーク登録に対し、トルコが提訴 (Milliyet紙)

英国人が国外でアタテュルクの名を商標登録したことを受け、トルコは対応策に出た。      トルコで法的に保護されている「アタテュルク」の名が、EU諸国の様々な製品の商標に使用するため商標登録されたことが明らかとなったことを受け、通産省は法的対策に打って出た。同省は、ドイツ特許法のトルコ語への翻訳を開始し、現行法に照合した後、ドイツ特許裁判所で「商標無効」を求め提訴したことが伝えられた。   また同省は、トルコ特許協会を通じ、EU域内市場総局(OHIM)に異議申し立てを行う予定であることも伝えられ 全文をよむ

2008-11-01 イスタンブル証券取引所、4.1パーセント増加 (Milliyet紙)

市場は終日、かなり不安定な値動きを続けたが、終了時には大分楽観的な雰囲気で取引を終えた。朝方、株価下落で始まったイスタンブル証券取引所は、4.1%増の27,832ポイントで取引を終了した。      銀行間取引市場で、1.58YTL(約101円)近くまで上昇したドルは、月曜日の為替市場では1.55YTL(約99円)に下落した。       市場は、各国政府と中央銀行による世界的な金融危機への対策によって、方向を見出そうとしている。不景気の影響を和らげるため、アメリカの中央銀行に続いて日本の中央銀 全文をよむ

2008-10-29 ヒルトン・グループ、5年以内にトルコ40ヵ所にホテル建設へ (Milliyet紙)

ヒルトン・グループは、トルコ10都市に及ぶ新投資プランを公表した。      アメリカ合衆国のヒルトン・ホテルズは、トルコの大都市に加え、アナトリアで新たに発展している複数の拠点でホテル契約を結ぶ予定であると公表した。この枠組みで5年以内に、40軒以上のホテルの開業が計画されている。   ヒルトンの国際事業担当のディダー・マーティン副部長は、トルコが国際投資家らにとって好材料であると言い、「ダブルツリー」等の他のヒルトンブランドもトルコに進出予定であると述べた。      ヒルトンの北欧地域拡大 全文をよむ

2008-10-23 実業家ら、アルビールに総領事館求める (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相のディヤルバクル訪問に際し、市民社会団体や実業家らが、イラクからトルコ入国するためのビザ取得をもっと容易にするように要請した。とりわけイラク北部にある都市との商業関係において、ビザ取得の困難が起こっていることが明らかにされた。      ディヤルバクル商工会議所のメフメト・カヤ会頭は、「イラク北部に住む人々はトルコへの入国ビザを申請するためにバグダッドまで行かなければならず、このことはかなりの時間がかかる原因となっている。ビザ取得の簡便化が行われる必要があり、ア 全文をよむ

2008-10-11 トルコ実業家協会ヤルチュンダー会長、「状況は深刻、慎重になりましょう」と発言 (Yeni Safak紙)

トルコ実業家協会(TÜSİAD)アルズハン・ドアン・ヤルチュンダー会長は、「グローバル資本主義の将来とトルコ」というテーマの会議で、世界的な危機とそれがトルコにもたらす影響について考えを述べた。      同氏は、今回の危機は世界経済が1930年代以降に直面した危機の中で最大のものであることに注意を引き、次のように続けた。   「トルコは、融資が必要な450億ドル(約4兆5,194億円)の今ある赤字とともに危機に直面している事を忘れてはなりません。危機の進展が金融市場へ波及することを考慮すると、 全文をよむ

2008-10-10 エミレーツ航空、トルコへのフライト数、増便へ (Hurriyet紙)

エミレーツ航空はドバイ発イスタンブル行きのフライト数を、10月26日から週に11便へと増便することになった。エミレーツ航空トルコ・ルーマニア・ブルガリア地域代表のバハル・アフメト・ビリンジ氏は、エアポートホテルで行なわれた記者会見において、1987年にトルコに就航したエミレーツが同年から今まで二国間における商業・観光関係の発展に重要な役割を担ってきたと述べた。ビリンジ氏は、21年前、週に2便、374席定員で開始されたフライトが、今年10月26日から週に11便、4757席定員のキャパシティーに達す 全文をよむ

2008-10-06 金利上昇で、もはや円で住宅購入ローン (Zaman紙)

世界的経済恐慌と、与党への「解党訴訟」問題によって高まった金利は、不動産業界の停滞と住宅購入低迷の原因となった。      これをうけた銀行は、消費者へ日本円やスイスフランのような利率のより低い外貨から、ローンの受け付けを始めた。 この混乱期を機会へと変えた投資者たちは、月額利息の割合が新トルコリラ(YTL)の3分の1程度である日本円で、住宅ローンを組む方向へ向けた。      10年間契約で10万YTL(約707万5193円)のローンを組む場合、(今までの通常の支払いによると)月額1817YT 全文をよむ

2008-10-04 貯蓄預金保険機構エルチュルク理事長、「預金保護の引き上げは必要なし」 (Milliyet紙)

貯蓄預金保険機構のアフメト・エルチュルク理事長は、トルコにおける預金保証に関して、「預金保護の引き上げといった対策は必要ないと考えています」と語った。      エルチュルク理事長はNTVのテレビ番組で、世界的な金融危機とそれがトルコにもたらす影響についての質問に答え、銀行業は信用喪失に直接影響されると述べ、銀行の預金保護額や基本指標が高いことはそれほど重要ではないとみられていると語った。      また同理事長は、査察と監視が別々に行われている保険業や証券仲介業者、銀行がひとつに統合されること 全文をよむ

2008-09-30 世界的金融不安 トルコ市場はバイラム休暇中で混乱なし (Milliyet紙)

アメリカ合衆国で金融機関救済を目的とした7000億ドルを費やす法案が下院で否決され、世界的に株価が大暴落している一方で、トルコ市場はバイラム休暇でイスタンブル証券取引所は混乱を避けられた。      トルコ市場はラマザンバイラムで閉鎖されていなければ、以前の動向を考慮すると大幅下落が予想された。以前の金融危機の開始により、イスタンブル証券取引所は3日間で平均11.63%の下落を経験した。9月中旬リーマン・ブラザーズが破産申請をし、金融システムにおける信用を揺るがしたために、アジア、ヨーロッパ各国 全文をよむ

2008-09-27 ギュル大統領、ニューヨーク証券取引所で取引開始の鐘鳴らす (Yeni Safak紙)

第63回国連総会のためニューヨーク訪問中のギュル大統領は、現地時間の午前9時30分にニューヨーク証券取引所で取引開始の鐘を鳴らし、ウォール街の取引を開始させた。      NYSユーロネクストの最高経営責任者(CEO)であるダンカン・ニーダーアウアー氏も臨席した。取引開始の際、証券取引所のスクリーンにはアメリカの国旗と共にトルコ国旗が並んだ。ギュル大統領は、短いスピーチの中で次のように述べた。「ニューヨーク証券取引所を訪れることができて非常に満足しています。現在、大きな関心が集まっている時に私は 全文をよむ

2008-09-27 断食明けのバイラム休暇、人気はエジプトとベネチア旅行 (Yeni Safak紙)

断食明けのバイラム休暇による需要の増加に応えるため、航空会社各社は相次いで増便を決定している。トルコ航空は、ベネチアおよびエジプトをはじめとする旅行の需要に応えるために111便の増便を決定した。      航空会社各社は休暇によって増える需要に増便で対応している。トルコ航空は、ベネチアやエジプトをはじめとする需要増に応えるため、合計111便の増便を決定した。      トルコ航空は需要増に対し、国内線・国際線あわせて111便を増便して対応する。国内線の82の増便のうち、20便がアンタリヤ、26便 全文をよむ

2008-09-13 乗客1200万人超えのトルコ航空、アリタリア航空を追い抜かす (Hurriyet紙)

トルコ航空(THY)は、今期上半期(1-7月)の乗客数がイタリアのアリタリア航空を追い抜き、ヨーロッパ第7位に浮上した。      ヨーロッパ航空協会の資料によれば、トルコ航空は1-7月期の乗客数が15.7% 増の1,216万8千人になった。一方で、経営難に陥りイタリア政府によって売りに出されているアリタリア航空の乗客数は17.4%減の1,181万人となった。      ■トルコ航空、昨年度は第8位   2007年の同期において、トルコ航空は乗客数1,056万人でヨーロッパ各国の航空会社の中で第 全文をよむ

2008-09-12 イスタンブル、最近の店舗賃貸料はニューヨーク並み (Milliyet紙)

トルコで、ショッピングモールや通りに面した店舗での賃貸料が高騰したと述べるグロリア・ジーンズ・カフェ(GJC)最高経営責任者のナビ・サレフ氏は、来期にはこの賃貸料が低落すると期待していると話した。      サレフ氏は、「よい立地条件を確保するために浪費する必要はない。我々の事業は、初日からお金を稼ぐことではない。店舗は何があってもオープンする。待つことが大切だ」と話した。   グロリア・ジーンズ・カフェ・トルコのビルゲハン・カラクイ社長は、「立地条件のよい場所で店を開くためには、 32,000 全文をよむ

2008-09-08 貧乏人のデーツは2YTL、富裕層のデーツは100YTL (Hurriyet紙)

新鮮な果物が豊富であるラマザン月に、デーツの販売が後退した。大型のマーケットでは、デーツの価格を割引せざるをえなかった。      毎年、ラマザン月に増加するデーツの消費が、今年は減少した。大型のマーケットチェーン店がラマザンのために30メートルに達するデーツコーナーを設置した。しかし、価格を下げざるを得なかった。イスタンブルのエジプトバザールとマーケットでは、安いカテゴリーにはいるデーツは2~10新トルコリラの間の価格で売られている一方、中程度のデーツの価格は、60新トルコリラまで上昇している 全文をよむ

2008-09-06 マーケット、10月に金利引き下げを期待 (Yeni Safak紙)

中央銀行のドゥルムシュ・ユルマズ総裁の「金利の引き下げの可能性がある」という発表は、マーケットでは「10月に金利引き下げがある」という形で解釈された。石油や物価の下落が、金利引き下げの基盤をつくったと推測されている。      「適切な金利の引き下げも含め、あらゆる政策の可能性」を検討するという趣旨のドゥルムシュ・ユルマズ中央銀行総裁の発言は、金利引き下げの期待を高めた。ビズィム証券のポートフォリオマネージャーのセルダル・セルト氏は、金利に関する発言の下で、市民社会団体と政府が銀行にかける圧力も 全文をよむ

2008-08-31 エーゲ海の養殖場問題解決に希望―観光大臣明言 (Milliyet紙)

 エルトゥールル・ギュナイ文化観光大臣は、「我々は漁業を必要としているが、自然や私有の入り江が墓場と化した魚の養殖場となることは望んでいない」と述べた。       エルトゥールル・ギュナイ文化観光大臣は、私有の入り江が「魚の養殖場、もしくは墓場」という状態になることは望んでいないと述べた。同大臣はこの件に関する法案を次期トルコ大国民議会へ提出し、問題は年末を待たずして解決されるだろうと話した。       ギュナイ大臣は、養殖場が外洋へ移設されるために与えられた期間はまだ満了していないが、養殖 全文をよむ

2008-08-30 「貯金の大切さを呼びかける広報も必要」 クレジットカード払いにも限界あり (Milliyet紙)

銀行業点検・監督協会のテヴフィク・ビルギン会長は、同協会の8周年記念のために開催された講演会で演説し、銀行の幹部らに向けて次のように呼びかけた。       「消費を奨励する広報と同様に、貯金の大切さを思い出させ、生産の喜びを見せる広報もしましょう」   ビルギン氏は、6月時点での銀行の預金は、一昨年と比べてわずか22%増の4,060億YTL(約36兆4,044億円)に到達し、これは以前からずっとある問題だと述べ、「ある社会が永久にクレジットカード払いや一般消費者向き融資を利用することはできない 全文をよむ

2008-08-28 YTL(新トルコリラ)、TLへ表記変更へ バラのモチーフ付トルコリラ紙幣に (Zaman紙)

中央銀行が現在の通貨(新トルコリラ)から「新」の文言を外す取り組みに本格的に着手した。2005年に6桁のゼロをなくし(100万分の1のデノミが行われたことで)、通貨単位は「新トルコリラ」となったが、今度はその「新」が廃止されることになる。新しいデザイン、絵柄、色、大きさなどにより偽造防止の工夫を施された「トルコリラ」は、来年初めより使用が開始される。今回の切替にかかる費用は2000万ドル。      新紙幣を一昨日レジェプ・タイイプ・エルドアン首相に見せたという中央銀行のドゥルムシュ・ユルマズ総 全文をよむ

2008-08-25 オヌルエアー、断食月に超割引キャンペーン (Yeni Safak紙)

断食月に魅力的なキャンペーンを行なう航空会社に、オヌルエアーも加わった。オヌルエアーのシャハベッティン・ボルクチュ代表取締役は、断食月には3000枚のチケットを採算度外視で販売すると文書で発表した。      ボルクチュ氏は、断食月の日曜に限定した24時間チケット購入可能とするキャンペーンでは、21YTL(約1970円)のチケット料金と20YTL(約1880円)の燃料サーチャージと8YTL(約750円)のサービス料、合計49YTL(約4600円)でチケットを販売すると述べ、以下のように説明した。 全文をよむ

2008-08-12 ドイツの既成服メーカー、トルコ進出へ 問題は高すぎる店舗賃貸料 (Zaman紙)

代表的な既成服メーカーであるサラルは、新しい業務提携に向けて準備をしている段階にある。ドイツの有名既成服メーカーをトルコへ進出させることに合意した。   しかしながらドイツ側は、ショッピングセンター内の高額な店舗賃貸料に不満な様子である。サラル・グループのヨーロッパ戦略を担っているエムレ・サラル氏は、極秘合意のため、相手先の名前を明かしていないが、その会社がショッピングセンター内の一平方メートルあたりの賃貸料を信じられない金額と述べているとした。メーカーとしてのヨーロッパおよびロシア戦略について 全文をよむ

2008-08-08 バクー・トビリシ・ジェイハン石油パイプライン爆発事件、PKKが犯行声明 (Milliyet紙)

カスピ海の石油が黒海を通らずに西欧へ輸出することができる唯一のルートであるBTC(バクー・トビリシ・ジェイハン)石油パイプラインで起こった爆発について、PKKが犯行声明を出した。      PKKのインターネットサイトでは、「BTC(バクー・トビリシ・ジェイハン)石油パイプラインに対して、我々のHPG軍が破壊工作を行なった」ことが明らかにされた。   これに加えて、パイプラインの復旧作業は1~2週間以内に完了すると期待される一方、ジェイハンでの石油備蓄は底をついた。 全文をよむ

2008-08-07 バクー・トビリシ・ジェイハン石油パイプラインの火災、鎮火せず (Yeni Safak紙)

レファヒエ[訳者注:エルズィンジャン県にある郡]での爆発後に発生したBTC(バクー・トビリシ・ジェイハン)石油パイプラインの火災が、パイプ内に残っている石油のために継続していることが明らかにされた。      8月5日の夜、第30番ポンプで起こった爆発後に発生した火災が続いている。火災のため閉鎖された第29番と第31番バルブの間のパイプにたまっていた石油が、監視の下で燃え続けていると述べた当局者は、爆発発生箇所周辺では必要な対策がとられたことを説明した。同当局者は、可能性として考えられる漏れに対 全文をよむ

2008-07-27 シムシェキ国務大臣「トルコ経済は、2050年には日本やドイツを追い抜かす」 (Hurriyet紙)

国際調査会社ゴールドマン・サックスの調査報告書を引き合いに、メフメト・シムシェキ国務大臣は、「この調査によれば、トルコ経済は2050年には5.9兆ドルの経済規模に達する。      ゆえに、我々の国民所得は、日本、イタリア、ドイツ、フランスのような巨大な経済大国を追い抜かすであろう。私はこのことを常に言っており、そうなると信じている」と述べた。      ガズィアンテプ商業会議所で実施され、トルコの経済問題が議論された協議会議に参加したシムシェキ国務大臣に対し、会議からの出口で、公正発展党(AK 全文をよむ

2008-07-22 中国、見本市ブースをトルコ企業には無料で提供 (Zaman紙)

中華人民共和国は、第17回ウルムチ経済協力貿易見本市においてトルコ企業を優遇している。新疆ウイグル自治区で2008年9月1日から5日まで開催予定の見本市では、トルコ企業に1500平方キロメートルのスペースを割く。見本市において、トルコの参加者からはブース料金は取らない予定だ。見本市に持ち込まれる商品についての関税手続きも、無料で行われる。 全文をよむ

2008-07-21 搭乗中の有料の飲食物には領収書が必要 (Zaman紙)

交通省の旅客航空事業総局は、航空会社に送った文書の中で、フライト中に旅客に有料で販売されたものに領収書を発行するよう要請した。      文書では、飛行機の機内にて有料で販売されている飲食物に、領収書が発行されないことに関して多くのクレームが寄せられていることを明らかにされ、次のように述べられている。   「これらのクレームは特に、追加の飲食サービスに料金が請求されること、そしてそのサービスに対する領収書が発行されないことに集中していることが示されている。さらには、第6762号トルコ商業法により 全文をよむ

2008-07-14 最高裁、クレジットカードの年会費に違法判決 (Milliyet紙)

最高裁は、銀行の利用者にサインさせた契約書が法に反していると指摘し、この契約書では利用者からクレジットカードの年会費を請求することはできないとの判決を下した。銀行から取得したクレジットカードの年会費、30リラが消費者の権利に違反していると訴えて、ゾングルダク消費者審査委員会に訴えたH.A.氏は、全てのクレジットカード利用者に関係する判例を下させた。      H.A.氏の訴えを検討したゾルグルダック消費者審査委員会は、クレジットカードの年会費の廃止を決定した。関連する銀行はこの判定が法に反してい 全文をよむ

2008-07-06 サバンジュ・ホールディング、電力事業を重視 -65億ドルの投資を計画 (Yeni Safak紙)

サバンジュ・ホールディング・エネルギー・グループは、7年間で電力事業に65億ドル(約6400億円)投資することを計画している。グループ代表のセラハッテン・ハクマン氏は、原子力を除くすべての分野において、オーストリアのヴェルブンド社と共同で事業展開を図ると語った。        サバンジュ・ホールディング・エネルギー・グループ代表のセラハッテン・ハクマン氏は、オーストリアのヴェルブンド社と共同で2015年までに、原子力発電所を除いた電力事業へ65億ドル投資することを明らかにし、エネルギー分野におけ 全文をよむ

2008-07-04 トルコ航空、トランジット旅行者にイスタンブルツアーをサービス (Yeni Safak紙)

トルコ航空(THY)は、海外からトランジットの為にイスタンブルへ来る旅行客を対象に、接続便の待ち時間にツアーガイド付イスタンブル観光ツアーを提供する。      ビジネスクラスは7時間以上、エコノミークラスは10時間以上の待ち時間があればトルコ航空のこのサービスを利用できる。トランジット旅客のために準備された無料のイスタンブル観光ツアー・プログラムは、朝8:30と12:00の二度行なわれている。プロのガイドが同行し、アタテュルク国際空港からピックアップされた旅客は、カーリエ博物館、ガラタ・メヴリ 全文をよむ

2008-07-02 首都アンカラはサバンジュ、サカリヤ地方はアクジェズが落札 -電力自由化始まる (Milliyet紙)

2年遅れで始まった電力自由化が二つの入札と共に始まった。首都アンカラの電力は12億3000万ドルを提示したサバンジュ‐ヴェルブンド社が、サカリヤ地方の電力は6億ドルを提示したアクジェズ社が供給する予定だ。      電力送配電の自由化が、首都電力送配電株式会社(BEDAŞ)と、サカリヤ電力送配電株式会社(SEDAŞ)の入札で始まった。      サバンジュ‐ヴェルブンドの提携グループは12億2500万ドルを提示し、首都圏の送配電に関する入札を勝ちとった。サカリヤ電力送配電株式会社の入札については 全文をよむ

2008-06-30 タクシー利用でもクレジット・カード使用の時代に (Zaman紙)

今日、買い物の世界ではもはやなくてはならない存在となったクレジットカードが、ついにタクシーでも使えるようになる。      特に現金を持ち歩かない客のために考案されたクレジットカードによる支払い利用は、タクシー運転手の(さらされる)強奪(のリスク)を防ぐこともできると考えられている。客がタクシーのメーターに表示された料金を分割払いすることも可能となる。殊に、外国人観光客が自国で利用しているクレジットカードでの支払いも可能になる。このように利用者のなかに観光客もいるタクシーの運転手は、外貨の為替レ 全文をよむ

2008-06-24 サッカートルコ代表チーム準決勝進出で液晶テレビの売れ行き好調 (Yeni Safak紙)

サッカートルコ代表チームが準決勝進出を果たし、関連製品の売れ行きが好調だ。価格の値下げもこの売れ行きに大きく影響していると思われる。      サッカートルコ代表チームのユーロ2008準決勝進出に伴い、液晶テレビやプラズマテレビの売れ行きが爆発的に伸びている。ビメックス・テクノポートユーザー・エレクトロニック部門ムスタファ・オウズ部長は、テレビの売れ行きはヨーロッパカップとともに目に見えて増加していると述べた。国民は放送をより高画質で見られるようにとハイビジョン放送を好むようになったことを明らか 全文をよむ

2008-06-23 2010年欧州文化首都の支出のため、特別消費税値上げ (Radikal紙)

『イスタンブル欧州文化首都』の催し運営のための財源を確保するため、ガソリンとディーゼル燃料に対する特別消費税(ÖTV)の増税に続いて、特別消費税課税対象リストも一新された。      特別消費税の増税は、官報で発表され、2008年7月1日に施行される取り決め、ならびに法律第5766号により実施に移される。この増税は、液体燃料製品が掲載されている第一リストにも同じように反映された。この枠組みの中で無鉛ガソリンの特別消費税は新法に定められたとおり1.5クルシュ(約1.3円)、ディーゼル燃料は1クルシ 全文をよむ

2008-06-19 受験生の皆さんへ、私立大学の学費一覧―とってもお高い! (Milliyet紙)

ÖSS(学生選抜試験)がようやく終了した。この一年を受験勉強に費やした受験生たちは、今やその結果を待つのみである。もし、なりたい職業があって、そのために私立の大学または財団の大学を考えている人がいれば、この記事が役に立つことだろう。      トルコでもっとも授業料の高い大学は、年間30,000リラ(約264万円)の学費がかかるイスタンブルのイェディテペ大学歯学部。同大学の医学部は25,000リラ(約220万円)、薬学部は22,000リラ(約193万円)、他の学部は15,000リラ(132万円) 全文をよむ

2008-06-16 チーキョフテ、夏用に (Yeni Safak紙)

エルズルム出身のギュネル兄弟たちによって1993年に創業され、火を通した肉で作ったトルコ初の商標つきチーキョフテを製造したチーキョフテム社は、独自に考案したコンセプトで、伝統的な味に新しい食べ方を生み出した。      少し前まで特に冬の夕飯として食べられていたチーキョフテは、夏の人気メニューとなった。チーキョフテムの店では、97%が野菜からなる20もの材料を混ぜ合わせて作られた加熱済みの肉入りのチーキョフテを、主に緑色の12種のつけ合わせ野菜とともに一皿料理とした出している。お客の65%が特に 全文をよむ

2008-06-15 「地理的表示保護」登録のアダナ・ケバブ、海外でも普及へ (Radikal紙)

2004年に登録された「アダナ・ケバブ」のためにオーストラリアや北キプロス共和国からやって来た事業者らに証明書と技術保障マークが与えられている。ドイツ、イタリア、そしてフランスをはじめとするヨーロッパ各国の事業者らも登録証明書を得るための情報を得ようと問い合わせをしている。      アダナ商工会議所(ATO)は、2004年に「アダナ・ケバブ」について地理的表示保護を取得・登録し、これを提供するオーストラリアと北キプロス共和国の事業者らに証明書と技術保障マークを授けている。また、情報を得る目的で 全文をよむ

2008-06-08 カップ入りバターコーンの次はカップ入りマカロニ! アジアのインスタント食品からの思いつき (Zaman紙)

マレーシア、日本、中国といった国々で広く販売されているカップ入りマカロニが、トルコの消費者たちに提供されるべく準備が始まっている。急速に販売数を伸ばしているカップ入りバターコーンのようにマカロニも大きな関心を呼ぶと期待されている。現在、二社によって提供されているカップ入りマカロニは、特にショッピングセンターでの販売が計画されている。マカルニストというブランドで、2か月前にイスタンブルの2カ所でカップ・マカロニを販売し始めたカスム・エンギュルさんは、今月中に23カ所に達する予定であると説明する。年 全文をよむ

2008-06-05 エルドアン首相、アゼルバイジャンで会談 天然ガスは無制限で輸入可能に (Hurriyet紙)

アゼルバイジャンのイルハム・アリイェヴ大統領の招待で一昨日の夜ナフチヴァンを訪れたエルドアン首相は、今回の訪問を「歴史的に重要な会合」と表現した。      アリイェヴ大統領と2時間ほど会談したエルドアン首相は、バクー、ティフリス、エルズルムを通る天然ガスパイプラインから、トルコが無制限でガスの供給を受けられるという内容で合意に達したことを明らかにした。また「今回の会合には、この地域および世界に対するメッセージが込められている。この地域の平和が維持されるよう、両国とも本分を尽くしている」と話した 全文をよむ

2008-06-01 トルコ、京都議定書「排出削減義務なし」批准へ (Milliyet紙)

京都(議定書)においてトルコの削減目標はより「ゆるいもの」となるはずであるとされている。しかしながら、2,000億ドル(約21兆円)の投資を必要とする。       トルコが批准へ向けて第一歩を踏み出した京都議定書は、温室効果ガスの(排出)基準として、1990年の(排出量)5パーセント減を目標としているため、特に工場施設が関心を寄せている。トルコは、中国とインドのように京都議定書の付属書bリストに載っていない国のひとつであることを根拠に、2012年まで温室効果ガスの排出削減の義務がないということ 全文をよむ

2008-05-30 イランからのツーリストを期待して開業、実際はロシアや英国のムスリムに大人気 (Yeni Safak紙)

 アンタリヤ・クムルジャ半島のマーヴィ・ケントでロシア休暇村として営業開始したが、2007年からオルタナティヴ・ツーリズム(エコ・ツーリズムなどに代表される「持続可能な観光」スタイル)の分野でサービスを始めたシャー・イン・パラダイス・ホテルはイランからの旅行者を期待していたが、ロシアや欧州のムスリム旅行者で賑わっている。同ホテルはベッド数1500を保有し、オルタナティヴ・ツーリズムの分野で最大規模となった。      ■ イラン市場には参入出来なかった       シャー・イン・パラダイス・ホテ 全文をよむ

2008-05-20 EU、中国とトルコからの輸入品に偽物が多いと指摘 (Yeni Safak紙)

EUは、昨年の税関で摘発された偽物製品は、中国製とトルコ製の物が多かったと伝えた。EU委員会のデータによると、昨年摘発された7千9百万点の偽物製品のうち58%が中国製であった一方で、16%がその出所が分かっていない。中国製に続き、5%がトルコ製、3%がインド製と続いている。偽物のアルコール飲料や食料品の45%、偽物の化粧品やエステ用品の29%、偽物のスポーツ用衣料の19%、既製服の10%がトルコ製で、中国に続いてワースト2、アクセサリーにおいては12%で、中国とイタリアに続いてワースト3になって 全文をよむ

2008-05-19 スターバックス、トルコで店舗拡大中 (Milliyet紙)

スターバックスコーヒー・トルコの代表取締役であるジャン・イキンジ氏は、トルコでスターバックスを経営するシャヤグループにとって、トルコが良い投資市場であることを述べるとともに、「スターバックスはトルコで成長を続けます。現在、店舗数は100を超えました。新しい店舗の場所や数については寄せられる要望を基に考えています」と語った。      毎週本社に何百もの意見や要望書が来ることを明らかにした同氏はまた次のように述べた。「インターネットで意見を伝える方もいますし、電話をかけてくる方もいます。アナトリア 全文をよむ

2008-05-17 金利高、ふたたび世界一―0.5ポイント上昇でアイルランドを再び抜く (Radikal紙)

金融政策委員会が先週0.5ポイントの金利引き上げたことに伴い、トルコは再び、翌日物金利の利率の首位を、一時的に奪われていたアイスランドから取り返した。トルコは、2007年9月から2008年2月までの金利引き下げによって翌日物金利を15.25%に引き下げていた。      金融政策委員会が先週実施した0.5ポイントの金利引き上げにより、トルコは、翌日物金利の利率の首位を一時的に奪われていたアイスランドから取り返した。      金融政策委員会は、22ヶ月ぶりに金利引き上げを行った。同委員会は、先週 全文をよむ

2008-05-16 鉄道シルクロード、7月に着工予定 (Yeni Safak紙)

「鉄道シルクロード」と名付けられたバクー・ティフリス・カルス間の鉄道プロジェクトのうち、トルコ領内76キロにわたる区間が7月に着工される。運輸通信省関係者の情報によると、昨年9月に入札が行われたプロジェクトに約2億9千万新トルコリラ(約245億3700万円)で落札したチェリキレル・オズギュン建設グループとの契約が成立し、同グループへ土地の譲渡がなされた。トルコ領内の鉄道工事開始に向け、7月に着工式が行われる。式典にはアブドゥッラー・ギュル大統領とアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、グルジ 全文をよむ

2008-05-15 ドイツ銀行、41店舗でトルコ語でのサービス始める (Milliyet紙)

ドイツ最大手のドイツ銀行がトルコ人向けに開始した「バンカムズ」(トルコ語で「私たちの銀行」の意)というサービスの実施が41店舗にのぼった。      14日、ドイツ銀行の総本部で記者会見を行った「バンカムズ」担当理事のウルリッヒ・クリスマン氏は、「お客様と同じ言葉を話す銀行」をスローガンとして3年前に始めたプロジェクトの現状に関して説明した。      記者会見では、「バンカムズ」プロジェクトの一環として顧客に対し、ナザールボンジュやモスクのミナレットの絵柄の入ったクレジットカードが発行されてい 全文をよむ

2008-05-08 賞金は5000新トルコリラ、国内ロボット大会に高い関心 (Zaman紙)

エーゲ地方産業協会により催される第3回国内ロボットコンテストが大きな関心を得ている。      5月24日~25日にキュルテュル公園の第3ホールで実施される予定のコンテストには、トルコ国内の職業高校、工業高校、職業教育センター、職業短期大学、大学から合計158体のロボットと427人の参加者の応募があった。コンテスト優勝者は、5000新トルコリラ(約41万円)の賞金を獲得する。 全文をよむ

2008-04-29 ガソリン高騰、1リッター3.5新トルコリラ(約282円)目前に! (Zaman紙)

オクタン価95の無鉛ガソリン1リッターあたりの価格が4クルシュ(約3円)上昇した。新たな価格調整にともない、アンカラとイズミルでBP、オペット、シェル石油でオクタン価95の無鉛ガソリン1リッターあたりの価格が3.44新トルコリラ(約277円)から3.48新トルコリラ(約280円)に上昇した。      イスタンブルでガソリンの1リッターあたりの価格はBP、オペット、シェル石油で3.45新トルコリラ(約278円)から3.49新トルコリラ(約281 円)に上昇した。      この間、添加剤入りでオ 全文をよむ

2008-04-28 南東部は干ばつで痛めつけられている (Radikal紙)

トルコ農業協会(TZOB)のシェムスィ・バイラクタル会長は、トルコ南東部で起こった干ばつが原因で、この地域におけるコムギ、オオムギの被害の割合が90%に、赤レンズマメでは60%にまで達していると話した。      バイラクタル会長は、南東部で起こっている干ばつが原因で被害にあっている作物、とられるべき対策、マメ、コメ、牛乳において起きている投機に関して評価をおこなった。      トルコで昨年起きた干ばつに関して言及したバイラクタル会長は、この干ばつが農業に与えた被害が500万新トルコリラ(約4 全文をよむ

2008-04-20 マルマライ-マルマラ海底トンネル工事を、実況生中継 (Yeni Safak紙)

 鉄道・港湾・空港建設総局のマルマライ地域部局のハルク・オズメン部局長は、「マルマライ・プロジェクト」を市民に周知させる目的で、イェニカプ、そしてウスキュダルに2台の大型デジタルスクリーンが設置される予定であると述べた。       オズメン部局長は、マルマライ・プロジェクトを市民に周知させる目的で取り組みをしていると話し、この枠組みの中でイェニカプとウスキュダルに1台ずつ、計2台の大型デジタルスクリーンで周知活動を開始すると述べた。同部局長は「イェニカプとウスキュダルに設置される2台の大型デジ 全文をよむ

2008-04-20 南東アナトリア・プロジェクトの予算不足は失業保険積み立て金で補填 (Milliyet紙)

タイイプ・エルドアン首相が重要視している南東アナトリア・プロジェクト(GAP)の完成のために、277億YTL(約2兆2437億円)のコストがかかる一連の計画を準備している政府は、一連の計画の資金調達のため失業保険基金に目を向けた。   NTVのニュースによると、GAPを5年で終わらせるために必要な277億YTLの財源のうち78億YTL(6318億円)は、GAPの枠組みで組まれた予算からあてられる。残りの199億YTL(約1兆6119億円)のうち159億4500万YTL(約1兆2915億4500万 全文をよむ

2008-04-19 生産農家で0.9トルコリラ、小売店では5トルコリラ 米価の高騰問題 (Yeni Safak紙)

米にみられる法外な価格の原因として、ストックしている卸売業者が指摘されている。農地で90クルシュ(72円)で買われた籾(モミ)の価格は市場で5新トルコリラ(約400円)にまでになっている。人々の反発は、米の消費を減らすことになって表れた。       米は、農地から食卓に来る間に、その値段は約8倍に増加している。農地で80~90クルシュ(65~72円)で売られたモミは、精米されて米の状態にされ、1.3新トルコリラ(約105円)で卸売業者に売られる。卸売業者は1.6から1.8新トルコリラ(130~ 全文をよむ

2008-04-16 米価格高騰に農業村務大臣、「米の代わりに数日間、ブルグルを食べれば価格は低下する」 (Zaman紙)

メフディ・エケル農業村務大臣は、米をはじめとする穀物価格の高騰は、不確かな情報に基づく憶測から生じていると述べた。      エケル農業村務大臣は、食糧価格の上昇は生産物の危機的状況が原因なのではないと述べ、国内市場には十分な量の生産物があるとし、次のように続けた。   「次の収穫期まで我々の需要に応えるだけの米も穀類もあります。必要ならば3-5日間、米を食べずに、ブルグル(ひき割り小麦)を食べれば、価格は低下します」と語った。      同大臣はトルコ大国民議会(TBMM)の総会で、価格上昇に 全文をよむ

2008-04-14 50-100YTL紙幣に注意:トルコでの偽札事情 (Hurriyet紙)

2007年には、何兆リラもの偽新トルコリラ、偽ドル、そして偽ユーロを市場に流通させた数千人の人々が逮捕された。      警察は2007年に実施した捜査で、市場に何兆リラもの偽新トルコリラ、偽ドル、偽ユーロを流通させた3975人を逮捕し、司法機関に引き渡した。      警察の試算によると、偽札製造業者は、50YTL札と100YTL札を最も多く印刷し、市場に流通させている。実施された捜査では、2007年、307,667枚の偽50YTL札、270,832枚の偽100YTL札、176,137枚の偽2 全文をよむ

2008-04-07 米価急上昇:国内の増産措置に関する発言 (Radikal紙)

トルコ農業連合(TZOB)のシェムシ・バイラックタル会長は、世界で米価が上昇していることを言及した上で、トルコ国内の米生産量を増やすために適切な措置をとる必要があると話した。      バイラックタル会長は、書面での発表において、ここ最近世界の米の輸出に関して有力な国々が輸出を停止させていることは、需要を輸入で賄っているトルコにとり、こうした状況で危機が発生し、米価が上昇するといったニュースが入ってきたことを明らかにした。      中国、インド、インドネシア、バングラデシュが重要な米生産国であ 全文をよむ

2008-04-05 トルコでは通勤に自家用車を使う人が多い シェルの調査で明らかに (Milliyet紙)

シェルがトルコ全国で実施した調査では、トルコのドライバーが非常に頻繁に車を使うことが明らかになった。他の諸国では一般的に、車は週末のまとまった買い物やレジャーのために使われるが、トルコでは通勤目的で使われている。      シェル&トゥルジャス社のアフメト・エルデム小売担当執行理事は、シェルがコンサルタント会社レコンに依頼して19の県で実施した調査の結果を明らかにした。   調査結果は次の通り。      ドライバーの43%は現在の運転方法により、とくに意識することなく燃料を節約している。   全文をよむ

2008-04-02 トルコ航空、スターアライアンスに正式加盟 (Zaman紙)

トルコ航空は、最初の航空会社連合であるスターアライアンスの20番目の加盟会社となった。保有機数102機でヨーロッパ、アメリカ、アジアそしてアフリカ大陸の140地点を結ぶトルコ航空は、この加盟により乗客に162カ国927の空港へ1日に17,500便以上のフライトを提供することになる。      フライトで提携マイルを貯めた乗客は、そのマイルを加盟航空会社で利用できる。スターアライアンスにより、1枚のチケットで、イスタンブルからロサンゼルス、あるいはニュージーランドへのフライトが可能になる。利用客は 全文をよむ

2008-03-24 足は西では長く、東では太い : 靴メーカーの調査 (Milliyet紙)

靴メーカーのポラリスが、トルコにおける「足の地図」を発表した。これによるとトルコ国民の半数は足の親指が長く、東西の住民では足の構造が異なるようだ。また調査の結果、トルコ人の48%は足が幅広いという。      全国で4千人を対象に「足のプロフィール調査」を行ったポラリス社は、地域ごとの住民の足の特徴に基づいて靴を生産する準備を進めている。同社のイスマイル・ギュベル会長は、「我が社は3年にわたりトルコで足の調査を行っています。調査の中で、東部と西部の住民では足の構造が異なることが明らかになりました 全文をよむ

2008-03-21 トルコ語の文字を欠いた携帯電話輸入禁止へ (Zaman紙)

携帯電話から送信されるメールにはトルコ語文字がないため、通常の2倍の料金の支払いを強いられている消費者からの苦情が、テレコミュニケーション協会(TK)を動かした。      テレコミュニケーション協会は、「ş,Ş,ğ,Ğ,ç,ı,İ」からなる7文字が標準文字に加えられるようにGSM協会に提案し、トルコの携帯電話会社からの協力も得て、承認にこぎつけた。4月1日から開始される制度を、最初に利用者に提供した携帯電話会社はボーダフォンとなった。ボーダフォンの技術者たちは、開発した新技術により携帯電話全機 全文をよむ

2008-03-18 市況:与党解党請求などで株価は下落、リラ高に (Milliyet紙)

イスタンブル証券取引所(İMKB)は世界の証券市場での激しい売り注文と公正発展党(AKP)に対する解党訴訟の影響により7.46パーセント下落した。外国人が外貨へ向かったためドルは1.27新トルコリラ(YTL)に上昇した。      外国市場における不安感の増大とAKPに対する解党訴訟提訴の影響により、イスタンブル証券市場は昨日7.46パーセント下落し、3万9409ポイントの水準で取引を終えた。銀行間市場でドルは、1ドル=1.27YTLを超え、2007年9月12日以来の高水準に達した。ユーロもまた 全文をよむ

2008-03-14 スーパーマーケットのミグロス売却、承認される (Yeni Safak紙)

トルコの資本市場評議会は、ミグロス・トルコ株式会社の全資本の50.83%に相当する株がムーンライト・キャピタルS.A社へ引き渡されることを許可した。      委員会がインターネットサイトに発表した決定では、資本市場評議会による調査の結果、ムーンライト・キャピタルS.A社による、問題の株のコチ・ホールディングからの引き継ぎ手続きが、承認されたことが明らかにされた。 全文をよむ

2008-03-06 トルコ企業、暗いところでも編み物ができる編み棒を開発 (Milliyet紙)

トルコのある企業が、女性が暗い灯りの場所でも編み物を編めるように、光る編み棒とかぎ針の生産を開始した。光る編み棒は第1段階として、イスタンブル、アンカラ、イズミル、そしてブルサで販売に出された。      販売側の専門家は、この光る編み棒とかぎ針は3個の時計用電池によって作動し、LED(発光ダイオード)の光で編み物だけを照らすと説明し、「光るかぎ針と編み棒のおかげで、たそがれ時や、バルコニー、また明かりが不十分な全ての環境下で編み物をすることが非常に容易になります」と語った。 全文をよむ

2008-03-01 トルコ航空、機内での携帯電話通話、今夏にも可能に (Zaman紙)

トルコ航空(THY)の技術者代表取締役イスマイル・デミルは、乗客が機内で携帯電話の通話を可能にするシステムが今夏に利用できるようになると述べた。システムにより飛行機での携帯電話での通話、短いメッセージとGPRS(General Packet Radio Service)の使用サービスがフライトの安全に影響しないという形で提供される予定だ。      イスマイル・デミル代表取締役は、アタテュルク空港で、航空整備修理改善センター(HABOM)での計画の最新状況、エセンボア空港で新たに作られる飛行機の 全文をよむ

2008-02-27 最も優秀なToyotaの工場は、トルコ人が働いている工場! (Yeni Safak紙)

トルコは日本の投資家にとって魅力的な国であると述べたトゥズメン国務大臣は、「トヨタの最も優秀な工場はトルコ人が働く工場である」と語った。      キュルシャド・トゥズメン国務大臣は、トルコが日本の投資家にとって有望な国であることを述べた上で、日本の投資家にトルコへの投資を呼びかけた。そして日本の国内総生産の10パーセントを占める九州福岡の実業家らからなる一行が今日、投資と貿易の可能性を探るため訪土し、トゥズメン国務大臣を訪問した。         トヨタ社の経営陣が語った興味深い確信について、 全文をよむ

2008-02-27 2009年から200TL紙幣発行へ ユヌス・エムレの紙幣も (Zaman紙)

通貨から6つのゼロを除いて3年前に発行された新トルコリラYTLがついに廃止となる。2009年1月1日から紙幣から「Y」の文字がなくなり、市場で再びトルコリラの時代が始まる予定だ。       大きさ、色、デザイン、そして安全性の観点からも通貨が変更される予定だ。需要の余り多くない1新トルコリラ紙幣が廃止され、200トルコリラTLの新紙幣が発行される予定だ。紙幣上の絵も変更され、トルコ史で重要な地位を獲得した詩人、数学者、思想家、音楽や芸術史の著名人たちが通貨上で描かれる予定だ。これら人物の一人に 全文をよむ

2008-02-22 これからはずっと夏時間 -春と秋に時計の調整はもう必要なし (Zaman紙)

太陽の光をより有効に使うために実施された夏時間が年間通して採用される。節約を目指すエネルギー省の取り組みによると、来年から冬時間には戻されない。一方外務省はこの変更に否定的な見方を示している。      エネルギー省は、毎年3月と10月に時計を1時間前後させなくてすむような取り組みを始めた。この取り組みが閣議を通過すれば、来年からは夏時間がそのまま継続され、1時間戻されることはない。      同省は、この取り組みで年間1億3200万YTL(約11億880万円)の節約を目標としていることを明らか 全文をよむ

2008-02-19 昨年墜落事故起こしたアトラスジェット航空、フライトの予約率88%に (Zaman紙)

昨年末ウスパルタ県で墜落事故をおこしたアトラスジェット航空は、事故の影響をすぐに払しょくした。      アトラスジェット航空会社は、冬の時期にも関わらず高い予約率を達成している。アトラスジェット航空会社取締役社長のムラト・エルソイ氏は、2月に88%の予約率を出したことを明らかにした。また、「我が社はトルコ航空に匹敵する会社です」と述べた。アトラスジェット航空のイスタンブルーウスパルタ間を飛行するMD83型の航空機(機体はリースしたものであった)は、2007年11月30日にウスパルタ付近で墜落し 全文をよむ

2008-02-15 トルコへのフライトにファーティフ・アクンの映画が貢献 (Milliyet紙)

ギョクチェン空港とドイツの間で特に夜間のフライトを行なっているドイツの航空会社、ジャーマンウィングスは、イスタンブルからケルンとボンへ日中の時間での便を増便し始めた。ジャーマンウィングス社の関係者は、増便という決定について、トルコの映画監督であるファーティフ・アクンの映画が、航空市場における利用者数の増加に寄与していると話した。   ジャーマンウウィングスのスポークスマンであるアンドレス・エンゲルは、航空市場における利用者数の増加についてトルコの映画監督であるファーティフ・アクンの映画がとても影 全文をよむ

2008-02-15 EXPO2015 万博の候補地イズミル、シュレーダー元首相を巻き込むキャンペーン実施 (Milliyet紙)

イズミルは、候補地となったEXPO2015万博に向けて第2次試験を受けている。      EXPOを主催する博覧会国際事務局(BIE)加盟国の使節団、代表団が参加して、第2回EXPO2015イズミル第2回シンポジウムが始まった。シンポジウムで開会の辞を述べたドイツ元首相ゲルハルド・シュレーダー氏は、トルコとイズミルを多いに支援して、「EXPO2015イズミルは、トルコが欧州連合加盟に向けた重要な布石となろう」と語った。      イズミルは「さらなる健全な世界のための新たな路、皆のための健康」と 全文をよむ

2008-02-09 ヘリコプターがタクシー代わりに 値段は1500ユーロから (Milliyet紙)

トルコで15の企業が参入しているヘリコプター・タクシー業界の価格は1500ユーロ(約23万円)から。2010年までにトルコにおける登録ヘリコプターの数は、90を越えると見込まれている。       トルコ全土で約500人のビジネスマンが、工場、自宅、会議へと空のタクシー、ヘリコプターで移動し始めた。料金は一時間1500ユーロからで、年間約1000万YTL(約8億7千万円)を払う会社社長達は、新たに投資を行う地域を空から観察している。トルコで15の企業が参入しているこのヘリコプター・タクシー業界は 全文をよむ

2008-02-02 シムシェキ国務大臣を長とするトルコの代表団、投資引き出すため日本へ (Yeni Safak紙)

トルコは、日本から10億ドルの投資を引き出すため攻勢に転じた。メフメト・シムシェキ国務大臣を長とするトルコ投資支援広報機構の代表団は、月曜日に日本を訪問する予定だ。代表団は、トルコへの10億ドルの投資を引き出すよう努める。シムシェキ国務大臣に加え、トルコ投資支援広報機構長官アルプアルスラン・コルクマズ及び同行の投資代表団が参加する投資(を引き出すための)訪問は、2月4日に始まる予定だ。代表団は、東京を始め日本の多くの都市で会議を行い、日本人実業家を対象にしたセミナーにも参加する。 全文をよむ

2008-01-28 ザクロ生産増加に杞憂 (Radikal紙)

100万トンとも言われるザクロの生産において、トルコは世界第2位になった。2007年に10万2000トンであったザクロの生産は、2010年には50万トンに達するだろうと見られている。もしザクロが短い間の流行商品となり、人々の関心が失われた場合、何千トンものザクロが農家の元に残ってしまうかもしれない。      トルコの果樹栽培において大きな重要性を持つザクロは、国内外の市場で高い値をつけ、健康面からも定期的な消費が推奨されている、歴史上最も古い果物の一つである。ザクロのトルコにおける生産は、消費 全文をよむ

2008-01-26 シムシェキ国務大臣「世界的株安、トルコへの影響は一過性で少ない」 (Milliyet紙)

世界経済フォーラムに参加するためダボスを訪問したメフメト・シムシェキ国務大臣は、記者らの世界経済の乱高下に関する質問に答える際、次のように述べた。   「海外では大嵐が起こっています。私たちには一部に影響が出ていますが、これらは一過性のものです。4年から10年に一度はこのような乱高下が起こるものです。重要なのは、基盤がしっかりしているか、柔軟性はあるかということです。私は海外ではじまったこのような困難に、トルコが最小の被害でもって容易に乗り越えるだろうと思っています」      シムシェキ国務大 全文をよむ

2008-01-25 ムーラの養殖場で魚の大量死、止まらず (Milliyet紙)

ムーラの養殖場において魚の大量死が今も続いている。最終的にミラスのボアズィチ村の海辺につくられた養殖場において約三万匹のブリームが死んだ。   ボアズィチ漁業組合長オスマン・ウヤンは、村人たちが魚の大量死によって大きな被害を被っていることを述べた。ウヤン氏は「組合員たちは農業信用組合から借金して、養殖を行っているのだ。75名のメンバーのうち50人はお金の工面がつかない状況にある。漁師たちの返済猶予を認めてくれるよう政府に望んでいる」と話した。ブリームとシーバスを出荷しているクルチュ海産物会社のオ 全文をよむ

2008-01-17 トルコ航空の新ユニフォーム、ワッコ(Vakko)社が受注 (Radikal紙)

トルコ航空が75年目に新しいデザインとコンセプトのユニフォーム製作のために行った入札をワッコ社が落札した。      落札された業務の第一段階として、機長とキャビンアテンダントのユニフォームが一新される予定だ。トルコ航空の広報アドバイザー、アリ・ゲンチ氏は、「特別取引委員会は、様々な企業のプロポーザルを検討し、提案内容とデザインがより適していたワッコ社を選びました。経営陣も承認済みです」と述べた。   トルコ航空が現在使用しているユニフォームは、ジェミル・イ ペッキチによってデザインされたものだ 全文をよむ

2008-01-14 ドイツのコーヒーメーカー、ディヤルバクルでグランドピアノとともに開店予定 (Milliyet紙)

ドイツのコーヒーメーカー・ダルマイヤーが、トルコでの投資を急激に拡大した。来店者たちにグランドピアノの生演奏を披露している同チェーンは、ディヤルバクルでは最初の外資系コーヒーチェーン店となる。      世界で最も古いコーヒーメーカーのひとつであるドイツ・ダルマイヤー社が、トルコでの大型投資の準備を進めている。同社は、トルコで今年開店する26の支店に加え、1台1万ユーロのコーヒー販売機を合計2000台、様々な都市に設置する予定である。さらに5年以内にトルコにおけるダルマイヤー社の支店数を100店 全文をよむ

2008-01-12 イスタンブル中心部のニシャンタシュに大型ショッピングセンター、オープン (Hurriyet紙)

イスタンブルの最も重要なショッピング地域のひとつであるニシャンタシュに来週オープンするシティズ・ニシャンタシュ・ショッピングセンターは、完成に1億5千万ドルかかった。   週末に3万5千人の来客が予想されるショッピングセンターでは、1年間で約900万人の買い物客が来ることが期待されている。ギュライラル・グループ業務執行理事会のイルハン・ギュライ副理事は、126の店舗によるサービスが始まるシティズ・ニシャンタシュが「ショッピングとテクノロジーの結合地点」だと述べ、こう続けた。「5万2千平方キロメー 全文をよむ

2008-01-11 アラブ首長国連邦の新しいイスラーム銀行、トルコに投資を計画 (Zaman紙)

湾岸諸国のひとつアラブ首長国連邦で、無利子システムで営業する六つ目の銀行が開業した。新たに設立されたヌル・イスラーム銀行は、トルコを筆頭に、人口の多いムスリム諸国への投資を計画している。      株主にドバイ政府、アラブ首長国連邦政府、個人投資家などが名を連ねるヌル・イスラーム銀行は、ドバイの6支店を含む計10支店で営業を開始した。同行は年内に、さらに17支店の営業開始を目指している。      ヌル・イスラーム銀行のヒュセイン・エル・カムズィ頭取は、今後5年以内に、人口の多いムスリム諸国に進 全文をよむ

2008-01-10 イランが天然ガス輸出を制限 トルコやギリシャにも影響 (Yeni Safak紙)

冬の到来と共に消費量が増えると近隣諸国は様々な口実で天然ガスの輸出を滞らせ始めた。イランがトルコへの天然ガスの輸出を断ったので、我々もギリシャへの天然ガスの輸出を停止せざるを得なくなった。      イランが天然ガスの輸出を停止したこととロシアが輸出量を減らしたことを受けて、Bプランを検討しているトルコは、この計画の重要な一端であるアゼルバイジャンの天然ガスにおいても短時間障害が生じた。アゼルバイジャンで電子システムにおける問題が原因でシャーデニズのパイプラインは操業不能となったが、すぐにその問 全文をよむ

2007-12-31 ハラール食品、国家による認証間近 (Milliyet紙)

協議が始まった2005年から現在まで議論の対象となっている「ハラール(イスラーム法に違反しない)食品」規格の商品が、2008年の上四半期から商店の棚に並ぶことになるだろう。         ハラール食品に関するトルコ標準規格研究所(TSE)の基準を準備する取り組みが最終段階を迎えたが、政界から実業界、消費者組合から職業組合に至るまで、この件に関する様々な意見は未だに合意に達していない。   政府は、5千億ドルのハラール食品市場にトルコも必ず入るという見方である。しかし多くの人々が、公共の組織が宗 全文をよむ

2007-12-27 スィヴァス・スポーツの活躍で、スィヴァスの景気も上々 (Milliyet紙)

史上はじめてスーパーリーグ入りし、その成功で注目をあつめたスィヴァススポーツは、リーグの前半戦を首位で終え、町の経済にも重要な貢献をした。      スィヴァススポーツが手にした成功は、街の交通、宿泊施設、アミューズメント施設、販売、マーケティング、観光、工業、飲食業のなど多岐にわたる業種に、活気をもたらした。      スィヴァス商工会議会長の、オスマン・ユルドゥルムは「スィヴァススポーツの成功は、この間すべてのホテルを修築させ、新しいホテルやショッピングモールの建築の計画や、空港におけ 全文をよむ

2007-12-23 高級チェコレートのゴディバをトルコ企業が買収? (Radikal紙)

世界的に有名なベルギーチョコレートがトルコロクム(トルコ産のお菓子)の世界にやって来ることになった。      イギリスのタイムズ紙の報じたところによると、81年間の歴史を持つ高級チョコレートのゴディバは、アメリカの食品会社であるキャンベルスープ社からイスタンブルのウルケル(Ülker)・グループのビスケット生産者ユルドゥズ・ホールディングに売却された。タイムズ紙は、世界的に有名なベルギーチョコレートがトルコロクムの世界にやって来る、と表現した。      タイムズ紙によれば、1974年フィラデ 全文をよむ

2007-12-21 トルコ南東部の伝統料理チー・キョフテ、缶詰にしてヨーロッパへ (Milliyet紙)

チー・キョフテ王と知られる「エラズーのアフメト・シェフ」は、チー・キョフテを缶詰にしてヨーロッパ諸国に進出する準備をしている。      アフメト・アルスランさんは、エラズーにある16年越しのろくろ台を捨て、1998年にイスタンブルで屋台のチー・キョフテ屋を開業し、現在、「エラズーのアフメト・シェフ」というブランドで18支店と工場1軒をもっている。2010年までに50支店に到達すると話すアフメト・シェフの目標は、トルコ人が多く居住するヨーロッパの国々にチー・キョフテを入り込ませ、マクドナルドのよ 全文をよむ

2007-12-21 トルコの食品・菓子メーカー、ウルケル社、チョコレートで有名なゴディバを買収 (Milliyet紙)

ウルケル(Ulker)は、世界で最も有名な高級チョコレートメーカー、ゴディバを買収した。      キャンベル・スープ社はチョコレート事業からの撤退にあたり、年間約5億ドルを売り上げるゴディバブランドの売却先を探していた。40年間キャンベル・スープの傘下にあったゴディバの売却は、Centerview Partners LLCコンサルタント会社に委託された。      ゴディバの売却額は8億5千万ドル。ウルケルは今回の買収で、海外への事業展開に向け重要な前進を果たし、世界的なチョコレートメーカーを 全文をよむ

2007-12-19 トルコの銀行業界では、女性が大活躍 (Yeni Safak紙)

シェケル銀行株式会社は、副社長のメリチ・ウルシャーヒン氏を社長に任命した。その一方でハサン・バスリ・ギョクタン氏は経営委員会の会長に就任した。      シェケル銀行株式会社の社長職を、2008年2月1日からメリチ・ウルシャーヒン氏が引き継ぐことになった。シェケル銀行が発表した文書によると、現在、社長をつとめるハサン・バスリ・ギョクタン氏は、同日付で同銀行の経営委員会の会長となる。   2008年2月1日から社長に任命されるメリチ・ ウルシャーヒン氏は、この5年間、同銀行でファンド管理副部長をつ 全文をよむ

2007-12-15 2008年予算、2220億新トルコリラで議会を通過  (Milliyet紙)

国会の2008年予算審議が終了した。野党からの厳しい批判が向けられた今回の予算規模は、2225億新トルコリラYTL(約21兆1900億円)となった。このうち180億YTL(約1兆7141億円)は赤字になると予想されている。      2008年の予算は、11日間にも及ぶ審議を経て、昨日(14日)トルコ大国民議会(TBMM)総会において、賛成315票、反対118票で可決された。エルドアン首相は、エネルギー喪失は受け入れられないと述べ、ジェミル・チチェキ副首相は、「我々は政権について以来負債を払い続 全文をよむ

2007-12-08 退職した国会議員に終身給与 (Milliyet紙)

定年退職の権利のない国会議員に対し、年金に代わる代理補償金が支払われることが国会の議題に上がっている。25歳で当選した場合、4年間代議士を務めれば、生涯にわたって最低賃金の3倍の給与を得ることになる。      労働者と退職者の不均衡によって社会保障システムの赤字が毎年増大していることを受けて準備された、労働者の早期退職を調整する社会保障法案と、定年退職の権利をもたない国会議員への終身給与が結び付けられている。   ファルク・チェリキ労働社会保障大臣がトルコ大国民議会(TBMM)で行った答弁によ 全文をよむ

2007-12-07 トルコ、大都市の住民の87%は貯蓄なし (Radikal紙)

 トルコ教育ボランティア財団(TFGV)とシティバンクによって実現された「トルコ社会における消費と貯蓄の習慣についての調査」によると、トルコ都市部在住者のうち13パーセントしか貯蓄を行っていないことが判明した。       TEGVとシティバンクの依頼で行われた調査の結果は、アクティブ・アカデミー第五回国際金融サミットの中で行われた「トルコにおける金融教育の将来」と題されたパネルディスカッションで明らかにされた。10、11月にインファクト研究会により、トルコを代表する15都市の住民(イスタンブル 全文をよむ

2007-12-03 イスラーム世界における国際通貨基金形成に向けて最初の一歩 (Yeni Safak紙)

独立実業家協会(MÜSİAD)の主導のもと300人の実業家が参加した第11回国際ビジネスフォーラム(IBF)代表者会議において、いくつかの重要な決定が採択された。イスラム会議機構(İKÖ)加盟国間でのビザの簡略化や優先的貿易などの分野において重要な一歩となることが予想される一方、イスラム通貨基金(İPF)についても道が開かれた。      キュルシャド・トゥズメン国務大臣の主導の下で300名の実業家と17名のジャーナリストが参加した、アブダビ開催の第11回国際ビジネスフォーラム代表者会議は、ト 全文をよむ

2007-11-28 黒海で豊漁 -7時間に50トンのイワシ (Zaman紙)

黒海ではイワシが豊漁だ。漁に出た猟師たちは、網をイワシでいっぱいにして港に戻ってくる。ドゥズジェ県のアクチャコジャ郡から船で黒海へ向けて出港したある漁師は、7時間に約50トンのイワシを獲った。      漁業を営むマフムト・メネクシェさんは、一昨晩(26日)の夜間に「マムリ・レイス」号で漁に出て、7時間後に約50トンのイワシを積んでアクチャコジャ港に戻った。船の甲板に並んだ何トンものイワシは、TIR(訳注1)用トレーラーに積まれ、アンカラとイスタンブルに輸送された。      マフムト・メネクシ 全文をよむ

2007-11-26 イスタンブルの革製品工場跡地売却に協力体制確立へ (Milliyet紙)

カズルチェシュメにあった工場を、1990年代にトゥズラやチョルルをはじめとする国内各地に移転した革製品業者たちが、カズルチェシュメの工場跡地をまとめて売却するために協力体制を築いた。      イスタンブルの最も人気の高い用地のひとつであり、海岸沿いにある約100ドヌムの土地の売却手続きを進めるために、11の革製品業者が集まり、『カズルチェシュメ建設』という会社を設立した。      会社の経営理事長に選出されたマトラシュ革製品社オーナーのハック・マトラシュ氏は次のように語っている。   「カズ 全文をよむ

2007-11-24 トルコ実業家協会の北京事務所、月曜日にオープン (Hurriyet紙)

トルコ実業家協会の北京事務所が11月26日月曜日にオープンする。      トルコ民間企業が、中国を中心としたアジア太平洋圏の発展に参加する目的で作られた事務所のオープニングセレモニーに、財務省のメフメト・シムシェキ長官、中国通商大臣ハク・キライ、トルコ実業家協会運営委員長アルズハン・ドアン・ヤルチュンダー、中国国際貿易促進協会会長ワン・ジーフェイ、在中国EU商工会議所のジョルグ。ウッケ委員長が参加する予定だ。トルコ実業家協会の北京事務所は、責任者に任命されたイラズ・トゥルハンが2007年9月1 全文をよむ

2007-11-19 トルコ、EUで第四番目の天然ガス供給路となる (Yeni Safak紙)

タイイプ・エルドアン首相は、トルコーギリシャ間の天然ガスパイプラインの開通のためイプサラの税関で行なわれたセレモニーでの会見で、トルコーギリシャーイタリア間の天然ガスの連結輸送によってカスピ海地域と中東の天然ガスがヨーロッパに運ばれると述べた。首相は、2005年に着工し、今日開通が実現した連結によって、カスピ海地域を筆頭に中東と北アフリカ地域にまたがる大きな天然ガスの資源が、トルコとギリシャを通りヨーロッパに到達すると述べ、「このプロジェクトによってトルコは、EUの4番目の天然ガスの供給路になる 全文をよむ

2007-11-18 イスタンブルのひったくり50%減達成―内務大臣発言 (Radikal紙)

ベシル・アタライ内務大臣は、イスタンブルにおけるひったくりやすり、窃盗といった都市型犯罪が大いに減少したこと、ひったくりが50%減少したことを明らかにした。   アタライ大臣は、イスタンブル県庁を訪問し、それらの問題についての説明を受けて、記者会見を行った。アタライ大臣は、イスタンブルを単独で取り扱うべきであること、そして政府がこれを重要視していることを強調し、「イスタンブルで、特に過去数年に問題とされることがやや多かった、都市犯罪と呼ばれるひったくり、窃盗、自動車盗難、車上荒らし、すりのような 全文をよむ

2007-11-14 ヒジャーズ鉄道再開へ 「イスタンブル-メッカ鉄道」として (Zaman紙)

アブデュルハミト2世によって99年前に開通された「ヒジャーズ鉄道」は、サウジアラビア関係者の要請により名称が変更された。ヒジャーズ鉄道の新名称は「イスタンブルーメッカ鉄道プロジェクト」となった。       このプロジェクトに関して、先週トルコを訪問したサウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウード国王にも報告された。トルコが強く主張しシリアとヨルダンも支持する同プロジェクトに、サウジアラビアが同意すれば、メッカからヨーロッパまで鉄道で一貫して旅ができることになる。プロジ 全文をよむ

2007-11-12 国外で働くトルコ人労働者、外貨を本国に送金しなくなった (Milliyet紙)

輸出と観光に次ぐ最も大きな外貨の獲得項目である国外のトルコ人労働者からの外貨送金では、2001年に始まった急速な減少が止まらない。   1998年53億ドルであった年間の国外労働者の外貨送金は、今年は10億ドルになると見込まれている。      労働者送金は、もはや国外のトルコ人労働者がヨーロッパに定住したことと、金銭が『イスラム資本』の名の下に集められ、『吸い上げられている』ために減少している。 全文をよむ

2007-11-01 トルコの優良輸出企業は、テュプラシュ、トヨタ、フォード (Yeni Safak紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が開会式を行った第10回貿易週間の一環として、2006年の最も優秀な輸出企業が選ばれた。輸出優秀賞は、トルコの主要な三企業テュプラシュ(トルコ石油精製株式会社)、トヨタ、そしてフォードに授与された。      第10回対外貿易週間の枠組みで毎年恒例となっている輸出優秀賞の受賞者が決定した。2006年に行った輸出によりテュプラシュ、トヨタ、フォードが「輸出優秀賞」を勝ちとった。      ■23部門に「部門別輸出優秀賞」      「部門別輸出優秀賞」としては、穀 全文をよむ

2007-10-26 マルディンの女性たちが生産する石鹸、ヨーロッパで販売 (Zaman紙)

英国のチャールズ皇太子が世界に知らしめた「ブットゥム石鹸」が、今度は高級ホテルで使われるようになった。リクソス、クラウン・プラザ、ホリディ・インなどの国際チェーンホテルを含む多くの五つ星高級ホテルが、客室用にマルディンの女性たちが作った石鹸を置きはじめている。      マルディンとスィイルトで広く使われているブットゥム石鹸は、テレビンノキという植物から作られている。化学物質を含まないこのナチュラル・ソープは、マルディンを訪れるトルコ人観光客や外国人観光客に注目されている。フケや抜け毛を防ぐこの 全文をよむ

2007-10-23 ハブル国境門の閉鎖支持者は、25億ドルの対イラク輸出を忘れていないか (Radikal紙)

ハッキャーリで13人の兵士が殉職したという(事件の)請求書がディヤルバクルに振り出されたと述べたディヤルバクル商工会議所(DTSO)のカヤ会頭は、「こうした事件にも関わらず投資の点で街が活性化した。ここ5-6年で100万人以上もの移住者を獲得した」と述べた。      ディヤルバクル商工会議所(DTSO)のメフメト・カヤ会頭は、「ハブル国境門閉鎖」支持者に呼びかけ、「イラクに25億ドルの輸出を行っていて、20万人が就職の機会を得ているのだ」と述べた。カヤ会頭は、声明の中で、トルコ人とクルド人が長 全文をよむ

2007-10-13 マルマライ海底トンネル工事、4本目のチューブも海底へ -海底トンネルは540メートルに (Hurriyet紙)

マルマライ・プロジェクトにおいて、イスタンブルのボスフォラス海峡両岸をつなぐ1387キロメートルのチューブトンネルの4本目が、昨日水深48.5メートルに沈められた。      沈められたチューブ(沈埋函)の長さは540メートルに達した。全部で11本のチューブが海底に沈められることになるプロジェクトでは、すべてのチューブが2008年末までに沈められ、計画の完了は、2010年の末になる。しかし、イェニカプ駅で続いている考古物の発掘がプロジェクト遅延の原因になり得るだろう。全長135メートル、重さ1万 全文をよむ

2007-10-06 トルコ最大のイフタール用テントでは、一日で8500新トルコリラの出費 (Hurriyet紙)

バージュラル市が設置したトルコ最大のイフタール用テントでは、毎日約2500人のためのイフタールを供している。1000平方メートルのテントでのイフタールは、市が契約したテマシュ社が準備しており、かかる費用は慈善心に富んだ実業家たちが支払っている。1人分のイフタールの食事代は3リラ40クルシュ(約336円)で、2500人分の食事に支払われるお金は1日で8500(約84万1500円)リラになる。バージュラル市は合計21000平方メートルを「ラマザン・イフタール」用の用地に充て、この用地を整備するためラ 全文をよむ

2007-10-02 イスタンブルでは10万人が押し寄せた -アウトレット移動テント、複数都市で次々と開催 (Milliyet紙)

デリモド、ベイメン、ネットワーク、イペキヨル、ヴァッコを含む14の有名ブランドが並ぶアウトレットテントが、好評につきイズミル、ガズィアンテプ、ディヤルバクルで開催される。      イスタンブルのイェニボスナにおいて有名ブランドがアウトレット価格で販売される「テント」に人が列をなしている。3日間で訪問者数10万人近くにもなったこのテントは、バイラムを間近に控え、消費者の大いなる関心を集めた。このプロジェクトの総責任者であるセダ・クタイ氏は、有名ブランド品が50%から70%引きで販売されているこの 全文をよむ

2007-09-28 Tekel民営化に際し、日本たばこも参戦 (Radikal紙)

(首相府)民営化管理局が売却をすすめるテケル(タバコ・アルコール専売公社)をめぐって世界の巨大企業が競い合っている。タバコ大手の日本たばこ産業株式会社JTは15億ドルの提供が準備出来ている。      テケルの民営化に際し15億ドル(7億440万ポンド; 1751億3250万円)の提供を準備する日本のタバコ大手JTは、欧州やアジアの購入希望企業間の争いを激化させる。会社関係筋はJTの申請が6週間以内に公表されることを明らかにした。アナリストによればテケルのタバコ部門に関しては、JTと共にトルコで 全文をよむ

2007-09-28 1ドル=1新トルコリラになる? (Milliyet紙)

 世界的なドルの下落により、「1ドル=1新トルコリラになるか?」が話題となるようになった。国外市場においても急速に価値を失っているドルの推移を考慮すると、1ドルが為替相場で容易に1.2新トルコリラという水準以下になると見られている。10月に開催予定のアメリカ連邦準備制度理事会の会議においては、少なくとも(金利)0.25ポイントの引き下げが見込まれており、会議前にも1ドルが1.2新トルコリラ以下を試みる可能性がある。       連邦準備制度理事会が10月に新たな引き下げを行うだろうと話す専門家ら 全文をよむ

2007-09-17 外国人投資家はドル預金から撤退、トルコ人は相変わらず (Milliyet紙)

世界では最近の退潮傾向の影響でドルの下落が続く一方、トルコ国民は貯蓄の大半を外貨預金にすることを続けている。(トルコ)国内在住者が(貯蓄の)の大部分をドル建ての外貨預金にした実績は、8月に少し下落したにもかかわらず、高い水準を維持している。   外貨預金の実績は、先月941億ドルであった。外貨預金全体の実績の総計は、今年度の最初の8ヶ月間で13.5パーセントにあたる111億7,200万ドル、この一年間においては、30.6パーセントにあたる220億4800万ドル増加した。   外貨預金された国内貯 全文をよむ

2007-09-14 トルコ中央銀行、突然の政策金利引き下げへ (Milliyet紙)

中央銀行は、以前に「最終四半期」を指摘していたにも関わらず、昨日、驚きの決定で政策金利引き下げを行い、17.25%とした。      中央銀行は、以前の声明で最終四半期に期待されていたものの金利引き下げをおこなった。昨日招集された金融政策委員会の会合で中央銀行の借入金利17.50%から17.25%に、貸出金利22.50%から22.25%に引き下げられた。インターバンク市場で16:00-17:00の間に翌日物(オーバーナイト)で実施される中央銀行の借入金利は、13.50%から13.25%へ、貸出金 全文をよむ

2007-09-11 オヌル・エアー、ラマザン(断食月)の約1ヶ月間は特別価格 なんと19リラ(約1700円) (Yeni Safak紙)

オヌル・エアーは、9月13日から10月10日までの間、19000席の客席を19リラで売り出した。この航空券の価格は、オヌル・エアーの国内線が結ぶ13拠点に適用される。      オヌル・エアーは、9月13日から10月10日までの間、19000席を、国際線を除き19リラからで売り出した。今朝から売り出されたこのキャンペーン航空券は、燃料サーチャージを除き、サービス料込で合計42リラ(約3700円)になる。   この航空券は、オヌル・エアー航空会社のサイトwww.onurair.com.trだけで購 全文をよむ

2007-09-11 イスラーム諸国間の貿易、関税撤廃へ -アンカラで話し合い始まる (Milliyet紙)

イスラム諸国会議機構(İKT)加盟国間で関税障壁が取り外されるため、2度目の優先的貿易交渉の第四回会合がアンカラで始まった。   国家計画庁事務次官のアフメト・トゥクトゥク氏は、会議に寄せたメッセージで、優先的貿易システムが2009年1月に構築される予定であるが、計画は予定よりも遅れていると伝えた。   トゥクトゥクは、İKT加盟国の貿易高は世界全体の貿易の10%であり、これは2005年には15.5%に引き上げられたと述べた。   İKTの経済・貿易協力継続委員会の重要なプロジェクトのひとつであ 全文をよむ

2007-09-10 海外コンサルタント会社:「トルコの政治的リスクが上昇」と警告 (Cumhuriyet紙)

ギュル大統領の誕生が、トルコの(安定市場の)順位を2つ後退させた。      ユーラシアグループ(*)とシティ・プライベート・バンクによって発表された9月の『グルーバル・リスク報告書』において、トルコに対し「政治的リスクが上昇している」との警告がなされた。      同報告書は、トルコの安定は、ギュル大統領が世俗主義者たちと、以前(所属していた)公正発展党(AKP)との間にバランスを構築することにかかっていると報じた。トルコは新興国市場のリスク順位においても、8月に比べて2順位後退した。     全文をよむ

2007-09-02 南キプロス、ユーロ導入の準備 (Milliyet紙)

南キプロス・ギリシャ政府地域では、ユーロ使用への移行のため、国内で販売する全ての製品にキプロスリラ(KL)とユーロ2つの価格が表示されはじめた。   南キプロスの公的通貨単位は2008年1月1日よりユーロとなる。ギリシャの各紙は、南キプロスで値札に2つの価格表示の実施がはじまり、法を犯した場合は10万KL(およそ30万YTL)の罰金と2年程度の禁固刑が執行されることを告知した。   南キプロス・ギリシャ政府の財務大臣セリスは2つの価格システムがユーロへの移行のための最も効率的な方法であり、消費者 全文をよむ

2007-09-01 エネルギー相、新政権下で原子力発電所を建設へ (Zaman紙)

エネルギー天然資源相ヒルミ・ギュレル氏は、新政権下でトルコに原子力発電所を建設することを明らかにした。      ギュレル氏は、アフメト・ネジュデト・セゼル第10代大統領が差し戻した原子力発電所の建設に関する法律が、国会が開会されれば直ちに議論され、その後大統領府に送られるだろうということを明らかにした。ギュレル大臣は、「法律が通ったら公布し、(建設に)どういった技術を用いるか、どの企業に発注するかを決定する。入札でではなく、コンペによって企業をきめる」と述べた。新しく組閣された第60代内閣でも 全文をよむ

2007-08-31 地球温暖化が紅茶の味にも悪影響 (Radikal紙)

世界第四位の生産量を誇るトルコの紅茶製造メーカー『ドウシュ・チャイ』は、「水がなければチャイもできない!」というスローガンでもって消費者たちへ節水の呼びかけを行っている。地球温暖化が、紅茶生産国を困難な状況に追いやっていると語るドウシュ・チャイ品質管理部長ムスタファ・ビルセルは、「降水量がチャイの質と生産量に対し大きな重要性を持っている。我々が口にするチャイの味は降水量に全てかかっている。降水量が減少すれば、楽しんで飲むチャイの味さえにも影響するだろう」と述べた。ビルセルは「お茶の木を育てるため 全文をよむ

2007-08-26 黒海トルコ領海内で油田発見! (Hurriyet紙)

エネルギー省のヒルミ・ギュレル大臣は、黒海トルコ海域での新たな油田発見の詳細を説明した。サバフ紙の記者、ムハッレム・サルカヤ氏がギュレル大臣と行った会話は次のようなものである。   幸運なニュースは一昨日(24日)国会で大統領選の2回目の投票が行われた時にもたらされた。ある国会議員が、舞台裏で私たちと話していたエネルギー省ヒルミ・ギュレル大臣のそばに来て、このように言った。   「やりました、チャンスがやってきたみたいです…」   大臣は議員の言葉の意味がわからなかった。   私たちが、どういう 全文をよむ

2007-08-24 ファーティフ区役所で電子サインの利用、始まる (Hurriyet紙)

 イスタンブルのファーティフ地区で電子サインの利用が始まる。世界でも初めて利用が開始されたこの電子サインによって、区民らは区役所へ行かずして手続きを済ませられるようになる。       法的な妥当性が通常のサインと同等の電子サインのおかげで、契約者は入札を行う際の申請を、区民は申告・通知をウェブ上で提出できるようになる。ファーティフ区長のムスタファ・デミル氏は、このシステムの目的は時間の有効活用であると明かし、「100%信頼できるこのシステムを用いてサービスを区民に提供いたします」と述べた。同区 全文をよむ

2007-08-23 トルコ航空に今日、注目集まる -ストライキに突入か、それとも合意か (Radikal紙)

「ストライキ賛成」を決めたトルコ民間航空労働組合(HAVA-İŞ)とトルコ航空(THY)経営陣の間に仲介者が参加して2回目の協議がもたれたが、今回も結論には至らなかった。代表者らは、およそ10時間に及ぶ協議において良い発展があったと話している。一昨日に行われた約11時間の協議では何の結論も出ていなかった。両者は今日10時に会合を開き、協議を結論づけることが期待される。       トルコ航空では、4日間にわたるストライキに関する投票の後、8月10日に「ストライキ賛成」の結果を出していた。労働組合 全文をよむ

2007-08-15 ノキア、4600万個の携帯電話用電池交換へ (Hurriyet紙)

世界有数の携帯電話会社であるノキアは、充電中に過熱するというクレームに対し、4600万個の携帯電話用電池を交換する決定を下した。      BBCの報道によれば、問題の電池はノキア社製の50種類のモデルで使用されている。問題が見つかったBL-50型電池は日本の松下産業が2005年12月から2006年11月の間に生産したものである。報道は、ノキア製携帯電話向けに他社が生産した2億5000万個を超える同型の電池に異常はなかったと伝えている。      ノキアの発表によると、「現在までのところ100件 全文をよむ

2007-08-13 種類が増えたラク、ワイン販売を直撃 (Radikal紙)

カヴァクルデレ・ワインの社長であるアリー・バシュマン氏によれば、ラクの種類が増えたことと安上がりな旅行を好む観光客のせいで、ワイン業界は打撃を受けているという。      カヴァクルデレ・ワイン醸造会社のアリー・バシュマン氏はパック旅行とそれに伴う質の低下した観光客、およびラクの種類が増えたことがワイン産業に打撃を与えていると述べた。      今年は夏が早く訪れ気温が上昇したため、ブドウの収穫が例年より二週間ほど早まり、先週からワイン用ブドウの収穫が始まったと語るバシュマン氏は、業界全体の景気 全文をよむ

2007-08-11 トルコ航空のストライキ回避にむけ、仲介の動きが本格化 (Milliyet紙)

トルコ航空(THY)の社員投票で出された「ストライキ賛成」の結果に、観光、運輸、輸出業界は不安を募らせている。業界の代表者たちは、合意にむけた仲介の用意があると語った。      トルコ航空(THY)とトルコ民間航空業労働組合(Hava-İş)との間で団体交渉が合意に至れなかったために行われた投票では、「ストライキに賛成」の結果が出た。この結果は、観光、運輸、輸出業界の代表的立場にある者たちに行動を起こさせた。業界の代表者たちは、両者に合意を呼びかけ、必要であれば仲介役を担うこともできると表明し 全文をよむ

2007-08-07 サクランボは大きく育たず、トマトは値上げ -水不足の影響 (Milliyet紙)

水不足は私達の食卓にも影響を及ぼしている。天候のおかげで今年のサクランボの木には実りが多かった。しかし十分に水が与えられなかったために果実は大きく育たなかった。輸出業者が大きなサクランボを見つけることが出来なかったため、サクランボの輸出率は去年に比べて落ち込んだ。   エーゲ海地方のイチジクやブドウの生産者は、水不足の影響で収穫が減り、今年の干しイチジクと干しブドウの出荷量は減少すると明らかにした。トルコにおけるトマトの収穫は良好だったが他の国々では水不足の影響で生産が落ち込み、トルコのトマトの 全文をよむ

2007-08-02 ペトロル・オフィス社、イランで油田調査へ (Yeni Safak紙)

ペトロル・オフィス社は、「イラン、調査と開発」入札に参加するに当たって、(イランの)ペトロパルス社とOMV社との「共同入札参加」の合意に署名した、と伝えた。      この間、オーストリア所在の共同出資者であるOMV社が、ペトロル・オフィス社の950万の株式を購入し、同社の株式保有率を35,71%に高めた。      交わされた合意によれば、ペトロル・オフィス社とOMV社とペトロパルス社の合弁では、ペトロル・オフィス社の取得利益は33%となる見込みだ。      オヤク投資株式会社はペトロル・オ 全文をよむ

2007-07-31 コチ・ホールディング名誉会長:電力不足解消には原子力発電所が必要 (Radikal紙)

コチ・ホールディングのラフミー・コチ名誉会長は、産業界での電力不足を防ぐためにトルコが原子力をもつことが不可欠だという。コチ氏は、産業界での電力不足を克服するために原子力発電所建設が必要だと述べた。また、この問題が20年もの間、トルコで議論されているが、入札段階にくると「見えざる手」によって中止されてきたと述べた。同氏は、産業界が停電によりストップし再稼動すれば、製品に多大な経費がかかると述べ、次のように続けた。   「私達は代替資源に目を向けなければなりません。風力発電だってあります。水力発電 全文をよむ

2007-07-20 ガソリン、今日から3クルシュ値下げへ (Zaman紙)

ハイオク無鉛ガソリン(オクタン価95)の給油料金が、本日より1リットル当たり3クルシュ(約2.9円)値下げされた。   新価格調整により、アンカラではビーピー(BP)やシェル(Shell)といったガソリンスタンドにおいて、ハイオクガソリンが1リットル当たり2.96新トルコリラ(約281円)から2.93新トルコリラ(約278円)へ、オペット(OPET)ガソリンスタンドでは2.95新トルコリラ(約280円)から2.92新トルコリラ(約277円)へ値下がりした。イスタンブルのヨーロッパ側とアジア側では 全文をよむ

2007-07-19 英国紙:海外投資家が望むのは公正発展党の単独政権 (Zaman紙)

海外投資家達は、次の選挙の結果、公正発展党(AKP)の単独政権になることが「理想的な」結果であると考えている。      インディペンデント紙は、トルコでの選挙に関する予測で、各種アンケートによれば公正発展党が得票率40パーセントで単独政権になるだろうと伝えた。同紙は、「これは、公正発展党の西欧寄りのそして市場重視の政策を喜ばしく思っている一方で、司法と軍部内の世俗主義者勢力と対立者との関係がもたらす問題に慎重になっている海外投資家達にとって、理想的な結果である」と解説した。日曜日に行われる選挙 全文をよむ

2007-07-17 インターネットのブロードバンド接続費用、最も高い国はトルコ、安い国は日本 (Zaman紙)

経済協力開発機構(OECD)の報告書によると、加盟国のブロードバンドサービスで、一秒あたりのメガバイト料金という点で見た場合、もっとも安いのは日本で、もっとも高いのはトルコである。   OECD加盟国のインターネット利用者の60%がブロードバンドサービスを利用しており、2006年12月のデータに基づく30カ国を対象とした調査書では、光ファイバーネットワークが開通している国ではより低料金で高速のサービスが提供されることが注目されている。   報告書では、日本では、利用者は100Mbps(1mbps 全文をよむ

2007-07-12 トルコ航空、ストライキ実施か? (Radikal紙)

11000人の従業員のためにトルコ航空と交渉を行ったトルコ民間航空労働組合は、7月20日にストライキ決議を掲げる準備をしている。労働組合はストライキが延期されれば業務を遅延させるだろう。観光業者はというと「ストライキは我々を打ちのめし、業務の遅延は困難を招く」と述べた      トルコ航空(THY)経営陣とトルコ航空株式会社とトルコ航空技術株式会社で働く11300人の従業員のために3月16日から最近まで続いている労働協約の団体交渉が終わりに近づいた。      2つの会社から組織されるトルコ民間 全文をよむ

2007-07-10 アラブ諸国からトルコへの投資、急増 (Radikal紙)

メルスィン県中心部にあるトルコ-アラブ実業家協会(TURAB)高等協議委員会委員長メフメト・ハドゥラは、2002年にトルコへ参入してきたアラブ資本はおよそ7000万ドルであり、この数字が今年度末までには30億ドルを越えることが予想されていると述べた。      ハドゥラ委員長は、トルコでのアラブ資本が金融部門を初めとして貿易業、旅行業、不動産業においても集中していることを明らかにした。アラブ資本のこの増加は喜ぶべき成長であると述べたハドラは、「トルコへ2002年に参入したアラブ資本はおよそ700 全文をよむ

2007-07-06 イタリアのケーキの上に、トルコ産サクランボ (Zaman紙)

世界のサクランボ生産の約20%をトルコが担っている。白サクランボ(註:佐藤錦やレーニア種よりもっと赤みの少ないもの)はといえば、90%がコンヤのエレリ郡で生産されている。そこで世界で最も高品質な白サクランボの産地として名高いエレリ郡に、イタリア企業が3つの大規模サクランボ加工工場を建設した。      エレリ郡農業組合理事のオズカン・オズギュヴェン氏は,トルコで年間8000から10000トンの白サクランボが生産され、主な輸出国はイタリア、フランス、カナダそして日本であると述べた。「特にイタリア人 全文をよむ

2007-07-05 ホンダ社長、トルコ工場を視察 -トルコは欧州進出の鍵 (Hurriyet紙)

日本の大手自動車会社ホンダの福井威夫社長は、ホンダのトルコ工場の視察のためにトルコを訪れた。      福井社長は、トルコでファーストクラスの生産を行うと述べた。更に、「トルコでの生産能力が向上することで、ヨーロッパでホンダに新たな門戸が開かれるだろう」と話した。同社長のトルコ訪問の行程に随行したホンダのトルコ工場代表補佐のウミット・カラアルスラン氏は、トルコを初めて訪れた福井社長はホンダの販売店を視察した後に、イスタンブル・パーク・サーキットを訪れてサーキットについて説明を受けた、と述べた。同 全文をよむ

2007-07-03 2007年上半期の5ヶ月で590億リラの税収 (Yeni Safak紙)

財務省は今年前半の5ヶ月間で592億新トルコリラ(約5兆8016億円)の税収を得た。この内385億新トルコリラ(約3兆7730億円)は間接税、206億新トルコリラ(約2兆188億円)は直接税によるものであった。中央政府の収入も同じ期間には801億新トルコリラ(約7兆8500億円)となり、中央政府の支出は834億新トルコリラ(約8兆1732億円)にまで達した。6月の国庫借入金管理報告書によれば、1月から5月までに得られた税収の大部分は、通常通り、間接税によるものであったが、一方で直接税の増加が注目 全文をよむ

2007-07-02 ヨーロッパで最も不動産投資に相応しい国はトルコ (Zaman紙)

2006年5月の世界的な乱調以前、2年間に亘って好調を経験したトルコ不動産市場は、停滞期でさえ世界の大国の関心を引いている。ロンドンを中心拠点とする国際不動産紹介という名の雑誌の中で、トルコは「ヨーロッパで最も不動産投資に相応しい国」と評された。      ヨーロッパにおける将来有望な不動産投資対象国の中で、トルコの後にはスロヴァキア、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリーが続くと評されている。記事では、トルコの不動産投資が加速的に成長していることと、この成長が今後何年もさらに加速を増すであろうこと 全文をよむ

2007-07-01 マルマライ工事、第10トンネル海底へ (Zaman紙)

マルマライ・プロジェクト、ボスフォラス海峡横断地下鉄建設計画のために製造された第10トンネルチューブが、イスタンブルのボスフォラス海峡に沈められた。      チューブはおよそ水深40メートルまで沈められた後、ボスフォラス海峡の海底に掘られた溝に設置され、以前沈められていた第11トンネルと接続される。ウスキュダル・サラジャク沖のプロジェクト現場近くに運ばれてきたトンネルチューブは、「エジェム・スルタン」という名のカタマラン船(双胴船)により、海底に沈められた。第10トンネルチューブの沈設作業は、 全文をよむ

2007-06-29 3年後に実をつける有機オリーブ、はやくも日本人が買い付けに (Zaman紙)

安全であるという理由で有機農産物への需要が日に日に増す中、農家の人々もこの分野へ生産を移行させている。       メフメト・アリ・ビリジ元国会議員はオーストラリアからチャーター機で空輸した苗木をもとに、有機栽培のオリーブ園をアダナにつくった。苗木の植え付けの後に施設を見学した日本人は、三年後に実をつける園内のオリーブやオリーブ油を今から買い付けた。当初1平方キロメートルの有機栽培オリーブ園をつくったビリジ家は、自分たちの農産物へ寄せられた大いなる期待から、5平方キロメートルまで生産を増やす決断 全文をよむ

2007-06-28 マルマライ海底トンネル工事、トンネル本体部となる二本目のチューブ海底へ (Yeni Safak紙)

アジアとヨーロッパを海の下でつなぐマルマライ・プロジェクトにおいて、2本目のトンネルチューブが6月30日土曜日に海中に沈められ、1本目のチューブと接合される。      2本目のチューブを沈める作業は、6月29日夜に開始され、朝までに完了する予定である。      3月24日に沈められた一本目のE-11番チューブに続き、E-10番チューブが6月29日夜にビュユクアダから運ばれ、数時間の作業を経て、6月30日朝にイスタンブルのクズクレシで一本目のチューブに接合される。      長さが98~135 全文をよむ

2007-06-24 輸出向けオリーブ産品の市場調査―日本は品質ラベル重視 (Radikal紙)

タリシュ社(オリーブ・オリーブオイル会社)は、同社の輸出先である38カ国で市場調査を行い、各国の「味覚の嗜好」を明らかにし、マーケットに送り出す製品を準備している。これらの国にいるタリシュ社の駐在員によって行われた調査によると、アメリカ人は製品をテイスティングした後購入する一方、日本人はラベルに詳細な情報が記載されているものを望んでいる。ヨーロッパ諸国の消費者は有機栽培製品への需要が高く、スカンディナビア半島の消費者はオリーブオイルの色を重視している。韓国では食品の購買を女性が行うため、韓国市場 全文をよむ

2007-06-23 ギュレール・サバンジュ女史「中国に投資の時期である」 (Milliyet紙)

中国で発行されている2万5千部の月刊経済誌アジアンビジネスリーダーズはサバンジュ財閥運営委員長のギュレール・サバンジュ女史を「国際的に成功した商社のオーナー」として紹介し、彼女とのインタビューを6月号の巻頭記事にした。雑誌には10ページに渡るインタビューが掲載されたが、その広告は、首都北京のメインストリートに出された街頭広告で、大々的に宣伝された。インタビューでギュレール・サバンジュはサバンジュ財閥の活動、EU加盟問題、女性の社会的な活動、特に女性の産業界における位置など、様々なテーマについて発 全文をよむ

2007-06-23 6月15日から割礼費用、無料化はじまる -利用者まだ少数  (Zaman紙)

社会保障機構(SGK)内の社会保険基金(SSK)、自営業者保険組合(BAĞ-KUR)、年金基金に加入者の割礼費用無料化の適用が6月15日に始まった。しかし国民の多くはこのことを知らないことが注目を集めている。国民は、以前は150~200新トルコリラ(約14,000-18,800円)を払わなければならなかったが、新たな適用によってこの費用が不要となった。      割礼の無料化については、一部病院には知らされていなかった。一部病院は適用の指示を待っており、割礼の無料化を行っていなかったことを明らか 全文をよむ

2007-06-22 農業分野で有機栽培、トルコも (Radikal紙)

セルチュク大学農学部教員のメフメト・ババオール教授は、有機農業が土壌、水源及び大気を汚さない郊外開発モデルの最重要部であると述べた。有機農業においては、EUとアメリカが最大かつ最重要な市場であることを明らかにしたババオール教授は、「有機農業は現在世界で300億ドルの市場を保持している。世界の有機農業業界は、2010年には1000億ドルの有機市場を獲得し、世界中の国の農業のうちの10%が有機農業に移行することを目指している。トルコにおいては、10%の目標に達することは現状では疑問視されている。」と 全文をよむ

2007-06-20 「軍互助協会」のオヤク銀行、オランダ資本に売却 (Zaman紙)

軍互助協会(OYAK)に属するオヤク銀行が26億7300万ドル(約3,311億円)で完全にオランダのINGグループに売却された。トルコ最大の鉄鋼会社エルデミルが外国資本に渡らないようキャンペーンを進めていたオヤクの銀行の売却の決定は衝撃を与えた。      オヤク銀行は、トルコ軍関係者の給与の10%の拠出により構成される軍互助協会(OYAK)の管理下にあるが、オランダのINGグループに売却される。26億7300万ドル(約3,311億円)で決定した売却によって、トルコの金融システムにおける外国資本 全文をよむ

2007-06-19 北イラクのザホはまるで南東アナトリア地方の町のよう (Milliyet紙)

国境をはさんで、スィロピ郡の反対側にあるザホという小さな町には、ここ最近の1年間で、南東アナトリアの小売業者が殺到した。経済がトルコの状況に左右されるザホでは、越境軍事行動のためトルコの動向を見守っている。「ハブル国境が閉鎖されれば、ザホ経済は破綻する」とザホの人々は言う。      シュルナクのスィロピ郡と国境をはさんで反対側にある北イラクのザホと呼ばれる小さな街は、どこにでもある南東アナトリア地方の小さな町を思わせる。ザホでは、クルド語とともに、トルコ語が第二言語として話されており、トルコ経 全文をよむ

2007-06-19 トルコ、最低賃金でEU加盟の9ヶ国を追い越す (Yeni Safak紙)

トルコは、298ユーロと(約4万9700円)いう最低賃金水準でEU加盟の9カ国を追い越した。      EUの公式統計局Eurostat(ユーロスタット)が、今年1月を対象とした調査のデータによれば、EU加盟国中、最低賃金が92ユーロ(約1万5400円)のブルガリア、114ユーロ(約1万9000円)のルーマニア、172ユーロ(約2万8700円)のラトビア、174ユーロ(約2万9000円)のリトアニア、217ユーロ(約3万6200円)のスロバキア、230ユーロ(約3万8400円)のエストニア、24 全文をよむ

2007-06-14 クレジットカードでの買い物に暗証番号必要に あと15日でサインは不要に (Yeni Safak紙)

銀行カードセンター(BKM)およびそのメンバーの銀行による、ICクレジットカードの暗証番号の義務化まで残り15日となった。      BKMの発表によると、IC・暗証番号(「チップ&ピン」)機能付きカードの普及率はクレジットカード全体の95%に達しており、同様に「チップ&ピン」カード対応POS端末は98%、同ATM機は77%に達している。また、取引の72%は「チップ&ピン」カードによるものである。      サインが完全に廃止される2007年7月1日以降、ICクレジットカード所持者は、買い物の際 全文をよむ

2007-06-13 食料品にかかる付加価値税(消費税)減税 18%→8% (Zaman紙)

 食料品の付加価値税(消費税)を18%から8%に引き下げるという財務省の決定が、20の団体とこれらの団体に属する1000あまりの企業によって、6月1日から実際に適用され始めた。       トルコ食品・飲料工業連盟の発表によると、トルコの主要な食料品メーカーであるウルケル、ユニリーバ、ネスレ、ダノン、プナル、グダサ、スタシュをはじめとする同連盟所属の企業は、製品の工場出荷価格における付加価値税(消費税)を、減税の対象となった製品に限り8%に変更し始めたことを明らかにした。同連盟会長のシェムスィ・ 全文をよむ

2007-06-12 LC Waikiki、既製服分野で国内トップ 次の目標は世界ブランド (Zaman紙)

テマ・グループが10年前にフランス人から買収しトルコブランドに変えたLC Waikikiは、既製服分野でのトップの座を奪われない。      世間的には子供服で知られ、また男女若者向けの服を製作していることでも注目を集めているこの会社は、2004年、2005年に続いて2006年も市場でのトップの座を守った。KMG調査会社により行われた既製服消費者指標報告によると、LC Waikikiは過去3年間既製服市場のトップである。2006年には手形上の売り上げを43%増やし495百万新トルコリラにした会社 全文をよむ

2007-06-08 セゼル大統領、トルコ国内での外国人の労働、一部認めず (Milliyet紙)

セゼル大統領は国民が失業している中、外国人への優遇は認めないと強調した。同大統領は一年間(一年未満)の外国人の就労は審査対象外となると明言した。       アフメト・ネジュデト・セゼル大統領は、トルコでの外国人の労働許可取得についての条件を定めた法律を一部否認した。取り決めによって、雇用という形で専門職として働く外国人は、学歴および専門性を調べる手続きが終わるまで、予備の労働許可を取得できうることを批判するセゼル大統領は、「法律により、外国人はトルコ国民に比べ優遇されている。トルコ共和国国民 全文をよむ

2007-06-05 公正発展党、30万戸の違法住宅、赦免へ (Hurriyet紙)

レフェランス紙に掲載されたセルマ・ベクタシュの記事によれば、アダナ、アンタリヤ、メルスィン、ボル、東黒海地方の牧草地、夏の放牧地(ヤイラ)にひろがっている違法住宅に関し長く待たれていた赦免がおこなわれた。      選挙対策と位置づけられ、国会最終日に可決された「牧草地法」により、アダナ地域だけで国庫が違法住宅に対しておこなった2万件近い訴訟が無効となる。トルコ全土で牧草地に当たる土地に建てられた30万戸ほどの住宅が合法となる。アフメト・ネジュデト・セゼル大統領に提出された法案に承認がおこなわれ 全文をよむ

2007-06-03 独立実業家協会、酒を供するロカンタに措置が必要と提言 (Radikal紙)

独立実業家協会(MÜSİAD)運営委員会総会で、ケマル・ウナクタン財務大臣に提出された「税法、財政政策、国有不動産、民営化に関する報告書:確定と解決の提言」という名の報告書において、酒を供さず儲けの少ないレストランと、酒を供して儲けの多いレストラン間の収益の不均衡が取り除かれることを求めた。   当報告書では、税、社会保険基金(SSK)の保険料、不動産の不労所得の課税問題なども取り上げられたほか、酒を供するロカンタ(レストラン)に関し、次のような提言を行った。      「以前から、レストランは 全文をよむ

2007-05-29 ベコ社製品、米国でグッド・デザイン賞を受賞 (Zaman紙)

ベコ社が製造した液晶テレビが、米国で「グッド・デザイン賞」を受賞した。      シカゴ建築・デザイン博物館より授与されたこの賞は、革新性とデザイン性を代表するシンボルとして世界的に認められている。受賞商品のベコ社Lシリーズ32型液晶テレビは、国外で販売されており、2007年6月にはトルコ市場でも販売される。 全文をよむ

2007-05-22 日本のビジネスマンはトルコの製品を全く知らない (Zaman紙)

日本インテリアファブリックス協会理事の村本新市氏は、日本でトルコの繊維製品が良く知られていないと述べ、「日本人はトルコを全く知らない」と述べた。   イスタンブルで開催されたインテリアファブリックスフェアーのためにトルコに訪れた25人から成る日本貿易協会の一行は、ウルダー輸出業者協会(UIB)による概要説明を受けた。村本氏は、ここで行われた会見で、トルコの会社をより身近に感じてもらうために彼らを日本ファブリックスフェアーへ招待すると述べた。繊維製品におけるトルコの日本への輸出額は450万ドルであ 全文をよむ

2007-05-14 小麦生産に赤信号 (Radikal紙)

トルコ農業者協会のイブラヒム・イェトキン会長は、昨年の冬降水量が少なかったために、トルコの小麦生産量が2百万トンほど減少すると見積もられていることを強調した。   イェトキン会長は、「(生産量の)減少のため、トルコの小麦生産量が史上初めて消費量を下回る危機に直面している」と述べた。また同会長は、降雨量が少なかったために、特に内陸アナトリアにおいて、耕作地に撒かれた種の大部分が発芽しない、もしくは成長しなかったと説明した。さらに、4月と5月にも降雨がなく、来週雨が降らなければ、生産物の減少量は増え 全文をよむ

2007-05-13 プーチン大統領という障害 (Milliyet紙)

ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、モスクワが中央アジアの天然ガスを支配し続けることを保証する、新しいパイプライン建設の件でトルクメニスタンとカザフスタンの首脳を説得することに成功した。   トルクメニスタンのクルバンギュル・ヴェルディムハメドフ大統領主催でカスピ海にあるトルクメンバシュ(旧クラスノヴォーツク)の町で行われた三国首脳会議で、カスピ海に沿って新しい天然ガス施設が建設されることが決定した。この話の展開はアメリカ合衆国とヨーロッパ連合(EU)によって支援されるトルコを経由するナブッ 全文をよむ

2007-05-08 トルコ実業家協会 、憲法改正に慎重な姿勢 -選挙後に改正を (Radikal紙)

企業経営者の集まりであるトルコ実業家協会(TÜSİAD)は、根本的な変更を含む憲法改正を、政府は選挙後に持ちこすほうが健全であるとの見解を示した。      トルコ実業家協会(TÜSİAD)は、憲法改正は社会的な支持や透明性が満たされて初めてうまくいくものであるので、選挙後に誕生する新しい国会へ持ち越されるほうが、賢明であると見解を示した。トルコ実業家協会が行った書面での声明によると、提案された憲法改正案は、国会議員選挙の時期から大統領選の手続きおよび時期まで、多元的に議会制度の基礎を変えようと 全文をよむ

2007-05-04 トルコ航空とルフトハンザ航空、コードシェア便設置へ (Zaman紙)

トルコ航空(THY)とドイツの航空会社ルフトハンザ航空が、イスタンブルとミュンヘンのコードシェア便を開始した。トルコ航空は、コードシェア便設置の合意を受けて、今後ミュンヘン空港の第二ターミナルでサービスを開始することになっている。      2007年3月25日に共同運航協定を締結したトルコ航空とルフトハンザ航空は、昨日、その第二段階とされるイスタンブル―ミュンヘン間のコードシェア便のサービスを開始した。両航空会社の利用客にとって、利用便数が増加し、到着空港が多様化し、フランクフルト、ミュンヘン 全文をよむ

2007-05-03 総選挙の早期実施、経済界も歓迎ムード (Zaman紙)

エルドアン首相の提案した総選挙の早期実施に、野党が支持を表明した。デニズ・バイカル共和人民党(CHP)党首は「即刻、選挙を」と述べる一方で、メフメト・アアル正道党(DYP)党首はどんな日程でも受け入れることを明らかにした。経済界もまた、選挙がトルコの行き詰まりを打開するものと見ている。選挙日は7月22日に決まった。      憲法裁判所の決定後に、与党が提案した総選挙の早期実施を、野党と経済界が支持を表明した。「国民に大統領を選出してもらう」という提案に対しては、エルカン・ムムジュ祖国党(ANA 全文をよむ

2007-04-27 工業高校卒業者を採用すれば、雇い主は無税に (Yeni Safak紙)

 財務大臣ケマル・ウナクタンから工業高校へ吉報がもたらされた。ウナクタンは、人数調整のために人気が失墜した工業高校の卒業生を採用した会社には免税措置を行うと述べた。       イヴェディキ集合工業地帯を訪問したウナクタンは、着任の際にも集合工業地帯を訪問したことがあり、現在の状況は非常に遺憾であると語った。ウナクタン財務大臣は、着任当時自動車産業は停滞していたことを説明しつつ、「胸が苦しくなるような状況だった。〔しかし〕今は、誰もが行動を起こしていて、職を求めている」と述べた。〔続けて〕経済は 全文をよむ

2007-04-25 ギュル立候補を市場も歓迎  イスタンブル証券取引所(IMKB)高値記録を更新 (Hurriyet紙)

イスタンブル証券取引所のナショナル100種指数の終値は1,017ポイント高い48,033ポイントで高値記録を更新した。ドルはこの1年で最安値の1ドル=1.32新トルコリラ(YTL)に下落した。      大統領候補に関して不確定要素がなくなったこと、早期選挙の可能性が出てきたことと、外国人の買い注文で市場に春が訪れた。      イスタンブル証券取引所のナショナル100種指数は1,017ポイント高い48,033ポイントとなり、史上最高値を更新した。2006年2月27日月曜日の終値、47,729ポ 全文をよむ

2007-04-14 ウォルフォウィッツ世銀総裁からトルコの靴下生産者にお礼の手紙 (Zaman紙)

今年1月のトルコ訪問の際、セリミイェモスクを訪れた折に、穴の開いた靴下を履いている姿をメディアにとらえられた世界銀行のポール・ウォルフウィッツ総裁は、彼に靴下を送った靴下生産者にお礼の手紙を送った。      イスタンブル既製服ならびに既製服輸出業者組合の靴下業者委員会の委員長で、ウルトラ靴下社の代表取締役オズカン・カラジャ氏は、2月1日にウォルフォウィッツ氏へ小包で靴下を送ったと語った。カラジャ氏は、靴下と一緒に、世界におけるトルコの位置づけ、靴下といえばまず思いつく国がトルコであること、そし 全文をよむ

2007-04-12 トルコ航空、定刻フライトで欧州第二位に (Milliyet紙)

トルコ航空は、ヨーロッパ航空協会(AEA)が定める「サービスの質」の評価基準の一つである定刻出発率で、2006年に83.9%を達成し、ヨーロッパの10大航空会社中、第二位を獲得した。   トルコ航空が行った報告では、トルコ航空は2005年に127,137回だった運行数を、48.7%増加し152,536回に増やしたにもかかわらず、定刻出発率を7ポイント増やすという成功を成し遂げたことが発表された。 全文をよむ

2007-04-10 退職後に大型予備校設立し成功、今度は大学を開校 (Hurriyet紙)

トラブゾン出身のムスタファ・アイドゥン氏は、退職した後1995年に33人の仲間と「ビル・キュルトュル株式会社」を設立し、いまや100もの校舎を有する一大予備校チェーンとなった。      2002年にも「ビル職業高等専門学校」を設立し、さらに近々フロルヤに「イスタンブル・アイドゥン大学」をも開校予定である。      黒海地方の人々は教育に熱心であるということをまさに体現する、黒海地方出身者のムスタファ・アイドゥン博士は、1995年に退職後33人の仲間と「ビル・キュルトュル株式会社」を設立したが 全文をよむ

2007-04-08 黒海沿岸道路は、ボスフォラス第三橋に通じる―エルドアン首相の開通式で演説 (Radikal紙)

1983年来、公正発展党(AKP)を含む12の政権を要した黒海沿岸道路が昨日(7日)正式に開通した。タイイプ・エルドアン首相は、5人の大臣が参加した開通式で演説を行い、「黒海沿岸道路はトルコ共和国史上で実現された、最も偉大な文明と発展のプロジェクトのうちの一つである。徐々に我々が目的を達成させていることの現れである。さらなる目標も定めている。恐らくこの黒海海岸道路をボスフォラス第三道路と連結させるというものだ」と語った。      エルドアン首相が黒海沿岸道路を視察した後、大統領選挙を連想させる 全文をよむ

2007-04-04 3月末に逮捕・釈放されたCNRホールディング社長ジェイダ・エレム、ギリシャへの出国失敗 (Hurriyet紙)

CNRホールディング社長ジェイダ・エレムは、4月1日未明3時54分、イプサラの国境からギリシャへ出国しようとした。エレムは、出国禁止処分は受けていなかったが、警察関係者の「出国しないほうがよい」との警告を聞き、戻ったことが明らかになった。      CNRホールディング社長ジェイダ・エレムは、ゼムヘリ(厳冬)・オペレーションの一環として長期間抑留され、弁護士を解雇した後、先週、土曜日の当番裁判所によって非拘留の判決が下された。4月1日の朝方、陸路でイプサラからギリシャへ出国しようとした。エレムは 全文をよむ

2007-04-02 カパルチャルシュ、日曜も営業に? -観光戦略の一環 (Zaman紙)

タイイプ・エルドアン首相が希望する方向で、イスタンブルのエミニョニュに所在する、歴史あるカパルチャルシュの諸問題解決のために活動が開始された。   これにより、基本設備、駐車場、また安全性といった問題を解決し、トルコ旅行業協会が観光客の招致を保証し、業者の支援が得られれば、カパルチャルシュは日曜日も観光業のため営業することとなる。      エルドアン首相の外交顧問にして、イスタンブル選出の公正発展党所属のエゲメン・バウシュ議員は、首相はカパルチャルシュがその立地条件を活かすべきとの意向をもって 全文をよむ

2007-04-01 外国資本によるトルコ市場への投資、最高額へ (Yeni Safak紙)

 外国資本によるトルコへの投資額が記録を更新し続けている。現時点で、すでに2006年の総額に達しつつあるのだ。年間目標は300億ドル(約3兆5703億)だ。      経済的・政治的安定の確保、低いインフレ率、経済規模の拡大によって、トルコは外国人投資家から注目されており、外国資本による直接投資額は2007年の最初の3ヶ月で歴史的な記録を達成した。この期間中にトルコに投資した外国資本の総額は、100億ドル(約1兆1901億円)である。      1月にアク銀行の株式20パーセントがシティ・バンク 全文をよむ

2007-03-31 環境省:京都議定書批准すればエネルギー政策が立ち行かなくなる―専門家は逆の見解 (Radikal紙)

環境省によれば京都議定書の批准はトルコのエネルギー政策を破綻させる。一方、環境問題の専門家や研究者が思い描く状況は全く悲観的なものではない。      トルコは京都議定書を批准しなければならないのか?批准すべきでないのか? この問題はEUとの環境問題の議論でも今後トルコを大きく悩ませることが明らかだが、環境省の関心は薄い。      環境省がかつてEUに送った文書を要約すると、「トルコは、京都議定書を批准すればエネルギー政策が破綻します。天然ガスのロシアとイランへの依存が増加し、全ての石炭による 全文をよむ

2007-03-30 国内携帯オペレータ2位のテルスィム、ボーダフォンに完全移行 (Yeni Safak紙)

ボーダフォン(・トルコ)のアッティラ・ヴィタイCEO(最高経営責任者)は、テルスィムのボーダフォンへの移行期間が満了し、今後はボーダフォンのブランドを使っていくと述べ、「これまでのテルスィムのユーザーは、昨日(29日)24時をもってテルスィム・トルコからボーダフォン・トルコへ移った。ボーダフォンはすでにトルコで活動を始めている」と語った。      テルスィムのボーダフォンブランドへの移行期間の満了とロゴの一本化を機に開かれた記者会見で話したヴィタイCEOは、(昨年)12月に始めた広告キャンペー 全文をよむ

2007-03-27 ガランティ銀行、銀行カードの機能をそなえた腕時計と携帯電話、4月に開始 (Hurriyet紙)

マスターカードによる「プリペイドシステム」であるペイパス・システム(PayPass)を、ヨーロッパで始めて、ガランティ銀行が「ボーナス・トリンクス」という名称で導入したが、今度は、銀行カードはプラスチックカードであるという概念を打破し、新しい形の「銀行カード」を提示した。4月に、初めて、銀行カードの機能を備えたICチップ搭載の腕時計が、その後ICチップ搭載の携帯電話が実用化される。ICチップ搭載の時計や腕時計で、ガランティ銀行の支店から小額決済が行えるようになる。      ■ICチップ搭載の時 全文をよむ

2007-03-25 マルマライ海底トンネル工事、トンネル本体部となる最初のチューブ海底へ (Hurriyet紙)

ボスフォラス海峡の海底でアジア大陸とヨーロッパ大陸をつなぐマルマライ・トンネル工事で24日、トンネル・チューブ(沈埋函)計11本の最初の1本目がウスュダル沖で水深32メートルに沈められた。      ビナリ・ユルドゥルム運輸大臣がボタンを押して、長さ135メートル、重さ1万8千トンものチューブを沈める作業が始まった。傾きに瞬時に対応できるよう、チューブの4箇所それぞれにビデオカメラのついた映像送信機がとりつけられた。ユルドゥルム大臣がボタンを押すと、内蔵されたポンプによって水が流れ込み、チューブ 全文をよむ

2007-03-24 ツボルグ・ビール、新銘柄を投入 (Milliyet紙)

ツボルグは新銘柄「100% 若者好みのトルコビール」ヴォレ(Vole)を発表した。トルコ・ツボルグCEO(最高経営責任者)のダムラ・ビロル氏は、「ライバルとの戦いに必要な武器で武装しました」と述べる一方、販売店には「イスタンブルを再び征服」することを誓った。      トルコ・ツボルグは、新商品ヴォレで「ライバルとの戦い」に挑もうとしている。アンタリヤで販売店156店に向けに行われた商品発表会で、同社CEOのダムラ・ビロル氏は、「ライバルとの戦いに必要な武器で武装しました。もうヴォレを(ライバル 全文をよむ

2007-03-22 解説:住宅ローンで家を買うことはイスラームで許されるか? (Yeni Safak紙)

利息(faiz)が成立するには2つの条件がある。それは時間(zaman)と同一性(cinsiyet)である。このうちの時間とは、期間によって得られた、品物の代価に上乗せされる“期間による差額”のことを指すが、これは利子であり宗教的に認められない。しかしこの差額を単なる“期間による差額”として、分割払いによる購入に適用するならば、その場合に得られた差額は利子とはならない。      まず「利息」とは何だろうか?これをご説明しよう。利息とは、増加、余剰、追加という意味である。コーランでいう「ribâ 全文をよむ

2007-03-19 イスタンブルは世界で34番目に豊かな都市 (Hurriyet紙)

世界で最も経済力のある都市を明らかにした調査によれば、イスタンブルは1,330億ドルの国内総生産で、34位になった。プライスウォーターハウスクーパース(PWC)がまとめた「世界で最大の経済力を誇る都市はどこか、そして2020年にはどのように変遷するか」というタイトルの報告で、ランキングの100位までにイスタンブルとアンカラが入った。アンカラは420億ドルの国内総生産規模で94位に入った。イズミルは310億ドルの国内総生産規模で117位にとどまった。      イスタンブルに続く都市:イスタンブル 全文をよむ

2007-03-17 大手スーパー・ミグロス、食品トレーサビリティ・システムを導入 (Milliyet紙)

ミグロス(訳注:トルコの大手スーパー)の青果にはID番号がある。売り場の「トレーサビリティー・コード」を使い、ミグロスのインターネット・システムから青果はどの農場で生産され、生産者が誰かを知ることができる。      ミグロス社社長のアズィズ・ブルグ氏は、メディア関係者をイスタンブルのアナドルヒサル・ミグロス店に招き、スーパーの裏側、すなわち調理場がどうなっているか説明した。   ミグロスのシステムでは、売り場に商品が置かれるまで、多くの業務が調理場で始まる。荷受から始まりレジまで続く商品の流れ 全文をよむ

2007-03-16 世界でもっとも人気のある会社にトルコからランクイン コチ・ホールディング (Hurriyet紙)

世界的規模で活動をしているコンサルティング会社のHAY Group(ヘイ・グループ)は、毎年フォーチュン誌と共同で、世界で最も人気のある企業調査を行なう。今年の調査には、世界で8億ドル以上の取引高を誇る347社の経営責任者が参加し実施されたと文書で発表された。      調査では、経営者が自らと同じ業種の他の会社を、斬新さ、人材運用、設備活用、社会的責任、経営の質、財務力、長期投資、製品及びサービスの質、世界基準などといった点から評価をする。これによれば、同業種の経営者たちから最も人気のある会社 全文をよむ

2007-03-10 違法MP3業者、サイト閉鎖に怒り著作権保護団体に「復讐」 (Yeni Safak紙)

イスタンブルとスィヴァスで非合法のMP3ファイルの配布を行っていたウェブサイトが(音楽著作権保護団体である)トルコレコード産業協会(MUYAP)によって閉鎖されたため、ひと月当たり21万新トルコリラ(約1800万円)の収入の道を絶たれた人物が、復讐のためMUYAPのホームページを攻撃した容疑で逮捕された。      イスタンブル公安支局調査開発・情報業務部インターネット・情報犯罪部署とスィヴァス県警が共同で行った捜査により、インターネット上でポルノを放映し、違法のMP3ファイルを配信、さらに他人 全文をよむ

2007-03-10 世界長者番付に25人のトルコ人:日本を抜く (Yeni Safak紙)

今年のフォーブス誌(訳注: Forbes、アメリカ)の億万長者番付にトルコから25人がランクインし、24人の日本を抜いた。      フォーブス誌は毎年、全世界で10億ドル(約1,183億円)以上の資産を持つ富豪の番付を発表している。同誌によれば、トルコには25人の億万長者がいる。同誌の調査では、今年の10億ドル以上の資産所有者数は去年に比べ19% 増の946人となり、番付にランクインした富豪の総資産額も2006年に比べ35%増加し、3.5兆ドル(約414兆円)に達した。      億万長者の平 全文をよむ

2007-03-07 世界一物価の高い都市はオスロ イスタンブルは… (Milliyet紙)

イギリスの経済誌『エコノミスト』は、132の都市で行った「生活物価」調査で、ノルウェーの首都オスロが最も高い都市と発表した。イスタンブルは53位だった。      生活費が最も高い都市が昨年はオスロとなり、2位に陥落した東京は、今年は5位と順位を下げた。今年2位に躍り出たのはパリで、3位はコペンハーゲン、4位はロンドンである。昨年48位だったイスタンブルは今年は53位と下がった。      ランキングでは、イランの首都テヘランが生活費が最も安い国とされた。テヘランに次いで、フィリピンの首都マニラ 全文をよむ

2007-03-02 トルコ観光戦略2023が承認 -地域ごとに観光促進へ (Milliyet紙)

トルコで最も包括的な観光戦略計画書、「トルコ観光戦略2023」が、高等計画委員会によって承認された。   この観光戦略書は、観光種別や地域ごとに観光奨励を実施することを盛り込んでいる。同書によれば、すべての観光分野でそれぞれマスタープランが作成される予定だ。      投資・経営総局のシェノル・アイデミル総局長は、温泉観光、冬季観光、自然観光といった種類の観光やこれらを行う地域に助成が与えられると述べた。アイデミル氏は、旅行代理店を2023年までの間、中小規模経営体として保護することについて、観 全文をよむ

2007-02-25 ダーダネルス海峡の風を利用して、風力発電へ (Milliyet紙)

30.4メガワットの38基の風力タービンの建設がダーダネルス海峡を見下ろす丘で始まり、チャナッカレ市が必要とする分の電力を作り出すと、発表された。      2000年に初めて、ボズチャーダで建設した17基のタービンによって、風力発電を始めたデミレル・ホールディングは、今回、チャナッカレ中心部、インテペ・ベルデシのクルッテペ地区の海峡を見下ろす地点に、30.4メガワットの出力を誇るアネモネ・インテペ風力発電所の建設を始めた。   年間9億キロワットの電力の生産を目指しているこの発電所は、およそ4 全文をよむ

2007-02-24 IMF(国際通貨基金)一行、来週トルコへ (Yeni Safak紙)

国際通貨基金トルコ担当責任者ロレンツォ・ジョルジアンニを長とするIMF一行が、「スタンド・バイ取り決め」の第6回調査のため2007年3月1日にトルコを訪問する。   この一行には、ウィリー・キーケンス執行理事と、ヨーロッパ地域担当理事補佐のスーザン・シャドラーも一時的に加わる。一行は、まずイスタンブルでいくつかの会合を行い、2007年3月5日にアンカラで正式に会議を始める。 全文をよむ

2007-02-18 若者はコーヒーが好きー 世界のコーヒー・チェーン店 トルコに進出 (Radikal紙)

 トルコの若者たちが、コーヒーへの興味を高め、収入が増えて外で過ごす時間が増加したことによって、コーヒー・チェーン店がトルコにも進出している。スターバックスからロバート・コーヒーに至るまで様々な有名チェーン店が、店舗数を増やしている。      何年も「チャイ(紅茶)好きの国」と知られてきたトルコであるが、近年は世界の有名チェーン店が出店を競い合う市場になっている。トルコにおける国際的なコーヒー・チェーン店市場における草分け的な存在であるグロリア・ジーンズに続いて、クウェートのアルシャヤ・グルー 全文をよむ

2007-02-14 トルコは眠れる獅子 (Yeni Safak紙)

国際的企業の幹部200人の見解によって作成されたアーネスト アンド ヤング(訳注:以下、E&Yと略す)インターナショナルの報告書で、「トルコは眠れる獅子」と位置づけられた。      投資家のトルコへ向けられた関心が証明された。トルコは、昨年200億ドル(約2兆3844億円)の直接投資を呼び込んだが、E&Yの2006年度南東ヨーロッパ投資関心調査では、「トルコは眠れる獅子」と位置づけられた。E&Yトルコ社長のオスマン・ディンチバシュ氏、E&Yギリシャ パートナーのポール・ジャトゥシアピス氏、E& 全文をよむ

2007-02-11 Windows Vista にするには時期尚早? (Radikal紙)

マイクロソフト社は、2002年以来開発を続けてきた新OS(パソコン用基幹システム)を発売した。その長所と短所を調べてみた。      マイクロソフト社のスポークスマンは、世界市場に向けての宣伝キャンペーンで、迅速な検索機能、ファイルへの簡単なアクセス、暗号認識によるセキュリティー対策、ウイルスに対する万全の対策、映像の点でさらに進んだインターフェイスなどが、新世代OSであるウィンドウズ・ビスタの特徴であると述べた。しかし周知のとおりアップル社のOSシステムであるMac OS Xでは、こうした特徴 全文をよむ

2007-02-09 テキスタイル分野での受注、2007年は再びトルコに -中国・インドから奪還 (Yeni Safak紙)

テキスタイル分野において新たな中心地域である中国とインドに集中していた受注が、2007年にまたトルコへと再び戻ってくるだろう。      国務大臣キュルシャド・トゥズメンは、テキスタイルとコンフェクション業界にとって2007年はさらに活況が見込まれ、新しい受注契約がトルコに再び集中するだろうと述べた。CNRエキスポにおいて行われる第9回国際イスタンブルファッションフェア(IMF)の開会時に話したトゥズメンは、フェア開催に貢献した14の団体の活躍を賞賛した。      ■中印に対して恐れを知らない 全文をよむ

2007-02-07 携帯電話各社、通信料の値下げ競争:利用者には実感薄く (Zaman紙)

携帯電話会社間で長い間待たれてきた競争がようやく実を結んだ。各社がそれぞれの顧客を引きとめ、他方ライバル会社から新たな顧客を獲得するために、値下げ競争を始めたのだ。      テルスィム買収後長い間インフラ整備を行ってきたボーダフォンは、他国の顧客との通話を「同社携帯間通話」価格とすることを発表した。アヴェアは新たな料金プランを発表し、他者の携帯電話への通話を1分あたり25新クルシュ(約21.5円)に値下げした。〔国内業界最大手で〕3100万人の顧客を抱えるトゥルクセルは、同社携帯間の通話を1分 全文をよむ

2007-02-06 トルコの蒸留酒ラクの値上げ阻止に、ギリシャのウゾ方式 (Radikal紙)

財務省はタバコ一箱あたり、最低固定特別消費税を0.20新トルコリラ(約17円)引き上げるための草案を準備する一方、EUに合わせた形でのラクの特別消費税引き上げは阻止するよう動き始めた。タバコ特別消費税値上げ草案では、最低固定税は2006年の物価上昇率に合わせて新しく定められることが決定された。これにより1箱あたり最低固定特別消費税が1.20新トルコリラから1.40新トルコリラに引き上げられる予定である。草案によればタバコあたり58パーセントを占める特別消費税(の割合)については、変更はなかった。 全文をよむ

2007-02-02 モスクでは靴下の穴に注意!― 世銀総裁の招いた悲劇 (Hurriyet紙)

トルコ訪問の際、穴の開いた靴下姿がカメラに映し出された世界銀行のポール・ウォルフォウィッツ総裁をトルコと世界のメディアが報じると、トルコの靴下生産者は彼に“靴下攻撃”をお見舞いした。ウルトラ靴下が60足の靴下を贈る一方、アイトゥー靴下はウォルフォウィッツの名前入り靴下144足を発送した。靴下製造者協会はも12足の靴下を送っている。      ■靴下の穴はメッセージ?      イスタンブル既製服・既製婦人服輸出業者組合靴下業委員会の委員長でウルトラ靴下オーナーのオズカン・カラジャは、ポール・ウォ 全文をよむ

2007-01-30 トルコ外務省が警告 -東地中海で石油・天然ガス調査を行う国、企業に (Zaman紙)

トルコ外務省は、キプロス共和国が東地中海で石油・天然ガスの調査に関して与えている許可は無効であるとし、この許可で地中海での調査を行うことを希望する国や企業に警告を発した。      外務省の行った声明では、キプロス共和国政府が、2003年以来東地中海の国々との間で領海に関する相互協定を結ぶ試みを強化している、と発表された。声明の中で、北キプロス・トルコ共和国とトルコが当初からこの試みに反対し、半ばを陸で閉ざされる東地中海では大陸棚または排他的経済水域の設定は、すべての当事国間で、また全ての国の権 全文をよむ

2007-01-28 トルコ広告業協会および広告財団の新年度組織、発足 (Milliyet紙)

1月25日に行われた広告業者協会と広告財団の総会では、新年度の執行委員が選ばれた。      広告業者協会会長として任にあたるジェム・トプチュは、今期は知的財産権の重要性を強調するつもりであると述べ、次のように語った。   「通信分野、とくに広告は、国の発展と経済の安定を示す主要な分野である。広告部門はこの4年間でますます、つまり20パーセントを超える成長を成し遂げた。この急成長のなかで、新年度は、執行委員として、知的財産権の重要性とこの価値観をわが国に広める時期だと考えている。こうした状況によ 全文をよむ

2007-01-23 トルコ中央銀行総裁:金利は現状維持、7月以降はインフレ率下落と予想 (Zaman紙)

トルコ中央銀行は、2007年の下半期以降、インフレ率が大いに下落する、と予測している。同中央銀行の楽観的観測では原油を始め、多くの商品価格の値下がりが影響する、と明らかにしている。      中央銀行は2007年末のインフレ率は平均5.1%であるという観測を発表した。また、2008年のインフレ率の観測は同様に、平均3.4%と公表された。昨今の最低賃金の上昇や公務員、退職者に対する賃金・年金の増額は、インフレへの圧力を増大させるだろうという。      専門家たちは、このメッセージにより、中央銀行 全文をよむ

2007-01-18 トルコはユーロ通貨に移行すべき (Yeni Safak紙)

ユーラシア工業・企業家協会(ASİAD)の会長オメル・ファルク・バシャラン氏は、EU加盟の前にユーロ通貨に移行し、第二通貨単位として使用することがトルコの未来を開くと述べた。   バシャラン氏はトルコの内政及び外交課題と、2007年に向けた期待を評価するためASİADが開催した会議で演説を行った。バシャラン氏はトルコの地理的な重要性を指摘し、「トルコは安定した地域に位置することで、またアジアとヨーロッパの接点として、非常に重要な架け橋という任務を担っている。2007年に行われる選挙において私が期 全文をよむ

2007-01-15 トルコ航空、3年で乗客数20%増 (Hurriyet紙)

トルコ航空の取締役テメル・コティル氏によれば、航空業においてヨーロッパでは平均5%程度の乗客数増加しか見られなかったのに対して、トルコ航空はここ3年で年に20%の乗客増加があり、これは記録的な成長だという。    コティル氏は、以下のように報告した。  「昨年1千700万人だった乗客数が、今年は2千万人に増加することが期待されている。2006年では、1~9月の国際線定期便利用者1千11万3千人のうち、475万人がトルコ航空を選び、昨年度に比べ62万3千人の乗客数増である。欧州航空協会のデータによ 全文をよむ

2007-01-13 天然ガスの次は国際トラック輸送で対立―トルコとイラン (Zaman紙)

トルコがイランのTIR運送(*)に燃料の免税措置を廃止したのに対し、イランは報復措置を採択した。トルコとアジアを結ぶ輸送の中継地として最重要な国であるイランは、トルコのTIR運送車両への「燃料油価格差額料金」を50%値上げした。運転手らは、「私たちの足元に弾丸が打ち込まれたようだ」と話している。    先週のイランとの天然ガス危機に続き、今回も2国間で陸上輸送でのÖTV(特別消費税)免除燃料をめぐる危機が勃発した。  トルコからの輸出品を積んだTIR運送を奨励する目的で、国境でÖTVとKDV(付 全文をよむ

2007-01-10 イラクに進出するトルコ企業:劣悪な環境に置かれる不法就労者も (Radikal紙)

イラク復興の建設作業ではトルコ企業も活躍している。下水設備、道路、橋、家屋やその他多くの建設分野における活動が比較的多く見られるトルコ企業は数千人のトルコ人労働者を雇っている。外務省のデータによるとイラクでは300に近いトルコ企業が活動している。これらの企業が雇っている労働者の数は時期によって異なる。企業は8千から1万人ほどの労働者を使っており、イラクで建築を請け負う企業は173社にも到達していることが明らかになった。さらにイラクで建築やインフラ整備、食料分野で活動している企業もある。これらの大 全文をよむ

2007-01-09 アイドゥン・ドアン氏、2006年最も活躍したビジネスマンに選ばれる(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ドアン・ホールディング代表取締役のアイドゥン・ドアン会長が、ドゥンヤ紙の経済栄誉賞で、トスヤル・ホールディング代表取締役のフアト・トスヤル会長とともに、2006年の「ビジネスマン・オブ・ザ・イヤー」に選出された。       ドアン会長は、17年の歴史を持つ経済栄誉賞で、2006年の「ビジネスマン・オブ・ザ・イヤー」賞に選ばれた。受賞理由は、オーストリアのOMV社のペトロール・オフィス社との共同経営化、ドアン・テレビ・ラジオ社の経営権の25%のドイツのアクセル・シュプリンガーへの売却、ドイツ銀行 全文をよむ

2007-01-08 イランからの天然ガス供給再開 (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

昨日の朝方よりイランからの天然ガス供給が再開されたことが明らかとなった。イランは冬季の国内需要に対応するという理由で、これまで毎日約2700万㎥のトルコへの天然ガス供給を、12月初旬から減らし、今年に入り1月3日に完全に供給をストップした。しかし、昨日の午後イランから約350万㎥のガス供給があったことが明らかになった。エネルギー省筋により、イランからの供給は今後より増やされると伝えられた。     全文をよむ

2007-01-07 ブルガリアのビザ、EU正式加盟で代金上昇 (Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ブルガリアのEU正式加盟によって、 2007年1月1日から、国境でのトランジット・ビザ交付が廃止となった。この種のビザは、在外公館から取得することが条件とされ、ビザ取得予定の人々にとって費用負担が増やされたことが分かった。    年明けまで国境で交付されていたトランジット・ビザには、5ユーロから10ユーロといった廉価な代金が支払われていた。しかしブルガリアがEUに正式加盟したことで、40ユーロから50ユーロとなったビザ代金が支払われ始めていることが注目されている。    この一方でトルコ外務省は 全文をよむ

2007-01-04 イラン、トルコに対する天然ガスの供給をストップ 頼みの綱はロシア(Milliyet紙)  (Milliyet紙)

 イランは以前削減していた天然ガスの供給を完全に停止した。イラン側の無責任な対応に苦しむ国営石油ガス・パイプライン輸送公社(BOTAŞ)は、イランへの罰則として請求額を下げる予定だ。関係者は「家庭での困難は見られないだろう。ロシアが供給を増やす予定だ」と述べた。    イランはトルコへ供給するはずであった1日2800万立方メートルの天然ガスを、犠牲祭前に250万立方メートルへ削減し、昨日(3日)は国内の需要を満たしていないとの理由で供給を停止した。    同公社社長代理サルトゥック・ドゥズヨルは 全文をよむ

2006-12-25 メトロ・グループ、ガズィアンテプで開店—アレッポからの来客も期待 (Radikal紙) (Radikal紙)

シリアとの困難な交渉の後、調印された自由貿易協定の執行以前にも関わらず、ガズィアンテプでは79%の同国との貿易増加が見られた。2007年1月1日に執行される予定の同協定がもたらす肯定的な影響力を、ガズィアンテプに店舗を新しく開いたメトロ・グループは早々と感じている。    国境付近の街で初めて店舗を構えたメトロ・キャッシュ・アンド・キャリー社は、シリアの最重要都市アレッポから多くの客が来ることを見込んでいる。同社の代表取締役のハカン・エルギン氏は、店舗開店まではこの件に関し予測が全くつかないが、 全文をよむ

2006-12-19 イスラーム銀行が非ムスリムにも人気に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

英国放送協会BBCは、イギリスで多くの非ムスリムが、道徳的理由からイスラーム銀行で口座を開設していることを示した。    BBCはロイズTSB銀行のイスラーム・ファイナンス部長ポール・シェリン氏もこの状況が事実であるとしていることに着目した。シェリン氏は次のように述べた:    「イスラーム銀行の口座への関心が世界のいたるところで次第に増している。たとえばマレーシアにおいてイスラーム銀行への口座開設のうち25%が非ムスリムだ。イギリスでこの口座への関心は次第に高まっている。人々は、自分たちのお金 全文をよむ

2006-12-17 ヤタガン火力発電所の老朽化による環境破壊深刻(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 操業24年となるヤタガン火力発電所の老朽化したパイプが1ヶ月のうちで4回破裂すると、4ヶ月前に稼働をはじめたばかりのろ過システムも4回休止状態になった。責任者によれば、パイプの破裂は火力発電所でよくあることのひとつだという…    トルコの電気エネルギー需要の1,6%を占めるも、排出ガスの浄化システムの件で長らく問題となっているヤタガン火力発電所の最初のろ過装置は11月15日に稼働を始めた。しかし操業24年となる発電所の老朽化したパイプが1ヶ月で4回破裂すると、ろ過システムも4回休止状態になっ 全文をよむ

2006-12-11 トルコはエネルギーの点で戦略的要地 (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

ロンドンにある、世界で最も権威ある数々の経済関係の学術機関のうちに名を馳せるロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで、カスピ海の地下資源やエネルギーの一大基地となったトルコの戦略的重要性が話題に上げられた。    ロンドンのトルコ大使館に勤務しながら、同時に博士課程で学ぶトゥンジャイ・ババル氏によって行われたセミナーにはアメリカの巨大石油会社エクソン・モービルなどのような国際的に活躍する企業の代表も参加した。カスピ海地域で活動している最も重要な国々としてロシア、イラン、トルコ、そしてアメリカを列 全文をよむ

2006-12-07 トルコ財界、大統領選挙に懸念(Milliyet紙) (Milliyet紙)

コチ財閥会長ムスタファ・コチもまた、エルドアン首相が公正発展党党首であり続けることがより有益になると述べた。アナトリア出身のビジネスマンを対象にしたアンケートの結果は、「首相は大統領候補になるべきでない」というものであった。     大統領選挙が近づくにつれ、財界からの懸念する声が高まっている。大統領選では政治的緊張が高まる可能性があり、それが経済に悪影響を与えることになることを懸念する実業家達は、選挙が折り合いをもって行われるべきだという見解を示している。この件について初めて、トルコ実業家協会 全文をよむ

2006-12-04 ブラジル人向けのケバブ調理方法は? (Milliyet紙) (Milliyet紙)

キョシェバシュ・ケバブ・レストランは、ブラジルから南米へ事業拡大を目論んでいる。ブラジルにあるレストラン店では、現地人の味覚に合わせようと辛さをおさえ、タマネギ少なめで調理される予定だ。    世界的に有名なトルコ・ケバブが、新天地である南米へ乗り出そうとしている。この海外チャレンジに挑むケバブ・レストランのキョシェバシュは、アテネに続いて今回はブラジルへと歩みを進める。サン・パウロでレストラン一号店の開店準備中の同社は、販売代理店をとおして南米全土に事業を展開していく予定だ。    ブラジルで 全文をよむ

2006-11-27 ボアズィチ大学出身のふたりの女性起業家 (Radikal紙) (Radikal紙)

いま、「ケーキスタジオ」という名の洋菓子店の店舗数が急速に増えている。これは自分たちが作るケーキを、単に味覚だけではなく、視覚にも訴えかけようとしているナラン・エルテンさんとアチャルヤ・クラックスズオールさんが経営する洋菓子店である。「ケーキスタジオ」はカラムシュに一店舗、アタシェヒルに一店舗あったが、さらに三番目の店舗として近々エティレルにもオープンする予定である。エスキシェヒルにも店舗を開いてほしいとのオファーもあり、来年にはイズミルとアンカラで新しい「ケーキスタジオ」を展開することを計画し 全文をよむ

2006-11-26 アナトリア南東部21県の社会環境は、アフリカ、インド並み(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トルコ経済社会研究財団(TESEV)の報告によると、東部・南東部アナトリアにある21県の社会経済環境はアフリカおよび貧しいアジアの国々と同レベルだという。    TESEV がおととい発表した「東部・南東部アナトリアにおける社会的・経済的優先事項」という報告では、該当地域にある21県の国連人間開発指数が取り上げられ、この状況がEU加盟の際に問題となりうることが指摘された。同報告によれば2003年のトルコの人間開発指数は750である。21県の指数は以下のとおり。    ■トルコ全人口の15パーセ 全文をよむ

2006-11-24 教員の74パーセントは借金をかかえる(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 教職員組合が行った「教員の社会・経済的状況調査」によると、教員の74%が借金もしくはローンを抱えており、34%が住宅ローン、32%がマイカーローン、24%は消費者ローンを利用している。     組合の報告によると、この調査は2006年9月1日から11月1日までに実施され、トルコ全国の市町村で働く2500人の教員を対象としている。そのうち70%が小学校教師、68%が36歳以上、65%が男性、63%が既婚者である。     調査によると、教員の間では消費者ローン、マイカーローン、住宅ローン、そして 全文をよむ

2006-11-18 消費者の買い物動向調査 -バッカルで買い物は月に18回(Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

消費者の買い物動向に関して行われた調査によれば、月平均18回はバッカルで買い物をしていて、3人に1人は定期市に毎週通っている。    400平方メートルの敷地面積をもつスーパーマーケットの数が急速に増えている昨今、スーパーマーケットを好む理由として、立地や価格があるようだ。    しかしながら、消費者は、月平均18回はバッカルで買い物をしていて、消費者のうち3人に1人は定期市に毎週通っている。    エーシーニールセン( http://jp.acnielsen.com/ )が世界で2001年より 全文をよむ

2006-11-15 観光業労働市場に「冬」の訪れ:夏の不振響く(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アンタリヤでは、今年は800万人の観光客を目標としていたが、夏季に客足が伸びなかった。そのためアンタリヤの観光業者は、冬季のホテル営業を行わず、従業員を解雇し始めている。ホテルは、「来季にまたよろしく」などと言いつつ、多くの従業員と袂を分かっている。    いくつかのホテルは半月分の給与を渡し、従業員を解雇している。アンタリヤにある170の5つ星のホテルのうち140が冬季の間は営業をしないことが分かった。今月の失業者数は10万人と推測される。業界の代表者らは、12月には15万に上るだろうと述べて 全文をよむ

2006-11-14 EU諸国向けオリーブ油輸出に非関税枠を求める (Radikal紙) (Radikal紙)

EUはオリーブ油輸出に対して1 トン当たり1400ユーロ(約20万円)の関税を適用している。この関税が原因で、トルコのオリーブ油業者が市場参入のため、無税での輸出を可能とする非関税枠の獲得に躍起なっている。輸出業者は今後、トルコ輸出業者協議会(TİM)の指揮の下で非関税枠を要請していくため、ピーター・マンデルソンEU通商担当委員を訪れる予定だ。    エーゲ海オリーブ・オリーブ油輸出業者協会のアリ・ネディム・ギュレリ会長は、「EUはチュニジア、アルジェリア、ヨルダンといったイスラーム諸国に対して 全文をよむ

2006-11-13 トルコ航空、10万人の巡礼者の輸送を予定 (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

トルコ航空は2006年-2007年の巡礼プログラムを整えた。今年の特別巡礼プログラムは国内18ヶ所の空港から利用できる。    巡礼シーズンには、往復便を含む合計750の追加便を用意し、十万人の巡礼者を運ぶことになっている。巡礼便は11月22日から12月25日の間に出発、年明け1月3日から2月3日の間に帰途の便があり、ジェッダやメディナからも利用できる。    詳細はトルコ航空窓口、電話番号4440849、または、URLwww.thy.com.tr から。     全文をよむ

2006-11-09 中国人観光客獲得がカギ -観光業界の不況脱却なるか(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 観光ホテル経営・投資者協会の事務総長チャカイ氏は、「2008年の北京オリンピックが終わったら、中国は世界中に観光客を送り出す国ベスト10に入るだろう。中国人観光客獲得のチャンスを逃してはならない」と話した。     観光客1人当たりの支出が減少したり、価格競争に陥り倒産するホテルが増加するなど、不況にあえぐトルコの観光業界だが、2008年のオリンピック以降世界中に広がっていくと期待されている中国人観光客に不況脱却の望みを託した!観光ホテル経営・投資者協会(TUROB)の事務総長エルハン・チャカ 全文をよむ

2006-10-31 観光指定都市プロジェクトで14都市が活気づく(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

文化観光大臣アッティラ・コチは、文化観光事業を活性化させる目的で観光指定都市プロジェクトを着手させた。プロジェクトでは14都市が候補地として選出され、クローズアップされることになる。選出されたのはアマスィヤを筆頭にブルサ、エディルネ、ガズィアンテプ、ハタイ、コンヤ、キュタフヤ、マニサ、ネヴシェヒル、カルス、マルディン、スィヴァス、シャンルウルファ、トラブゾンである。文化観光省は、都市の観光事業を活性化させるため、更なる試みを始めさせた。これについては都市観光事業が推進されたパリ、ロンドン、モント 全文をよむ

2006-10-23 トルコーギリシャ間の天然ガス・パイプライン、年末には完成 (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

トルコ-ギリシャ間で建設が進められている天然ガスのパイプラインは、年末には完成が予定されている。同プロジェクトでは、トルコ国境内で209メートル、全長300キロメートルの天然ガス・パイプラインが建設される。最終的に、イタリアへの輸送が計画されるパイプライン中の最初の中継点にあるギリシャに、年間7億5千万立方メートルの天然ガスが輸送される。この量は2012年には110億立方メートルまで引き上げられる。このうち30億立方メートルがギリシャに、80億立方メートルが同じパイプラインでイタリアへ輸送される 全文をよむ

2006-10-23 北キプロスで開発による環境破壊すすむ (Milliyet紙) (Milliyet紙)

■緑の島であった北キプロスはコンクリートで塗り固められつつある。アナン・プランにおいて定められたように、問題のある土地において、その土地に建設された建物の価値が土地自体の価値を超えた場合には、所有権は建築物の所有者に優先権が認められることになったことや、北キプロスが商業上の注目を集めるようになったことが、この土地で開発合戦を引き起こした。  特に、島の観光拠点であるギルネの海岸では、オリーブの木々が刈り倒され、山や丘は崩され、非常な速さで無計画な工事が行われている。建築用の資材獲得のために、島の 全文をよむ

2006-10-22 トルコのオリーブオイル産業保護を!―トルコ農業従事者協会会長の訴え(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコ農業従業者協会会長のイブラヒム・イェトキンは、ヘーゼルナッツと同じ道をオリーブオイルが辿ることのないよう求めた。イェトキンは、農業部門が困難な状況下に置かれ、世界の強国と支援無しに競争することが求められるなか、この競争を成功裏にすすめている産品が制裁を求められていると主張した。同氏は、この種の企てが、年間2000万ドル(約23億円)の輸出を実現しているヘーゼルナッツで起こっているとし、同じことがオリーブオイルでも演じられようと働きかけられていると強く述べた。    イェトキンは、トルコでは 全文をよむ

2006-10-19 断食明けのお祭り前にして、お菓子屋さんが大盛況(Milliyet紙) (Milliyet紙)

バイラム(祝祭日)を前に、チョコレートと砂糖菓子の売り上げが過去5年間で最大の上げ幅になった。チョコレートと砂糖菓子の売上高は、他の月の8倍にもなっている。     トルコでは通常、砂糖菓子とチョコレートの平均消費量はヨーロッパ以下だ。しかしバイラムを迎え、その消費量は大幅に増加している。また前年のバイラム時期に比べ砂糖菓子の値段は上がっていないことがわかった。   小売店ではチョコレートの値段が1キロ当たり15~98トルコリラ(約1300円~8600円)、チョコレートで包んだ砂糖菓子が1キロ当 全文をよむ

2006-10-14 トルコ政府、仏企業の入札参加禁止を検討(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコは、フランス国民議会の法案可決に対する報復措置の詳細を明らかにしつつある。外務省は、国際法の専門家で、イラク戦争開始前に米国との過酷な交渉を指揮し、そして現在、世界貿易機関(WTO)担当大使であるデニズ・ボリュクバシュ氏をアンカラに招待した。同氏の参加を得て、WTOのルールを犯さずにフランスに適用できる経済禁輸措置が検討されている。  この禁輸措置には、新規の公共入札に参加する国際的な企業に対し、「フランスとの共同参加」を禁止することも見込まれている。フランスに対するトルコの経済禁輸措置が 全文をよむ

2006-10-09 Bekoブランド、クロアチア市場で25パーセントのシェア獲得を目標に (Yeni Safak紙) (Yeni Safak紙)

海外での市場拡大戦略を実施しているアルチェリキのギュンドゥズ・オズデミル社長は、クロアチア市場で3年以内に25%のシェア獲得を目標としているのを明らかにした。    アルチェリキのアカ・ギュンドゥズ・オズデミル社長は、海外での市場拡大戦略において、旧ユーゴスラビア諸国のセルビア、ボスニアに次いで最後にクロアチア市場進出を果たし、3年以内に25%シェアを獲得するという目標を明らかにした。    オズデミル氏は、今年販売・マーケティング活動を始めた首都のザグレブで、クロアチアのBekoの代理店となっ 全文をよむ

2006-10-08 ラマザン月の食糧消費17%増(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコの家庭消費を研究している調査会社であるHTPが作成した「ラマザン・レポート」によれば、ラマザン月に断食をする家庭は、食事の回数が減っているにも関わらず、消費支出における飲食物の割合が最も増えていることが判明した。    HTPのクバンチ・ビルゲマン社長は、2005年の月あたりの家庭消費平均支出額が24億5千万新トルコ・リラ(YTL)(約19億8724万円)であるのに対し、ラマザン中の支出額は28億4200万YTL(約23億519万円)にのぼったと述べた。     全文をよむ

2006-10-08 日立のパソコン・リコール1万6千台―ソニー製電池問題(Milliyet紙) (Milliyet紙)

日本のコンピュータ会社の日立は、ソニー製のリチウム・イオン電池が不良品であることを受け、加熱による出火の恐れがある自社のコンピュータ1万6千台をリコールすることを発表した。このリコールには、日立が日本市場向けに生産した「フローラ」シリーズも含まれている。    ここ最近、富士通・ジーメンスは28万7千台のコンピュータをリコールしており、ソニー製の不良電池による危険性を含んだコンピュータの数は世界中で700万台を超えている。     全文をよむ

2006-10-02 国は132人の投資家に用地を割り当てた (Radikal紙) (Radikal紙)

 投資家に対して行われる国庫管理地の無償譲渡の適用枠に、今日までで213名の投資家が355件の無償物件を要望した。国家不動産総管理局のイルヤス・アルル氏は、2004年2月6日に施行された第5084号の投資事業と雇用促進法によって、投資に対し無償で用地の譲渡が始められたと語り、同氏は、このような形で特定地域の経済を直接援助することが目的だ、と述べた。     ‘国庫管理地の利用促進に関する評価レポート’によると、上記の法律を利用して、今日までに213名の投資家が355物件の無償譲渡を要望したとのこ 全文をよむ

2006-09-30 ルノー・ゴーン社長:トルコ工場で新車生産を準備(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ルノー社長、カルロス・ゴーン氏は、ブルサにある工場にとても満足しており、ルノー・コミットメント2009と名付けた計画に、トルコも加わることを明らかにした。同氏は、新型(開発)への投資と併せて、ヨーロッパでの生産に向けて、より多くの関連部品を購入する準備をしていると述べた。  また、ブルサの工場へ頻繁に投資してきたこと、それを今後も続けていくと述べ、「トルコはとても競争力のある、有能な労働力を持っている。基盤施設もロジスティックスも非常に魅力的だと言わねばならない」と語った。「ルノー・コミットメン 全文をよむ

2006-09-23 トルコ産オリーブ・オイル、イタリアで表彰される(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

トルコ最大のオーガニック生産農場のうちクシャダスのギュルセル・トンブル農場で生産されたオーガニックオリーブオイルが、イタリアで開催された国際コンクールで受賞した。“イェルリム”商標のオーガニックオリーブオイルの受賞により、クシャダス郡中に歓喜の渦が広がった。    イタリアのアンドリア市で開催された“BIOL国際オリーブオイルコンクール”に、トルコから参加したメーカーのうち10社が予選を通過しコンクールに参加する権利を獲得した。そのうち“イェルリム・オーガニック・オリーブオイル”のみが受賞に値す 全文をよむ

2006-09-18 北キプロス、タックス・ヘイブンへの道を模索 (Milliyet紙) (Milliyet紙)

 北キプロス・トルコ共和国は、経済を活性化させる目的で‘タックス・ヘイブン’となるべく一歩を踏み出した。外国企業からは、わずか2.5%の割合でしか課税されなくなる見込みだ。北キプロス政府関係者は、トルコ側が二重課税することを規制する法案の提出を求めている。     北キプロスのデルヴィシュ・ケマル・デニズ経済観光大臣は、以前提出された‘国際金融会社法’によって、北キプロスはトルコ企業にとって重要な税的優遇を授ける国になると述べた。   デニズ大臣はまた、トルコ企業が外国で行う商業活動は、北キプロ 全文をよむ

2006-09-18 ボスフォラスで開発促進 (Radikal紙) (Radikal紙)

「セブダーの丘」を理由とした法改正は、開発に前途を開く。    サウジアラビアのアブドゥッラー国王の訪土直後に再び議題に上がったボスフォラス沿いにある「セブダーの丘」は、ボスフォラス海峡の運命を左右する発展の突破口となった。「セブダーの丘」は、1984年にトゥルグト・オザル首相の要求と閣議決定より、当時皇太子であったアブドゥッラー氏に2700万ドルで売却され、何年も手つかずのままだったが、ミッリイェト紙の記事によれば、ボスフォラス開発法の改正に伴い、開発に着手される予定。しかし、その法改正の影響 全文をよむ

2006-09-17 日産自動車、トルコ市場に大きな期待(Radikal紙) (Radikal紙)

日産トルコの総括マネージャー兼役員メンバーの吉田氏は、トルコ経済が非常に良い兆候を示していると述べ、このために日産はトルコ市場に大きな期待を寄せていることを明らかにした。    吉田氏は日産がここ2,3年間、乗用車販売にかなり力を入れてきたと強調し、次のように述べた。「消費者は日産製品を気に入っています。来年も、高品質な製品が発売される予定で、キャシュカイ(日本名:デュアリス)のような新製品が市場に出される予定です。日産が常に良いブランドであるために、新製品でも引き続き努力していくつもりです。」 全文をよむ

2006-09-16 イスタンブルに26mバスを走らせる計画浮上(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

イスタンブル広域市長トプバシュは、ロッテルダム市長ジョブ・コーエンと、アムステルダム市長イヴォ・オムステルダンが自身を訪問した際に、メトロバスのモデルを、この来賓と記者団に披露した。同市長は、メトロバスの1タイプがオランダのPhileas社によって作られ、近く大量生産を開始すると明らかにし、「昨年以来、世界のメトロバスの類例を調べている。多いに気に入ったモデルがこれだ。入札を経て、充分な台数が購入されるだろう」。     トプバシュ広域市長は、(導入候補である)メトロバスは26メートルの長さで2 全文をよむ

2006-09-11 韓国製の電気自動車、1.5YTL(約120円)の費用で80キロメートル走行 (Radikal紙) (Radikal紙)

韓国から輸入されたE-Goという名の電気自動車は14人乗りである。同車は1.5YTL(新トルコ・リラ)にあたる4時間の充電で、80キロメートル走行することができる。    石油に依拠した自動車業界ではディーゼルやハイブリッドの技術が重要性を増す中、電気が有効に用いられる充電式自動車が脚光を浴びている。レファランスという名前の会社によって韓国から輸入された、E-Goという名前の電気自動車は、4時間充電し、1.5YTLの費用で80キロメートル走行する。  8,000~23,000ドルの価格帯を持つE 全文をよむ

2006-09-11 トゥルクテレコムの高速インターネット、来年にも通信速度が10倍に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

高速インターネット接続のための投資を続けるトゥルクテレコムは、新しいプロジェクトにより2007年にADSL(非対称デジタル加入者線)の通信速度を2Mbps(メガビット毎秒)から20Mbpsに引き上げる。このため現在使われている銅線(メタルケーブル)と並んで光ファイバを併用する。    トゥルクテレコムは、現在最大2MbpsであるADSL方式の高速インターネット通信回線の速度を、来年行う予定の光ファイバへの投資後、20Mbpsの水準に引き上げる準備を進めている。同社のポール・ドー二ー社長は、ADS 全文をよむ

2006-09-09 コンヤ平原の穀倉地帯に砂漠化の危機(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコの穀倉地帯コンヤ平原で環境破壊が進行している。地下水が枯渇しつつある。約2万もの井戸の為に、平原は穴だらけになっている。生産高も落ちている。トルコ対侵食植林・自然保護財団(TEMA)は「砂漠化」を警告した。    穀倉地帯のコンヤ平原が危機に瀕している。降水量の減少、猛暑、無自覚な水の消費により、平原で大規模な自然災害が進行している。トルコ対侵食植林・自然保護財団(TEMA)は、「砂漠化」を警告した。コンヤ平原での小麦の生産は、5年前には200万トンだったのが、25万トンもの生産高の減少が 全文をよむ

2006-09-08 トルコの銀行、硬貨で高額支払いはお断り?(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

ある人が1000リラ分のクレジットカードの利用分の返済を小銭で行おうとしたが、後の祭だった。「計算するのに時間がかかる」という理由で小銭を受け付けない銀行について、この人は消費者組合に苦情を申し立てた。    イスタンブルである自動車会社のタイヤ販売店を経営するシュクリュ・テズジャン氏は、得意先の商店主から売掛金に相当する4000リラ全てを硬貨で受け取った。受け取ったお金の一部でいくつかの銀行にあった負債を返済したテズジャン氏だが、クレジットカードの支払口座を持つある銀行のバフチェリエヴレル支店 全文をよむ

2006-09-07 車の売れ行きが落ちる中、ポルシェの需要は増加傾向(Milliyet紙) (Milliyet紙)

市場で起きている価格変動により、自動車市場が40%縮小する中、ポルシェの販売台数は昨年より120%増えた。今年トルコでは217台のポルシェが販売される見込みである。    トルコにおける今年の自動車の販売台数が75万台と予想される一方、5月に始まった価格変動により、この予想は63万台にまで下がった。7月に自動車市場は40%縮小した。こうした状況にもかかわらず、ポルシェの販売台数は去年と比べて120%増加することが予想されている。    (モデルによって)価格が9万ユーロから30万ユーロまで変わる 全文をよむ

2006-08-31 独立実業家協会(MÜSİAD)、湾岸諸国で1兆ドルのプロジェクトを協議(Radikal紙) (Radikal紙)

独立実業家協会(MÜSİAD)会長オメル・ボラトは、2005年と2006年に、サウディアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、オマーン、バーレーン、そしてカタールからなる湾岸諸国が3,600億ドルの石油収入を得たことを明らかにしつつ、「もはや湾岸資本は、西洋に向かうことを望んでいない。(湾岸諸国は)9・11以降、西洋で投資した1.5兆ドルの資本の先行きを懸念していたのだ。彼らはもはや、投資を自国かまたは近隣諸国で行うことを望んでいる。この点で、トルコは重要な市場となり得る」と述べた。    ボラ 全文をよむ

2006-08-22 財務省、原子力発電所の建設費を試算(Milliyet紙) (Milliyet紙)

財務省は、第1号機がスィノプに建設される予定の原子力発電所建設のための投資額を試算した。民間部門が単独で建設する、出力1000メガワット・寿命50年の原子力発電所の総工費は20億ドルとなる見込み。5年間で完了する見通しの発電所建設のための投資額は、10年間で償還される借款により行われた場合、利子を含めて約30億ドルに達する。    出力5000メガワットの発電所を建設する場合には、当初の投資額は100億ドルとなる。ただし、費用を借款でまかなう場合には、約50億ドルの利子を支払う必要がある。    全文をよむ

2006-08-20 ヨーロッパで「最も消費の多い国」はトルコ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EU加盟国と比較した場合、トルコは2005年の1人当たり(平均)所得で「最も貧しい国」であった。しかしトルコは、所得に対して「各世帯が最も多くの消費を行った国」だったことが明らかになった。生産額の80.5パーセントを消費したトルコでは、消費の84.5パーセントを個人消費が占めた。    アンカラ商工会議所が、EU統計局(ユーロスタット)の国民所得統計データベースを利用してまとめた報告書「消費するトルコ」によれば、トルコの1人当たり平均所得はEU平均の約31パーセントであった。トルコは100ユーロ 全文をよむ

2006-08-14 クレジットカード債務でブラックリスト入りする人が急増中(Milliyet紙) (Milliyet紙)

中央銀行は、一般消費者向き融資とクレジットカード債務を払えずに「ブラックリスト」入りした人の数が50万人に迫っていることを明らかにした。今年の上半期だけで15万3千人がリスト入りした。2005年には18万3千人がリスト入りしていた。    経済が消費を伴って拡大した2005年と2006年の上半期に、一般消費者向き融資の泥沼にはまる人も増えた。新トルコリラの価値上昇により消費者の購買力も上がったことに、企業の購買キャンペーンや先延ばしにされていた商品購入意欲があいまって、需要が爆発的に拡大したこと 全文をよむ

2006-08-10 アンカラにディズニーランド? -パラマウント・ピクチャーズ社が投資に意欲(Milliyet紙) (Milliyet紙)

映画界、エンターテインメント界をリードするアメリカのパラマウント・ピクチャーズ社は、アンカラへのディズニーランド風のテーマパーク建設を集合住宅局(TOKİ)に提案した。エルドアン首相からは直々に「早期実現」指令が出された。    ハリウッドの巨大映画会社であり、世界中で数多くのテーマパークを運営するパラマウント・ピクチャーズ社は、アンカラにディズニーランド風のテーマパークを建設するためTOKİに投資提案を行った。テーマパークは300万平方メートルの土地に建設が予定されており、投資総額は10億ドル 全文をよむ

2006-08-09 サウジ国王、40年ぶり訪土:経済分野で「戦略的パートナーシップ」目指す(Radikal紙) (Radikal紙)

 トルコは40年ぶりにサウジアラビア国王を迎えている。昨日アブドッラー国王はアンカラに到着した。今回の公式訪問中に締結される協定によって、両国に新たな経済交流が実現する。また、レバノン危機のため緊急に解決が呼びかけられた。     22人の閣僚と官僚幹部を含め300人の代表団を引き連れてやってきたアブドッラー国王は、大統領官邸でアフメト・ネジュデト・セゼル大統領に21回の礼砲とともに迎えられた。アブドッラー国王は滞在先のホテルでターイップ・エルドアン首相を招きいれた後、セゼル大統領の官邸で催され 全文をよむ

2006-08-07 アブドゥッラー国王一行、訪土 -東・南東部での投資が目的(Radikal紙) (Radikal紙)

 トルコを訪問するアブドゥッラー国王と300人ほどのビジネス関係者がトルコ東・南東部に関心を抱いているのが明らかにされた。     トルコに対する投資で今日まで最も消極的な姿勢を見せていたアラブの国サウジアラビアが、その消極姿勢の鎖を断ち切る。サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドルアジーズ・アル・サウード国王は、国王レベルでは40年ぶりとなる初のトルコ公式訪問を300人以上のビジネス関係者と20人近い大臣を引き連れて行う予定であり、アンカラでトルコとの‘投資促進’協定に署名して、アラブ資 全文をよむ

2006-08-05 イスラエルのベイルート攻撃でアラブ人観光客の向かう先は・・・イスタンブル(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

中東最大の商業・ショッピングの中心都市の一つ、ベイルートへのイスラエルによる爆撃が続く一方で、買い物が目的のアラブ人観光客は行き先をトルコへ変えた。イスタンブルを大勢のグループで訪れるアラブ人観光客は、特に貴金属類やセクシーな下着などを購入している。ジェバヒルショッピングセンター内の店舗の中には、アラブ人のおかげで売り上げが30%増加したところもある。    中東最大の商業とショッピングの中心地の一つであるレバノンは、イスラエルによる攻撃後次第にゴーストタウンと化す一方、ベイルートに居住するアラ 全文をよむ

2006-08-04 トルコ航空がスターアライアンス加盟へ(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 トルコ航空は増大する需要を受けて、世界三大航空連合のうちの一つであるスターアライアンスへの加盟を決定したと発表した。     トルコ航空は書面による発表で、旅客数がこの三年で倍増したことによる需要増大に応えるため、スターアライアンスへの加盟を目指すと伝えた。     近年トルコ航空は61機の新規機体を購入し、さらには24の新規路線を開拓した。このため、世界の航空業界の注目を集めたと指摘する今回の発表は次のように述べた。    「2004年の年末に弊社経営理事会がとった決定に従って、世界的な航空 全文をよむ

2006-07-25 世界のメディア王ルパート・マードック、トルコメディアを買収(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イフラス・ホールディングは、トルコのテレビ局TGRTをメディア王ルパート・マードックが所有する米ニューズ・コーポレーション社に売却した。ニューズ・コーポレーション社の子会社のニューズ・ネザーランドBV社と提携先のアトランティック・レコーズ社を所有するアフメト・エルテギュンは、TGRTの全株式を1億5100万新トルコリラで取得する見込み。    TGRT株の56.5%を所有するイフラス・ヤユン・ホールディングには、売却により1億2700万リラが支払われ、残りは他の株主に支払われる。売却の対象となる 全文をよむ

2006-07-24 世界市場での下落、最も影響を受けたのはトルコ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

世界市場でここ数カ月起こっている変動により、発展途上国の市場の中で最も大きな影響を受けたのはトルコであることが分かった。    トルコ市場での変動が始まった5月8日を基準とすると、株価が最も下がり、国内負債利子率が最も上がり、ユーロ債の引当金が最も増加したのはトルコだった。世界では5月8日から7月18日までの間、ドルが17.3%、ユーロが14.9%、石油価格が11.2%上昇した。    ■株価は24.8%の下落    発展途上国の株式は世界的な株価変動の影響を受けているが、中でも24.8%の株価 全文をよむ

2006-07-23 文化観光省により全国9都市の観光事業用地、入札へ―観光業界注目!(Milliyet紙) (Milliyet紙)

観光セクターは、7月26日に行われる観光割当入札を待ち構えている。入札では、9つの都市にある大小さまざまな土地が49年の期限付きで貸し出される。これらの土地に合計16の観光施設が建てられる。    文化観光省は、トルコ各地にある9つの都市のさまざまな土地を、観光投資を行う条件のもと49年の期限付きで貸し出す。7月26日に行われる入札で新しい所有者に手渡される土地には、あわせて16のプロジェクトで施設が建設される。トルコ内外の観光業者が希望しているプロジェクトは以下の通り。    ■アンタリヤにテ 全文をよむ

2006-07-21 中東情勢の緊迫うけ、貿易にも悪影響(Milliyet紙) (Milliyet紙)

中東での紛争を大変憂慮していると述べた海外経済関係委員会のユルジャル代表取締役は、「もはやトルコのいかなる企業にも中東との間で今後貿易関係を進める考えはない」と述べた。    海外経済関係委員会のロナ・ユルジャル代表取締役は、現状ではいかなるトルコの団体や企業も、イスラエル、パレスチナ、レバノン、そしてシリアとの将来的な貿易関係の構築を考えることは不可能であると述べた。経済関係を政治関係と切り離して考えることは不可能であると述べたユルジャルは、政治的安定は、経済関係の健全化に寄与するとし、国際関 全文をよむ

2006-07-17 ナザール・ボンジュー工房、消滅の危機に -中国産ビーズに勝てず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 お守りのナザール・ボンジューが不幸に見舞われている。イズミルでガラス製のナザール・ボンジューを作る多くの工房は、中国から安く輸入されるプラスチック製のナザール・ボンジューのために閉鎖された。     手作りでガラス製のナザール・ボンジューを作る有力な職人を有するイズミル・ケマルパシャのクルデレ村。この村のナザール・ボンジュー生産が、中国から輸入される出来合いのナザール・ボンジューの前に敗北した。仲買人らが中国製品を選んだために、村にあった12軒の工房のうち10軒が閉鎖したのである。ナザール・ボ 全文をよむ

2006-07-14 Fortune誌の世界企業ランキング500で、コチ・ホールディングが358位に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 Fortune誌の今年の世界企業ランキングにトルコ系企業からは唯一、コチ・ホールディングがランクインした。同社は昨年のランキングで389位だった。      今年のFortune誌世界企業ランキングにコチ・ホールディングが昨年より31ランクを上げ、358位にランクインした。    同社によれば、今回の評価には2005年の(業績)結果が基準とされたという。同社はさらに、評価対象には2005年に吸収を終えたヤプ・クレディ銀行とタンサシュの2005年の業績も含まれたが、(コチの)業績全体には両社の株 全文をよむ

2006-07-13 バクー・トビリシ・ジェイハン石油パイプライン開通 −5百万EUROの開通式(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコをエネルギー回廊化する目標に向けた重要な一歩であるBTC石油パイプラインが、本日、正式に開通する。以前に350万ドルを要する予想された開通式の費用は、500万ユーロに増えた。  約15年前にさかのぼる「カスピ海の石油をトルコにパイプラインで送る」構想が今日実現する。  フル稼働すれば、年間5000万トンの石油を運ぶ(全長)1,774kmのバクー‐トビリシ‐ジェイハン(BTC)原油パイプラインは、今日壮大な式典とともに正式に開通する。    「非常に高品質」であると評価されるアゼルバイジ 全文をよむ

2006-07-13 トルコの観光政策に関する問題点(Radikal紙) (Radikal紙)

(前略) 全ての夢には残念ながら終わりがある。トルコは巨額の儲けを得て、多くのツーリストをもてなし急速に発展してきた時期を経て、現在、伸び悩みの時期に入っている。しかし適切な対策がとられ、より長期の戦略が練られれば、トルコは世界の観光分野での地位を確固たるものにできる。そして観光資源を次世代の人々も利用できるものとし、活力のある状態に保つことが可能だ。このためにまずは既存のシステムがかかえる問題を洗い出し、そしてこれらに対する解決策を指摘する必要がある。      1.小規模事業経営者や地域住民 全文をよむ

2006-07-10 6月のヨーロッパ、トルコ産サクランボを食べながらワールドカップ観戦(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ワールドカップ開催地ドイツでの大幅な需要増加は、トルコのサクランボ生産者に大きな利益をもたらした。トルコからドイツへのサクランボ・チェリー輸出は、上半期で5200万ドル相当から8000万ドルへと上昇した。   ドイツでのワールドカップは、トルコの青果輸出に大きく貢献し、ドイツはトルコにとって最大の青果輸出対象国となった。特にサクランボの輸出は爆発的なものとなった。その輸出の最大手であるアララ農業の総支配人ケリム・タネル氏は、トルコのサクランボ生産が新記録を達成した、と述べた。 彼は、「ズィラーッ 全文をよむ

2006-07-10 生産者団体が指摘 青果の生産者価格と消費者価格、その差8倍に(Radikal紙) (Radikal紙)

農家の主張:ショッピングセンターは青果物を生産者価格より8倍高く売っている。    野菜と果物の価格高騰の原因は大きなショッピングセンターにあるとの声が上がった。トルコ農業従業者協会のイブラヒム・イェトキン会長は、農産物が店で生産者価格の8倍の値段で売られており、トルコの消費者ほど“ぼったくられている”消費者は世界中どこにもいないと述べた。イェトキン会長は記者会見で、世界中のいかなる場所にも市場(生産者)価格と消費者価格の間にこれほどのゆがみがあるところはないとも述べた。同氏は政府に対し、信じら 全文をよむ

2006-07-09 日本、ゼロ金利政策を修正へ―トルコへの影響は?(Radikal紙) (Radikal紙)

日本銀行は、6年前から導入してきた「ゼロ金利政策」を解除することになった。日本の主要紙である、朝日新聞及び毎日新聞掲載の記事によれば、日銀が7月13日からの2日間に渡る会合で、金利を0.25パーセント引き上げることが予想されている。    アナリストたちは、アメリカやヨーロッパの中央銀行に続き日本も金利を引き上げることが、国際的な流動資金のさらなる減少の原因となるだろうと指摘している。日本における金利上昇は、世界2位の経済大国が不況から抜け出したことを意味している。    ■トルコへの影響は?  全文をよむ

2006-06-30 100人中46人の公務員が自分の収入だけで生活(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコでは100人中46人の公務員が自分の給料だけで生活しようとしている。154万5597人の国家公務員のうち135万1799人は既婚者であり、19万3798人は独身であることがわかっている。71万1045人の公務員の配偶者は無職である。このように100人中46人は公務員一人の給料で生計を立てようとしている。40万8817人の国家公務員は、0歳から6歳までの子を持ち、扶養手当を受け取っている。また、70万3520人は6歳以上の子を持ち、扶養手当を受け取っている。国庫総局の報告によると給与自動化計 全文をよむ

2006-06-21 トルコの失業率低下、わずかな幅にとどまる(Radikal紙) (Radikal紙)

 トルコの失業率が10%を割ることを、農業部門における急速な雇用減退が妨げている。2月に11.9%だった失業率は、3月は1ポイント減って10.9%に低下したが、農業部門が原因で昨年の同時期に比べ変化はなかった。トルコ経済はこの1年で、わずか8万2千人分の正規雇用を確保することしかできなかった。この1年間で、人口は100万人増加し、労働人口(働くことのできる人口)は87万7千人増加したが、労働者数の増加は9万9千人に留まった。この事態は、農業部門で働く人々の数が87万6千人減少し(失業し)、同時期 全文をよむ

2006-06-17 カパルチャルシュで金細工商が次々閉店 世界的な金価格の高騰も背景(Radikal紙) (Radikal紙)

 世界的に高騰する金の価格がグランドバザール(カパルチャルシュ)を直撃した。トルコを訪れる購買力の高い観光客数の減少がこれに加わり、売れ行きが落ちた状態となっている。     貴金属商協会会長のアラアッティン・カメルオールは、今年は失業問題を受けて、金の輸入が、昨年の5ヶ月間に比べ40%減少したと述べ以下のように続けた:    ■労働者に無給休暇     「トルコにおける原材料としての金の需要の95%は輸入でまかなわれています。この5月のみ、金価格の高騰を受けたトルコの金に対する需要がありました 全文をよむ

2006-06-16 イスタンブル-アンカラ間、高速鉄道完成で2009年には3時間で移動可能に(Radikal紙) (Radikal紙)

ビナリ・ユルドゥルム交通相は、高速鉄道計画のうちアンカラ-エスキシェヒル間が本年度中に、エスキシェヒル-イスタンブル間については2009年に開業する予定であり、これによりアンカラ-イスタンブル間の所要時間が3時間に短縮されると述べた。現在、アンカラ-イスタンブル間の移動には特急列車で約6時間半を要している。    ビナリ交通相は交通省主催の「市内交通と鉄道交通、幹線道路インフラ」会議で演説。商業における交通の重要性を指摘する一方で、次のように述べた。「マルマライ・プロジェクトは2009年末に、高 全文をよむ

2006-06-14 トルコ中央銀行総裁、経済安定化のために3つの警告(Milliyet紙) (Milliyet紙)

消費者へ:クレジットカードで現金を引き出さないように。請求額を期限以内に払い、クレジットカードで行った支払いがローンにならないようにしなさい。短期の借り入れが必要なら、より低金利の消費者ローンを使いなさい。    企業へ:外貨収入がないにもかかわらず、外貨ローンを利用しているのならば、外貨準備不足をリスク要因として考えなさい。為替レートのリスクから身を守るテクニックを適用したり、イズミル・デリバティブ(金融派生商品)市場の利用も考慮に入れなさい。    金融機関へ:経済が拡大する時期には物価が急 全文をよむ

2006-06-12 英国人1万9千人がディディムで不動産取得(Radikal紙) (Radikal紙)

 外国人がトルコで不動産を取得できることになった法改正後、イギリス人のアイドゥン県ディディムにおける住居購入が11000件におよんでいると報じられた。また、建築中の8000軒の販売についても事前契約がなされているということである。   エーゲ地方の重要な観光拠点であるディディムで、建築投資を行っているゲンチ建築副社長のアシュクン・ゲンチ氏は、EU諸国の人々がエーゲ海・地中海沿岸部に関心を示し、そこで不動産取得をしはじめたと話す。   また、ドイツ人やロシア人がアンタリヤやアランヤに住居を購入する 全文をよむ

2006-06-11 ハタイにおける外国人への土地販売禁止へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ハタイ県で外国人への土地の販売が停止された。土地台帳・測量総局は、ハタイの土地面積の0.5パーセント以上が外国人に販売されたことから、当面、閣議決定まで販売が禁止された。    土地所有法によれば、外国人に販売される土地はその県の面積の0.5パーセントを越えてはならないことになっている。ハタイ県ではこの割合が0.5パーセントを超えていることが明らかになったため、販売が停止された。    同県では、3700カ所の土地を外国人が所有しており、そのうちおよそ2400カ所がシリア人のものである。ハタイ県 全文をよむ

2006-06-11 万里の長城を越すトルコ企業―トルコ企業の中国進出(Milliyet紙) (Milliyet紙)

中国はトルコで30近くの市場を圧迫している状態にある。ヨーロッパとアメリカ市場において、トルコにとっての最も強力なライバルである。中国はある市場に目をつけると、短期間のうちにそれを征服してしまう。賃金の安さと国の支援を背景に、製品のコストは低く、価格競争力を持っている。中国は、参入した市場で多くのマーケットシェアを、短期間のうちに獲得している。    「世界の工場」化した中国には、ここ5年間で世界の研究開発投資の半分以上が集まった。マイクロソフト、モトローラ、エリクソン、トヨタをはじめとする多く 全文をよむ

2006-06-06 海岸地域の開発権限を政府へ、コチ文化観光大臣の発言に賛否両論(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

海岸地域の開発認可権限を自治体から政府に移管することに関する文化観光大臣アティラ・コチ氏の声明に対し、地方自治長らは反発を示しているが、トルコ観光投資家協会会長オクタイ・バルエル氏は、コチ大臣の支援を表明した。ボドルム市長であり共和人民党員のマズルム・アーアン氏は、「当時の政府(トゥルグト・オザル首相の時代)は、この法案を撤回させた際、『開発法の改革を行った』と述べていた。つまり、その改革から現在は逆行しようとしているのだ。」と述べた。アンタリヤ県ケメル市長の祖国党員ハサン・シェケル氏は、「(大 全文をよむ

2006-06-05 イスケンデルン湾、ロッテルダム港のような発展期待(Milliyet紙) (Milliyet紙)

バクー-ティフリス(トビリシ)-ジェイハン(BTC)ラインを通って到達した最初の石油がイタリアに向けて出発した。年間の石油積み出し量が2億トンに達することが見込まれるイスケンデルン湾について、オランダのロッテルダム港になぞらえる声が早くも挙がっている。    世紀のプロジェクトに位置づけられたバクー-ティフリス(トビリシ)-ジェイハン石油パイプラインが、イスケンデルン湾にオランダの有名なロッテルダム港と同様の繁栄をもたらすであろうという声が挙がっている。  パイプラインを通じた原油の輸送、販売を 全文をよむ

2006-06-04 卸売市場での野菜価格の暴落、市場に反映せず(Milliyet紙) (Milliyet紙)

昨日イスタンブルに集まった15県の青果物市場の市場長と管理者は、ハウス栽培の作物が終わり露地栽培作物の時期に入ったため市場では青果の価格が半値以下に下落したものの、この下落が消費者には反映しなかったと述べた。    イスタンブル青果物仲買人組合のブルハン・エル会長をはじめ、アダナ、メルスィン、ドュズジェ、アマスヤ、イズミット、ヤロヴァ、イズミル、エルズルム、オルドゥ、ギレスン、アイドゥン、チャナッカレ、トカト、アダパザルの15県の青果物市場の市場長と管理者は、記者会見で青果物(の流通)が登録下に 全文をよむ

2006-05-28 輸入品、平均5%の価格上昇―トルコリラ安の影響(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

外国為替レートの上昇が、輸入車、輸入家電の価格に平均して5パーセントの上昇として反映されている。輸入家具はといえば、価格リストが外国為替レートによって準備されていたため、変化は無かった。    輸入商品販売者たちは、レート上昇を一般的に否定的に捉えており、この件について元通りになることを待ち望んでいる。  イスタンブルで活動しているシーメンス、ボッシュ、フィリップス、ソニー、リーガルといったメーカーを良く知る西洋家電の権威イイト・デミルカヤ氏は、輸入製品すべてが一定の割合で値上げしたと話した。  全文をよむ

2006-05-26 トルコ国内のエネルギー投資に、外国資本が必要 (Milliyet紙) (Milliyet紙)

 エネルギー天然資源大臣のヒルミ・ギュレル氏は、トルコにおける民間のエネルギー投資は年間約10億ドルであるが、エネルギー需要に対応するためには年間40億ドルの投資が必要であると述べた。     ギュレル氏は、国際投資家協会(YASED)主催の「トルコの近未来におけるエネルギー政策:民営化プロジェクト、新たな投資、そして民間の役割」と題するシンポジウムに参加し、エネルギー投資には外国資本の支援が必要であると話した。  同相は続けて次のように述べた。「我が国のエネルギー需要は毎年約6~7%ずつ増加し 全文をよむ

2006-05-15 パナソニック、トルコでテレビ工場を計画(Milliyet紙) (Milliyet紙)

家庭用電化製品を製造する日本パナソニック社の欧州地域チーフである宮田氏は、来年以降トルコでテレビの製造センターを設立する可能性があると述べた。    宮田氏は、プラズマと液晶ディスプレイ市場が急速に発展していることを挙げ、次のように続けた。「現在、世界市場におけるパナソニック社のプラズマ・ディスプレイ生産能力は、年間250万個です。来年は、この数値を500万個まで増加する予定です。再来年には700万個以上に達することを目標としています。現在、世界市場の需要に我々の供給が追いつかない状態です。」  全文をよむ

2006-05-09 行政裁判所、テュプラシュ入札は合法と判断(Radikal紙) (Radikal紙)

行政裁判所第13部局は、テュプラシュ(国営石油精製公社)の売却を許可した。行政裁判所は昨日、テュプラシュの民営化に関する民営化高等委員会の決定、入札公示、契約書、そして売却に関する入札委員会の決定に対する取り消し要請を棄却した。     得られた情報によると、石油産業労働組合による、テュプラシュの51%の株の民営化につながる4業務の取り消し要請によって始まった訴訟は振り出しにもどることとなり、この結果、行政裁判所からテュプラシュに対して許可が出た形となった。しかし労働組合はこの決定に対して訴訟行 全文をよむ

2006-05-07 トルコ随一のショッピングモール「Akmerkez/アクメルケズ」 女性社長にインタビュー(Radikal紙) (Radikal紙)

アクメルケズのゼイネプ・オラル社長は、周辺にオープンしたショッピングセンターからアクメルケズが影響を受けることはないと語る。「月に150万人が訪れ、テナントはすべて埋まっています。」       アクキョク社、イスティクバル社、テクフェン社の協同で1993年にエティレルで営業を開始したアクメルケズは、周辺に多くのショッピングセンターがオープンしたにも関らず、13年間、テナントも来場者数も減らすことはなかった。     アクメルケズのゼイネプ・アクディルリ・オラル社長は、246の店舗が入るアクメル 全文をよむ

2006-05-06 ホンダ、トルコ工場への2億ドルの追加投資を検討(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ホンダ(本田技研工業)は、年間50万台の増産のために投資を行うことを決定した。同社は(コジャエリ県)ゲブゼ郡シェケルプナル市にあるトルコ工場に2億ドルを投資し、生産能力を年間10万台まで引き上げることを検討している。    自動車市場の拡大により、各自動車会社は投資計画の検討に入った。プジョーに続き、ホンダも新たな投資のために、トルコを(投資先の)選択肢の1つに選んだ。日本の自動車会社であるホンダは、ゲブゼ郡シェケルプナル市にある年産3万台の生産能力を持つ工場の生産力を、2億~2億5千万ドルの追 全文をよむ

2006-05-04 TAV、日本の大成建設とドーハ空港着工 -いずれは経営も視野に(Radikal紙) (Radikal紙)

TAV社(トルコの建設業者)と日本の大成建設は、カタールの首都ドーハに8億2500万ドルをかけて建設される空港の工事に着手した。28カ月後には完成予定である。    空港建設とその経営において、世界でも有数の企業の1つとなったTAVが、8億2500万ドルをかけて日本の大成建設と共同で進めるドーハ空港建設プロジェクトがスタートした。28カ月後に見込まれている工事完了後、TAVは同空港の経営の受託にも意欲を示している。    トルコ国内でのイスタンブルのアタテュルク空港、アンカラのエセンボア空港、イ 全文をよむ

2006-04-28 HSBC銀行が調査、定年後に働く理由はお金(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 HSBC銀行が全世界を対象に行った調査で、定年後に働く目的がブラジル人にとっては健康維持、トルコ人にとっては収入確保であることがわかった。    HSBC 銀行が、世界人口の62%が在住する20カ国21000人を対象に行った調査で、大多数の人々が定年後も様々な形で働き続けたいと考えていることがわかった。同調査によれば、メキシコの労働人口の90%が残りの人生で働き続けるのを理想的と考えているのに対し、香港ではこの割合が50%にとどまった。  香港の人々は、定年後も働き続けることをよく思っていない 全文をよむ

2006-04-27 観光収入、20億ドルにとどまる -観光客数減少が原因(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 トルコを訪れた外国人旅行者数の減少に伴い、外国人旅行者による観光収入も減少に転じた。今年の1-3月期にトルコを訪れた外国人とトルコ国民による観光収入の合計は20億ドルにとどまり、外国人旅行者による収入に限ると6.5%減少した。     トルコ統計機構の調べによると、今年の1-3月期にトルコを訪れた外国人は213万8000人、国外在住のトルコ人は59万7000人にのぼり、合計来土者数は273万5000人となった。外国人旅行者数はこの時期10%の減少が見られたが、トルコ人旅行者は24.5%の増加と 全文をよむ

2006-04-24 世界銀行:経済発展するも、失業率の低下はまだ(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

世界銀行は、トルコ経済の著しい成長が未だ若年労働力の数を補うほどはっきりとした雇用拡大にはつながらず、失業率10.3%と、2002年の10.6%に近い水準で留まっていると報告した。    世界銀行は、先週末発表された『2006年世界開発報告』のトルコに関するデータについて説明を行った。説明では、トルコ経済が2003年以降記録的な成長を見せたことが報告書に記載されていることが明らかにされるとともに、投資のGDPに占める割合の増加は来年以降の持続的な経済発展の兆しであることが発表された。    にも 全文をよむ

2006-04-21 2006年のトルコのGDP、世界第17位となる見込み(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 2005年のトルコのGDP(国内総生産)は世界第19位の3625億ドルだったが、IMF(国際通貨基金)の推測によると、2006年には、国内の国民収入が4141億ドルとなって第17位に順位が上がる見込みだ。この経済規模の伸びには、トルコの経済拡大に対応するドルの下落が影響した。   前述のように今年のトルコのGDPは4141億ドルに達し、スイスとベルギーを抜いて17位に上昇する見込みだ。    ■ 2002年のGDPは26位     2005年のトルコのGDPは、サウジアラビア、ポーランド、ノル 全文をよむ

2006-04-18 EUに比べ低いトルコの小麦生産性 手厚く保護されるEUの農家(Radikal紙) (Radikal紙)

農産物公社(TMO ※1)によると、トルコの小麦生産者が受ける1トンあたりの援助は、EUの農家が受ける援助よりも多い。しかし、EUにおける小麦生産高は高く、EUの小麦生産者はトルコの小麦生産者よりも高い収入を得ている。農産物公社がまとめた「2005年穀類レポート」では、EUとトルコの小麦生産者の収入が比較されている。この比較によると、トルコでの平均の作付面積は61デカール[61,000㎡]で、1デカール[1,000㎡]あたりの生産量は250キログラム、1回の作付けあたりの生産量は15トン250キ 全文をよむ

2006-04-17 ディーゼル車への関心、増加へ(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

 ■自動車市場において、消費者のディーゼル車に対する関心が日々高まっている。オトコチ自動車のチメン社長は、市場におけるBセグメント車の販売の70~75パーセントがディーゼル車であると公表した。     オトコチ自動車販売・製造(株)のジェンク・チメン社長は、アナトリア・ニュースエージェンシーの記者に対して行ったインタビューで、顧客に対しては個人販売、団体販売、中古車販売、サービス、スペアパーツ販売、卸売のスペアパーツ販売、自動車保険、自動車融資、カーアクセサリーの販売といったサービスを提供してい 全文をよむ

2006-04-16 養殖場のいけすで埋まるギュルルクの入り江―観光業に打撃(Milliyet紙) (Milliyet紙)

観光やマリンスポーツのメッカであるギュルルクの貴重な島々や入り江が、養殖場のいけすで埋め尽くされている。観光客は逃げ出し、海の魚の種類も減っている。    養殖いけすは、ムーラ県とアイドゥン県の境にあるマンダルヤ湾と同様に、水族館のように美しい入り江として知られているギュルルク湾にとっても悪夢となった。観光業者から商工業者、別荘経営者から地元の住民まで、社会の幅広い層の人々がこの状況に反発している。ミラス郡ギュルルク町のメフメト・ヤヴズ・デミル町長(公正発展党)も、観光業と養殖業が同じ地域で共存 全文をよむ

2006-04-14 トルコの革製品ブランドDESA、海外進出へ:英国、ロシア、中国、スペインへ(Radikal紙) (Radikal紙)

Desa社部長のブラック・チェレットは海外市場進出を準備していることを発表した。チェレットは、中国の工場に製品生産のパートナーシップを取り付けていることも明らかにした。    Desa社は、これからは海外市場に重点を置くようだ。Desa社部長のブラック・チェレットは、会見において、2005年まで輸出に重点を置いていた同社が、この比率を反転させ、昨年国内市場のシェアを30%から65%に増やしたことを明らかにした。また、昨年は70%であった輸出収入が35%に下がったことを述べた。チェレットは、3年前 全文をよむ

2006-04-09 低所得者層に低価格住宅を:頭金なし20年ローン、月々の支払いは100リラ(約9,000円) (Milliyet紙) (Milliyet紙)

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、低所得者層に属する国民に向けた新たな住宅プロジェクトの立ち上げを発表し、このプロジェクトの支払いシステムとして「頭金なし、月々100リラで20年のローン」を検討していることを明らかにした。さらに、全く支払能力のない人のローンは社会連帯援助基金が肩代わりするであろうと述べた。    集合住宅局主催、本紙、ミッリイェト不動産の後援による「住宅会議」が昨日、イスタンブルのルトゥフィ・クルダル会議センターで始まった。会議に出席したエルドアン首相は、支払能力の低い人や 全文をよむ

2006-04-07 トルコ・ギリシャ共同出資のエーゲ実業銀行~開設準備進む(Radikal紙) (Radikal紙)

トルコとギリシャのビジネスマンの共同事業によって設立されるエーゲ実業銀行(Business Aegean Bank)のギリシャ側本部が、6月末にアテネに開設されると報じられた。エーゲ実業銀行は両国の貿易と投資を拡大する目的で設立される。銀行の共同設立者でギリシャ–トルコ商業会議所のパノギオティス・コウトシコス会頭は、設立許可のため、ギリシャ中央銀行に申請を行ったことを明らかにした。    ■「共同で開設準備」    コウトシコス氏はトルコ、ギリシャ両国で銀行登録が開始されたことを明らかにし、強い 全文をよむ

2006-04-05 トルコの貿易相手国、輸入第3位に中国躍進(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

中国は、今年の初めの2カ月間(1-2月)でイタリア、アメリカ、スイス、フランスといった国々を押しのけて、ロシアとドイツに次いで第3位のトルコの輸入相手国となった。中国は引き続き、ロシアに次いでトルコが2番目に多くの貿易赤字を抱えている国という状態にある。    トルコ統計機構のデータによると、トルコは今年の初めの2カ月間の輸入額は12億8300万ドルであった。この時期のトルコの輸入総額の伸びが14%であったのに対し、中国からの輸入額は71.1%の増加を記録した。昨年の初めの2カ月間では、トルコの 全文をよむ

2006-04-02 アンカラの長者番付発表、1位はコチ財閥のラフミ・コチ(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

アンカラ税務署管内の長者番付が昨日発表され、実業家でコチ・ホールディング名誉会長のラフミ・コチ氏が推定9,156,000リラ(約8億1,300万円)で1位だった。     アンカラ税務署のジェマル・ボヤル署長は、3月に出された所得税の申告書の結果生じた税収と、アンカラの高額納税者名を記者会見で発表した。ボヤルは、2005年の納税額上位5県の税収の増加率を見た場合、アンカラの増加率が一番大きかったと述べた。トルコ全体では18.71%の税収増加率が、アンカラでは30.05%に達したと話すボヤルは、ア 全文をよむ

2006-03-22 トルコ中央銀行次期総裁選び、マスコミの下馬評外れて経済への影響は(Radikal紙) (Radikal紙)

中央銀行総裁の任命をめぐって引き起こされた混乱は、市場に緊張を走らせた。任期満了のスュレイヤ・セルデンゲチティ総裁に代わり総裁代理に就任したエルデム・バシュチュが政府から正式の総裁に任命されるのではないかという推測は、大統領府からの声明により否定された。しかし、今度は「エルデム・バシュチュでなかったら誰が総裁になるのか?」という問いがあらたに生じた。    証券取引所で午前の取引が行われている最中に出された大統領府の声明は、株式の売りを加速させ、インデックス(株価指数)を一時前日より800ポイン 全文をよむ

2006-03-20 世界市場は平静化、しかし日本の動向次第では危機も・・(Milliyet紙) (Milliyet紙)

アメリカのインフレ率の低下により世界市場は平静を取り戻した。しかし、市場の流動化の危険性はまだ続く。アメリカの債権に6000億ドルもの投資をしている日本が手持ちのストックを減らすのではという観測が市場に危機感を与えている。    日本銀行がゼロ金利政策を継続しつつも量的緩和政策の解除に踏み切ったことは世界市場に大きな波紋を呼んだ。このことが、日本人や日本からの(低い金利で調達した)資金で投資を行っていた投資家たちのアメリカ国債への投資意欲の減退を懸念する声が高まっている。    来期において米国 全文をよむ

2006-03-19 総裁交代直後のトルコ中央銀行で内部対立?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ中央銀行のバシュチュ総裁代理は、ブリーフィングを重ねて職務に精通しようと努めている。一方で、新旧執行部の確執という報道は行内に不協和音を生じさせた。    スュレイヤ・セルデンゲチティ前総裁の後任として任命された前副総裁のエルデム・バシュチュ氏は、新しい職務に慣れるため奮闘している。セルデンゲチティ前総裁および複数の副総裁が銀行を去ったのち、それまで馴染みのなかった分野での知識に精通するため、就任後の最初の一週間を朝から夜遅くまでのブリーフィングに費やしたことが明らかになった。  これまで 全文をよむ

2006-03-08 トルコ為替市場に波乱、リラの高騰に歯止め?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

米国とヨーロッパの利率上昇の期待から、発展途上国の市場からの資本の流出が加速した。株価は4.58%下落し、為替市場ではドルが1.3310ポイントまで上昇した。      アメリカとヨーロッパの中央銀行による利上げ継続への期待感により、トルコをはじめとする発展途上国の市場は売り局面となった。ロシアとブラジル市場に続き、イスタンブル市場も急落した。    先進国での利上げ継続への期待感の一方、アメリカの10年債利率が最近21ヶ月で最も高い水準に達したことで、発展途上国から低開発国にマネーが移る可能性 全文をよむ

2006-03-03 コチ・ホールディングCEO:2006年内に世界トップ200企業に入る見込み(Milliyet紙) (Milliyet紙)

コチ・ホールディングのオザイドゥンルCEOは、今年の目標売上高は360億ドルであると述べ、「我々は、世界のトップ200企業に入る目標を達成するだろう。」と語った。      コチ・ホールディングのビュレント・オザイドゥンルCEOは、2010年の段階での達成を見込んでいた連結売上額が、2005年段階で達成されたことを明らかにした。また、2006年の予想連結売上高360億ドルは、2015年のまでの達成を目指していた水準を上回るものであることを明らかにした。同CEOは、「この結果、世界のトップ200企 全文をよむ

2006-03-02 イージー・ジェット社、5月にイスタンブル就航 -ロンドン片道6300円(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヨーロッパで最も運賃の安い航空会社として知られているイージージェットは、5月にイスタンブルへの路線を開設する。イージージェットのアンドリュー・ハリソンCEOは、「イスタンブル便の就航は、2004年5月に始めた中央及び東ヨーロッパへの拡大策のもっとも重要な一手となるかもしれない」と述べた。    インターネットサイト「www.turizmdebusabah.com」で発表された料金表によれば、イージージェットは、イギリスの首都ロンドンのルートン空港からイスタンブルのサビハ・ギョクチェン空港に、6月 全文をよむ

2006-02-27 輸入製品の検査体制不備に懸念 -626製品、チェックなしで輸入可能に(Radikal紙) (Milliyet紙)

EU基準適合のため、626種類の製品の税関検査においてTSE(トルコ規格協会)が担当から外された。しかし、代わって検査を任されることになった9つの省には検査機関がない。    中国や東アジアの製品との競合を強いられたトルコの企業家は、新しいEU指針が実施の段階になり再び難題の解決を余儀なくされている。EU指針の施行により、626製品の輸入製品の適合検査においてTSEが担当から外された。今後、これらの製品の検査には関係する9つの省と3つの組織が当たる。しかし、これらの組織には検査機関がない。    全文をよむ

2006-02-25 トルコのGDP(国内総生産)、OECD加盟30カ国中13位に上昇(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 OECD加盟国中、経済規模が16位であったトルコが今年、国内総生産(GDP)でベルギー、スイス、スウェーデンを抜いて13位に上昇することが見込まれている。     経済協力開発機構(OECD)加盟国中、経済規模が16位であったトルコが、国内総生産で、2006年にベルギー、スイス、スウェーデンを抜き13位に上昇することが見込まれている。OECDが発表した最新のデータからまとめられた情報によれば、2005年、国内総生産では、変動為替相場で、国民所得が 3436億ドルでOECD加盟国中16位であった 全文をよむ

2006-02-24 クレジットカード負債の返済法案成立 -利息18%と18回払い方式で(Milliyet紙) (Milliyet紙)

クレジットカードの負債を年18%の利息と18回払いで返済する法案が、大国民議会において真夜中に承認され、法律化された。    公正発展党と共和人民党に所属する国会議員、政府、消費者団体及び銀行員たちの間でよく話題となっていたクレジットカード法案が昨晩大国民議会において承認され、法律化された。これにより、2006年1月31日以降、差し押さえあるいは債務不履行となり、取立ての訴えを受け、銀行への負債の支払催促の連絡を受けた者に対し、負債を新たに課す可能性がでてきた。    ■差し押さえにも分割払い  全文をよむ

2006-02-19 トルコで外国人が別荘ビジネス -地元観光業者から怒りの声(Milliyet紙) (Milliyet紙)

外国人によるエーゲ海岸沿いの不動産取得合戦は、地元の観光業者たちを不安にさせはじめている。地元観光業者は、一部の外国人がトルコのエージェントやホテルを利用せず、トルコで税金も経費も支払うことなく別荘ビジネスを行っていると主張し、反発をあらわにした。そして彼らは税務局がなんらかの対策を打ち出すことを求めた。    トルコ旅行業協会(TÜRSAB)のクシャダス実行委員会ビュレント・イルバハル委員長は、クシャダスとディディム近郊で外国人がグループをつくり自分たちだけの別荘地区をつくったり、合同で別荘地 全文をよむ

2006-02-15 原子力発電所計画、7つの候補から建設地の選定へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

原子力発電所プロジェクトの実現可能性(フィージビリティー)調査が完了した。エルドアン首相はトルコ原子力エネルギー協会(TAEK)の提示したコーディネーターの中から1つを選ぶ。建設地に選ばれた地域は『原子力地区』に指定される。    TAEKがエルドアン提示した7つの地域は次の通り。ベイシェヒル-シェイディシェヒル(コンヤ)、ナルルハン-ベイパザル、アクチャコジャ-エレーリ、スィノプ(黒海沿岸)、アククユ(メルスィン)、イーネアダ(クルクラーレリ)、クルッカレ-ネヴシェヒル(クズル川沿い)。    全文をよむ

2006-02-04 オヤク・ルノー、ブルサ工場の生産能力を1.5倍に増強(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコを代表する自動車メーカー、オヤク・ルノー(※1)(※2)は、トルコ(ブルサ)工場での生産能力を増強する計画だ。新規投資の金額的規模は明らかにされていないが、現在の年間23万5千台の生産能力をさらに50%近く拡大するため、大規模な投資になることが予想される。    生産能力の増強は2006年に実施。オヤク・ルノーのブルサ工場の生産能力は、2005年には前年より30%増強され23万5千台となった。新規投資は、ブルサ工場に隣接する「大規模な新工場」の開設を意味する。2005年の同社の生産台数は1 全文をよむ

2006-02-03 フィアットの新車にトルコ語名の発表を受けて、多くの提案が殺到 (Milliyet紙)

 ブルサでの生産が予定されているフィアット社D200型の新車にトルコ語の名前がつけられると発表されると、トファシュ社上層部には新車名を提案する何百ものメールやファックスが殺到した。     フィアット社がブルサにあるトファシュ社工場にて生産を開始するD200型ミドルクラスのセダンにトルコ語名をつけて市場に出すとの情報が何百人もの人を動かした。トファシュ社CEOのアルフレッド・アルタヴィッラ氏を始め、同社上層部に対し、新車名を提案するメールやファックス、さらには電話が300件にも及んでいる。    全文をよむ

2006-01-31 マイクロソフトとドアン・グループがインターネット事業で提携 (Milliyet紙)

ドアン・ホールディングのアイドゥン・ドアン代表取締役が米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長と行った会談で、ソフトウェアの巨大企業マイクロソフトとドアン・グループがインターネット分野で提携することが決まった。2社は共同で、トルコ国内向けのインターネット検索エンジンを構築する。  ドアン放送ホールディング取締役、ドアン新聞株式会社執行責任者およびドアン・オンライン取締役を務めるハンザーデ・ドアン氏は、ドアン・グループがテレビ、新聞および雑誌で収めた成功をインターネットでも実現させたことを強調し、マイク 全文をよむ

2006-01-30 トルコ版シリコンバレーに期待 -ビル・ゲイツ、イスタンブルを訪問 (Hurriyet紙)

マイクロソフト社の会長ビル・ゲイツ氏は、イスタンブルに「シリコンバレー」を造ると明言した。エルドアン首相は、ドルマ・バフチェ宮殿でビル・ゲイツ会長を歓迎する夕食会を催した。ビル・ゲイツ氏は食事の席でエルドアン首相に、イスタンブルのウムラニエに建設を予定しているテクノパークに関する話を持ちかけ、イスタンブルにシリコンバレーを造ると語った。そしてテクノパークの建設状況はどうなっているのかを知るために、イスタンブル大都市市長カーディル・トプバシュ氏の方を向き、「建設は進んでいるんだろう?」と問いかけた 全文をよむ

2006-01-27 2005年のM&Aは304億ドル相当、164件に (Milliyet紙)

アーンスト&ヤング社による「M&A 2005年レポート」によると、昨年(2005年)、トルコでは合計304億USドルにものぼる164件の合併・買収が行われた。    このうちの19件、155億ドル相当は民営化事業であり、18件は預金保険機構(TMSF)が実施した売却で占めている。また2004年の買収は91件、25億ドル相当であった。  2005年に行われたM&Aで最大の22%、65億5000万ドルをトゥルクテレコムの民営化が占めた。第二の買収は45億5000万ドルでボーダフォンによるテル 全文をよむ

2006-01-22 鳥インフルエンザ啓発映像、人気歌手タルカンとタトルセスに白羽の矢(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ユニセフが鳥インフルエンザ啓発映像を作成する。人々の関心を引くよう、トルコの人気歌手の出演を予定し、調査のため行われたアンケートでは、イブラヒム・タトルセス(アラベスク歌手)とタルカン(ポップ歌手)の希望が多かった。   ユニセフは、鳥インフルエンザ啓発映像の3作目を作成する。鳥インフルエンザの出現後、病気の流行に立ち向かうとともに、啓発運動にも重点をおく計画によって、まず厚生省と農業省、そののち衛生養鶏知識プラットフォームにそれぞれ啓発を作成させた。    ■政府による2本の啓発映像ソフト  全文をよむ

2006-01-20 イスタンブル株式市場、世界第2位の速さで拡大(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブル株式市場に上場している304の企業の株式の時価総額が1年間で64.3%上昇し、1,615億ドルとなった。同市場は韓国市場に続いて世界第2位の速さで拡大したことになる。    イスタンブル株式市場はこれまで、世界で最も株価が乱高下することから“エレベーター市場”などと呼ばれていたが、EUの要望である早急な民営化と経済安定化によって、韓国に続く世界第2位の速さで拡大する市場となった。    世界株式市場連盟のデータによると、イスタンブル市場に上場する304の企業の2005年末の株式の時価 全文をよむ

2006-01-20 3年ぶりのパン値上げに、イスタンブル製パン業協会長が謝罪(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブル製パン業協会会長のオゼル氏は、これまで3年間値上げのなかったパンの値段をコストの上昇を理由に30クルシュから35クルシュへと値上げすることを明らかにし、この件で国民に謝罪した。    コストの上昇を理由に200グラムのパンの値段を35クルシュに値上げすることを表明したイスタンブル製パン業協会のファフリ・オゼル会長は「我々にはどうすることもできない理由により値上げに踏み切った。国民の皆さんには申し訳ない」と述べた。  ガーズィーオスマンパシャ市文化センターにて記者会見を行ったオゼル会長 全文をよむ

2006-01-17 観光業界からも鳥インフルエンザの影響を心配する声(Milliyet紙) (Milliyet紙)

鳥インフルエンザは観光業界にも悪影響を及ぼし始めた。各国が次々と出した渡航警告や外国メディアが報じているニュースが原因で、トルコ旅行予約の動きが緩慢になってきている。    ヨーロッパで最大の旅行会社であるドイツのTUI社は、トルコ旅行の予約の動きが1月11日以降、緩慢になってきたと公表した。TUI社幹部は、鳥インフルエンザが同社のトルコ旅行事業に害を及ぼすかどうかを判断するには時期尚早であると述べた。    ヨーロッパを訪れるトルコ人旅行者は、トルコ国内の鳥インフルエンザの影響で奇妙な扱いを受 全文をよむ

2006-01-15 マルマライ・プロジェクト第二期(郊外鉄道)工事入札、1月30日実施へ(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イスタンブルのマルマライ・プロジェクトが第二期に入る。このための「郊外鉄道」工事の入札が1月30日に行われる。入札ではアメリカ、日本、ドイツ、フランス、カナダ、イタリアの各企業が合弁グループとして競合する。   イスタンブルの両岸を海底でつなぐ「マルマライ」の第二段階にあたる郊外鉄道工事の入札が開始される。2005年1月16日に参加企業からの要望で2006年1月30日に延期された郊外鉄道の工事のための入札で、準備を進めている各国の有名各企業から成る5つの合弁グループが名乗りを上げるとみられてい 全文をよむ

2006-01-13 農務省、鳥インフルエンザで大打撃の養鶏業界救済に奔走(Milliyet紙) (Milliyet紙)

鳥インフルエンザの被害により打撃を受けた鶏肉業界の代表者たちは、エケル農務大臣との面談に続き、1月13日にはトルコ会議所・商品取引所連合の関係者を訪れる予定だ。    ■融資の要請  一昨日の農務省、保護管理総局で行われた会議では、鶏肉業界の直面している問題がとりあげられた。    農務省は会議終了後、鳥インフルエンザにより被害を受けている養鶏業界の苦渋を和らげるため、4機関に書面を送り、いくつかの要請を行ったことを明らかにした。    発表によると、首相府への書面のなかで農務省は、鳥インフルエ 全文をよむ

2006-01-04 インフレ率は過去37年間で最も低い水準に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トルコ統計機構は2005年の生産者物価指数が2.66%、消費者物価指数が7.72%上昇したと発表した。消費者物価指数は目標としていた8%以下に留まり、0.53%の年間増加率に留まった1968年以来、最も低いインフレ率となった。     2005年12月には月間ベースで生産者物価指数が0.04%後退し、消費者物価指数が0.42%に上昇した。消費者物価指数において見込みよりも上昇が抑えられた原因として、食料と衣料といった主要支出グループの価格が下がったことが挙げられる。一方、生産者物価指数における 全文をよむ

2006-01-03 ユルドゥルム運輸相:大型開発事業ガラタポートの支払計画は見直しが必要(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスラエルの実業家、サミ・オフェル氏との極秘会談の有無や支払条件をめぐり、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相とケマル・ウナクタン財務省長官に対する非難の声が上がったガラタポート入札で、政府内で驚くべき進展がさらに起こっていたことが明らかになった。入札について公式文書で自らの見解を発表したビナリ・ユルドゥルム運輸大臣は、野党の批判の焦点となった「支払計画」の見直しを提案した。    入札の最終承認機関である高等計画委員会(YPK)の求める関係省庁の見解は、事務局としての役割を担う国家計画庁(DPT 全文をよむ

2005-12-31 新年からお買い物は新トルコリラで ― 旧リラは無効に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 旧トルコリラが2006年1月1日以降無効となり、食料雑貨店やスーパーなどでも使用できなくなる。手元に残った旧トルコリラは中央銀行にて両替が出来る。一部の大手スーパーなどでは旧トルコリラの使用も当面可能だがつり銭には新トルコリラが渡される。     旧トルコリラの紙幣・硬貨が明日を以って無効となり、買い物などで使用されなくなる。一年前から発行されている新トルコリラのみが使用可能となり、手元にある旧トルコリラは農業銀行(Ziraat Bankası)や中央銀行(Merkez Bankası)で両替 全文をよむ

2005-12-26 外国資本による投資が増加中、デノミの功績大か(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 ジャンセン・バシャラン氏は海外資本による投資がより増加するだろうと述べた。  「投資の最大の要因の一つは通貨から余分なゼロが除かれたことだ。はっきり言うと、通貨のゼロが除かれたことがここまで効果があるとは考えなかった」     プライスウォーターハウス・クーパーズのトルコ支部長ジャンセン・バシャランは、最近外国資本がトルコへ関心を強めたことを指摘し、「我々は関心の増大を最初からみてとることができた。というのも、彼らが最初に接触をしたうちのひとつが我々であったから。この18ヶ月の関心は強い」と述 全文をよむ

2005-12-23 トルコの甘いお菓子ロクム、世界の様々な国で生産(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トルコロクム、通称「ターキッシュデライト」の商標登録はない。このため中国、カナダ、イギリス、ベルギー、オランダ、南アフリカでさえトルコロクムの名で商品が生産されている。     世界中が「トルコロクム」に手を出した。中国からオランダ、南アフリカにイギリス、カナダにベルギーまでの多数の国で「トルコロクム」の名で生産されている。   こういった生産を規制するのが商標登録だが、「商標は商標登録がなされている国でだけ有効である」というのが世界的な了解事項である。  もし商標権利を他の国でも守りたいので 全文をよむ

2005-12-11 トルコ航空がボーイング社製飛行機購入、機体引渡し式典にトルコから異例の56人参加(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トルコ航空がボーイング社から23機のボーイング737を購入した。最初の一機の受け渡し式典のため9人の議員を含む56人もの代表団がアメリカのシアトルを訪れた。議員らは「公共経済企画委員会」のメンバーであり、トルコ航空の監査を務めている。二つの民間企業関係者はトルコ航空の民営化に関連してこの代表団に参加した。またトルコ航空からはテメル・コティル社長と、二人の副社長が出席した。  このような異例の大人数はボーイング社の幹部たちを非常に驚かせることになった。ある社員は「受け渡しの式典に国会議員が出席し 全文をよむ

2005-11-25 イタリアとの経済交流が活発に -600人ものビジネスマンがトルコ訪問(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ‐イタリア・ビジネスフォーラムに参加したイタリアのビジネスマンはトルコに対する重要な投資計画を発表した。イタリアの船舶メーカーFincantieri社の社長、Corrado Antonini氏はコチ・グループと共にトルコ沿岸保安庁に巡視船4隻を納入する準備を行い、さらに4億ドル規模の入札のためトルコに対し技術移転を始めたことを明らかにした。また、BenettonグループのCEO(最高経営責任者)、Alessandro Benetton氏はトルコでの投資を拡大させると発表した。  イタリアの 全文をよむ

2005-11-19 カスピ海の原油、パイプライン経由でトルコ国境に到達(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 バクー・ティフリス・ジェイハン(BTC)原油パイプラインからトルコへカスピ海の原油がやってきた。原油は、1,776kmのパイプラインの最終地点ジェイハンに年末に到達する。     基礎工事が2002年9月に着工されたバクー・ティフリス・ジェイハン(BTC)原油パイプラインの完成後、ポンプでのくみ上げが開始されたカスピ海原油が昨日トルコに到達した。ボタシュ・BTC副監督ギョクメン・チョロウルは「原油は昨日15時50分にアルダハンでパイプラインの連結ポイントであるチュルクギョズの国境ゲートの付近か 全文をよむ

2005-11-15 トルコ家計調査:イスタンブルでは家賃、南東アナトリア地方では食費が最大の出費(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコで家賃と住宅費をもっとも多く支払っているのはイスタンブル住民である。国家統計局(DİE)が2003年および2004年家計調査結果からまとめたところによると、イスタンブル住民の住居費・家賃の支出は、家計の32.2%を占めている。  家計のなかで食費の占める割合が最も高い地域は、39%で南東アナトリア地方である。教育費をもっとも多く支出する地域は、3.2%の東部黒海地方である。    ■中央アナトリアはアルコールで第一位  消費支出項目のうちアルコール飲料・タバコを地方別にみると、5.3%で中 全文をよむ

2005-11-13 2005年航空業界は高利益を確保:2006年には新規3社が開業予定(Milliyet紙) (Milliyet紙)

今期、航空業界ではかなり大きな動きがある。航空会社のほとんどが今年黒字決算を迎え、来年、全ての会社が航空機の数を増やし、運行便も増やす予定である。国内線および国際線両方の便を運行する民間会社は現時点で4社になった。新たに2006年から3社が加わり、また別の3社が認可申請中である。  その一方で重要な動きがあり注目されている。トルコ民間航空業協会(TÖSHİD)のシャハベッティン・ボルクチュ会長の発表によれば、「よく知られ有名な大航空会社の全て」がトルコで民間航空会社を買収、もしくは共同経営のため 全文をよむ

2005-11-11 ハラール食品基準に関する議論:経済界が支持(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ規格協会(TSE)が来期に導入する予定の「ハラール(イスラム教徒が食べてもよいとされる食品)食品基準」に対し、経済界が大筋で支持を表明した。    アンカラ商工会議所のシナン・アイギュン会長は「(これまでハラール食品を求める消費者が食品を買うのを)躊躇していたので、私は(基準は)必要だと思っていた」と話す一方、独立実業家協会(MÜSİAD)のオメル・ボラト会長は、「ハラール食品」の認証を今年初めにMÜSİADとして承認したことを明らかにし、ISO(国際標準化機構)の品質証明書には不備があっ 全文をよむ

2005-11-08 ヨーロッパ人のトルコ不動産購入、今後10年間で急増か(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヨーロッパ・トルコ観光審議会ヒュセイン・バラネル会長は、ヨーロッパの人々がトルコに関心をもっていると述べ、今後10年で300万人のEU市民がトルコで不動産を購入するという予測を明らかにした。    ヨーロッパ・トルコ観光審議会ヒュセイン・バラネル会長は、不動産に関する新法が施行された後、トルコが50歳以上のヨーロッパ人の居住地となるだろうと述べ、実施された調査では今後10年で300万人のEU市民がトルコで不動産を購入すると予測を立てていることを明らかにした。    バラネル会長によれば、アランヤ 全文をよむ

2005-11-04 トルコ国内のホテルチェーン数が127に:過去4年間で倍増(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ国内で「チェーン展開する」ホテルグループの数はここ4年で倍増した。2001年に64チェーンだったホテルチェーン数は127に達した。このうち114のチェーンはトルコの会社が経営している。    一国の観光部門の発展段階を示す最も重要な指標の一つと考えられている「ホテルチェーン」の数がトルコでも急増している。エキン出版グループの行った調査によると、トルコにおけるホテルチェーンの数は2001年には64だったが、現時点で127に増加している。これらのうち114はトルコの会社が経営している。この数は 全文をよむ

2005-11-01 トルコ保険業界の期待ふくらむ:EU加盟が市場拡大もたらすと予測(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 アナトリア保険会社社長マヒル・バイユルドウル氏は、トルコで一人当たりおよそ67USドルである保険料が、EU加盟にむけて増加し、10年以内に500USドルまで上がるだろうと述べた。       アナトリア保険会社バイユルドウル社長は、ヨーロッパ諸国で一人当たり1200USドルである保険料がトルコでは67USドルにとどまっており、このためEU加盟にむかう過程でトルコ保険業界に重要なポテンシャルが秘められていると述べた。バイユルドウル社長は、将来起こりうる危険から発生する損害を取り除くために、あらか 全文をよむ

2005-10-28 トルコ観光収入増加へ:今年はすでに150億USドルを超える(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

「クリーン産業」と位置づけられている観光業界においてこの42年間にもたらされた外貨累計額は、1,212億8900万USドルにのぼった。今年の観光収入は、10月現在で150億USドルを超えた。    トルコを訪れる観光客数は今年の9月末までで1901万9千582人を数え、観光収入は145億7275万5千422USドルと発表された。観光業界代表団は、今年の観光業界の様子を総括し、共和国樹立後82年目の今年、観光収入が150億USドルを超えたと発表した。    ■長かった道のり  ここまで到達するまで 全文をよむ

2005-10-28 10月29日共和国記念日に国旗掲揚:今年はEUの旗も売れ行き好調(Milliyet紙) (Milliyet紙)

参加交渉が始まり、EU旗への関心が高まっている。旗を生産している業者は、個人や企業がトルコ国旗と一緒にEUの旗も買っており、売り上げが徐々に上がってきていると話す。    EUとの完全加盟交渉の開始後、EUの旗に対する関心が増している。旗生産業者は売り上げが大きく伸びたといい、トルコ国旗の需要がもっとも高まる共和国記念日を前に、民間企業などにEUの旗を数多く販売したと話す。    ■トルコ国旗とセットで  (EUの旗を生産する)エジェ・バイラックのカーディル・クルチ社長は、EUの旗の売り上げが大 全文をよむ

2005-10-25 イスタンブルに高さ300メートルのツィンタワー:ドバイの建設会社がデザイン(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 イスタンブル市とドバイ・インターナショナル・プロパティーは、5億ドルをかけてツインタワーを建設する。このツインタワーは片方が高さ300メートルで、イスタンブルで一番高いイシュ・タワーを119メートル上回ることになる。     イスタンブル市(IBB)とドバイ・インターナショナル・プロパティー(DIP)によるイスタンブルでの共同投資の第一弾は、レベントに建設される二つの超高層ビル‘ドバイ・タワーズ・イスタンブル’となる。らせん状のおもしろいデザインで注目を集めるこのツインタワーは、片方は高さ30 全文をよむ

2005-10-24 電力会社の海外進出:電気料金の値上げをしない政府に反発(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ全体の電力の16%を供給し、発電能力でも11%を占める天然ガス発電所で損失の増大が顕著になっている。  原料の天然ガスを世界価格で購入しているにも関わらず、提供する電気の料金は2年間据え置かれており実質的に値下げ状態にあると言う電力会社は「コーナーに追い詰められた」と表現する。電力会社は解決には国家への負担金の削減が必要だと考えている。    ■解決策は国外に  電力事業の拡大を決めたゾルル・グループは、損失を回避する道を国外に求めている。ゾルル電力のエルハン・チェティノク社長は、ウクライ 全文をよむ

2005-10-22 イスタンブルに人口250万人のニュータウン建設計画(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブル市役所が設立したイスタンブル都市計画センター(IMP)による縮尺25000分の一のモデルは完成間近である。計画の施行により新しく住宅とオフィスが作られることが確定した。バシャクシェヒルとチャタルジャの間に、イキテッリとバフチェシェヒル・ウスパルタクレという2つの中心地をもつ、人口250万、60万戸以上の住居をもつ新しい都市が計画された。     イスタンブルに人口250万、60万戸以上の住宅が建つ近郊街区が誕生する。建設プロジェクトが公募で決定される予定の近郊都市計画を、このために設 全文をよむ

2005-10-20 個人精肉店、大型店に流れた顧客獲得に努力:店舗を一新、ヨーロッパ基準導入も計画:(Milliyet紙) (Milliyet紙)

買い物客をスーパーマーケットに奪われた精肉店は、近代化と「EU基準への適合」を目指して動き出した。新型店舗のモデルとして3つの設計図が描かれた。店舗の基準作りのためトルコ規格協会(TSE)にも協力を求めた。    約2万5000軒の精肉店が加盟する「トルコ精肉業、家畜飼育業、精肉・加工製品小売商・加工業者連盟」のファズル・ヤルチュンダー会長は、精肉店の外観をよりモダンにし、スーパーマーケットに奪われた顧客を取り戻すための活動を始めたことを明らかにした。    ■大学が店舗を設計    近年になっ 全文をよむ

2005-10-20 高速鉄道用車両の製造権入札でスペインのCAFが落札(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ国鉄の高速鉄道で使用される予定の10編成の車両の製造権入札に3社が名乗りを上げた。落札したのは2億4,165万3,370リラの価格を提示したスペインのCAFだった。    入札結果を公表したトルコ国鉄のヴェルシ・クルトゥ副総裁は、旅客輸送を目的とした高速鉄道用の10編成の車両製造権の入札を外国資本(導入)の承認を得て6月6日に開始していた件について、入札文書を請求した8社のうち、ボンバーディア(スウェーデン)、CAF(スペイン)、日立・三菱(日本)の3社が実際に入札に参加したことを明らかに 全文をよむ

2005-10-14 サバンジュ女史、ヨーロッパの女性リーダーランキングで8位に(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

サバンジュ財閥取締役のギュレル・サバンジュが世界的に有名な経済紙、フィナンシャルタイムズの発表したヨーロッパのトップキャリアウーマン25人の中で8位にはいった。    同紙はサバンジュ女史の経歴をも掲載しているが、彼女が「トルコで最大級の企業のトップに立った初めての女性」であることに着目している。    また彼女が27年の実務でキャリアを積んできていることを同紙は伝えており、彼女は学生時代からこのかた、人生のどの面でも変化に柔軟に対応してきた人物であると述べている。彼女が今日の成功を築く道のりで 全文をよむ

2005-10-12 国会で外国資本のトルコ進出について舌戦:首相vsバイカルCHP党首(Milliyet紙) (Milliyet紙)

昨日、国会内で、外国資本のあり方をめぐって舌戦が繰り広げられた。首相は公正発展党(AKP)、バイカルは共和人民党(CHP)の党派会議で話した。二人のリーダーは外国資本についてお互いを厳しく批判した。    ■エルドアン:資本の人種主義だ    エルドアン首相は、「(CHPグループは)反外国資本主義を唱えている。『古いコミュニストの考え方』と言う人もいるが、私は彼らのことを“資本人種主義者”と呼ぶ」と述べた。  エルドアンは、AKPの党派会議の中で、(CHPグループは)トルコを孤立に追いやることを 全文をよむ

2005-10-08 トルコ-北キプロス間の給水パイプライン建設プロジェクト調印(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコから北キプロス・トルコ共和国(北キプロス)に水を供給するパイプライン建設プロジェクトの協定が昨日調印された。ギュレル大臣は、水に続き電気と天然ガスを供給するプロジェクト実施の見通しを示した。    エネルギー大臣ヒルミ・ギュレルは、給水管が「ある種の和平計画」になると説明した。ギュレルは、今後電気と天然ガスを送るプロジェクトを実施することも明らかにした。ギュレル大臣によると、アナムル・ドラゴン川で取水される水は、深さ250メートルの海底に設置される長さ78キロ、直径1.6メートルの給水管を 全文をよむ

2005-10-06 断食月の豪華な夕食会:議題は数十億ドルの開発プロジェクト(Milliyet紙) (Milliyet紙)

エルドアン首相は、ドバイ訪問の際にトルコへの投資を呼び掛けたアル・マクトゥム王子と、今夜イフタール(断食後の夕食)を共にする。夕食会では、イスタンブルで計画されている数十億ドル規模の不動産プロジェクトについて話し合う予定。    今日トルコを訪れる予定のドバイ王位継承者のシェイフ・ムハンマド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥム王子は、イスタンブルでエルドアン首相が開く夕食会で、イスタンブルに対する少なくとも1億ドルの不動産投資について話し合う。  ホテル、住宅、ショッピングセンター建設を含む不動産 全文をよむ

2005-10-02 トルコ経済界、重苦しい雰囲気の中、EU加盟交渉開始みまもる(Milliyet紙) (Milliyet紙)

EUによるアルメニア問題の提議で「EU加盟は予想よりも難しくなる」と考える経済界によれば、10月3日に加盟交渉が開始されなければ、関係は危機に陥りかねないとしている。    トルコのEU加盟交渉開始問題において重要な日となる10月3日を目前に、経済界から起きた懸念が関心を集めている。経済界の基本的な懸念は、10月3日に交渉開始の決定が見込まれてはいるが、最近欧州議会で提議されたアルメニア問題はトルコのEU加盟を困難にするシグナルと見なされていることである。企業家らは、10月3日に交渉が開始されな 全文をよむ

2005-09-29 民営化に協力を:エルドアン首相、UAE企業家に入札参加を呼び掛け(Milliyet紙) (Milliyet紙)

「民営化に協力を」とのメッセージを送り続けているエルドアン首相は、アラブ首長国連邦の企業家にトルコ航空、ペトキム、エルデミル、イズミル港やホテル民営化の入札への参加を呼び掛けた。    レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、イスラーム系資本に向けた呼び掛けを続けている。世界の中でも特にオイルマネーで潤っているアラブ首長国連邦(UAE)の企業家にトルコ航空、ペトキム、エルデミル、イズミル港、ホテルなどへの入札参加を呼び掛けた。    湾岸諸国への外遊でオマーンから昨晩UAEに入ったエルドアン首相は 全文をよむ

2005-09-26 売却後1年で価値が4.5倍?疑惑の土地売買(Milliyet紙) (Milliyet紙)

経営破綻したパムク銀行からTMSF(預金保険基金)に譲渡されたギレスンにある5ドニュム(1ドニュム=919平方メートル)の土地が、昨年6月に鑑定結果に基づき4440億リラで売却された後、黒海自動車道のルートに当たるという理由で今年7月に国道局によって2兆2490億リラで再度国有化されたことが判明した。    TMSFが売却前に行った調査に基づいて準備した鑑定結果に従って4440億リラでセマー・ツーリズムに売却した5640平方メートルの土地は、黒海自動車道の建設用地と安全地帯として第10地域国道局 全文をよむ

2005-09-23 仏BNPパリバ傘下のトルコ経済銀、イスラーム金融業へ参入(Milliyet紙) (Milliyet紙)

フランスのBNPパリバ銀行が出資するトルコ経済銀行のヤヴズ・ジェネヴィ頭取は、イスラーム金融業への参入を表明した。    BNPパリバが資本参加する同行は、トルコの銀行で初めてイスラーム金融業(配当を出す代わりに無利子で融資する金融業)へ参入する。トルコで唯一、特別財政機構(ÖFK)が無利子の預金とローンの分野でサービスと商品を提供するイスラーム金融業において、初めて外国の銀行が資本参加するトルコの銀行が、中東諸国に対してサービスを始める。  トルコで民間銀行が折りに触れ批判してきた無利子の金融 全文をよむ

2005-09-21 実はこんなに貧しいトルコ:世界銀行の報告書より(Radikal紙) (Radikal紙)

世界銀行:トルコ人口の4.8%は1日1ドルで生活     世銀が発表した「世界開発報告2006」のデータから、トルコ人口の4.8%が購買力では1日1ドル以下で生活するようにしていることがわかった。1日1ドル以下で生活している人口の割合の高さでは、トルコは90か国中54位であった。     世銀の「世界開発報告2006」が発表された。「公正と開発」という副題の報告書では、公正は「機会の均等」と「絶対的貧困からの脱却」という2つの基準で定義されている。この領域では、性別、人種、出生地、家族といった先 全文をよむ

2005-09-21 建築家協会、ガラタポート建設事業入札の告訴を検討(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 トルコ建築家協会は、ガラタポートの入札を違憲とし告訴の準備をしている。建築家協会のオクタイ・エキンジ会長は、ガラタポート建設事業を「ボスフォラス海峡における開発ファシズム」と非難し、「今、タイイプ・エルドアン首相がイスタンブル大都市庁長官であったなら、このプロジェクトに激しく抗議していたことだろう。」と発言した。     エキンジ会長は、ハイダルパシャやガラタポートなどの建築事業の開発に関する職務権限をイスタンブル大都市庁からとりあげ政府のものとした法律が違憲であると指摘し、次のように述べた。 全文をよむ

2005-09-21 ガラタポート落札企業が詳細語る:賃貸契約で支払いは3年後から(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ガラタポートの入札を35億3850万ユーロ(43億ドル)という最高値で落札したロイヤル・カリビアン・クルーズを筆頭とする合併参加企業のひとつ、チェチェン財閥代表取締役イブラヒム・チェチェン氏は、この計画が建設-経営-譲渡(YiD)計画というよりはむしろ「賃貸」計画であると述べた。チェチェン氏は「国は自分では全く金を出さずに空き地に建物を作らせ、そのうえで高額な賃貸料を手にしている」と述べた。   チェチェン氏は計画の詳細がトルコ海運事業団によって2年前に発表され、これに基づいてあらゆる会社が入札 全文をよむ

2005-09-13 コチ財閥、今年は買収の年:ヤプ・クレディ銀行からテュプラシュまで(Milliyet紙) (Milliyet紙)

コチ財閥は今年になって、まずヤプ・クレディ銀行(YKB)を買収し銀行業で攻勢をかけた。続いてタンサシュを買収し小売業界で首位の座を固めた。そして今回、トルコ最大の企業であるテュプラシュを買収し、産業界のリーディングカンパニーの座を不動のものにした。     コチは、伊ユニ・クレジットとの合弁会社でYKBを15億ドルで買収した。合弁会社の持ち株比率は50%ずつなので、コチはYKB買収に7億5000万ドル投資したことになる。その後ギマを(仏カルフールとサバンジュ・グループの合弁会社である)カルフー 全文をよむ

2005-09-10 ヤプ・クレディ銀行の名が残されることを希望(Milliyet紙) (Milliyet紙)

ヤプ・クレディ銀行(YKB)のメフメト・チェキンメズ頭取は、「YKBの名前はとても大きな力を持っている。この名前が残されると考えているし、願ってもいる。YKBとは、コウノトリのマークとロゴ、名前、そして行員たちが一体となった力なのだ」と語った。    トルコの銀行の歴史に「最初の銀行」というイメージとコウノトリのロゴで名を刻むヤプ・クレディ銀行は、設立61周年を祝う一方、昨日証券市場に対して行った特別会見で、9月28日に開かれる株主総会でコチ・ユニクレジットと経営統合すると発表した。  メフメト 全文をよむ

2005-09-03 インフレーションが顕著に:8月の物価指数(Milliyet紙) (Milliyet紙)

たばこの値上げ、次から次へと記録を破る原油価格の高騰、そしてF1によるホテルやレストランの価格上昇によって8月の消費者物価指数は0.85%、生産者物価指数は1.04%上昇した。年間インフレ率は消費者物価指数で7.91%となった。    月間のインフレ率は2カ月ぶりに再度上昇に転じ、消費者物価指数は0.85%、生産者物価指数は1.04%、それぞれ上昇した。8月のインフレ率上昇には、特別消費税の増税によるたばこの値上げ、原油価格高騰の燃料への影響、そしてF1開催に伴うイスタンブルでのサービス業の価格 全文をよむ

2005-09-02 4ヶ月ぶりに黒海で漁解禁:カツオが大漁(Milliyet紙) (Milliyet紙)

 黒海の漁師達は、一昨日の深夜(9/1早朝)に漁を解禁し、初日に大量のカツオが入ったケースと共に帰還した。カツオは一匹1トルコリラ(YTL)でせり落とされたものもあった。     黒海では漁業シーズンが豊漁で始まった。一昨日の深夜、4ヶ月間の禁漁期間の終了にともない、漁師達はサムスンから50隻の漁船で黒海に出た。4時間続いた漁の後、大量のカツオと共に帰港した。   シーズンの初日から魚と共に帰港できる幸せを味わった漁師達は、感謝の祈りをささげた。20年間漁師をしているというハルン・メジトさん(4 全文をよむ

2005-09-01 中国の繊維製品、EU税関で足止め。トルコはチャンスを生かせるか(Milliyet紙) (Milliyet紙)

中国が輸入割当額を超過したことにより、8,000万点の繊維製品がEU税関で足止めされたため、ヨーロッパは“繊維危機”に見舞われた。発注した製品を受け取れなくなったバイヤーは、大あわてでトルコへ殺到した。    「輸入割当額超過」によりEUの税関で足止めされた中国製の繊維製品が巻き起こした危機的状況に解決の糸口が見えないことから、発注した品物を受け取れないヨーロッパの繊維業者は商品を求めてトルコへ殺到した。  イスタンブル繊維・既製服輸出業者組合は、中国製品が税関を通過できるようEUの担当者ととも 全文をよむ

2005-08-25 トルコ航空、整備不良の飛行機で22回のフライト(Milliyet紙) (Milliyet紙)

民間航空庁(SHGM)は、最近3カ月で12の航空会社に合計約3万4千リラの罰金を科した。2万1千リラで12社中最高額の罰金を命じられたトルコ航空(THY)は、飛行に適さない飛行機で22回もフライトを行っていたことが判明した。    検査をより厳格にしたSHGMは、驚くべき事実に直面した。検査の結果、THYが飛行に適さない飛行機でたびたび運航を行っていたことが明らかになった。SHGMの運航部と点検部が科した罰金について、6月15日に第13040号、7月14日に第15434号の2つの報告書が提出され 全文をよむ

2005-08-19 カザフ産原油輸送にBTCパイプライン使用の見込み(Radikal紙) (Radikal紙)

カザフスタンは2010年には1億トンに達すると見込まれる産出原油の30%をバクー-トビリシ-ジェイハン石油パイプライン(BTCパイプライン)を通じて西側市場に供給する予定。このことは、BTCパイプラインの能力と、同パイプラインの「経済性」を保証することになるだろう。    デニズ・ゼイレキ    アンカラ発    計画の遅れから鬱々とした日々を送ってきたバクー-トビリシ-ジェイハン石油パイプライン・コンソーシアムに吉報が届いた。カザフスタンからだ。カザフスタンは2010年には1億トンに達すると見 全文をよむ

2005-08-19 トルコ輸出業者協議会、トルコ-グルジア国境間の鉄道建設を要請(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ輸出業者協議会のオウズ・サトゥジュ会長は「外国貿易で荷物をトラックで運搬し続けることはできない。トラックやトレーラーではそれほど遠くまで行けないのだ」と話し、鉄道や海上輸送への投資を要望した。  輸出品の運搬では陸上輸送が、輸入品では海上輸送が最も利用されていることに触れ、「(トルコ・グルジア国境を挟む)ホパとバドゥムを結ぶ鉄道が必要だ。権限が与えられるなら、トルコ輸出業者協議会としてこの鉄道を建設する用意がある」と述べた。    ■「トラック運転手のロビー活動」    トルコ輸出業者協議 全文をよむ

2005-08-18 トルコ製ユーロ?(Hurriyet紙) (Hurriyet紙)

新聞記者の友人であるヴァデット・イェネレルが出版しているドゥルム誌の2005年8月号で、とても興味深い写真と文章の記事があった。イェシム・デミルが取材した「トルコ製ユーロは誰が造った?」という見出しの記事だ。    CDアルバムのようなものをイメージしてもらいたい。表紙と中表紙には、オスマン朝の面影の残るトルコ帽を被り、ターバンを巻き、シャルヴァルを履いて手を差し出す物乞い、野良犬、後にはモスク。その上に書かれた月と星。表紙には「Turkish Euro Foundation(トルコユーロ基金) 全文をよむ

2005-08-16 裕福層と貧困層、最大のギャップは教育費に(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコの最富裕層にあたる20%は月平均の教育費が68.1YTL(イェニ・トルコ・リラ)である一方、最貧困層の20%は50Ykr(イェニ・クルシュ。クルシュはリラの100分の1の通貨単位)であり、両者間の差は146.4倍である。     国は私立教育機関に税金その他の支援を行いその推進・普及に努めているが、トルコにおける富裕者と貧困者間の格差は、教育費において146.4倍にのぼることがわかった。   国家統計局(DİE)の消費支出に関する調査結果による指摘で、収入グループに応じた支出タイプの最大の 全文をよむ

2005-08-14 メルスィン港をTAVのようなブランドに(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブル・アタテュルク空港を経営するTAVの株主であるアクフェンのオーナー、ハムディ・アクン氏は、「メルスィン港をTAVのようにブランド化し、世界の他の港湾の民営化の際には入札に参加する」と述べた。    前日に行われた入札で、シンガポールのパートナー企業、PSAとともにメルスィン港を7億5千5百万ドルで落札したアクフェンのオーナー、アクン氏は「メルスィン港で、TAVのようなブランドを生み出したい」と述べた。テペグループとアクフェンの合弁で創設されたTAVは、アタテュルク空港の15年間の経営 全文をよむ

2005-08-13 BTCパイプラインでカスピ海産原油グルジアへ(Radikal紙) (Radikal紙)

バクー発    バクー-トビリシ-ジェイハン石油パイプライン(BTCパイプライン)のアゼルバイジャンからグルジア国境にかけての部分はもう石油が満ち満ちていることが明らかになった。BTCを管理するBP(ブリティッシュ・ペトロール)―アゼルバイジャン社代表のデイヴィット・ウッドワード氏からの情報によれば、パイプラインの443kmに及ぶ同部分が石油で満たされるためには、230万バレルの原油が使われた。石油はグルジアのガルダバニ市近郊の第一中継基地に達し、トルコ国境に至る送管ポンプへの充填作業が始まった 全文をよむ

2005-08-07 ロスト・バゲージ件数が最も少ない航空会社はトルコ航空(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ航空(THY)は、欧州航空会社協会(AEA)の発行した最新の消費者レポートによると、今年の第2四半期で欧州の航空会社25社の中でもっとも手荷物の紛失が少なかった会社となった。  エールフランス、英国航空、KLM(オランダ航空)、ルフトハンザ、イベリア航空などの欧州の大手航空会社を含むレポートによると、手荷物の安全ランキングでトップになったTHYは、4月-6月期に359万6千人の乗客を運んだが、乗客千人当たりの荷物の紛失率はわずか0.4%だった。  THYに続き、エアーマルタが2位、ギリシャ 全文をよむ

2005-07-31 トルコ人の45%の休暇は親戚の家にいくこと、半数は休暇なし(Milliyet紙) (Milliyet紙)

調査会社GfKトルコの調査によると、トルコ人の45%が“休暇で”1週間から10日を親戚と過ごしている。人口の半数近くが、全く休暇をとっていない。    同社が“トルコ人の休暇の習慣”というテーマで行った調査で、休暇をとると答えたトルコ人の45%がスーツケースを支度するとすぐ、親戚の家を訪ねていることが明らかになった。調査によると、特にリゾート地に別荘や家のある親戚を訪れるケースが多い。  7地域の20県で男女1355人に行った調査で、驚くべき結果が表れた。それによると、トルコ人の44.4%が全く 全文をよむ

2005-07-30 トゥルクテレコム会長の電子メールを傍受-アルバイラク議員の息子が実行?(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トルコ大国民議会「不正行為対策委員会」メンバーで、AKP(公正発展党)のハムザ・アルバイラク議員の息子エムレ・アルバイラク氏が、トゥルクテレコム会長の電子メールを傍受したとして告訴された。一方、アルバイラク氏はテレコムを告訴している。    トゥルクテレコムのメフメト・エキンアラン会長は、自身の電子メールボックスが傍受されたとして検察に告訴した。検察が開始させた捜査で、電子メールボックスに密かに侵入したIP(インターネット・プロトコル)アドレスが、トルコ大国民議会「不正行為対策委員会」メンバーで 全文をよむ

2005-07-23 エンカ、モスクワに高級ホテル建設 ― 総工費9500万ドル(Milliyet紙) (Milliyet紙)

エンカグループがモスクワで建設した5 つ星ホテルが完成した。総工費9500万ドルで235の部屋を持つホテルは、エンカグループが株式の52パーセントを保有する。ホテルはスイスホテルが運営する。    建設によってモスクワの風景を変えたエンカは、スイスホテルと協力してロシアの豪華ホテル産業に参入した。  トルコ人の技師と労働者が26カ月で完成させた5つ星のスイスホテルが公開された。9500万ドルのプロジェクトにより最も高価なスイスホテルの1つになった34階建ての建物は、アンテナも含めると160メート 全文をよむ

2005-07-11 密輸タバコと戦え 官民合同の対策会議開催へ(Radikal紙) (Radikal紙)

税務次官のトゥラガイ議員によれば、密輸タバコによって年間20億ドル相当の税収が失われていることに鑑み、タバコ生産者業界も参加する対策会議が実施され対策が講じられる模様である、とのことである。    アンカラ発    税務次官のトゥナ・トゥラガイ議員は、密輸タバコによって年間約20億ドル相当の税収が失われていると述べ、「密輸タバコを抑えこまなくてはならない」と語った。トゥラガイ次官によれば、今日、国内でのタバコ生産に関わる団体も参加する会議が開催され、同問題に対する対策が議論されるとのこと。次官は 全文をよむ

2005-07-11 カッパドキアの12ホテルが企業設立、販売促進を一本化(Milliyet紙) (Milliyet紙)

カッパドキアのホテル経営者は、地域に来る文化ツアーの増強とホテル経営者間の連携効果を狙いに、団結してPADOK株式会社を設立した。カッパドキアの12の大規模なホテルが集い立ち上げたこの組織は、地域の紹介や販売、購買活動について各ホテルが協力することで、広報活動の強化を図る。  カッパドキア観光ホテル協会の会長であり、PADOK社の社長であるアフメト・トク氏は、観光客数が頭打ちの地域のホテルは設備を更新することもままならないと述べ、PADOK社を通じてサービスの質を向上させるとともに、この地域のブ 全文をよむ

2005-07-02 トルコ史上最大の民営化、トゥルクテレコムをレバノン系オゲル・テレコムが買収(Milliyet紙) (Milliyet紙)

トゥルクテレコムは、65億5000万ドルを申し出たオゲルテレコムのものになった。共和国史上最大の民営化でトゥルクテレコムの55パーセントを買収したオゲルテレコムは、レバノンのハリーリグループの企業である。  トゥルクテレコムには、20年前から民営化の話があった。今回の競売で最高価格は、65億5000万ドルで、レバノン系のオゲルテレコムが落札した。オゲルは暗殺されたレバノンのラフィク・ハリーリ首相一族の企業である。  トゥルクテレコムの55パーセントを売却する競売では、封印された封筒で提出された価 全文をよむ

2005-06-22 トルコの台所事情:家賃の上昇が家計を圧迫(Radikal紙) (Radikal紙)

 5月のトルコ全体の家賃平均は251YTL(約20,232円)にのぼることがわかった。この額は公務員の給料の34.9%を占め、最低賃金世帯ではじつに71.6%を占める。    最低賃金世帯および公務員の所得では家賃と日常的な食料品だけで精一杯である。最低賃金世帯では所得の71.6%分が、公務員では34.9%分が家賃に消えている。4人家族で計算すると、食料品にかかる支出は最低賃金世帯の場合は89.6%、公務員の場合は43.7%を占めることになる。     国立統計研究所が物価指数をもとに算出したデ 全文をよむ

2005-06-20 来年の独サッカーワールドカップ、トルコの観光に大きな打撃(Radikal紙) (Radikal紙)

ドイツで2006年7月に開催予定のサッカーワールドカップにより公共機関が休暇を返上することは、トルコの観光業にも打撃を与えそうだ。    2006年7月にドイツで開催予定のサッカーワールドカップの“敗者”はトルコになりそうだ。トルコの近年の爆発的な観光客の伸びを支え、(年間)460万人で観光客数の第1位を占めるドイツでは、全ての公共機関、およびサービス部門で2006年7月中の休暇が返上される。アッティラ・コチ観光相が、観光客数の減少を最小限に食い止めるため他の市場に目を向ける必要があると述べる一 全文をよむ

2005-06-19 EUに深刻な危機―ブリュッセル会議が予算問題で紛糾(Milliyet紙) (Milliyet紙)

フランスとオランダの国民投票で新基本条約・EU憲法が否決された後に行われたブリュッセル会議で、予算をめぐり二派に分かれたEUは、深刻な危機に直面した。ルクセンブルクの首相は「恥ずかしく思う」とコメントした。    仏・蘭での憲法否決から2週間後、「ヨーロッパが機能することを示す」ために開かれたブリュッセル会議は、合意が得られないばかりか、EUを「深刻な危機に」陥れた。  長時間に及ぶ議論の末、今期のEU議長国であるルクセンブルクのユンカー首相が口にした「恥ずかしく思う」という言葉が、EUが陥った 全文をよむ

2005-06-19 エンカ・ホールディング、ロシアの新空港工事で大型契約を落札(Milliyet紙) (Milliyet紙)

モスクワに建設される新空港のためのロシア史上最大級の入札が行われた。国内外から40社近くの応募があり、長期に渡る駆け引きの舞台となった約4億3千ドルという巨額の入札に応じたトルコの企業がエンカだった。アエロフロート・ロシア航空のバレリー・オクロフ社長とエンカ・ホールディングのシャルック・タラ名誉会長は、昨日モスクワで契約にサインした。  アエロフロートのオクロフ社長は、(1)建設に26カ月かかること(2)ターミナルは“シェレメチボ3”という名前になること(3)2007年の後半に開業することを明ら 全文をよむ

2005-06-02 破産スメル銀行の元会長に27年の刑(Milliyet紙) (Milliyet紙)

イスタンブル第8高等裁判所は、倒産したスメル銀行の元会長ハイヤーム・ガリップオールに詐欺及び横領の罪で懲役27年、罰金107兆リラを言い渡した。    問題となっているスメル銀行は不正業務で損害を被ったという主張により、銀行の元経営者ハイヤーム・ガリップオールを含む52人の容疑者が訴えられていた裁判の判決が出た。ガリップオールには詐欺及び横領の罪で懲役27年3ヶ月と罰金107,5兆リラが科せられた。  イスタンブルの第8高等裁判所で行われた法廷には容疑者のシュクリュ・カラハサンオール、ユルマズ・ 全文をよむ

2005-05-21 農産物の流通改革案 (Milliyet紙) (Milliyet紙)

農業省は生鮮野菜や果物の取引において中間業者を排除する働きかけを始めた。農業大臣サミ・ギュチルは、生産者組合が生産物を卸売市場を通さずに直接スーパーマーケットへ販売できるよう法整備を進めることを明らかにした。    ギュチルはSHP・ハタイ選出の国会議員ズヘイル・アンベルの質疑提案書への回答で、農家が生産物を適正な価格で販売できるようにし、流通機構を改善することを目的とした法整備で、今日までに22の生産者組合が組織されたことを明らかにした。ギュチルは「(法整備は)このように生産者が集まってより質 全文をよむ

2005-05-15 トルコの対中国貿易赤字(Milliyet紙) (Milliyet紙)

中国は年始以来割り当ての廃止によって、特に既製服と織物においてトルコの国際市場を狭める原因となっているが、その中国のトルコへの輸出も、この年の1月から3月までの3ヶ月間で50%近く増えた。一方トルコから中国への輸出は40%近く減った。    ANKAの海外貿易研究所のデータによると、中国がトルコに輸出した率の増加と、トルコの中国への輸出における38.3%の減少の2つの理由によって、中国に対する海外貿易赤字が68,9%の増加を記録した。     全文をよむ

2005-05-14 トルコの3銀行が南アジア地域の優良銀行に(milliyet紙) (Milliyet紙)

南アジアで最も優良で、最も高利益で、最大の銀行の番付に三行のトルコの銀行が入った。農業銀行が南アジア地区で二番目に大きな利益を出して資産合計では第三位になる一方、アクバンクとイシュ銀行は優良銀行番付において第三位、第五位となった。エマージング マーケット誌の企画による番付において最優良の銀行はスコア形式で表された。一覧表によると、マレーシアが拠点の二行のうちメイバンクが61.3%のスコアで第一位に、パブリックバンクが第二位についた。第三位はというとアクバンクが選ばれた。アクバンクにインド国営銀行 全文をよむ

2005-05-03 インフレーションは想定の範囲内(Milliyet紙) (Milliyet紙)

国家統計局は、今年4月の月間ベースで消費者価格指数が0.71%、生産者価格指数は1.21%の割合で上昇したことを明らかにした。国家統計局の基準率、2003年のデータによると、4月について年間インフレーションの消費者価格指数で8.18%、生産者価格指数では10.17%であった。専門家らは生産者価格指数においては原油価格と対ドル為替レートが、また消費者価格指数においては季節的な影響がみられると指摘している。    この4ヶ月で価格上昇は生産者側で2.18%、消費者価り格で1.55%と算出された。4月 全文をよむ

2005-04-11 エルドアン談話「経済を知っていると思い込んでいる無知な者がいる」(Milliyet紙) (Milliyet紙)

公正発展党(以下AKP)党首で首相のレジェプ・タイイプ・エルドアンは、トルコの経済成長率が9.9%で世界一であることを表明し、「経済を熟知していると思い込んでいる経済オンチがいる。『トルコは債務が多い』と言っている。アメリカや日本も債務が多いが心配や問題はない」と述べた。    エルドアンは、党青年部第一通常部会で行った講演で、トルコが「AKPの開いた地平によって」世界情勢をよく把握し、上手な分析を行って目覚めるに至ったと述べた。国家のあらゆる部署において調和や合意を達成したことが国の信用をさら 全文をよむ