断食明けの祭り、初日を迎える(アル・アハラーム紙)
2006年10月25日付 Al-Ahram 紙
■祭りの初日、大勢の人が沿岸部の町や公園に集う
好天に恵まれたこともあり、何千もの市民が公園や行楽地に繰り出し、沿岸部の町の海岸は訪れた人々で埋めつくされた。一方、各県の知事たちは大モスクで断食明けの礼拝を行ったり、病院にいる患者を訪問したり、プレゼントの品やお祭りのクッキーをあげるため孤児院を訪れたりした。
知事の中にはいくつかの公共サービス計画を公表したり、市民へのプレゼントとして低所得者用集合住宅の契約書を分配したり、孤児院の建設を発表したりした者もいた。
さらには祭りの祝辞を述べるために国民および行政や大衆組織の指導層が大勢集まる機会を利用して、市民を悩ませている喫緊の課題へのすばやい解決策を示した知事達もいる。
他方、カイロやギザの公園、あるいはカナーテル・ハイリーヤ〔カイロ郊外の行楽地〕への人出は、特に人々が家族サービスを終えた昼過ぎの時間帯に増え、公園の管理者たちは若者や訪問客をひきつけるため演劇やフェスティバルの開催に努めた。
同じく刑務所の入り口でも普段とは異なる人の出入りがあり、家族の喜びの涙や、祭りの機会に親戚を訪れた面会客との対面の光景が見られた。
気象ニュースでは祭りの二日目となる今日は北部の沿岸部でよい天気となり、エジプト国内の大部分でよい天気となるであろうと伝えた。
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( 翻訳者:平寛多朗 )
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