ソラナEU共通外交・安全保障上級代表が明日カイロを訪問(アル・アハラーム紙)
2006年02月13日付 Al-Ahram 紙

■ ムバーラク大統領、中東地域における最新情勢をソラナ上級代表と協議

2006年02月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

ホスニー・ムバーラク大統領は明日、ソラナEU共通外交・安全保障上級代表を迎え地域の最新情勢、特にパレスチナ立法評議会選挙におけるイスラーム抵抗運動「ハマース」勝利後の和平プロセスの将来に関連する事柄を論議する予定である。

またソラナ上級代表は、アフマド・アブルゲイト外相とアラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長の両者およびアズハル大学のムハンマド・サイイド・タンターウィー総長と会合、ヨーロッパの幾つかの新聞や雑誌での預言者ムハンマド(彼に神の祈りと平和のあらんことを)の風刺画掲載の反響と、それによって生じた幾つかのデンマークの外交施設に対するデモ隊による暴力行為という事態を論議する。

 ソラナ上級代表のカイロ訪問は、サウジアラビア、ヨルダン、パレスチナ、イスラエルも訪れる歴訪の一環として行われ、その歴訪を通して対話の深化、友好関係の回復、ヨーロッパとイスラーム世界相互の尊重を呼びかける。


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( 翻訳者:杉原みどり )
( 記事ID:1958 )