レバノン派遣のトルコ兵は600~700人
2006年10月06日付 Yeni Safak 紙
ナームク・タン外務省広報官は定例記者会見で質問に答え、トルコ軍がレバノンに派兵を始めたとの報道を概ね事実と述べた。
タン外務省広報官は、国連レバノン暫定軍で海軍部隊の任務につくため、ガズィアンテプのフリゲート艦が今日(10/6)アクサズ基地からレバノンに出発すると話した。また、陸軍部隊で任務を遂行する一隊が、来週メルスィン港およびアクサズ基地からレバノンに2回に分けて派遣される計画があることも明らかにした。
同広報官は、この問題に関する活動は続行中であると述べた上で、先週までの間にトルコ代表団が国連の側でこの件の詳細について、ニューヨークで最終的な打ち合わせを行ったことも明らかにした。
■700名規模のトルコ軍をレバノンに
レバノンに派兵されるトルコ兵の総数は決まっているのかという質問に対し、タン外務省広報官は「現時点でわかっている兵士の数は、次の通りだ。あなた方に最終的な数字を伝えることは今はできないが、270名ほどの兵士がレバノンで任務にあたることになっている。これには船員や船で働く兵士は含まれていない。彼らも含めれば、約600もしくは700ほどの兵士がレバノンで任務につくことになる」と話した。
トルコ兵がレバノンで任務に当たる地域は決定しているのかとの質問に対しては、「決定しているといえる。壁の近くのバクブクという地域だ。この件については近いうちにさらに詳しい形であなた方にお話できるだろう。」と話した。
レバノンに派兵されるトルコ軍兵士の出費は、トルコと国連どちらが支払うのかという質問に対しては、次のように話した。
「今回のような活動では、派兵される軍のすべての支出は国連によって支払われ、今回も同様である。最近は異なった形で報道がなされているが、これは事実に基づいていない。」
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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:3644 )