エルドアン首相、発言を修正:大統領選出は国会議員以外からも(Hurriyet紙)
2006年12月23日付 Hurriyet 紙

今日まで「大統領を、自分たちの中から、この国会が選ぶだろう」と述べていたエルドアン首相は、初めて「国会議員以外からも大統領になりうる」と発言を修正した。

昨晩(22日)ATVで放送されたTeke Tekという番組でファーティフ・アルタイル氏の質問に答えたエルドアン首相は、大統領選挙に関しても自身の考えを述べた。アルタイルの「党が多くの候補者をたてる可能性はありますか」との質問に、エルドアン首相は次のように答えた。

「可能性はあるでしょう。党が選ばない候補者、つまり、国会議員全員は(候補になる)可能性があります。議会以外からでも候補者になり得ます。その場合は、議会から3分の1の支持を得ればよいでしょう。国会議員が候補者になれば、それはより幸運なことです」

■何と言っていた?

エルドアン首相は、新聞やテレビ局各社の在アンカラ代表と2006年11月8日に一堂に会し、大統領選挙に関する見解を述べた。首相は、「この議会は、自分たちの中から大統領を選出するでしょう。もしこの議会が、選出を成し遂げられなければ、これはまさに政治的不能です。誰が議会をこんな救いようのない状態に放置しておくというのでしょうか(いや、放置できるはずはないのです)」と述べていた。




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( 翻訳者:古瀬由加里 )
( 記事ID:4197 )