トルコはEUのお荷物ではない -チチェキ政府報道官語る(Radikal紙)
2006年12月05日付 Radikal 紙
法務相兼政府報道官のジェミル・チチェキ氏は、「トルコはEUの荷物ではない、数多の恩恵を生む国である」と述べた。
昨日(4日)の閣議の後の会見においてチチェキ氏は、「トルコの港を(南)キプロス側に開放しなければ、8項目における交渉が開始されないこと」を提示した欧州委員会の勧告に対し、「客観的、公正ではなく、認められるものではないこと」を述べた。
チチェキ氏は、EUに加盟を果たした、または加盟しうる諸国より、多くの分野でトルコは進んでいると主張し、委員会の勧告がより厳しくなるよう提案したドイツのメルケル首相の発言に対し、次のように述べた。
「勧告の内容が厳しくなったのは、我々自身に起因すること以上に、(EU)内部の消化能力またはその他の理由でありうる。トルコはEUの重荷となる国でない。数多の恩恵を生む国である。欧州はトルコの重要性に対する評価を吟味せねばならない。トルコはEUを強力とするのだ。」
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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:4063 )