国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)参加のトルコ兵、出発式典 -誇りをもって見送り
2006年10月20日付 Hurriyet 紙
国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)に参加するトルコ部隊はメルスィン港で行われた出発式典で見送られた。
地中海地方駐屯本部で行われた式典には、メルスィン県のヒュセイン・アクソイ知事、共和人民党のマジット・オズジャン市長、地中海地方駐屯本部のヴェイセル・キョセレ准将、そして士官やレバノンに駐留する兵士の家族らが参加した。司令官の演説が終わると、工兵部隊の兵士95名が「TCGイスケンデルン号」に乗船した。
トルコ人部隊のレバノン到着で、護衛警備艦隊コモドロに属する工兵部隊の民間人24名含む全261名が国連レバノン暫定駐留軍に到着したことになる。その他の人員は、先遣隊をレバノンに運んだTCGセルダル号とともに、今日ベイルート港に到着予定だ。TCGセルダル号は、装輪装甲車46台、装甲車4台、作業機材13台も輸送している。TCGバフラ号ならびにTCGベイコズ号といったコルベット艦がこれらの船を護衛する予定だ。
■無事を祈る
船がメルスィン港を離れると、兵士の近親者らは涙をこらえることが出来なかった。手に持ったトルコ国旗を振る人々は、「何事も起こりませんように。無事帰ってくることを願っています。」と言った。
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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:3749 )