小泉総理アンカラへ 日本首相のトルコ訪問は15年ぶり(Hurriyet紙)
2006年01月09日付 Hurriyet 紙
日本の小泉純一郎首相は、日本の首相として15年ぶりにトルコを訪問し、今夜アンカラに到着する。
イスラエルのアリエル・シャロン首相の入院によって、パレスチナとイスラエルへの訪問を取り消した小泉首相のアンカラ訪問では、二国間の経済関係が主な話題となる見込み。小泉首相は、二国間関係の新たなページを開くだろうと期待されている今回の訪問で、経済に関する書類を携えてアンカラを訪れる。会談でトルコ政府は、トルコ側の輸入超過となっている不均衡な貿易関係に言及することが明らかになった。
■日本からの投資に期待
エルドアン首相も小泉首相との会談で、トルコに対する外国人投資家の投資推奨策について説明し、より多くの日本人投資家がトルコに投資するよう要請することが期待されている。さらに小泉首相の訪問では、復興と人道的支援のため日本から550人の自衛隊員が派遣されているイラクと、経済的利益のために両国が進める中東和平プロセスも、重要な協議事項となるだろう。小泉首相は、水曜日にアンカラのアナトリア文明博物館と日本観光協会を訪問し、その後イスタンブルの歴史的観光地を訪れる予定である。
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( 翻訳者:岩根 匡宏 )
( 記事ID:1678 )