ピカソ展で首相:進歩や変化を積極的に受け入れる姿勢に学びたい(Milliyet紙)
2006年01月22日付 Milliyet 紙
レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、昨日エミネ夫人とともにサバンジュ美術館で開催中の「ピカソ in イスタンブル」展に足を運んだ。夫妻は入り口でサバンジュ・ホールディングのギュレル・サバンジュ代表に迎えられ、美術館長からピカソの作品の説明を受けた。この展覧会に、これまでに10万人以上の美術ファンが訪れたことに触れながら、首相は以下のように話した。
■「心から尊敬する」
「ピカソは、常に発展し、変化し続ける時代を代表する存在だった。彼のすべての作品からこのことが伺える。作品を鑑賞するときには、発展とは何で、変化とは何かよく考えてみる必要がある。そのことから何か得ることが大切だ。ピカソはいつまでも最初のままでいるのではなく、常に世界の進歩と変化についていくことで絵の才能を開花させた手本となった。彼のことを心から尊敬する」。
また、101人目の入場者であるチャータイ夫妻にエルドアン夫妻から花束と展覧会のカタログが贈られた。チャータイ氏は「このような価値のある展覧会に来ることができ、しかもエルドアン首相と一緒に観ることができてとても嬉しいです」と話した。
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( 翻訳者:湯澤 芙美 )
( 記事ID:1763 )