イスラエルのベイト・ハヌーンへの攻撃に対しエジプトが強い非難を表明(アル・アハラーム紙)
2006年11月05日付 Al-Ahram 紙

■ エジプトはイスラエルの攻撃を強く非難し、即刻停止を要求
■ ガザにおけるイスラエルの大虐殺の結果、パレスチナ人43人が死亡

2006年11月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

この三日間でパレスチナ人43人の死者を出したガザ地区北部ベイト・ハヌーンへのイスラエルによる攻撃を、エジプト政府は強く非難した。

アフマド・アブルゲイト外相は、ガザ地区およびパレスチナ全域におけるイスラエルの軍事作戦の即刻中止を昨日の公式声明で要求した。

またこの声明でアブルゲイト外相は、イスラエルが「秋の雲」と名付けたこの軍事作戦に対し、エジプトは非常に憤慨していると述べた。

さらに外相は、イスラエルの行きすぎた武力行使とパレスチナ民衆に対する配慮の欠如を非難し、それによってパレスチナ民衆はますます失望し、状況は複雑化し、停戦と政治的解決模索のあらゆる努力が阻害されている、と述べた。

【ガザ:諸通信社】
イスラエル占領軍は、ガザ地区と西岸地区の複数の町において軍事作戦をエスカレートさせた。これにより、さらに8人のパレスチナ人が死亡した。


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( 翻訳者:武渕史 )
( 記事ID:3949 )