モロッコで犠牲祭の羊をインターネット販売(サバーフ・ジャディード紙)
2006年01月07日付 al-Sabah al-Jadid 紙
■ モロッコで犠牲祭の羊をインターネット販売
2006年1月7日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)
【ラバト:諸通信社】
犠牲祭の行事を数日後にひかえて、モロッコでは初めて、犠牲の羊をインターネットを通して購入し、受け取ることができるようになった。
このプロジェクトの運営者であるナビール・アル=アラミー氏によれば、「家畜ドットネット」のサイト上で飼育場から直接羊を購入することができる。アラミー氏は経営学の準学士号をもつ31歳のモロッコ人である。
ナビール・アル=アラミー氏は金曜日、「今までに既に70頭の羊を売りました」と述べ、注文に十分対応できるだけの羊がもういないことを指摘した。
そして、「モロッコの人々にとってインターネットを通じての注文は有益です。市場に行く手間をかけたり羊の群れの強烈な臭いをかいだりせずに、職場で注文すれば済むからです」と語った。
アラミー氏はさらに、「お客様は犠牲祭までのあいだ羊を御自宅に置いておく必要はありません。というのも、お客様の指定した日時に合わせて私どもが羊を御自宅までお届けするからです」と語った。
なおモロッコでは、今年の犠牲祭で500万頭強の羊が屠られると予想されている。
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( 翻訳者:「南・西アジア地域言語論(アラブ・メディア翻訳)」1月13日 )
( 記事ID:1715 )