サウジで石油精製プラントにテロ攻撃(アル・アハラーム紙)
2006年02月25日付 Al-Ahram 紙
■ サウジアラビア、世界最大の油田地帯で石油プラントへのテロ攻撃を阻止
■ 銃撃戦で実行犯4人が死亡、サウジ治安部隊の2名が負傷
2006年02月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【リヤド-サーリフ・ハイリー、諸通信社】
昨日、サウジ治安部隊は、同国東部のアブカイク地域にある石油精製プラントを狙ったテロ攻撃を阻止した。同地域にはサウジ、そして世界でも最大級の油田と石油精製プラントがある。
サウジ治安情報筋によれば、実行犯は爆発物を搭載した2台の車を使用して、石油精製プラントへの突入を試みたが、同地域に配備されていたサウジ国家防衛隊員および、サウジ政府とプラント所有者に雇われたアラムコ社警備員によって阻止された。
治安部隊と実行犯の間で銃撃戦となり、実行犯4名が死亡、サウジ治安要員2名が重傷を負った。また使用された2台の車にはアラムコ社のマークがつけられており、うち一台はプラントの入口で爆発し、もう一台は突入後、数メートルの地点で爆発した。情報筋は、テロ作戦の実行者は、「サウジアラビアのアル=カーイダ」のメンバーである可能性が高いとしている。
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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:1968 )