EU委員会副委員長、EUの対トルコ施策を批判(YeniSafak紙)
2006年10月08日付 Yeni Safak 紙

EU委員会副委員長ギュンター・フェアホイゲンは、EUの対トルコ政策を強く批判した。フェアホイゲンは、本日発行されるビルト・アム・ゾンターク紙で次のようにコメントしている。「ヨーロッパはトルコに対して後ろ向きな姿勢しかみせていない。我々は、トルコの変革に目を向けようとせず、トルコの弱点だけを気にかけている。我々の望む改革実施に関し、トルコが無関心なのはこのためだ」 フェアホイゲンは、改革に対するトルコの無関心が、ヨーロッパにおけるトルコの改革成功否定論を形成していると強調し、「これは、結果として、世界政治の観点から崩壊にいきつく不毛な悪循環である」という表現を用いた。フェアホイゲンは、EUがトルコに新たな条件を出すべきでないと語った。


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( 翻訳者:井上さやか )
( 記事ID:3659 )