Bekoブランド、クロアチア市場で25パーセントのシェア獲得を目標に (Yeni Safak紙)
2006年10月09日付 Yeni Safak 紙
海外での市場拡大戦略を実施しているアルチェリキのギュンドゥズ・オズデミル社長は、クロアチア市場で3年以内に25%のシェア獲得を目標としているのを明らかにした。
アルチェリキのアカ・ギュンドゥズ・オズデミル社長は、海外での市場拡大戦略において、旧ユーゴスラビア諸国のセルビア、ボスニアに次いで最後にクロアチア市場進出を果たし、3年以内に25%シェアを獲得するという目標を明らかにした。
オズデミル氏は、今年販売・マーケティング活動を始めた首都のザグレブで、クロアチアのBekoの代理店となっているE-Plusの幹部やバイヤーと面会し、Bekoブランドの製品が世界平均で2秒に1つの割合で売れていて、今まで2億5千万人の消費者の手に届いた、と述べた。
■25%のシェア獲得を目標に戦略構築
オズデミル氏は、Bekoブランドが2007年にクロアチア市場で10%のシェア獲得を目標とするとし、来年セルビア、スロベニア、ボスニア、マケドニア、クロアチアを含む地域での年間振替決済額の目標は8千万ユーロ(約119億7644万円)であることを明らかにした。同氏は、ある記者の質問に答えて、「クロアチアでの我々のシェアを3年以内に25%に上げるのを目標にしています。戦略もそれに沿って練っています」と述べた。
■どんなメーカーとでも競い合える
オズデミル氏は、アルチェリキはコチグループの中でも牽引車的会社であり、共同研究への投資のおかげで同社が300以上の特許を獲得できたことを強調した。同氏は、同社の今年の振替決済額が昨年の数字を上回るであろうとし、2006年末に36億ユーロ(約5389億9399万円)になるのを期待している、と述べた。
アカ・ギュンドゥズ・オズデミル氏は、ヨーロッパでの競争相手に関する質問に対して、各国で多種多様のメーカーと競争しており、またヨーロッパでほぼすべてのメーカーを競争相手とみている、と述べた。同氏は、「同業部門で成功しているメーカーは、我々の競争相手です。というのも、最優良企業に合わせて自分たちの立ち位置を決めることは、我々の戦略ですから」と述べた。
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( 翻訳者:田辺朋子 )
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