「エジプトの目的は和平プロセス再開とパレスチナに課せられた国際的孤立の打開」(アル・アハラーム紙)
2006年11月16日付 Al-Ahram 紙
■ 「エジプトの目的は和平プロセスの再開とパレスチナ市民に課せられている国際的孤立の打開にある」
■ エジプト・パレスチナ首脳会談後に大統領府報道官:「ムバーラク大統領の尽力は兵士拉致問題にとどまらず、挙国一致政府樹立の支援にも及んでいる」「停戦と立場の均衡が和平プロセスの正常化につながる」
2006年11月16日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
ムバーラク大統領は昨日のパレスチナのマフムード・アッバース大統領との話し合いにおいて、彼自身もエジプトもアッバース大統領をパレスチナの合法的に選ばれたリーダーと認め、支援していくと強調した。
また大統領府報道官であるスライマーン・アウワード大使は、エジプト・パレスチナ首脳会談後、「ホスニー・ムバーラク大統領およびエジプトの尽力は、イスラエル兵拉致問題をはるかに越え、挙国一致政府樹立へ向けての支援にも及んでおり、それによってパレスチナ人民に課された国際的孤立を破ることができると見ている」と述べた。
さらに同報道官は、「新政府は内外のパレスチナの諸派や諸勢力の様々な立場を代表するべきで、和平プロセスに関して前のハマース政権と同じ立場をとってはならない」と強調した。
(後略)
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( 翻訳者:原田史歩 )
( 記事ID:4021 )