エルバカン元首相の恩赦、国会法務委員会で審議(Hürriyet紙)
2006年01月28日付 Hurriyet 紙

解散を余儀なくされた福祉党の最後の党首、ネジメッティン・エルバカン氏が刑を自宅で務められるようにする法案が、2月1日水曜日にトルコ大国民議会の法務委員会で審議される予定だ。

法案は、一週間以内に成立する見込みだ。公正発展党(AKP)グループ長のサドゥッラフ・エルギン氏による法案は、「国民に対する賠償金支払いが法律で保証されることを条件に」、エルバカン福祉党(RP)元党首が自宅で刑を受けることを可能にしている。この法案によって、刑罰・治安措置の執行に関する法律第110条は以下のように変更された。

「判決の対象となった犯罪から生じた損害の返却、または犯罪以前の状態に修復する、または賠償金を支払うかたちで損害補償するという責任を法的に果たすことを条件に、
・女性もしくは66歳以上の人に宣告された6ヶ月間
・71歳以上の人に宣告された1年間
・76歳以上の人に宣告された3年間
・81歳以上の人に宣告された4年間
もしくはより短期間の禁固刑を自宅で務められるように、判決を下した裁判所、または被告が管轄外の場所に位置しているのならば、現在の場所にある同等の裁判所が決定を下すことができる。」


■賠償金は取り消されない

法案には、国民に対する賠償金の支払い責任については、いかなる変更も行わないことが明言された。


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( 翻訳者:藤巻 晋也 )
( 記事ID:1789 )