イスタンブルではクルバン・バイラム(犠牲祭)準備がピークに(Milliyet紙)
2006年01月09日付 Milliyet 紙

クルバン・バイラム(犠牲祭)を明日に控え、家畜売り場は活況を呈している。市から借りた土地で約10日間家畜と一緒に過ごす売り手は、売れ行きに満足している。

「まるでホテル」のような立派な設備で知られるバイラムパシャのクルバン・プラザ(家畜市場)で家畜を売っている人は、施設の快適さを口にする一方、屋外のテントの売り手は寒さや足下の悪さ、不衛生さに不満を漏らしている。しかし多くの売り手は家畜の売れ行きがよく、残っているのは数頭だけだと話す。
売り手の中には、販売促進に熱心な人もいて人目を引いていた。エルズルムから来たサドゥク・テキン氏は牛を一頭買った人に若い去勢牛を贈っている。またスィヴァスから来た売り手は家畜を買った人にナイフをプレゼントしている。

■夢はバーテンダー
トカトから来た羊飼い、マフムト・ギュネシュ氏(23)の夢は、バーテンダーになることだ... 彼は「橋を渡る時に、ボスフォラス海峡を見た。ベイオールにすごく興味がある。あそこでバーテンダーをやりたいんだ」と語った。

■雄牛が逃亡
毎年、犠牲祭の恒例となった「運命に逆らう家畜」の光景は、今年も見られた。シャンルウルファで飼い主の元から逃げ出した雄牛は、長時間の格闘の末、ガソリンスタンドに追いつめられたあと頭から袋をかぶせられて捕らえられた。

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( 翻訳者:坂 泉穂 )
( 記事ID:1677 )