2006年12月17日付ハムシャフリー

【スポーツ部】ゼップ・ブラッターFIFA会長は、イラン・サッカーに対する国際的活動の停止命令が解除されたことを明らかにした。

　国内外の多くのメディアが、このことについて一斉に報じた。これらの報道によれば、FIFAの決定は水曜日、11時間に及ぶ審議の末、アジアカップ決勝の抽選が行われる前に下された。

　ブラッター会長は、「我々はイラン・サッカー協会との合意に達した。このことにより、イランはアジアカップの抽選会に参加することが可能となる。本日月曜日より、イランのサッカーは資格停止状態から脱することになる」と述べた。

　これらの報道によると、イラン・サッカー協会、FIFA、アジア・サッカー連盟の会長であるムハンマド・ブン・ハンマームらの間で行われた協議の結果、最終的な結論に達した模様である。ブラッター会長は横浜で行われたクラブ・ワールドカップの最終戦の前、以下のように述べていた。「あなたたちがFIFAという家族の一員であるなら、FIFAの規約を遵守しなくてはならない。私は、この件で仲介役を務めたムハンマド・ブン・ハンマーム氏にも感謝している」。

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（ 翻訳者:井上貴恵 ）
（ 記事ID:4186 )