大統領、就任後4度目の記者会見:「今年中に核技術獲得のセレモニーを開催」 ハムシャフリー
2006年11月14日付 Hamshahri 紙
2006年11月14日付ハムシャフリー
【ハムシャフリー・オンライン】マフムード・アフマディーネジャード大統領は今日、政府の経済や措置、マスコミへの批判、アメリカとの関係、同様に合衆国国民に対するメッセージ、イラン核開発計画、そして雇用などの様々な問題について、記者会見した。
ファールス通信によると、アフマディーネジャード大統領の4回目の記者会見は、第9期の政権発足から15ヶ月目にあたる今日 (1385年アーバーン月23日=2006年11月14日火曜日)の午後、国内のマスコミ記者らの出席のもと、大統領府のシャヒード・べヘシュティー・ホールで行われた。
大統領は、この記者会見の冒頭で、国内外の様々な事件や問題を説明し、政府が国民の喜びを追及し、人々に奉仕すべく努力をしていることを強調して、「敬虔で革命を支持する国民により樹立された政府は、国民の原点と固有の性質を代表するものでなければならない」と述べた。
アフマディーネジャード大統領は、最近数ヶ月における政府の対応を振り返り、「第9期政権が発足してからのこの1年3ヵ月の間、核問題が、国家の重要な問題の一つであった。大国のほとんどが、国民の核の利用を妨げるべく、我々に対し足並みを揃えている。」と述べた。
同大統領は、国民の忍耐と聡明さが、イランによる完全な核燃料サイクルの習得の要因であるとし、「時間が、核問題に関わる外交において、イラン国民に有利に働くだろう。イランによる核燃料サイクルの習得を難しいと見ていた人々は、今日、核燃料サイクルを習得したイランとともに歩んでいくことを受け入れた」と発言した。
大統領は、大国による核燃料やエネルギー・サイクルの独占を、他の国々への支配継続のための手段であるとし、次のように述べた。「現段階において、国民の忍耐と強固な意志が、一部の者たちにとって耐え難いものとなっており、今日、イラン国民の辛抱強さが、状況を安定させている。」と付け加えた。
さらに、大統領は、「今年中に、核技術獲得のセレモニーを催したい」と述べた。
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( 翻訳者:藤川 淳 )
( 記事ID:3942 )