祖国党(ANAP)、イスタンブル県本部ビルを売却(Milliyet紙)
2006年10月19日付 Milliyet 紙

 祖国党(ANAP)は、イスタンブル県本部があるビルを売却し、銀行に約40億YTL(新トルコリラ、約3200億円)の借金を返済した。同党は資金的な問題から、アンカラにある党総本部の建物さえ一時売却しようとしたことがある。

 国の予算から80億YTL(約6400億円)の補助金を受けている祖国党は、経費節減のためイスタンブル県本部ビルを売却することになった。祖国党が1983年以来利用してきたベイオール区にある5階建てのビルは、先日、約300万USドルでガランティ銀行に売却された。

 祖国党イスタンブル県連は、エセンテペにある旧ケント銀行の建物を237万5千ドルで買い取った。祖国党県連代表のムラト・アクデニズ氏は、ベイオールにあった県本部ビルは(5階のうち)2階分がガランティ銀行のものだったと明らかにし、「すでに手狭だったのです。」と述べた。



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( 翻訳者:佐藤淳也 )
( 記事ID:3739 )