悪いことをして得た金で犠牲獣を神に捧げることは可能だが・・・(Hurriyet紙)
2006年12月12日付 Hurriyet 紙
宗務庁が運営し、www.diyanet.gov.trというアドレスで閲覧することのできるインターネット・サイトにおいて「犠牲獣」について興味深い情報が配信されている。
同サイトにおいて、意見を紹介するページに寄せられた、「誰が犠牲獣を神にささげるべきなのか」という質問に対して、日常生活における必要経費や必需品、さらには借金を除いた上で80.18グラムの金、またはそれに相当する金銭や物品を所有する者は宗教的には富裕者とみなされ、この者が、神から授かった恩恵に対して感謝を表明し、神の道に献身するしるしとして、犠牲獣をささげるべきであると強調されている。同サイトにおいて、「違法な手段で得られた金で犠牲獣をささげてもいいのか」という質問に対しては「…違法に得たお金で犠牲獣を捧げることは可能である。だが、二度と同じ過ちを犯さないと悔い改める必要がある」という回答がなされていた。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:4106 )