米・イラク軍、サーマッラーで掃討作戦(アル・アハラーム紙)
2006年03月18日付 Al-Ahram 紙
■ 米、イラク情勢をめぐってイランと協議
■ サーマッラーの武装勢力に対し、掃討作戦続行中
2006年03月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【バグダード、シドニー-諸通信社】
昨日アメリカ合衆国は、イランとの協議はイラク問題だけに限定されることをあらためて確認した。同じ頃、バグダードの北部サーマッラー地域にある武装勢力の拠点を根絶するべく、アメリカ軍・イラク軍の1500名の兵士が参加した掃討作戦が続けられた。イラク・アメリカ双方の責任者は、作戦によって、爆発物とカチューシャ・ロケットを含む武器の隠し場所が発見されたほか、暴力行為への関与が疑われる50名が拘束されたことを確認した。
イラク内務省の報道参事官ムハンマド・アル=アスカリー氏は、ファッルージャ侵攻以来、同種のものとしては最大となるこの軍事作戦に参加したイラク軍は、当該地域に武装勢力メンバーが存在するという情報を得ており、その一部はジャーナリストの暗殺や自動車爆弾の製造所建設のスペシャリストであると強調した。(後略)
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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:2079 )