ラジオ・テレビ高等機構、フランス映画放映自粛を促す(Milliyet紙)
2006年10月20日付 Milliyet 紙

ラジオ・テレビ高等機構 (RTÜK)は、ラジオならびにテレビ局に対し、フランス製作の番組・映画等を放送しないことが望ましいと発表した。ラジオ・テレビ高等機構が出した声明文書は次のとおり。

「アルメニア人虐殺を否定する者の処罰を盛り込んだ法案は、トルコ人の歴史に対して非常に不当なものである。この法案が完全に議題から取り除かれない限り、トルコで放送を行うラジオならびにテレビ局がフランス製作の番組・映画等を放映しないことが望ましいと満場一致で決められた。」

ラジオ・テレビ高等機構のシャーバン・セヴィンチ氏は、フランス製作の番組や映画がマーケットの10%を占めることを強調し、次のように続けた。「トルコの映画市場でフランス映画は、アメリカ、トルコ映画についで3番目に位置している。ラジオ・テレビ高等機構の決定が、フランス映画業界にて小さくはあるが声があがることを、そして彼らが「私達はなんてことをしたのだろう。」と考え始めることを期待している。」


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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:3747 )