アフリカ選手権のグループ予選が大詰め(アル・アハラーム紙)
2006年01月29日付 Al-Ahram 紙
■今日、カイロ・スタジアムでカメルーン-コンゴ戦、軍事大学スタジアムでトーゴ-アンゴラ戦
■エジプト-コートジボワール戦を大勢のファンが観戦
■八強進出をかけ、白熱の戦い
2006年01月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
アフリカ選手権の八強入りをかけた戦いの中、グループ1の第一回戦を締めくくるエジプト-コートジボワール戦が行われ、大勢のファンが観戦した。数千人のエジプト代表チームのサポーターが国旗を手に早い時間からスタジアムへと向かい、試合は歓声と興奮に包まれた。試合では、エジプト代表のイマード・ムトゥイブが前半開始後7分に得点した。同じ時間に軍事大学スタジアムではモロッコ-リビア戦も行われた。
エジプトは勝ち点4でグループ1の2位につけており、モロッコとリビアに勝ったコート・ジボワールが勝ち点6で同グループの首位に立った。エジプトはこれまでにリビアに勝ち、モロッコと引き分けていた。グループ第3位のモロッコが八強入りするためにはリビアに大勝し、さらにエジプトがコート・ジボワールに負けることが必要になる。
エジプト代表はグループ首位で勝ち抜くためにコートジボワールに勝つことを目指しているが、引き分けでも八強に進むことができる。
今日の午後7時からはグループ2の第3戦にあたる2試合が同時に行われ、勝ち点6ですでに八強進出の切符を手にしているカメルーンが勝ち点5でグループ2位のコンゴ民主共和国と戦う。両代表がカイロ・スタジアムで試合をするのはこれが初めてとなる。
もう一つの試合はアンゴラ-トーゴ戦で、軍事大学スタジアムで行われる。両チームは2006年ワールドカップ・ドイツ大会への出場を決めているにもかかわらず予選で敗退した事で、世界的に大きな意味を持つワールドカップへの名誉あるアフリカ代表としての資質に疑問を持たれている。
一方、報道によれば、現在エジプトで開催されているアフリカ・ネーションズカップは世界的に大きな注目を集めており、特にインターネット上の検索エンジンでは、アラビア語で7万件、英語では400万件がヒットする。
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( 翻訳者:村山誓一 )
( 記事ID:1806 )