ゲーム機に内蔵された複雑な技術のため、生産に問題が発生し、延期の対象となっていたプレイステーション３がついに発売された。第１弾として、日本で１０万台が市場に出されたゲーム機は多くの販売店で発売初日に完売となったことが報じられている。消費者の多くは長蛇の列のために、店舗が開店する前に自宅に帰るはめになった。

ソニーは以前、生産に問題が起こったため、プレイステーション３を限定数で発売することを発表していた。日本で１０万台のゲーム機を市場に投入したソニーは、１１月１７日、北米で４０万台を市場に流す予定だ。ソニーが２０００年に発表した前ゲーム機プレイステーション２は、日本では販売開始３日でおよそ１００万台が売れた。

プレイステーション３は、２０GBもしくは６０GBのハードディスクを搭載した２種類が発売されている。より高額な６０GB搭載モデルが基本モデルと比較してもっとも大きく異なる点は、Wi-Fi機能によりワイヤレスLANに接続可能なこと。両モデルともにワイヤレス・コントローラが付属しており、新世代DVDフォーマットのひとつであるブルーレイディスクROMが装備されている。ソニーは、プレイステーション３の所有者が、インターネット上でゲームをできるようにするプレイステーション・ネットワーク・プラットフォームに無償でアクセスできるようにしている。

プレイステーション３は欧州では２００７年３月に発売予定。


Tweet

現地の新聞はこちらから

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:栗林尚美 ）
（ 記事ID:3893 )