2006年1月2日付ハムシャフリー紙
テヘランには200万人のバイク使用者がいる。そして、1日に切られる罰金用の違反キップの約30%が、バイク使用者の交通違反に関わるものとなっている。
ホセイン・サージェディーニヤー司令官は、「イランは世界的にも、バイク使用者が多い国である。しかし残念なことに、バイクを使用する側が法を遵守せず、またメディアも正しい描写をしてこなかったことによって、バイクを使用する際の正しいマナーが今日まで社会に根付いてこなかったことは事実である」、と指摘する。
同司令官は、その上で「多くの刑事ものの映画やテレビ・ドラマで、バイク使用者は法違反者、強盗といった役を担っているおり、このことが、世間一般がバイクに対してある種の悪印象を抱く原因となっている。さらに悪いことに、バイク使用者はこのような映像の影響で、自身が安全問題の遵守を義務づけられた存在であることを認識していない」、と強調した。
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( 翻訳者:大石容子 )
( 記事ID:1636 )