イスタンブルの博物館収入の9割はトプカプ宮殿とアヤソフィアの両博物館から(Radikal紙)
2006年10月28日付 Radikal 紙
イスタンブルの世界的に有名な2つの博物館は、来館者の嵐に見舞われ、かつ「お金を稼ぎ出している」。トプカプ宮殿とアヤソフィア博物館には9ヶ月間で263万人の来館者が訪れ、1460万YTL(新トルコリラ)(約11億8660万円)が支払われた。
イスタンブル県文化観光局のデータによると、街に11箇所ある博物館を、今年9ヶ月間でおよそ300万人が訪れている。トプカプ宮殿は138万人が訪れ最も気に入られた博物館となり、アヤソフィア博物館はおよそ125万人の来館者を集めてこれに続いた。他の9つの博物館の総来館者数は、およそ40万人であった。いずれにせよ来館者の大多数をひきつけたこの2つの博物館のうち、トプカプ宮殿は来館者からおよそ820万YTL(約6億6644万円)の収入を得て、アヤソフィア博物館には合計640万YTL(約5億2015万円)の入場料が支払われている。
総額1620万YTL
この間、イスタンブルにある11箇所の博物館を訪れた人々から、今年の9ヶ月間で、1620万YTL(約13億1664万円)の収入が得られた。このうち、90.5%はトプカプ宮殿(50.7%)とアヤソフィア博物館(39.8%)によるものであり、4.3%はカーリエ博物館、2.1%は考古学博物館、1.5%はトルコ・イスラーム美術博物館、そして1.6%は他の博物館で得られた。
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( 翻訳者:林 奈緒子 )
( 記事ID:3801 )