米がエジプト、ヨルダン、湾岸諸国の外相と会談、和平プロセス再開に向けたアラブ「穏健派」の支援を希望 (アル・アハラーム紙)
2006年10月03日付 Al-Ahram 紙

■エジプト・アメリカ・ヨルダンと湾岸諸国の外相たちが今日、カイロで地域情勢を論議
■ライス長官:「和平プロセス再開のために米国は地域の穏健派を頼りにしている」
■米政府はサウジアラビアに対し、イラクの安定を支援し、スンナ派に政治プロセスへの参加を促すよう要請

2006年10月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

エジプトと合衆国、ヨルダン、そして湾岸協力会議加盟国の外相たちが、今晩カイロで和平プロセスの再生と中東の地域情勢を論議する会合を開く。

コンドリーザ・ライス米国務長官は本日午後カイロに到着し、一日の滞在の中でホスニー・ムバーラク大統領とオマル・スレイマーン情報長官、アブルゲイト外相と会談する予定。

ライス国務長官は各外相とイフタール(断食明けの食事)の席で会談し、その後エジプトとUAEの外相、さらにはアブドゥッラフマーン・アル=アティーヤ湾岸諸国会議事務総長とともに午後7時半からの記者会見に出席する。

ライス国務長官は昨日、中東歴訪の始めにサウジアラビア王国を訪れ、カイロの後はイスラエルとパレスチナを訪問し、この外遊を締めくくる。

中東歴訪最初の訪問地、サウジアラビアに向かう機内で昨日ライス長官は記者たちに対し、アラブ-イスラエル間の和平プロセスを再開させるためにアメリカは、エジプト、ヨルダン、湾岸諸国会議加盟国からなるアラブ穏健派の同盟者たちに新たな枠組みを望んでいると明言した。

(後略)


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( 翻訳者:玉井葉子 )
( 記事ID:3728 )