エルドアン首相、夫人のスカーフ問題について語る(Hurriyet紙)
2006年11月30日付 Hurriyet 紙
リガ(ラトヴィア)から帰国する機中でエルドアン首相は、最近報道された世論調査の結果に関連して、「大統領夫人の頭はスカーフで覆われるべきでない」に対する見解を新聞記者たちに尋ねられると、次のように述べた。
「私たちはこの道に妻とともに入りました。アッラーがそのようなことを我々に示されることが決してないようにと願うのですが、一部の人々が『奥さんの頭のスカーフを取りなさい』といって、私たちにアイデンティティーを変えるよう要求してきます。これは政治的アイデンティティーが弱いことを意味しています。私たちはこのような弱点を見せることはできません。私たちは国民をあざむくことはできません。あざむく人間にも、あざむかれる人間にも私たちはなりません。かつて国民の前に出たときの(スカーフをかぶった)姿のまま、現在も同じ姿で私たちはいるのです。
私達が進む道において憲法や法律が命じていることがあれば何であれ、それに従います。」
ケナン・エヴレン第7代大統領は、ある発言のなかで、エミネ・エルドアン夫人の頭のスカーフをとることを議題にしたことがあった。
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( 翻訳者:幸加木 文 )
( 記事ID:4019 )