資産家女性連続殺人事件の現場検証 ハムシャフリー紙
2006年01月18日付 Hamshahri 紙

2006年1月18日付ハムシャフリー紙事件面

【事件部】テヘランで3人の資産家女性が連続して殺害された事件で、昨日、テヘラン首都警察第10課の捜査員らによって、事件現場の再現が行われた。

 連続資産家女性殺害事件の容疑者であるアリー・レザーとアァザムの二名は昨日、同警察第10課の刑事らとともに、殺害現場を再現するため現場に姿を見せた。その際、この件を担当するホナルマンド判事の姿はなかった。同判事はこれに関して、「警察は私に知らせずに事件現場の再現を行った。私が同行した上で、日を改めてもう一度必ず、現場の再現を行う」と話した。

 「プジョー206〔*イランの中流層の若者に人気があり、かなりのシェアを誇っている〕を所有し、ジョルダン通り〔テヘランの北部・山の手にある高級住宅街〕に家をもっているような人物が、どうして2千万トマーン(約250万円)の借金のために3人の殺害に及ぶようなことがあるのだろうか」との本紙記者の質問に対して、同判事は「主犯及び共犯の動機は強盗だけだと考えて間違いない」と答えた。

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( 翻訳者:久野華代 )
( 記事ID:1740 )