アイススケート場でメヴレヴィー旋舞!―ガレリア・ショッピングモールのラマザン行事(Milliyet紙)
2006年10月01日付 Milliyet 紙

ガレリア・ショッピングセンターで開かれている催しでは、ベヤジト・モスクのムアッズィン(注)によるアザーンとともにイフタール(断食明けの食事)が始まる。また、アイスリンクの上での旋舞も披露されている。

イスタンブルのアタキョイにあるガレリア・ショッピングセンターでは、ラマザン月の週末に特別な催しがおこなわれている。アイスリンク上に設置された舞台では、イスラム神秘主義の音楽や旋舞が披露されている。断食中の人々は、センター内で生のアザーンとともにイフタールの食事を始めることができる。

■どこも満席
ガレリア・ショッピングセンターはラマザン月の間、買い物客のためにユニークな企画を催している。メヴラーナ教育文化協会が主催するこの催しは、イフタールの30分前に開始される。まず初めにガラタのメヴレヴィー教団員による神秘主義音楽の演奏。 ネイ(竪笛)、カーヌーン(琴の一種)、ウード(琵琶の一種)、クデュム(一対の釜太鼓)、タンブール(長竿のリュート)で構成された楽団に四人のボーカルが加わり、コンサートを行う。イフタールの時間が近づくにつれ、レストランフロアでは次々に席が埋まっていく。

■所要1時間半
ベヤジト・モスクのムアッズィンであるムラト・タシュテキンが舞台の中央でアザーンを詠み、断食が明ける。
ショッピングセンター内にあるアイスリンク上の舞台での催しは、6人の旋舞者、1人の施舞者頭、1人の導師の総勢8人のチームによって行われ、所要時間はおよそ1時間半。

(注) 礼拝の呼びかけを唱える者。


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( 翻訳者:湯澤 芙美 )
( 記事ID:3612 )