イスラエル軍、ハマース活動家7人を殺害(アル・アハラーム紙)
2006年10月15日付 Al-Ahram 紙

■ イスラエル、ハマース活動家7人をミサイルで殺害
■ ファタハ幹部:「エジプトの介入が必要な状況だ」

2006年10月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 新たなイスラエルによる虐殺が起きた。ガザ地区のジャバリヤ難民キャンプ東地区に侵攻したイスラエル軍を阻止しようとしたパレスチナ人たちに、イスラエルの戦闘機が5発の空対地ミサイルを発射、ハマース軍事部門、イッズッディーン・カッサーム軍団の戦闘員7人が死亡、ほかに18人の負傷者が出た。

 パレスチナ筋の情報によれば、戦闘機による援護を受けたイスラエル軍がキャンプ東地区に陸上侵攻作戦を行い、地区のインフラに甚大な被害を与えてから撤退したという。
(中略)

 一方、ファタハのムハンマド・ホウラーニー報道官は、「ファタハとハマース間の今の状況は膠着しており、両勢力の高官を率直で責任ある対話のテーブルに着かせ、政治・治安・経済問題を話し合わせるために、エジプトのようなアラブの国の介入が必要だ」と語った。


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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:3714 )