イラク研究グループ、ブッシュ大統領に厳しい報告(アル・アハラーム紙)
2006年12月07日付 Al-Ahram 紙
■ ベーカー報告書:「イラクの状況は危険で悪化の一途を辿っている」
■ ブッシュ大統領:「報告書は大変厳しいが、真剣に対処したい」
2006年12月7日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【ワシントン:フダー・タウフィーク、バグダード:ムハンマド・アル=アンワル】
ベーカー=ハミルトン委員会による報告書は、イラクの状況は危険で悪化の一途を辿っており、ジョージ・ブッシュ大統領の前にイラク戦略を転換する容易な選択肢はない、と指摘した。
報告書は2008年初頭に米戦闘部隊のイラクからの撤退を開始し、米軍の任務をイラク軍の訓練に限定するよう求めた。またこのジェームス・ベーカー元国務長官と民主党のリー・ハミルトン元上院議員が共同議長を務めるイラク研究グループの報告書は、イラクで続いている暴力行為を停止させるため、イランやシリアとの話し合いに入ることを進言している。
(後略)
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( 翻訳者:原田史歩 )
( 記事ID:4192 )