エルバカン元首相、健在ぶりをアピール(Milliyet紙)
2006年10月29日付 Milliyet 紙
至福党党首のレジャイ・クタンが議長を務めた、経済・社会研究センター主催の「国際国民の視座シンポジウム」は、ネジメッティン・エルバカン元首相が参加して始まった。シンポジウムでは、クタンがマスコミに公開して語った一方、エルバカンはマスコミを閉め出して語った。
デデマン・ホテルで行われたシンポジウムには、アフガニスタンのブルハーヌッディーン・ラバニ元共和国大統領、モロッコの公正発展党党首のサアデッディーン・オスマーニ、マレーシアのイスラム党党首のハーディー・アワンなど非常に多くの国から参加者があった。エルバカンがサロンに入ると、拍手と「イスラム戦士エルバカン」というスローガンで迎えられた。
コーランの章句が詠み上げられ始まったシンポジウムの開会で、クタンは、このシンポジウムの狙いは、地球上で虐げられている50億人の人びとに新たな世界を作る計画、「国家観文明プロジェクト」を提示することだ、と語った。
開会の辞の後にエルバカンがスピーチを行ったが、サロンにいた記者たちはその前に退室させられた。
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( 翻訳者:丹羽貴弥 )
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