ムバーラク大統領、第38回カイロ国際ブックフェアを視察(アル・アハラーム紙)
2006年01月18日付 Al-Ahram 紙

■ ムバーラク大統領、第38回カイロ国際ブックフェアを視察

2006年01月18日付 アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、ナセルシティの国際展示場で行われる第38回カイロ国際ブックフェアの開会式に臨んだ。ブックフェアはエジプト総合書籍機構(GEBO)によって主催され、エジプトに加えてアラブ諸国や海外32カ国を代表する出版社が、昨年より108社増えて623社参加する。

  ムバーラク大統領は展示場に午前11時15分頃到着し、アフマド・ナズィーフ首相とファールーク・ホスニー文化相および多数の大臣らによって迎えられた。大統領はおよそ1時間かけて行われた視察のはじめに、GEBO総裁のナーセル・アル=アンサーリー氏による説明に耳を傾け、その中で同総裁は出版社と参加国数の増加は今年の展示会で実現された大きな刷新の結果であると指摘した。
  ムバーラク大統領はGEBOのブースから視察をはじめ、今年の名誉ゲストの栄誉を受けたドイツのブース、続いてアラブ諸国や海外のブースを訪れた。ムバーラク大統領はアル・アハラーム社のブースも訪れ、サラーフ・アル=ガムリー取締役と、ウサーマ・サラーヤ編集長が彼を迎えた。またアハラーム通信社のハーニー・タラバ配信ジェネラルマネージャーが大統領にアハラーム出版物の新刊書から何冊かを献上した。
  また大統領は総合情報局のブースを訪れた際、アナス・アル=ファキー情報相から、明後日開会されるサッカーのアフリカ選手権の取材準備についての説明を受けた。

一方、GEBOのアンサーリー総裁は、展示会は来月2月3日まで開かれ、本日の入場は専門家や関係者および出版・情報部門の職員に限られるが、明日からは午前10時から午後7時まで一般に公開されると発表した。


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( 翻訳者:岡本亜有子 )
( 記事ID:1761 )